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意識や行動を変えることからスコアを良くする!?part2

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 今現在の自分の生活環境に満足していない不満を持っている人から、何をどうするべきかアドバイスして欲しいと言われたら、どうアドバイスするのか?

 という前回の質問をあなたなりに考えてみましたか?

 そんなの、、、〘アドバイスなんて人それぞれで、アドバイスを受ける人、する人の意識や思考でどんなアドバイスにもなる〙よ!

 そもそも、〘この質問にはアドバイスをして欲しい人がどう不満に思っているのかが具体的に書いてない〙からアドバイス出来るわけないよね。

時間をかけて悩みを良く話を聞かないと!

 その後に、私ならこうするということを、参考程度にアドバイスをなんとなく聞いてもらう。

 少しアドバイスしたって、その後にその人の意思で行動できるようにならないと何も変わらないし、相手の気持ちを考えて時間をかけてアドバイスしないとね。

 自分でも不満に思っていることを解決できていないことがあるし、誰だって悩んでいることはある。
 本当にその人に良いアドバイスするなら沢山時間をかけないといけない。一言で済むアドバイスなんてある?

 なんで、こんな変化な質問するの?

  って思った人。

  それが正解!でその通りです。


 この質問は質問のした方や内容が間違えています。


 本来なら、この人はこういう環境で、こういうふうに悩んでいます。こういう気持ちを感じているのですが、なかなか上手くいかなくて解決しません。

 と、その人の今現在の不満に思うことの状況が語られていないのです。そんなの、アドバイスできる訳ありませんよね。

 質問自体が間違えていることを気がついた人は、現状を把握してから、事を進められている人なので、きっと良いアドバイスができるでしょう。

 このタイプの人だった人はCタイプの人とします。

 
 もし、考えないで、読み進めてしまった人は注意が必要なタイプの人。現状に流されていて、運にまかせて少し諦めてしまっている可能性があります。

 なぜなら、自分なりに考えないことそのものが、日々生活のなかで、色々な出来事に対して成長するための反省ができなくなっているということに繫がるからです。

 ただ、ストレス社会の現代では考え過ぎるとストレスを抱え込み過ぎて体と精神を壊してしまうことになります。

 考え過ぎるのもよくない!


 〘敢えて考えない〙というのは、人生の1つの戦略なのは私も時として実行しているので、そのことには同意します。

 でも考えるべきことを考えられなくなるのは、〘あえて考えない〙ということとは違います。

 考えるべき時に考えなくては、自分が成長することはありません。

 今の環境や自分の社会のポジションに、満足している、不満があるということは置いといて、自分の気持ちを押し殺して、とにかくこの環境に適応しようとする。

 押し殺してまで、適応する必要があるのでしょうか?

 流されているのは別に悪いことではない。ストレス社会の中で、自生き抜くためにはこうしたい!ああしたい!って思っていたら上手くいかなくて、余計にストレスがたまる。イライラしないで、クラゲのように流されているのが楽で居心地がいい、、

 確かにそうなのかもしれませんが、せっかくの人生、自分の価値観や好みを押し殺してまで我慢する必要はあるのでしょうか?

 ある意味、心が疲れきっていて、抑うつ状態になってしまった人は、心の疲れが取れるまで、活力が戻るまで頑張らないことは大切です。心のバランスが壊れてしまっては、心が枯れて干からびてしまいます。疲れ切っている人は、頑張ってはいけません。

 まず、自分に対して上手く向き合えていて、前向きに人生を送れるまでは、まずは自分を守って、心と頭を整理しなくてはいけません。

 逆に言うと、人のことなんて構っている余裕はない、自分でいっぱいいっぱい、って言う人は、環境の変化、その環境の変化による心情の変化に流されるということ。流されながら、必死に自分を守ろうとしている。

 私は個人的に、次のように思います。

 流されるのもいいけど、やっぱり自分の意思を持って、その信念に基づいて何かを助けてあげる余裕を持てるようになって欲しい。自分だけ良ければいいなんて、生きてて味気ないと思いませんか。

 人生の終わりに、はぁー!!何とか自分だけは何とか上手く行って、そこそこの人生が送れた。
あの時とあの時は人生のピンチだったけど、運良く免れた。人生なんて運しだいで、生まれてきた環境と体と頭の回転の速さでだいたい決まっている。
私は運が良かったなぁー。
 生まれ変わったら、運の良い人に生まれ変わりたい、、

私はそんな考えなんて、寂しいと感じてしまいます。

 どんな不遇な環境でも、自分の意志を大切にして、自分の成長を味わう。そのためには少しは俯瞰して大きく考えてみる。

 余裕があれば、困っている人を助けてあげる。
いや、助けさせてもらう。
その助けさせてもらう瞬間こそが、生きていることを実感する、数少ないチャンス。

 困っている人に、大丈夫だよ!!何となるよ!!明日はきっと楽しいよ!!って優しく言ってあげる余裕は持っていたいものです。

 私はそういう考えをいつも忘れないようにしていて、どんなに辛くても、どんなに上手く行きすぎていても謙虚で切実でいなければと自分を戒めています。


 質問を考えなかったタイプの人をBタイプとします。


 そして、、一番困ったタイプなのが、、こうあるべき!!こうしないと絶対に駄目!!努力が足りないから、ひたすらに頑張るべき!と一方的で、相手の心情、環境、立場を考えないでアドバイスを考えた人は、要注意な人です。

 本当に助けてあげたくて、全身全霊でアドバイスしてあげることは悪いことではありません。

 でも相手の気持ちや、考えや、希望を無視して、自分の価値観や成功体験を押し付けてアドバイスしても、ほとんどが嫌がられてしまいます。
 良いアドバイスというのは、アドバイスが良い方向に行くというのは、相手とアドバイスが呼応した時に、初めて良いアドバイスだったと、アドバイスを、評価することができます。

 アドバイスを言った瞬間に、はぁー!!私、あの人に凄い良いこと言ったな!私って本当にいい人!あとは本人次第だから、あとはしーらない!あとは頑張って!!人生は自己責任だよ!私は私、あなたはあなた!

 って、それはエゴイズム的な、ギャンブル的な、自己陶酔するためのアドバイスになってしまいます。

 アドバイスというのは、良いアドバイスなのか良くないアドバイスなのは、後から評価できること。

 独りよがりなアドバイスでも、人によってはめちゃくちゃ良いアドバイスだった!となることはあるかもしれませんが、相手の気持ちを理解されていないアドバイスなんて、ほとんどの人が、何か余計に分からなくなった、もっと迷うことになってしまった、
と思うことでしょう。

 相手のことを思ってアドバイスをしてあげたしても、相手が必要としないアドバイスは嫌がられます。

 奮い立ちながらなんとかしてあげたい、私がアドバイスしてあげなきゃ!!と思っても、相手の話をいっぱい聞いて、相手のことを理解してからでなくては、アドバイスすればするほど相手は嫌がることでしょう。

 パワーハラスメント、モラルハラスメントというのは、相手を理解しない利己的な相手にとって迷惑な行為のことを言いますが、
「アドバイスは難しいよね!その人の為に言ってるのに、その人が成長すると思うから、わざわざ一念発起してアドバイスしてるのに、なんでパワハラ、モラハラって言わなれなくっちゃいけないの?」
と思う人は気をつけなくてはいけません。

 相手の話を聞くことをしないで、相手の話を聞くのが手間がかかる、面倒くさいと思うなら
アドバイスをする必要はないのです。

 相手の話を聞かないで、ただアドバイスするのは、相手の為にではなく自分の為に行なっている行為なので、相手にとってみたらアドバイスは迷惑になります。

 相手の話を時間をかけて良く聞くというのは、アドバイスするよりも、とても労力が必要です。

 話し上手よりも、聞き上手。


 相手がどう悩んでいるのか理解できないのに自分のアドバイスを考えてみた人は、Aタイプとします。

 はい、ここで感のいい人はもう分かっているとは思いますが、
この話しを全てゴルフで悩んでいる自分が、相手にどういうアドバイスをしてもらうと嬉しいのか?

 ということに置き換えていきたいと思います。

 はっ!自分がアドバイスをしてもらう側なら!!嫌味ったらしく書かれていたこの文章も、理解できる!ってなりませんか?

 どのタイプに相談したい??

