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グリーン周りのアプローチは何で難しいの!?part4

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 私がゴルフをしてきて、ゴルフをレッスンするようになって、アプローチに於いて意味を間違えると最も危険な表現だと思う言葉があります。

 アプローチ技術、アプローチレッスンにでの深い闇のある言葉、、


 それは、「ダウンブローで打て」という表現です。

 ダウンブローに打つとは、ダウンスイングでのクラブがボールに当たる時の角度を鋭角にして入れるという表現です。

 分かりやすく言うと、クラブが上から下に動いている最中にボールを打ちなさいということ。

 この表現が多くのアプローチイップスのゴルファーを作り上げてきたと、私は強く思っています。

どうですか?

 ミスをしたらもっとダウンブローで打たなくちゃ!?って思って練習してませんか?

 もしそう信じて練習しているのであれば、、芝が枯れて薄くなっている時、雨で芝が濡れている時、体が疲れている時に、アプローチでクラブが地面に刺さってしまって、アプローチが怖くなっているはずです。

 ダウンブローを信じすぎて練習を続けていると、チャックリ病になってしまう可能性がとても高くなります。

 チャックリ病とは、ダウンスイングからインパクトにかけて、クラブが地面に刺さってボールに当たらなくなる病気。打ったボールが目標へ進まなくなる。

 このチャックリ病になってしまうと、ほとんどの人がグリーン周りからのアプローチが怖くなってしまい、治そうと思っても治らなくなる怖い病気です。

 、、そもそも、別にダウンブローで治さなくてもいいのに、ダウンブローアプローチを打たないといけないと思ってしまうのか?

 それは、たまにアプローチでボールの手前をダフったり、直接ボールに当たりすぎてトップしてミスをした際に、もっと鋭角に、上からクラブを入れたらミスは解決すると思ってしまうから、、

 そのクラブ軌道を鋭角にしてミスを治そうとすることがとても危ない。

 何故ならアプローチのミスはダウンブローにすることで、一時的に対処療法として治りますが、ダウンブローが強すぎるとインパクトが優しく打てなくなり、アプローチの距離感がむちゃくちゃになってしまう。

 そして、ダフる度にもっとダウンブローに、鋭角にとなって、クラブが地面に突き刺さるようになってしまうのです。

 これがチャックリ病の始まりになってしまい、チャックリ病が怖くて競技ゴルフができなくなってしまう。

 そういう、チャックリ病で苦しんできた競技ゴルファーを私は沢山レッスンで治してきました。

 上級者になってからのチャックリ病になってしまう人はかなり多いのです。何故なら、もっと上手くなるためにもっと練習をするようになる。

 そして、間違えたアプローチ練習をしてしまう、、

 良く考えてみてください。

 アプローチのミスを治すための解決方法は、ダウンブローで上から打つだけなのでしょうか?

 いいえ、ダウンブロー以外の方法で、もっと沢山の解決方法は沢山あります。

 例えば、

 アドレスやボールの位置を見直す。

 軸とクラブヘッド関係性を大切にして綺麗な往復軌道で振れるようにイメージし直す。

 体とクラブの全体の動きをバランスよくリズミカルになるように練習して固い動きにならないように訓練する。

 トレーニングで身体の歪みを修正して滑らかに体が動くようにする。

 等、アプローチのミスを治すためには、沢山の解決があります。

 それなのに、もっとダウンブローで打つ!と練習してしまうと、優しいリズムでアプローチが打てなくなり、ダウンブローに打ち続けることでインパクト時に頭が目標方向に突っ込む癖ができてしまい、さらにダウンブローが強くなって、さらに地面に突き刺さるようになってしまうのです。

 ダウンブローばかりを練習して柔らかいアプローチで寄せられるようにはならない、、


 だから、私はダウンブローに打ちなさいというレッスンが好きではありません。

 アプローチが得意になって、スピンを多めにかけるときに、たまにはダウンブローで打つ時もあるよね、という感じでレッスンでダウンブローという言葉を使う時はあります。

 ミスをしたからもっとダウンブローに!なんてレッスンしたら、チャックリ病への道を歩ませてしまうだけですから、ダウンブローという言葉を私はレッスンで使いたくはないのです。

 ちなみに私がレッスンをしてきた初心者の方やジュニアゴルファーでチャックリ病になる人はひとりもいません。

 上手くアプローチのレッスンを進めていくと、ダフったり、トップしたりするミスが全く怖く無くなって、アプローチの距離感や振り幅のことだけを考えられるようになり、悩むことは無くなります。

 もちろん、アプローチを全部寄せてワンパットが出来るレベルになるには、それなりの経験が必要ですし沢山の練習が必要です。

 でも、その経験を積んでいく過程のなかでチャックリ病になってしまうと、アプローチが怖い!しか頭では考えられなくなるので、如何にチャックリ病になることが怖いかが分かりますよね。

 ダウンブローで打つ!という練習ドリルはチャックリ病をかなりの確率で誘発してしまう危険性があることを、深く理解しておく必要があります。

 私も時と場合によってはダウンブローで打つことはしますが、必要な時以外は普通に楽に寄せるアプローチをするようにしています。何故なら、クラブが地面に刺さってしまう癖をなるべくつけたくないからです。

 では次にアプローチが上手くなるために本当に必要なことは何なのか?を話して行きたいと思います。

→→つづく←←
2025年03月30日 08:02

真の上級者になるために必要なこと!?part9

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 真の上級者達の平常心を養う練習とはどんな練習なのか?

 どんな時もいつも同じスイングリズムで打つ練習とは?

 皆さんはいつもどのような練習をしていますか?

◇スイングを良くしようとスイングを修正している。

♢とにかく芯に当ててナイスショットを打とうと必死。

 もし良いスコアでプレーしたことがない人が、ずっとこういう練習ばかりをしているのなら、本番コースでは18ホールで安定することは無いでしょう。

 何故なら、本番コースでは緊張と興奮で交感神経と副交感神経のバランスが変わるので、どれだけ理想を求めたスイングを練習したとしても、その練習の感覚で振れることはまずありません。もし同じ感覚で振れるならとっくにパープレーでプレー出来ているはずです。

 沢山練習しても本番コースで打ちやすくならない!

