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2025年テーラーメイド新作ドライバーQi35

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 キャロウェイ社に続きテーラーメイド社も2025年新作ドライバーQi35の情報が公開されました。

  発売日は2月7日になる予定です。

 Qi35の35の意味は、3と5に別の意味があるそうです。

 3つのF
FORMデザイン
FUNCTIONAL機能性
FIT多様性に合わせたフィッティング

 5つのヘッドタイプ
  LS
     ノーマル
  MAX
     MAX LITE
     フィッティング(試打測定用)

 合わせて35ということになり、ボールスピードと寛容性の融合がテーマになります。

 カーボンフェースも4世代目となり、更にミスヒットに強くエネルギー伝達効率を高められたツイストカーボンフェースとなりました。

 今回の一番の売りは重心深度を深いまま重心点を低くしたところ。

 本来、重心深度は深いほうが寛容性が上がりスピンが増えて飛距離が落ち、重心深度が浅いと飛ぶけど暴れます。

 そして、重心深度が深いと重心点が高くなりやすいはずのものを、ヘッドの重量配分がより自由に開発できるようになったために、重心深度が深いまま重心点を低くすることに成功しました。

 わかりやすくいうと、今まではフェースの芯で捉えるよりも、芯の少し上に当たるほうがスピンが減って飛んでいたのが、重心点が低くなることで、芯に当たるのが一番飛ぶようになったということになります。

 前作よりもヘッドデザインが丸っこくなっていて、打感もより乾いた弾くような打音になっています。

 ヘッドの座りもより良くなり、開いたり閉じたり見えない、真っ直ぐなフェースの座りになったので誰でも構えやすい感じになりました。

 前作Qi10MAXはとても売れた商品でしたが、真っ直ぐ飛ぶ代わりにスピン量が多めになり、少しだけ飛距離が物足りないという人が居たようでしたが、今回Qi35MAXは重心点が低くなったおかげでスピンが減り、性能面では前作よりも間違いなく全てにおいて正常進化したといえます。

 また、前回のQi10ノーマルはややハードな設定でしたのでロースピンモデルのLSを選ぶ人が少なかったのですが、今作のQi35ノーマルはかなり寛容性が感じられるので、飛距離に自信がある人はLSモデルを選ぶことになるケースが多くなるかもしれません。

 マキロイ選手、シェフラー選手は前作はロースピンモデルでなくノーマルモデルでしたが、今作は何を使うことになるのかが注目が集まるところですね。

 今作Qi35はカーボンフェースの性能が最大限に発揮できたモデルになるので、かなり評価が高くなることが予想されます。

 ちなみに、全モデル純正シャフトで購入すると99000円(税込)になります。純正シャフトは3種類から選べるそうです。

 また実戦コースで使用できましたら、他社製品とまとめてインプレッションしたいと思います。

 気になる方はゴルフショップで試打をしに行ってみてくださいね。





 
2025年01月08日 17:27

2025年キャロウェイ新作ドライバー ELYTE (エリート)

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 毎年1月にキャロウェイ新作ドライバーの情報が公開され、2月に発売される流れなのですが、今年も新作の情報が正式に公開されました。

 今回の新作ドライバーのネーミングはELYTEです。読み方はエリート。

 名前の由来は飛距離と寛容性が高次元で両立し、エリートの領域に到達したという意味でのエリート。

 飛距離を優先にすると寛容性が低くなり、寛容性を優先にすると飛距離が犠牲になる要素があるのがドライバーの性質。

 前回のAIスモークパラダイムではその飛距離と寛容性の両立はかなりの高次元に開発できていましたが、さらに今回の新作ELYTEでは飛距離と寛容性が磨かれ、実戦コースでの安心感、使いやすさが増したようです。

 AIによるフェースの分析するポイントを10倍にして、更にあらゆるミスショットに対して対応できるように開発され進化し、誰でも優しさを感じられるようになりました。

 クラウン部分のカーボンもより高強度のサーモフォージドカーボンになり、低重心、低スピンになり、寛容性を高めても飛距離が出せるようになるために必要な素材を初採用。

 今回密かに開発が進んだのか空力アップ。ヘッドスピードが平均0.6m/sアップでボール初速も0.9m/sアップ。理論値としては7ヤード〜9ヤード飛ぶことになりますが、飛距離には色々な要素があるのであくまでも理論値です。

 実はキャロウェイ社がヘッドの空力のことを言うのは初めてのことで、クラブ好きの人には興味をかきたれる情報ですね。いざ振ってみると前作と同じ重量なのに今作は軽く感じられるので、空力アップの性能は活きているようです。

モデルは4タイプ。

ELYTEトリプルダイヤ

ELYTEノーマル

ELYTE X

ELYTE MAX FAST

の4モデルでELYTE MAX FASTには初のスリーブがついておりシャフト交換が容易になりましたので、軽量モデルでシャフト交換をしてみたかったけど出来なかった人には嬉しい情報です。

 1/10から各ゴルフクラブ販売店で試打ができるそうなので、興味のある人は試打しに行ってみてください。

 発売日は2月中のどこかだそうです。

 今回のモデルELYTEは寛容性が高いので使ってみたかった憧れのカスタムシャフトを入れてみるのもありですね。

 また、コースで使ってみたりした実際の使用感は後日インプレッションしたいと思いますので、今回は性能面でのご紹介をさせて頂きました。


 
2025年01月07日 16:37

2025年PGA開幕戦ザ ゼントリー 松山英樹選手優勝おめでとうございます!?

