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ゴルフスイングの中で大切な骨盤と股関節の動きを理解してますか!?part3

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 ゴルフの上達するためにとても重要な股関節周りの筋肉とその使い方。

 とても大切なことなのに、どうしていいのか分からないという人はどう考えていくのが理想なのか?

 そのことについて順を追って説明していきます。

 股関節周りの動かし方がきちんと出来ていないと、そこから上の部分の背骨、腕、クラブの動きに全て影響するのは理解できますか?

 股関節、骨盤の上に全て乗っかっているのですから、股関節、骨盤の動きがそのまま全てに影響してしまう。

 よくミスをした時に、「手打ち」になった、「チカラが入った」と言う人がいますが、股関節、骨盤の動きが少ないから手打になったり、チカラが入る訳です。

 逆に、股関節、骨盤の動きがあれば腕を使う必要がないので、使う感覚なんて無くなっていくのに、股関節、骨盤の使い方を考えないで、今日はチカラが入るから駄目だなと言う人が意外と多い、、

 いやいや、チカラが入るなら股関節と骨盤を動かせばチカラは抜けますよ!

 と言った所で、そのことを知らない人はボカンとしてしまうのです。

 なにそれ?そんなことよりクラブのテークバックとかダウンスイングを教えてよ!

 と言われても、大元の股関節、骨盤が動いてないから、テークバックとかダウンスイングを教えられませんのですが、、

となってしまうわけです。

 いつもある一定以上の良いスコアでプレーできる人は、スイングの調子が悪くても股関節と骨盤の動きが出来ているので何とか出来てしまう。

 それに対して、スコアが大きく乱れる人は、股関節と骨盤の動きが良い時は何をしても上手くいくし、動きが悪い時は手打ちになってスコアが悪くなる。

 多くの人ゴルファーをレッスンで見てきて、率直にこの股関節と骨盤の動きが、その人のゴルフのレベルと繋がっていることはひしひしと感じてきました。

 スイングではそんなのに悩んでいないけど、ショートゲームだとかスイングの微調整をして欲しいという人がいる。

 そういう人はだいたい、股関節と骨盤の動きがある程度は出来ています。

 スイングで悩みすぎてショートゲームの練習に気が回らないという人は、股関節と骨盤の動きが出来ていない。

 その根本的な基本である股関節と骨盤の動きをちゃんと練習していないと、テークバックで悩んたり、ダウンスイングで悩んでも、その悩みが解決することはありません。

 何故なら、体の元が動いていなければ、テークバックとかダウンスイングを調整しようがありませんし、練習していても気持ちの良いショットなど出来るわけないからです。

 分かりやすく例えると、ろくろの上に置いた粘土でお茶碗を作るのと、スイング作りは全く同じ。

 ろくろが回らなかったり、壊れていたら、そのろくろで綺麗なお茶碗は作れますか?


 股関節と骨盤がろくろと同じだということはイメージできますか?

 ろくろである股関節と骨盤が動いていないのに、その上に乗っている上半身や腕やゴルフクラブの動きを悩んだところで、ろくろである股関節と骨盤の動かし方が毎回違っていたら、、お茶碗作り、スイング作りがきちんとできるわけないのです。


 練習をしていて、今日は股関節と骨盤の動きか良い、良くないだけで、骨盤から上の上半身は全て影響を受けてしまう。

 それでいて、股関節と骨盤の動きが出来ていないのに、テークバックやダウンスイングを悩んでいたところで、その悩みが解決することはありません。

 ろくろが回らなければお茶碗は作れないのです。


 ではどのようにして練習していけばいいのでしょうか?

→→つづく←←
2024年11月19日 07:55

ゴルフスイングの中で大切な骨盤と股関節の動きを理解してますか!?part2

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 実際にゴルフ初心者でも綺麗なスイングでプロゴルファー並に飛ばす人がいる、、スコアが良いかどうかは別として最初からスイングが綺麗な人が本当のにいるのか?