 ならどうする?

 ゴルフに限らず、人生の中で緊張するといつも通りに出来なくなる経験はしてきているはず。緊張しても出来ることを練習しなくてはいけないのに、何故か緊張したら出来なくなるのに理想を追い求めたくなる。

 何で?スイングを良くしたり、芯に当てることの練習をするなんて当たり前じゃないの?と思った人は要注意です。

 もちろん既に、沢山良いスコアでプレーしたことがある人は、理想を求めてスイング改造をしても問題ありませんし、理想は持たなくてはいけません。

 上級者になると一番難しいことはモチベーションを保つこと。なので理想が無くては逆に駄目です。

 ただ、いつまでたっても良いスコアが出ない人はこの後に紹介する練習をしなくてはいけません。練習というよりメンタルコントロールの訓練というべき内容ですが、とても大切な練習です。

その練習はどうやってするのか?

それは、ミスショットに点数をつける練習です。

 本当は私の競技ゴルフレッスンの企業秘密なのですが特別に少しだけレクチャーさせて頂きます。

 ミスショットに点数をつける目的は、ナイスショットを打とうとしないメンタルを養うためです。

ナイスショットを打とうとしない?

そもそもナイスショットを目指すのが練習じゃないの?



 どういうことかと言うと、はなからナイスショットはしないという前提から、どうやってミスショットでゲームを進めていこうか、という発想なのですが、これは真の上級者達は皆出来ています。

 出来なければ調子が良くない時に良いスコアなんて出る訳ありません。

 調子が悪い時にスコア70台でプレーするということは、ナイスショットが無い状況でコースマネージメントを徹底するということ。

 ミスショットが出ても動じずに、淡々とパーを拾っていく。そのためのメンタルタフネス的な練習ドリルをご紹介します。



 ここではこの練習ドリルを分かりやすく点数ではなく、
◯マル △サンカク ☓バツで表すことにします。

 点数でつけたい人は、この話を理解出来て応用できるなら、自分なりの点数にして練習してください。

 では、最初にドライバーの練習で説明していくことにします。

ここで一切技術的なことは考えてはいけません。

 もし技術的なスイング修正をしたいなら、この練習、メンタルトレーニングと混同しては絶対にいけません。

 なぜなら、今現状のスイングで出来ることを訓練する練習なので、技術的なことを考えてしまうと感情のコントロールができなくなり意味がないからです。

少し体を温めるぐらいの素振りをしてください。

 そして、コースのティショットをイメージして、コースでいつも行っているルーティンがあるならそのルーティンを同じようにして打つこと。

 ルーティンがない人はコースをイメージするだけで大丈夫です。

 ボールを打ち始めるにあたって、ナイスショットを打つ意識ではなく、ミスショットの採点をします。

 チョロやドひっかけ、ドスライスでのOBになるようなものはバツ。

 ナイスショットではないけどOBにならずに、そこそこのショットならサンカク。少しぐらい曲がっても、芯に当たらなくてもオッケー。

 ナイスショットで芯に当たって気持ちいいショットはマル。

 そして、一番大切なのはサンカクだと言い聞かせて練習する。


 実はこのサンカクを打ち続ける意識がメンタルコントロールに繋がるのです。

バツは論外ですが、マルも駄目。

ナイスショットが何で駄目なのか?

 それは本番コースではマルのショットなんて、相当な経験を積まなくては意識的にできるわけないからです。

 本当の真の上級者達はこのことを多くのラウンドから理解し、実践し、絶不調の中で良いスコアを沢山出すことができます。

 サンカクを打ち続ける意識が確率を生み、サンカクを大切にすることで欲をコントロールすることができるのです。

 本気で上手く成りたい人は、この練習ドリルを3ヶ月間すること。と言うよりもしなければ真の上級者に成ることは絶対に有りません。

 ゴルフ場のラウンドも出来るだけ行って、本番コースでサンカクを打ち続けてみると何故か良いスコアでプレーできるようになる。

 皆さんのラウンド経験の中で、ナイスショットが無いのに良いスコアだった事はありませんか?

 調子が悪かったのに何でこんなに良いスコア何だろう?

 その理由がこの紹介した練習ドリルで深く理解できるようになります。

 いやいや理解出来なくては真の上級者には成れないのです。

いつでもナイスショットを打てるのか?

 1年間ベストコンディションでプレーすることができるのか?

よく考えてみてください。

出来ますか?

出来ないならどうする?

サンカクを敢えて打つ練習を戦略的にする。

人生の中で理解することは難しいこと。

 それは、人生のなかで控えめで無理をしないで淡々と信念を持って行動を続けていくことが結果的に大きな成果を生むということ。

 付け焼き刃で突貫的で焦っている中での練習では直に剥がれてしまうメッキを身に着けようとしているだけになることも理解できますよね。

 でも何故か?ゴルフの練習ではコースで出来ないような難しくて理想が高い練習をしてしまって、コースでは直に練習で身につけたメッキが剥がれてしまう。

 ゴルフに限らずどんな道々のプロフェッショナルは、たくさん練習したこと、訓練したこと以外、実戦の場では絶対にしません。

 何故なら自分が訓練して理解している想定の範囲内のことなら大きな損失にならず、長期的に必ず成功に導くからです。

 サンカクを練習で打ち続けるというのは、プロフェッショナルの基礎中の基礎とも言える練習。

 スイングを綺麗にしたい、飛距離アップを沢山したい、、

その気持ちは誰よりも良く理解します。

 何故なら毎日、毎日私は色々なゴルフで悩んでいる人をレッスンしているからです。

でも良く考えてみてください。

 ずっとゴルフをしてきて、スイングを綺麗にしたい!飛距離アップをしたい!と頑張って来て、スコアメークがいつになっても出来ないなんて、、カッコ悪いと思いませんか?

 ある程度、我慢してサンカクのショットでスコアメークをして、結果を出して、カタチにしてから!それから!綺麗なスイングを作ったり、飛距離アップをすればいいとは思いませんか?

