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プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?part4

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 プロゴルファーであれば、試合で60台のスコアを連発しなくては賞金は稼げません。

 普段のプライベートゴルフでは66とか67とかのスコアは頻繁に出るのがプロゴルファーの日常ですが、プロゴルファーのための試合のコースセッティングになると、ラフが長くなり、グリーンも硬くなるので、よほどのスイング技術、ショートゲーム技術が無い限りパープレー以上を連発して出すことが難しくなります。

 プロゴルファーの世界では、パープレーでは生活はできません。如何に調子がいい時に波に乗って、流れにのって10アンダー以上を出せるのか?
 それが、ツアープロしてのプロゴルファーとして求められる大切なことなのは、言うまでもありません。

 調子が良ければ3、4日間で10アンダー以上を出すことができるのか?

どうでしょうか?

 もしいいスコアを出す流れに乗ることができるだけのことができないのなら、何故出来ないのか?を考え抜かなくてはいけません。

それを考えるのが私の仕事。

 アマチュアの方のゴルフの楽しみ方であれば、每日、トレーニングしたり、練習している人は、ほとんどいないのですから、少し練習量を増やしたり、少しコツをつかめばレベルアップして楽しむことができます。
 やっていないぶん、やるだけで結果に繫がるのがアマチュアゴルファーのゴルフ。

 プロゴルファーの場合は違います。
 
 やることはやってる中で、さらにやることを増やす。何かを犠牲にしながら極限のなかで、没頭してゴルフをやり続けなければ、プロゴルファーのなかで飛び抜けることはありません。
 プロゴルファーは皆上手。そのなかで飛び抜けるってどういうことなのか?

 例えば、プロゴルファーとして、アマチュアゴルファーの上級者達と普段ラウンドする機会がよくありますよね。
そのアマチュアゴルファーの上級者が、プロゴルファーの世界に来たと仮定します。

何が足りないと思いますか?

スタミナ体力?
技術?
筋力?
関節の柔軟性?
栄養管理?
睡眠時間の不足? 
コースマネージメント?
練習量?

どう思いますか?

 人によって色々で、様々な意見があると思いますが、上に挙げた要素は全部大切ですよね。

 きっと、超一流のプロゴルファー達から見て、結果が出せないプロゴルファー達に対して思っていることは、全く同じだということ。

 結果が出ないということは、結果の出ることをやっていないということ。

 凄く頑張ってる?いや、結果が出てないなら、それは結果の出ることを頑張れていないだけ。

 一流選手がアドバイスを言ってくるなら、「結果を出すためのことをやってないよね。とにかくやらないと何も始まらないよ。
闘わないと!
闘えるためのことを準備しないと!
闘うためにプロゴルファーになったんじゃないの?
何で闘うことから逃げてるの?
とにかく結果を出すために必要な場所に自分から行かないと!
何もしなければ、そのままやっていたら、成績は変わらないよ。」

ということです。

 ただ、こう言われたとして、頑張る気持ちができたとして、無闇矢鱈に頑張っても駄目です。

 結果の出るように頑張らないといけない。

ノープランで頑張っても意味はありません。

何かをしないと、、何を頑張る?

 とにかく走り込みをして、練習をたくさんできるスタミナと、夏の連戦する試合を乗り切るスタミナをつける!、、は、とてもいいこと!

 年齢によって、怪我をしてはいけまんので、走り込みの量や強度は変わりますが、走り込みができなくてはプロゴルファーとして1年間闘うことはできません。走れなくなれプロゴルファーとして第一線の戦場から退くのみです。

 今平周吾選手が去年のオフに、小さい頃からやっていた、地元の長い階段の走り込みをやり直したという話しは有名ですが、こういうことをできるから成績を出せるわけですね。長い階段をひょいひょい駆け上がれるということは、難しいコースの傾斜をひょいひょい打てる!ということです。だから、今平周吾選手は成績が安定しています。
 プロゴルファー目線で今平周吾選手の結果を出せるたのセンスが凄いと思いませんか?結果を出すための感があるということは、彼を見ていると良く分かりますよね。


 ただ筋肉つけよう!は絶対に駄目です。これがいけない。
ゴルフに必要な、ゴルフのための筋肉がつくのは良いことですが、ただ筋肉をつけるならスイングは無茶苦茶になってしまいます。

 走り込みをしてスタミナをつけながら、体幹トレーニングをしながら、関節をいたわるストレッチを入念にしながら、その後に多少の筋肉をつけるならオッケーです。

 プロゴルファーの方なら理解してるはずです。成績を出している人の体は?意味もなく筋肉をつけて成績が出なくなってしまったプロゴルファーは?

 プロゴルファーとして結果を出せる体作りは本当に難しい、、見た目が柔らかく見えて、お尻、太もも、肩にボリュームがあって、そしてスタミナがある体。

 私はプロコーチとして、プロゴルファーのあるべき体を研究してますが、本当にプロゴルファーの理想な体を作るには手間がかかるなと思います。
 プロゴルファーが本当に手間をかけなくてはいけないのは、プロゴルファーとしての理想的な体作り。そして、その後に理にかなったスイング作り。

 動ける体を作らなくては、プロゴルファーとして活躍できるスイングを作り上げることなどできません。

 後は、栄養管理。食事はとても大切です。食べたもので体は出来ています。一流は栄養管理も一流です。


 スイングだけでなく、こういうコンデショニングのことでも相談したいことがあるなら、いつでも私にご連絡ください。

話を戻します。

 そして、スイングやショートゲームに関してどのようにプロゴルファーとして展開していくのか?

 この問題にほとんどのプロゴルファーが迷っていることだと思います。

 ここで私が言いたいのは、自分の良い所を見失うほどスイング改造をしてはいけないということです。

 一番やってはいけないこと、それは、流行りのスイング理論を試すことです。

これが一番いけない!

 身近なプロゴルファー仲間達、一流選手達良く周りを見渡して見て下さい。

 流行りのスイングを試しているのは、結果の出ないプロゴルファー達ばかり。


 結果を出し続けているプロゴルファーは、自分の味を出せていて、人は関係なく、自分にあったことを磨いています。

 流行りのスイングに目が向くのは、結果を出せていないから。

 ほんの少しは試すことはあるかもしれませんが、自分のスイングのリズムやタイミングが変わるなら、すぐに辞める!!こと。試してやり続けることは、選手生命に関わります。



分かりますよね?


 骨格や、筋力や、性格や、コースマネージメントによって、スイングのタイプは無数に存在します。

 私は、ゴルフのコーチングを日々しているなかで、人によってスイングのアドバイスは全然違うなと思っていて、もっと効率よく振りやすくするアドバイスをするためには、骨格や、筋力や、性格によって、アドバイスが違うのは当たり前なのだから、よく観察して、先を見通して、言葉を慎重に選んでレッスンを進めるようにしています。

だから、ゴルフスイングレッスンは難しいのです。

 プロゴルファーとして、誰かにアドバイスするのって難しくないですか?

 本音の本音を言うと、いっぱい話してコミュニケーションをとって、結果を見ながら、半年、1年を通してアドバイスしないと、本当は上手くなるようなアドバイスは出来ない、ということはプロゴルファーの方達なら良く知っていると思います。

もちろん、スイングが完成することはないので、スイングの改善は一生しなくてはいけません。

 でも、結果が出なくなってしまうほどスイングを変えてはいけませんし、振りにくい状態が2週間続いたらすぐに試していることをやめること。

 打ちにくくても我慢して数ヶ月やらないと!は過去の話し。打ちにくいことはやらないこと!

 それよりも、今回の最初からの話しをしっかりと理解して、スイングだけでないことを見直してみること。
スイングを修正するのなら慎重に!自分の良い所を見失わないように!

 以外と、基礎体力のスタミナが足りない!だけで、トレーニングがやりきれていないくて楽な方へ逃げてしまっているだけの場合が多いのです。

 個人スポーツで、自分で自分を追い込みきることは、とても難しい。

 もし、アドバイスや簡単な相談をしたいのでしたら、いつでもご連絡下さい。

 スイングを治すこと!だけではなく、何が?足りないのか?

 そのことを、よくお話しして、冷静に鋭く分析をさせて頂くきます。

結果を出す。

結果を出すということは、どんな道々の世界でも簡単ではありません。

結果の出ることすること!それだけです。

 プロフェッショナルというのは、人生をかけて、命を燃やしている人のことを言うのです。


→→おわり←←
2023年11月29日 07:18

プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?part3

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 次に、プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なことは、トーナメントへの出場するための資金繰り。

 そして、今までゴルフでかかった経費や生活費等、収入と支出のキャッシュフローの把握することの大切さ。

 簡単に言うと、これからどれだけお金が必要で、今までにどれだけ使ってきたのかをしっかりと把握しなくてはいけないということ。

 私は日本のプロゴルファーが世界で活躍できない理由として、このプロゴルファーとしての資金繰りとキャッシュフローの把握が、若い年齢の時に出来ていないからだと思っています。
 お金のやり繰りの大切さを知らないからこそ、お金の大切さを見失い、お金を稼ぐことへの必死さが足りなくなってしまう。

 試合をこれだけ出ると、これだけの経費がかかるということを正確に把握してますか?

