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結局、フェアウェイウッドとユーティリティって何を選べばいいの!?part3

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  フェアウェイウッドとユーティリティを選ぶのが難しい、3つ目の理由。

  それは、ゴルフクラブの試打テストする環境が整っているプロゴルファーでさえも、なかなか替えられないのがフェアウェイウッドとユーティリティだから、、、です。

  どういうことかというと、フェアウェイウッドやユーティリティは、14本の中では楽に飛んで、傾斜地からも打ちやすくて、球筋が上がりやすくて、ドローやフェードを打ち分けやすいことが求められます。

  この4拍子条件が揃ったフェアウェイウッドやユーティリティを選ぶということは本当に手間がかかり、難しいのです。

  アマチュアの方達のなかでは、ドローやフェードを打ち分ける必要がないと言う方もいるでしょうが、それても、飛んで、傾斜地から打ちやすくて、球筋が上がりやすいフェアウェイウッドやユーティリティでなくてはいけません。

  一流プロゴルファー達のクラブセッティングをみてみると、フェアウェイウッドやユーティリティだけ契約外のメーカーのものを使っていたり、契約しているメーカーのものだけど昔のモデルを使用しいる選手が大多数です。

  なので、選手はメーカーに対して、14本のうち11本だけ契約したりして、残りの3本は使い慣れた別のメーカーのものを使い続けるということをしています。

  メーカー側も、フェアウェイウッドやユーティリティに関しては、どれだけ開発を進めても、選手の好みで使い慣れたクラブには勝てないということを重々承知していますので、14本全て契約しなくてもオッケーにしています。

  ただ、超一流選手達には膨大な契約金を払っていますので、なるべく自社のものを使って欲しいと要望はするようですが、それでも替えない超一流選手もいるわけです。

  ちなみに簡単に例を上げると、松山英樹選手は、ダンロップ社スリクソンと契約していますが、フェアウェイウッドに関してはテーラーメイド社とコブラ社のものを使用。

 タイガーウッズ選手は、5番ウッドだけテーラーメイドのM3という2018年モデルを使用。

 今平周吾選手は、ヤマハ社と契約していますが、フェアウェイウッド2本をコブラ社のもので、ユーティリティは学生の時からタイトリスト社の910Hを使用。ちなみにタイトリスト910Hは2011年モデルなので約13年使用していることになります、、

 堀川未来夢選手は、ブリジストン社と契約していますが、フェアウェイウッド2本をテーラーメイドのM4を使用。


  とこれはあくまでも一例ですが、成績の安定を求めてフェアウェイウッドやユーティリティをあえて替えないプロゴルファーが現実として多いのです。

それは何故か?

 ほとんどの人が言わないその理由。でも敢えて私がその理由を説明していくことにします。

 実は、ユーティリティとフェアウェイウッドの性能は進化しにくく、3番ウッドに関していうとティアップせずに地面からボールを打つことに対して、43インチの長さで、ロフト15度のスペックそのものが、人間の能力の限界をギリギリだと言われています。やはり、3番ウッドはある程度のヘッドスピードが無ければ完全に打ちこなすことは難しいのです。

 だから、3番ウッドが全く打てないという人が多いわけです。

 メーカーとしても3番ウッドの距離を伸ばすために、標準の43インチから少し長くしてみたり、15度を14.5度にしてみたりしても打ちこなせる人がほとんどいない。

 簡単に打てるようにヘッドを大きくしたり、新しいハイテク素材を使ってみたりしても、結局、傾斜地から打つ時に打ちづらくて、元の設計デザインに戻してしまう。

 そういう理由でドライバーは大きくなって来たのに、フェアウェイウッドとユーティリティは大きくなって来ていないわけです。

 今までにもヘッドが大きめのフェアウェイウッドは開発されてはきましたが、プロゴルファーが誰も使わない。大きめのヘッドでは、傾斜地からボールのコントロールが出来ないからです。

 じゃあ、フェアウェイウッドとユーティリティは進化してきていないのかというとそうではなく、実験室のデータの中では確実に少しずつ進化してきています。

 実験室のなかで進化しているフェアウェイウッドとユーティリティを、実戦のコースに持っていくとどうなるかというと?

 地面がフラットで条件の良い所で飛距離のデータが抜群に良いことは間違いないのですが、傾斜地からナイスショットを打つには、色々なスイング軌道で打ち分けることが求められるので、傾斜地だと思ってもない方向に大きく飛んで行ってしまうことになるのです。

 プロゴルファーや競技ゴルフ上級者の場合、どれだけ飛距離が飛んでも、実戦ではイメージした弾道で飛ばなければ、そのクラブは使いません。

 なので、アイアンと同じように一度慣れてしまうと替えられなくなってしまうのが、フェアウェイウッドとユーティリティなのです。

 もちろんその人のスイングタイプや性格、ゴルフ環境にもよりますが、フェアウェイウッドとユーティリティだけは、なかなか替えられないというプロゴルファーが多いのです。

 ちなみに、最近までの私のフェアウェイウッドは、、ずっとキャロウェイの初代ローグでした。それから、何十本と試しに試して、替えられそうなモデルがピンのg430MAXか、テーラーメイドのQI10です。コースの色々な傾斜地からイメージ通りの球筋が打てるので、後はシャフト選びに奔走中です、、
本当は、キャロウェイ初代ローグのフェアウェイウッドのままでも良かったのですが、仕事柄新しいモノも試してみなくてはいけないという理由で試しているだけなのです。

 シャフト選びも、、、難しい、、でもシャフト選びのことはまた別の機会ということにします。

 めちゃくちゃ飛ぶフェアウェイウッドは沢山ありましたが、傾斜地から打ちやすく無ければ意味は無いんです!

 だから、各メーカーのクラブ開発の人達もプロゴルファーの意見を多く取り入れているはずなのに、モデルチェンジの度に物凄い打ちやくすることが出来ずに苦労しています。

  じゃあ、私達、ゴルファーはフェアウェイウッドとユーティリティをどう考えて選べばいいのでしょうか?

 何千種類とある過去のモデル全てから選ぶには、とてつもない労力と時間を要します。だから、選ぶためのルールと考え方が大切になってくるわけですが、もしよければ参考にしていただけたらと思います。

 次はこのテーマのまとめになります。

→→つづく←←
2024年09月26日 17:28

松山英樹選手パリオリンピック銅メダル獲得おめでとう!

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 2024年パリオリンピックゴルフ競技で松山英樹選手が念願の銅メダルを獲得しました。

 4日目の最終日、金メダルのスコッティシェフラー選手、銀メダルのフリートウッド選手、ジョンラーム選手、ローリマキロイ選手、ザンターシャウフェレ選手、トムキム選手と名だたるビッグネームの選手達の戦いが映像に流れたので、ここ最近のゴルフの試合の中でも歴史に残るような戦いだったのではないでしょうか?