 では、話しを続けていくことにします。

→→つづく←←

 
2023年12月15日 20:20

意識や行動を変えることからスコアを良くする!?part1

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 普段の日常で生活しているなかで色々な人が周りにいます。

性格の違い

体格の違い

能力の違い

発想力や行動力の違い

趣味趣向の好みの違い

仕事や、その仕事の役割、ポジションの違い

生活している地域、住まいの環境の違い

  等、

 人によって、その人の価値観や好みや環境、そして目標によって、様々な人生を一人ひとりそれぞれ歩んでいます。

 どんな人生を送るのが理想なのか?



 今現在の自分や環境に満足しているのなら問題ないのですが、もし満足していないのならどうするのが理想なのでしょうか?

???

 もしあなたが、現在の自分の生活環境に満足していない不満を持っている人から、何をどうするべきかアドバイスして欲しいと言われたらどうしますか?どうやってアドバイスをしていきますか?

 いやいや私だって悩んでいるのだから、私のほうがアドバイスして欲しいよ!と思わずに、一度、自分にではなく人に対してアドバイスしてみることを考えてみてください。

 このことを一度あなたなりに考えてみることが、あなたのゴルフのレベルを引き上げることに繫がります。

 さあ?あなたは不満を持っている人に、どうアドバイスするのでしょうか?アドバイスの種類は千差万別、十人十色、星の数ほどあるのかもしれません。

 しっかりと、ちゃんと、あなたならどうアドバイスをするのか考えてからこのあとの続きを見るようにしてくださいね。

 考えてからでないと今回のテーマの主旨を理解できないかもしれませんし、このあとの続きを読み進めていく際にとても関係してくるので、是非とも考えてみてください。

→→つづく←←
2023年12月10日 07:13

ゴルフスイングでのスイングアドレスとグリップはどれぐらい大切なのか!?

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 ゴルフが上手くなりたくて必死に練習してもなかなか上手くならない。

 ゴルフは難しい。

 分かった!と思って喜んでも、次の日にはその分かったことが消えて無くなってしまう。

 その消えてしまった理由がスイングアドレスやグリップに問題の理由があった場合、どれだけスイングを練習しても、スイングアドレスやグリップに問題があることを理解して解決しなければ、いい感覚のスイングを思い出せることは無い。

 その先に待っていることというのは、負のスパイラルの無限ループ。

 スイングの最初のスタートが間違えているのに、練習することの意味はあるのか?

 そこに気がつくまでに、自己流ゴルファーは何十回、何百回とスランプを経験することになります。

 自分で自分にとって、本当に正しいスイングアドレスとグリップを身に付けるためには、よほどの観察力とセンスが必要になります。

 良いスイングアドレスとグリップでないのに、そこから良いスイングになることはあるのか?

 どれだけスイングを練習したとしても、スイングアドレスとグリップが違っていたら、、、

 ゴルフが上手くなれば上手くなるほど、構えであるスイングアドレスとグリップがやはり大切だと気がつくことになるのです。

 でも結局は自分にとってどういう感じがいいのか?自分では分からないし、とりあえずこのまま打ってるという人が多いのではないでしょうか?

 よくよく考えてみると、やはりスイングをする前のスイングアドレスとグリップが正しくないのに、正しくない所からスイングを悩むなんて意味はあるのか?ということになります。

 実際に自己流で練習してるならば正しいのか?間違っているのか?なんて自分では分からないので、とりあえず今の自分の良いと思うスイングアドレスとグリップで打ってみる、、ということになります。
 練習場に行けばボールを打たなくてはいけないのですから仕方のないことですよね。

 でも、やはりスイングアドレスとグリップはスイングと綿密に関係するので、間違えたスイングアドレスとグリップでは綺麗に当たるようにはなりません。

 何故なら、正しいスイングアドレスとグリップというのは、スイングしている最中の前傾姿勢を保つ役割が合ったり、スイングのエネルギーの効率が良くなり、体、グリップ、シャフト、ヘッド、ボールと運動エネルギーの伝達がスムーズになるからです。

 腕や足がひねられながら、滑らかに色々な関節や筋肉が連動する動きのことを、キネマティックチェーン(運動学的連鎖)といいますが、正しいスイングアドレスとグリップでなければ、このキネマティックチェーンが綺麗に行われないのです。

 キネマティックチェーンに関しては、また別の機会に詳しく説明したいと思います。

 私のレッスンを受けている方達は、私が手首や脚を打つ前にクネクネさせてからスパァーンとキレよく打ち抜くショットをデモンストレーションで見ているはずです。

 それが、キネマティックチェーン。

 スイング中、スイングのつなぎ目がなくなるので滑らかでキレが良く見えます。しかも軽く振っているように見える、、

 キネマティックチェーンを理解しなくては、ギクシャクしたスイングが滑らかになることはありません。プロゴルファーがゆっくり振っているように見えるのに、物凄くボールが飛んでいく理由がキネマティックチェーンが機能しているから。

 ですが、そもそもスイングアドレスとグリップが間違えていたら、キネマティックチェーンの話しを正確に理解することは無理ですし、実践することは不可能です。

 本題に戻ります。

 普段、練習しているときに、腕、脚の動きや、ゴルフクラブの振る方向ばかりに意識がいっていて、悩んでいても、そもそもスイングアドレスやグリップが正しくなければ、その悩みが解決することは、まずありません。

 例えば、分かりやすく説明してみますね。

 理解して頂くために、クラブを握って、スイングアドレスを垂直に立ってみてください。足の幅は狭くします。足と足をくっつけても問題ありません。
 ひざ、脚、腰、胴体、頭を直立して構える。そして、垂直に立ったままテークバックをしてトップまでゴルフクラブを動かしてみてください。

 その次に、90度に違いぐらいに胴体を股関節から折り曲げて、前傾姿勢を作ってみてください。足の幅は肩幅より広くしてください。その前傾を保ったままテークバックをしてトップまでゴルフクラブを動かしてみてください。

 この2つの極端なアドレスからテークバックして、トップオブスイングまで挙げて、ダウンスイングを下ろすときに、
肩の筋肉、背中の筋肉、おしりの筋肉、そして手のひらの感じ方がそれぞれどういうふうに感じ方が違いますか?

 こうやって試してみると全く違う感覚になることは、誰でも分かりますよね?

 実は、これだけ極端にやらなくても、前傾姿勢や、足の幅がほんの少し違うだけで、体の筋肉の使い方が全く違ってきてしまうのです。

 ゴルフスイングを練習して良くしようと思っても、毎回スイングアドレスとグリップが微妙に違っていたら、スイングアドレスとグリップに問題があるのか?
テークバックからのスイングに問題があるのか?
なんて分かる訳ありませんし、每日同じ感覚で練習するなんて不可能です。

 練習場で練習する時に、プロゴルファーはスイングアドレスやグリップをしっかりと確認してから練習を始めます。
 その時に、もしスイングアドレスに違和感があったり、グリップがしっくりこなければ、あまり練習はしません。
何故なら、もっと調子が悪くなるからです。

違和感のある理由は?
角度や幅が違う?
体の筋肉の柔軟性や筋肉量が落ちてる?
体が疲れている?

 そのスイングアドレスやグリップの違和感がなくなるまでは、練習には慎重になり、その違和感の理由が分かるまで徹底してチェックするのです。

 逆に、その違和感を残したまま練習してしまうと、プロゴルファーでも絶不調になってしまって、試合で成績が出なくなります。

 とてもデリケートで、大切なスイングアドレスやグリップ。

 スイング中のクラブの軌道や、フェースの向きばかりに気を取られていたり、フットワークや体幹の使い方を練習していたり、、

 でも、スイングのスタートのスイングアドレスとグリップが微妙にズレていたり、毎回違って構えていたとしたら、一生懸命練習したとして、その練習は身になるのでしょうか?

 練習で1球ごとに、正しく構えられているのかチェックする癖をつけることは、なかなか出来ることではありません。でも、このことを諦めてはいけません。

ただボールをひたすらに打つ。

打つたびに、スイングアドレスとグリップがズレていく。

練習の終わりには、打ち始めとは違うスイングアドレスとグリップになっている。

 どうでしょうか?

 きちんと練習しなくては、上手くなるわけがありませんよね。

 スイングばかりに気をとらわれるのではなく、スイングアドレスやグリップも研究すること!

 プロゴルファーの世界では当たり前の話。

 当たり前すぎるのに、アマチュアゴルファーにどう説明していいのか分からないプロゴルファーが多い。

 なぜなら、骨格や目指すスイングタイプによっても人それぞれなのが、スイングアドレスとグリップ。

 もしプロゴルファーを参考にするなら、自分の体格や、スイングのタイプが似ているプロゴルファーを参考にするのが理想ですが、、そもそもどのプロゴルファーが自分に合っているのかも分からない、、、

 スイングアドレスやグリップというのは、骨格のバランスを理解するということ、、

皆さんに質問します。

 ゴルフとは関係なく、あなたが美しく直立して立っているときに、あなたの体の骨格がどのようになっていれば、美しく、体に負担が無く、自然なのか?