 1試合にかかる試合の経費はかなりのものです。ベテラントップシード選手になるとチームで動くので、その経費は莫大です。

 それを具体的に理解して、プロゴルファーとしての道を展望していく。ツアートーナメントを戦うプロゴルファーは、賞金を稼いで、スポンサーから援助してもらっている個人経営者でもあるのに、資金のやり繰りを勉強していないなんて、プロゴルファーとして成長することは難しいのです。

 残念ながら、、本当の現実として、ツアートーナメントのシード選手のほとんどのプロゴルファーが裕福な家柄で生まれて来ていて、親の財産の援助によって、プロゴルファーとしての流れに乗っていることが多いのが実情です。だから、金銭感覚が乏しい。
 というより、ゴルフをすること事自体がお金がかかりますしある意味それは仕方のないことです。プロゴルファーになるまでに、物凄いゴルフプレー費がかかります。

 もちろん、とんでもなく頑張って一度きりのチャンスをものにして、企業スポンサーがついて、そのまま実力者シード選手になるプロゴルファーもいますが、それは一握りの選手です。ゴルフをすること自体がお金がかかるのでスポンサーの協力が無くては、裕福で無い限り普通はできません。
 スポンサーが付く実力と、流れが無ければ、スポーツ選手はそもそも生活していくことは無理です。
 
 本来ならスポーツ選手はスポンサーが自分につかなくなれば引退です。

 他のスポーツであればこういう一度きりのチャンスをものにした者だけがスポーツ選手として居続けることができるというのが当たり前のことなのですが、ゴルフはとても異質でプロゴルファーになれば何歳に成っても試合に出るための資本金を個人で持ってさえいれば引退することなく、チャレンジできるのです。

 なので、他のスポーツを引退した年配のスポーツ選手が、ゴルフの世界に来てチャレンジしてみようとするケースが居間までにあったわけです。そこからプロゴルファーとして成功することなんてそうそう有るわけ無く、そんな甘くはないプロゴルファーの世界ですが、資金繰りさえできてしまえば、チャレンジはできてしまうのです。


 ゴルフ以外でのスポーツではあり得ない話しですよね。プロゴルファーの選手生命が他のスポーツに比べて比較的に長いのはこういう理由があるためです。

 逆に言うと、プロテストが受かって、プロゴルファーに成ったとしても、そこから資金繰りをどうするのかが大変なわけです。お金がとてもかかる、、

 そして、私が言いたいことは何か?というと、ベテランシード選手として安定するために、世界て活躍するために、どれだけ頑張って、どれだけ試合の経費に投資していくのかという人生設計をプロゴルファーとしてできているのか?ということです。

 プロゴルファーに成りたい!!とにかくプロゴルファーに成りさえすれば!と我武者羅に頑張ったとしてプロゴルファーになっても、プロゴルファーになってからの資金繰りがどれほど大変なのかを誰かが教えてあげなくては、プロゴルファーになってから路頭に迷うことになってしまいます。

 プロゴルファーの皆さんなら分かりますよね。プロゴルファーに成りたい?本当に?本気の本気でなければ、、プロゴルファー生活は大変だよって、、

 運良く裕福な家に生まれてきて、親がプロゴルファーになるまでと成った後の試合のための経費を出してもらえたとしてシード選手になったとしても、選手として賞金をどれほど稼げば自分に投資された分の元を取れるのか?
元を取った後に親孝行ができるのか?
までをきちんと考えなくては、プロゴルファーという職業が自分の仕事として成り立っているのか?と疑問に思えてきてしまうことでしょう。

 実際に、子供をプロゴルファーさせて引退まで面倒をみたけど、お金がかかっただけだった。プロゴルファーとして生計を立てられるようには成れなかった。これほどのお金を使うのであれば、他の道もあったな、、と言っている人を私は知っています。

 厳しいですが、プロスポーツは結局は実力が有るか、無いかだけ。勝負の世界ですから当たり前。

 そして、皆を魅了するほどの技を磨き、皆から応援してもらうために、人生をかけて、全身全霊で、二度と登れない坂道を勢いで突破するぐらいの強い気持ちで、プロゴルファーの生活を送れるのか?

 ツアーシード選手として安定して、そこから世界に羽ばたくまでに燃え上がり、燃え尽きるまで戦う覚悟があるのか?

 それが本来のプロスポーツ選手としてのプロゴルファーとしてのあるべき姿、心構えです。


 プロゴルファーになってから日の目を見無いプロゴルファーや、一度シード選手から落ちてしまったプロゴルファーが、そこから活躍するということがどれほどのことなのかを、理解し把握してもらうために、私はこのような内容を書くことを決めたのです。

 これからこれだけの試合に出る、そのために必要な費用はどれぐらいで、試合の賞金だけでプロゴルファーとして生計を立てられるようになるには、どれほどの実力が必要なのか?

 その賞金だけで生計を立てられるような実力をつけるためには、どれほどの練習やトレーニングがいるのか?

 プロゴルファーとしての資金繰りを計画できて、そこで始めて本当のプロゴルファーとしての必要な努力ができるようになるのです。

 プロゴルファーはとても魅力のある職業です。でも、プロゴルファーとして稼ぐことができるようになるためには本当に努力が必要です。

 もし、プロゴルファーに成って、今、夢を追いかけている最中のプロゴルファーがいるとしたら、プロゴルファーの資金繰りをきちんと勉強し計画し直すことが大切です。
でなければ、本当の成功するための努力なんてできる訳ありません。

プロゴルファーでなくても、どんな職業でも同じ。

 具体的な将来のビジョンがあって、それ対して計画していく。どういうことをして、どれぐらいお金がかかるのか?そしてどれぐらいの期間で結果になるのか?

 そもそも論として、成功するための実力や人としての魅力があることが大前提です。実力、魅力を日々謙虚に磨いていることは大前提。
 プロゴルファーはプロゴルファーとしての実力があるからこそ、その実力に人生の全てをかけるのですよね。
 やはり人生をかけてプロゴルファーとして生計を立てるようになることは容易ではありません。

一流に成り上がるためには、中途半端な努力では無理です。

 成り上がるためには、ゴルフに没頭すること。ゴルフに全てをかけること。ゴルフバカになることです。

 ゴルフバカに成るためには、ゴルフに関係ないこと以外にお金を使わないこと。

 ゴルフに関係することにはおしみなく投資すること。

 そのためにプロゴルファーとしての資金繰りをしっかりと把握すること。

たまたま、試合で大きく賞金が稼げた!

やった!たまには贅沢しよう!

はまだ早い。

 稼いだ賞金は、これからの試合の経費のためにとっておこうが正解。そこで贅沢をしたら成功のためのチャンスは無くなってしまいます。

 試合だけの賞金で、引退した後の生活のためのお金まで稼ぐにはどれだけの試合に出続けなければいけないのか?

 そこまで考えて本当のプロフェッショナルなのではないですか?

 そして、本当に成功したいのであれば、皆から試合に出るための資金繰りを応援してもらうために、自らアピールする必要があります。

これだけ練習を頑張ってるんです!!
私には成功するだけの素質があるんです!!
私の未来に投資してください!!
死にものぐるいで試合を戦います!!

 どうでしょうか?こう言えるほど、今!頑張れていますか?プロフェッショナルということはスポンサーに対してこういうことをアピールできることを言うのですよ。

 スポンサーがつかなければスポーツ選手はやってはいけません。

 別のお仕事の人達は、色々なところからお金を借りて、そのお金を死にものぐるいで増やすことをしているのです。それって凄いプレッシャーですよね。

 それに対して、試合でお金を減らしていくだけというのは恥ずかしくないですか?

 もし裕福で家族から支援してもらってきてプロゴルファーになっただけで、プロゴルファーとして稼いでないのなら、今までに支援してもらってきた以上を稼がなくては、人生としては赤字。

 それでは駄目です。厳しいですが、ただの道楽者と言われても仕方ありません。道楽者と言われたくなければ、死にものぐるいで頑張ること!

 プロゴルファーだからって何年も稼げないのなら、地に足をつけて稼いでいる方達のほうが立派だと私は思います。

 お金の大切さを知るために、資金のやり繰りをもっと勉強しなくては、本当の努力はできませんよ。

 稼いだお金を何に投資して、そのために何の経費を削減するのか?

