フェースのディレクションチェンジ④(テークバック~トップオブスイング編)
ゴルフが大好きで、欧米のゴルフの試合をテレビでよく観戦する人はこう思わないでしょうか?スイングがテークバックから速すぎて訳がわからない、、😢実際に私の研究テーマが日本人プロゴルファーが欧米で活躍するにはどういう要素が必要なのか?なのですが、この速すぎるテークバックの秘密が、、フェースのディレクションチェンジをテークバックの早い段階で行われているということなのです。あえて早くすることで、安定したスイングのリズムを作ると共に、スイングな緩みや振り遅れを防げるようになるのです。分かりやすく言うと、逆にフェースの向きを保ったまま丁寧にゆっくりテークバックしても、結局はフェースがトップオブスイングにかけてどこかでひっくり返らなければいけないので、ひっくり返すポイントが分からなくなる要素ができてしまうので、早い段階でフェースのディレクションチェンジを行うとスイングが早くなってしまうのです。また、フェースのディレクションチェンジが上手にできるとスイングのダウンスイングで、左肩から左広背筋、右肩、腹筋、お尻、足の筋肉を綺麗に伸張反射させることができ(筋肉を瞬間的に引っ張ると、縮もうとすることで筋肉がバネのようになる反射)とても大きなエネルギーを生むことができます。最近、リッキーファウラー選手、ジャスティントーマス選手の体重が68キロから66キロと日本人選手よりも軽いのにかかわらず、平均飛距離を310ヤード近く飛ばしていることが体格ではなく、体の使い方の技術で飛ばしているということを物語っています。日本人選手と欧米選手の差は体格であるとはいえないと私は考えています。ーー続くーー
2018年06月01日 20:17