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グリーン周りのアプローチは何で難しいの!?part5

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 何でグリーン周りのアプローチが上手くなることが難しいのでしょうか?

 ゴルフを始めてからある段階の上達レベルまではアプローチは上手くなっていき、何年目かになるとアプローチのレベルが上がらなくなる人が多い。

 練習場での練習はしてるし、ラウンドも結構してるのに、、アプローチを寄せられない、、

 そういうアプローチの上達に限界を感じた人を私は沢山レッスンして改善してきました。

 そんな私が、アプローチが上手くならないと感じている人達に共通して思うこと。

 それは、、

 ただ沢山ボールを打ってアプローチの練習をしたとしても、アプローチの感性を養うことには繋がらないということ。

 アプローチは距離感という感性を磨かなくてはいけないので、ある段階の上達レベルからは単純に闇雲にたくさんボールを打っても上達はしなくなります。

 実際にゴルフに悩んでレッスンに来る人で、週に2.3回練習を何年も続けてるのに、アプローチが上達しないという人が多くいます。

 週に2.3回練習しても上手くならない?

 何故?

 例えるならば、、歌や楽器が上手くなるためにはどうすればいいですか?

 と考えてみると、その答えがそのままアプローチが上手くなることと全く一緒ということが分かります。

 歌の歌詞とメロディーをどんな曲でもいいので、1曲暗記して覚えたとします。

 その覚えた歌をただ歌うだけでは歌は上手くなりません。

 歌を歌える人はたくさんいます。

 でも人が聞き惚れる程歌が上手い人はそんなにはいない。

 どうすれば聞き惚れるほど歌が上手くなる?

 何も考えずにたくさん球数を打ってアプローチの練習をするのと、ただ毎日自分が気持ちいいように歌をたくさん歌うことは全く同じ。

 ストレス発散にはなりますが、上手くなるわけではない。

 どれだけ歌っても、自分の歌い方を固めるだけで聞き惚れるほど上手くは成っていかない。

 感性が豊かで、最初から歌が上手い人なんていうのはほんの一握りの人だけ。アプローチが最初から上手い天才的な人は実際に居ますがそんな人の話しをしたところで、一般的なアドバイスにはなり得ない。

 アプローチも歌を歌うことも同じで、どれだけ練習しても、自分の癖を固めていってしまう。

 ではどうればいい?

 それを考えなくてはアプローチは上手くなりません。

 もし、アプローチの上達が止まってしまった状態から、更に上手くなるにはどうすればいいのか?

 ♢実際にアプローチを寄せている上級者とたくさんプレーして、その雰囲気を真似して全身で感じて、真似して覚える。感性を磨くということは、感性豊かな人を見習うしか方法はないことを受け入れること。

 ♢適切な距離感、振り幅を理解できるような練習プログラムを、プログラム通りに訓練して感性を養うための練習をする。練習プログラムを作れない人は、信頼できるコーチにコーチングを依頼すること。


しか、アプローチが上手くなる方法はないのです。

 歌が上手くなるためには、とても歌が上手い人と交互に歌い合うか、歌のレッスンを受けて歌のコーチングを受けるしか方法はない。

 歌で例えると分かりやすいですが、アプローチというのは歌と同じぐらい感性を磨かなくてはいけないということを理解して練習していかなくては、どれだけ練習しても実戦で使えない癖を固めてしまうということを深く理解しなくてはいけません。

 では、どうすればいいの?と言ったところで、ただ、なんとなくアプローチの練習をたくさんしてもコースで上手くなることに繋がらない。

 感性を磨くための何かしらをしなくては、あるレベルからは絶対にアプローチは上達しない。


 もっと極端な例を言いますね。それを皆さんで一度自分で考えてみてください。

 ある程度アプローチの基本の型を学んだ人が、毎日、練習場だけでアプローチを練習している人と、毎日、ゴルフ場をプレーしている人と、1年後はどちらの方がアプローチは上手くなりますか?

 それは何故なのでしょうか?

 具体的に説明してください。

 答え合わせは次回、、

→→つづく←←
2025年04月02日 07:34

ハナウタアソビ♫

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 おばけなんて無いさ♪
 おばけなんてうそさ

 寝ぼけた人が見間違えしたのさ

 だけどちょっと
 だけどちょっと
 僕だってこわいな

 おばけなんて無いさ
 おばけなんてうそさ

 

 おばけを怖がる♪
 怖がる自分が
 
 そんな自分の気持ちが嫌いさ

 少しだけ
 少しだけ
 心を開こう

 色んなおばけと
 友達になろう



  どんな時でも♪
  迷わない心で
   
   人に優しく笑顔で過ごそう
 
 だからもっと
  だからもっと
   視野を広げよう
   
   相手の気持ちを
     分かる人になろう



 もし愛する人が♡
 お〜ばけになったら

  あなたはきっと毎日楽しいだろう
  
   どんな時だって
   どんな所だって
   いつも一緒だから
 
   そ〜んなふうに
    考えられたら幸せ♡

  
 
  自分の最後の♪
  最後の瞬間に
  
  大切な人達の幸せを願う
   
   自分だけでなく
   世界のため〜に
   今を楽しく生きていこう
    
    そ〜んなふうに
     みんな成れたら幸せ


  
  チカラをぬ〜いて♪
  深呼吸をし〜よう
 
  考えすぎずに生きることを味わおう
 
  あなただって
  おばけだって
  楽しければハッピネス

  世界中のみ〜んなが
  優しく成れま〜すように♫

   ふんふん ふ ふ〜ふふ
     生きることを楽しもう♫
2025年04月01日 15:32

グリーン周りのアプローチは何で難しいの!?part4

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 私がゴルフをしてきて、ゴルフをレッスンするようになって、アプローチに於いて意味を間違えると最も危険な表現だと思う言葉があります。

 アプローチ技術、アプローチレッスンにでの深い闇のある言葉、、


 それは、「ダウンブローで打て」という表現です。

 ダウンブローに打つとは、ダウンスイングでのクラブがボールに当たる時の角度を鋭角にして入れるという表現です。

 分かりやすく言うと、クラブが上から下に動いている最中にボールを打ちなさいということ。

 この表現が多くのアプローチイップスのゴルファーを作り上げてきたと、私は強く思っています。

どうですか?

 ミスをしたらもっとダウンブローで打たなくちゃ!?って思って練習してませんか?

 もしそう信じて練習しているのであれば、、芝が枯れて薄くなっている時、雨で芝が濡れている時、体が疲れている時に、アプローチでクラブが地面に刺さってしまって、アプローチが怖くなっているはずです。

 ダウンブローを信じすぎて練習を続けていると、チャックリ病になってしまう可能性がとても高くなります。

 チャックリ病とは、ダウンスイングからインパクトにかけて、クラブが地面に刺さってボールに当たらなくなる病気。打ったボールが目標へ進まなくなる。

 このチャックリ病になってしまうと、ほとんどの人がグリーン周りからのアプローチが怖くなってしまい、治そうと思っても治らなくなる怖い病気です。

 、、そもそも、別にダウンブローで治さなくてもいいのに、ダウンブローアプローチを打たないといけないと思ってしまうのか?