 プロゴルファーだから試合のための資金、体のコンデショニングのための資金は必要ですが、それ以外は必要ない。

 プロゴルファーは修験者のごとく、成功を勝ち取り成り上がるためにゴルフを磨くだけ。

 その資金を稼ぎながら、試合の結果を出す。
結果がでなければ、賞金を稼げなければ引退。

 資金のやり繰りを勉強しなくては、何に投資をするのか?どれぐらい頑張らなくてはいけないのかが明確になることはありません。

年間を何十試合を戦わなくていけない。

プロゴルファーは本当に資金がかかる職業です。

 もし、あなたがプロゴルファーを目指すジュニアの子の親であるなら、今からきちんとお金の管理の大切さ、無駄遣いしない生活習慣も徹底しないと、プロゴルファーとしては成功しません。
 ただ、練習させてゴルフ場でプレーさせていればいいと考えている親に一言。
あなたが新しい会社を立ち上げて、そのための資金を捻出して、それをずっと運営していくことと、プロゴルファーしてやって行くことは同じですよ、ということ。

 海外では子供に大人に成ってからのお金の管理、運用の仕方をきちんと教育のなかで教えています。
 日本人全体が、このお金の管理と運用や経済に対しての知識である、金融リテラシーが低いのと、プロゴルファーが世界で活躍できない理由は綿密に関係していると、私は強く思います。

 もし、、プロゴルファーとして数億円賞金で稼げることができたら、資産運用さえできれば、、人生は安泰なのに、、

 そこまで理解して、成功を夢見なければ稼いだ賞金は、浪費癖により直に無くなってしまうことでしょう。

 私も今、プロゴルファーとして、プロコーチとして、いち社会人として金融リテラシーを勉強し直していますが、早い段階でこういうことを深く学んでいれば、もっと良かったと後悔しています。
 プロコーチになってから色々な分野のお仕事の人とたくさんお話しする経験を積むことができたのですが、プロゴルファーも他のお仕事も極めれば極めるほど、大変さは同じであると学ぶことができました。

 プロゴルファーは専門家。

 専門家として成功するのはどんな仕事でも、皆同じこと。


 プロゴルファーの皆さん、1人の社会人として、色々と勉強して学ぶことと、プロゴルファーとして立派になることが比例していることは、当たり前です。

 プロゴルファーになりさえすれば何とかなる、、わけではなく、プロゴルファーに成ってからのほうが何倍も大変だという1つの理由が、資金のやり繰りがきちんとできるようにならないといけないからです。

 安定するまでゴルフのためだけのストイックな生活が送れるのか?
 結局は、本当に!心から!ゴルフのことが好き!であれば、プロゴルファーとして練習してラウンドをできているだけで幸せなはずです。

 スーパースターの野球選手である大谷翔平のようにストイックになれるか?

 松山英樹選手も大谷翔平選手のようにストイックです。

 ゴルフのために何を犠牲にするのか?

 その犠牲にしたことの対価報酬として、プロフェッショナルとして成功するのです。

 今の自分に甘えがないかどうか?しっかりと自問自答して、本当にプロゴルファーとしてやってくのか?いけるのか?を極限まで追い込んで考えてみなければ、多くのプロゴルファーのなかで勝ち上がることはできません。


 では次に、プロゴルファーとしてどうスイングと向き合っていかなくてはいけないのかを説明していきます。

 自分のスイングを見失ってしまっているなら続きを読みすすめてください。




→→つづく←←
2023年11月24日 22:17

プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?part2

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 プロゴルファーとしてプロゴルファーの中で活躍するために必要なことは?

 さてプロゴルファーの皆さん、何なのでしょうか?

 分かっているのに、その答えから目をそらしてしまっているのではないでしょうか?

 では、その活躍するために必要なことは何なのかを他のスポーツで例えてみることにします。

 他のスポーツ、、で考えてみるとかなり厳しい答えとなることを、プロゴルファーの皆さんは甘んじて受け入れなくてはいけません。ゴルフもスポーツです。他のスポーツと同じで、プロフェッショナルになると勝ち抜くために必要な要素は同じですよね。

 そして、野球、サッカー、テニス、バスケットボール、バレーボール、陸上競技、競輪、卓球等
全てのスポーツも同じこと。

 それは、気が遠くなるほどの基礎体力トレーニングと、練習です。

 そんなのプロフェッショナルなのですから当たり前ですよね。仕事なんですから。

 どんなスポーツでも活躍するために同じことであって、もっと分かりやすく言うと、オリンピックに出場するための基礎トレーニングと練習。

 オリンピックに出る気持ち!?オリンピックに出るためにはそのスポーツの世界で1.2番の実力が無くてはいけません。

 ゴルフ以外の他のスポーツオリンピックの代表に選ばれるためにはどれほどのことをしなくてはいけないのか!
そのことをゴルフでやる!

 プロゴルファーの皆さん、どうですか?

 本当に他のスポーツ選手と同じだけの、オリンピックに出るられるような基礎トレーニングと練習を日々の日常でやりきれていますか?
 オリンピックに出場する選手達が、限界まで倒れ込むまでトレーニングしている姿をメディアからの情報で見たことはありますよね。

 そんなきついトレーニングを日常でやっていて、日本の男子プロゴルファーで今、オリンピックに出場できそうな実力ある選手は?
 松山英樹選手は当たり前、その他の選手では、中島啓太選手、金谷拓実選手、蟬川泰果選手、今平周吾選手。

 プロゴルファーなら分かってますよね。これらの選手が他の選手よりもトレーニングや練習をしていることを。

 ただ、金谷拓実選手と今平周吾選手は例外。

 金谷拓実選手は本当に信じられないほどの膨大な時間のパター練習をしてきていますし、今平周吾選手は高校生からアメリカで質の高い経験を積んで来ているという特殊なケースですが、忙しいなかでトレーニングの時間はしっかりとつくっています。
 金谷拓実選手がどれほどパターの練習をしたのかを知ると、ほとんどの人が驚くほどの想像を超えるほどの量です。でもこれは例外、、

 これらの選手のフィジカルの強さ、スイング技術、そのためのトレーニング量、練習量はどれぐらいのものなのか?

それに対して自分はどうなのか?

他のスポーツでは、体力や気力が無くなれば即引退。

 それに対して、ゴルフというスポーツは独特で、個人スポーツということと、プロゴルファーであれば出られる試合もあるため、引退するかどうかは自分で決めることができます。

 それに加えて、ゴルフは道具を使うため、テクニカルな要素が強く、ゴルフクラブの変更や調整、アプローチ、パターの技術向上ということも、結果を出すために必要であることから、きつい基礎体力トレーニングや練習を避けて、フィジカル的に楽なテクニカルを磨く練習ばかりをしてしまうようになります。

 アマチュアゴルファーの方達なら仕事がゴルフでないのですし、練習量をも少ないため、テクニカルな練習のほうが結果に直に繋がりますが、プロゴルファーは基礎体力を向上することが、まずは先。

 プロスポーツ選手は基礎体力があることが大前提。

 トーナメントの結果を、現実を目をそらさずに見てみると、基礎体力があって、気力、集中力がある選手が上位に来ています。

 そして、基礎体力が無くなり、気力が無くなると結果が出なくなる。

 だから、プロゴルファーになった後にも年間を通して週に1.2回しっかりとした、基礎体力トレーニングをしていない選手は年齢と共に結果が出なくなるのです。
 
 勘違いしてはいけないのが、筋肉をモリモリにつけるためのトレーニングをするわけではありません。
 柔軟性は損なわず、脚の筋力、体幹の筋力を高めて、心臓や肺を強くするための基礎体力トレーニングと、筋肉モリモリトレーニングは別です。
 どんなスポーツでも、ボディビルダーみたいな筋肉をつけたら選手として終わってしまいますので、練習を沢山できるようになるための基礎体力トレーニングをしなくてはいけないと言っているのです。
 ゴルフは色々な練習をしなくてはいけませんし、メンタルやコンデショニングも大切です。

 間違えた努力をして欲しいと言っているわけではありません。結果に繋がるための意味のあることを、限界までやって欲しいのです。

 根本的に基礎体力が無いのに、メンタルやコンデショニングと言っていてもノーチャンスです。基礎体力が無ければスポーツ選手としては成り立ちません。

 若い時は、、年を取ってきたから、、なんてプロフェッショナルなスポーツ選手が言い訳していたら、試合の賞金なんて稼げるわけありません。

言い訳をするなら引退。

それがプロフェッショナルな世界です。

何が何でも、とにかく結果を出す。

それがプロゴルファー。

 プロゴルファーになれたから、あとは試合に出て結果を出すだけだ、
 プロゴルファーだと皆がチヤホヤしてくれるから皆に甘えてプロゴルファーらしくしていればいい、、
 何て考えていたら、プロゴルファーとして生き残れるわけありません。そんな、甘い考えなら、地に足のついた仕事をして、きちんと生計を立てられることをしたほうが1人の社会人としては立派だとは思いませんか?