 説明できますか?

 綺麗に立つだけでも難しい。だから、スイングアドレスは尚更難しい。

 本当の本当は、この美しく立つというところから研究していくのがプロゴルファーのアドレスの世界。

 スイングの効率が良くなる、スイングアドレスとグリップは、人の体型、骨格によって、皆違います。

 如何に、スイングアドレスとグリップが大切で、奥が深いことが今回のテーマで理解できたでしょうか?

 このまま、間違えたスイングアドレスやグリップのまま練習したくない!という方は、いつでも私にご連絡ください。

 正しいスイングアドレスとグリップを癖づけて定着して、そして、そこからスイングを作り上げるには、短期間ではできません。

 日々、私がレッスンをしているなかで、本当に上手く成りたくて、きちんと練習できるように成りたいと心から思う方が、レッスンに来て欲しい、、と考えているので、このようなブログを書いている、訳です。

ゴルフはとても難しい。

 だから、誰にでも手を抜かずに、きちんとレッスンしたい。

 スイングアドレスとグリップ、そしてそこからスイング。

 プロゴルファーでさえも、自分の骨格に、自分のスイングに適したスイングアドレスを見つけきれていないプロゴルファーが沢山いるということをアマチュアゴルファーの皆さんは知っておくこと。

 もし本当に自分にあったスイングアドレスやグリップを見つけられたのなら、、そのプロゴルファーは世界の一流選手として活躍できることでしょう。

 それほど大切なスイングアドレスとグリップ。

 スイングばかりに気を取られて、スイングアドレスとグリップはほったらかし、、

 間違えてしまっている、スイングアドレスとグリップでスイングを悩んで意味があるのでしょうか?

→→おわり←←
2023年12月04日 22:55

プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?part4

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 プロゴルファーであれば、試合で60台のスコアを連発しなくては賞金は稼げません。

 普段のプライベートゴルフでは66とか67とかのスコアは頻繁に出るのがプロゴルファーの日常ですが、プロゴルファーのための試合のコースセッティングになると、ラフが長くなり、グリーンも硬くなるので、よほどのスイング技術、ショートゲーム技術が無い限りパープレー以上を連発して出すことが難しくなります。

 プロゴルファーの世界では、パープレーでは生活はできません。如何に調子がいい時に波に乗って、流れにのって10アンダー以上を出せるのか?
 それが、ツアープロしてのプロゴルファーとして求められる大切なことなのは、言うまでもありません。

 調子が良ければ3、4日間で10アンダー以上を出すことができるのか?

どうでしょうか?

 もしいいスコアを出す流れに乗ることができるだけのことができないのなら、何故出来ないのか?を考え抜かなくてはいけません。

それを考えるのが私の仕事。

 アマチュアの方のゴルフの楽しみ方であれば、每日、トレーニングしたり、練習している人は、ほとんどいないのですから、少し練習量を増やしたり、少しコツをつかめばレベルアップして楽しむことができます。
 やっていないぶん、やるだけで結果に繫がるのがアマチュアゴルファーのゴルフ。

 プロゴルファーの場合は違います。
 
 やることはやってる中で、さらにやることを増やす。何かを犠牲にしながら極限のなかで、没頭してゴルフをやり続けなければ、プロゴルファーのなかで飛び抜けることはありません。
 プロゴルファーは皆上手。そのなかで飛び抜けるってどういうことなのか?

 例えば、プロゴルファーとして、アマチュアゴルファーの上級者達と普段ラウンドする機会がよくありますよね。
そのアマチュアゴルファーの上級者が、プロゴルファーの世界に来たと仮定します。

何が足りないと思いますか?

スタミナ体力?
技術?
筋力?
関節の柔軟性?
栄養管理?
睡眠時間の不足? 
コースマネージメント?
練習量?

どう思いますか?

 人によって色々で、様々な意見があると思いますが、上に挙げた要素は全部大切ですよね。

 きっと、超一流のプロゴルファー達から見て、結果が出せないプロゴルファー達に対して思っていることは、全く同じだということ。

 結果が出ないということは、結果の出ることをやっていないということ。

 凄く頑張ってる?いや、結果が出てないなら、それは結果の出ることを頑張れていないだけ。

 一流選手がアドバイスを言ってくるなら、「結果を出すためのことをやってないよね。とにかくやらないと何も始まらないよ。
闘わないと!
闘えるためのことを準備しないと!
闘うためにプロゴルファーになったんじゃないの?
何で闘うことから逃げてるの?
とにかく結果を出すために必要な場所に自分から行かないと!
何もしなければ、そのままやっていたら、成績は変わらないよ。」

ということです。

 ただ、こう言われたとして、頑張る気持ちができたとして、無闇矢鱈に頑張っても駄目です。

 結果の出るように頑張らないといけない。

ノープランで頑張っても意味はありません。

何かをしないと、、何を頑張る?

 とにかく走り込みをして、練習をたくさんできるスタミナと、夏の連戦する試合を乗り切るスタミナをつける!、、は、とてもいいこと!

 年齢によって、怪我をしてはいけまんので、走り込みの量や強度は変わりますが、走り込みができなくてはプロゴルファーとして1年間闘うことはできません。走れなくなれプロゴルファーとして第一線の戦場から退くのみです。

 今平周吾選手が去年のオフに、小さい頃からやっていた、地元の長い階段の走り込みをやり直したという話しは有名ですが、こういうことをできるから成績を出せるわけですね。長い階段をひょいひょい駆け上がれるということは、難しいコースの傾斜をひょいひょい打てる!ということです。だから、今平周吾選手は成績が安定しています。
 プロゴルファー目線で今平周吾選手の結果を出せるたのセンスが凄いと思いませんか?結果を出すための感があるということは、彼を見ていると良く分かりますよね。


 ただ筋肉つけよう!は絶対に駄目です。これがいけない。
ゴルフに必要な、ゴルフのための筋肉がつくのは良いことですが、ただ筋肉をつけるならスイングは無茶苦茶になってしまいます。

 走り込みをしてスタミナをつけながら、体幹トレーニングをしながら、関節をいたわるストレッチを入念にしながら、その後に多少の筋肉をつけるならオッケーです。

 プロゴルファーの方なら理解してるはずです。成績を出している人の体は?意味もなく筋肉をつけて成績が出なくなってしまったプロゴルファーは?

 プロゴルファーとして結果を出せる体作りは本当に難しい、、見た目が柔らかく見えて、お尻、太もも、肩にボリュームがあって、そしてスタミナがある体。

 私はプロコーチとして、プロゴルファーのあるべき体を研究してますが、本当にプロゴルファーの理想な体を作るには手間がかかるなと思います。
 プロゴルファーが本当に手間をかけなくてはいけないのは、プロゴルファーとしての理想的な体作り。そして、その後に理にかなったスイング作り。

 動ける体を作らなくては、プロゴルファーとして活躍できるスイングを作り上げることなどできません。

 後は、栄養管理。食事はとても大切です。食べたもので体は出来ています。一流は栄養管理も一流です。


 スイングだけでなく、こういうコンデショニングのことでも相談したいことがあるなら、いつでも私にご連絡ください。

話を戻します。

 そして、スイングやショートゲームに関してどのようにプロゴルファーとして展開していくのか?

 この問題にほとんどのプロゴルファーが迷っていることだと思います。

 ここで私が言いたいのは、自分の良い所を見失うほどスイング改造をしてはいけないということです。

 一番やってはいけないこと、それは、流行りのスイング理論を試すことです。

これが一番いけない!

 身近なプロゴルファー仲間達、一流選手達良く周りを見渡して見て下さい。

 流行りのスイングを試しているのは、結果の出ないプロゴルファー達ばかり。


 結果を出し続けているプロゴルファーは、自分の味を出せていて、人は関係なく、自分にあったことを磨いています。

 流行りのスイングに目が向くのは、結果を出せていないから。

 ほんの少しは試すことはあるかもしれませんが、自分のスイングのリズムやタイミングが変わるなら、すぐに辞める!!こと。試してやり続けることは、選手生命に関わります。



分かりますよね?