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 2025年の開幕戦で、松山英樹選手が35アンダーの新記録で優勝を果たしました。

 メジャーチャンピオンでもある2位のコリンモリカワ選手の猛追を押しのけての優勝だったので、この優勝は松山英樹選手にとっても、全世界のゴルファーにとっても、とても価値のあるものとなりました。

 この大会が開催された、カパルアゴルフプランテーションコースは全長7411ヤードパー73と比較的アメリカのコースとしては普通の距離のコースで、もともとはパイナップル畑だった丘陵地帯をそのまま生かした、のどかな雰囲気のコースです。全く池が無い分、フェアウェイが細かくうねってています。

 ちなみに一般プレー代は550ドル。結構、良い値段ですね。

 松山英樹選手は年末から風邪を引いて体調を崩していたので、優勝インタービュー中でもまだ喉が痛いと言っていました。プレー中は、あまり何も覚えていないと言うことで、どれほどまでに集中をしていたのかが想像できます。松山英樹選手の強さの秘密の1つは圧倒的な集中力の持続と言えますね。

 勝てる選手とそうでない選手の違いか集中力の持続のレベルの差。4日間、集中力を持続するということの過酷さは想像を絶する程の所業です。

 集中力といえば棋士の藤井聡太7冠ですね。この2人はどことなく強さの秘密が似ている感じがするのは集中力のレベルの高さだということは紛れもない事実です。集中力があるかないか、、

 そして、何もやりも話題になっているのが、松山英樹選手が使用していたパター。

 去年の年末クリスマスに4本のパターがスコッティキャメロン氏から渡されて、今回の大会の練習ラウンドで選んだのが009Mツアープロトタイプ センターシャフト。スコッティキャメロンのモデルに009と冠のついたモデルは有名なのですが、009とはスコッティキャメロン氏のカリフォルニア州カールスバッドにあるスタジオの郵便番号です。

 今年は松山英樹選手の影響でパターの真ん中についているセンターシャフトのパターが流行りそうな雰囲気ですが、スコッティキャメロンのセンターシャフトだと、、高額パターになるので、欲しいからと言ってなかなか手に入るものではありません、、

 興味のある人はスコッティキャメロン009とインターネットで調べてみてください。

 それにしても、スイングの調子がそこまで絶好調でないのに新記録が出でしまう松山英樹選手はやっぱり特別な何かを持っている選手ですよね。

 その何か?を説明できるようなコーチになるべく、今回のザ ゼントリーの試合を何回も見直して研究したいと思います。

松山英樹選手おめでとうございました!!
2025年01月07日 12:20

真の上級者になるために必要なこと!?part3

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 本当にゴルフが上手なゴルファーは日々どんなことを意識しているのでしょうか?


 それはゴルフの試合に向けて調子を合わせたり、先の目標に対していつも準備をしている。

 というのが本当の真実なのです。

 パープレーで沢山プレーできるレベルになれば練習しなくてもイメージトレーニングだけで良くなるのですが、そんなレベルの人は今回は別の話しなので割愛します。

 ゴルフの試合に出ていない人にはピンと来ない話しかもしれませんが、本当の上級者になるということは、上級者同士で戦って勝ち負けを楽しむということになります。

 ゴルフは趣味として上手く成りたい、自分の中で満足できるレベルまでに成りたいというのも素晴らしい素敵な趣味です。

 でも、ある程度上手くなると私はどれぐらいのレベルなのか?腕試しをしてみたいから試合にエントリーしてみようと思い始めることになります。

 それを楽しんでいる人達のことを競技ゴルファーと言います。

 ちなみに、ゴルフ場の会員になると出られる月例競技も立派な競技ゴルフですし、コミュニケーションなどのお付き合いではなく純粋にスコアだけを競いあうコンペであれば、それは競技ゴルフです。

 コンペティションとは「競技」という意味ですから、普段和気あいあいと集まるゴルフのこのをコンペというのは本当は間違いですね。そういうエンジョイゴルフは親睦ゴルフ会というべきものなのですが、何故かバブル絶頂期のゴルフでは親睦会のことをコンペと呼ぶようになってしまったのです。何故なのかは?謎の謎。


 私は普段のレッスンでは競技ゴルフをするのか?競技ゴルフをしないで上手くなりたいのか?をきちんと線引きをして、その人のゴルフの楽しみ方に合わせてレッスンをするようにしています。

 楽しんでゴルフをしていくのか?結果に凄くこだわるのか?