 それは、たまにアプローチでボールの手前をダフったり、直接ボールに当たりすぎてトップしてミスをした際に、もっと鋭角に、上からクラブを入れたらミスは解決すると思ってしまうから、、

 そのクラブ軌道を鋭角にしてミスを治そうとすることがとても危ない。

 何故ならアプローチのミスはダウンブローにすることで、一時的に対処療法として治りますが、ダウンブローが強すぎるとインパクトが優しく打てなくなり、アプローチの距離感がむちゃくちゃになってしまう。

 そして、ダフる度にもっとダウンブローに、鋭角にとなって、クラブが地面に突き刺さるようになってしまうのです。

 これがチャックリ病の始まりになってしまい、チャックリ病が怖くて競技ゴルフができなくなってしまう。

 そういう、チャックリ病で苦しんできた競技ゴルファーを私は沢山レッスンで治してきました。

 上級者になってからのチャックリ病になってしまう人はかなり多いのです。何故なら、もっと上手くなるためにもっと練習をするようになる。

 そして、間違えたアプローチ練習をしてしまう、、

 良く考えてみてください。

 アプローチのミスを治すための解決方法は、ダウンブローで上から打つだけなのでしょうか?

 いいえ、ダウンブロー以外の方法で、もっと沢山の解決方法は沢山あります。

 例えば、

 アドレスやボールの位置を見直す。

 軸とクラブヘッド関係性を大切にして綺麗な往復軌道で振れるようにイメージし直す。

 体とクラブの全体の動きをバランスよくリズミカルになるように練習して固い動きにならないように訓練する。

 トレーニングで身体の歪みを修正して滑らかに体が動くようにする。

 等、アプローチのミスを治すためには、沢山の解決があります。

 それなのに、もっとダウンブローで打つ!と練習してしまうと、優しいリズムでアプローチが打てなくなり、ダウンブローに打ち続けることでインパクト時に頭が目標方向に突っ込む癖ができてしまい、さらにダウンブローが強くなって、さらに地面に突き刺さるようになってしまうのです。

 ダウンブローばかりを練習して柔らかいアプローチで寄せられるようにはならない、、


 だから、私はダウンブローに打ちなさいというレッスンが好きではありません。

 アプローチが得意になって、スピンを多めにかけるときに、たまにはダウンブローで打つ時もあるよね、という感じでレッスンでダウンブローという言葉を使う時はあります。

 ミスをしたからもっとダウンブローに!なんてレッスンしたら、チャックリ病への道を歩ませてしまうだけですから、ダウンブローという言葉を私はレッスンで使いたくはないのです。

 ちなみに私がレッスンをしてきた初心者の方やジュニアゴルファーでチャックリ病になる人はひとりもいません。

 上手くアプローチのレッスンを進めていくと、ダフったり、トップしたりするミスが全く怖く無くなって、アプローチの距離感や振り幅のことだけを考えられるようになり、悩むことは無くなります。

 もちろん、アプローチを全部寄せてワンパットが出来るレベルになるには、それなりの経験が必要ですし沢山の練習が必要です。

 でも、その経験を積んでいく過程のなかでチャックリ病になってしまうと、アプローチが怖い!しか頭では考えられなくなるので、如何にチャックリ病になることが怖いかが分かりますよね。

 ダウンブローで打つ!という練習ドリルはチャックリ病をかなりの確率で誘発してしまう危険性があることを、深く理解しておく必要があります。

 私も時と場合によってはダウンブローで打つことはしますが、必要な時以外は普通に楽に寄せるアプローチをするようにしています。何故なら、クラブが地面に刺さってしまう癖をなるべくつけたくないからです。

 では次にアプローチが上手くなるために本当に必要なことは何なのか?を話して行きたいと思います。

→→つづく←←
2025年03月30日 08:02

グリーン周りのアプローチは何で難しいの!?part3

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 アプローチを練習場で練習しようとしても、何を練習していいのか?分からない人のほうが多いのではないでしょうか?

 たくさんアプローチを練習しても、本番コースでは練習したことが全く通用しなかったりして、アプローチが上達することが如何に難しいのかが分かります。


 全くの初心者の方なら、グリーンに乗せるだけのことなら練習場で練習すればそれなりにそこまではアプローチは上手くなります。

 でもある程度のアプローチが理解出来たレベルになってくると、練習場で練習しても、そこから更に上手に寄せることができなくなってくる。

 何年もゴルフをしているのにアプローチが上手くならない、、

なぜだか分かりますか?

 よくある悲しいケースとして、シングルプレイヤーに成った後に練習場でアプローチをたくさん練習してアプローチのイップスになってしまったというケース。

 実はシングルプレーヤーになってからアプローチイップスになってしまった人はかなり多くいます。

 これは紛れもない事実であり、深刻な問題でもあります。

 たくさん練習して、逆にイップスになってしまうなんて、よく考えてみると残酷な話しですよね。努力が報われない、、なんて、、

 私のコーチ人生の経験で、かなりのイップスになった上級者をレッスンして治してきました。

 このように何でたくさん練習したのに上手くなるのではなくイップスに成ってしまうのか?ということを知っておかないと、時間と労力が勿体ないだけでなく、ゴルフが嫌いになってしまう可能性もあるのです。

 私はアプローチイップスになった上級者やプロゴルファーをレッスンで多く治してきましたから、そのイップスになってしまう理由を深く理解しています。

 その理由は、、?

 それは、アプローチのリズムやタッチを養うような練習ではなく、同じ距離をひたすらに自分の癖のある打ち方でひたすらに打ち続けると、アプローチやパットはイップスになってしまう可能性があるのです。

 何故なら、間違えたことを沢山練習しても間違えを固めてしまうだけだから。

 間違えたことを10万球練習しても、間違えたまま。

 当たり前ですね。

 ただボールを打ちさえすれば上手くなる、、なんていう幻想を持ってひたすらアプローチを練習しても上手くなることはありません。これは予め知っておかないと、取り返しのつかないとんでもないことになります。

 アプローチイップスになってしまう、、

 アプローチはリズムや振り幅やタッチを養うような練習ドリルをしなくては、ただひたすらにボールを打ったとしても、あるレベルからは全く1ミリも意味は無いのです。

 感性を養うようなことを私のアプローチレッスンでは行っていくのですが、それはまるで楽器や歌のレッスンのような感じです。

 打って見せて、肌で感じて、真似させる。

 真似できなければ、どう真似できないのかを説明して、もう一度打って見せて、また真似をする。

 これを繰り返さないとアプローチのリズムやタッチが良くなることはまずありません。

 何百人、何千人とアプローチのレッスンをしてきて、アプローチのリズムやタッチを改善しなければ何も上手くならないし、実戦で安心してアプローチできるようにはならないことを、私はコーチとしての実体験として深く実感してきました。

 もともと人の脳が覚える為の仕組みというものは、真似をして覚えるというのが本質であり、赤ちゃんから大人になるまで、色々な真似をして成長していきます。

 人生の経験してきたなかで、いい見本、理に適ったことを多く真似出来た人は、豊かな人生に成るということは皆さん理解できますよね?