 プロゴルファーだから?プロゴルファーに成れたから凄い?
 いやいや試合で賞金を稼げなければ、地に足のついた仕事をして、きちんと稼いでいる人のほうが、私は遥かに立派だと思います。

 私はプロゴルファーに対してはそう思いますし、プロゴルファーだからといって特別扱いは全くしません。結果が出せなかったら引退。引退したくなければ、やることをやる。とにかく結果を出す!!

 他のスポーツなら、プロに成って4.5年結果が残せなかったら引退です。そのなかで、時間と精神の限界までを費やしてトレーニングと練習をしてプロの中で戦っていく。

私が、ゴルフコーチとして思うこと。

 それは、上位にいるプロゴルファーを除いて、ほとんどのプロゴルファーが基礎体力トレーニングが少なさすぎるということ。

 基礎体力トレーニングができていないから、練習量を増やすことができないということ。

 日本選手がアメリカツアーやヨーロッパツアーなどの海外の試合を連戦して思うことは、海外の選手達の練習量の多さです。

 プロゴルファーの皆さんなら、そういう話を聞いたことがあるはずですよね。


 試合会場の移動だけでも疲れるのに、そのなかで基礎体力トレーニングと練習量が日本の選手達より遥かに多い。

 生き残るための必死さ、ハングリー精神のケタが全く違う。

 だから、海外の試合にチャレンジして日本に戻ってくると、日本選手達の日々の過ごし方は甘くて、やることをやっていないことを痛感するわけです。
 そして、、途方に暮れる、、、

 丸山茂樹さんはアメリカで3勝して人生を大成功したレジェンドプロゴルファーですが、アメリカで8年以上戦い抜くために、ふくよかな体型をスリムな体型に絞り上げて限界までやり抜きました。限界までやり抜いたから、今となっては満身創痍の体になりスイングをするのも辛いほどのダメージを蓄積してしまいましたが、それほどまでに自分を追い込んだということになります。

 松山英樹選手は、大学を卒業して、海外に行くまでに日本のトーナメントに1年間居ましたが、その1年目に何をしたのか?

 プロゴルファーの皆さんから知ってますよね?

 トーナメント会場にフィジカルトレーナーを呼んで、試合会場でキツイトレーニングを継続していました。
 彼のなかには、日本トーナメントに心は無く、アメリカツアーを戦うために、日本トーナメントに居る間は基礎体力トレーニングをする期間と考えていた訳です。
 試合をしながら、試合会場でトレーニングをする。それを1年目から、、松山英樹選手の器の大きさがこういうとこから滲み出ています。

 そしてマスターズで優勝。

 丸山茂樹選手、松山英樹選手ぐらいのことをやっている日本の選手はいるのか?
 現状、日本に3500人登録しているプロゴルファーのなかで、中島啓太選手、金谷拓実選手、蟬川泰果選手、今平周吾選手だけです。

 今平周吾選手は海外で戦える体力、知力、気力を持っているのですが、海外で戦うのではなく、日本で稼ぐことを表明していますが、私はそれをもったいないなと思っています。
 スイングのリズムやフィジカルの強さは既に兼ね備えているのですが、日本で戦うこと、それもプロとしての戦略ですし、今平周吾選手の人生設計として決断したことなのですから誰にも言われる筋合いはありません。
 日本で稼ぐ!!それもプロフェッショナルです。海外を1年間連戦すると1億円以上かかると言われています、、稼げなかったら、貯金はゼロどころかマイナスの負債を追う。彼の気持ちはプロゴルファーなら理解できるのです。

 話を戻します。

 結果が出なくて、ただ試合に出ているだけの状態で、72前後のスコアのプロゴルファーなら、生まれ変わるぐらいの気持ちで、限界を超す程の基礎体力トレーニングをやり直すことをしなくては賞金を稼ぐことはできません。

 本当は自分でも分かっていますよね??

 もし、自分で追い込む事ができないのなら、プロコーチやフィジカルトレーナーを雇うとか、厳しいツアートーナメントの試合を生き残っている先輩プロゴルファーにお願いして日々の行動を共にさせてもらうしか生き残るための術はありません。

 戦うことを喜びとする。戦えるのであれば全てを犠牲にする。それがプロスポーツの世界。

 1人でなんとなくプラプラ試合に出続けても、試合の経費でお金を消費していくだけです。

厳しいようですが、これが現実で本当の話し。

 プロゴルファーも他のプロスポーツ選手も同じで、結果が出なくなったら本来は引退。

 はい、ここまでが1つ目の必要な要素です。

 引き続き、プロゴルファーとして活躍していくために必要なことを述べていきます。

 厳しいと思うならツアープロゴルファーの舞台から降りればいいだけの話。やらなくてはいけない、当たり前の話をしているだけなので、逃げないで、目をそらさずに必要なことを見つめ直すきっかけとなることを祈っています。

 なんのためにプロゴルファーに成ったのか?それを忘れないでください。プロゴルファーに成れたからそれで終わり?なのですか?

 アマチュアの皆さん、今回のテーマは見ていて苦しいかもしれませんがあくまでもこれはプロゴルファーの話しです。
 私達は楽しんで趣味としてゴルフをしてるのだからここまでのことなんて関係ないと思って、物見見学として読み進めてください。
 ただ、本気の競技ゴルフをするとなると、少しは関係してくる話しなのて、競技ゴルフの人は身を引き締めて読むようにしてください。

→→つづく←←

 
2023年11月19日 10:00

プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?part1

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 今回はプロゴルファーに対して、プロゴルファーのための内容を書いていきたいと思います。

 アマチュアゴルファーの方も、興味があれば読み進めてみてください。ゴルフが上手くなっていくための本質的なことは同じなので参考になるかと思います。

 また、プロゴルファーの方、またプロゴルファーを目指すジュニアゴルファーも相談を受けたり、アドバイスするためのレッスン時間枠を、私のスケジュールのなかで少し増やしましたので、読んで興味があれば一度ホームページからご連絡ください。

では、話を始めていきます。

 プロゴルファーになった人達が、本当に大変なのはプロゴルファーに成った瞬間です。

 これは、プロゴルファーに成った人でないと分からない、これからの自分への期待、不安が入り乱れた心境はなんともいえない心理状態になります。

 高校生、大学生からツアートーナメントに出て上位に入る実力があって、そのままトーナメントで活躍する選手はほんの数人と限られていて、それ以外のほとんどのプロゴルファーはプロゴルファーになってからの競争の厳しさに途方に暮れてしまうのは、プロゴルファーの方達なら理解できることでしょう。

 プロゴルファーに成ってからは、次の試合、その次の試合でアンダーパーでプレーし続けなければ賞金は稼げませんし、何よりもクオリファイングトーナメント予選、決勝でツアートーナメントのシード権を獲得しなくては、試合だけの賞金では選手としては生活出来ません。

 プロゴルファーというのは、アンダーパーのスコアでプレーをしなくてはいけないのであって、コーチとして私が思うことはスコア60代のアンダーパーがのスコアかいつも自然に出る実力があって初めて土俵に立つ資格ができるもの。それがツアープロ。

 ほとんどのプロゴルファーは下部ツアーのステップアップトーナメントをこなして、ツアートーナメントに行けるまで日々を過ごすことになるのですが、ステップアップツアートーナメントの賞金では、試合の費用や自分の生活費を稼ぐことはできないので、家族やパトロンの支援を乞わなくては、プロゴルファー選手として居続けることは難しくなります。

 ツアートーナメントを1年間戦うめの諸経費は普通で1000万円以上、、
 皆の応援が無くてはベテランツアープロになるまで戦うことは無理です。
 色々切り詰めて戦っていたとしても、食事やトレーニングが粗悪になってしまったら本末転倒、、体と心がが弱くなっていってしまいます。

 そのため、支援を受けられないプロゴルファー選手はなかなか試合にも行けず、引退するかどうかの決断を迫られることになり、選手を続けたくても続けられなくなってしまう。

 そんな過酷な状況の中でプロゴルファーとして成長しなくてはいけない。

 本当に極限のサバイバル。人生の全てのかけて、持てるもの全てを絞り出し切らなくてはいけない。

 プロゴルファーとして稼げるようになるためには何が必要で、何をしていく必要があるのでしょうか?

 かなり厳しいことを書いていきますが、プロという専門家であり、生業としているプロゴルファーなのですから、その厳しさを当たり前のように受け入れて、成長するためのきっかけとして頂きたいと願っております。

 プロゴルファーの渦巻く千尋の谷に突き落とされて這い上がるチカラ。

 地力、実力をつけるために、どのようなことをしていき、どのようになっていかなくてはいけないのか?