 ゴルフコーチとしてその線引きができなければ、良いコーチとは言えません。人それぞれのゴルフがあり、それはその人の自由です。

 そして、本当に良いスコアでプレーしている真の上級者達は、その競技ゴルフに向けて日々の生活を過ごしています。

 やはり、上級者になってから上級者のレベルを維持するということは努力以外の何ものでもないということなのです。

 仕事で忙しい中でも、陰ながら努力をしている真の上級者達。

 そんな中でどんな努力をしているのか?を具体的にお話ししていきますので、上手く成りたいけどどんな努力をしていけばいのか?分からない人は参考にできる事もあると思いますので、読み進めてみてください。

→→つづく←←
2025年01月07日 07:05

2025年 新年のご挨拶

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 2025年新年あけましておめでとうございます


 皆様の1年が皆様にとって素敵な1年になることを切に願っております


 私は私の今年1年をどのようなテーマで過ごすのかをずっと考えていたのですが、1年間やり通すテーマを決めるのは本当に大変。

 絶対に、何があってもやり通せること。

 何があっても。

 あれやこれやの目移りは駄目。

 自分にも、人にも意味があること。

 そんなテーマは、、

 と考えていたところに、ふと私の目に飛び込んできた言葉がありました。

  それは、、

       アノネ
      がんばんなくても
      いいからさ
      具体的に
        動くことだね
          相田みつを


 そう私の心の師である相田みつを先生のこの言葉が、本を整理していたら飛び出してきたのです。

 実はこの相田みつを先生の言葉にはとても感謝してもしきれない程の恩があります。

 悩んで何も上手くいかなかった25年前にこの言葉のおかげで、色々なことを具体的にかたちにすることができました。

 理想ばかり求めて口先だけではなくて、具体的に動く。

 具体的に動くことは、とても決断力と勇気が必要です。

 逆に、どれだけ良いアイディアを持っていても、才能を持っていたとしても、具体的になにかの結果、カタチを残さなければ、そのアイディアや才能は消えてしまう。

 何かの結果、カタチにできた人は具体的に動けた人。

 ここで私がこの言葉に出会ってから25年もの間に理解できたことは、

     どんな簡単なことでもいい
    とにかくつづける
      磨く
     そしてそれを信じつづける
     それが
    ホンモノになっていくんだなぁ
           よしだせいご

 みたいな冗談で詩を作ってみましたが、冗談でなく、難しいことではなく簡単なことでも具体的に行動できた人が、結果を残せるということを身に沁みて長い年月で理解できたのです。

 理解できたからこそ、上手くいかないことが続いたり、新しく始めたことが失敗しても、今日から、今から何かを具体的に始めなきゃ!と思う癖がしっかりと身について、気持ちの切り替えや、メンタルのコントロールがとても上手になったのです。

 じゃあどうする?

 私のゴルフレッスンを長く受けている人なら、皆聞いたことがある言葉。

 失敗しても、やる気が起きなくても、じゃあどうする?今!何ができる?と私は人に問うことが大好きです。

 できることはすぐにしよう!

 悩んでる暇があったら、とにかく何かしよう!

 と直ぐに気持ちの切り替えをさせる。

 それがスポーツコーチである私の役目の1つ。


 よく深く悩んでいる時に、お寺や神社に行こうとするのは気持ちを切り替える為ですよね。

 モヤモヤしていて、日々の日常が変えたくても何も変わらない。

 それは何かを始めて続けることを、深層心理の中で面倒くさがっているから。

 それを日常のなかで何かあるたびに、悩みを直ぐに断ち切って、直ぐに新しいことをするようになれば人生はとても楽になる。

 ちなみに、私はお寺や神社に行って神様、仏様にお願い事はしません。

 「今年も私なりに頑張ってみます。いつも見守っていただき有難うございます。」

 とご挨拶するだけ。

 これも自分なりに具体的に動いてきて、結局は自分の意思を持って、それを守り続けないと、神様、仏様も助けようがありゃしないと思っているからです。

 自分ができることを具体的にするだけ。
感謝と謙虚な気持ちを常に抱きながら、、


 ということで、私の今年のテーマは、

    《具体的に動くこと》


 にしました。

 ずっとやってきたつもりなのに、いつの間にか薄れてきている行動力。

 敢えて、再び相田みつを先生の教えを実践していくことを心に決め、このお正月の間に《具体的に》何をするのかを《具体的に》計画しようと思います。

 《具体的》に出来ないことはしない!考えない!

 余計なことは一切しない!

 やるならやり続ける。

    《具体的に動く》


 ということで、皆様のゴルフも《具体的に》結果に繋げていくことを全身全霊で取り組んでいくことをお約束して、新年のご挨拶の結びとさせていただきます。

 まずは体力、健康ありき!

 沢山食べて、沢山寝て、スイング素振り毎日300回、スクワット300回諸々をして、私はお正月を過ごそうと思います。


〘夢を見るチカラ、優しいキモチ、溢れ出る情熱のエネルギーを〙

    公益社団法人日本プロゴルフ協会所属
              吉田誠吾
2025年01月01日 07:03

2024年 終わりのご挨拶

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 皆さんにとって2024年はどういう年だったでしょうか?

 コロナウイルスの猛威が2023年に完全に終息し、制限されていた生活から普通の生活に戻ってきた日常の中で、人それぞれの環境の中で、人それぞれのドラマが始まっていく。

 早くコロナウイルスの流行が終わればいいのにと思っていたけど、いざ終わってみると、、、当たり前のことを当たり前とつい思ってしまう。


 歴史的な困難を乗り越えてきた中で私達は何を学んで、それをどう生かしていくことができるのか?