 試合会場のゴルフナショナルは、2018年のライダーカップの試合会場でもあり、ベルサイユ宮殿の側のゴルフ場です。

 まわりに建物が無く、開けた土地なので、風が吹き始めるとコース全体に強く影響し、最高難易度のコースへと変貌します。

 ゴルフナショナルは池のあるリンクスコースなので、海外のリンクスコースを多く経験した者でしか決勝に残れないコース。なので、日本人としては松山英樹選手以外の選手にとっては、難しすぎるコースでした。

 ドライバーも池の横の狭いフェアウェイをピンポイントで狙わなくてはいけないくて、グリーン横にはいつも池がある。

 やはり、1流選手のなかで戦うためには、飛んで曲がらないドライバーと、常に1ピン以内を狙えるアイアンの精度が大前提。

 1流選手とそうでない選手を比較すると、体幹の強さ、スイングリズムのレベルの高さ、強烈なメンタルが全く違います。

特に体幹の筋力の強さ。

腕、脚の筋肉は柔らかく、体幹が強い体。

 このような体を作り上げるためには、普通のトレーニングだけでは無理です。

 骨格筋を単純に鍛えるのではなく、スイングのしやすさを残しながら、脳と筋肉の連携を鍛えていくファンクショナルトレーニングというジャンルのトレーニングをしなくては、1流選手のような体には成りません。

 私はコーチとしてこのファンクショナルトレーニングも勉強していて、単純に筋肉を付けるだけだとゴルフスイングが駄目になってしまうことを理解しています。

 今の時代は、脳と筋肉の連携を如何に強くしていくのか?というトレーニングをすることが大前提で、下手にいらない筋肉を付けるぐらいなら、簡単ないくつかのスクワットトレーニングと軽いジョギングをしたほうがゴルフに於いては、まだましだということが分かってきています。

 トレーニングをした後に、スイングがしにくい。もしそうであれば、そのトレーニングはゴルフには合っていないということになります。

 昔ながらの考えでいて、ゴルフの為にトレーニングを頑張っている人は、1流選手が滑らかにスイングをしていることは、多くの工夫がされているということを理解しなくてはいけません。

 今回の松山英樹選手の体のコンデショニングは究極的に仕上がっていました。練習だけなくコンデショニングに力を入れていたことが、今回の銅メダルに繋がったのだと私は感じました。本気でメダルを取りに来ていたということですね。

 今回の松山英樹選手の銅メダルは、未来の日本ゴルフにとってはかなり大きい功績といえるでしょう。

 松山英樹選手は、言葉に言い表せない強さをもっていて、スイングの美しさや、飛距離だけではない、何か違う要素を兼ね備えています。

 この言葉に言い表せない何かを、私はコーチして研究し、その研究を今後のゴルフレッスンに活かしていこうと思っています。

 軽やかで力強いリズム感。それを4日間続ける集中力と気力、、、人知を超える、超能力、、

 スイングを綺麗にとか、飛距離アップとかそんな単純なものでは無い要素。

 松山英樹選手、本当に、本当におめでとうございました!!

 あなたは日本人の誇りです!
2024年08月05日 06:54

最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part2

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 最近のゴルフクラブって何がいいんですか?

と、問われて私が答えるならどう答えるか?

 それは、今、使用しているクラブをどう思っていて、次に使うクラブに何を期待しているのか?を具体的に決めていないと答えられない。

というのが本当の本音です。

 これを決めなくて、クラブ選びを拘ってしまうと、、ほとんどが失敗してしまいます。

 最初のうちはクラブを買い換えることにワクワクして、どれがいいんだろと選ぶことがとても楽しいのですが、2つめ、3つめ、4つめとコースで試すうちに、選び疲れてきて、もうどれでもいいから自分にとって早く打ちやすいものが見つかってくれ!と嫌になってきてしまう。

何故?嫌になってくるのか?

それは買い替える費用がとてもかかるからです。

 それで、そこそこ打ちやすいものが見つかれば、妥協してそれに落ち着こうとなり、本当の本当は前使っていたクラブほうが打ちやすかったのに、せっかくお金をかけたのだから前のクラブに戻れない、、

 実際に、クラブ選びの費用に一切の妥協をしないで糸目をつけずに選んでみると、、驚くほど費用がかかることになります。

 最新クラブを手当たり次第に選んで打ってみて、本当に心から打ちやすいものを選ぶとなると、ロフト選び、シャフト選びも関係してきて、物凄い数のクラブを試さないといけなくなる。

 だから、今の時代はクラブフィッティングというシステムが出来上がっているわけですが、
そのクラブフィッティングも完璧なシステムではありません。

 何故完璧なシステムでないのか?と言えるのかというと、冒頭でお話しした、

 [今、使用しているクラブをどう思っていて、次に使うクラブに何を期待しているのか?]

ということが、選ぶ本人に無ければ決めきれないからです。

何故?決めきれないのか?というと、、、

最近のどのメーカーも、そこそこ良いからです。

 そこそこ良いけど、飛び抜けて良いものは中々見つからない、、

だから、選びきれない、、、

 その証拠に、ユーチューブでクラブの試打を沢山しているチャンネルの人達の中でもでも、飛び抜けてこのクラブが良い!!って言ってる人はほとんどいません。

 クラブの試打を沢山しているユーチューブといえば、しだるTVの石井良介さん。

 その石井良介さんでも、日本の中でほぼ全てのクラブを打っているのに、これだ!と決めきれずに複数ドライバーを所有している始末。

 それでもって、クラブを選んだ後に、カスタムシャフト選びもユーチューブのチャンネル外でコツコツ続けているようです。
 クラブの製作されるにあたっての性能の個体差もあるとチャンネル内で発言もしている、、個体差まで気にして選ぶとなると、、、

 トラックマンの飛距離を見ていても飛距離は変わらないし、飛距離以外の要素で選ぶ時代になって来ているのですが、その話しはまた後で、、




 だから、きちんとした買い換えるためのコンセプトが無ければ、選ぶ方も選ばれる方も、どれもそこそこ良いからグダグダになって、何となくデータが良かったものをおすすめしますとなるのです。

これが、本当のゴルフクラブ界の現実なのです。

 この現実をあまりに公に話してしまうと、新製品の購買意欲が湧かなくなるので、マーケット戦略的にメーカー内ではこの現実をベールに包んでしまっている。

 消費者がいないと経済は回りませんから、これは仕方の無い話しです。

で、これがプロゴルファーの場合どうなるのか?というと、

先ずは自分の打ちたいイメージ通りの球筋に打てるのか?

 凄い飛ぶけど、凄い打感がいいけど、たまに自分の想定してないミスが突調子に出ることが無いか?

 構えたときのクラブヘッドの感じが好きか?
(ゴルフ業界ではこのことを顔がいい!と表現します)

 ということを、試打室だけでは分からないため、実践のゴルフコースで試してテストするのです。

 テストして駄目なら、なんの躊躇もなく元のクラブに戻す。

仕事がゴルフでない限り、こんなこと出来ませんよね。

買ってしまったら使いたい!それが人情。

 でも良くなければ元に戻すのがプロゴルファーのクラブ選びの鉄則。

 だから、アマチュアゴルファーは、きちんと買い換える目的のコンセプトを持たずにクラブを安易に買うと痛い目に合うのです。

 分かりやすく例えるならば、松山英樹選手がダンロップのスリクソンと契約しているなかで、数年前まではドライバーは違うメーカーをずっと試していたということが、如何にクラブ選びが難しいのか?ということを物語っています。

 今平周吾選手なんかは、2015年に発売されたヤマハRMX116ドライバーを約8年間替えませんでした。8年間、ヤマハのメーカーの人が全力で提供してきたにもかかわらず、、です。

 ブリジストン契約の堀川未来夢選手も同じドライバーを4年間使い続けてきて、今年替えた!と話題になるも、2024年初戦で使っていたのは、キャロウェイ社のドライバー、、、パラダイムトリブルダイヤ。これにはとても驚きました。ブリジストンの看板を背負っている堀川未来夢選手も、選手としての成績は背に腹は代えられないわけです。


 慣れたクラブを替えるということは、これほどまでに難しいのに、何となく替えてみようとお店に寄って、どれがいいですか?とひょいと試打しても、選びきれる訳がありません。

 初心者のゴルファーや、何を試して打ってみても違いが分からない人は、先ずは評判のいい、口コミのいい中古のクラブを買って、違いが分かるレベルになってから、拘って選んでみるほうが賢いのかもしれません。

でも、、新しいモノが、、、ほしい、、

 という人の為に、ゴルフクラブを選ぶためのコツをお話ししていこうと思います。

 ただーし!本当はきちんと練習していて、ある程度は、少しはクラブヘッドの芯に当てられることが大前提ですが、今回はこのことは敢えて、、言わないことにします!

