2024年秋から2025年に発売されたドライバーのどのモデルが評価されているのか?part3

ピンのG440シリーズをコースで打ってみた感想としては、今の所、ドライバーの打ちやすさを現段階でギリギリまで追求できているのはピンG440だなと思えるぐらい、優しくて性能がいい。
もし、このドライバーを使って上手く打てないのなら、、もうそれはクラブのせいではなく、スイングの基本が出来ていません!打てないのはクラブのせいではありせん、と言ってしまってもいいぐらい、打ちやすい。
今年、来年のトーナメントでG440シリーズのドライバーで沢山のトーナメント優勝者が出ることは間違い無いと予想できてしまうぐらい良いドライバー。
私はシリーズの中でも、G440MAXの9度のヘッド形状が好みだったのでこのモデルを購入しましたが、色々なカスタムシャフトをつけて楽しんでいます。
とにかく楽、、
楽過ぎて、怖い、、
少しミスしてもドライバーが助けてくれる反面、裏を返して言うとミスしたことが分からなくなる、、スイングのズレを気がつけなまま時が経つということになる、、
ゴルフコーチとして、これほどまでに怖いことはありません、、
あまりにミスを補正されてしまうと、スイングの悪い所が分からなくなる、、
なので、私はG440MAXに合うカスタムシャフトをフィッティングで見つけられたら、体が疲れていたり、気分転換で楽にゴルフをしていく時にG440MAXを使うだけにしてエースドライバーのQi10ドライバーに戻そう、、と自分で決めました。
やはり、去年のテーラーメイドQi10ノーマルドライバーが私にとっては、色々な意味で気に入っています。アイアンのように良いスイングの時は飛んで、スイングが良くない時は少し飛ばないほうが、長い目で見たら自分のスイングにはプラスになるなと思うからです。
第一線で戦うプロゴルファー達のアイアンは、何で凄く飛ぶキャビティアイアンを使わないのか?スペックがしっかりとしていて、ミスの時はミスだと直ぐに分かるものを使うのか?
競技ゴルフをしていくうえで、ドライバーにもこのようなアイアンと同じシビアな要素があったほうが、長い目で見るとスキルが上がったり、大きなスランプになることを防ぐことができるという一面もあるのです。
先日、38歳で優勝した申ジエ選手が、同じことを語っていたことは興味深いことですね。
凄く良いショットをしたら凄く感じが良い、良くないショットをしたら、その良くないということをやんわりと教えてくれるぐらいの感じ、、
シェフラー選手とマキロイ選手がQi10ドライバーを気に入っている意味が私にはとても良く分かります。
そういう意味で、アイアンやユーティリティのようなシンプルさを持ち合わせているドライバーが今後のゴルフクラブメーカーは求められることになるのだと私は予想しているのですが、飛距離とスピン量のバランスを追究していくことは容易ではありません。
スピンを減らして飛距離を追究しすぎると不安定になり、スピンを増やして方向性を安定させると飛ばない。
ちなみに、私はピンのG440MAXの顔が好みだったのでこっちを選びましたが、G440LST の方がロースピンになるので飛距離性能はG440MAXより上です。約5ヤードぐらい飛びます。
私はせっかくピンを選ぶのなら、寛容性と安定感を選んだほうがいいと思いますので、どちらかというとG440MAXをおすすめします。
次に、テーラーメイドQi35シリーズはどういう評価になっているのかをお話していきます。
シェフラー選手もマキロイ選手もネリーコルダ選手も前作Qi10を気に入って変えなかった、、
マキロイ選手がQi10ドライバーの反発係数測定で使えなくなってしまって、Qi35コアドライバーをテストして使い始めているけども、、どうもしっくりこない。
結局、今年6月の全米オープンを見ると、マキロイ選手はQi10を使っていた、、
それはどういう理由で何故なのでしょうか?
→→つづく←←
2025年06月21日 06:21