 私はレッスンをしてきてそういう人に多く出会ってきました。

 じゃあ、どういう人なのか?というと、野球、ソフトボール、テニス、アイスホッケーなど道具を使うスポーツだったり、サッカーやハンドボールでボールを脚で蹴ったり、強くボールを投げたりするようなことを、きちんと練習してきたような人の中では、稀に最初からとても美しいスイングをする人は居るのです。

 逆に無意識に綺麗なスイングが出来ているので、そこから自己流で間違えた必要のない練習ドリルで綺麗なスイングを壊してしまうケースばかりですが、、勿体ない、、、

 この、ゴルフを始めてから最初から綺麗なスイングをする人が居る!ということこそが、スイングの秘密を紐解く鍵となると私は考えてきました。


 いくら頑張っても綺麗なスイングにならないし、飛ばない人もいる、、

 その逆で始めから綺麗なスイングで、ボールが飛ぶ、、

その理由が骨盤と股関節の動きにあるのです。

 人生の経験の中で、骨盤と股関節を使って野球のバットやテニスラケットを振っていた経験があったり、骨盤と股関節でボールを強く蹴ったり投げたりする練習をしてきた人達のなかには最初からゴルフのスイングが綺麗で凄くボールを飛ばせる人達を私はレッスンを通じて沢山見てきました。

 そのレッスンの経験を通じて私が思ったことは、股関節周りの動きを何かのスポーツで鍛えていた人は既に基礎が出来ているんだ、ということです。

 何で人によって上達のスピードが違うんだろ?

 何であの人は体も大きくないのに飛距離が出るんだろ?

 これは股関節周りの筋肉がしっかりついてい、その筋肉の使い方が上手いからなのです。

 じゃあ、スポーツをやってきてない人は、股関節周りの筋肉がついていない人は上達を諦めなければいけないのか?

 というと、そんなことは全くありませんしゴルフの楽しみ方や上達のスピードなんて人それぞれに決まっていますよね。

 じゃあ、股関節周りの筋肉がついていなくて、その筋肉の使い方を知らない人はどうすればいいのでしょうか?

 話しを進めていきます。

→→つづく←←
2024年11月12日 06:54

何故?練習しても上達する実感が感じられない人が多いのか!?part6

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 せっかくゴルフ場をプレーして自分の反省点が分かったのに、その反省点を重点的に練習できない人は、、スコアが良くなることは先ずありません。

 当たり前ですよね。人よってしなければいけない反省なんて違うわけですから、その反省点がせっかく分かったら、その反省点を修正しなくてはいけません。

 ゴルフだけでなく、他のスポーツだって、仕事だって、勉強だって人によって日々の反省改善は違うもの。その反省点がせっかく見たかったのに、、反省点から目を逸らして、違う練習をしてしまう、、人が多い。

 人それぞれ違うコースの反省点を忘れてしまって、インターネットレッスンを見て自分の反省点よりインターネットレッスンのほうを信じてしまう人が多い。

 ある腕前のレベルまではコースでの反省のほうが余程大事なのに、、

それは何故なのか?

 その理由の1つとして、楽して上手くなりたいという気持ちが、楽に上手くなるように思えてしまうインターネットレッスンのまやかしに負けてしまうからです。

 元々、インターネットレッスンもきちんと良く見てみるとそれぞれ良いことも言っています。

 良いことも言ってもいますが、ある程度のスコアレベルまで到達できていて、ある程度はボールをきちんと打てている人のレベルでしか出来ないことばかりで、気をつけて試してみないと今までの自分のいい所をかき消してしまうことにも成りかねません。

 インターネットレッスンを見すぎて、何が良いのか分からなくなったというレッスン申し込みがどれ程多いことか、、、これは事実です。

 本来のちゃんとしたゴルフレッスンというものは、人によって内容が違います。

どれぐらいの経験があるのか?

どれぐらい体力、筋力があるのか?

目標は?

どれぐらい練習しているのか?