 基本が出来ていないの、、、んーーん、今回はこれは無し!


本当はきちんとスイングを、、


 駄目駄目、スイングの話しになると話しが逸れていくので我慢、我慢。

では、説明していきます。

→→つづく←←

 
2024年07月26日 06:44

たくさん練習しても思った通りのスイングにならないのは何故!?part10

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 ゴルフ練習場に来た時に、怪我をしていたり、酷く疲れていたり、体調が良くない場合どうすればいいのでしょうか?

辞めて帰る?

無理していつも通りに練習する?

そもそも体調が良くないなら練習をしない?

どうすればいいのか?

 せっかく練習できる時間があるのなら、やっぱり練習はしなくてはいけません。

 無理して体調が悪化するのは良くありませんが、全く練習しないというのは、逆に自分の弱さに負けているということなので、練習は何らかの形でしなくてはいけません。

 あっ、今日は疲れているからやめやめ。また来週。では、ただ練習しない人になるだけです。それでは上達しません。

 軽い運動をすることは、リフレッシュにもなりますし、かえって疲れも取れます。

 日々の生活の中で、軽い運動はしなくてはいけませんし、運動をしない人は健康ではいられません。

 逆に軽い運動を通り越して、ムキになって怪我を悪化させたり、スイングを壊してしまうのなら、練習よりも散歩だったり、トレーニングジムに行って軽い運動をしたほうがよっぽどマシです。

 練習をして悪化させるなんてありえません。練習というものは成長するためにするもの。

要は無理をして悪化させないことが大切なのです。

 ゴルフ練習場に来た時に、体調が良くない時場合はその体調に合わせた練習をしなくてはいけません。

これが本当に難しい。

 何故なら、練習場に来て練習をする!ということ自体、無理をしてでも頑張るぞ!という気持ちで、モチベーションで来ているからです。

 打ち始めると、だんだんムキになって軽く打ち続けようと思っても、チカラ任せのスイングになって、色々なものを壊していく。

そして、練習しないほうが良かったとなってしまう。

 頑張ろうとする気持ちが調子を壊すことになるなんて、考えてみたこともない。練習することは絶対に大事。練習が裏切ることなんて有るわけ無いと、練習を信じたとしても、、、

 間違えて練習したとするなら、練習に裏切られることでしょう。

 練習は大切。練習はしなくては上手くなりません。でも、チカラ任せのスイングで練習する意味は無い。


 ここで補足しておくと、アマチュアの皆さんは無理をする必要はありません。ゴルフで生活をしているわけではありませんし、無理をしなくたって上達などできるからです。でも、チカラ任せの練習は駄目!

 腰が痛い、膝が痛い、体が酷く疲れている時に、ムキになって練習して、怪我を悪化させたり、疲れを溜めてしまったりすることに意味があると思いますか?

良く考えてみてください。

 無理やり練習して、無理やり調子を上げて、もっと腰が痛くなった、膝が痛くなった、疲れが余計に溜まったとしたら、なんのために練習をしたのか?ということになりますよね。

 練習して酷くなるということは、その練習は意味は無いということになる。

でも、練習はしなくては上手くならない。

 打ち始めるとチカラ任せのスイング練習を繰り返して、挙句の果てに無理も出来ないぐらいひどくなって、練習が出来なくなる。

 これは、実はプロゴルファーの世界でも起こっていて、頑張り方、頑張る方向を間違えて、頑張れば頑張るほど酷くなって引退となるケースもあり、とても難しい問題となります。

 間違えた方へ進んでいたとしても、やり切ろうとしてしまう。本来は、頑張り方を見直すしかないのに、引き下がることができなくなる。

 例えるならば、せっかく買ったものだから捨てられない。ずっと残しておこうとする。

 そして、散らかってしまう。

 買ったものでも使わないものであったり、自分に合わないのでしたら捨てる。その繰り返しをしているうちに、余計なものを買わなくなる。本当に必要なものだけを買えるようにならなくてはいけない。

 そのためには、必要でないもの、必要なものを見極めるセンスがいる。

 いらないものを捨てられない人と、合わない練習ドリルを止められない人。

どんどん散らかって片付けられなくなる、、

 せっかく練習してきたことなのだから、自分に合わない練習でもやり続ける?

その挙げ句、頭の中が散らかっていく、、


 やろうと決めたことを途中で撤退して、基礎に立ち返ることは時として大切です。合わなければ辞める。合わなければ捨てる。

 損切りの世界、そう「断捨離」。

 そもそも、合わないものを買わなければいいわけで、それと同じことで、練習内容も余計なことをしないで、慎重に決めていくことが大切。

 だから、自分の体調を見極めて、無理のない自分にとって必要な練習をしなくては、壊すし散らすしで、二重苦の負のスパイラルに陥ってしまうのです。

 ずっと片付けたままにできる人と、余計な練習をしない人は同じセンスが必要です。
 
 どうですか?実践できますか?

 きちんと片付けたままにすることできますか?

 忙しいから、疲れてるから、捨てられないから、、
 たまには散らかる?

 練習も頭の中を散らかさないようにするには同じことなのです。

 もし、練習場に来た時に体調が良くないのでしたら、軽い基礎練習をして、体調を悪化させないことが最優先となります。

 やはり、ここで質の高い基礎練習を知らなくてはいけないとなりますね。このことも、この私のブログで今までに書いてきたことです。
 読んだことがない人は、私のブログのバックナンバーを遡って是非とも読んでみてください。

 どんなスポーツでも、質の高い基礎練習というものは、競技レベルが上がれば上がるほど大切になってくるものです。

 質の高い基礎練習を知ることが出来たのなら上級者。

 そのためには多くの経験が必用となる。ゴルフではなく、あなたの仕事、やってきたスポーツや習い事で考えてみると分かるかと思います。

 体調が良くない時には、無理の無い、体調を悪化させ無い質の高い基礎練習しかしてはいけないからです。

 どんなジャンルの世界でも、そのジャンルを極めた者だけが知っている基礎の大切さ、凄さ。

 時間軸が長くなればなるほど、基礎のクオリティで成長するかどうかが決まる。基礎のクオリティが低ければ、成長は止まり、止まったところから、なだらかに実力落ちていく。

 結局、詰まる所、最後の最後は基礎のクオリティで全てが決まっているという事実、、、

この現実と向き合うことができるか?

