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最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part3

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先ずは最近のドライバー選びについて。

これがまた難しい。

どのメーカーのドライバーもそこそこ良い!からです。

 その反面、自分がドンピシャに打ちやすいモノも中々見つからない。

 だから、前回説明した通り、今まで使っていたクラブにはこういう不満があって、次に求めるものはこう!とちゃんとしたコンセプトを持たなくては選び切ることはできません。

 最近のクラブは芯に当たると、試打のデータがどれもそこそこ良く、データだけで選ぶことさえも難しくなってきています。

 毎年、毎年、各メーカーが追いつき追い越せと、色々なメーカーの良いところを自社に取り入れているので、正直に言うと技術の飽和状態に来ています。

 技術は飽和状態になってはいるものの、やはりメーカーの特色はしっかりとありますし、同じスイングで、同じようリズム、タイミングで各メーカーのドライバーを打ってみると、球筋は各メーカー毎に違っています。

 自分の球筋の好みさえ有れば、コンセプトさえあれば、やはり好きなメーカーは自ずと決まってくるものなのです。

 今年も、私は全メーカーのクラブをほぼ打ちましたが、どれもそこそこ良い、、その中で自分の好みとなると、、数本に決まってしまいます。

 私の去年、今年のドライバーでは、テーラーメイド、タイトリスト、キャロウェイ、ブリジストンが好みでした。あくまでもこれは私の好みでお勧めしているわけではありません。人によって合う合わないは必ずあります。

 私は製品の個体差も感じて気にするタイプなので、ドライバーを買ったとしても、同じモデルのものをお店で見つけると試打してみて、個体差として自分が気に入れば前のを売って、気に入ったものを買い替えてしまいます。

 本当に拘りたいのなら個体差まで気にしなければ、究極のマイドライバーを見つけることはできません。

 こんなことまでするなんて、余程の拘りがなければできませんよね。個体差まで気にするのは、普通はお勧めしません。

 私は20年以上もクラブを拘ってきたので、今更、クラブ選びに妥協なんてできなくなってしまいまいました。ゴルフが仕事なので仕方のない話しなのですが、本当に自分に合うドライバーを探すのは大変です。

 だから、打ちやすいか?そうではないか?打ってて楽しいか?そうではない?に素直になって選び続けています。

クラブ選びは本当に奥が深い。

 そこで、中級者、上級者の方へのクラブ選びのアドバイスは後にして、
全くの初心者だったり、初めて買ったクラブで何年も練習していて他のクラブを打ったことが無い人が、これだけ沢山の製品の中から選び切るのはなかなかできることではありません。

 こういう人達に、次に買い替えるとしたら、クラブどんなことを求める?と聞いても答えられるのでしょうか?




 そもそも本当の究極のクラブ選びは、色々なメーカーのクラブを打ってみて、芯に当たった時の感触を試してみること。そして、打っていて一番気持ち良いと思えるクラブを選ぶようにすること。


 でも、初心者の人はクラブの芯に当てて選ぶなんてできるわけありませんし、初心者でなくても試打で全部クラブの芯で打てる人は限られてきます。

 自信のある人でも、疲れてきた時にはクラブの芯に当たらなくなる人がほとんどです。


 なので、試打する際に自分のスイングがきちんと出来ていなくて、クラブの芯に当たらない場合は買い替えることを、一時中断することをおすすめします。

 前のクラブと、試打しているクラブの性能の差が分からないのに、買い替えるというのは得策ではありません。

 試打する時に、せめて何球かに一度芯に当てられるまでは、やはり練習を頑張ることが優先です。

 でも、どうしても買い替えたい!そういう人で、何度試打してもどれがいいのか分からないゴルファーへのアドバイスは、自分が振りやすい、打ってて気持ち良いクラブを選ぶことをおすすめします。

 私は数え切れないほどのクラブを何十年も試打してきましたが、練習していて振りやすくて、気持ちいいクラブに出会えると、練習するモチベーションが保てますし、上達のペースが早まることを経験してきました。

 そんなこと言われても、振りやすくて気持ちいいクラブなんて自分に分かるの?と思う方もいるかもしれませんが、ある程度きちんと練習していて、たまにパチンと芯に当てられる腕前でしたら、大抵は良いか、良くないのかは、分かるものです。

 中級者以上のレベルなら、試打をする際に、全力でなく余力を残して軽く試打することができれば、最初の1,2球で自分にあっているのか分かると言われています。

これは本当です。

 なんか振りやすい!なんか気持ちいいと思ったのなら、そのクラブで決まり。試打データを取る必要さえありません。生半可に試打データをとってしまうと、他のクラブでたまたまド芯に当たったデータのほうが良いので、そっちを店員さんに勧められてしまいます。

 中々芯に当てられない人は、データよりも自分の感覚を大切にすること。

 データはあくまでもデータ。感覚が気持ちいいというほうが、データよりも大切なのです。

 一流プロゴルファーが新製品のテストクラブを沢山打って、どれだけデータが良くても、データが良いクラブより気持ちいい感覚のドライバーを選ぶというのは事実であり、そういうものであると、アマチュアの皆さんは理解しておく必要があります。

 初心者の方や、クラブを買い替えて来なくて全くクラブに無頓着だった人は、データよりも、振りやすい、打感が気持ちいいものを選ぶことを、私はお勧めします。

 次は、いよいよ中級者、上級者及び、プロゴルファーのドライバー選びについてです。

 とてもマニアックな話しになっていきますが、できるだけ分かりやすく書いていきますので、興味がある人は読み進めてください。

→→つづく←←
2024年07月30日 18:51

最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part2

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 最近のゴルフクラブって何がいいんですか?

と、問われて私が答えるならどう答えるか?