 等、誰にも当てはまるようなゴルフレッスンをすることなど不可能です。

 なので、私は普段のレッスンのお仕事の中で、ある時期から複数人でのグループのレッスンを辞めて、マンツーマンの個人レッスンしかしなくなりました。

 初心者と中級者と上級者を同時にグループでレッスンし続けられるなんて有りえませんよね。

 出来なくはないのですがかなりの時間と労力が一回分のレッスンに必要です。それならマンツーマンにしたほうが話は早い。

 マンツーマンレッスンしか、本当のいいレッスンは出来ないと私は強く思ったのです。

 そして、もし私がインターネットレッスンをするとするならば、1つの技術を伝えるにしても、これぐらいのレベルの人ならこうですよとか、練習量が多いならこれぐらいのことをしてくださいとか、その技術指導に対して補足を多くします。

 でもそれなら、直接会ってレッスンしたほうが上達は間違いなく早いし、間違えて覚えてしまったことへの指摘もできます。

 そう、、その間違えて覚えてしまうことの恐ろしさがインターネットレッスンの最も恐ろしいデメリットと言えますね。

 間違えて覚えてしまうのなら絶対に見ないほうがいい、、

 間違えて覚えてしまっている時間、それを修正するための膨大な時間を、往復ビンタで費やされることになるのです。

 ゴルフだけでなく、スポーツというものは基本が大切と分かるまで応用的な練習をする必要はありません。

 ゴルフは基本的なことだけでもかなりの良いスコアを出せるようになるのに、それを知らないで応用的な練習をしてもスコアが良くなることは無いのです。

次回はこのテーマのまとめとなります。

→→つづく←←
2024年11月02日 09:24

何故?練習しても上達する実感が感じられない人が多いのか!?part2

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 ゴルフを始めてから何年も経ち、ある時期から上達しなくなった。

 よくよく思い返してみると、ベストスコアが出たのはかなり昔。

 きちんと練習しているのに、一番いい時の頃に比べて上達してないどころか、かえって悩み癖がつくようになってしまっている。

何故?

 今回はその理由をできるだけ分かりやすく説明していきたいと思います。


 はい、ここで私から皆さんへの質問です。

 プロゴルファーでもプロになってから結果を出せる人と、結果を出せない人がいるわけですがそれは何故ですか?その理由は?

 この問いを自分なりに考えてみてください。


 よーく考えて、自分なりの意見を持つこと!


 理由を考えたら、次へ読み進めて頂けたらと思います。

→→つづく←←
2024年10月15日 18:41

ジュラシック木澤さん!2024年日本男子ボディビル選手権優勝おめでとうございます!?

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 私が日々、スイングだけでなくゴルフのトレーニングも研究しているなかで、トレーニングのやり方やメニューの組み方などでとても参考にさせて頂いている、ジュラシック木澤さんが49歳にして日本ボディビル選手権に優勝されました。

 現役30年、日本ボディビル選手権20回目で初の優勝。優勝者としては大幅に最年長記録を更新。というか49歳で現役選手が揃う中での優勝はありえないことです。

本当に感動しました。

 ちなみに私の研究しているゴルフのためのトレーニングは体を機能的に、スポーツの結果を出すためのトレーニングであるファンクショナルトレーニングなので、ボディビルのためのトレーニングは全て参考にすることはできません。

 筋肉の付け方は目的によって大きく変わります。

 ですがジュラシック木澤さんのトレーニングし続ける姿勢だったり、人間の体の限界値はどこまでなのか?を実践で身を持って教えて頂ける稀有な存在です。

 古武術や色々なスポーツのトレーニングを勉強しているなかで、私の中では、ジュラシック木澤さんは特別な存在です。

 一度、興味のある方は「ジュラシック木澤 トレーニング」と調べて見て下さい。

 息をのむような、49歳のトレーニングとは思えないような迫力のある映像を見ることができます。

人間てこれだけのことができるんだ、、と驚くはずです。

 ボディビルというと、馴染みがない人が多いかもしれませんが、肉体の限界に挑み、徹底した食事管理によって体を彫刻刀で彫り込んだ筋肉を作り上げていきます。

 筋肉の大きさだけでなく、筋肉の付き方のバランス、肌の質感、筋肉の影の見え方、全体のアウトラインの輪郭など、ただ鍛えただけでは到達しないような肉体を完成させるのは、どのスポーツよりも過酷な部分もあるのです。

 分かりにくい人は、ファッションショーのモデルをイメージしてください。服が似合うための体格や肉付きを維持するのは大変ですよね。どんな服でも着ると格好よく見える体型を作り上げるには努力が必要です。ボディビルも厳しい審査員に評価してもらうためには、計算して筋肉をつけなくてはいけません。