 骨格や、筋力や、性格や、コースマネージメントによって、スイングのタイプは無数に存在します。

 私は、ゴルフのコーチングを日々しているなかで、人によってスイングのアドバイスは全然違うなと思っていて、もっと効率よく振りやすくするアドバイスをするためには、骨格や、筋力や、性格によって、アドバイスが違うのは当たり前なのだから、よく観察して、先を見通して、言葉を慎重に選んでレッスンを進めるようにしています。

だから、ゴルフスイングレッスンは難しいのです。

 プロゴルファーとして、誰かにアドバイスするのって難しくないですか?

 本音の本音を言うと、いっぱい話してコミュニケーションをとって、結果を見ながら、半年、1年を通してアドバイスしないと、本当は上手くなるようなアドバイスは出来ない、ということはプロゴルファーの方達なら良く知っていると思います。

もちろん、スイングが完成することはないので、スイングの改善は一生しなくてはいけません。

 でも、結果が出なくなってしまうほどスイングを変えてはいけませんし、振りにくい状態が2週間続いたらすぐに試していることをやめること。

 打ちにくくても我慢して数ヶ月やらないと!は過去の話し。打ちにくいことはやらないこと!

 それよりも、今回の最初からの話しをしっかりと理解して、スイングだけでないことを見直してみること。
スイングを修正するのなら慎重に!自分の良い所を見失わないように!

 以外と、基礎体力のスタミナが足りない!だけで、トレーニングがやりきれていないくて楽な方へ逃げてしまっているだけの場合が多いのです。

 個人スポーツで、自分で自分を追い込みきることは、とても難しい。

 もし、アドバイスや簡単な相談をしたいのでしたら、いつでもご連絡下さい。

 スイングを治すこと!だけではなく、何が?足りないのか?

 そのことを、よくお話しして、冷静に鋭く分析をさせて頂くきます。

結果を出す。

結果を出すということは、どんな道々の世界でも簡単ではありません。

結果の出ることすること!それだけです。

 プロフェッショナルというのは、人生をかけて、命を燃やしている人のことを言うのです。


→→おわり←←
2023年11月29日 07:18

プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?part3

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 次に、プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なことは、トーナメントへの出場するための資金繰り。

 そして、今までゴルフでかかった経費や生活費等、収入と支出のキャッシュフローの把握することの大切さ。

 簡単に言うと、これからどれだけお金が必要で、今までにどれだけ使ってきたのかをしっかりと把握しなくてはいけないということ。

 私は日本のプロゴルファーが世界で活躍できない理由として、このプロゴルファーとしての資金繰りとキャッシュフローの把握が、若い年齢の時に出来ていないからだと思っています。
 お金のやり繰りの大切さを知らないからこそ、お金の大切さを見失い、お金を稼ぐことへの必死さが足りなくなってしまう。

 試合をこれだけ出ると、これだけの経費がかかるということを正確に把握してますか?

 1試合にかかる試合の経費はかなりのものです。ベテラントップシード選手になるとチームで動くので、その経費は莫大です。

 それを具体的に理解して、プロゴルファーとしての道を展望していく。ツアートーナメントを戦うプロゴルファーは、賞金を稼いで、スポンサーから援助してもらっている個人経営者でもあるのに、資金のやり繰りを勉強していないなんて、プロゴルファーとして成長することは難しいのです。

 残念ながら、、本当の現実として、ツアートーナメントのシード選手のほとんどのプロゴルファーが裕福な家柄で生まれて来ていて、親の財産の援助によって、プロゴルファーとしての流れに乗っていることが多いのが実情です。だから、金銭感覚が乏しい。
 というより、ゴルフをすること事自体がお金がかかりますしある意味それは仕方のないことです。プロゴルファーになるまでに、物凄いゴルフプレー費がかかります。

 もちろん、とんでもなく頑張って一度きりのチャンスをものにして、企業スポンサーがついて、そのまま実力者シード選手になるプロゴルファーもいますが、それは一握りの選手です。ゴルフをすること自体がお金がかかるのでスポンサーの協力が無くては、裕福で無い限り普通はできません。
 スポンサーが付く実力と、流れが無ければ、スポーツ選手はそもそも生活していくことは無理です。
 
 本来ならスポーツ選手はスポンサーが自分につかなくなれば引退です。

 他のスポーツであればこういう一度きりのチャンスをものにした者だけがスポーツ選手として居続けることができるというのが当たり前のことなのですが、ゴルフはとても異質でプロゴルファーになれば何歳に成っても試合に出るための資本金を個人で持ってさえいれば引退することなく、チャレンジできるのです。

 なので、他のスポーツを引退した年配のスポーツ選手が、ゴルフの世界に来てチャレンジしてみようとするケースが居間までにあったわけです。そこからプロゴルファーとして成功することなんてそうそう有るわけ無く、そんな甘くはないプロゴルファーの世界ですが、資金繰りさえできてしまえば、チャレンジはできてしまうのです。


 ゴルフ以外でのスポーツではあり得ない話しですよね。プロゴルファーの選手生命が他のスポーツに比べて比較的に長いのはこういう理由があるためです。

 逆に言うと、プロテストが受かって、プロゴルファーに成ったとしても、そこから資金繰りをどうするのかが大変なわけです。お金がとてもかかる、、

 そして、私が言いたいことは何か?というと、ベテランシード選手として安定するために、世界て活躍するために、どれだけ頑張って、どれだけ試合の経費に投資していくのかという人生設計をプロゴルファーとしてできているのか?ということです。

 プロゴルファーに成りたい!!とにかくプロゴルファーに成りさえすれば!と我武者羅に頑張ったとしてプロゴルファーになっても、プロゴルファーになってからの資金繰りがどれほど大変なのかを誰かが教えてあげなくては、プロゴルファーになってから路頭に迷うことになってしまいます。

 プロゴルファーの皆さんなら分かりますよね。プロゴルファーに成りたい?本当に?本気の本気でなければ、、プロゴルファー生活は大変だよって、、

 運良く裕福な家に生まれてきて、親がプロゴルファーになるまでと成った後の試合のための経費を出してもらえたとしてシード選手になったとしても、選手として賞金をどれほど稼げば自分に投資された分の元を取れるのか?
元を取った後に親孝行ができるのか?
までをきちんと考えなくては、プロゴルファーという職業が自分の仕事として成り立っているのか?と疑問に思えてきてしまうことでしょう。

 実際に、子供をプロゴルファーさせて引退まで面倒をみたけど、お金がかかっただけだった。プロゴルファーとして生計を立てられるようには成れなかった。これほどのお金を使うのであれば、他の道もあったな、、と言っている人を私は知っています。

 厳しいですが、プロスポーツは結局は実力が有るか、無いかだけ。勝負の世界ですから当たり前。

 そして、皆を魅了するほどの技を磨き、皆から応援してもらうために、人生をかけて、全身全霊で、二度と登れない坂道を勢いで突破するぐらいの強い気持ちで、プロゴルファーの生活を送れるのか?

 ツアーシード選手として安定して、そこから世界に羽ばたくまでに燃え上がり、燃え尽きるまで戦う覚悟があるのか?

 それが本来のプロスポーツ選手としてのプロゴルファーとしてのあるべき姿、心構えです。


 プロゴルファーになってから日の目を見無いプロゴルファーや、一度シード選手から落ちてしまったプロゴルファーが、そこから活躍するということがどれほどのことなのかを、理解し把握してもらうために、私はこのような内容を書くことを決めたのです。

 これからこれだけの試合に出る、そのために必要な費用はどれぐらいで、試合の賞金だけでプロゴルファーとして生計を立てられるようになるには、どれほどの実力が必要なのか?

 その賞金だけで生計を立てられるような実力をつけるためには、どれほどの練習やトレーニングがいるのか?

 プロゴルファーとしての資金繰りを計画できて、そこで始めて本当のプロゴルファーとしての必要な努力ができるようになるのです。

 プロゴルファーはとても魅力のある職業です。でも、プロゴルファーとして稼ぐことができるようになるためには本当に努力が必要です。

 もし、プロゴルファーに成って、今、夢を追いかけている最中のプロゴルファーがいるとしたら、プロゴルファーの資金繰りをきちんと勉強し計画し直すことが大切です。
でなければ、本当の成功するための努力なんてできる訳ありません。

プロゴルファーでなくても、どんな職業でも同じ。

 具体的な将来のビジョンがあって、それ対して計画していく。どういうことをして、どれぐらいお金がかかるのか?そしてどれぐらいの期間で結果になるのか?