 頑張っているのに結果に繋げられないのは、結果に繋げるというとは少しの我慢が必要だということを再認識する以外方法はないのです。

 私がいつも上級者やプロフェッショナルに対して言うことは、結果に成らないということは結果に成ることをしていないだけ。結果に成るということは結果に繋がることが出来たということ。

 私の仕事はスイング理論をレッスンするだけではなく、スイングだけでない色々なことでゴルフの結果を出させること。

スイングの技術、理論はもちろん大切です。

 でも、スイング技術、理論を身につければ上手く成ると信じている人がいるとしたら、ゴルフはそんなに浅いものでは無いということを深く理解しなくてはいけません。

何故?上達にはメンタルの強さが必要なのか?

何故?

 最強のメンタルの持ち主というのは、いつでも何処でも謙虚な人のことを言う、、メンタルの強い人は謙虚さをきちんと実践できている人。

 人によって態度を変えているようならお話しになりませんし、それはニセモノの謙虚さ。

 いつでも何処でも裏表がない謙虚な人になる自身はありますか?

 サンカクをいつでも何処でも打ち続ける強靭なメンタルを身につけるためには、欲深い自分との戦いだということが分かりさえすれば、いつか真の上級者に成れる日が来るかもしれません。

あなたの周りにゴルフの真の上級者はいますか?

 真の上級者になるにはスイングを完成させるだけでは成ることができません。

心技体をバランスよく鍛えていく。

 練習しているときにカーっとなって感情的に成っているならば、、感情的に成った瞬間にその日の練習は終わってしまっている。

 本当に上手くなるということは、冷静と情熱の間に居続けるということなのです。

 マルでもなくバツでもなくサンカクを打ち続けるメンタルを養い続けること。

 ゴルフはそういう練習をしなければけして上手くなることはありません。

 絶対に、、

 私のレッスンには多くの真の上級者も来ていますが、今回の内容のテーマは完全に理解して実戦できている人達です。

 きっと、こんなこと当たり前だよねって思っているでしょう。

 何故ならいつも良いスコアでプレーしているからです。

 それでもレッスンに来ている理由は?

 その理由が想像できますか?

 その境地が理解できたなら、それこそ真の上級者と言えるでしょう。


→→おわり←←
2025年02月15日 07:30

真の上級者になるために必要なこと!?part8

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 ゴルフの練習で軽く振り続けられない理由は、ゴルフの練習をするために交感神経を優位にして興奮しなくてはいけないからです。

 練習でボールを打ち始める時に、いきなり運動をしなくてはいけません。

 本来ならゆっくりウォーミングアップをして体温を上げてから練習をするのが理想なのですが、練習前にきちんと2.30分ウォーミングアップをしている人なんてトーナメントプロでないかぎりなかなか居ません。

 そのいきなり打ち始める時に脳が交感神経を優位にして興奮してアドレナリンを出してしまう。

 一度アドレナリンが出ると、少しの体の痛みや疲れが飛んでいってしまうので練習中はクラブを振れるようになる。練習が終わって2.3時間するとズンと疲れがでるのは興奮状態が切れるからです。

 戦闘モードに突入して、興奮して打っていて、どこまで軽く振るのか?しっかり振るのか?分からなくる。

 興奮してるのに?軽く振らないといけない?

 そんな高度なことをゴルフの練習では求められるのですね。

 チカラを抜いて軽く振らないといけない、、でも脳と体は興奮してる。

 そんな禅マスターのような脳と体のコントロールができるようになるか、、?

 軽く振ってもある程度はボールが飛んでいく感覚を興奮を抑えながら、その感覚をひたすらに修験者の如く練習する。

 そして、どれほどまでに練習したとしても試合で緊張すると練習したことの半分もできない、、

それを何度も何度も繰り返していくのです。

 練習場で興奮したら、興奮したなりにぶん回す!って練習している人が、もし試合に出たら緊張や不安で全く自分のスイングができないことでしょう。

 普段の和やかなプライベートラウンドの1打目でも、緊張して興奮して感覚が可怪しくなってしまうのに、、

 だから真の上級者達は、練習場とプライベートラウンドと試合の違いを深く理解して、同じリズムで練習することを第一とするのです。

 この境地にたどり着くまで本当に修行を重ねるしかありません。ゴルフに於いてのメンタルコントロールとは興奮しているなかでリズミカルに軽く振ること。


何があっても平常心。

できますか?

 カーっと怒ったとしても、ドーンって落ち込んでも、人目にはいつもの普通に見せる。

これと、ゴルフでいつもどんな時もパーを取ることは、日常生活でメンタルを安定させて平常心でいることと全く同じことなんです。

 私もコーチとして、プロゴルファーとして、いつも平常心でいることの難しさにいつも立ち向かっています。

 何があっても平常心でいるためにはトラブルやアクシデントを想定しておくことが大切。

 色々な心情でコースマネージメントが出来るようになりたいのに、テクニカルな練習ばかりしていてコースマネージメントが出来るようになるのか?

 いつまでスイングで悩んでいて、いつコースマネージメントを理解し覚えられるのか?

 ある程度スイングが出来上がったら、スイングに一旦めどをつけて、コースマネージメントを覚えなくてはいけません。

 スコアが安定しているときにだけスイングを修正する、、

 スコアメークができていないのに延々とスイングを修正している人は悪循環に成ってしまっている。

 そう思いませんか?

 ゴルフはゲーム性の強いスポーツなのですから、コースマネージメントを知ったほうがかなりスコアが安定します。

 先にスイングをきちんと作りきりたい、、って思っている人は、結果を出すための段取りが全く出来ていない人、、

そういうことを練習場でどう練習するのか?