ご飯を食べて、なにかしら動いて、寝る。

 私達の生活の基本は食事、運動、睡眠であり、その基本を大切にしながら、その間の中でどう時間を過ごすのか?

 その時間の過ごし方がとても奥が深く、考え方によってどうにでもなってしまう。

謙虚に過ごす

刺激を求めて過ごす

時間に追われて過ごす

自分の世界で過ごす

他人の世界で過ごす、、、


 人に迷惑をかけていない限り、何が正解で不正解なんて、なかなか決められることではない時間の過ごし方。

 だから人生を完全に理解することは、なかなかできないのです。


 脳科学的に人の脳は飽きやすいことが深く判明しています。

 飽きるから飽きないようにする。

 その脳が飽きないようにする長い年月による工夫の繰り返しが人の文明を作ってきたのです。

 約20万年前にホモ・サピエンスが誕生し、約5000年前に文明が各地に形成され初めて4大文明が誕生し、今に至るわけですが、結局、食べて、動いて、寝るの基本はどの時代も同じ。

 何が今と5000年前と違ってきたのか?というと?

 安心安全が生活の中で確保されるようになり、色々なものが便利になり効率が良くなり、世界中の情報がより多く手に入るようになりました。



 そして平等が皆に行き渡って、、、いるようには、、なっていません。

 元々、脳が飽きたものを飽きないように工夫されてきたこの世界は、言い換えると欲を現実に叶えてきた世界。

 言い換えると欲が具現化された世界。

 人には欲があって、その欲をコントロールしなくては社会では生きていけません。

 欲をコントロール出来ないと、結局、挙句の果てには必ず身を滅ぼすことに繋がる。

だらしなくなる

病気になる

物事の秩序が無くなる


 脳が飽きないように欲で出来た世界では、生まれながらにして知能指数、体力、性格、そして病気が有る無いが決まってしまっている中で、どうしても色々なものが偏ってしまう。

 欲を多く叶えられる人は、生まれながらにして恵まれていることが多い。もちろん、恵まれていなくても圧倒的な努力をして欲を叶える少数の人もいます。

 ですが、、本当の幸せは欲を叶えることなのでしょうか?

どう思いますか?

私はそうは思いません。

 上手くいかないことや、欲しいものが手に入らないことがあっても、そういう手に入らないことの中で楽しむことは考え方次第できてしまう。

 人生なんてほとんどのことが上手くいかないもので、そんな上手くいかないことを「はぁー、、まあいっか」とため息をついて、ほっこりとリラックスすることが上手な人ほど、哀愁が漂っていて、人として魅力があると私は思うのです。

 哀愁が漂う魅力のある人って、かっこいい。

 その哀愁を漂わせている人は何かを悟っている。

 けして恵まれていない環境の中で、やたらと元気で前向きで楽しそうな人と出会うことがあります。

 そういう人に出会う度に本当に大切なものは何なのか?を教えて貰えて、その人と会った後には心がポカポカに温まり、生きていることの価値や素晴らしいさを理解させられる。

 本当の幸せは欲を叶えることではなく、生きていることを味わうことができているか?だと年を重ねる度に思うようになってきました。

 生きることを味わう為には、いつもココロがニュートラルになっていて、色々なものが見えていないと味わえない。


 そして年始めに決めた2024年の私のテーマが〘我慢〙でした。〘我慢〙を意識しながら時を過ごしてみると、とても素晴らしいテーマだったと、今年を振り返ってみてそう思います。

 ココロをニュートラルにするためにもこの〘我慢〙は必要でした。

 どんなに色々な人と会っていると言っても、結局のところ1人で考えている時間がほとんどであり、考えたことを実行するのか、しないのかは自分次第であって、その結果が今の自分と成って行くわけです。

 考えたことを実行する前に少し〘我慢〙することで、結果として質の高いものが出来上がったり、結果的に必要のないことを未然に防ぐことが沢山出来たことに対して自分でとても満足しています。

 思い立ったら直ぐに行動することも時としては大切ですが、その行動が人に迷惑をかけたり、間違えた決断だった場合は、その後始末をしなくてはいけないので、時間の無駄遣いをしてしまうことになります。

 若い頃は沢山失敗をして、沢山反省をして、経験を沢山積んで行かなくてはいけません。経験を沢山積むことは大切です。

 失敗なんてしなくて成功だけでいいと言う人がいるのなら、その人は危うい人。

 失敗の大切さを知らない人は、人の気持ちを理解することができないでしょうし、きっと利己主義な人。

 沢山失敗して、人が辛い時や苦しい時にその人の気持ちを我が事のように理解できる人のほうが人間としては魅力があり、生きることの深みを噛み締められているのだと私は思っています。

が、しかし、、

 その失敗の先にあるものこそが〘我慢〙であり、沢山失敗しなくては、「行くときは行く、待つときは待つ」の判断ができませんし、その待つための〘我慢〙が出来るようになるには長い年月が必要です。