 それは、今、使用しているクラブをどう思っていて、次に使うクラブに何を期待しているのか?を具体的に決めていないと答えられない。

というのが本当の本音です。

 これを決めなくて、クラブ選びを拘ってしまうと、、ほとんどが失敗してしまいます。

 最初のうちはクラブを買い換えることにワクワクして、どれがいいんだろと選ぶことがとても楽しいのですが、2つめ、3つめ、4つめとコースで試すうちに、選び疲れてきて、もうどれでもいいから自分にとって早く打ちやすいものが見つかってくれ!と嫌になってきてしまう。

何故?嫌になってくるのか?

それは買い替える費用がとてもかかるからです。

 それで、そこそこ打ちやすいものが見つかれば、妥協してそれに落ち着こうとなり、本当の本当は前使っていたクラブほうが打ちやすかったのに、せっかくお金をかけたのだから前のクラブに戻れない、、

 実際に、クラブ選びの費用に一切の妥協をしないで糸目をつけずに選んでみると、、驚くほど費用がかかることになります。

 最新クラブを手当たり次第に選んで打ってみて、本当に心から打ちやすいものを選ぶとなると、ロフト選び、シャフト選びも関係してきて、物凄い数のクラブを試さないといけなくなる。

 だから、今の時代はクラブフィッティングというシステムが出来上がっているわけですが、
そのクラブフィッティングも完璧なシステムではありません。

 何故完璧なシステムでないのか?と言えるのかというと、冒頭でお話しした、

 [今、使用しているクラブをどう思っていて、次に使うクラブに何を期待しているのか?]

ということが、選ぶ本人に無ければ決めきれないからです。

何故?決めきれないのか?というと、、、

最近のどのメーカーも、そこそこ良いからです。

 そこそこ良いけど、飛び抜けて良いものは中々見つからない、、

だから、選びきれない、、、

 その証拠に、ユーチューブでクラブの試打を沢山しているチャンネルの人達の中でもでも、飛び抜けてこのクラブが良い!!って言ってる人はほとんどいません。

 クラブの試打を沢山しているユーチューブといえば、しだるTVの石井良介さん。

 その石井良介さんでも、日本の中でほぼ全てのクラブを打っているのに、これだ!と決めきれずに複数ドライバーを所有している始末。

 それでもって、クラブを選んだ後に、カスタムシャフト選びもユーチューブのチャンネル外でコツコツ続けているようです。
 クラブの製作されるにあたっての性能の個体差もあるとチャンネル内で発言もしている、、個体差まで気にして選ぶとなると、、、

 トラックマンの飛距離を見ていても飛距離は変わらないし、飛距離以外の要素で選ぶ時代になって来ているのですが、その話しはまた後で、、




 だから、きちんとした買い換えるためのコンセプトが無ければ、選ぶ方も選ばれる方も、どれもそこそこ良いからグダグダになって、何となくデータが良かったものをおすすめしますとなるのです。

これが、本当のゴルフクラブ界の現実なのです。

 この現実をあまりに公に話してしまうと、新製品の購買意欲が湧かなくなるので、マーケット戦略的にメーカー内ではこの現実をベールに包んでしまっている。

 消費者がいないと経済は回りませんから、これは仕方の無い話しです。

で、これがプロゴルファーの場合どうなるのか?というと、

先ずは自分の打ちたいイメージ通りの球筋に打てるのか?

 凄い飛ぶけど、凄い打感がいいけど、たまに自分の想定してないミスが突調子に出ることが無いか?

 構えたときのクラブヘッドの感じが好きか?
(ゴルフ業界ではこのことを顔がいい!と表現します)

 ということを、試打室だけでは分からないため、実践のゴルフコースで試してテストするのです。

 テストして駄目なら、なんの躊躇もなく元のクラブに戻す。

仕事がゴルフでない限り、こんなこと出来ませんよね。

買ってしまったら使いたい!それが人情。

 でも良くなければ元に戻すのがプロゴルファーのクラブ選びの鉄則。

 だから、アマチュアゴルファーは、きちんと買い換える目的のコンセプトを持たずにクラブを安易に買うと痛い目に合うのです。

 分かりやすく例えるならば、松山英樹選手がダンロップのスリクソンと契約しているなかで、数年前まではドライバーは違うメーカーをずっと試していたということが、如何にクラブ選びが難しいのか?ということを物語っています。

 今平周吾選手なんかは、2015年に発売されたヤマハRMX116ドライバーを約8年間替えませんでした。8年間、ヤマハのメーカーの人が全力で提供してきたにもかかわらず、、です。

 ブリジストン契約の堀川未来夢選手も同じドライバーを4年間使い続けてきて、今年替えた!と話題になるも、2024年初戦で使っていたのは、キャロウェイ社のドライバー、、、パラダイムトリブルダイヤ。これにはとても驚きました。ブリジストンの看板を背負っている堀川未来夢選手も、選手としての成績は背に腹は代えられないわけです。


 慣れたクラブを替えるということは、これほどまでに難しいのに、何となく替えてみようとお店に寄って、どれがいいですか?とひょいと試打しても、選びきれる訳がありません。

 初心者のゴルファーや、何を試して打ってみても違いが分からない人は、先ずは評判のいい、口コミのいい中古のクラブを買って、違いが分かるレベルになってから、拘って選んでみるほうが賢いのかもしれません。

でも、、新しいモノが、、、ほしい、、

 という人の為に、ゴルフクラブを選ぶためのコツをお話ししていこうと思います。

 ただーし!本当はきちんと練習していて、ある程度は、少しはクラブヘッドの芯に当てられることが大前提ですが、今回はこのことは敢えて、、言わないことにします!

 基本が出来ていないの、、、んーーん、今回はこれは無し!


本当はきちんとスイングを、、


 駄目駄目、スイングの話しになると話しが逸れていくので我慢、我慢。

では、説明していきます。

→→つづく←←

 
2024年07月26日 06:44

最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part1

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 ここ最近は、ゴルフスイングについて色々なことを書いてきましたが、どうでしょうか?内容が厳しいと感じていたでしょうか?

