2018年全英オープン最終日
今回の全英オープンが開催された、カーヌスティゴルフリンクスは緻密なコース戦略が必要でした。優勝したフランチェスコ モリナリ選手はイタリア国籍で身長172センチ 体重72キロ なのですが、体格が日本人選手の平均と同じか、やや小柄なのにも関わらず結果を出すことができました。
日本では体格が小さいので結果を出すことは難しいとされてきましたが、その分析は間違えていたというこですね。ゴルフというのは、プレーの戦略、間の取り方、リズム、そしてメンタルコントロールのスポーツであるとともに、3メーターから10メーターのパターをクリエイティブにネジ込んでいく感性がもとめられるというスポーツです。もちろんある程度のスイング技術は大前提なのは言うまでもありませんが、年間を通して縦の距離、横の距離を正確にもとめられるコースで揉まれながら総合的な実力をつけることが必要です。
ただ、一年間の遠征費は1億円にもなるといわれており、日本人プレーヤーは日本で稼いだ賞金をはたいて夢をつかまなくてはいけないという厳しい現実があります。アメリカ、ヨーロッパの名門大学は学費だけでも年間1千万円なのに、学生としてゴルフツアーに出場する選手たちは大富豪の家柄であることが多いのです。そのなかでも、松山英樹選手は今回の全英オープンは敗退していまいましたが、普通の家柄から自力で一流に上り詰めたということは本当に凄いことなのですね。
また、タイガーウッズは膝と腰の大手術を経て復活してきましたが、体の回転の方向を変えて負担の少ないスイングを構築していることが観戦しているとわかります。いまだにベッドスピードが全選手のなかで最速を叩き出すタイガーウッズはやはり超一流選手です。スティンガーと呼ばれるハーフスイングで責めるところを皆さんは良く勉強できたでしょうか?私が普段からハーフスイングでも飛ぶということを良く言うのは、「スティンガー」でアイアンを270ヤード飛ばすタイガーで証明されています。ここで、体格や筋力があるからと思っている人はよく考えてください。フランチェスコ モリナリ選手、リッキーファウラー選手、 ジャスティン トーマス選手は日本人の平均体重とそこまでかわらないということを、、