 そして絶対に勘違いしてはいけないこと。それは〘我慢〙が退屈で辛いということではないということ。

 ここの気づきがとても私には大切なポイントでした。

 退屈で辛いというイメージで〘我慢〙をしたのではなく、〘我慢〙をするからこそ、しなくてはいけない本当の決断や、見えなかった新しいアイディアが見えるようになったりして、とても楽しい〘我慢〙を私は少しだけできるようになりました。

 何かの出来事により〘我慢〙を強いられることになった時に、退屈で辛いイメージでなく、自分なりに楽しんで、自分の成長することができるために〘我慢〙は必要なことなんだと、明るく考えられるようになれば人生が間違いなく豊かになる。

 コツコツやってきたこと、長く続けられたことに本当の価値がある。

 スポーツでも、お仕事でも、人間関係でも、健康も、何でも時間をかけなくては得られないものばかり。

 時間を費やさなくては意味のあるものにならないのに、直ぐに結果を欲しがって失敗してしまう。

 やったことを意味のある事にするために、時間を費やすための〘我慢〙をどう考えるのか?それがどれほど大切なことなのかは計り知れません。

 そのために必要な〘我慢〙を楽しいイメージにすることの大切さが今年はしっかりと勉強することができました。

 日常の中で辛いなと思うことは誰だってあるし、生きていくということは大変なことです。

 だから、〘我慢〙を敢えて楽しむことは人生を上手に生きていくためには必要だということを、これからいつでも、何かある度に直ぐに思い出せるように自分を律していきたいと思います。


  今年も皆様どうもありがとうございました。

 皆様にお会いして、レッスンをさせて頂けている時間は私にとってはとても有意義な大切な時間です。

 本当に成長したくて、自分を変えたくて、良い時間を過ごせるようにゴルフが上手く成りたいからレッスンにお越し頂いている。

 そんな強い思いに応えられるように、日々レッスンのために必要な体力や気力を維持することを最優先に1年を過ごしてきました。


 私にとって日々のレッスンは、私の全てであり、皆様の希望や夢を叶えて頂くためにはもっと自分を鍛えないといけないと、いつも自分に言い聞かせています。

 人に何かを言う前に、まずは自分を鍛え上げること。

 それが私のマイルール。

 皆様にもっといいレッスンが出来るように出来る限りの努力を続けて行きますので、来年も何卒よろしくお願い致します。

〘皆様の人生が温かい優しさで溢れる日々になりますように〙


 公益社団法人日本プロゴルフ協会所属
            吉田誠吾
 
2024年12月30日 16:43

真の上級者になるために必要なこと!?part2


 初見のチャンピョンコースで70台のスコアでプレー出来るような真の上級者には大きく分けると3タイプに分けられます。
 
◇とにかくアプローチとパターが上手い真の上級者。ドライバーの飛距離は200ヤードから240ヤードぐらいで、とにかくグリーンの周りから自分のショートゲームの世界感を確立しているタイプ。
 
 ずっと調子が安定していて、グリーン周りからいとも簡単に寄せて1パットが出来るので、こういうタイプの人はアマチュアゴルファーの鑑のような人。
 
 飛距離を伸ばせたらいいなとは思ってはいるものの、スコアが乱れるぐらいなら直ぐに安定するスイングに戻す。頭脳派タイプでショートゲームが上手いということは感性が豊かということなので、性格も個性的な人が多い気がします。
 
 とにかくアプローチを寄せ切る感覚を磨き切っているゴルフの本質を知る上級者。
 
◇体力、筋力に恵まれている飛ばし屋タイプの真の上級者。とにかくドライバーなどのショット全般がプロゴルファー並に飛ばせることができるので、スイングの調子がいい時にはどんなコースでもパッと70台が出てしまう。しかし、アプローチとパターが完全に確立していないので、調子を崩すと深いスランプになってしまう傾向があります。
 
 何かのスポーツで体を鍛え上げていたり、ゴルフ部に多いタイプです。
 
 真の上級者と言っても、、体力が落ちてしまうと競争ゴルフを辞めてしまう人が多いのもこのタイプです。
 
 一度辞めてしまったけど、もう一度レベルを戻したいという人が私のレッスンに訪れた時には、このタイプの人になります。
 
 やはり、ゴルフはショートゲームが一番大切なので、ショートゲームを磨き切れないでパワーで押し切っていると、いつの日か後悔する時が訪れる。そういう人を私は多く見てきました。
 
◇飛距離も出て、ショートゲームも確立しているオールマイティタイプ。
 
 こんなタイプの人はゴルフクラブのクラブチャンピョンシップで優勝していたり、全国大会に出場したことがある腕前なのでアンダーパーのスコアを沢山作り上げてきているタイプです。
 
 もし飛距離も出て、ショットゲームも上手い人が貴方の身近に居ればそれはスーパーラッキー。絶対にお願いしてでも一緒にプレーしてもらうことをお勧めします。
 
 元々、学生時代のゴルフ部で活躍をしていたり、上級者の集まりのグループに入り、週に1.2回コースをプレーしていている中で突如覚醒する人が稀に居ます。
 
 各ゴルフ場の会員数は1000人〜3000人と言われていて、その各ゴルフ場にこのオールマイティタイプの真の上級者は2、3人いるか居ないかというレベルの人達。
 
 ここまでのレベルとなると、普段の練習のバランス感覚があって、メンタルが強く、物静かで聡明な人ばかりです。
 
 
 
 
 
 と言った感じて、真の上級者にも色々なタイプが居ることが理解していただけたでしょうか?
 