 そもそも論として、成功するための実力や人としての魅力があることが大前提です。実力、魅力を日々謙虚に磨いていることは大前提。
 プロゴルファーはプロゴルファーとしての実力があるからこそ、その実力に人生の全てをかけるのですよね。
 やはり人生をかけてプロゴルファーとして生計を立てるようになることは容易ではありません。

一流に成り上がるためには、中途半端な努力では無理です。

 成り上がるためには、ゴルフに没頭すること。ゴルフに全てをかけること。ゴルフバカになることです。

 ゴルフバカに成るためには、ゴルフに関係ないこと以外にお金を使わないこと。

 ゴルフに関係することにはおしみなく投資すること。

 そのためにプロゴルファーとしての資金繰りをしっかりと把握すること。

たまたま、試合で大きく賞金が稼げた!

やった!たまには贅沢しよう!

はまだ早い。

 稼いだ賞金は、これからの試合の経費のためにとっておこうが正解。そこで贅沢をしたら成功のためのチャンスは無くなってしまいます。

 試合だけの賞金で、引退した後の生活のためのお金まで稼ぐにはどれだけの試合に出続けなければいけないのか?

 そこまで考えて本当のプロフェッショナルなのではないですか?

 そして、本当に成功したいのであれば、皆から試合に出るための資金繰りを応援してもらうために、自らアピールする必要があります。

これだけ練習を頑張ってるんです!!
私には成功するだけの素質があるんです!!
私の未来に投資してください!!
死にものぐるいで試合を戦います!!

 どうでしょうか?こう言えるほど、今!頑張れていますか?プロフェッショナルということはスポンサーに対してこういうことをアピールできることを言うのですよ。

 スポンサーがつかなければスポーツ選手はやってはいけません。

 別のお仕事の人達は、色々なところからお金を借りて、そのお金を死にものぐるいで増やすことをしているのです。それって凄いプレッシャーですよね。

 それに対して、試合でお金を減らしていくだけというのは恥ずかしくないですか?

 もし裕福で家族から支援してもらってきてプロゴルファーになっただけで、プロゴルファーとして稼いでないのなら、今までに支援してもらってきた以上を稼がなくては、人生としては赤字。

 それでは駄目です。厳しいですが、ただの道楽者と言われても仕方ありません。道楽者と言われたくなければ、死にものぐるいで頑張ること!

 プロゴルファーだからって何年も稼げないのなら、地に足をつけて稼いでいる方達のほうが立派だと私は思います。

 お金の大切さを知るために、資金のやり繰りをもっと勉強しなくては、本当の努力はできませんよ。

 稼いだお金を何に投資して、そのために何の経費を削減するのか?

 プロゴルファーだから試合のための資金、体のコンデショニングのための資金は必要ですが、それ以外は必要ない。

 プロゴルファーは修験者のごとく、成功を勝ち取り成り上がるためにゴルフを磨くだけ。

 その資金を稼ぎながら、試合の結果を出す。
結果がでなければ、賞金を稼げなければ引退。

 資金のやり繰りを勉強しなくては、何に投資をするのか?どれぐらい頑張らなくてはいけないのかが明確になることはありません。

年間を何十試合を戦わなくていけない。

プロゴルファーは本当に資金がかかる職業です。

 もし、あなたがプロゴルファーを目指すジュニアの子の親であるなら、今からきちんとお金の管理の大切さ、無駄遣いしない生活習慣も徹底しないと、プロゴルファーとしては成功しません。
 ただ、練習させてゴルフ場でプレーさせていればいいと考えている親に一言。
あなたが新しい会社を立ち上げて、そのための資金を捻出して、それをずっと運営していくことと、プロゴルファーしてやって行くことは同じですよ、ということ。

 海外では子供に大人に成ってからのお金の管理、運用の仕方をきちんと教育のなかで教えています。
 日本人全体が、このお金の管理と運用や経済に対しての知識である、金融リテラシーが低いのと、プロゴルファーが世界で活躍できない理由は綿密に関係していると、私は強く思います。

 もし、、プロゴルファーとして数億円賞金で稼げることができたら、資産運用さえできれば、、人生は安泰なのに、、

 そこまで理解して、成功を夢見なければ稼いだ賞金は、浪費癖により直に無くなってしまうことでしょう。

 私も今、プロゴルファーとして、プロコーチとして、いち社会人として金融リテラシーを勉強し直していますが、早い段階でこういうことを深く学んでいれば、もっと良かったと後悔しています。
 プロコーチになってから色々な分野のお仕事の人とたくさんお話しする経験を積むことができたのですが、プロゴルファーも他のお仕事も極めれば極めるほど、大変さは同じであると学ぶことができました。

 プロゴルファーは専門家。

 専門家として成功するのはどんな仕事でも、皆同じこと。


 プロゴルファーの皆さん、1人の社会人として、色々と勉強して学ぶことと、プロゴルファーとして立派になることが比例していることは、当たり前です。

 プロゴルファーになりさえすれば何とかなる、、わけではなく、プロゴルファーに成ってからのほうが何倍も大変だという1つの理由が、資金のやり繰りがきちんとできるようにならないといけないからです。

 安定するまでゴルフのためだけのストイックな生活が送れるのか?
 結局は、本当に!心から!ゴルフのことが好き!であれば、プロゴルファーとして練習してラウンドをできているだけで幸せなはずです。

 スーパースターの野球選手である大谷翔平のようにストイックになれるか?

 松山英樹選手も大谷翔平選手のようにストイックです。

 ゴルフのために何を犠牲にするのか?

 その犠牲にしたことの対価報酬として、プロフェッショナルとして成功するのです。

 今の自分に甘えがないかどうか?しっかりと自問自答して、本当にプロゴルファーとしてやってくのか?いけるのか?を極限まで追い込んで考えてみなければ、多くのプロゴルファーのなかで勝ち上がることはできません。


 では次に、プロゴルファーとしてどうスイングと向き合っていかなくてはいけないのかを説明していきます。

 自分のスイングを見失ってしまっているなら続きを読みすすめてください。




→→つづく←←
2023年11月24日 22:17

プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?part2

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 プロゴルファーとしてプロゴルファーの中で活躍するために必要なことは?

 さてプロゴルファーの皆さん、何なのでしょうか?

 分かっているのに、その答えから目をそらしてしまっているのではないでしょうか?

 では、その活躍するために必要なことは何なのかを他のスポーツで例えてみることにします。

 他のスポーツ、、で考えてみるとかなり厳しい答えとなることを、プロゴルファーの皆さんは甘んじて受け入れなくてはいけません。ゴルフもスポーツです。他のスポーツと同じで、プロフェッショナルになると勝ち抜くために必要な要素は同じですよね。

 そして、野球、サッカー、テニス、バスケットボール、バレーボール、陸上競技、競輪、卓球等
全てのスポーツも同じこと。

 それは、気が遠くなるほどの基礎体力トレーニングと、練習です。

 そんなのプロフェッショナルなのですから当たり前ですよね。仕事なんですから。

 どんなスポーツでも活躍するために同じことであって、もっと分かりやすく言うと、オリンピックに出場するための基礎トレーニングと練習。

 オリンピックに出る気持ち!?オリンピックに出るためにはそのスポーツの世界で1.2番の実力が無くてはいけません。

 ゴルフ以外の他のスポーツオリンピックの代表に選ばれるためにはどれほどのことをしなくてはいけないのか!
そのことをゴルフでやる!

 プロゴルファーの皆さん、どうですか?

 本当に他のスポーツ選手と同じだけの、オリンピックに出るられるような基礎トレーニングと練習を日々の日常でやりきれていますか?
 オリンピックに出場する選手達が、限界まで倒れ込むまでトレーニングしている姿をメディアからの情報で見たことはありますよね。

 そんなきついトレーニングを日常でやっていて、日本の男子プロゴルファーで今、オリンピックに出場できそうな実力ある選手は?
 松山英樹選手は当たり前、その他の選手では、中島啓太選手、金谷拓実選手、蟬川泰果選手、今平周吾選手。

 プロゴルファーなら分かってますよね。これらの選手が他の選手よりもトレーニングや練習をしていることを。

 ただ、金谷拓実選手と今平周吾選手は例外。

 金谷拓実選手は本当に信じられないほどの膨大な時間のパター練習をしてきていますし、今平周吾選手は高校生からアメリカで質の高い経験を積んで来ているという特殊なケースですが、忙しいなかでトレーニングの時間はしっかりとつくっています。
 金谷拓実選手がどれほどパターの練習をしたのかを知ると、ほとんどの人が驚くほどの想像を超えるほどの量です。でもこれは例外、、

 これらの選手のフィジカルの強さ、スイング技術、そのためのトレーニング量、練習量はどれぐらいのものなのか?