 書いている本人、私は少しも厳しく書いているつもりは少しもありません。

 ゴルフが上達するための本当の事、現実を話すことをきちんと巷ではしてこなかったからこそ、皆がゴルフに悩んでしまっていると私は思うのです。

 ゴルフはスポーツであり、スポーツが上達することは難しいのは当たり前。

 ゴルフは難しいからこそ、理に適った基本を学んで、よほどの工夫をしなくては上達しない。

上達していく実感が出始めて、初めて楽しさが分かる。

 絶対に!絶対に上手くなるまで練習を続けるぞ!と覚悟を決めた人でないと、ゴルフの楽しさが分かるところまでたどり着けない。

 本当の事は本当の事。それを言わなくて都合のいいことばかりで、相手から良く思われるようにゴマすりのアドバイスをしたとて、それを聞いた人は実力かつかないまま、裸の王様に成り上がってしまうだけ。

 いいですねー!良くなりましたー!といっても、練習で復習する努力をしなければ忘れてしまいますし、調子が悪くなったら基本に戻る、なんて当たり前のこと。

 悩んでレッスンに来る人の多くが、ゴルフの情報が多すぎて何が何だか分からなくなったという人ばかり。

 しなくてはいけないことを継続して練習しなくてはいけないのに、我慢してやり続けなくてはいけないことなのに少し調子が悪くなるとスイングを変えて、また変えてと何が良いのか分からなくなる。

 そう思ってきちんと本当の、現実をきちんと書くことが私の役目だと思い、コツコツ書き続けてきました。私はゴルフが大好きだからです。

 でも、今回はコーヒーブレイクとして最新のゴルフクラブの話しだとか、それついて思うことを書いてみたいと思います。

 ただし、、これも、、私の本音。書きたいことを自由気ままに書いていきます。

 最近はどのメーカーのクラブも性能は良い!!だから好みです!自分で打ってみてきめてください。

 って言われても、全部のメーカーのクラブを打ってみるなんて、時間的に、体力的に、店員さんが見ているなかで、できる人はそんなにいません。

 もしドライバーだけでも全部打ってみるならば、3.4時間かかることでしょう。無理!!ヘッドのロフト違い、シャフトの種類も沢山ある、、

 ということで、私にもどんな内容になるのかは分かりませんが、最新クラブの思うところや、そのクラブの選び方などを書いていきます。

興味のある人は読みすすめてみてください。

→→つづく←←


 
2024年07月19日 08:13

ゴルフの練習で一番大切なこと!?part7

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  果たして、自分で練習していく中でどうやって練習していけば、自分にあったスイング、グリップ、アドレスを「探す」ことができるのでしょうか?

 ある程度練習して、ある程度自分のスタイル、感覚を探せた人は自然とやってきているかもしれません。

その方法は至ってシンプル。

それは、プロゴルファーのスイングを真似してみること。

 もし自分で練習して上手く成るには、真似する以外方法はありません。逆に真似ができなければ上手くなるわけありません。

 打つ前にこういう感じなのか!と理解していないのに、理解しないまま打っても癖を固めるだけです。

ただボールを打てば上手くなると思っている方は要注意。

 調子が良い時、したいことのイメージがしっかりとなければ、ボールをどれだけ打っても今現状のスイングを固めていくだけ。


 子供が赤ちゃんから成人になるまで、どうやって成長するのか?

 それは真似をして学んで、真似をしていくうえで成長をしていくわけです。

 そして、色々学んだ挙げ句にオリジナルを探し出だしたい!と思えるようになるのです。

 最初は、どんなプロゴルファーでも構いません。自分の好きなプロゴルファーを探して真似をしてみてください。

 そして、なるべく鏡を使って、鏡を見ながら真似をするのです。

 鏡がないのなら、スマホなどの機材で動画を撮ってもいいのですが出来たら鏡のほうが理想です。リアルタイムで自分のスイングを見てみるほうが、脳は活性化して感性が生まれます。

 機材で動画を取ると、見直すまでに自分のスイングに戻ってしまうので、余程のレベルでなければ鏡のほうがのほうがおすすめです。夜でしたら、家の窓ガラスでも構いません。

 はい、ではプロゴルファーのスイングを真似してみるとどうでしょうか?

 全然、違う、、最初は、真似どころの話しではなく、鏡を見た自分の姿が何かの新種のダンスなのか?と思えるほどゴルフのスイングを真似することは難しいのです。

そこで、どうするのか?


それは、諦めないで何度も何度も真似をし直すこと。

それしか方法はありません。

トライアンドエラー、繰り返し真似をするのです。

 ここで、本当の現実を、私の多くのレッスンの経験から話します。

 ある程度プロゴルファーのスイングの真似ができないのに、ボールを打ってはいけません!

 ゴルフをしたこともない初心者が、練習している風景を想像してみてください。

 自分がある程度どうやってスイングするのがイメージできなくて、ただクラブを渡されてボールを打つとどうなるのか?

 スイングの軸はなく、見るも無残な格好で、地面をボコンと打ち付けたり、空振りしてしまうだけで、綺麗に打てることはまずありません。

そして、その練習フォームが固まってしまうわけです。

そして、ゴルフを嫌いになってしまう、、

 だから、本当にゴルフをしたいけど、自分で練習していく自信が無い人は絶対に最初だけでもレッスンを受けなくてはいけない!と言われている理由は最初が肝心、最初が全てだからです。

 野球やソフトボールやテニスをしていれば、ゴルフの基本と似ているので、打てる人もいますが、綺麗なスイングって何?と99.9%の人が途方に暮れることでしょう。

 でも、ボールを打つ前に鏡を見てスイングのイメージトレーニングを1ヶ月していたらどうでしょうか?