なかなかできる人は限られてくる。

 私のレッスンに来できる競技ゴルフを真剣に取り組んでいる人で次のようなドリルを数週間してもらうことがあります。

 それはポールの距離を落としてコントロールする練習ドリルです。

 色々なことが身について来た時に、その色々なことが頭に落とし込むまで、距離を落として頭の中を整理するためにするドリルなのですが、これが、最初は皆、中々できない。

 例えば、ドライバーが230ヤード飛ばせる人でも、150ヤードまでの距離でこのドリルをしてください。次まで、ラウンド以外は絶対に150ヤード以上練習しないようにしてください。

 と言って150ヤードまでの練習ができる人はほとんどいません。

 次に会ってレッスンしていると、150ヤード以上無意識に飛ばしてしまっているのです。

 もちろんこんなドリルは数週間しかしないわけですが、ほとんどの人がその数週間さえも我慢できない。

 その我慢できないところに、2つ目の理由である体調によって、軽い練習にしたり、しっかり練習したりという、練習のメリハリのコントロールができない原因があると言えるのです。

 軽く練習すると決めても、気がつくと思い切りクラブを振ってしまっている。何故かというと、実戦で役に立つ練習はどういうものか?それを知るためのトライアンドエラーを経験してきてないからです。

練習してゴルフ場で練習したことをやる。

その繰り返し。

 そして、ゴルフ場でできることを確実に練習できる人は短期間でいいスコアでプレーできることになります。

 信じられないかもしれませんが、全国区でみると1、2年でスコア80を切る人もいるのです。

 そういう人は、ゴルフコースのための練習方法を自分で確立するのが上手い人。

 悩みすぎないでOBにならずに前に進むだけ、あとはアプローチとパターとバンカーを練習するだけ。

 自分のスイングを綺麗にしたいとか全く無くて、スコアメークが上手い。

 余計なドリルは一切しない、、

 そういう人が私のレッスンに来たことはたくさんあります。

「ここまで上手くなれたけど、もう少し上手くしてもらえませんか?」

 そう言って、私のプロゴルファーとして、コーチとしての経験を買っていただいて、コーチとして仕事をさせてくれる。

 そういうゴルファーはとてもスマートでカッコいいですよね。

体調によって無理のない練習をするためには、

質の高い基礎練習を学んでいることと、

ゴルフ場のために練習をするマインドを持っていること。

が大切です。

 
   どうでしょうか?


これでこのテーマを終わりにしようと思いますが、今回のテーマは上達するためには、とても大切なことを説明してきました。

骨格なりのスイングにしかならないこと、
過度にスイングを自己分析しすぎないこと、
体調に合わせた正しい練習をすることを、
きちんと受け入れて理解してから日々のゴルフ練習を楽しんでください。


 プロゴルファーの場合は、、去年2023年の11月に書いた、プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?できちんと書いていますので、忘れてしまった人、まだ見ていない人は読み直してみるのもいいかもしれませんね。

 プロゴルファーの場合とアマチュアゴルファーの場合とでは、私はプロコーチとしてきちんと分けて考えていますので、もし私のレッスンを受けてみたいという人は、その点ではご安心ください。

 もし私のレッスンを受けたいという人は、きちんとレッスンを受ける気持ちのある人を、私はお待ちしております。

 このようなブログを書き続けている理由の一つとして、こういうコーチにレッスンを受けるかどうかの判断材料としていただくために、私の自己紹介の1つとして書いています。

 レッスンに通っていただく方には、私は一切の手を抜きませんし、その人の目的、目標に合わせて、最後どのように楽しむのか?を見据えて落とし所まできちんと最短で導きます。

 既に通って頂いている方達なら理解して頂いていることとは思いますが、1人1人に合わせて、無理のないペースできちんとレッスンを進めていきます。

 ですが、ゴルフは難しいスポーツです。練習はしないと上手くはなりません。

 そのことを理解して、きちんとレッスンを受けて、レッスンの復習練習ができる人でないとレッスンを受ける意味は薄くなってしまいます。

 プロゴルファーからアマチュアまでレッスンをしているプロコーチのレッスンを受けたい方は、一度ご相談ください。

皆様の上達を切に願っております。

→→おわり←←
2024年05月01日 06:58

素振りのヘッドスピード記録更新!?

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 皆さん、暖かい春ゴルフに向けて練習はしていますか?

 冬は寒くて振れないし、冬のゴルフ場はいいスコアが出にくいから、冬は練習控えめ、、というのも一つの考え。

 趣味で楽しくゴルフをしている人は、春と初夏と秋にゴルフをすることが、無理なく長くゴルフを楽しめるということは間違い無いこと。寒い冬は練習が控えめになっている人はエンジョイ派の人ならオッケー。

 競技ゴルフの人、上級者を目指している人、ゴルフを自分なりに極めたい!人は冬は基礎練習、基礎体力をつける時期。

 いきなり春ですよ、最高気温が20度を超えますよと天気予報で流れたとしても、きちんと基礎練習をしていないと、基礎が出来ていないスイングで、間違えたまま、春の暖かい気候にのぼせて振ってしまっても、一所懸命練習しても練習が終わる時にどうなっているのかは?目に見えていますよね?

 毎年、毎年、春が来るたびに、気温が暖かくなるに連れてスコアが良くなる、飛距離も自然と出るという人は、正しくゴルフの練習を出来ている人とも言えますね。

 今からでも遅くない!春に向けて基礎練習をきっちりとすることがとても大切です。


 とは言いながらも、、今年の冬は、私、370ヤードを目指して練習している、いち草ドラコンゴルファーとして、ヘッドスピードを上げる練習を日々のレッスンの仕事の合間に、コツコツしているなかで、、念願のヘッドスピード60超えを達成できました。
 ボールを打った時のヘッドスピードではなく、あくまでも素振りだけのヘッドスピードなのですが、コツを掴んで61m/sがようやく出せるようになりました。

 色々なヘッドスピードの出し方の技術があるのですが、人によって体の使い方、筋肉の使う場所が違うので、安定してヘッドスピードを上げる方法は一言では説明できません。
 絶対に飛ぶようになるユーチューブレッスン!!ってありますか?試したことありますか?

 無いですよね、、

 実は、私からすると、その人の体格、筋力、スイングの癖、性格、やってきたスポーツ経験等、話し込みをしてその人のことを理解しなくては、ヘッドスピードを大きく上げることは出来ないと考えています。

 後は、ヘッドスピードを上げるための本格的な練習をすれば、数日は筋肉痛になりますし、体が痛くなったりしたらそのことのケアもしなくてはいけません。

 ヘッドスピードを上げて、飛距離アップをするということは、努力が必要ですし、その努力をサポートするのが飛距離アップのレッスンの本質なのです。

 楽に飛距離アップなんて、ある程度練習しているゴルファーであれば、そんな甘っちょろい話しなんてあるわけ無いのです。

 ゴルフはスポーツです。ヘッドスピードを上げるということは、スポーツを頑張る!ということ。

 飛距離アップを目的にゴルフクラブを買うのなら、その前にヘッドスピードを上げなくてはお金が勿体ない、、

 そう思いませんか?


 スコアメークはある程度の飛距離があれば、アプローチとパターとコースマネージメントでいくらでもできます。そっちのレッスンなら私は得意中の得意。おまかせください。
 
 ドラコンの練習をしてはいるものの、スコアメークをしなさいと言われれば、私はいつでもスコアメークはできます。何故なら、試合での経験が豊富に有るからです。

 ゴルフの本質はスコア!!それは絶対的なこと。

 でも、370ヤード飛ばしたことが無い、、レベルの高いドラコンのレッスンスキルも上げたい!!そのためにドラコンの技術も研究しているというのが、私が飛距離アップをまだしたいという理由の1つなのです。

  実は、昔、私のブログで書いたことがありますが、ドラコン競技はまずは、ヘッドスピードを上げる切ることが基本となります。

 ヘッドスピードが出せないのに、ボールを打っても仕方ないよねというのが、ドラコン競技の世界。

 だから、とにかく素振りを速く振れるようにする練習をするのです。

 これが、意外と難しい。

 ヘッドスピードの出し方は、アマチュアの皆さんが思っている以上に何通りもあります。

 その体の使い方、スイング技術、ドライバーの選び方の組み合わせ方は人それぞれであり、私はそのこともプロコーチとして研究しています。

 私が自分で、草ドラコン競技をしているのは、色々な人に飛ばしをレッスンする時に、飛ばしたい人の気持ちを忘れないためなのと、
飛ばしのレッスンのレベルを上げたいためにしているのです。


 ヘッドスピードの限界を超すためには、筋力だけでなく、ヘッドスピードを出すためのコツやアイディアが必用なのですが、それがとても奥が深い。

 ヘッドスピード64m/sが出るまで、素振りをしまくるぞぉーー!!と思う今日このごろでした、、

 でも、やっぱりゴルフはスコア。トータルバランスが大切なスポーツ。

 飛距離アップはスコアメークの手段の1つにしかすぎないことは、皆さん忘れないように、、してください。

 
 

 

 
2024年02月25日 17:09

意識や行動を変えることからスコアを良くする!?part5

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     結果の出るようになるためには?