 最後にその練習方法を簡単にお教えして終わりにしたいと思います。

→→つづく←←


 
2025年02月11日 08:09

2025年コブラ新作ドライバー DS-ADAPT(アダプト)

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 2025年3月8日にコブラ社からDS-ADAPT(アダプト)が発売されます。

 ヘッドの種類は4種類。

DS-ADAPT LS飛距離重視型

DS-ADAPT X高次元超バランス型

DS-ADAPT K感性モーメント10K型

DS-ADAPT MAX-Dドローバイアス型

と恒例のラインナップに、新たに10Kを超えるタイプのヘッドが追加。

 ちなみにリッキ ファウラー選手はLSモデルとXモデルをテスト中だそうです。



 コブラ社のドライバーと言いえば、高初速を追求することと、振っている時のヘッドの空気抵抗を減らすエアロダイナミクスを極限まで追求することが常にコンセプトとして謳っているメーカーです。

 またコブラ社も他社と同じくAIのテクノロジーを使い、フェースの厚さを15カ所に分けて最適化する技術を使っているので、ミスヒットにも強いというのが売りです。

 それに加えて今回の一番の売りはスリーブ弾道調整システムのFUTURE  FIT 33。

これが凄い、、というか、私が求めていたもの。

何故凄いのか?

 それは、他社のスリーブ弾道調整はロフトを変えるとフェースの向きや、ライ角までも変わり、弾道調整したいけどフェースの見え方が変わるのが嫌だからスリーブでの調整はやめておこうとなっていたことか無くなったということなのです。

 スタンダードポジションを中心に33タイプに分けて360度の自由自在なフェースアングルを変更できるのですが、これは他社メーカーからすると寝耳に水、やられたーというぐらいの発想であり、なかなか合うドライバーが無い人にとっては希望の光となることでしょう。

 このアイディアは開発者がきっと切れ者の数学者か物理学者かの知能指数の高いエンジニアでないと思いつかないような発想で、ヘッドのデザインや打感が好きなら、どんな人でもフィッティングできてしまうという技術。

 私は個人的にクラブヘッドの個体の差を気にするタイプなので、フェースの向きが気になっても33タイプの中で調整してしまえることになります。

 時間をかけて、自分の合ったスリーブポジションを探す、、私はそんな作業が、、大好き。


 今年も多くのメーカーから新しいモデルが発売されますが、どのモデルもかなり完成度は高い。その中でも、今回のコブラ社新作DS-ADAPTは注目度はかなり高くなることでしょう。

 また、このDS-ADAPTも実戦コースで使用してみたら、他社のメーカーを含めてまとめてインプレッションしてみたいと思います。

 この時期になると、試打しすぎて体中の関節という関節が悲鳴をあげるというのが私の恒例になっていますが、去年からきちんと体を鍛えてケアしてきているのでなんとか、全メーカー全てのモデルをきちんと試打し終えることができそうです。



 あぁ、、ゴルフクラブを好きでいて、味わい尽くすというのも、気合いと意地がないとできないことです。

 そして、こういうことを20年以上もやってきている私は全く飽きることがありません。

 ゴルフの全てを追求したいきたい。

 それが私の生きる道、、私の人生なのです。
2025年01月19日 12:44

2025年ピン新作ドライバー G440

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 来月2月に2年半ぶりにピンが新作ドライバーを発売します。

 ピンは前作よりも良いモデルが開発されないと新作を発売しないというポリシーがあるので、テーラーメイド社、キャロウェイ社が必ず1年毎に発売するのに対して、いつ発売されるのか分かりません。

 でも、今回テーラーメイド社とキャロウェイ社と発売時期を重ねてきたのはかなりの自信の表れだといえますね。

 新作ドライバーの情報の開示とともに、ピン社のホームベージで性能を事細かに載せてありますので、気になる人はG440とインターネットで調べてみてください。

 ざっと性能面を言うと、今回は特に飛ばしに拘っているということ。

 これは過去のピン社のドライバーのことに精通している人なら驚くようなことなのですが、何故飛ばしに拘っていることが驚くことなのか?

 それはピン社はとても打ちやすく安心感があって曲がらない。その分少しだけ飛距離を何年も犠牲にしてきた開発経緯があるからです。

 他社のドライバーと何度も打ち比べてみると、5ヤードから15ヤードどうしても飛ばなかったものを、追いつかせたということなのです。

 ホーゼル、フェースの軽量化により、重心の位置を更に下げて最適化し曲がらない性能のままに飛距離アップを実現しました。

 全てのモデルでクラウン部分がカーボンパーツを採用されたことも低スピン化に貢献しています。

 いざ試打室で全モデルを打ってみると、、打感が重い、、ヘッドがインパクトに当たり負けしていない!最初の数球で試打データをみなくても飛ばせるクラブに変貌したことは明らかな新たな感触で理解することができました。

 何か足りない感覚があったものを充足できて、中身が詰まった重々しい打感になった。質が向上したという感じです。

 後、クラブの座りがとても良くなってるので構えやすい。これは人気がでるクラブの最重要ポイントなので、興味のある人は試打をしてみることをおすすめします。

 ただ、冷静に考えてみると、ルールで反発係数の規制が入っているのですから、特別飛ぶということでなく、他社が限界ギリギリまで飛距離を伸ばしてきたことに対して追いついたということ。

 でも打ちやすい、曲がらないというドライバーだったのに、飛距離が加わるということは、やっぱり開発のコンセプトとしては新しい風をゴルフ界に吹かせることは間違いないのないことでしょう。

 また、少ししてからテーラーメイド社、キャロウェイ社、ピン社、タイトリスト社の最新モデルの詳しいインプレッションを実戦コースでの使用を重ねてからしたいと思います。


 それぞれのメーカーの良さがあり、性能は大きく変わらなくなってきているなかで何が違うのか?