では、続きを書いていきます。

→→つづく←←
2023年11月16日 08:47

パターの重要性!!本当に理解していますか!?part3

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 経験豊富な上級者になるとパターマットでの練習はとても必要になってきます。


 初心者、中級者はパターの距離感のタッチさえきちんと練習すれば、ボギーやパーが取れてある程度のスコアメークはできるようになることは前回説明しました。

 タッチが分からないのに強めにパターマットでカップに入れる練習をしても、行ったり来たりの往復地獄になるだけ、、

ですが、上級者になると話が違ってきます。

 何故かと言うと、時としてバーディーを取りに行かなくてはいけないからです。

 上級者というと人によって定義が違ってきますが、私の思う上級者の定義はチャンピョンコースのバックティでほぼスコア80を切れる人。

 そして3パットのをほとんどしない人。

 きっちり、しっかりとパターのラインを読み切れる人が上級者であり、ラインを読めるからこそ、そのラインに乗せるためのパター練習をパターマットでしなくてはいけないのです。

 逆に、ラインが読めないのなら何度も言いますが、タッチだけに集中することで解決できます。
 パターのラインを精確に読み切るにはコース経験がとても必要になります。

 パターのラインをどんなシチュエーションでも読み切れるようになるにはどうすればいいのか?

 それはたくさん色々なコースのグリーンで経験を積むことしかできません。

芝の種類、
グリーンの硬さ柔らかさ、
芝の長さ、
グリーンが濡れているのか乾いているのか、
コース設計者のグリーンの起伏の癖。

 プロゴルファーになるためには、膨大な様々な沢山のコースをプレーして、ラインの読みを学ばなくてはいけませんので、とても時間と費用と労力がかかります。
ラインの読み方にセンスがなければプロゴルファーに成れないのですが、成った後のプロゴルファーの世界はパターの巧みさで成績が決まります。
 プロゴルファーのパターが上手いのは、信じられないほどの練習量から成り立っているのですね。

 アマチュア上級者も膨大なラウンド数を経て、経験を積んでラインを読めるようになれば、あとは精密なパターの技術が求められるようになるのです。

 ラインが読めるのなら、パターマットの練習はとても大切。
 ラインが読む自信がないのなら、タッチの練習が先ずは優先すること。

 厳しい言い方になってしまいますが、パターの技術を追求して、パターを真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出す!とか、
ボールの位置は私にとってここだ!とか、
私に合うパターを色々買って探さないと!とか、
言っている人に対して私が思うこと、、
 それは、まずはコースでパターのライン読み切れていますか?
 ラインが読めないのに技術的なことを追求してもパターが入るようになるのでしょうか?
なのです。

 パターの3パットが無くならない、入らないと言っている人は、タッチやラインの読み方の練習が足りないからです。パターマットでどれだけ練習しても上級者レベルでなければあまり意味はありません。

 最初にご紹介した、パターの名手である谷口徹プロも、ラインの読みができなければどんなパターにしたって入るわけない。逆にパターなんて、パターのラインの読み方が上手くなるかどうかだけ、ということを語っているのですが、私も全く同感です。

こんな人はいませんか?

 パターはまずは真っ直ぐ転がす練習をしないといけない!!

 こう言っている人は、経験が浅く、ゴルフの試合でいいスコアを出したことが無いという人。

 真っ直ぐ転がす練習をする前に、まずはタッチの練習!そして、ラインを読む練習!
 そして3パットを全くしなくなったら、そしたら真っ直ぐ転がす練習!

 本当の真の上級者であれば、ラインの読み方さえ上手くなければ、どんな打ち方であろうが、どんなパターであろうが、ある程度までのスコアでプレーできることは皆が知っています。
 
 パターを変えたらパターが入るように成るのは、パターのタッチやパターのラインの読み方がきちんと出来ている人であって、パターを変える前にパターの練習を沢山して経験を積まなくてはいけません。

 沢山練習して気分転換とマンネリを防ぐためにパターを変えるのでしたら、パターを変える意味は十分あります。



  何でパターのことを私が書くのをためらってきたのか、理解していただけましたか?




 もちろん!ラインを読めているのであれば、
そのラインのタッチで打つための、
そのラインに乗せるための細かいパターの技術的なアドバスはすることができます。

人によっては、
アッパーに打つ、
ダウンブローに打つ、
ボールを左に置く、
ボールを右に置く、
ボールを遠くに構える、
ボールを近くに構える、
タップ式で打つ、
ゆっくりとストロークで打つ、
グリップの握り方、
アドレスの体のポジション等、、、

 その人のラインの読み方、好み、戦略によってパターのアドバスは皆違ってきます。

 だからこそ、本当のパターをレッスンするためには膨大な時間を使って話し込み、コースで観察して、ラインによってどうズレているのか?を分析しなくてはいけないのです。

パターのストロークが真っ直ぐ引けない、、
パターのストロークが真っ直ぐ出せない、、
と悩んでいて、カップに対して1メーターも強く打ちすぎていたり、弱くなっていたりしているのなら、そもそもパターが上手くなるための上達の順番が間違えてしまっていることになります。

 私の身近な人で、アマチュアの全国大会を優勝したことがある人が、
「アマチュアはタッチを合わせるだけでいい。バーディーパットを入れに行くための練習量なんてアマチュアレベルではしてはいない。」
と言っている人もいるぐらいです。あくまでもこれは、その人の意見ですが、、

 本当に誰にでも入るようになるパターのレッスン書がない理由が、今回の説明で理解していただけたでしょうか?
もしそんなレッスン書があるなら、プロゴルファー達が何百万円でも何千万円でも買うことでしょう。

 年間賞金を5億円10億円稼いでいる超一流プロゴルファーが有名なパター専門のコーチをマンツーマンで年間契約すると、その諸費用が幾らかかるのか?想像してみてください。

 パターのレッスンはそれほどまでにデリケートで、複雑で、超一流プロゴルファーでも悩んでいるのがパターなのです。

 私はコーチとして、パターやアプローチのコーチングレッスンは得意としています。だからこそ、自信があるからこそ、誰にでも当てはまるパターやアプローチのレッスンが無いことを深く経験で知っているのです。

 子供に人生のアドバイスをする機会があったとするなら、どうでしょうか?
 その子の性格や環境ややる気のど具合によって、アドバイスは違いますよね。

それと同じなのがパターのアドバイス。

 その人の骨格、性格、好み、癖によってアドバスが違って、時間をかけて分析して修正していくことが、パターのレッスンだということを、知っていただきたくて今回、思い切って本当の話を書いてみました。

パターは、技術よりもまずはタッチ。

技術よりもラインの読み方が上手くなること。

真っ直ぐ打つ練習をどれだけしたって、ラインが読めなければ意味がないとは思いませんか?

タッチや、ラインの読み方を勉強したい!

 そういう本気で上手くなりたいような人は私のレッスンに、いつでも相談しに来てください。

→→おわり←←
2023年11月05日 07:15

パターの重要性!!本当に理解していますか!?part2

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 何故パターにおいては技術的なことよりも感覚的なことのほうが重要なのかを説明していきたいと思います。

 分かりやすく言い換えてみると、パターでボールを真っ直ぐ転がす為に技術的なことを練習したとしても、感覚的な距離感の練習しないと3パットは無くならない。
 
 感覚的な距離感を先に練習しないと、真っ直ぐ転がす練習をしてもスコアに繋がらないのです。
 
 そのパターにおいての感覚的な距離感とは何なのか?をまずは説明していきます。


ボール2個とパターを用意してみてください。

 最初に1球目を、パターでボールを大体でいいので50センチを打って転がしてみてください。

50センチというのはドライバーの長さの大体半分です。

 2球目を少しずらして、1球目をより10センチ遠くにパターで打って転がしてみてください。


どうでしょうか?
意外と難しいはずです。これができなければパターの本質を理解できていないことになります。

 このドリルがきちんとできる人は、2メーター以内のショートパットがある程度入れられる人だと思います。この10センチの違いのタッチが分からないとショートパットを確実に入れることはできない、ということを理解しなくては、いつまで経ってもショートパットのカップインの確率は上がることはありません。



 コースに行ったことが無い人が、パターが上手くなるための段階として、グリーンにボールが乗ったら2パットで入れられるようにならなくてはいけません。
 
 ところが、練習用のパターマットでたくさん練習したとしても、コースでは全くそのパターマットの練習の成果がでることは無いのです。

 何故なら、最後のショートパットを沈めるために、ショートパットを入れるための転がるラインを読まなくていけませんし、ショートパットが一番入るためのタッチの強さを実戦で覚えなくてはいけないからです。

 どれだけパターマットで練習したとしても、ラインの読み方なんて分かりませんし、パターマットは強めに打てば入るようになりますが、本番では強めで打って外してしまうと返しのパットがひどく遠くなって、行ったり来たりの往復地獄になってしまいます。

 なので、私は何百人と沢山初心者のゴルファーをコースデビューさせてきましたが、パターンに関してはコースでラインの読み方や、パターのタッチの強さを教えなければ、初心者がパターにとって大切な要素を理解することはほとんどできないのです。

 もちろん、ある程度のパターの基本や打ち方は練習場でもどこでも教えられるのですが、ラインを読んで、そのラインに合ったタッチを理解させるためには本番のコースでしかできるわけないのです。

 だから、私のレッスンを受けている初心者の方達には、なるべく早い段階でコースに連れていってパターの侘び寂びを一度理解してもらうことがベストだと、たくさんのレッスン経験から感じています。

 初心者のゴルファーが、1年間、家でパターマットを練習したところで、ラインを読めるようになるのか?優しいパターのタッチを覚えないと、行ったり来たりの往復地獄が治らないということが理解できるのか?