  そのためにどんな人とコミュニケーションを取らなくてはいけないのか?

  プライベートで上手く行かない、仕事で上手く行かない、スポーツで上手くいかない。

  凄く努力してるけどずっと上手くいかない。

  成長したい、結果を出したい、良くなりたい。

 どうすればいいのでしょうか?


  人生が上手く行ってる人はどういう人が多い?

  それは、、、
 既に結果を出して上手く行ってる人のところへ足を運べる人。
  そして、結果を出している人とコミュニケーションを取れる人。

  それができなければ、自分の意識や行動を良い方へ変えることはとても難しい。

  結果の出ている人の元へ自分から足を運ぶ、、

  それが出来ていれば、苦労はしないよ!それが出来ないから悩んでいるんだよ!

 って、それってよくよく考えてみるとおかしな話だと思いませんか?

  結果を出せるようになりたい!

  今の自分では限界を感じる!

  でも結果を出している人達の元へ行くのは勇気がない!

  だから今の練習を何となくやり続けて、練習は欠かさず続ける。

結果が変わらない!

どうすればいいんだ!

  って、やっぱり結果が出るようになるためには、結果を出している人のもとへ行かなくては始まりません。
自分だけではアイディアが湧かない、
自分だけでは何も変化しない、
自分の限界を感じる、、!

  でも、人にアドバイスを聞くなんて恥ずかしいし、勇気がない!

  そうですね、その自分から素直になって教えて貰って、習うには勇気が必要です。

  日常のなかで、今のままではいけない、変わらなくちゃ、と意識改革をして、自分を変えるにはかなりのモチベーションが必要です。

  ゴルフが上手くなりたいということだけでなく、ゴルフ以外のことでも結果を良くする、成長するということは学ぶ気持ちを大切に持ち続けることです。

  そしてここからが大切な話しになります。

  もし一念発起して、変わりたい!結果を出したい!成長したい!とモチベーションが溜まってきた時が来た時に、とにかく自分のいつもの行動パターンを変える勇気を持つこと。



  意識と行動を変えるために何が一番理想なのか?

  それは話しを良く聞いてもらえて、尊敬できるCパターンのタイプの人を探すこと!です。

  意識と行動を変えるということは大人に成ってからはそうそうできることではありません。

  もし意識と行動が変わる可能性があるなら、尊敬できる人とコミュニケーションを取り続けること。

  想像してみてください。

  とても尊敬できる人といつも一緒に居て、アドバイスを貰えたら良い影響を受けるとは思いませんか?

  逆に、何とも思わない人からアドバイスされたらどうですか?そのアドバイスを参考にしますか?

  もし尊敬できる人の元へ勉強に行こうとしないで、自分の世界に籠もっている人は、ひょっとしたら、たまに何となく言われたアドバイスのことを参考にしてるかもしれませんが、そのアドバイスが意識や行動を変えるほどのチカラを持っていることはあまりないのかもしれません。

  相手を理解しようとして、相手のことを思ってアドバイスをできる人ってとても魅力的な人だと私は思います。私はそういう人に成りたいし、そういう人から学びたい。

  逆にアドバイスを聞くと危険で危ないタイプは、

利己的で一方的な人。

知的だったり、結果を出せるタイプだけど冷たく感じる人。

何も考えてなくて流されている人。


 こういう人達と一緒にいて自分を成長させることはなかなか難しいことです。

  一緒にいて、ワクワクしない、つまらないというのは嫌ですよね。

  自分を変えて成長させたいなら、自分だけで頑張るのではなく、尊敬できてコミュニケーションを良くとってくれる人を探すことを最優先にすること。

  その探すことにモチベーションの全てをかけることが、間違いなく成長するためのきっかけとなることでしょう。

  恥ずかしがり屋の人見知りの人も、頑固で一途な人も、もし成長したいのなら意識や行動を変えなくては成長できません。

  恥ずかしくても、頑固でも、尊敬できるような良く話を聞いてくれるCタイプの人の側にいれば、いつか自分もいい影響を受けて成長していることでしょう。

  自分なりに楽しむことを第一としている人は、今回のテーマはそんなに関係のないことかもしれません。

  でも上達しない、成長することがなければ楽しくないという人は、今回のテーマは参考にしてみて欲しいと思います。

  自分の意識や行動を根本的に変えるということは難しいということは、皆分かっていることですよね。

  どういうことを大切にして、どういう事をしなければ、成長できないのか?

理解することができましたか?

  成長するために素直になるってやっぱり大切だとは思いませんか?

本当に成長したい?

本当に一生懸命になにかに没頭して努力したい?

  それなら、今回のテーマをきちんと理解して意味のない努力をしないように気をつけなければいけません。

   結果に繋がる努力。

   結果に繋がらない努力。

  努力をしても結果に繋がらなければ、努力する意味は無い。

  意味のない努力をしないために、必要なことは?

  どうすればいい?

  良く考えて、考え抜いてから、覚悟を決めて努力を始めるようにしてください。

  ただ努力をする、、じゃあ、、いけません。

→→おわり←←
2024年01月12日 16:40

2024年 新年のご挨拶

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 2024年明けましておめでとうございます。

 今年も 今までと変わらずレッスンを精一杯頑張りますので宜しくお願い致します。

 毎年恒例の1年の抱負を述べるこの機会。

 何にしようと、、実は去年の秋から悩んでいました。

 1年を頑張るために、1年を有意義に過ごすためのやり通す抱負。

 きちんと決めるのって結構考え抜かなくてはいけません。

 んー、、あれもこれもしなくちゃいけないし、そのために何かを成し遂げる為には、成し遂げる為の我慢が必要だし、、

 んー、、、ん?!?あっ!〘我慢〙!!

 〘我慢〙!!っていい言葉!

 意外と〘我慢〙って言葉をを抱負にしてやり切るって大変で難しい!

 ということで、私の2024年の抱負は〘我慢〙ということにしました。

 でも、、お察しの通り、、!〘普通〙の〘我慢〙では面白くないので、一味違う〘我慢〙を実践していこうと思います。

 どんな〘我慢〙にするのか?

 苦しくて退屈な〘我慢〙なんて、なんかやる気がでないし、嫌な感じ!?

 そんな苦しい〘我慢〙なんて抱負にしたくない!


 じゃあどんな〘我慢〙を抱負にするの??

 それは、、楽しく〘我慢〙をすること。

 〘我慢〙を味わって、楽しく実践するということは、人としての経験と器が試されることになる。

 人生を歩んできて、皆、人生ってなにが大切ですか?

 浮足立って、調子に乗って、経験も中身もなくやってみたことって、結果に繋がらないし、結果に成らないから、結局は飽きてしまう。

 結果に成らなくて、飽きてしまったこと。

 人生の中でどれぐらいあったのでしょうか?

 本当なら、結果が出ていれば、身について自信に繋がってさえいれば、面白かったと想像できる様々なこと。

 でも飽きて、諦めてしまった。

 本当なら、きっと楽しかっただろう様々なこと。

 じゃあ、その諦めてしまったことを楽しむ為には何が必要だったのか?