 アマチュアの皆さんは、全てをコースで試打することは難しく、試打をするための時間、体力もなかなか無いという方も多いかと思います。

例えて言うなら、、自動車。

 最近の自動車はどのメーカーも壊れにくく燃費もいい。

 でも、乗っていて楽しいか?利便性がいいか?満足感があるか?ということを人の口コミを沢山調べてから購入するのが自動車というもの。一度購入すると何年も乗らなくてはいけない、、

 ゴルフクラブのドライバーも自動車と同じ。

 でも、最近のゴルフクラブのインプレッションはどれもいいからお好みでお選びください、、って当たり障りのないものばかり。

 パンチがあって、切れのあるゴルフクラブのインプレッションが少なくなってきていると私は感じてきます。

 私も25年間以上も多くのクラブをコースで使用してきていますので、その経験をもとに2025年上半期のドライバーを少し辛口で、少し経ってからインプレッションしてみたいと思います。

 本当にドライバーの性能はとても良くなりました、、でも、その性能を詳しく理解して、打ちこなして、味わうためには、ゴルフスイングの技術が高くないとできません。毎回芯に当てられて、フェード、ドローを打ち分けられなくては本当のインプレッションなんてできません。

 私はゴルフコーチでもありプロゴルファーでもありますので、その観点でインプレッションしてみたいと思います。
2025年01月17日 07:36

真の上級者になるために必要なこと!?part4

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 真の上級者達は普段の日常でどのように考えて過ごしているのでしょうか?

 もちろん人それぞれの所もありますが、共通するようなことを私なりに説明していきたいと思います。

 真の上級者達は、いわゆるゴルフを趣味として一通りやり切った人達と言い換えることができます。

 紆余曲折を経て良いスコアが出るまで、上手な人達とひたすらゴルフ場でプレーし続ける。

 そんな経験からゴルフには人によって色々なタイプがいることを深く理解し、自分にあったスイング、ゴルフのプレースタイルを確立しています。

 そして、その自分のスイング、ゴルフのプレースタイルを見つけられたら本物の上級者になれるのです。

 いわゆるオリジナルの自分なりのゴルフを見つけられるか?

 なかなかゴルフが上達しないという人がいたら、その人は自分に合ったことを見つけられていないだけ。

 自分に合っていないことをどれだけ練習しても、楽しくないし上達しない。

 スイングもゴルフスタイルも色々なタイプがあるので、自分に合っていないことをどれだけ練習したとしても何も変化は起こりません。

 どうせ努力をするなら自分に合っていることを努力しなくてはいけない。

 これは人生において何事においても同じですよね。

 自分に合っているか?合っていないか?

 なんとなく見た無料のインターネットレッスンを何となく試してみる。

 すると今までの自分のスタイルのバランスが壊れてしまい、自分の気持ちいいスイングを忘れてしまう。

 試して駄目なら直ぐに戻せる人なら試してみてもいいとは思いますが、そもそも試して戻せる人なんてかなりの上級者しかできません。

 なので、真の上級者達はインターネットレッスンを全く見ない人ばかり。

 良くゴルフが上手なユーチューバーの人が、自分以外の他のゴルフユーチューブは全く見ないと言う人が多い、、

 おい!とツッコミを入れたくなってしまいますが、それが事実なのです。

 ちなみに私は敢えて見ます。そこまで見たくはないのですが、どういことが流行っていて、それによってどう悩む人がいるのかを先読みしてレッスンに備えておくためです。

 私がゴルフユーチューブレッスンを見ると、それはそうだけど、こう悩む可能性があるよねと専門的な観点で見るのですが、これは仕事なので仕方のないことです。

 本当の一流のコーチはユーチューブレッスンをしません。世界の名だたる一流プロゴルファーを教えてる現役コーチのユーチューブを検索してみてください。

なかなかないはずです。

 その人の体格、筋力、癖、モチベーションの高さに応じてレッスンの内容なんて違うのですから、本当に皆に良いレッスンなんてあるわけありません。

 基礎的な練習ドリルの種類だって、人によって違ってきます。基礎は基礎でも色々な基礎があります。

 同じことを教えたとしても感じ方が皆違うので、その反応をみながら教え方は変えなくてはいけません。

 話しを戻すと、だから真の上級者達は自分のスイング、ゴルフプレースタイルを守るために余計な情報を頭の中に入れようとはしないのです。

 できたら、良いスコアでプレーしている人達としのぎを削って自分のゴルフを磨くだけと思っている人ばかり。

 いやいや、でもある程度スイングが出来ていないと駄目でしょ?スイングを作り上げないと打てないんじゃないの?

 と思っている人は、、本当にゴルフの本質を理解できていないのかもしれません。

 何故なら、スイングなんて作り上げるものではなくて、その人その人の骨格や脳神経の使い方の違いである程度決まっているものだからです。

 体が硬い、柔らかい。反射神経が速い、遅い。運動経験の量。それによってできることと、できないことと分かれます。

 それは仕方のないことです。

 これは事実ですし、それを受け入れることが大切。

 受け入れられたら、そこから自分に合ったスイングや自分のゴルフスタイルが見つかるようになります。

ゴルフを楽しむためには人と比べないで、自分のことを深く理解し、それに合ったことをすること。

→→つづく←←


 
2025年01月15日 07:35

2025年PGA開幕戦ザ ゼントリー 松山英樹選手優勝おめでとうございます!?

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 2025年の開幕戦で、松山英樹選手が35アンダーの新記録で優勝を果たしました。

 メジャーチャンピオンでもある2位のコリンモリカワ選手の猛追を押しのけての優勝だったので、この優勝は松山英樹選手にとっても、全世界のゴルファーにとっても、とても価値のあるものとなりました。

 この大会が開催された、カパルアゴルフプランテーションコースは全長7411ヤードパー73と比較的アメリカのコースとしては普通の距離のコースで、もともとはパイナップル畑だった丘陵地帯をそのまま生かした、のどかな雰囲気のコースです。全く池が無い分、フェアウェイが細かくうねってています。

 ちなみに一般プレー代は550ドル。結構、良い値段ですね。

 松山英樹選手は年末から風邪を引いて体調を崩していたので、優勝インタービュー中でもまだ喉が痛いと言っていました。プレー中は、あまり何も覚えていないと言うことで、どれほどまでに集中をしていたのかが想像できます。松山英樹選手の強さの秘密の1つは圧倒的な集中力の持続と言えますね。

 勝てる選手とそうでない選手の違いか集中力の持続のレベルの差。4日間、集中力を持続するということの過酷さは想像を絶する程の所業です。

 集中力といえば棋士の藤井聡太7冠ですね。この2人はどことなく強さの秘密が似ている感じがするのは集中力のレベルの高さだということは紛れもない事実です。集中力があるかないか、、