 最初は打てることはほとんどありませんが、スイングのフォームは少しは良いはずです。

 そして、ここで「あいうえお」を覚えるの同じことで、最初の癖がずっと自分の癖となって残ります。

良くも悪くもこれが現実です。

「あいうえお」と同じなのです。

 でも、ここで鏡をみてどんどん真似が上手く成れる人は、綺麗なスイングになることができるのです。

 どんなことにおいても、真似ができるっていうことは、感性が無くては真似はできません。

 もし、自己流で綺麗なスイングを身に着けたい人はプロゴルファーの真似をするしか方法はありません。

 石川遼選手は、高校1年生でプロゴルファーのトーナメントで優勝しましたが、タイガーウッズ選手のスイングをひたすらに真似をしていたという逸話があります。石川遼選手は5年に1度現れる天才ですね。

話しを戻します。

 そして、数ヶ月、半年が過ぎた頃には、自分のスイングはある程度そこで決まります。

 体が硬い人は硬いなりに、筋力が無い人は無いなりのスイング成りますが、自分なりにプロゴルファーの真似をした人はある程度のスイングで打てるようになっているはずです。

そしてここからがポイントです。

 ここまで努力できた人は、なるべく素振りを多くして、ここからの練習ではなるべく自分のスイングを動画で撮らないようにします。

 え!なんで?動画でスイングを撮らないと良いかどうか分からないでしょ?

と思った人。

 そういう人はきっと、気持ちの良いスイングで、気持ちの良い練習が出来ていないはず。

何故?

 それは、前にも言った通りで、余程計算をされてフォームを作らないかぎり、ここからは骨格なりの自分のスイングにしかならないからです。

 動画をいくら撮ったって、骨格なり、関節の可動域なりのスイングにしかなりません。

 そうではないですか?ある時期からスイングは変わりませんよね?

じゃあどうすれば良いの?

 それは、パチンと良いインパクトをひたすらに練習で「探す」のです。

 そう!ゴルフクラブのスイートスポットを「探す」ことができれば、練習はとても楽しくなるはずです。

 周りの人で、スイングの癖が強いけど、パチン!っていいインパクト音をさせられる人いませんか?

 なんでそんなスイングで上手いんだろ?って思ってはいけません。

 自分の癖を良く知り、その癖を受け入れて、自分なりのパチンができている人は、スイング動画ばかり撮って気持ちの良いパチンができてない人より、ゴルフのレベルは上だということを、今までの私の話を聞いていれば分かってきたのではないでしょうか?

 プロゴルファーの世界では、とにかく癖があっても、インパクトの音を綺麗にパチンと出せることを、「当て感」といいます。

 この「当て感」を全力で探そうとする中で、初めて本当の意味のあるグリップとアドレスを身につけられるようになるのです。


 たくさん練習ているのに、パチンって音がしなければ良いグリップ、アドレスが出来ている訳ありませんよね。

 この「当て感」の世界はとても深く、未だに私も磨いてるのですが、色々なクラブでパチンと、そのクラブの音色を奏でてあげるようになるには、余程の練習が必要です。

 私のレッスンを受けていただいている方達は、私の「当て感」の話は重々承知していることでしょう。

 そして、私があまりスイング動画を撮らない理由も言わずもがなですね。

 パチンを大切にすれば、そこからあなたの世界は広がり、諦めていたゴルフの腕前をレベルアップすることが可能になるのです。


このテーマの話はここまでで終わりになります。


 グリップとアドレスそして、スイングは癖を理解しながら、パチンと「当て感」を大切にしなくては、探し出すことはできないということが理解できましたか?

 自己流で自分でやるのも良し!インパクトの「パチン」を見失った人、分からない人は、一度私のレッスンに来て、本来のインパクトを理解してみることをおすすめします。

 ただ、きちんと習う気持ちを作った人でないとレッスンは意味がありません。

 あとレッスンを受けた後に出来たら復習すること。

 復習し無い人は上手くなる訳ありませんよね。復習して初めて理解出来るようになるなです。

 練習場でなくても、お家でイメージするだけでも復習になります。

 上手くなりたい、きちんとしたことを理解したいという気持ちの人が来てほしいと、私は思っています。

 あるレベルまで、目的まで、落としどころを見据えて、きちんと計算してレッスンを進めていくので、自己流より何倍も早く上達させることは、プロコーチとして自信は大きく持っています。

 できる練習量、体格、筋力によりレッスンのプログラムは人それぞれです。

 ただ、、ゴルフの楽しみ方は人それぞれ。楽しければそれでいいのです。

 楽しい人はそのまま頑張って、自分のパチンを楽しんでください。

 パチンがいつまで経ってもできない人は、、そのままではいけません。

 このブログのテーマを良く理解して、間違えた練習をしないように気をつけてください。

 間違えたことをどれだけ練習しても間違えたままです。

 

はい、このテーマはこれで終わり、、

 あー、やっぱり、グリップとアドレスの話しになると途方もなく書き続けられることができます。

グリップとアドレスは難しいテーマです。

 また、いつか上級者、プロゴルファーに対してのグリップ、アドレスのことも書いてみたいとは思いますが、とても深く長い文章になってしまうことでしょう。

ゴルフって本当に奥が深いですね。

→→おわり←←
2024年07月10日 16:22

ゴルフの練習で一番大切なこと!?part6

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 普段の練習していくうえで、スイングとグリップ、アドレスの裏表の関係のバランスを変えないようにして、自分で良い方向へ修正するためには?どのようにすればいいのでしょうか?


 ゴルフの練習をしていて自分のスイングとグリップ、アドレスを良い方向へ導くということは、良く考えてみると、とても難しいことが分かります。

 自己流で、自分なりに試行錯誤してきたタイプのゴルファーは、最初になんとなく練習したスイングが基準になっていることが多いので、良くも悪くもスイングの癖を取るということは
なかなか出来ることではありません。

 私がこのことについてよく例える表現として、自分の書く「文字」と「スイング」は同じということを皆さんには知って頂きたいと思います。

 子供の頃に、見本の「あいうえお」を元にして誰もが平等に、文字を習ってきている訳ですが、その「あいうえお」も書いてみると、皆、それぞれの字の癖があるわけです。

 例外としては「あいうえお」を習う時に、きちんと、正確にしつけられながら覚え込ませられたのなら、見本通りの字になっていることでしょう。

ここで意見が分かれます。

「イヤイヤ、字なんて読めて識別できさえすれば綺麗に書く必要は無いよ。」

それに対して、

「文字を綺麗にかけることは素敵なことだし、文字を綺麗にかけることは自分のアイデンティティに関わるから大切なことだと思う。」

どうでしょうか?