 理に適ったこと、正しい基本を身に着けることはどんなことよりも自分にはかけがえのないものになる。


 実は、アプローチとパターに関してはいいリズムやタッチを体に覚え込まさせてくれる先生が周りにいないと、あるレベルからは上手くなることができません。

 これは信じたくない人もいるでしょうが、事実なので受け入れなければいけません。

 アプローチが上手くなれたということは、実戦のコースでアプローチを寄せている人を真似する機会が多くあったか、きちんとアプローチのリズムとタッチのレッスンを受けたかのどちらかということになります。


 一番勿体ないのは、アプローチを柔らかく寄せられる上手い人といつもゴルフ場でプレーしているのに、頑なに自分の理論理屈だけを信じて自分の世界に入って、アプローチを柔らかく寄せられる上手い人を見習わない人。

 本来なら上手い人のリズムやタッチを体で感じて真似をすればいいだけなのに、自分のやってきた練習をしなくちゃ!と感性を磨く機会を自分で絶ってしまっている人は、、とてももったいない、、

 勘違いしてはいけないのが、練習を信じて練習た通りにやればいいというのは、そもそもその練習の内容が素晴らしくて計算されたプログラムな時だけです。

 ただ、闇雲に打っても意味はありません、、

 自己流練習で今の練習があっているかどうか分からないのに自分のやり方を大切にし過ぎて、上手い人とプレーしてその上手い人のプレーを見習えない人は、、上手くなることはできません。

 もちろん見習っていいのは、本当に上手いアプローチを柔らかく寄せられる上級者だけ。寄せてもいないアプローチを見習っても意味はありませんので見習う人はきちんと選ぶこと。

 自分のプレースタイルが確立して、スコアが安定しているならば、ゴーイングマイウェイ、人は見なくて自分を信じればいい。

 もしくは、あまり上手くない人達とプレーしているなら、、自分の普段練習してきたことをしたほうがいい。

 時と場合によります。

 では続いて、具体的にアプローチ練習のテクニカル的な話しを少ししていきたいと思いますが、アプローチ技術、アプローチレッスンには深い闇があるのです。

 多くの人が沼にハマってきてきたそのアプローチレッスンの闇の話しとは、、

→→つづく←←
2025年03月23日 06:27

グリーン周りのアプローチは何で難しいの!?part2

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 何故?グリーン周りのアプローチを上達することが難しいのでしょうか?

 コーチとして色々な人にアプローチのレッスンをしてきた私が、アプローチが上達するのが難しい理由を簡単に説明してみたいと思います。

 はい、では皆さんに質問です。

 グリーン周りからのアプローチで、寄せてからのワンパットを1ラウンドの中で全て達成したことがありますか?

 どうでしょうか?

 1度でも達成したことがある人はお見事です。アプローチと向き合って、きちんと追求しないと全て寄せてワンパットはまずできません。

 1度もない人は、、まずはスイングより飛距離よりも優先的に、1ラウンド全て寄せて1パットを目指すべきだと、私はコーチとして強く思います。

 何故ならそのまま直にスコアに直結するからです。

 なのに、何故アプローチを後回しにしてスイングばかりに悩んでいる人が多いのか?

 アプローチの寄せてワンパットが出来ない人でスイングばかりに悩んでいる人は、何故にアプローチの上達にもっと努力しようとしないのかを自己分析してみてください。

 少しアプローチが上手くなったら、それからスイング作りに徹すればいいじゃないのか?そう考えられませんか?

 どれだけスイングが良くなって飛距離がのびたとしても、アプローチが寄せれなかったらパーは取れない。

 これをきっかけにアプローチを見直して練習してみませんか?

 もちろんパターを練習して3パットしないことも大切ですが、実はこの3パットしないことと、アプローチを寄せて1パットができることは、とても深い関係があります。

 グリーン周りのアプローチもパットもインパクトのタッチの感性が必要です。チカラはいらないのでタッチだけ、、

 そのタッチの感性を養う練習はアプローチもパターも似ています。

 その感性に関することを人に教えるということはかなりのレッスンスキルが必要とされます。

 アプローチとパターは感が良いか?良くないか?センスだよ!と言いたくなってしまうのは、人に教えるだけのスキルと経験が無いからで、ある程度は感性を養う練習をすれば誰でも上手くなりますが、かなり手間がかかります。

 本当に良いショートゲームレッスンができるコーチは豊富な経験が必要で、本来はプロゴルファーにまでショートゲームをレッスンしているコーチにしか質の高いレッスンはできません。

 その証拠に、インターネットでのアプローチ、パターのレッスンを検索して色々見ても本当に上手くなれたというレッスンはなかなか見つけることができません。

 既にインターネットレッスンを見漁って、色々試してみた人も、実戦のコースで凄く良くなった、上手くなったということは無かったのではないでしょうか?

 アプローチが上手くなるためには距離感という感性を養わなくてはいけません。

 アプローチの距離感や振り幅をその場その場で的確に実践していくためには感性を必要とします。

 この感性を養うことを人に教えるということは本当にデリケートで、感性に訴える為の経験と言葉の語彙力がなくてはできません。

 人に感覚的で繊細なことを教えるということは経験が豊富なことが大前提ですし、感性を表現し説明するための語彙力が必要なことは言うまでもありません。

 好きな小説作家はいますか?

 好きな小説家の本を読んでいると色々な情景、風景がありありと頭の中、心中に広がりますよね。

 そのような表現力がショートゲームのレッスンにはコーチとして求められるのです。

 マンツーマンで音楽を教える先生と生徒を想像してみてください。テレビで歌のレッスン、楽器のレッスンを先生が感情豊に教えている風景を見たことはありませんか?

 それと全く一緒の話し。


 だからアプローチとパターをインターネットでのレッスンで上手に説明できているケースはほとんどいないのです。

 感性に訴えるためのレッスンは、人によって違いますし、感覚が研ぎ澄ますためのアドバイスなんていうのは直接伝えなければ、伝えきれません。

 アプローチのレッスンはとても繊細で感性を豊になることをしなくては成り立たないのです。

 ゴルフ上級者やプロゴルファーにもアプローチのレッスンを受けに来る人がいる。

 何故なら、歌のトレーニングを受けるのと同じ目的で感性を養うためなのです。

 では、アプローチの本質であるリズムとタッチの感性を養うためにはどうすればいいのでしょうか?