 もっと言うと、真の上級者にもまたレベルがあり、その上にプロゴルファーの世界があり、そのプロゴルファーにもレベルがある、、という話しまでになってしまうと魔鏡の世界に皆さんを誘ってしまうことになりますのでここでは辞めておきます。
 
 で!?ここからが大切なポイント。
 
 色々な真の上級者がいる中で、あるレベルを越したゴルファー達が普段の日常のゴルフで何を考えているのかを詳しく説明していきたいと思います。
 
 スイングで悩んでいるのか?
 
 ゴルフに悩んでいるのか?
 
 この悩みの違いが分かりますか?
 
 もし分かれば、真の上級者に成れる可能があるのですが、、スイングでなくゴルフで悩む、、
 
 感の良い人ならこのキーワードでなんとなく私が何を言いたいのかを想像できる人もいるかも知れませんね。
 
 →→つづく←←
 
 
 
2024年12月29日 08:32

真の上級者になるために必要なこと!?part1

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 本気でゴルフが上手く成りたい。

 出来る限りの努力はしている。

 でも本当に上手なゴルファーとゴルフをしてみると雲の上の人に思えてしまって、自分がそこまでのレベルに到達が出来るのか?と日々の練習に対して自信が持てない。

 上手くなる為には、、どうすればいいのか?

 ゴルフコーチの私にとって、正真正銘の真のゴルフ上級者はどれぐらいのレベルなのか?

 それは初めてプレーするチャンピョンコースのバックティ(男性)、レギュラーティ(女性)でスコア70台でプレーできる腕前を持つゴルファー。

 チャンピョンコースとは、公式トーナメントのような大規模な大会を開催出来うる、設備とコースを持つゴルフ場です。いわゆるプロのトーナメントが開催できるような難易度を持つゴルフ場のこと。

 もし、チャンピョンコースでない、普通のゴルフ場でプロゴルファーの大会を開催してしまうと、皆良いスコアでプレーしてしまう為に差がつかなくて面白くない大会になってしまいます。

 そんなチャンピョンコースを初見のプレーでバックティ(男性)、レギュラーティ(女性)から70台でプレー出来ることが出来たら間違いなく上級者と言っていいでしょう。

 色々なゴルフ場でのシングルプレーヤーでも、初見でのホームコースでないチャンピョンコースで良いスコアを出せる人はなかなかいません。

 なのでようやくシングルプレーヤーに成れたと思っても、その腕前を維持することが大変なのはもとより分かっていることですが、あそこのチャンピョンコースのバックティで70台でプレー出来ないということであればまだまだ自分の足りないことの練習をしなくてはいけません。

 そこで真の上級者とは一体どうすれば成れて、どういう技術、メンタルに成っているものなのか?ということを皆さんに解説していこうと思います。



 上手い人は皆同じように上手く見える?

 いやいや上手い人にもレベルがもちろんあります。そのレベルを見極めて普段私はコーチとしてゴルフアドバイスをしているのですが、真の上級者に対しても普段接していてコーチングをしています。

 そこでアマチュアゴルファーとして真の上級者と、そうではない人の違いを私なりに思うことが沢山あるので、そのことを話すのも面白いなと思いついたのです。

 ゴルフをしていて上級者とプレーする機会がある人は恵まれている環境と言えるのですが、そのような人はなかなかいません。

 本当はそういう上級者といつもプレーしている人は知らないうちに上達してしまうことでしょう。

 ゴルフに限らず、スポーツというものは、コーチングを受けていないのであれば、上手な人といつも一緒に練習することが大切なことは言うまでもありませんよね。


 ただ、そんな面倒見のいい真の上級者が居ればの話しであって、面倒見のいい真の上級者の存在は、この世の中にはレア中のレアといえるほど全く居ません。

 ある程度上手くなったけど目標が無くなってマンネリしている人や、物凄い努力しているのに一向に上手く成れないと思っている人にはきっと参考になることでしょう。

 上手い人は皆同じに見えてしまう人も、この話しを理解すれば今後の自分のゴルフの為になるかもしれません。

 

→→つづく←←
2024年12月22日 12:10

最近流行っているミニドライバーってどうなの!?part2

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 世界の1流の男子プロゴルファーの飛距離で例をい言うと、
3番ウッドが270〜280ヤード程、
ドライバーが300〜310ヤード程になります。

 もともと3番ウッドとドライバーは2、30ヤードの違いということを一度再確認してください。

 そしてミニドライバーが280ヤード〜290ヤード。

 もともと、3番ウッドとドライバーの飛距離の差は30ヤードで、ミニドライバーがその間に位置している。

 だから、ミニドライバーとドライバーは10ヤード〜20ヤードしか違わない。

 そもそも、ツアープレーヤー達からするとその20ヤードの差がとても大きな違いになるわけです。

 何故ならバーディを量産しなくてはいけないから。

 調子が良い時に4日間で15個から20個のバーディをとるためには、その20ヤードはとても大きい。

 じゃあアマチュアゴルファーからするとその20ヤードに対してどう考えればいいのか?