 私は、どちらも正解で、どちらも自分なりのポリシーがあれば全く問題無いことだと思います。

、、、これを今回のゴルフのテーマに置き換えてみると?

そうです、スイングとグリップ、アドレスも同じこと。

 最初にきちんと、良いスイングを熟知した人から習わないと、必ず癖が出ます。

で?その癖に何が問題があるのか?

 そうですね、自分のポリシーさえあって、その癖を理解し、癖を好きになることができれば何も問題ないのです。

ただし、良い癖の場合は!に限ります。

 「あいうえお」の文字の場合、読めれば癖があっても問題ありません。読め無ければ?問題ありです。

スイングとグリップ、アドレスに関してはどうなのか?

 まず、自分にとって心地よくて、良い音のインパクトがしていれば、癖があっても問題ありません。そして、全部真っすぐ飛ばなくても、余程OBになるぐらい曲がらなくて、前に飛べばオッケー。
 
 それがゴルフにおいては、字が読めさえすればオッケーと同じこと。

 実は、ゴルフの上級者にはこのように癖が強くても、自分にとって気持ちの良いスイングが出来ていれば問題無いという人が、とてもたくさん居ます。

 といより、本当に美しいスイングの人は逆にに稀で、自分の癖を大切にしている人ばかりなのです。

 私は、自分の癖を受け入れて、自分にとって気持ちの良いインパクトを大切にしている人は素敵なゴルファーだと思っているので、ご自身が癖を大切にしているなら、その癖はレッスンでは治しません。

 でも、、治せるところがあれば、もっと練習が気持ち良くなるのなら、治していくこともします。

 だから、上級者へのレッスンは膨大な経験が必要なのです。

話を戻します。

 良くない癖の場合は?練習していて楽しくなくて、良いインパクトの音が安定しなくて、チョロや、シャンクや、どヒッカケがたまに出てしまうのなら、その癖は治さなくてはいけません。

 そこで、ここからが今回のテーマの大切な所となるので、きちんと理解できるように、きちんと読んでください。

 結局、最初から綺麗なスイングとグリップ、アドレスを習っていないのなら、絶対に癖は誰だってあるわけですね。先程、説明した通りです。

 もし、自分でスイングとグリップ、アドレスを修正していくとするならば、自分の癖を受け入れることがとても大切です。

これが一番大切で、難しい。

自分の癖って見た目が良くなくて、なんか嫌!

 って単純に言っている人は、まず上手くなることはありません。


 何故なら、治してはいけない癖と治していい癖の区別がつかずに、むちゃくちゃに修正してしまうからです。

 自分が気持ちよくて、良いインパクト音がしていれば、癖は多少あっても良いのです!

 もし、本当に癖を治すなら、専門のプロコーチに時間をかけて治してもらうしか方法はありません。癖を治すということは簡単ではありません。

◆誰々から癖を指摘されたから気になってしまったから言われたままに治してみる。
◆インターネットで見たレッスン動画を、無計画に試してみたくなった。
◆練習していて気持ちいい感じがないけど、自分なりの練習を何ヶ月もしている。


 どれも、かなり危ない行為で、せっかく良かった、良い癖だったのに、その癖を治してしまうと路頭に迷うことになりかねません。

 樹海の森の奥に迷う、カオスの世界へ誘われると言い換えてもいい程の行為です。

 自己流で上級者へ成れるゴルファーは、自分の癖を理解し、大切にしています。

 だから、人の意見や、インターネットレッスンを参考にすることを怖がり、そして自分の良い癖を守るのです。

そして、ここからがポイントです。

自己流でも上手く成れる人の特徴は?


 今までの話しでも分かるかもしれませんが、
敢えてまとめていきます。

それは、自分にとって気持ちの良いスイングを探すこと。

 「探す」ことが大切。練習というのは自分にあったものを「探す」ということ。

 練習しなくちゃ、練習しないと上手く成れないと焦って練習しても良いことはありません。

 その自分にとって気持ちの良いスイングの探し方を、次回説明して今回のテーマを終わりにしたいと思います。

→→つづく←←
2024年07月03日 15:40

ゴルフの練習で一番大切なこと!?part5

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 何故?自分に合った正しいゴルフのグリップとアドレスを身につけるのが難しいのか?

 それは、ある程度の正しいスイングを理解していないと、グリップとアドレスは正しく出来ないからです。

 その逆も然りで、正しいグリップとアドレスをしていないと、正しいスイングには成りません。

 スイングとグリップ、アドレスというのは裏表の関係があり、最初から正しく覚えていかないと、ある程度上達してきた時期になると治すのがとても難しくなります。

 だから、前回説明したように、ある程度スイングを治してからでないと、グリップとアドレスはレッスン出来ないのです。

 スイングはそのままで、いきなりグリップとアドレスを変えてしまうと全く打てなくなるケースがあり、そういうことを経験してきたゴルファーはかなりいるのではないでしょうか?

じゃあ、どうすればいいの?

 どうすれば打ちやすいと思える感じのまま、スイング、グリップ、アドレスを修正できるのか?というと、、、

 スイングとグリップ、アドレスの裏表の関係を理解して同時に治してくしか方法はありません。

 だから、グリップとアドレスの修正は、難易度SSクラスの修正レベルとなるのです。

 例えば分かりやすく言うと、グリップの右手を思いっきり被せてフックグリップに握ってみてください。

 そうするとスイングの始動のテークバックでは外側のアウトサイドにクラブは上がっていきます。

 グリップの右手を思いっきり開いてウィークグリップにすると?