 私のコーチとしての経験では、初心者にショートパットを入れさせることをレッスンすることは本当にコーチとして難しいことを経験してきているのです。ショートパットもラインを読まなくてはいけないことを理解できるようになって初心者から脱却できる、、

 パターの打つ強さによってもパターのラインの読み方は違います。強く打てばパターのラインは曲がりませんし、弱く打てばラインは曲がるラインになります。

 この強さだと、このライン!とパターのライン読みには決断力が必要です。

 なので、パターマットで練習することより、先程ご紹介した、10センチの違いを打ち分けられるように練習してもらったほうが、初心者や、中級者の方は3パット以上打ってしまうことを解決できるようになりますし、技術的なことよりも、タッチ等の感覚のほうがまずは大切だということが理解できるようになります。

10センチの距離を打ち分けるのに、技術が必要でしょうか?

どうですか?

10センチを打ち分けるのは、感覚だと思いませんか?

 パターマットで真っ直ぐ転がさないと!って強めのタッチでパターマットを練習していたところで、ショートパットの微妙なタッチを理解することは初心者には無理なのです。
 3パット以上をしてしまう人が、どれだけパターマットで練習したところで3パットを解決できないのは、技術の前にタッチを覚えなくてはいけないからです。

 それに対して、コース経験豊富な上級者にとっては、、パターマットの練習はとても大切、、というよりもしなくてはいけないのですが、それは何故かと言うと、、


→→つづく←←

 
2023年11月02日 16:49

パターの重要性!!本当に理解していますか!?part1

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 パターのことについて今回は書いていこうと思います。

 パター。きちんと3パットしないで2パット以内でボールをカップに沈められているでしょうか?

 パターの練習はしてますか?


 今までブログで書いてこなかったテーマなのですが、私のブログを読み続けてきた人は、書いていないことに気がついていた人もいたのではないでしょうか?

なんでパターのことを書かなかったのか?

それは、、書くのが、、難しいから、、

 そうです、パターのことを書くことを私は避けてきたのです。

 本音を言ってしまうと、本当の本当は、、パターなんて直接指導レッスンしないと上手く出来ない!と私は思っています。

 何故ならパターが上達するためには感覚的なことと技術的なことで言うと、パターでは感覚的なことのほうが大切な要素が多く、感覚的なことを教えるためにはマンツーマンレッスンでないと教えきれないのです。

 パターのレッスンでタッチやリズムを教えるためには、
やってみせたりして、手取り足取りのマンツーマンレッスンでないと理解しにくいのです。

 絶対に沢山入るようになるパターのレッスン書はありますか?

あるのなら是非ともその本を私に紹介してほしい、、

 私はデーブ ペルツという世界最高峰のパター論をもつパター専門コーチのレッスン書をいくつか購入して読んでみましたことがあります。
 結果、読んでみたところで、最後の最後は感覚的な所が強いパターの世界では、パターの技術的な所を切り詰めて追求したところで、所詮は生身の人間がパターを打つと、体調によって微妙に数ミリずれてしまうのが現実だと思っただけでした。
 所詮はある程度実戦のなかで覚えることがあり、どれだけパターを練習してもパターのラインを読めなければ練習した成果はでません。
 パターのラインの読み方は、、ってコースで直接色々なことを踏まえてレクチャーしなくては教えられるわけありませんよね。

 だから、パターに関しては、感覚のほうが大切になってしまうのです。

 誰にでも効果のあるパターレッスン書が存在しない理由は、パターは技術的なことより感覚的なことのほうが重要であるためです。

 パターの上手な人の話しを聞くと、技術的な話しではなく、感覚的に話すことが多いのはそのためです。

 パターの名手といえば、谷口徹プロ。今までに様々なプロが谷口徹プロのアドバイスでパターが良くなってきているのですが、谷口プロのアドバイスは感覚的です。歯に衣着せぬ毒舌と、鋭い感覚でズバズバとパターのことを語る谷口プロに対してはパターの本質的なことを感じます。

 そんな感覚的な要素が強いパターのことを今回は話していきたいと思います。

 人それぞれであり、マンツーマンでなければ教えられないパターの話をどこまで書けるのか?

では説明してきたいと思います。

→→つづく←←
2023年10月28日 23:01

パーフェクトワールド

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     何をしたいのか?

    何をやり遂げたいのか?

 この2つの言葉の違いを理解しているのか?

   どうだろう?

 そのことを理解出来ていないのなら、、

  きっと人生の本当の素晴らしさを
     体験出来ていないのかもしれない

     何かしてみたい、、

       何かしたい、、

     それだけの言葉では駄目
      全然駄目、、
    満ち溢れる情熱のエネルギーが足りない

      それじゃあ

       その何かの楽しさを

    その何かの素晴らしさを

     理解もできずに

    飽き終えてしまうだろう

  誰もが同じ時間を生きていて

    人間という体を通じて

  物事を見て
      感じて
        覚えて
          吸収して

   それを
  そのまま表現してみたり
   アレンジしてみたり
    オリジナルに変えてしまったり

  その人が作り出した
  様々な世界というものは
   本来は自由で無限で
 色鮮やかでまだ見ぬ可能性で
        溢れている

             のに、、

     なんで、、
      なんで!
       どうして!!

  まだ成長するであろう自分の可能性を
    止めているのか?

   あなたにとっての理想の世界は
    あなたが勝手に思うがままに
    想像して創造していけば
    出来上がるものなのに

  今は?止まって休んでいる?

       ん?

  誰かが邪魔するから?

  疲れるし面倒くさい?

  自分には才能がない?

  生まれつきの性格や体型が、、?

  夢を見る力を見失った?

  もう諦めて
  流れるがままに
  この世は運次第で

    年をとったら
    後は
    命が終えるのを
    ただ待って

  それが運命だと
   自分の気持ちを押し殺して
    心を石にして
     我慢して生きていくのか?

      そんなの、、

         いけない、、

  
       やめて!

      もったいない、、

   

     私が教えてあげる


    あなたにしかできないことは
     必ず絶対にある

     絶対にあるのは絶対

  あなたにしかできないことがあるのに

  見つけれないのか?

  なんでか?わかる??


    なんでか?

  それはあなたがあなたにではなくて

  人に
  他人に
  評価されなければ価値が無いと
  勘違いしてるから

  何か物にお金を代償として
  もらわなければ
  価値が無いと
  達成感が感じられないと
  決めつけているから

 人の評価なんて
   お金なんて
    そんなことを気にしてたら
    見つけられない

    自分が
    自分に
     対して

   自分のことを好きになれて
   自分で自分を楽しませられて
   自分のことを自分に評価される

   結局は、、

   自分のことをいつも見ているのは
      自分

   やっぱり自分には嘘はつけない

      だっていつも自分が見てるから

   人の評価とか
   お金がどうのこうのって

   そんなことじゃなくて

   あなたにしか!できないこと!
   あなたにとって大切なこと

     あるよね

  何かを心底大切にするとか、、

  自分に守れるものを守るとか、、

  壊れてしまったものを治すとか、、

       モノやココロ、、

  自分の世界は誰にも邪魔することはできない

   目を閉じてごらん

   そこに描く夢の世界はあなたが消さなければ

    誰も消すことはできない


    あなたしかできないこと、、

     それをやり遂げる、、

   人に評価されようとしないこと、、

    お金持ちに成ることではない、、


   目を閉じて広がる創造しうる世界は

    誰も邪魔することはできない


    不遇にも傷ついた子供達も

    治らぬ病に絶望をみる人も

    お金や名誉に腑抜けにされた者も

   ホントウの優しくて温かい平和な世界は

   目を閉じれば

   自分の中にあるということを

    気がついて欲しい

        と私は願う

   人にじゃない
    遠い何処かにじゃない

   内なるココロにある世界

  
     私には恐れはない

    私を罵ろうとも
  その言葉に言霊がないのなのなら
   私には聞こえない

 誰も私の世界を壊すことはできない

   生きうる限り

   私は私の世界を描き続けようぞ

     誰のためでなく、、

  
   生きることの切なさを

     イノチの不思議を

       味わうために

     ココロの中は自由だということを

        忘れないで

      
2023年10月28日 00:12

ツアートーナメント選手とドラコン選手の求めるスイングの違いpart5

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 ツアートーナメント選手のスイングとドラコン選手のスイングはどのように違うのでしょうか?