→→つづく←←


 
2025年03月16日 16:56

グリーン周りのアプローチは何で難しいの!?part1

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 ゴルフが上手に成りたくて、色々な努力をしてきたけど、、自分が思うほど上達出来ていない、、

 ゴルフのスコアアップの秘訣は、ある程度スイングが良くなってきたら、アプローチとパターということは十分理解している。

 だからスイングで悩んでいたって、アプローチとパターが上達しなければスコアなんて良くはならないんだから、もっとスイングを良くして飛距離アップしたい気持ちを抑えて、我慢してアプローチとパターを練習しなければいけない、、

 1年中、ずっとスイングばかりに悩んでいると、きっと悩みグセがついて、スコアメークできない習慣がついてしまう。

 そうなったら怖いから、ある程度の目標スコアが出るまではスイングよりもアプローチを頑張る!

 アプローチさえ上手くなれば、あとはゆっくりでもスイングを良くしていくんだ!

 、、、ってアプローチって何を練習すればいいの?

 なんとなくグリーンには乗せられるようになって、可もなく不可もなくピンの方には寄せられるけど、寄せてワンパットが出来ない、、

 ゴルフ歴も長くなってきて、良く考えてみるとチカラの要らないアプローチが良くなっていないということは?練習の仕方が良くないんじゃないのか?

 でも、何をすればいいんだろう?

 インターネットレッスンとかレッスン書とか読んでも皆違うこと言ってるし、何ヶ月もその通りに練習したけど寄せるための感性が磨かれない、、

 お手上げだ、、アプローチの練習は捉えどころがなくて難しい、、


 ある程度まで上手く成ってきて大きな壁にぶち当たるのがグリーン周りのアプローチが上達すること。

 今回は練習の仕方が難しいアプローチについてのお話しをしていきたいと思います。

 本当にアプローチが上手くなる練習方法は?

 色々なアプローチレッスン情報を見漁ってきたけど、本番コースではそのレッスンが活かされない。

 何で?

 では話を進めていきます。

→→つづく←←
2025年03月11日 17:39

テーラーメイド、ピン、キャロウェイ、コブラ、2025年新作ドライバー選び 何を買えばいいの?part5

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 今回の2025年上半期に発売されたモデルの中で最後の評価になる、コブラ社のDSアダプトシリーズ。

 2025年の私の本命はこのDSアダプトになります。

 何故なら、私のエースドライバーQi10の飛距離を大きく超えたのはDSアダプトXだけだったからです。

 何故楽に私のエースドライバーの距離を越してしまったのか?というと、「フューチャーフィット33」の恩恵でした。

 フューチャーフィット33とは、ロフト角やライ角を360度に33パターン調整ができるシステムのこと。

 簡単に言うと普段自分の打っている球筋をフューチャーフィット33で簡単に変えられるということ。

 実は私がずっと前から望んでいた技術だったのですが、しれーっとコブラ社さんがこのフューチャーフィット33を開発して市場に出してきた。

 この性能が凄い、、、

 どれぐらい凄いのかというと、製品の個体差問題さえも、いとも簡単に調整できてしまえるし、春夏秋冬気温の違いによるスイングの変化に対しても調整できてしまう。

 元々私は、フェースの向きがゴルフクラブメーカーによって違うことに対して疑問を持ってきました。

 このメーカーを使っていると、あのメーカーのヘッドは使えないというのが、フェースの向きによって確実に出てくる。

 モデルチェンジすると、フェースの向きがガバッと変わってしまっていることがよくある。

 だからフェースの向きを自由に変えられる何かの技術がないのか?とずっと思ってクラブを買い続けてきました。だから今回のフューチャーフィット33のシステムに心がときめいているのです。

 そして、待ちに待ったDSアダプトの試打と実戦コースのテスト、、

 予め自分の期待していたフューチャーフィット33によるロフト、ライ角の調整をいくつかピックアップしておいて、試してみたらイメージ通りの超最適な弾道になった。

 買う、、!!絶対に!

 何よりも凄かったのが、バックスピン量と弾道の放物線が、長年自分の思い描いていた理想へと近づいて、めちゃくちゃボール飛距離のキャリーが伸びたのです。

 色々なグラフ前で試打をしているとだいたいどれも同じ飛距離になって、ほとんど変わらない場合が多いのですが、DSアダプトのフューチャーフィット33システムで調整したら12ヤードキャリーが伸びた、、12ヤードキャリーが伸びるというのはなかなかありません。

 本当に私にとっては夢に見てきたシステム、フューチャーフィット33はとんでもないポテンシャルをほこっています。

 きっと、各メーカーがこれに見習い似たようなシステムを開発するでしょう、、とは言えず、こんなに素晴らしいシステムを簡単に取り入れられない事情があります。

 それは、今までの市場に溢れたシャフト達が使えなくなる問題です。

 ヘッドとシャフトをつなぐスリーブが変わってしまうと、自分の持っていたシャフトが使えなくなったり、中古のシャフトを買えなくなり、そういうこと自体で新しいスリーブに変えてしまうこと自体にリスクがあるからです。

 なので、今回コブラ社のフューチャーフィット33を取り入れたことは、コブラ社にとっては大きな決断だったのだと思います。

 ちなみに、中古市場の今までのコブラ社のシャフトはやっぱり、、値崩れし始めていて、、そういうものを売っている業者さんは慌てて在庫を売りさばこうとしています。

 ゴルフ市場は在庫管理が厳しく難しい、、

 そういう理由もあって、各メーカーの人達はこのコブラ社さんのフューチャーフィット33のシステムに驚いているのです。

 私の持っていたコブラ社のカスタムシャフト達は今作DSアダプトには使えないので、新しくテスト用にいくつかカスタムシャフトを買わなくてはいけない、、

 そういう意味では一般の人受けしないのかもしれません。

 また、もう一つこのDSアダプトシリーズのフューチャーフィット33システムには問題があります。

 それは、自分のスイングがある程度決まっていなくて、自分の打ちたい球筋が固まっていない場合は、、沼にハマって迷走してしまう可能性があるということです。

 コブラ社さんの説明からすると、まずはヘッドの種類、ロフト、シャフトを選んで、最後にフューチャーフィット33で調整して欲しいということでした。

 もしスイングが固まっていなくて、自分の打ちたい球筋が決まっていないのに、フューチャーフィット33を使ってしまうと、「今の悩み×33通り」となってしまい沼にハマることになりかけない。

 逆に、自分のスイングがある程度仕上がっていて、こういう球筋を打ちたいけど、そのを具現化してくれるクラブに出会えなかった人にとっては、絶対に買って試してみる価値は大いにあるといえます。

 少し興奮して説明し忘れていましたが、基本性能は前作ダークスピードよりも優しい味付けになっているので、その点は安心してください。

 DSアダプトLSモデルの9度はドラコン用に作られていてハードすぎるので、このモデルを除いて、
 DSアダプトLS 10.5度
 DSアダプト X
  DSアダプトMAX-D
 だったらどのモデルも打ちやすい。