それに対して自分はどうなのか?

他のスポーツでは、体力や気力が無くなれば即引退。

 それに対して、ゴルフというスポーツは独特で、個人スポーツということと、プロゴルファーであれば出られる試合もあるため、引退するかどうかは自分で決めることができます。

 それに加えて、ゴルフは道具を使うため、テクニカルな要素が強く、ゴルフクラブの変更や調整、アプローチ、パターの技術向上ということも、結果を出すために必要であることから、きつい基礎体力トレーニングや練習を避けて、フィジカル的に楽なテクニカルを磨く練習ばかりをしてしまうようになります。

 アマチュアゴルファーの方達なら仕事がゴルフでないのですし、練習量をも少ないため、テクニカルな練習のほうが結果に直に繋がりますが、プロゴルファーは基礎体力を向上することが、まずは先。

 プロスポーツ選手は基礎体力があることが大前提。

 トーナメントの結果を、現実を目をそらさずに見てみると、基礎体力があって、気力、集中力がある選手が上位に来ています。

 そして、基礎体力が無くなり、気力が無くなると結果が出なくなる。

 だから、プロゴルファーになった後にも年間を通して週に1.2回しっかりとした、基礎体力トレーニングをしていない選手は年齢と共に結果が出なくなるのです。
 
 勘違いしてはいけないのが、筋肉をモリモリにつけるためのトレーニングをするわけではありません。
 柔軟性は損なわず、脚の筋力、体幹の筋力を高めて、心臓や肺を強くするための基礎体力トレーニングと、筋肉モリモリトレーニングは別です。
 どんなスポーツでも、ボディビルダーみたいな筋肉をつけたら選手として終わってしまいますので、練習を沢山できるようになるための基礎体力トレーニングをしなくてはいけないと言っているのです。
 ゴルフは色々な練習をしなくてはいけませんし、メンタルやコンデショニングも大切です。

 間違えた努力をして欲しいと言っているわけではありません。結果に繋がるための意味のあることを、限界までやって欲しいのです。

 根本的に基礎体力が無いのに、メンタルやコンデショニングと言っていてもノーチャンスです。基礎体力が無ければスポーツ選手としては成り立ちません。

 若い時は、、年を取ってきたから、、なんてプロフェッショナルなスポーツ選手が言い訳していたら、試合の賞金なんて稼げるわけありません。

言い訳をするなら引退。

それがプロフェッショナルな世界です。

何が何でも、とにかく結果を出す。

それがプロゴルファー。

 プロゴルファーになれたから、あとは試合に出て結果を出すだけだ、
 プロゴルファーだと皆がチヤホヤしてくれるから皆に甘えてプロゴルファーらしくしていればいい、、
 何て考えていたら、プロゴルファーとして生き残れるわけありません。そんな、甘い考えなら、地に足のついた仕事をして、きちんと生計を立てられることをしたほうが1人の社会人としては立派だとは思いませんか?

 プロゴルファーだから?プロゴルファーに成れたから凄い?
 いやいや試合で賞金を稼げなければ、地に足のついた仕事をして、きちんと稼いでいる人のほうが、私は遥かに立派だと思います。

 私はプロゴルファーに対してはそう思いますし、プロゴルファーだからといって特別扱いは全くしません。結果が出せなかったら引退。引退したくなければ、やることをやる。とにかく結果を出す!!

 他のスポーツなら、プロに成って4.5年結果が残せなかったら引退です。そのなかで、時間と精神の限界までを費やしてトレーニングと練習をしてプロの中で戦っていく。

私が、ゴルフコーチとして思うこと。

 それは、上位にいるプロゴルファーを除いて、ほとんどのプロゴルファーが基礎体力トレーニングが少なさすぎるということ。

 基礎体力トレーニングができていないから、練習量を増やすことができないということ。

 日本選手がアメリカツアーやヨーロッパツアーなどの海外の試合を連戦して思うことは、海外の選手達の練習量の多さです。

 プロゴルファーの皆さんなら、そういう話を聞いたことがあるはずですよね。


 試合会場の移動だけでも疲れるのに、そのなかで基礎体力トレーニングと練習量が日本の選手達より遥かに多い。

 生き残るための必死さ、ハングリー精神のケタが全く違う。

 だから、海外の試合にチャレンジして日本に戻ってくると、日本選手達の日々の過ごし方は甘くて、やることをやっていないことを痛感するわけです。
 そして、、途方に暮れる、、、

 丸山茂樹さんはアメリカで3勝して人生を大成功したレジェンドプロゴルファーですが、アメリカで8年以上戦い抜くために、ふくよかな体型をスリムな体型に絞り上げて限界までやり抜きました。限界までやり抜いたから、今となっては満身創痍の体になりスイングをするのも辛いほどのダメージを蓄積してしまいましたが、それほどまでに自分を追い込んだということになります。

 松山英樹選手は、大学を卒業して、海外に行くまでに日本のトーナメントに1年間居ましたが、その1年目に何をしたのか?

 プロゴルファーの皆さんから知ってますよね?

 トーナメント会場にフィジカルトレーナーを呼んで、試合会場でキツイトレーニングを継続していました。
 彼のなかには、日本トーナメントに心は無く、アメリカツアーを戦うために、日本トーナメントに居る間は基礎体力トレーニングをする期間と考えていた訳です。
 試合をしながら、試合会場でトレーニングをする。それを1年目から、、松山英樹選手の器の大きさがこういうとこから滲み出ています。

 そしてマスターズで優勝。

 丸山茂樹選手、松山英樹選手ぐらいのことをやっている日本の選手はいるのか?
 現状、日本に3500人登録しているプロゴルファーのなかで、中島啓太選手、金谷拓実選手、蟬川泰果選手、今平周吾選手だけです。

 今平周吾選手は海外で戦える体力、知力、気力を持っているのですが、海外で戦うのではなく、日本で稼ぐことを表明していますが、私はそれをもったいないなと思っています。
 スイングのリズムやフィジカルの強さは既に兼ね備えているのですが、日本で戦うこと、それもプロとしての戦略ですし、今平周吾選手の人生設計として決断したことなのですから誰にも言われる筋合いはありません。
 日本で稼ぐ!!それもプロフェッショナルです。海外を1年間連戦すると1億円以上かかると言われています、、稼げなかったら、貯金はゼロどころかマイナスの負債を追う。彼の気持ちはプロゴルファーなら理解できるのです。

 話を戻します。

 結果が出なくて、ただ試合に出ているだけの状態で、72前後のスコアのプロゴルファーなら、生まれ変わるぐらいの気持ちで、限界を超す程の基礎体力トレーニングをやり直すことをしなくては賞金を稼ぐことはできません。

 本当は自分でも分かっていますよね??

 もし、自分で追い込む事ができないのなら、プロコーチやフィジカルトレーナーを雇うとか、厳しいツアートーナメントの試合を生き残っている先輩プロゴルファーにお願いして日々の行動を共にさせてもらうしか生き残るための術はありません。

 戦うことを喜びとする。戦えるのであれば全てを犠牲にする。それがプロスポーツの世界。

 1人でなんとなくプラプラ試合に出続けても、試合の経費でお金を消費していくだけです。

厳しいようですが、これが現実で本当の話し。

 プロゴルファーも他のプロスポーツ選手も同じで、結果が出なくなったら本来は引退。

 はい、ここまでが1つ目の必要な要素です。

 引き続き、プロゴルファーとして活躍していくために必要なことを述べていきます。

 厳しいと思うならツアープロゴルファーの舞台から降りればいいだけの話。やらなくてはいけない、当たり前の話をしているだけなので、逃げないで、目をそらさずに必要なことを見つめ直すきっかけとなることを祈っています。

 なんのためにプロゴルファーに成ったのか?それを忘れないでください。プロゴルファーに成れたからそれで終わり?なのですか?