 それは〘我慢〙。

 でも〘我慢〙にも種類がある。

 良くない〘我慢〙には、
痛みや退屈を耐えるための我慢だったり、
無計画で、無秩序で結果に繋がらない我慢。

 こんな〘我慢〙なんて1年の抱負にしたくはありません。

 絶対にこんな〘我慢〙なんてしたくありません。

 私のイメージしてる素敵な〘我慢〙は?

 我慢した分だけ結果に繋がる
実になるための〘我慢〙。

 自分の幼稚さや至らないことで人に迷惑を
かけないための
大人の嗜みとしての〘我慢〙。

 そして、膨大な人生の時間の中でほとんどの
割合で占める孤独や、不安や、恐怖にたじろ
ぐ自分に打ち勝つための夢や希望を抱きなが
らの〘我慢〙。


 色々な〘我慢〙がある中で、素敵な〘我慢〙
を今年は実践していきたい。

 ただ我慢しなきゃ、あーあ我慢するの退屈だ
けど名にもおもいつかないから我慢しよー、
の〘我慢〙ではなく!

 戦略的で、有意義で、結果に繋がる

        〘我慢〙

 

 将棋の世界で8冠を取るためにした藤井聡太さ
んのしてきた〘我慢〙。

 きっと、皆の期待と、当たり前のように結果を出さなくてはいけないプレッシャーのなかで
 勝ち続けるための日々の〘我慢〙は人の想像を遥かに超えるものだったに違いありません。将棋のプロ棋士たちの頭脳は東京大学に入学するよりも遥かに上回る知能指数と言われています。
 そんな天才プロ棋士達の上を行く戦略とそんな相手に勝ち続ける〘我慢〙のことを思うと、ココロがときめいて、人の可能性の限界はまだまだ先にあるのだと生きる希望が溢れてきます。

 メジャーリーグMVPを二刀流で獲得した大谷翔平さんのしてきた〘我慢〙。

 メジャーリーグに行く前には、二刀流なんて無理だろう、二刀流なんて綺麗事で現実的でなくて夢を見すぎだろう、と言われても、自分を信じて、結果が出なくても〘我慢〙してやり続けたピッチャーとホームランバッターとしての二刀流。

 今となっては、ベースボールの生まれた、本場のアメリカで、唯一無二としての存在となり、伝説のベーブルースの記録を超すべくして生まれた伝説のスーパースターとなった大谷翔平さん。
 途方もない次元の〘我慢〙をしてきた大谷翔平さんにとって、お金や地位や名誉なんかよりも、野球を愛する気持ち、野球を楽しんで好きで居られる気持ちを大切にするほうが遥かに大事だということが、誰が見ても感じられるほど純粋な人だと分かります。人としての純粋さや、夢を抱くことの本質を教えてくれる大谷翔平さんは、人々の大先生です。独りよがりな考えでお金や地位や名誉を手に入れたところで、本当に幸せになって、ココロが満たされるということは無いということを皆に教えてくれています。

 そんな藤井聡太さんや、大谷翔平さんのしてきたような〘我慢〙をしたい!

 それが私の今年の抱負です。

 〘我慢〙を楽しんで、味わって、活かすことが出来るのか!?

 絶対に実践して、やり切って、結果に繋げる強い気持ち!

 その気持ちを持つためには、まずは心身共に健康でなくてはいけません。

 たくさん運動して、良く食べて、良く寝る。

 そして、〘我慢〙しながら、夢を見る。


 努力することを、全力で楽しむ!!



  皆様、本年も宜しくお願い致します。

 皆様方に素敵な時間と結果を届けるために
今年1年を楽しんで〘我慢〙しながら邁進していくことを約束して今年の始まりの言葉とさせて頂きます。

 人生は楽しい、人生は素敵、人生は優しさで溢れている。

 そう信じて〘我慢〙を継続していく所存でございます。

     公益社団法人日本プロゴルフ協会会員
                吉田誠吾
2024年01月01日 10:25

ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part8

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 Aさんタイプ、Bさんタイプの人に対して、
Cさんタイプの人の説明をしてこうと思います。

 ゴルフを趣味として楽しむなら、Aさんタイプ、Bさんタイプでも十分に楽しめます。
 
 ですか、5年後、10年後になるとどのようになっていくのかは、多くのアマチュアゴルファーと、コーチとして向き合ってきた私からすると、どのタイミングで上達がしにくくなり、息切れしてしまうのかが想像できてしまうのです。
 
 厳しいこと言うよね、って思う人がいたら、
そんな人に質問したいと思います。

人生の中で、10年以上長く楽しんでいる趣味はありますか?

 どうです?一生懸命にやったスポーツや楽器、その他の趣味。ある程度やって、やりきって飽きてしまった、楽しくなくなったということが、人生の中での経験はありませんか?

 学生の時にやっていた部活のスポーツや楽器や絵画、演劇、啓蒙活動。ゲームが好きならゲーム、読書でも構いません。成人してから始めた趣味でもオッケーです。10年以上楽しめていることは?ありますか?

どうでしょうか?

 長く楽しむって、なかなかできることではありませんよね。

 今になって、その頑張ってきたこと、やってきたことを、なんで辞めてしまったのか?飽きてしまったのか?を考えてみてください。

 このことを解決しなければ、その辞めてしまったこと、飽きてしまったことと、
ゴルフが同じになってしまうのではないでしょうか?

解決しないと、ゴルフもいつかは飽きてしまう???

 ん!?あっ!!Cさんタイプの説明をする前に少しの間、皆さんに、皆さんなりにこのことを考えてもらうことにしましょう。

そうしましょう。

コタエは1つではありません。

少しだけでいいのでこのことについて考えてみてください。

なんで辞めてしまったのか?なんで飽きてしまったのか?

せっかく頑張ったのに、、趣味として楽しみ続けたら良かったのに、、

→→つづく←←
2023年09月09日 22:45

ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part7

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 前回の回で、Aさん、Bさん、Cさんのそれぞれゴルフに取り組む姿勢のコメントを、書いてみましたが、どのタイプに当てはまりましたか?

 もちろん、ゴルフの楽しみ方には正解は無く、普段の生活のリフレッシュになっているのでしたら、趣味ゴルフとしてはそれが理想です。
 競技としてのゴルフでなければ、楽しさを味わえてることに勝るものはありません。ストレス発散のためのゴルフ!という目的も大アリのアリです。

 また、A、B、Cのどれにも当てはまらないDタイプの人だったとして、のんびりで、ゴルフによって皆とのコミュニケーションを楽しんでいる人は、それは素敵なことですが、急に上手くなりたい、スコアを良くしたいと思っても、上手くなりたいのでしたら努力は必ず必要になります。
 練習もせず、努力しないのにスコアが良くなる方法はありません。練習しないで楽しむだけのゴルフの人は、スコアを良くするゴルフは努力が必要なんだと必ず頭の中できっちりと分けるようにしてください。
 少し打ちやすくなった、少し飛ぶようになった、なら、ちょっとしたことでできますが、
そのことをパーやボギーに繋げるためには、やはり、練習とラウンドが必要です。

覚えたことを活かすということは、大変です。

 あなたの人生で、きっちりと勉強して覚えたコトはありますか?その覚えたことを活かしきる!ってできていますか?