 DSアダプトMAX-Dはフェースが閉じすぎているので、、私は打ちにくかった、、


 前作ダークスピードは低スピン性能が尖りすぎていて、プロゴルファーの世界ではコブラ社の看板プロのリッキーファウラー選手でさえ前々作のエアロジェットLSに戻してしまっていましたが、リッキーファウラー選手は今作DSアダプトのXモデル、LSモデルを併用して使用するとのアナウンスが流れていたので、コブラ社も一安心。

 ちなみに、、今現在、私はこのDSアダプトにどのシャフトを付けるのか悩みに悩んでいる最中。

 色々なカスタムシャフトを試してみたくても、用意されていない、、辛い、、

 そういう意味でも、今回のDSアダプトを購入するのには気合いが必要になりますね。

 DSアダプトドライバーが届いた後に、、カスタムシャフト3.4本をテストしなくてはいけない予感が、、

 とはいいつつも、実は今作のコブラ社の純正シャフトはとても万人向けに、上手に作られていますので、興味のある人はまずは純正シャフトで購入して、後から、、恐る恐る色々なカスタムシャフトを試していくのもいいかもしれませんね。

 一度購入すれば、33パターンに調整できるので長く悩め、、じゃなくて長く楽しめるかもしれません。

 私は、、絶対に買います、、というよりもう注文しました、、

 今年はDSアダプトで遊びながら、各社メーカーの当たりの個体ヘッドを探しつづけることになる。

テーラーメイドQi35コアモデル
テーラーメイドQi35LSモデル
ピンG440MAX
キャロウェイエリートトリプルダイヤ

  が特におすすめ。ロフトをきちんと選べば皆使える難易度。上級者だからとか関係ないので自分のカッコイイと思うものを選んでください。

  そうでないと買う意味が半減してしまいます。

  見ていてニヤニヤするぐらいのカッコイイものを選ぶ!それが大切で、今の私には我慢してこれにするとかは辞めましょう。

 私は去年のノーマルQi10ドライバーが良すぎて変えられない、、だからコブラ社のDSアダプト Xで色々と今年は遊んでみようと思います。

 後は、いい個体のモノが見つかれば、、

  以上、私の2025年上半期ドライバーに対しての評価でした。

  ちなみに、今年のモデルがどれも合わないのでしたら、、タイトリストGTシリーズドライバーがおすすめです。

  ヘッドに癖が無く、めちゃくちゃ飛びますので、、かなりおすすめです。

  私もGT3ドライバーを近々コースで試してみる予定ですが、、私のエースドライバーのQi10ドライバーを脅かす存在であるぐらい飛びます、、


 今回の私のブログの中で出てきた個体差問題。

 個体差と言われても、、よくわからない、、という人も多いかもしれません。

 でも、よく考えてみてください。


  個体差が分かるレベルでないのに、ひょいひょい買い替える人がいるならば、その人をどう思いますか?

  絶対に確実に個体差は大きくあり、メーカーはプロゴルファーに対して個体差があることを認識してテストしてもらっていることは紛れもない事実なのです。

 じっくりと悩んで検討して、沢山試打して、そして買うかどうかを決めなくては、買ったことに対して満足する確率は低くなることを、私は長年の経験から知っています。

 なんとなく新作ドライバーが欲しいんだよねって思っていても、今回私がブログで書いた内容のことを理解していないと買ったことにたいして火傷をしてしまうことになりかねません。

 私は本当のことを皆さんの為に、敢えて書きました。

 こういうことをきちんと説明する人があまり居ないので、私がゴルフクラブの真実を皆様に対してジャーナリズム活動をしなくてはいけないと思い、思い切って書いてみました。

 皆さんにはクラブを購入する費用を無駄にしてほしくありません。

 私はゴルフが仕事ですし、こういうブログを書き続けなくていけませんので、敢えてクラブを試し続けます。

 でも、本当に本番コースで打ちやすいものを見つけるのには、とんでもない労力を必要とする!それがクラブ選びの真実なのです。

 私が各メーカー様にお願いしたいこと。

 それは本番コースで試せるためのシステムをもつと充実させて欲しいということ。

 試打をして、コースで試して初めて分かる、そのクラブの評価。

 本当に本気で自分に合ったものを探すのにはどれほどの費用と労力が必要なのか?今回のテーマで理解していただけたでしょうか?

 今のクラブには何も不満がない、、!?でも新しいクラブを買ってみようかな、、って言う人がいるならば、慎重に沢山試打を重ねてから購入を検討してみて欲しいと思います。

 2025年上半期の各メーカーのドライバーは、どれもハズレはありません。よく開発が進んでいて確実に良くはなっています。

 でも、そのなかで自分に合った、自分に打ちやすいものを探すということなら、今年のモデルだけでなく、4年前までのモデルまで遡って選ぶのも全然アリだと私は思います。

 製品の個体差がある中で、いい個体を見つけられたら、、本当はそれを使い続ければいい。

 そう考えてるプロゴルファーが多くなってきているので、メーカー契約フリーの選手が増えてきているということをアマチュアの皆さんは知って欲しいと思います。

 また、私にゴルフクラブの相談をしたい方は、レッスンに来て頂きましたら、良く話を伺ってアドバイスさせて頂きます。

 必要ならヒマラヤゴルフさんでフィッティングも可能ですのでいつでもご相談に来てください。

 ヘッド選び、シャフト選び、性能の個体差選び、、

 ゴルフクラブの世界は深すぎる世界。

 もしその深い世界に入りたいのでしたら、心して覚悟を決めてから入るようにしてください。

 中途半端になるのなら、、

→→おわり←←
2025年03月08日 13:11

テーラーメイド、ピン、キャロウェイ、コブラ、2025年新作ドライバー選び 何を買えばいいの?part4

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 つづいてはキャロウェイエリートシリーズについての評価をしていきます。

 このモデルについては賛否両論、、なのが世間の評価。

 何故ならAIフェースの良さを実感できる人が限られてくるからです。

 AIによる開発は、いわばバーチャル世界によって開発ということ。

 仮想空間のシュミレーションでは理想形になったし、実際にプロゴルファー達はその結果、恩恵を受けている。

 でもその性能を理解するためには、今のミスショットならラフに行っていたはずなのに、フェアウェイに残っている、 そう思えるぐらいの経験と実力がないとAIによる開発の実感が沸かない、、

 そういう性能を実感できるレベルの人は、元々ナイスショットを連発できて、コースできちんとボールをコントロールしている人達。

 他社の製品は重心が低くなった、慣性モーメントが大きくなった、というほうが良いとか悪いとかではなく、誰でも試打した時の実感が湧きやすい。

 実際にAIフェースになったパラダイムシリーズから、キャロウェイ契約の多くのプロゴルファーが優勝したことは間違いありません。

 この4年間はジョン ラーム選手とザンダーシャフリー選手がキャロウェイ社を牽引してきてきました。

 シャフリー選手は去年メジャー大会を2つ制覇しているのですから、その時に使用されたAiスモークパラダイムトリプルダイヤは名器ドライバー確定です。それは誰も否定できません。結果を出しているのですから。