その逆になりますよね。

 グリップはスイングにかなり影響するので無意識に握っていたグリップが気になってしまい、グリップを変えてしまうとスイングに違和感が出で可怪しくなってしまいます。

 そして、正直に本当のことを言うと、、物凄くきっちりと正しい基礎練習をしながら作り上げてきたスイングでないのなら、多少の癖は誰だってあるわけです。

 それは悪い意味で言っているのではなく、癖も味なのだと、良いように捉えることができたら、スイングを変に悪い方向に修正することを防ぐことができるのですから、このことは深く理解しなくてはいけません。

 もっと言うと、、、例え癖が強くても、現状である程度打てているのなら、そのスイングとグリップとアドレスは、良い意味でもバランスが取れているということになるのです。

 せっかくそのバランスが保たれているものを、無計画で修正してしまうと、とんでもなくゴルフの調子が悪くなります。

 このスイングをするためには、グリップとアドレスをこう修正する。

 グリップとアドレスをこうしたら、スイングにはこう影響が出る。

 もしスイングとグリップとアドレスを治したいというのであれば、同時進行で治していかないとむちゃくちゃになってしまいます。

 上級者アマチュア、プロレベルのゴルファーをレッスンしていくなかで、グリップ、アドレス、スイングのバランスを考えてレッスンを成功させることの難しさをなんとなく理解することができたのではないでしょうか?

 誰でも癖がある中で、その癖を理解して、治してはいけないこと、治さなくてはいけないことを把握しながら、色々なバランスを考慮して打ちやすくしていく。

 だから、上級者やプロゴルファーがレッスン、コーチングを受けようと思っても、なかなかその修正してもらえるコーチを探すのに苦労をしているのです。

 私がこういう内容のブログを書いている理由の1つにも、私は多くのことを考慮してアドバスをしますので安心してくださいね、と上級者やプロゴルファーにメッセージを送っているわけです。

 もちろん、きちんとレッスンを受けたい初心者、中級者の方もレッスンに多くお見えになりますが、上手くなりたい!!と本気な人達ばかりです。

話しを戻します。

 そんなスイングとグリップ、アドレスの裏表の関係のバランスを変えないようにして、自分で良い方向へ修正するためには?どのようにすればいいのでしょうか?

その方法はどうするのか?

 それは、良い打感、振りやすさを大切にしながら治していくしか、自分で修正する術はないのです。

 話しを続けています。

→→つづく←←
2024年06月26日 20:46

ゴルフの練習で一番大切なこと!?part4

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 何故?上級者に成れた人がレッスンを受けようとするのか?


 それは、もっと良いグリップとアドレスを作り直したくてレッスンに来ているのです。

 上級者達は、より良いスイングにするためには、今のグリップとアドレスを改善しなければいけないことを、深く知っているのです。

 今のグリップとアドレスでは、そのグリップとアドレスなりのスイングにしかならないのは、当たり前。

 グリップとアドレスがズレてるのに、スイングで悩むことは意味のないこと。

 スイングとグリップアドレスは表裏一体、綿密に網の目のように複雑に絡み合っています。


 上級者に成ったとて、今までの経験の試合で、もっと上手い人達が、綺麗なグリップたアドレスをしていることを見ていてるから、、そういうふうに成りたくて上級者に成ってもレッスンを受ける人もいるのです。

 上手いんだからレッスンなんて必要あるの?って言ってる人は、何かをやり遂げることができて、やり遂げた先にも上には上がいるという経験をしたことがない人。

プロゴルファーもコーチをつける意味を理解できるのか?

私はゴルフコーチですが、スイング研究家でもあります。

 初心者、中級者、上級者、セミプロ、プロゴルファーに対して、グリップ、アドレス、そしてスイングの因果関係を未だに研究しています。

 やはり、グリップ、アドレスはスイングと綿密に関係しているので、ゴルフのレベルはグリップ、アドレスで、私はそのゴルファーのレベルをある程度見分けることができます。

 そして、プロゴルファーの中でもヒエラルキーランクが有り、頂上にいるプロゴルファー達のグリップとアドレスは別格に美しく、それ対して結果の出ない下の階層のプロゴルファー達はそれなりのグリップとアドレスしかしていないのです。

そういうことも、未だに私は研究しています。

 そういうことを知った上級者、プロゴルファーが私のレッスンの門を叩くわけなのです。

 実際、どんなにレベルが高いゴルファーがレッスンに来たとしても、私は私なりのレッスンをその人にする自信があります。

 レベルの高いゴルファーに対して、より良いグリップとアドレスをレッスンする際に、何を元にレッスンしていくのか?

 それは膨大な知識と経験とインスピレーションと感性です。

 この人はこういう性格で、こういう球筋が好きということを話し込みをして十分考慮し、骨格、筋力、体力を理解し把握し、プロゴルファーの色々なプレースタイルを数多く思い出し、そこからその人のグリップとアドレスを導き出すのです。

 たまに、私にレッスンの生徒さんが、「何でコーチはグリップとアドレスからレッスンしないのですか?」

 と質問をしてくるのですが、実はその人のことを深く観察しないとグリップとアドレスを教え切ることは無理だからです。

 理解さえすれば、スイングを教えながら、コースマネージメントもレッスンして、メンタルの改善をしながら、少しずつ本人が知らないうちに、グリップとアドレスを変えていくのです。

 あまり言うと企業秘密なこともあるので全部は言えませんが、ある程度スイングの治すべき所を治してから、その後にグリップとアドレスのことを悩んでもらうようにするのが、私のレッスンメソッドなのです。

 いきなりグリップとアドレスから治してしまうと打てなくなってしまいます。スイングを治してからでないとグリップ、アドレスを治せない場合と、グリップ、アドレスを先に治したほうがいい場合とケースバイケースなのですが、やはり治す人のスイングを深く理解しなくてはどのように治すのかを決められません。


 じゃあ、、自分では、自己流では完全な綺麗なグリップとアドレスを作り切ることは無理なのか?