 アマチュアの皆さん、今回のテーマは見ていて苦しいかもしれませんがあくまでもこれはプロゴルファーの話しです。
 私達は楽しんで趣味としてゴルフをしてるのだからここまでのことなんて関係ないと思って、物見見学として読み進めてください。
 ただ、本気の競技ゴルフをするとなると、少しは関係してくる話しなのて、競技ゴルフの人は身を引き締めて読むようにしてください。

→→つづく←←

 
2023年11月19日 10:00

プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?part1

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 今回はプロゴルファーに対して、プロゴルファーのための内容を書いていきたいと思います。

 アマチュアゴルファーの方も、興味があれば読み進めてみてください。ゴルフが上手くなっていくための本質的なことは同じなので参考になるかと思います。

 また、プロゴルファーの方、またプロゴルファーを目指すジュニアゴルファーも相談を受けたり、アドバイスするためのレッスン時間枠を、私のスケジュールのなかで少し増やしましたので、読んで興味があれば一度ホームページからご連絡ください。

では、話を始めていきます。

 プロゴルファーになった人達が、本当に大変なのはプロゴルファーに成った瞬間です。

 これは、プロゴルファーに成った人でないと分からない、これからの自分への期待、不安が入り乱れた心境はなんともいえない心理状態になります。

 高校生、大学生からツアートーナメントに出て上位に入る実力があって、そのままトーナメントで活躍する選手はほんの数人と限られていて、それ以外のほとんどのプロゴルファーはプロゴルファーになってからの競争の厳しさに途方に暮れてしまうのは、プロゴルファーの方達なら理解できることでしょう。

 プロゴルファーに成ってからは、次の試合、その次の試合でアンダーパーでプレーし続けなければ賞金は稼げませんし、何よりもクオリファイングトーナメント予選、決勝でツアートーナメントのシード権を獲得しなくては、試合だけの賞金では選手としては生活出来ません。

 プロゴルファーというのは、アンダーパーのスコアでプレーをしなくてはいけないのであって、コーチとして私が思うことはスコア60代のアンダーパーがのスコアかいつも自然に出る実力があって初めて土俵に立つ資格ができるもの。それがツアープロ。

 ほとんどのプロゴルファーは下部ツアーのステップアップトーナメントをこなして、ツアートーナメントに行けるまで日々を過ごすことになるのですが、ステップアップツアートーナメントの賞金では、試合の費用や自分の生活費を稼ぐことはできないので、家族やパトロンの支援を乞わなくては、プロゴルファー選手として居続けることは難しくなります。

 ツアートーナメントを1年間戦うめの諸経費は普通で1000万円以上、、
 皆の応援が無くてはベテランツアープロになるまで戦うことは無理です。
 色々切り詰めて戦っていたとしても、食事やトレーニングが粗悪になってしまったら本末転倒、、体と心がが弱くなっていってしまいます。

 そのため、支援を受けられないプロゴルファー選手はなかなか試合にも行けず、引退するかどうかの決断を迫られることになり、選手を続けたくても続けられなくなってしまう。

 そんな過酷な状況の中でプロゴルファーとして成長しなくてはいけない。

 本当に極限のサバイバル。人生の全てのかけて、持てるもの全てを絞り出し切らなくてはいけない。

 プロゴルファーとして稼げるようになるためには何が必要で、何をしていく必要があるのでしょうか?

 かなり厳しいことを書いていきますが、プロという専門家であり、生業としているプロゴルファーなのですから、その厳しさを当たり前のように受け入れて、成長するためのきっかけとして頂きたいと願っております。

 プロゴルファーの渦巻く千尋の谷に突き落とされて這い上がるチカラ。

 地力、実力をつけるために、どのようなことをしていき、どのようになっていかなくてはいけないのか?

では、続きを書いていきます。

→→つづく←←
2023年11月16日 08:47

パターの重要性!!本当に理解していますか!?part3

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 経験豊富な上級者になるとパターマットでの練習はとても必要になってきます。


 初心者、中級者はパターの距離感のタッチさえきちんと練習すれば、ボギーやパーが取れてある程度のスコアメークはできるようになることは前回説明しました。

 タッチが分からないのに強めにパターマットでカップに入れる練習をしても、行ったり来たりの往復地獄になるだけ、、

ですが、上級者になると話が違ってきます。

 何故かと言うと、時としてバーディーを取りに行かなくてはいけないからです。

 上級者というと人によって定義が違ってきますが、私の思う上級者の定義はチャンピョンコースのバックティでほぼスコア80を切れる人。

 そして3パットのをほとんどしない人。

 きっちり、しっかりとパターのラインを読み切れる人が上級者であり、ラインを読めるからこそ、そのラインに乗せるためのパター練習をパターマットでしなくてはいけないのです。

 逆に、ラインが読めないのなら何度も言いますが、タッチだけに集中することで解決できます。
 パターのラインを精確に読み切るにはコース経験がとても必要になります。

 パターのラインをどんなシチュエーションでも読み切れるようになるにはどうすればいいのか?

 それはたくさん色々なコースのグリーンで経験を積むことしかできません。

芝の種類、
グリーンの硬さ柔らかさ、
芝の長さ、
グリーンが濡れているのか乾いているのか、
コース設計者のグリーンの起伏の癖。

 プロゴルファーになるためには、膨大な様々な沢山のコースをプレーして、ラインの読みを学ばなくてはいけませんので、とても時間と費用と労力がかかります。
ラインの読み方にセンスがなければプロゴルファーに成れないのですが、成った後のプロゴルファーの世界はパターの巧みさで成績が決まります。
 プロゴルファーのパターが上手いのは、信じられないほどの練習量から成り立っているのですね。

 アマチュア上級者も膨大なラウンド数を経て、経験を積んでラインを読めるようになれば、あとは精密なパターの技術が求められるようになるのです。

 ラインが読めるのなら、パターマットの練習はとても大切。
 ラインが読む自信がないのなら、タッチの練習が先ずは優先すること。

 厳しい言い方になってしまいますが、パターの技術を追求して、パターを真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出す!とか、
ボールの位置は私にとってここだ!とか、
私に合うパターを色々買って探さないと!とか、
言っている人に対して私が思うこと、、
 それは、まずはコースでパターのライン読み切れていますか?
 ラインが読めないのに技術的なことを追求してもパターが入るようになるのでしょうか?
なのです。

 パターの3パットが無くならない、入らないと言っている人は、タッチやラインの読み方の練習が足りないからです。パターマットでどれだけ練習しても上級者レベルでなければあまり意味はありません。

 最初にご紹介した、パターの名手である谷口徹プロも、ラインの読みができなければどんなパターにしたって入るわけない。逆にパターなんて、パターのラインの読み方が上手くなるかどうかだけ、ということを語っているのですが、私も全く同感です。

こんな人はいませんか?

 パターはまずは真っ直ぐ転がす練習をしないといけない!!

 こう言っている人は、経験が浅く、ゴルフの試合でいいスコアを出したことが無いという人。

 真っ直ぐ転がす練習をする前に、まずはタッチの練習!そして、ラインを読む練習!
 そして3パットを全くしなくなったら、そしたら真っ直ぐ転がす練習!

 本当の真の上級者であれば、ラインの読み方さえ上手くなければ、どんな打ち方であろうが、どんなパターであろうが、ある程度までのスコアでプレーできることは皆が知っています。
 
 パターを変えたらパターが入るように成るのは、パターのタッチやパターのラインの読み方がきちんと出来ている人であって、パターを変える前にパターの練習を沢山して経験を積まなくてはいけません。

 沢山練習して気分転換とマンネリを防ぐためにパターを変えるのでしたら、パターを変える意味は十分あります。



  何でパターのことを私が書くのをためらってきたのか、理解していただけましたか?




 もちろん!ラインを読めているのであれば、
そのラインのタッチで打つための、
そのラインに乗せるための細かいパターの技術的なアドバスはすることができます。

人によっては、
アッパーに打つ、
ダウンブローに打つ、
ボールを左に置く、
ボールを右に置く、
ボールを遠くに構える、
ボールを近くに構える、
タップ式で打つ、
ゆっくりとストロークで打つ、
グリップの握り方、
アドレスの体のポジション等、、、

 その人のラインの読み方、好み、戦略によってパターのアドバスは皆違ってきます。

 だからこそ、本当のパターをレッスンするためには膨大な時間を使って話し込み、コースで観察して、ラインによってどうズレているのか?を分析しなくてはいけないのです。

パターのストロークが真っ直ぐ引けない、、
パターのストロークが真っ直ぐ出せない、、
と悩んでいて、カップに対して1メーターも強く打ちすぎていたり、弱くなっていたりしているのなら、そもそもパターが上手くなるための上達の順番が間違えてしまっていることになります。

 私の身近な人で、アマチュアの全国大会を優勝したことがある人が、
「アマチュアはタッチを合わせるだけでいい。バーディーパットを入れに行くための練習量なんてアマチュアレベルではしてはいない。」
と言っている人もいるぐらいです。あくまでもこれは、その人の意見ですが、、