 そして、何もやりも話題になっているのが、松山英樹選手が使用していたパター。

 去年の年末クリスマスに4本のパターがスコッティキャメロン氏から渡されて、今回の大会の練習ラウンドで選んだのが009Mツアープロトタイプ センターシャフト。スコッティキャメロンのモデルに009と冠のついたモデルは有名なのですが、009とはスコッティキャメロン氏のカリフォルニア州カールスバッドにあるスタジオの郵便番号です。

 今年は松山英樹選手の影響でパターの真ん中についているセンターシャフトのパターが流行りそうな雰囲気ですが、スコッティキャメロンのセンターシャフトだと、、高額パターになるので、欲しいからと言ってなかなか手に入るものではありません、、

 興味のある人はスコッティキャメロン009とインターネットで調べてみてください。

 それにしても、スイングの調子がそこまで絶好調でないのに新記録が出でしまう松山英樹選手はやっぱり特別な何かを持っている選手ですよね。

 その何か?を説明できるようなコーチになるべく、今回のザ ゼントリーの試合を何回も見直して研究したいと思います。

松山英樹選手おめでとうございました!!
2025年01月07日 12:20

真の上級者になるために必要なこと!?part3

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 本当にゴルフが上手なゴルファーは日々どんなことを意識しているのでしょうか?


 それはゴルフの試合に向けて調子を合わせたり、先の目標に対していつも準備をしている。

 というのが本当の真実なのです。

 パープレーで沢山プレーできるレベルになれば練習しなくてもイメージトレーニングだけで良くなるのですが、そんなレベルの人は今回は別の話しなので割愛します。

 ゴルフの試合に出ていない人にはピンと来ない話しかもしれませんが、本当の上級者になるということは、上級者同士で戦って勝ち負けを楽しむということになります。

 ゴルフは趣味として上手く成りたい、自分の中で満足できるレベルまでに成りたいというのも素晴らしい素敵な趣味です。

 でも、ある程度上手くなると私はどれぐらいのレベルなのか?腕試しをしてみたいから試合にエントリーしてみようと思い始めることになります。

 それを楽しんでいる人達のことを競技ゴルファーと言います。

 ちなみに、ゴルフ場の会員になると出られる月例競技も立派な競技ゴルフですし、コミュニケーションなどのお付き合いではなく純粋にスコアだけを競いあうコンペであれば、それは競技ゴルフです。

 コンペティションとは「競技」という意味ですから、普段和気あいあいと集まるゴルフのこのをコンペというのは本当は間違いですね。そういうエンジョイゴルフは親睦ゴルフ会というべきものなのですが、何故かバブル絶頂期のゴルフでは親睦会のことをコンペと呼ぶようになってしまったのです。何故なのかは?謎の謎。


 私は普段のレッスンでは競技ゴルフをするのか?競技ゴルフをしないで上手くなりたいのか?をきちんと線引きをして、その人のゴルフの楽しみ方に合わせてレッスンをするようにしています。

 楽しんでゴルフをしていくのか?結果に凄くこだわるのか?

 ゴルフコーチとしてその線引きができなければ、良いコーチとは言えません。人それぞれのゴルフがあり、それはその人の自由です。

 そして、本当に良いスコアでプレーしている真の上級者達は、その競技ゴルフに向けて日々の生活を過ごしています。

 やはり、上級者になってから上級者のレベルを維持するということは努力以外の何ものでもないということなのです。

 仕事で忙しい中でも、陰ながら努力をしている真の上級者達。

 そんな中でどんな努力をしているのか?を具体的にお話ししていきますので、上手く成りたいけどどんな努力をしていけばいのか?分からない人は参考にできる事もあると思いますので、読み進めてみてください。

→→つづく←←
2025年01月07日 07:05

2024年 終わりのご挨拶

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 皆さんにとって2024年はどういう年だったでしょうか?

 コロナウイルスの猛威が2023年に完全に終息し、制限されていた生活から普通の生活に戻ってきた日常の中で、人それぞれの環境の中で、人それぞれのドラマが始まっていく。

 早くコロナウイルスの流行が終わればいいのにと思っていたけど、いざ終わってみると、、、当たり前のことを当たり前とつい思ってしまう。


 歴史的な困難を乗り越えてきた中で私達は何を学んで、それをどう生かしていくことができるのか?

ご飯を食べて、なにかしら動いて、寝る。

 私達の生活の基本は食事、運動、睡眠であり、その基本を大切にしながら、その間の中でどう時間を過ごすのか?

 その時間の過ごし方がとても奥が深く、考え方によってどうにでもなってしまう。

謙虚に過ごす

刺激を求めて過ごす

時間に追われて過ごす

自分の世界で過ごす

他人の世界で過ごす、、、


 人に迷惑をかけていない限り、何が正解で不正解なんて、なかなか決められることではない時間の過ごし方。

 だから人生を完全に理解することは、なかなかできないのです。


 脳科学的に人の脳は飽きやすいことが深く判明しています。

 飽きるから飽きないようにする。

 その脳が飽きないようにする長い年月による工夫の繰り返しが人の文明を作ってきたのです。

 約20万年前にホモ・サピエンスが誕生し、約5000年前に文明が各地に形成され初めて4大文明が誕生し、今に至るわけですが、結局、食べて、動いて、寝るの基本はどの時代も同じ。

 何が今と5000年前と違ってきたのか?というと?

 安心安全が生活の中で確保されるようになり、色々なものが便利になり効率が良くなり、世界中の情報がより多く手に入るようになりました。



 そして平等が皆に行き渡って、、、いるようには、、なっていません。

 元々、脳が飽きたものを飽きないように工夫されてきたこの世界は、言い換えると欲を現実に叶えてきた世界。

 言い換えると欲が具現化された世界。

 人には欲があって、その欲をコントロールしなくては社会では生きていけません。

 欲をコントロール出来ないと、結局、挙句の果てには必ず身を滅ぼすことに繋がる。

だらしなくなる

病気になる

物事の秩序が無くなる


 脳が飽きないように欲で出来た世界では、生まれながらにして知能指数、体力、性格、そして病気が有る無いが決まってしまっている中で、どうしても色々なものが偏ってしまう。

 欲を多く叶えられる人は、生まれながらにして恵まれていることが多い。もちろん、恵まれていなくても圧倒的な努力をして欲を叶える少数の人もいます。

 ですが、、本当の幸せは欲を叶えることなのでしょうか?