 ボディビルの大会の2週間前の食事制限を見ていると、ボディビルは想像を超えるほどの忍耐力の世界。ボクシングなどの格闘技と同じぐらいの過酷さです。

 なので、スポーツコーチとしての私は、ボーディビルを競技として行っている人達は住む世界が違うとはいえ、とても尊敬しています。

 半端な人は絶対にできない競技がボーディビルなのです。少しかじってみるかというレベルでは無理な世界。

 私の求める体はゴルフに必要な体なので、筋肉を肥大させることよりも、脳と筋肉が連携することを求めています。

 ですが、どれぐらいまでの強度で、どれぐらいの回数がいるのかは、ファンクショナルトレーニングの世界はまだまだ手探り状態の段階なので、ボーディビルのように限界までやり切っているアスリート達のデータはとても参考になるのです。

 ここまで人の体は耐えきれて、それに対してどれぐらいのことをするのか?

 ゴルフのトレーニングは全てのトレーニングがスイングがしやすくなることを前提としますが、やりすぎても、足りなくても駄目。スイングがしにくくなることは一切しない。

 ゴルフのトレーニングはそういう意味ではとても複雑です。

 ジュラシック木澤さんが49歳で日本チャンピオンになったことは、各スポーツ界にとっても多大なる影響を及ぼすことでしょう。

 色々なトレーニングを勉強するなかで、間違いなく自らを持って証明している人ジュラシック木澤さんには本当に勇気を貰います。


 ジュラシック木澤さんは愛知県在住で、名古屋市港区にジュラシックアカデミーでパーソナルトレーニングをされていますので、気になる人は調べてみてください。

 ちなみに、ゴルフも楽しんでいらっしゃるようなので、ゴルフに必要な筋肉や体の使い方を、いつかじっくりと話す機会があればいいなと思っています。

 今回の大会ゼッケンナンバーが72だったのが面白いですね。

ジュラシック木澤さん本当におめでとうございました!!

 
2024年10月07日 14:37

結局、フェアウェイウッドとユーティリティって何を選べばいいの!?part3

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  フェアウェイウッドとユーティリティを選ぶのが難しい、3つ目の理由。

  それは、ゴルフクラブの試打テストする環境が整っているプロゴルファーでさえも、なかなか替えられないのがフェアウェイウッドとユーティリティだから、、、です。

  どういうことかというと、フェアウェイウッドやユーティリティは、14本の中では楽に飛んで、傾斜地からも打ちやすくて、球筋が上がりやすくて、ドローやフェードを打ち分けやすいことが求められます。

  この4拍子条件が揃ったフェアウェイウッドやユーティリティを選ぶということは本当に手間がかかり、難しいのです。

  アマチュアの方達のなかでは、ドローやフェードを打ち分ける必要がないと言う方もいるでしょうが、それても、飛んで、傾斜地から打ちやすくて、球筋が上がりやすいフェアウェイウッドやユーティリティでなくてはいけません。

  一流プロゴルファー達のクラブセッティングをみてみると、フェアウェイウッドやユーティリティだけ契約外のメーカーのものを使っていたり、契約しているメーカーのものだけど昔のモデルを使用しいる選手が大多数です。

  なので、選手はメーカーに対して、14本のうち11本だけ契約したりして、残りの3本は使い慣れた別のメーカーのものを使い続けるということをしています。

  メーカー側も、フェアウェイウッドやユーティリティに関しては、どれだけ開発を進めても、選手の好みで使い慣れたクラブには勝てないということを重々承知していますので、14本全て契約しなくてもオッケーにしています。

  ただ、超一流選手達には膨大な契約金を払っていますので、なるべく自社のものを使って欲しいと要望はするようですが、それでも替えない超一流選手もいるわけです。

  ちなみに簡単に例を上げると、松山英樹選手は、ダンロップ社スリクソンと契約していますが、フェアウェイウッドに関してはテーラーメイド社とコブラ社のものを使用。

 タイガーウッズ選手は、5番ウッドだけテーラーメイドのM3という2018年モデルを使用。

 今平周吾選手は、ヤマハ社と契約していますが、フェアウェイウッド2本をコブラ社のもので、ユーティリティは学生の時からタイトリスト社の910Hを使用。ちなみにタイトリスト910Hは2011年モデルなので約13年使用していることになります、、

 堀川未来夢選手は、ブリジストン社と契約していますが、フェアウェイウッド2本をテーラーメイドのM4を使用。


  とこれはあくまでも一例ですが、成績の安定を求めてフェアウェイウッドやユーティリティをあえて替えないプロゴルファーが現実として多いのです。

それは何故か?