掘り下げてお話ししていきます。

 ドラコン選手達がツアートーナメント4日間競技に参加したらどうなるのか?

 こう仮定してみると問題の答えが浮き彫りになってきます。

 ティショットで思いっきり振ってドラコン専用のスイングで4日間持つのでしょうか?

答えはもう言わなくても分かりますよね。

 ドライバーをめちゃくちゃ飛ばしても、2打目からはツアートーナメント選手と差が出てしまう。

ゴルフはトータルバランスのスポーツです。

 セカンドショット、アプローチ、パターの何かのミスでボギー以上のスコアも打ってしまっていてはツアートーナメント選手にはなれません。

OBを打ったら競技としてその場で即終了。

 絶対にコントロールしていることが大前提のトーナメント選手に対して、ドラコン選手達は4日間の試合では太刀打ちできません。

ゴルフは上がってなんぼの世界。


 実は、ドラコン選手達がプライベートでプレーする時は、かなり控えめに打つことのほうが多く、全力で打つことはまずはありません。

 まず、ボールの行方が飛びすぎて見えなくなることが多いですし、少し曲げてしまうと、隣のホールの人まで簡単に届いて当たってしまいます。

 飛んで曲がるというのはとても危ないですし、皆に迷惑をかけてしまうのです。

 なので、ドラコン競技でないときのドラコン選手達は、何度も打ち直しになってスロープレーになったりしないためにも、曲げると危ないので、迷惑がかからないようにかなり距離を落としてコントロールします、、

 じゃあ、初めから迷惑がかからないなかで、18ホールのなかで使えるドライバーショットを練習すればいい、、というのが競技ゴルフの世界。ドラコン選手でなければ、、バランスよく練習しなくてはいけない。

 やっぱり、スコアメークというものはコントロール出来ていて、再現性のあるスイングがあって初めてできるもの。

 もっと言うと、、やっぱりスコアメークの要はパター!!3メーターぐらいから10メーターぐらいのバーディーパットを4日間で何回入れられるのか?がツアートーナメントの世界。

 トーナメント観戦をしていると、パターが入るかどうか?それを固唾を呑んで見守るのが楽しいわけであって、ドライバーショットはあくまでもコントロールできているかのほうが重要になってくるのがトーナメントの世界。

 自分がプレーしていると飛距離は気になるものですが、観戦している側からするとパターのほうが大切だと感じる。

パターをたくさん入れるってとても大変。

 ドラコン選手のなかには、競技ゴルフで上手く行かなくて、たくさんの種目の練習するのが疲れてしまったからドラコン選手に成った人もたくさんいるのは事実ですし、ドライバーが凄く飛ぶだけではツアートーナメント選手には成れません。

 時として、ドラコン選手の技術が巷で流行ったりしますが、やはり時間が経つと流行りは終わる。

 何故かと言うと、ドラコンの技術というのは諸刃の剣。スイングの安定性、スイングの再現性を結果的にボロボロにしてしまうことのほうが、、多い。

 いやいや、楽に飛ばせられるなら、そのほうが軽く打った時に飛ぶから、飛ばしの練習は意味は有る!
という意見もあります。

ちなみに私もそう思います。

 理想論を言えば、飛ばせるだけ飛ばせるようになったほうが上手くなります。飛ばし方を深く知ることは、結果的にスイングのことを深く理解することになるからです。

 但し、余程の自制心がある人に限ってはという限定的な話しになってしまいますが、、

 飛ばしの練習をして、コントロールを磨いてを交互に練習できる人は、飛ばしの練習は絶対にしたほうがゴルフの極みに近づくことでしょう。

 でも、物凄い振って練習して、その後に軽くリズムカルなコントロールショットをできるようなレベルの練習は元々上級者でないとできませんし、そんなことができるならパープレーでプレー出来ているはずです。

 全力でドライバーを打って練習した後にスイングがめちゃくちゃになった経験はありますか?めちゃくちゃになったまま帰るのではく、軽く打ってスイングを整えてから帰る。めちゃくちゃになった後にスイングを許に戻すことできますか?

 だから飛距離アップの練習はとても怖いのですよね?

 そしてこのテーマの話しの落ちを書いて、このテーマを終わりにしたいと思います。

 ツアートーナメント選手のスイングにあって、ドラコン選手のスイングに無いもの?

それを考えてみたら答えは出てきます。

それは、コントロールと再現性。

ドラコン選手は物理と科学の世界。

 ドラコンはインパクトまでのヘッドスピード、打ち出されたボールスピード、ボールの打ち出し角度、ボールの回転数。

 全身の筋肉を限界まで使い切って、限界ギリギリのなかでの勝負。

 逆に言うと、陸上競技の投擲種目と同じで、毎回良い記録なんて出るわけがない。

集中力や興奮するレベルや心理状態にも左右される。

毎回限界ギリギリで安定なんてするわけありません。

 ツアートーナメント選手のスイングは、まずは同じ球筋が何回打っても打てることが大前提。

 そのためには、少し控えめに、余力を残して、自分のスイングの隅々まで神経を張り巡らしてスイングをコントロールしなくてはいけません。

 そして、、ツアートーナメント選手とドラコン選手の決定的に違う所は、、アプローチ。

 何故?ドライバーを飛ばせても、アプローチは上手くならないのか?

 それは、インパクト以降のクラブのコントロールの技術、考え方が全く違うから!なのです。

 ドラコン選手からアプローチをレッスンして欲しいと思いますか?

 ドラコン選手が上級者やプロゴルファーにアプローチをレッスンしているのを見たことはありますか?

 アプローチはクラブの抜け、クラブの振り抜く方向、クラブの最後の納め方が要です。

 簡単に言ってしまうと、ドラコンはインパクトまで、ツアー競技はインパクト以降のクラブの使い方の世界、といえるわけです。本当はそんなに単純じゃありませんが大きく考えるとそうなります。

 よくドラコン選手の中で、飛ばしに必要なのはインパクトまでで、インパクト以降はどうでもいいというドラコンスイング理論を説いているケースがありますが、4日間のツアートーナメント競技でインパクまでだけを意識してスイングしていたらミスのオンパレードになってしまいます。

 傾斜地からどうクラブを振り抜くのか?疲れてきたり、スイングの調子が悪くなってきた時にもスコアメークをするためには、インパクト以降のクラブの振り抜き方の侘び寂びを知らなくてはいけません。

インパクト以降のクラブの振り抜き方の侘び寂び、、、

 クラブの軌道のことをクラブパスといいますが、物凄いスピードになるダウンスイングからフォロースルーのクラブパスと飛んでいくボールを精密に噛み合わせることは簡単ではありません。

 皆さんもドライバーを練習していて、どうやって振ればいいのか?なんで急に思いもよらぬ方向に飛んで行ってしまう時があって、その理由が全く分からない?ようなことは沢山経験してきましたよね?

 闇雲にめちゃくちゃ速く振って、凄いスピードでクラブをボールにぶつけた所で、物凄い勢いで何処かに飛んでいってしまうだけで、ボールをコントロールする感覚は絶対に生まれません。

 コントロールというのは、ダウンスイングからフォロースルーのバランス、振り抜き方の技術ののノウハウを知らなくてはコントロールは出来ません。

それは、皆さん練習してきて分かってはいますよね。

 でも、その振り抜き方の侘び寂びが全然分からない、、練習していてそう思いませんか?

 私がコントロールショットや、アプローチを上級者やプロゴルファーにレッスンするときには、まずは見本として打って見せて、その後に手取り足取り体で教えることを良くします。

 その時に、インパクト以降のクラブの振り抜き方をレクチャーする為には、余程の修練を積んで来なくてはいけません。

例えば、ドラコン選手がレッスンに来たとしますね。

 めちゃくちゃ飛ばせるし、飛ばしの技術は理解していることは重々承知なわけです。

ではアプローチをしてくださいと、ドラコン選手に言うとどうでしょうか?

 ヘッドスピードが速くないアプローチの世界では、ドラコンの技術は全く関係ありませんよね。

そこでドラコン選手に何が足りないのか?というと?

 そうです、クラブを振り抜くヘッドスピードが少なければ少ないほど、インパクト以降の振り抜きかたの技術が必要になってくるわけです。

 いつでもどこでも、気楽に寄せられるアプローチをレッスンするためには、飛ばしの技術とは全く別の世界のリズムとコントロールの世界を研究して学ばなくてはいけないのです。

 この話を聞いても、飛ばしたい、飛距離を伸ばしたいというのでしたら、スコアメークは辞めて飛ばしだけを追求すればいいのです。

それがドライビングコンテスト競技。

スコアが気になる?