 私もそのAiスモークトリプルダイヤを持っていますがとても気に入っています、、

 コネクトスリーブの設定を替えたらとても打ちやすくなることを皆さんはご存知でしょうか?それについては後でお話しします。

 こういうことを全て踏まえたうえで、キャロウェイエリートモデルをきちんとした評価をしてみたいと思います。

 結論としては、私自身も前作のAiスモークトリプルダイヤが良すぎて、何が良くなったのか分からない、、というのが本当の本音です。

 AIによる計算式に当てはめるならば、きっと1年をかけてラウンドの平均スコアを出してみると確率的に少し良くなるだろうとは予想できますが、打感が柔らかくなったぐらいしか実感が沸かないのです。

 試打データをとっても前作と飛距離は同じで、スピン量が少し増えてボールが少し上がりやすくなった感じなのですが、コースでも前作と全く同じ球筋になる、、

 ここで勘違いしてはいけないのが、前作のAiスモークパラダイムトリプルダイヤが良すぎたのです。

 その良さをあまり変えないで、ザンダー シャフリー選手に使ってもらえるように性能面を確実にアップさせてきた。

 マイナーチェンジしたといったほうが分かりやすいでしょうか?

 良くはなっているけど、長く使ってみて後から良さが分かる感じとも言えます。

 敢えて言うと、エリートモデルはパラダイム以前のヘッドのフォルムに戻してきている感じはするのですが、それも微調整程度です。

 そして皆が不思議に思うのに、誰もきちんと話そうとしないことがあります。

 それは、アドレスして構えたときに、クラブフェースがパカっと右を向いているように見える問題です。

 各メーカーで分けると、キャロウェイ社とピン社はフェースか右を向いているように見えて、テーラーメイド社、タイトリスト社、コブラ社は真っ直ぐ飛球線に対してフェースが垂直に真っ直ぐになります。

 実は、どのメーカーのドライバーもフェースのど真ん中の面の向きはきちんと目標方向に向いているのですが、センターからトウ側にかえてえぐるように開いて見えるように設計しているのが、キャロウェイ社とピン社なのです。

 何故かというと、色々な球筋を打ち分ける際に、飛球線に対して右に打ち出してそこからドローで戻す球筋をキャロウェイ社は大切にしているからです。

 昔からキャロウェイはドローが打ちやすいメーカーと言われてきた所以が、他社とのフェースの向きの見え方に違いが生まれてきたとも言えます。

 逆にいうと右に打ち出してドローで左に戻どすイメージが沸かない人には、フェースが開いて見える分だけ、そのまま右にさようなら〜となってしまうのです。

 実際にインターネットでのエリートトリプルダイヤの試打している人を見てみると、一発目が真右に飛び出している人がかなり多くいます。


 だから、スイングのタイプや打つ球筋によっては、メーカーのフェースの見え方で打ちやすい、打ちにくいと分かれてしまうのは仕方のないことなのです。

 例えるならば、テーラーメイド社をずっと使ってきているプロゴルファーは、キャロウェイ社のドライバーに慣れるまで右に飛んでいく感じがして、キャロウェイ社のドライバーを使ってきているプロゴルファーがテーラーメイド社のドライバーを使うと慣れるまで引っ掛ける感じがしてしまうのは、そのメーカーのコンセプトによるものなのです。

 だから、プロゴルファーでもメーカーの好みが大きく分かれるわけですね。

 後はここでは詳しく説明はしませんが、フェースの開いているように見えるヘッドと、真っ直ぐ開いていないように見えるヘッドでは、アドレスした時の手とクリップの位置がスタンスに対して少し違います。

 これはスタンスに対して上半身をオープン構えるタイプはキャロウェイ社かピン社。

 スタンスに対して上半身をクローズドに構えるタイプにはテーラーメイド社、タイトリスト社、コブラ社。

 と分かれるのですが、こういうことを巷ではきちんと説明されていないので、なんでキャロウェイ社はアドレスした時に特にフェースが開いてみるように感じるのか?疑問に思っている人が多いのです。

 私はメーカーによって、本能的にアドレスを変えてしまうのですが、そんなこと出来る人なんてそうそういませんよね。

 いつかそのテーマについてもきちんとブログで書いてみるのも面白そうですね。

 そこでどうしてもキャロウェイ社のドライバーを使いたい人にアドバイス。

 フェースが開いて見えるモデルを使いたい場合、超ハードヒッターはロフト8度、そこそこ自身がある人は9度、普通の人は10.5度にして、スリーブでロフトを1度か2度寝かせるのです。そうするとフェースが閉じて見えるようになり打ちやすくなります。

 私は9度のヘッドを10度にして使っているので、フェースは開いて見えません。もともとテーラーメイドのフェースの向きが好きなので、こうやって使わないとキャロウェイ社は私は使えないのです。

 ということで、キャロウェイエリートシリーズは、競技ゴルフをしていて1打をしのいでいるレベルの人、前々作パラダイム、前作Aiスモークを持っていなくてキャロウェイが欲しい人なら即購入を検討しても良いと思います。

 ちなみに私個人の意見として、前々作のパラダイムから女性でも180ヤード以上飛ばせるならトリプルダイヤシリーズを皆に進めてきました。何故ならスリーブでロフトを寝かせて、ヘッドのウエートを変えればなんの問題もなく使えるからです。

 ノーマルシリーズやXシリーズももちろんいいのですが、トリプルダイヤでないといずれは飽きてしまうだけ、、と毎年色々な人を見てきてそう思っています。

 中古ショップに行ってみて、キャロウェイ社の過去のドライバーでトリプルダイヤシリーズ以外キラキラ輝いて見えるシリーズは無い、、と私は私個人としていつも思ってしまいます。

 少し勇気が必要ですが、エリートを買うなら思い切ってトリプルダイヤを買って、スリーブ調整で寝かして使ってみてください。

 テーラーメイド社、ピン社に対して、キャロウェイ社だけ話し長くなってしまったのは、キャロウェイ社がAI開発の凄さをちゃんと説明しきれていないからです。

 間違いなくエリートシリーズは合う人には凄い性能のドライバーなので、スリーブを上手に使って自分に合わせてみてください。

 ちなみに、、石川遼選手は今作エリートはトリプルダイヤではなく、、エリートXを使用しています。

 10.5度を1度寝かせるのではなく、1度立たせて9.5度にして、フェースを開いて使っているのですが、その理由はエリートXだけ元々フェースが閉じてみえるから。

 石川遼選手はドロー大好き人間なので、今回はこういう作戦で勝負。

 ドローが打ちたくて、ヘッドスピードに自身がある人は、石川遼選手の真似をさてみるのも有りですね。

 でも私はトリプルダイヤシリーズが大好き。

 後は好みですね。

 キャロウェイ社の評価だけ長くなってしまい申し訳ございませんでした。

 次回はいよいよコブラ社DSアダプトについての評価をしていきます。

 ちなみに私の本命は、、これです。

→→つづく←←
2025年03月04日 08:17

テーラーメイド、ピン、キャロウェイ、コブラ、2025年新作ドライバー選び 何を買えばいいの?part3

440maxd

 続いて2025年ピン社のG440シリーズについて評価していきます。

 今年のモデルの中で皆さんの注目が高いメーカーの1つがG440なはず。

 何故なら3年ぶりのモデルチェンジですし、インターネットでの評価がどれを見ても高いからです。

 では、G440について評価をしていきます。


 G440はどうなのか?