どう思いますか?

私はそうは思いません。

 上手くいかないことや、欲しいものが手に入らないことがあっても、そういう手に入らないことの中で楽しむことは考え方次第できてしまう。

 人生なんてほとんどのことが上手くいかないもので、そんな上手くいかないことを「はぁー、、まあいっか」とため息をついて、ほっこりとリラックスすることが上手な人ほど、哀愁が漂っていて、人として魅力があると私は思うのです。

 哀愁が漂う魅力のある人って、かっこいい。

 その哀愁を漂わせている人は何かを悟っている。

 けして恵まれていない環境の中で、やたらと元気で前向きで楽しそうな人と出会うことがあります。

 そういう人に出会う度に本当に大切なものは何なのか?を教えて貰えて、その人と会った後には心がポカポカに温まり、生きていることの価値や素晴らしいさを理解させられる。

 本当の幸せは欲を叶えることではなく、生きていることを味わうことができているか?だと年を重ねる度に思うようになってきました。

 生きることを味わう為には、いつもココロがニュートラルになっていて、色々なものが見えていないと味わえない。


 そして年始めに決めた2024年の私のテーマが〘我慢〙でした。〘我慢〙を意識しながら時を過ごしてみると、とても素晴らしいテーマだったと、今年を振り返ってみてそう思います。

 ココロをニュートラルにするためにもこの〘我慢〙は必要でした。

 どんなに色々な人と会っていると言っても、結局のところ1人で考えている時間がほとんどであり、考えたことを実行するのか、しないのかは自分次第であって、その結果が今の自分と成って行くわけです。

 考えたことを実行する前に少し〘我慢〙することで、結果として質の高いものが出来上がったり、結果的に必要のないことを未然に防ぐことが沢山出来たことに対して自分でとても満足しています。

 思い立ったら直ぐに行動することも時としては大切ですが、その行動が人に迷惑をかけたり、間違えた決断だった場合は、その後始末をしなくてはいけないので、時間の無駄遣いをしてしまうことになります。

 若い頃は沢山失敗をして、沢山反省をして、経験を沢山積んで行かなくてはいけません。経験を沢山積むことは大切です。

 失敗なんてしなくて成功だけでいいと言う人がいるのなら、その人は危うい人。

 失敗の大切さを知らない人は、人の気持ちを理解することができないでしょうし、きっと利己主義な人。

 沢山失敗して、人が辛い時や苦しい時にその人の気持ちを我が事のように理解できる人のほうが人間としては魅力があり、生きることの深みを噛み締められているのだと私は思っています。

が、しかし、、

 その失敗の先にあるものこそが〘我慢〙であり、沢山失敗しなくては、「行くときは行く、待つときは待つ」の判断ができませんし、その待つための〘我慢〙が出来るようになるには長い年月が必要です。

 そして絶対に勘違いしてはいけないこと。それは〘我慢〙が退屈で辛いということではないということ。

 ここの気づきがとても私には大切なポイントでした。

 退屈で辛いというイメージで〘我慢〙をしたのではなく、〘我慢〙をするからこそ、しなくてはいけない本当の決断や、見えなかった新しいアイディアが見えるようになったりして、とても楽しい〘我慢〙を私は少しだけできるようになりました。

 何かの出来事により〘我慢〙を強いられることになった時に、退屈で辛いイメージでなく、自分なりに楽しんで、自分の成長することができるために〘我慢〙は必要なことなんだと、明るく考えられるようになれば人生が間違いなく豊かになる。

 コツコツやってきたこと、長く続けられたことに本当の価値がある。

 スポーツでも、お仕事でも、人間関係でも、健康も、何でも時間をかけなくては得られないものばかり。

 時間を費やさなくては意味のあるものにならないのに、直ぐに結果を欲しがって失敗してしまう。

 やったことを意味のある事にするために、時間を費やすための〘我慢〙をどう考えるのか?それがどれほど大切なことなのかは計り知れません。

 そのために必要な〘我慢〙を楽しいイメージにすることの大切さが今年はしっかりと勉強することができました。

 日常の中で辛いなと思うことは誰だってあるし、生きていくということは大変なことです。

 だから、〘我慢〙を敢えて楽しむことは人生を上手に生きていくためには必要だということを、これからいつでも、何かある度に直ぐに思い出せるように自分を律していきたいと思います。


  今年も皆様どうもありがとうございました。

 皆様にお会いして、レッスンをさせて頂けている時間は私にとってはとても有意義な大切な時間です。

 本当に成長したくて、自分を変えたくて、良い時間を過ごせるようにゴルフが上手く成りたいからレッスンにお越し頂いている。

 そんな強い思いに応えられるように、日々レッスンのために必要な体力や気力を維持することを最優先に1年を過ごしてきました。


 私にとって日々のレッスンは、私の全てであり、皆様の希望や夢を叶えて頂くためにはもっと自分を鍛えないといけないと、いつも自分に言い聞かせています。

 人に何かを言う前に、まずは自分を鍛え上げること。

 それが私のマイルール。

 皆様にもっといいレッスンが出来るように出来る限りの努力を続けて行きますので、来年も何卒よろしくお願い致します。

〘皆様の人生が温かい優しさで溢れる日々になりますように〙


 公益社団法人日本プロゴルフ協会所属
            吉田誠吾
 
2024年12月30日 16:43

ジユウ

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  何にも束縛されないで

  思いつくままに動いて

  イメージしたものを全てを
   使って表現できる枠組み

    それを自由と言いう


   生きる命のエネルギーを
    極限まで
    高めて

   その全てのエネルギーを
    解き放ち
    命そのものを
    輝かすことができる

   それが自由のチカラ

     もし、、


    生活の中に
    自由なんて
    私には無いわ、、、

     って思っている
       のなら
      そういう人は
       考え方を変えるだけで
        自由を手に入れられる


    考え方が上手くなる
     ということは
    考え方を変えるだけ
      だから
       誰にでもできる

      せっかく生まれてきたのに
      自由を楽しまなくては
      凄く勿体ない

     生きることを楽しむことは
     誰にでもある権利で
     誰もが自由になれる

     自由を理解して
     自由を味方にすればいい

     ココロの有り様で、、


     じゃあ
    

      自由になる
      練習をしよう



      頭の中で
     見渡すかぎりの大草原
      を想像してみて

      黄色
      青色
      紫色
      赤色
      水色
      白いお花

     色んなお花を
    見渡すかぎりの大草原に
     咲かしてみてくれる?