それと同じことです。

話しを戻します。

 Aさん、Bさん、Cさんの体力は成人の平均的な体力と仮定します。

まず、それぞれの思いで3年練習したとします。

 最初の3年は、要領の良さや、体格の大きさ、性格によってゴルフの上達の差が出ます。
また、当たり前ですが練習場に行く回数によっても差が出ます。
せっかちな程、最初は!、、結果は出ます。最初は、、

 最初数年はAさん、Bさんタイプがスコアが良くなる傾向があり、
Aタイプのせっかちなうさぎさんと、
Bタイプのしたたかなうさぎさんと、
Cタイプの忍耐強くて聡明なカメさんなら、
せっかちなうさぎさんと、したたかなうさぎさんが最初は飛び抜けることになります。

 5年た経つと、Aさんタイプは急いで上手くなった分、固めていけないスイングの癖も固めてしまうことになるのでスコアが伸び悩む可能性がでてきます。
 自分がどういう癖があるのか?その癖の直し方は?と自己流練習で色々やってしまうと、直してはいけない良い癖まで直してしまって何が何だか分からなくなり、迷子になってしまうのです。
 Aさんタイプの人がレッスンに来ると、、、やはり基本からレッスンすることになります。そして、少し基本が理解できるとまたベストスコアの続きが見れるようになるのです。
 えっ!?基本からなんて、、と思ってしまった人はAさんタイプの可能がとても高いのかもしれません。
 本当の基本を理解させすれば中上級者まであっと言う間に上達できるのに、せっかちに思い立つまま、色々試してしまうと、良いもの悪いもの区別が分からなくなるのです。

 5年経ったBさんタイプは順調にスコアがよくなり、ゴルフに対して時間をかけて成長していくことを味わえていることは間違いなくできていて、確実なタイプです。
 
 自己流の趣味としては理想と言えるタイプで、練習して、コースに行って、反省して、分析して、練習する。結果に繋がることを優先もできて、そんな素晴らしいプロセスを踏めているなら成長は絶対にするに決まっていますよね。
自己流ゴルファーの鏡になるようなタイプです。

 ただ、Bさんタイプの人が本気の競技ゴルフを始めるとなると、、プロゴルファーみたいに上手い人がゴルフ大会上位にからず何人か居て、その超上級者に憧れを抱くようになります。
 Bさんタイプのようにきちんとマメに練習できていれば、ゴルフを始めて5年、10年経つとかなり上手く成ることは容易に想像できます。
 皆からは「上手いですね」と褒められるようにも成り、趣味としての目的を成就します。が、、、ある一定数のBさんタイプの人は、やはり超上級者への憧れが強くなって、自分も更に登りつめたい気持ちが強くなり、練習量をとにかく増やすことで、憧れの超上級を目指そうとします。
 いいペースで自分に合った練習ができていたのに、無闇矢鱈に無計画で練習してしまうと、自分には合わない間違えた練習をしてしまってせっかく自分のペースで楽しめていたゴルフを崩してしまうケースがとても多いのです。

 ある程度上達してきて、あるレベルから的確な改善点を見つけるということは、かなり難しくなります。

 あるレベルからは、自分に合ったこと、合っていないことを見極めないと、せっかく培ってきた自分なりの自分にあった技術が、合っていない練習をすることよって、スゥーッと消えて無くなるのです。

 一流プロゴルファーでも、合っていない練習をしてしまって自分のスイングを見失って成績が出なくることがあるのは、ゴルフトーナメントを見続けている人には理解できるのではないでしょうか?



 私のレッスン経験の中では、競技ゴルフを本気になって迷子になったBさんタイプのゴルファーがレッスンに訪れる頻度は多く、真剣に悩んで、どうにも解決できなくて、レッスンを受ける決意をするわけです。

 ゴルフを自己流でやってきた習慣がついていて、そこから人の話を聞いて修整するということは、本当に覚悟が必要となります。

 どうでしょうか?素直な人と、頑固な人。頑固な人がレッスンに来ることがあるでしょうか?

実は、来るケースがあるのです。

 何故なら、絶対に達成したい!!という目的を頑固に立てたからこそ、本当に本気で結果に向き合ってきていて、数年スコアが良くならないのなら、頑固な自分を押し殺しても、背に腹は代えられないという気持ちで、あえて素直になる改心をしてからレッスンに来るのです。

 どれほどまでに、悩めば改心ができるのか?
本当にゴルフが好きだからこその話しです。

 それほどまでに、ゴルフは難しく、ゴルフには魅力があるということですね。

 だからこそ、私はそういう覚悟をしてレッスンに来ていることは重々承知して理解しているので、レッスンで一番初めにお会いした人には良く悩みを聞いて、どんな練習をしてきたのか、どんな頻度でラウンドに行っていたのか、によって練習のプログラムを組み直すのです。

とてもデリケートな作業になります。

 伸び悩むということは、練習の内容が偏ってしまっているわけですから、良い所は無くならない程度に練習してもらって、ウィークポイントを解決するドリルをするという、専門家による練習プログラムをその人の練習量に対して組み直します。

 俗に言う、「改めて素直になることの難しさ」は皆さんも日時生活のなかで理解していることでしょう。

 本当に心から成長したいのなら人の話を聞く素直さが無くてはなにも理解できませんよね。

 でも、人にはエゴがあって、アイデンティティがある。

 意味があるように成長するということは、エゴとアイデンティティとどう向き合うのか?ということと言い換えることもできますよね。

 自己流で頑張ってきた人がレッスンに来て思うことが、「一番初めに、きちんとした基礎を習うべきだった、、でも最初からそれを理解してやる勇気が無かった。最初から本当の基礎を知っていたらどれほど楽だったことか、、」ということなのです。

 ということで、Cさんタイプの人の話しは次の回でお話しします。最初はAさんタイプ、Bさんタイプの人に負けていたのに、Cさんタイプの人が5年経つと、、

10年後に誰が上達することになるのか?もう分かりましたね。

→→つづく←←
2023年09月02日 12:54

ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part5

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  ゴルフというスポーツが何故難しいのか?

 それはどれだけ練習しても、ゴルフ場と練習場のスイングの感覚が違っていて、どれだけゴルフ場に行けるかが、効率良く上達するための大前提となるからです。

 ゴルフ場にいかなければ、本当の本当はスコアを良くする為の、本当にしなくてはいけない実戦のための練習ができない、
ゴルフ場にいかなければ練習の内容を濃くすることができない、、決められた時間の中で、練習ドリルの構成を組むことができない、、

 だから、、もし上級者になりたいのであれば、ゴルフコースにたくさん行って、
傾斜地やアプローチやパターのラインの読み、そして疲れてきた時にチカラを抜いてリズム良く軽く打つこと、
などゴルフコースでしか実感できないことを沢山経験することが、
なによりも上級者に成るための近道なのです。

 ゴルフコースにあまり行けていないのに、スイングばかり気にしてしまって、練習場でしかできないようなスイングを作ってしまって、コースではその練習場のスイングがいつまでたっても再現できない。

  なぜなのか?

 スイングさえ良くなれば、スコアが良くなる?