 それがミニドライバーを使うか?使わないか?の判断となるわけです。

 アマチュアゴルファーにとって、20ヤード犠牲にして安定をとるのか?20ヤードのリスクを取って攻めのコースマネージメントをとるのか?

 どちらがいいのでしょうか?

 これは、そのアマチュアゴルファーの腕前のレベルにもよります。

 ほとんどのスコアが80を切れるレベルの人ならドライバーでミニドライバーより20ヤード飛ばすことは意味があることでしょう。

 何故なら20ヤードの違いは1つから3つバーディを取ることに関しては大きな意味を持つからです。

 そうでないレベルのゴルファーなら、、大きなミスが減って、曲がらないのなら20ヤード飛ばないミニドライバーのほうが良いスコアになったり、年間を通しての平均スコアは良くなってしまうかもしれません。

 もともと、ドライバーとフェアウェイウッドがあまり得意でないレベルのゴルファーなら、楽に飛ばせる軽くて球が上がりやすいドライバーを使う必要があるので、ミニドライバーは使う必要はありません。

 ちなみに、プロゴルファーが初心者、中級者用の軽くて楽に飛ばせるドライバーと最近のミニドライバーを本気で打ち比べてみるとミニドライバーの方が飛ばすことができます。

 何故かというと、重心深度とシャフトの硬さの兼ね合いでミニドライバーのほうが思い切り振れるからです。

 なので、ミニドライバーを使ってメリットがある人は、元々しかっり目のスペックのドライバーを使っている人で、幾ら練習してもドライバーの曲がりに不安を感じている人。

 もしくは、かなり良いスコアでプレー出来ていて、ドライバーとミニドライバーを使い分けて戦略を広げていける人。

となります。



 私も今までに発売された、ミニドライバーは全て打ってきました。

 データで言うと、やっぱり自分のドライバーと10ヤード〜20ヤード違うだけ。

 でも良く考えてみると、今の最新モデルのドライバーというのは、性能が開発され進化していることは間違いないのですが、ミニドライバーと10ヤード、20ヤードの違いだけで、球筋が曲がってしまったり、難しくなってしまう要素があるわけです。

 ミニドライバーと460ccのドライバーの違いといえば、長さが1.5インチ違って、体積が160cc程違うということ。

 その1.5インチと160ccの差で、10ヤードから20ヤード違うだけと考えていくと、、本当にドライバーに求めるものが見えてくる気がします。

 ドライバーは46インチまでルール上オッケーなのに、プロゴルファーで46インチギリギリでドライバーを使っている人はかなりの少数派です。

 46インチにしないで、43.5インチから45.25インチで試合で戦っているプロゴルファーが多いというのは、一種の長年のツアープレーヤーのデータの事実です。

 人間の体の構造、運動力学、クラブの物理学、化学として、ドライバーの長さは、43.5インチから45.25インチに臨界点があるということになります。

 そして、460ccというドライバーのルール上認めらた体積にも私は疑問に思うのです。

 本当に460ccは有利なのか?

 なんで460ccをルールの上限としたのか?

 何故460ccいっぱいでドライバーを作るのかというと、慣性モーメントが高くなるからです。

 慣性モーメントというのはゴルフクラブで簡単説明すると、フェースの芯に当たらなかった時のヘッドのブレやねじれを抑える物理的な力の数値のことです。

 なのでフェースの芯に絶対に当たるなら、慣性モーメントの数値はいらないことになります。

 じゃあフェースの芯に当たりにくい人には、高慣性モーメントのドライバーは絶大な恩恵を受けるのか?というと、、

 私は絶対的にそう思いません。

 その理由は、そもそもスイング中のヘッドの軌道が正しければ慣性モーメントは有利に働き、正しくなければ邪魔になるからです。


 また、説明しようと思っていますが、そもそもスイングのテークバックとダウンスイングを正しく行えている人はドライバーに悩んでいないわけであって、逆に皆悩んでいるからドライバーに不安を覚えてるわけです。

 これも良く考えてみると、、理に適っていないスイング軌道に慣性モーメントが働いても、、ズレた方向にきちんと飛んでしまう。

 そうです。いくらドライバーが進化したとしても、スイング軌道がきちんとしていなければ、最新テクノロジーは助けてくれないのです。

 1流プロゴルファー達は極限までスイングの精度を高めているので慣性モーメントの恩恵を大きく受け、スイング軌道がきちんと出来上がっていない人にとっては慣性モーメントは絶対的に有利とはならない。

 1流プロゴルファーの中で普通のドライバーを抜いてミニドライバーだけを入れている人がいない理由は、1流選手はスイング軌道が綺麗だから、、

 でもアマチュアゴルファーの場合は?

 その悩みを解決してしまっているのが、ミニドライバー。

 慣性モーメントが少ないミニドライバーの方が、スイング軌道にズレがある場合打ちやすくなってしまうのです。

 だから、ドライバーに悩んでいる人にとってはミニドライバーは慣性モーメントが少ないから打ちやすくなる。

となるのです。


 ミニドライバーが打ちやすい理由が理解していただけでしょうか?