それならまずはドライバーを飛ばす前にやることがある。

 リズムやテンポを安定させてコントロールすること、アプローチやパターを先に上手くなること、ある程度体調を管理して健やかな体をキープすること。

 スコアが安定していてゴルフにマンネリを感じてきたら、安定が無くならないように飛距離アップをすること。

 飛距離アップの練習をしていてスコアが悪くなったら、飛距離アップは辞めて、コントロールの練習に戻ること。

 ツアートーナメント選手はパープレー以上の良いスコアでプレーしながら、その中で飛距離を出していくのですが、4日間連続で続く試合の中でドライバーの飛距離を出すということは、とんでもなく大変なことだということは、誰でも想像はできます。

 ごく少数のツアートーナメント選手はドラコン選手の技術を取り入れてみようとすることは無くは無いのですが、同じリズムで同じテンポで精密なコントロールをし続けることのほうが大切だと思っているツアートーナメント選手のドライバーの飛距離の考え方と、ドラコン選手の飛距離の考え方は違うわけです。

 もっと言うと、、4日間パープレー以上でプレーする為には強靭な忍耐力と体力のペース配分とパターのラインを読み切り続ける集中力、精神力が必要なのです。筋力トレーニングだけでは足りない、それ以外のトレーニングも必要なのがツアートーナメント選手の世界。

 一番難しいのが、、パターのラインを読み切り続けること、、

 こうやって、具体的に違いを書いてみると、闇雲にドライバーを飛ばせるように練習してもスコアとは直結しないという理由が分かっていただけたのではないかと思います。

 ちなみに、私のレッスンを受けている方達は私が趣味でドラコンの練習をしていることは有名です、、

 なんでドラコンの練習をしているのか?というと、、楽しいから!そして、、最新ドライバーと最新シャフトのテクノロジーを味わえるから!というだけの理由で独り勝手にドラコンを楽しんでいます。ゴルフクラブオタクの私にとって、最新ドライバーを楽しむために飛距離アップの夢を見ることは絶対に必要なので、こればかりは誰から何を言われようが続けるつもりです。

 ドラコンは怪我したり、スイングの調子が悪くなるから、ゴルフコーチとしては皆さんにおすすめはしません。

 自分は気持ちよく好き勝手にドライバーをぶん回してるのに、人にはスコアメークをして下さいなんて、虫が良すぎる?

 いやいや、私は競技ゴルフをレッスンするコーチなので、どれだけドライバーをぶん回したとしても、いつでもある一定のレベルのコントロールショットはできるように、日々訓練はしています。

 コントロールショットの練習9割、ドラコンの練習1割といった感じで練習しているのですが、それが私の練習の内訳です。

 コントロールができないのに、ドラコンの練習をする?なんてそんなことはしませんし、ありえません。

 ゴルフは色々な角度から考えていくと、結局はパーを取ることが目的のスポーツです。

パーが取れないのに?飛距離アップ?

パーがとれないなら!まずはアプローチとパターでしょ?

 ポールのコントロールが出来ないのに、飛距離アップしようとしてるなんて、、

練習の順番は大切だとは思いませんか?

スコアメークはスコアメーク、飛ばしは飛ばし。

スコアメークして飛ばしたい?

 それなら、どれほどの練習をしなくてはいけないのか?想像をしてみてください。每日でも足りないぐらいになってしまいます。

 そうプロゴルファーの世界になってしまう。每日練習していても一流になれるのは一握り。
ほとんどのプロゴルファーはどうやったら結果が出るのか悩んでいるのです。

それだけゴルフは難しいスポーツ。

 楽しむゴルフで、そこそこのスコアでいいなら、限られた時間のなかでバランスよく練習すれば済む話し。

 私のこのブログを読み返してみれば、そういうことがいっぱい書いてありますので、忘れてしまった人や、読んでいない方は是非とも読み返してみてください。

書いても書いても書き足りない、、

ゴルフのことを書き始めるとどれだけでもかけてしまう。

ゴルフは本当に奥が深いですね。

→→おわり←←

 
2023年10月18日 07:11

ツアートーナメント選手とドラコン選手の求めるスイングの違いpart4

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 ツアートーナメント選手とドラコン選手のスイングの違いは何なのか?

 それは、ツアープロトーナメント選手は3日間、4日間絶対に何があってもスコアが安定していること。

何があっても、、

 疲れてスイングの感覚が乱れていても、
体調が良すぎて振りすぎてしまう時も、
每日每日ラウンドしている中で成績が出なくてモチベーションが下がっている時も、
ある一定のスイングをし続けなくてはいけません。

 どんな時も一定のスイングをするためには、体の体調を整えなくてはいけませんし、スイングのリズムとテンポが安定していることが大前提となるのが、ツアープロトーナメント選手のスイングです。

 とにかくパーか、バーディーを取り続ける。パーか、バーディーを取りながら、スイングの修整をしたり、飛距離を伸ばさなくてはいけません。

 テークバック、ダウンスイング、インパクト、フォロースルー、フィニッシュを常にバランス良くチェックして、同じリズムとテンポで練習し続ける。

 そして本番コースでどんな傾斜地でも、微妙な距離の調整もバランスを保ちながら一定のリズムとテンポでこなしていく、それがツアートーナメント選手のスイング。

 そういうことが安定しているなかで、バーディーを取りに行く時に少しドライバーが飛ばせたら理想だなと思いながらも、リキんでスイングが乱れたらそこで試合は終了になってしまうので、試合の中でドライバーの飛距離を出すことはどれほどの難しい所業なのか?は理解していただけるはずです。

 ドラコン選手のスイングはとにかくヘッドスピードを出すことがまずは最優先。

 なので、たくさんのドラコン選手の理論があるなかで、テークバックからインパクトまでを、全身の筋肉のバネを使って、クラブのシャフトのしなりのバネを使って最大のヘッドスピードを出すというのがドラコンスイングの特徴といえます。

 ドラコン選手達の理論のなかで、テークバックからダウンスイングインパクトまでが飛ばす秘訣の全てと提唱している人が多いのは事実です。
 それに対して元祖ドラゴン選手の先駆けとして有名な安楽拓也さんはドラコン選手特有のパワフルスイングでなく、リズムカルでリキみの無い美しいスイングで数々のドラコン大会を優勝してきたので、今でも人気が絶えないスーパードラコン選手です。
 安楽拓也さんは愛知県出身で、ドラコンプロになる前から私は安楽拓也さんのことを知っていたのでとても身近で尊敬する方です。
 岐阜の長良川沿いにある公園ゴルフクラブ練習場で20年以上前に一緒に一度練習したことがるのですが、8番アイアンで250ヤードの看板に当てていた記憶があります。
 ちなみに安楽拓也さんはトレーニングが好きではないことでで有名で、神から与えられた天然のビックナチュラルボディと卓越したスイングセンスでドラコンチャンピオンになったので、他のドラコン選手達とは違う独特の世界を持っています。

 話しをもとに戻しますが、安楽拓也さんの飛ばしの理論は別として、ほとんどのドラコン選手はテークバックからインパクトまでを重視しています。
 もともとツアートーナメント選手達がドラコン競技の打ち方を全て参考にしない理由が求めるスイングの性質が違うからです。

 ツアートーナメント選手達のスイングは一定のリズムとテンポでスイングをいつでも再現できることが大前提で、ピンに対してショットする際に数メーターにつけなくてはいけません。

 そんな精密なスイングに、ドラコン競技のスイングの技術を丸々取り入れてしまうと、スイングの再現性やスイングの強弱のニュアンスか失われてしまいます。

 実は、ローリー マキロイ選手はドラコンの技術を少し取り入れてトーナメントを戦っていると言われていますが、そんなことができるのは超一流選手だけであって、ドラコンとツアートーナメントを融合するなんて夢の話しです。
 ローリー マキロイ選手が皆の憧れのスーパースターであるのは、スイングが綺麗で飛距離も飛ばせるから。
 ローリーマキロイは人知を超えた領域でゴルフをしているということになりますね。多くのファンがいて、プロゴルファーからも憧れている理由は唯一無二だからです。

 ただ、世界のドラコン選手達はローリー マキロイ選手よりも遥かにドライバーを飛ばすわけですが、精密なセカンドショットを打つ必要はなく、アプローチやパターの技術は関係ありません。

 なので、ドラコン選手がヘッドスピードを上げるための練習や、ヘッドスピードを上げるための筋肉トレーニングを、そっくりそのまま、ツアートーナメント選手達がやってしまうと、スイングのテンポやリズムや、アプローチ、パターの繊細さまで失われてしまう可能性が大きくなるのです。

 ツアートーナメント選手達が飛距離アップをするためにスイング改造をして、スイング改造に失敗してツアーで成績が出せなくて戦えなくなってしまったという例が、今までにたくさんあるのは、それほどまでにゴルフスイングの精密さを残しながら飛距離アップをするということが想像を絶するほどに難しいことを物語っているということになります。



→→つづく←←
2023年10月12日 18:26

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