 というと、、本当のことをいうと、、それはかなり難しいことだと私は思っています。

 グリップ、アドレスからスイングが作られ、
グリップ、スイングを変えるとスイングも変わるのですから、全部のバランスを理解しながらグリップ、アドレスを綺麗にするのは最高難易度の3次元パズルといっても過言ではありません。

 ほとんどのプロゴルファーでさえ悩んでいるグリップとアドレスなのですから、そういう意味では難易度はSSクラスなのが、グリップとアドレス。

ですが!!諦めてはいけません。

話しを整理しますよ!

ゴルフをしていく中でゴルフが上達したい!

 でもプロゴルファーになる訳では無い!それは無理!(プロゴルファーのレベルを目指すのなら去年2023年のプロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?を見てください。)

でも自分なりに上手くなりたい!

自分の筋力、練習量なりの可能な限りの上達をしたい!

 間違えたグリップとアドレスをしてきたら上達の可能性は摘まれてしまう!

なら、自分なりのグリップとアドレスを知りたい!

 自分にとって、自分の目指す目標を達成できるためのことをきちんとしていかなくてはいけない。そのためには、自分に合ったグリップとアドレスも絶対に大切です。


 ということで、次回はその自分なりのグリップとアドレスを知るためにどうするのか?の続きをお話ししていくことにします。


 はぁー、やっぱりグリップとアドレスの話しを書いていくのは大変です、、このテーマもずっと書くことをためらってきたものの、少しは書かなきゃ!と思い立ち書き始めると、どれだけでも書けてしまいそうです。

 ゴルフスイングは複雑で難しい、、、

 でも、今回はサワリだけにしてグリップとアドレスが如何に大切なのかを知ってもらうことに趣を置くことにします。

気合い入れて書き切るぞ!!

→→つづく←←
2024年06月17日 22:53

ゴルフの練習で一番大切なこと!?part3

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   ある程度ゴルフのグリップとアドレスを大まかに理解できるように成り、そこから更に上達していきたいと思っている人は、以下の事実を受け入れることが絶対条件となります。
 
 自分の骨格に合ったグリップとアドレスを最優先で見つけ出すこと。
 
 見つけられなかった人はかなりの確率で、上達は止まってしまうことでしょう。

 良いグリップとアドレスをしていないのに、良いスイングが身に付くことがあり得るのか?

 癖のあるアドレスをしている人が、綺麗なスイングになる可能性はあるのか?

 どうでしょうか?


 私は普段ゴルフコーチとして初心者から、競技ゴルフの上級者、プロゴルファーまでレッスンしていますが、数多くのレッスンをしてきて思うことは、その人のゴルフのレベルとグリップ、アドレスのレベルはかなり比例しているということです。

これは、本音の本音、実際の事実です。

 自分に合ったグリップとアドレスを見つけれさえすれば、その人の体力、筋力、練習量に応じて上達していくことができて自分の練習に対しての成果を満足することができるようになる。

 それほどまでに、大切なグリップとアドレス。

 んー、良い例えかどうか分かりませんが、社会の生活の中で例えてみると、自分の性格、好みにあった仕事を選ぶことができれば、日常の生活が充実するということと似ているのかもしれません。

 でも、これができるということは、自分のことを深く理解するために、色々な経験が必要ですよね。

 これは自分には合ってる、あれは合わない。人それぞれ好みは違います。それを数多く深く理解して自分のことを自分で理解していく。

 自分のことを客観的に見て、理解するって、結局は難しいわけです。

 自分のことを理解して、自分に合った日常生活ができていますか?

 お金をたくさん稼いでいるとか、高い地位に着いて働いているとか、ではないですよ!?そんなことはどうでもいいのです。

 自分に合っているのか?どうか?が問題なわけです。

 自分に合ったことをして、日々を充足感を感じて幸せに過ごす、、

 人生の生き方としては、簡単そうで、なかなか出来ないことかもしれません。

このことを、グリップとアドレスに当てはめて見ると、、

 自分の体格、筋力、体力、練習量に応じたグリップとアドレスを見つけるためには、多くの経験が必用となります。

ただ、一人で練習していても見つけることは困難です。

癖が固まってしまうだけ。

 自分に合ったグリップとアドレスを見つけるためには、鏡で色々なプロゴルファーのグリップとアドレスを真似てみたり、
良いグリップと良いアドレスをしている自分よりも上手な上級者が実戦の色々な状況下のなかで、良いグリップと良いアドレスをしているからミスをしないことを見て、理解して感じることが必要不可欠なのです。

 本当にアマチュア競技ゴルフを上り詰めたレベルの人達は、やはり多くの上級者と同じ時間を過ごすことで、洗練されて、結果的に自分に合ったグリップとアドレスを見つけることができるようになったわけです。

 私はこういう上級者のレッスンもしていますが、色々経験してきたからこそ上級者に成れなんだなと思います。

 そして、それでも上級者に成ったゴルファーが私にレッスンを受けに来る。

何故?上級者が?

→→つづく←←
2024年06月07日 22:29

ゴルフの練習で一番大切なこと!?part2


 理想的なゴルフのアドレスとグリップはどのように練習して身につけていくことができるのでしょうか?