 本当に誰にでも入るようになるパターのレッスン書がない理由が、今回の説明で理解していただけたでしょうか?
もしそんなレッスン書があるなら、プロゴルファー達が何百万円でも何千万円でも買うことでしょう。

 年間賞金を5億円10億円稼いでいる超一流プロゴルファーが有名なパター専門のコーチをマンツーマンで年間契約すると、その諸費用が幾らかかるのか?想像してみてください。

 パターのレッスンはそれほどまでにデリケートで、複雑で、超一流プロゴルファーでも悩んでいるのがパターなのです。

 私はコーチとして、パターやアプローチのコーチングレッスンは得意としています。だからこそ、自信があるからこそ、誰にでも当てはまるパターやアプローチのレッスンが無いことを深く経験で知っているのです。

 子供に人生のアドバイスをする機会があったとするなら、どうでしょうか?
 その子の性格や環境ややる気のど具合によって、アドバイスは違いますよね。

それと同じなのがパターのアドバイス。

 その人の骨格、性格、好み、癖によってアドバスが違って、時間をかけて分析して修正していくことが、パターのレッスンだということを、知っていただきたくて今回、思い切って本当の話を書いてみました。

パターは、技術よりもまずはタッチ。

技術よりもラインの読み方が上手くなること。

真っ直ぐ打つ練習をどれだけしたって、ラインが読めなければ意味がないとは思いませんか?

タッチや、ラインの読み方を勉強したい!

 そういう本気で上手くなりたいような人は私のレッスンに、いつでも相談しに来てください。

→→おわり←←
2023年11月05日 07:15

パターの重要性!!本当に理解していますか!?part2

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 何故パターにおいては技術的なことよりも感覚的なことのほうが重要なのかを説明していきたいと思います。

 分かりやすく言い換えてみると、パターでボールを真っ直ぐ転がす為に技術的なことを練習したとしても、感覚的な距離感の練習しないと3パットは無くならない。
 
 感覚的な距離感を先に練習しないと、真っ直ぐ転がす練習をしてもスコアに繋がらないのです。
 
 そのパターにおいての感覚的な距離感とは何なのか?をまずは説明していきます。


ボール2個とパターを用意してみてください。

 最初に1球目を、パターでボールを大体でいいので50センチを打って転がしてみてください。

50センチというのはドライバーの長さの大体半分です。

 2球目を少しずらして、1球目をより10センチ遠くにパターで打って転がしてみてください。


どうでしょうか?
意外と難しいはずです。これができなければパターの本質を理解できていないことになります。

 このドリルがきちんとできる人は、2メーター以内のショートパットがある程度入れられる人だと思います。この10センチの違いのタッチが分からないとショートパットを確実に入れることはできない、ということを理解しなくては、いつまで経ってもショートパットのカップインの確率は上がることはありません。



 コースに行ったことが無い人が、パターが上手くなるための段階として、グリーンにボールが乗ったら2パットで入れられるようにならなくてはいけません。
 
 ところが、練習用のパターマットでたくさん練習したとしても、コースでは全くそのパターマットの練習の成果がでることは無いのです。

 何故なら、最後のショートパットを沈めるために、ショートパットを入れるための転がるラインを読まなくていけませんし、ショートパットが一番入るためのタッチの強さを実戦で覚えなくてはいけないからです。

 どれだけパターマットで練習したとしても、ラインの読み方なんて分かりませんし、パターマットは強めに打てば入るようになりますが、本番では強めで打って外してしまうと返しのパットがひどく遠くなって、行ったり来たりの往復地獄になってしまいます。

 なので、私は何百人と沢山初心者のゴルファーをコースデビューさせてきましたが、パターンに関してはコースでラインの読み方や、パターのタッチの強さを教えなければ、初心者がパターにとって大切な要素を理解することはほとんどできないのです。

 もちろん、ある程度のパターの基本や打ち方は練習場でもどこでも教えられるのですが、ラインを読んで、そのラインに合ったタッチを理解させるためには本番のコースでしかできるわけないのです。

 だから、私のレッスンを受けている初心者の方達には、なるべく早い段階でコースに連れていってパターの侘び寂びを一度理解してもらうことがベストだと、たくさんのレッスン経験から感じています。

 初心者のゴルファーが、1年間、家でパターマットを練習したところで、ラインを読めるようになるのか?優しいパターのタッチを覚えないと、行ったり来たりの往復地獄が治らないということが理解できるのか?

 私のコーチとしての経験では、初心者にショートパットを入れさせることをレッスンすることは本当にコーチとして難しいことを経験してきているのです。ショートパットもラインを読まなくてはいけないことを理解できるようになって初心者から脱却できる、、

 パターの打つ強さによってもパターのラインの読み方は違います。強く打てばパターのラインは曲がりませんし、弱く打てばラインは曲がるラインになります。

 この強さだと、このライン!とパターのライン読みには決断力が必要です。

 なので、パターマットで練習することより、先程ご紹介した、10センチの違いを打ち分けられるように練習してもらったほうが、初心者や、中級者の方は3パット以上打ってしまうことを解決できるようになりますし、技術的なことよりも、タッチ等の感覚のほうがまずは大切だということが理解できるようになります。

10センチの距離を打ち分けるのに、技術が必要でしょうか?

どうですか?

10センチを打ち分けるのは、感覚だと思いませんか?

 パターマットで真っ直ぐ転がさないと!って強めのタッチでパターマットを練習していたところで、ショートパットの微妙なタッチを理解することは初心者には無理なのです。
 3パット以上をしてしまう人が、どれだけパターマットで練習したところで3パットを解決できないのは、技術の前にタッチを覚えなくてはいけないからです。

 それに対して、コース経験豊富な上級者にとっては、、パターマットの練習はとても大切、、というよりもしなくてはいけないのですが、それは何故かと言うと、、


→→つづく←←

 
2023年11月02日 16:49

パターの重要性!!本当に理解していますか!?part1

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 パターのことについて今回は書いていこうと思います。

 パター。きちんと3パットしないで2パット以内でボールをカップに沈められているでしょうか?

 パターの練習はしてますか?


 今までブログで書いてこなかったテーマなのですが、私のブログを読み続けてきた人は、書いていないことに気がついていた人もいたのではないでしょうか?

なんでパターのことを書かなかったのか?

それは、、書くのが、、難しいから、、

 そうです、パターのことを書くことを私は避けてきたのです。

 本音を言ってしまうと、本当の本当は、、パターなんて直接指導レッスンしないと上手く出来ない!と私は思っています。

 何故ならパターが上達するためには感覚的なことと技術的なことで言うと、パターでは感覚的なことのほうが大切な要素が多く、感覚的なことを教えるためにはマンツーマンレッスンでないと教えきれないのです。

 パターのレッスンでタッチやリズムを教えるためには、
やってみせたりして、手取り足取りのマンツーマンレッスンでないと理解しにくいのです。

 絶対に沢山入るようになるパターのレッスン書はありますか?

あるのなら是非ともその本を私に紹介してほしい、、

 私はデーブ ペルツという世界最高峰のパター論をもつパター専門コーチのレッスン書をいくつか購入して読んでみましたことがあります。
 結果、読んでみたところで、最後の最後は感覚的な所が強いパターの世界では、パターの技術的な所を切り詰めて追求したところで、所詮は生身の人間がパターを打つと、体調によって微妙に数ミリずれてしまうのが現実だと思っただけでした。
 所詮はある程度実戦のなかで覚えることがあり、どれだけパターを練習してもパターのラインを読めなければ練習した成果はでません。
 パターのラインの読み方は、、ってコースで直接色々なことを踏まえてレクチャーしなくては教えられるわけありませんよね。

 だから、パターに関しては、感覚のほうが大切になってしまうのです。

 誰にでも効果のあるパターレッスン書が存在しない理由は、パターは技術的なことより感覚的なことのほうが重要であるためです。

 パターの上手な人の話しを聞くと、技術的な話しではなく、感覚的に話すことが多いのはそのためです。

 パターの名手といえば、谷口徹プロ。今までに様々なプロが谷口徹プロのアドバイスでパターが良くなってきているのですが、谷口プロのアドバイスは感覚的です。歯に衣着せぬ毒舌と、鋭い感覚でズバズバとパターのことを語る谷口プロに対してはパターの本質的なことを感じます。

 そんな感覚的な要素が強いパターのことを今回は話していきたいと思います。

 人それぞれであり、マンツーマンでなければ教えられないパターの話をどこまで書けるのか?

では説明してきたいと思います。

→→つづく←←
2023年10月28日 23:01

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