     見上げる空には
       白銀の鱗の
        優しい目をした
          巨大な龍が
     フサフサした白い
      毛をなびかせながら
       空をゆっくり泳いでいて
        あなたを見守っている

       それで
      色とりどりのお花畑の
        真ん中に
        木の小屋を
        イメージで
          建ててみて

      木の小屋の中の
       テーブルの上には
       焼きたてのパンと
      温かいコーンスープ
        そして
      透き通るような
      綺麗なガラスのコップに
      美味しい大自然の清流の
      お水が注がれている

     木の小屋の中には
      暖炉もあるし
    いい感じの
     ハンモックもある

     目を閉じる度にその風景のなかに
      自分が浸ることが
        いつでもできる


        どう?

       ちゃんと想像できた?

       もちろん
       もっと楽しいことを
       想像できるなら
       いっぱい
       想像してみて

        何を想像するかは


        いつもあなたの
              自由

      誰にも自由に想像することの
        邪魔はできない
        ということを
         ちゃんと
        改めて理解すること

         逆に
      自由に想像することが
       いつでもできるのに
        それを
       邪魔しているのは
         誰なの?

         他の誰か?
         それとも自分?

        人は一日に
        1万から6万回もの思考を
        巡らせていて
       ケンブリッジカレッジの
       サハキアン教授によると
        3.5万回もの
        比較と検討の
        決断をしている
        と論文で発表している、、




     どうせそれだけの考え事を
       してしまうのだから

         嫌なこと
         暗いこと
         悲しいこと

       なんて考えないで

         楽しいことを
         考えたほうが
         良いに決まってる


      楽しいことを考える

       楽しくないことを考える


     どうせ同じ
       時間を
       人生を
       過ごすなら
      楽しいことを考えた
         ほうが
          良いでしょ?

     そのことを決める権利が
     あるのは自分だということを
      忘れないで

     あなたの世界は
     あなたが作る
   あなたの世界の中では
    あなたは自由
     目を閉じれば
       楽しい世界に
         いつだっていける

       どうしても
      ネガティブ思考の
        癖がついちゃった

        そんな
       人生を大損しているような
        勿体ない人は

      ココロの中で
       こう唱えてみて

        ±<↦‰∉♦◣
       明日はどうなるか
      誰にも分からないんだから

       どうせ同じ時間を
       過ごすなら
       楽しいことを
       考えよう

         大丈夫
         大丈夫

        なんとかなるから
         大丈夫

        私は
        楽しくて明るい
        ことしか見えない
        ようになるんだ

       お金とか
       名誉とか
       地位とか

        運が良いかどうか
       どうかだけで    
        決まってしまう
       だけのことは関係なく

        生きていることを
        シンプルに味わおう

        考え方が
        上手くなるだけで
        この世はパラダイス

       考え方が上手い人に
        なるんだ

      大丈夫なんとかなる
      きっと明日は
       良い日になるよ

     、、って何かある度に
       この言葉を思い出して

      何度も何度も
      嫌なことがあったり
      自分のココロの中が
       暗くなったら
      とにかく
       楽しいことを
       想像する

      とにかく楽しいことを!

      案ずること無かれ

      この世は間違いなく
      温かい世界が
      広がっている

        冷たい影や
        寂しい雨も

       温かい世界にも
       存在はしているけども

      温かい場所に行って
      温かいココロの側に
      行って
       楽しいことを
       考える!

       神様
        仏様
         八百万のかみさま

        は本当に居るのか?

        目を閉じてみて

      誰かに優しい言葉を
      かけられて
      涙が出た時のことを

      自分のことを
      後回しにしてでも
         命をかけて
         人の為に
        成し遂げようとする
          人達のことを


        目を閉じて
        ココロから
        ありがとう
        と言ってみて

     その温かい気持ちの
        中に
          存在するもの

       言葉に言い表せない程の
        愛おしさ
         畏敬の念を

       人々は神様
        仏様
         八百万のかみさま
        として
       自分の世界に
      イメージし続けたのだから

       居るか居ないか
          なんて、、、

       ココロの中には
       確かに居続けてきた
         ということ
         にならないだろうか?

        何を信じればいい?

        何も信じられない?

          ううん

         目を閉じた
         自分の世界のに

       自分が信じられる
       自分を作り上げる
        こと

      自分を信じることは
      信じられるようになることは
       そんなに簡単じゃないけど

       自分を信じられなくて
       何を信じるというの?

      人からどう思われる?

     人が決めた世界の中で
     人が決めた点数が取りたい?

     そんなのどうだって
      いいよね

      先ずは自分を信じられる
       ようになること

       自分以外の
        他の人は少しも全く
         関係ない


         ココロの中は
          ジユウ

          ココロ中に
         自分の美しい世界
          を作りあげて

         その世界に
       自分が信じられる自分を
        住まわせる

       あなたの世界は
       誰にも邪魔は出来ない

       ジユウを楽しもう

       私は
       自分を信じている人を
        信じていたい

      皆のイメージした
      温かい世界が
        いつか
         全て繋がる時が来る

         私の
        ココロの中の世界は
         そういう世界

         私の世界は
         皆のイメージした
          ジユウで
        温かさに包まれた
           世界
2024年11月25日 06:17

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