 いやいや、どれだけスイングを良くしたって、そのスイングが傾斜地から打てるようになる、
深いラフから打てるようになる、
雨で水が染み出ている地面から打てるようになる、
後半、体力が無くなって足が疲れていても打てるようになる、
ための本番コースの慣らしを沢山しなければ、練習場で作り上げたスイングの成果は出ないのです。

 でも、ゴルフコースになかなかいけないからこそ、時間が空いた時にやっぱりインターネットでスイングレッスンを見てしまう。

 そして、そのインターネットレッスンで見た流行りのスイングを練習してしまう。

 その後に、ゴルフ場に行くと驚く程コースで打ちにくいスイングに成ってしまっていて、調子が悪くなってしまって、練習する気力が削がれていく。

 本来、ゴルフというのはゴルフ場で楽しむことがゴルフの神髄です。自然の中でプレーできるから、ゴルフは楽しい。その本質を見失ってしまってはゴルフは上達できなくなってしまう。

 自然のなかで、4時間かけた18ホールの実戦コースで多くを感じ、学ばなければ、スコアメークはできるようにはならないのです。

 練習場でできる練習は、ゴルフ場での練習に比べたら微々たるものです。

 例外として、何千ラウンド、何百試合、とこなしたプレーヤーは、練習している最中に本番コースの色々なことを思い出せて、
練習場で練習しても内容を濃くすることが出来るので、話しは別ですが、色々なことをコースで経験するまではゴルフ場へは沢山行かなくてはいけません。

 日本には他国に比べてゴルフ練習場が多く、ゴルフプレー代が高いので、都心部でなければ2000円以内で練習場に行くと1,2時間潰せてしまう。だから、ゴルフ場より練習場に行く習慣がついてしまう。
 ちなみに東京で少し多めに練習すると5千円、1万円はかかってしまうので、それなら郊外のゴルフ場に行こうかとなります。実は、そのほうが練習をより工夫して、無駄な練習が無くなるので私は、結果的に上手くなるなではないかと考えています。
 練習場は気分転換になったり、健康のためにはとても素晴らしい場所。私は練習場が大好きです。でも、練習場に行くことが目的になるのではなく、あくまでゴルフコースのために練習する場所という意識がないと、数年経った後の最後の最後はスコアが変わらなくなって、途方に暮れてしまうのです。

 そういう途方に暮れた人達がレッスンに訪れ、そういう人達を数え切れないほどレッスンしているから、こういう内容の話を書かなくてはいけないわけです。

 如何にゴルフ場に行ける環境を作れるか?その環境に応じて、楽しみ方、どれぐらい上達できるのかの目標を決めることができます。

 懐事情に余裕があるのでしたら、絶対的にゴルフ場へ行く回数と練習場に行く回数の比率は、ゴルフ場へ行く回数を増やさなくてはいけません。行けるのでしたら週に1回以上はゴルフに行きたい所。

 でも、時間的に、ゴルフに費やす費用が定められている人は、
年間にゴルフにいくら費やせるのかに対して、ゴルフ場へ行く回数と練習場に行く回数の比率を予め客観的に定める必要があります。

 そうすると、練習したことをゴルフ場で発揮して、練習したことをやりきれていないのに、ゴルフ場でできるかどうか分からないような練習をしなくなってきます。

 もちろん、そのゴルフファーの腕前のレベルによっても、行く回数の比率は違ってきます。

 初心者の人は練習場の比率は多めに。とにかく、ゴルフクラブを振ることになれること。

 半年以上、練習した人はゴルフ場を月に1.2回は入れる。どれだけ練習場で練習しても、本番コースでは全く感覚が違うので、ゴルフ場に行かなくてはなにも始まらない。

 ゴルフを初めて1年以上でスコアが変わらないなら、練習場よりゴルフ場の回数を増やす。傾斜地、アプローチ、パターのラインの読みを攻略しないと、その後のゴルフ人生はつまらないほど変わらなくなります。

 上手くなってきたら、ショット力がないとパーがとれないので練習場の回数を増やす。でもコースは必ず月に2.3回は行く。
 必ず!!コースで出来るような自分のレベルに合ったスイング練習を反復すること!!
 超上級者のためのスイング技術の練習はすべからず!!自分のレベル以上の技術練習をしたらスランプ間違いなし!?

 そして、私は楽しければいい、ゴルフ場の自然に触れられたらそれが幸せ、皆とゴルフ場に行けるだけで大満足!という人は、ゆっくり、ゆっくりマイペースで、その楽しんでいる世界感が壊れないようにゴーイングマイウェイをキープすること。けして、過度にスコアを求めないこと!

 練習しなくてはスコアは良くならない、それは当たり前。上手くなりたければ練習しなくてはいけないに決まっているのですから、練習しないでコースにたまに行くだけで楽しいという人は、それは素晴らしいことなので、上手くなりたいのでしたらゴルフ場と練習場の行く頻度を多くすること。

  、、、、といった感じで、ゴルフというスポーツはゴルフ場で上手くなるという本質を忘れないように、如何にゴルフ場にいける生活環境を作れるようにしていくことが大、大前提ということを、確認し直すことがとても大切です。

 そして、コースに行ったときの反省を絶対的に忘れないようにして、その反省を練習場でする。せっかく反省点が見つかったのに、練習場でその反省を忘れているようでは、問題外。反省点が覚えていられないのなら、メモしておくことは当たり前ですよね。

 そういう当たり前のことを、当たり前にできることが一番大切です。

 コースの反省の仕方は、レベルに応じて違いますが 、スコア80代前半までのレベルを目指すならボギーかパーを取れていたら少しのミスは反省する必要はなし。
 ダブルボギー以上を打ってしまうようなひどいミスをきっちりボギーになるように、謙虚に反省していけば、流行りの難しいスイング理論なんて練習する必要は全くないことが分かるはずです。

 すべきことを優先すること。コースで出来ることを優先しなくては上手くなるわけありません。

 とにかく、ダブルボギーよりも悪いスコアにならないラウンドを2.3ラウンド続けられるように練習する、したたかさ、謙虚さがありさえすれば、ゴルフはあるレベルまでは直に上達します。
 ダブルボギー、トリプルボギーを打ってしまっているのに、もっと凄いナイスショットを打つ!もっと距離を伸ばすと言っている人は、スコアメークはずっとできません。
傾斜地や体が疲れたらミスするけど、元気な最初のうちに、フラットな場所だけナイスショット打つぞ!!という人でしたら好きなように練習すればいいのです。

 ただ、もともと体力、筋力が無い人は、、まず始めにそれを解決するための練習をしてからです。ある程度、体力が無くてはボギー、パーは取れないので、そこは深く理解してください。ゴルフはスポーツです。少し高いは体力は必要です。

 そして、こういったことを全て踏まえて、
どうやって練習場で練習するのか?

 ゴルフ場で練習しなくてはいけないけど、毎日はゴルフ場に行けないことに対して、練習場で工夫すべきなのか?

 初心者、中級編、上級者、プロゴルファーと全てアドバイスが違いますし、全て話すことはブログではとても長くなるので、ある程度次の回で説明して、それでこのテーマを終えたいと思います。

 私は普段、試合に出ている人、パープレー以上でプレーしている人達にも、練習のメニューを組み立てる仕事をしているので、ブログではスイング理論ではないことを、敢えてワザと書き続けています。

 書こうと思ったら、スイングのあれやこれも、どれだけでも延々と書けますが、そんなこと書いて意味はあるのか?直接スイングを見て、そのスイングに対して練習ドリルのメニューを組まなければ、上達させることはできない、、
難しいスイング理論を書いたとしても、正しく理解してくれるのか?

 元々出来ているのに、出来ていないと勘違いして、出来ていることを壊してしまわないか?

 出来たとしても、出来たことを、また次の改善すべきテーマと繋げられるのか?
と日々、常にココロの中で思っているので、なかなかスイング技術理論のことは、ブログでは書かないのです。

 一人一人、やるべき練習、練習の取り組む濃さは違うに決まっていますし、直接お会いして、沢山お話ししてコミュニケーションを取って、目的、目標を定めて、そこで初めて、いいアドバイスができるわけです。
いい仕事をするには?と同じことですね。手間をかけたなり、工夫したなりです。

 でも、、今回のテーマのようなことは、全てのゴルファーの為になると私は思いますし、
沢山練習しても上達できないゴルファーは次回のブログの内容を理解して、自分なりに実戦に繋げられるような実のある練習ができるようになって欲しいと思います。

→→つづく←←

 
2023年08月18日 06:08

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