、、本当のことを話します。

 G430シリーズを使っている人達は無理に買い替えなくていい。

 G410を除いてG425以前のドライバーを使っている人達は買い替えの検討をしても良い。

 というのが私の意見です。

 G410を除いてという理由は後で話しますね。

 確かに打感、アドレスした時のクラブの座りやフェースの向きは確実に良くなっています。

 とにかく打っていて打感と打音が気持ちいいのは間違いありません。

 でもG430が合っていた人はG440も良いけど、どちらにも良さがあるよねと思ってしまうのが本音でしょう。

 G440は飛距離を意識した開発をされて実際に飛距離は出るのか?

 重心が下がってスピン量が最適になったのですから、それは飛ぶようなっているに決まっています。

 ただし、超ハードヒッターに対しては飛ぶようになったというのが私の意見です。

 インターネットでの300ヤード以内飛ばせる、そこそこのハードヒッターの人達の記録データを見てみると、前作のG430LSTのほうが飛んでいた人も実際にいました。

 元々300ヤードまではG430も十分に飛ばすことはできていて、その先の310ヤードから340ヤードを飛ばそうと思っても上限が合ったのが前作G430の特徴でした。

 310ヤード以上飛ばしたい!となればテーラーメイド社かキャロウェイ社のヘッドが欲しくなっていたのが去年までの話。

 そういう意味でG440はテーラーメイド社とキャロウェイ社に最大飛距離が追いついたことになる。

 でも300ヤードまででいい人ならG430でもいいかもねというのが実際の評価です。

 このスポーツカーは340キロまでスピードが出るんだよ!でも120キロまでしか公道では試せないけど、340までスピードが出ることのロマンに対価を支払うのさ!
という意味で、飛ばせるようになったG440に価値を見る人は多くいることでしょう。

 ほとんどの人が340ヤードを飛ばすことはありませんが、、

 でも、クラブ選びは飛距離性能だけではありません。

 打感、打音、操作性、自分のスイングの癖に合っているか?という面で気に入れば、G425以前のドライバーを使っている人は、今回のG440シリーズを購入しても後悔はしないと私は思います。

 全てにおいて少しG430を正常進化したのがG440。

 ただ、3年かけてG430に慣れてきた人は、慣れてしまっている分、半年から1年かけてG440に慣れないとG430のほうがコースで使い勝手がいいと思えてしまうかもしれませんね。

 贅沢な人はG430とG440を併用して使い、その違いを時間をかけてG440を慣らしていくのが1つの理想形かもしれません。

 あとG440シリーズのどのドライバーがいいのか?

 ヘッドスピードが47m/s以上の人はG440LST,、それ以下の人はG440MAXかG440SFT。

 スピン量が多くなけらばどのモデルを選んでも飛びますので、スピン量で選ぶのも有りです。

 私はG440MAXの顔が好みです。G440LSTはフェースが右を向いて開いているように見えるので、スリーブでロフトをプラスして寝かせればフェースの開きが無くなり好きな顔になりますが、それなら私はG440MAXでいいかなと思っています。

 G440も前作G430のように時間をかけて売れていくモデルと言えますね。

 とにかく打感、打音が気持ち良い、、そして曲がらない。

 あと、ピン社の中古は値下がりしないことで有名ですので、迷って後から買っても、先に買っても、コストはそこまで変わりません。待っていても3年は中古で値下がりしませんので、迷っている人は買ってしまってもいいのではないでしょうか?

 そして、本題からズレてしまうのですが、G440シリーズのフェアウェイウッドとユーティリティがめちゃくちゃ、、めちゃくちゃ、、良い、、

 打感、球の上がりやすさ、構えた時の顔がエクセレント!!

 最近、フェアウェイウッド選びの迷子になっている私には、G440のフェアウェイウッドとユーティリティに大きく興味があります。

、、というより購入予定です、、、

 本題に戻ります、、

 G410プラスが大好きな人がこの世の中に多くいる。

 去年の日本賞金王の金谷拓実選手や今現在の世界ランキング8位のティレル ハットン選手。

 頑なにG410プラスを使い続ける選手がまだ多くいる。

 製品テストとして、過酷なトーナメントで通用する性能が十二分にありますよと金谷拓実選手やティレル ハットン選手などの選手たちが試合の結果で証明してしまっている。

 何故、G410プラスがいいのか?

 それは、球離れの瞬間にどんな球になるのかを意識しやすく、7色の球筋が打てるからということ。

 上級者やプロゴルファーは、色々な球筋を打ち分けることができます。

 なので、どれだけ反発係数が高くてめちゃ飛ぶドライバーがあるとしても、意図とした球筋をイメージできないドライバーは試合では使いません。

 もっというとそこまでシビアに打ち分けるから、個体差もかなり感じてしまう、、

 G410プラスは不思議なドライバーで過去のどのモデルよりも飛距離を抜いては、最高峰の球筋の操作性能を持っています。

 飛距離を少しでもと言う人は合いませんが、金谷拓実選手が賞金王になってアメリカトーナメントツアーのQスクールに通るほどの性能は間違いなくあるのです。

 クラブを置いた時のフェースの向きもバラバラでなので、置いた時のフェースの向きがコロンと右を向かないものを選んでみるといい個体に出会えるかもしれません。

 なので、G410プラスに惚れ込んでいる人、G430シリーズが合っている人以外の人は、G440を購入を検討してもいいのではないでしょうか?

 今作のG440を悪く言う人は全くいません。敢えて言うならば、LSTモデルのフェースの向きが少し右を向いているぐらいです。

 それぐらい開発を慎重に進められたクラブということ。綺麗に製品製造まで練られていることが伺える質実剛健なモデルです。

 デザイン、、は前のG430のほうが好みなのは私の趣味嗜好。そんなのどうでもいいですね。

 とにかく打感がめちゃくちゃ良くなっているので、その打感を味わいたい人は試打にレッツゴーです。

 打感を味えなかった人は、、練習あるのみ、、

 はい、では次回キャロウェイエリートシリーズについての評価をしていきます。

→→つづく←←
2025年02月27日 18:03

テーラーメイド、ピン、キャロウェイ、コブラ、2025年新作ドライバー選び 何を買えばいいの?part2

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 2025年上半期のドライバーを順番に評価していきたいと思います。