 理想を言うと、ミニドライバーに頼らなくていいぐらい、スイング軌道を基礎練習で綺麗にすればいいだけなのですが、それはそれで、また別の話し。その話しをし始めると違うテーマになってしまうので今回お話しするのを辞めておきます。

 今回のミニドライバーのテーマをまとめると、最近の普通のドライバーとミニドライバーとの違いは1.5インチ、160cc。

 その違いは10ヤードから20ヤードの違いでしかない。

 ドライバーに元々悩んでいない人からすると、10ヤード距離が落ちるだけ。

 ドライバーに悩んでいる人にとっては、大きく曲がっていたりしていた分、ミニドライバーのほうが飛んでしまう可能がある。

 だから、ドライバーに悩んでいない人にっては3番ウッド的な位置づけで使う。

 ドライバーに悩んでいる人は、ドライバーが好きになるまでピンチヒッターとしてミニドライバーで楽しむのもアリ!

 でも、ちゃんとしたスイングの基礎練習をしていけば普通のドライバーの高慣性モーメントを使えて、やっぱり物理的に普通のドライバーのほうが飛ぶのは飛ぶ。

 10ヤード、20ヤードの違いをどう考えるのかはその人の考え次第なので、最近のミニドライバーは、今後の各メーカーのドライバーの開発の方向性に影響を与えることは間違いないことでしょう。

 少しでも飛ばしたいのか?

 それよりも打ちやすくて安心のほうがいいのか?


 ちなみに私は、普段のゴルフをしていて趣味としては10ヤードの違いは大きいと考えてしまうタイプなので、仕事として趣味としては最新テクノロジーの最新モデルは追いかけていくつもりです。

 でも、ミニドライバーの打ちやすさは、、なんというか、、昔のドライバーの良さを思い出させてくれますし、スイングの調子が乱れてスイング軌道がズレてしまった時には確実にミニドライバーのほうが打ちやすくなるのですから、ミニドライバーは普段の練習でも時と場合によって使ってみようと思っています。

 慣性モーメントが絶対的に有利なのか?

 皆さんはどう思いますか?

 ずっと何を使ってもドライバーで悩んでいる人や、ドライバーとミニドライバーを使い分け出来る自信のある人は、一度最近のミニドライバーを使ってみてみることを検討してもいいかもしれませんね。

 →→おわり←←

 
2024年12月14日 13:25

最近流行っているミニドライバーってどうなの!?part1

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 ここ最近のプロゴルフツアーのなかでミニドライバーを使用する選手が増えてきています。

 ミニドライバーって何?と知らない人もいるかもしれません。

 最近のミニドライバーというのは、言葉のごとく小さなドライバーのことで、最近のドライバーは460ccの体積に対して、ミニドライバーは300cc〜340ccの体積になります。

 最近で言うと、テーラーメイド社の2023年にバーナーミニ、2024年にバーナーミニカッパー、それ対して今年になってキャロウェイ社がAIスモークTi340miniを発売し、様々な1流プロゴルファー達がテストしています。

 1流プロゴルファー達が使用している理由は、飛ぶ3番ウッドの変わりとして使用していることが多く、普通のドライバーは抜かないで、ミニドライバーはあくまでも3番ウッドとしてツアー選手のなかで人気が出ています。

 でもあくまでも、これは1流プロゴルファー達の話しであり、アマチュアゴルファーにとってのミニドライバーはどういう立ち位置で考えていくのがいいのか?を簡単に説明してみたいと思います。

 実は、既に2014年にSLDR Sミニドライバー、
2019年にオリジナルワンミニドライバーがテーラーメイドから発売されています。

 この頃のミニドライバーはあくまでもティーショット用として開発され、重心深度の兼ね合いから地面から打つフェアウェイウッドとして使うことは全くされませんでした。

 4.5年前のドライバーは重心深度を浅くして、とにかく低スピン化で飛ばそうとすることがトレンドになっていて、その影響でちょっと間違えて低スピン過ぎるドライバーを選んでしまうと球筋が低くなってしまう現象が起こっていました。


 なので、当時のミニドライバーを使っていても低スピン感が強くて楽な感じがしなくて、やっぱり普通の460cc のドライバーを軽く振ったのほうが飛ぶので飽きてしまい、ほとんどの人がミニドライバーをコースで使用しなくなってしまいました。

 そして、ミニドライバーブームはプロゴルファーが誰も使わなくなり一度落ち着きました。

 そして最近になってミニドライバーの人気が再燃した理由は、ボールのスピン量が多くのクラブ製品開発からの経験から最適化され、楽で打ちやすくて曲がらないというコンセプトが見事に熟成されたからです。

 簡単に一言で言うと、とても打ちやすくなって、それでいて飛ぶようになりました。

 ドライバーが苦手なアマチュアゴルファーにとっては、ミニドライバーのほうが飛んでしまうという現象も一部では起きてしまっている、、



 ここで一度落ち着いたミニドライバーブームから、何故再びプロゴルファー達に取り入れられるようになったのかを冷静に考えていきます。

→→つづく←←
2024年12月08日 06:44

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