 このことについての問は全てのゴルファーの永遠のテーマともいえます。

 何故なら、理想的なアドレスとグリップというのは人によって違うからです。

体型の違い

筋肉のつき方の違い

スイングタイプの違い

など人によって様々です。

 少し前までの定番のレッスンでは、膝の曲げ方はこれぐらい、前傾姿勢はこれぐらい、ボールの位置はここを目安に、グリップのかたちはどうのこうのと、マニュアルによって全ての人に当てはめてきたのですが、今となってはある程度のアドレスとグリップを学んだら、そこからは人によって違ってくるというのが当たり前になってきました。

 皆が皆、同じグリップで同じアドレスなんて良く考えてみると、そんなことあり得ませんよね。

 未だに、昔のレッスンマニュアルを信じてしまっている人は要注意です。練習する中で、いつまで経っても振りにくいアドレスとグリップを信じることなど辞めるべきです。

 身長や骨格が違うのに、同じアドレスとグリップを皆に当てはめるなんて、ありえない話しということは、良く考えてみれば理解できることです。

 でも、初心者の人が大まかに覚えなくてはいけないことの指標としては、ある程度のゴルフのアドレスとグリップのマニュアルが無くてはいけません。

 初心者の人は何も分からないので、目安が無くては練習のしようもありません。

 さあ!初めて練習するぞ!と思っても、アドレスとグリップを知らなければ練習は出来ないですし、最初に練習したアドレスとグリップが練習していく中での目安となってしまうので、いちばん最初にある程度正しいアドレスとグリップを理解しておかないと、とんでもないことになってしまいます。

実は、ゴルフの初心者に、このある程度正しいアドレスとグリップをきちんと教えることはかなり難しく、ちゃんと上達したい場合はアドレスとグリップだけでもきちんとしたコーチに習うことを私はおすすめします。

 それが、、今後の全ての基準になってしまうわけです、、、

 簡単な目安としては、

 直立した状態でゴルフクラブを胸の前で腕を伸ばしてクラブを持つ。

 この時点でクリップの握り方を正しくセットする。(このグリップの正しい握り方は文章で説明するのは難しく、グリップに関する細かいことは後から説明します。)

 そして、伸ばした腕を、伸ばしたまま下に下げて、胸の上に腕が安定して乗るポジョンを保つ。コツとしては、上手く胸に腕が乗っかていると、ずっと同じ体勢でいられる感じになります。感覚的には胸で腕を支えている状態です。

その時にクラブは地面と水平になっていること。

 そこから、股関節を中心に骨盤を前傾させる。

 この表現が分かりにくいようでしたら、お尻を後ろに突き出すような感覚と骨盤を前傾させることが同じになります。

 お尻を後ろに直立した状態から突き出してみてください。そうすると、骨盤は前傾します。

 そして、わずかに膝を曲げる。膝は曲げすぎないようにするのがポイント。

 足幅は、両足の足の外側の幅と肩幅が同じぐらいを目安とする。慣れてくると、打つクラブに応じて足幅は少し変えるのですが、最初は全て同じ足幅で覚える。

 そしてクラブヘッドを両足の真ん中の延長線に置く。

 といった感じが、初心者の方のアドレスとグリップの目安となります。

 というか、、アドレスとグリップのことを文章にすると、とても分かりにくいですよね。

1 00人にこの文章通りの方アドレスの作り方を文章だけを見てアドレスさせたら、皆、骨格の違い、解釈の違いによって微妙に違う。

だから、グリップとアドレスは難しいのです。

 本気でなくて、遊びで何となくゴルフを始める人でも、アドレスとグリップだけは、間違えてしまうと練習の効率が悪くなるので、レッスンを受けることをおすすめします。

 ここで初心者の方が一番大切にしなくてはいけないポイントは、骨盤を股関節を中心に前傾させるところです。

 スイングをする時に、骨盤の前傾が垂直になってしまうとスイングが無茶苦茶になってしまうので、この前傾姿勢の大切さを理解しなくてはいけません。この前傾姿勢を理解するのに、私のコーチとしての経験からすると2、3ヶ月はかかると思います。

 この2.3ヶ月間がとても大切で、きちんとしたアドレスとグリップを定着させることができれば、上達のスピードは格段に上がっていくことになります。
 というよりも、この時点で間違えてしまうと、どれだけ練習しても打てなくて練習を辞めてしまう可能性は大です。

 そして、ここからが大切な話しになります。大まかにある程度正しいアドレスとグリップを覚えたら、そこからが自分にあったアドレスとグリップを探す練習をしなくてはいけません。

最初は大まかでもある程度打てるようにはなります。

 でも、もっとスイングの精度を上げていったり、飛距離を伸ばしていくうえで、スイングをいくら悩んで練習しても、自分にあったアドレスとグリップでないと、必ず上達の頭打ちが来てしまいます。

 では、自分にあったアドレスとグリップはどのように探して見つけていけば良いのでしょうか?

→→つづく←←
2024年06月02日 16:02

ゴルフの練習で一番大切なこと!?part1

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 今までゴルフの練習をしてきて、練習したことを結果に繋げられた人、練習しても全く上達出来ない人と、ゴルフは練習の内容によって上達に大きく差ができてしまいます。

 もしくは、練習してきてある程度上手くは成れたけど上達することが停滞している人もいることでしょう。

 ここで、ゴルフの練習方法の情報が多く成り過ぎて何を信じればいいのか分からなくなってしまった人に、頭の整理ができるようにゴルフの練習で一番何が大切なのか?を説明して行きたいと思います。


 たくさんの人をレッスンしてきて、率直に私がこれが出来ていなければ結果的にどれだけ練習しても悪循環になってしまうこと。

それは?なにか?

その1つが、アドレスとグリップです。

どうでしょうか?自分のアドレスとグリップに自信はありますか?

自信がある!といえる人はなかなか少ないと思います。

 このアドレスとグリップで合ってるのかな?分からないけど、とりあえずこのアドレスとグリップで練習を続けてみようと、なんとなく決めたことで色々とスイングを悩んでいる。

 実は、この自分の体格に合ったアドレスとグリップを身に着けることはとても難しいことなのですが、何故難しいのかをお話ししていきます。

 ゴルフを覚えたての初心者にとって大切なアドレスとグリップのポイントと、練習してステップアップして行くにつれて大切なポイントが変わってくることを段階を得て説明していくことになります。

 自分にとって合っていないアドレスとグリップで練習をたくさんすることに対してどう思いますか?

 根本的なことをきちんとすることがどれほどまでに大切なのか?を再確認すれば自分の上達の壁を越えられるかもしれません。

→→つづく←←
2024年05月29日 16:46

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