 まずはテーラーメイドQi35から。

 はっきり言って今作のQi35シリーズはどのモデルも素晴らしいモデルです。

 やっぱりテーラーメイドのヘッドの座りはピカイチ。アドレスした時の座りの良さは群を抜いていることは間違いない。

 コースでのクラブヘッドの座りの良さはとても大切ですし、私は座りが良いヘッドでないとコースでは使いません。

 カーボンフェースになってから4代目のモデルになって確かにカーボンフェースが完成の域に達したことも間違いありません。

 重心の位置が低くなり、最適なスピン量になりやすいですし、テーラーメイド史上究極に完成されたモデルと言っても過言ではありません。

 製品の性能面での個体差もより精度が上がってきて、沢山の個別のQi35を打ってみて、個体差が無くなってきているのも私は凄く感じました。

 性能面での個体差というのは、いわゆる当たりかハズレかということ。

 どうしても工業製品はほんの少しの誤差が生まれます。
 
 ロフトの違いや、全体の歪み方が違うので、同じ製品で同じスペックで打っても、打感や球の飛び出し方向が変わってしまいます。

 毎年、その個体差問題で私は悩まされていますが、クラブ選びは本当に大変です。

 ゴルフクラブ製品の性能の個体差は各メーカーでも必ずあります。

 Qi35シリーズについては個体差が無いとは言えませんが、少なくなっていることはかなり大きいです。

 製品の個体差なんて分からない、そんな選ぶ気力なんてないよと言う人はQi35シリーズを購入するのが安全パイかもしれませんね。


 性能面では文句のつけようがないほどの完成度。

 ただし、、性能面に於いては、、です。

 Qi35シリーズ全てのモデルを構えてみて思うことは、LSのロースピンモデルが構えやすくて、ヘッドの顔がいい。

 それに対してノーマルのコアモデルQi35を構えてみるとヘッドの投影面積が大きすぎるので、それなら前作のQi10のノーマルモデルのほうが構えやすいよねと、本音で思ってしまいました。

 なので、私が購入するならQi35LSモデル。構えた時の感じはとても大切です。

 今年のQI35LSは去年のモデルよりも少し優しくなっているので、構えやすいな、打感が良いなと思った人は購入リストに入れていいと思います。

 何よりもコリン・モリカワ選手がQi35LSに替えたことは、色々な人に影響を与えることになり、2025年の終わりに多くのプロゴルファー達が使っていることになる可能が高いと言えます。

 もしノーマルのQi35の大きなヘッドを好きになる可能性があるとするなら、合うカスタムシャフトをきちんと選ぶことができたなら好きになる可能があるかもしれません。

 ※少し飛ばしに自信があったり、競技ゴルフ上級者の方達へのアドバイスとして、ノーマルQi35コアモデルは基本フェースが少し閉じてるように見えるので、10.5度のヘッドを選んで、スリーブのポジションををノーマルからLowerにメモリを1つだけずらすとフェースが綺麗に真っ直ぐに見えるようになります。この調整をすると個体差問題はほとんど解決してしまうのでおすすめです。

 今年、いっぱい色々なシャフトがついたQi35を打ってみて、これは!と思える組み合わせが見つかるまでは、私は去年のノーマルQi10で行く予定です。

  昨年のノーマルQi10ドライバーは、Qi35とQi35LSの間の位置づけのモデルと言ってもいいぐらい性能が高い。

 マキロイ選手が、今年Qi35からQi10に戻して試合を優勝したことが、その性能の高さを証明してしまった、、

 そして、テーラーメイド社は特に本当にシャフト選びが大変、、

 ヘッド性能が研ぎ澄まされすぎて、シャフトの性能がそのままでてしまうのがテーラーメイド社のクラブの特徴。

 そういう点では、テーラーメイド社のヘッドを選ぶ場合は少しハード目のシャフトを選ばないと、私はテーラーメイド社の良さを理解できないと思っています。

 去年4個目で出会った私のノーマルQi10ドライバーはかなりの大当たり個体で、本当のことを話してしまうとある他メーカーモデルを除いて、私のQi10ドライバーが飛距離では今年のモデルに勝ってしまったので、そのモデル以外は購入する意欲が沸かない、、

 結局は個体差なのか、、?

 色々試打をして、ポンと私のQi10ドライバーを打つと5ヤードから10ヤードどのモデルよりも飛んでしまう。

 なので、コスパを求める人は当たり個体のノーマルQi10を敢えて選ぶというのも有りですね。

 ノーマルQi10はかなり個体差があるので、試打してみて打感が気持ち良いと思えるものを根気がある人は探してみてください。

 私は去年4個目で当たり個体を見つけられましたが、中古市場でQi10ドライバーは沢山になっているので試打できる本数が多いということはいい個体を選びやすい。

 また、Qi10MAXドライバーがドンピシャでハマっていた人は、QI35MAXドライバーに替えるとスピン量が最適になって飛距離が伸びる可能があるので興味がある人は試打してみるといいでしょう。

 今年の2025年のテーラーメイドモデルは好きな人は好き!そうでない人は興味が沸かないということになる感じがします。

 私は正直、ノーマルQi10ドライバーの顔が好きですが、1年かけてQi35とQi35LSに合うカスタムシャフトを探してみたいと思っています。


 色々なカスタムシャフトをつける気力が無い人は、今年のモデルの中ではQi35LSモデルがおすすめです。テーラーメイドの顔の良さ、イケメンヘッドなのは間違いなくQi35LSオンリーだからです。購入して飽きのこないようなモデルはデザインがカッコイイこと。

 今年のQi35LSはそんなにハードではないので、試してみる価値は大アリです。



 競技ゴルフで結果を重視するならノーマルコアモデルQi35に合うカスタムシャフトを探すことができたなら、結果に直結すること間違いなし!です。

 おすすめカスタムシャフト選びは、少しハード目で少し長めにシャフト選びをするといいかもしれません、、、少し柔らかめのシャフトだとヘッドの性能を味わえない可能性があります。

 高慣性モーメントのドライバーはシャフト選びが難しいですが、もし合うシャフトが見つかれば確実にスコアに繋がります。

 テーラーメイドも今現在、Qi10に戻してしまったマキロイ選手にQi35を使ってもらうべく、微妙に違う個体差がある中で、何十種類の同モデルを個体差テストしてしている状況だと私は想像しています。

 ゴルフクラブの個体差は本当に厄介です。


 
 、、とこういう感じで残りのメーカーも評価していこうと思います。こういう、今書いている内容が多くのプロゴルファー達の本音の意見ですが、メーカーへの気遣いで公に言えないのです。

 でもやっぱり、タイガー選手、マキロイ選手、シェフラー選手、フリートウッド選手達が使っているテーラーメイドは、実質キングオブメーカーだということは間違いこと。なぜなら、過酷な世界最高峰のトーナメントで結果を出せるクラブだということだから。

 テーラーメイドのブランド自体がカッコイイので、そのイメージで使いたい人はそれも全然有りだと私は思います。

 何よりもクラブ選びは好みとロマンですから、、

 では、次にピンG440モデルについて私の本音の評価をしていきたいと思います。

→→つづく←←



 
2025年02月24日 15:15

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