 ほとんどの人が言わないその理由。でも敢えて私がその理由を説明していくことにします。

 実は、ユーティリティとフェアウェイウッドの性能は進化しにくく、3番ウッドに関していうとティアップせずに地面からボールを打つことに対して、43インチの長さで、ロフト15度のスペックそのものが、人間の能力の限界をギリギリだと言われています。やはり、3番ウッドはある程度のヘッドスピードが無ければ完全に打ちこなすことは難しいのです。

 だから、3番ウッドが全く打てないという人が多いわけです。

 メーカーとしても3番ウッドの距離を伸ばすために、標準の43インチから少し長くしてみたり、15度を14.5度にしてみたりしても打ちこなせる人がほとんどいない。

 簡単に打てるようにヘッドを大きくしたり、新しいハイテク素材を使ってみたりしても、結局、傾斜地から打つ時に打ちづらくて、元の設計デザインに戻してしまう。

 そういう理由でドライバーは大きくなって来たのに、フェアウェイウッドとユーティリティは大きくなって来ていないわけです。

 今までにもヘッドが大きめのフェアウェイウッドは開発されてはきましたが、プロゴルファーが誰も使わない。大きめのヘッドでは、傾斜地からボールのコントロールが出来ないからです。

 じゃあ、フェアウェイウッドとユーティリティは進化してきていないのかというとそうではなく、実験室のデータの中では確実に少しずつ進化してきています。

 実験室のなかで進化しているフェアウェイウッドとユーティリティを、実戦のコースに持っていくとどうなるかというと?

 地面がフラットで条件の良い所で飛距離のデータが抜群に良いことは間違いないのですが、傾斜地からナイスショットを打つには、色々なスイング軌道で打ち分けることが求められるので、傾斜地だと思ってもない方向に大きく飛んで行ってしまうことになるのです。

 プロゴルファーや競技ゴルフ上級者の場合、どれだけ飛距離が飛んでも、実戦ではイメージした弾道で飛ばなければ、そのクラブは使いません。

 なので、アイアンと同じように一度慣れてしまうと替えられなくなってしまうのが、フェアウェイウッドとユーティリティなのです。

 もちろんその人のスイングタイプや性格、ゴルフ環境にもよりますが、フェアウェイウッドとユーティリティだけは、なかなか替えられないというプロゴルファーが多いのです。

 ちなみに、最近までの私のフェアウェイウッドは、、ずっとキャロウェイの初代ローグでした。それから、何十本と試しに試して、替えられそうなモデルがピンのg430MAXか、テーラーメイドのQI10です。コースの色々な傾斜地からイメージ通りの球筋が打てるので、後はシャフト選びに奔走中です、、
本当は、キャロウェイ初代ローグのフェアウェイウッドのままでも良かったのですが、仕事柄新しいモノも試してみなくてはいけないという理由で試しているだけなのです。

 シャフト選びも、、、難しい、、でもシャフト選びのことはまた別の機会ということにします。

 めちゃくちゃ飛ぶフェアウェイウッドは沢山ありましたが、傾斜地から打ちやすく無ければ意味は無いんです!

 だから、各メーカーのクラブ開発の人達もプロゴルファーの意見を多く取り入れているはずなのに、モデルチェンジの度に物凄い打ちやくすることが出来ずに苦労しています。

  じゃあ、私達、ゴルファーはフェアウェイウッドとユーティリティをどう考えて選べばいいのでしょうか?

 何千種類とある過去のモデル全てから選ぶには、とてつもない労力と時間を要します。だから、選ぶためのルールと考え方が大切になってくるわけですが、もしよければ参考にしていただけたらと思います。

 次はこのテーマのまとめになります。

→→つづく←←
2024年09月26日 17:28

松山英樹選手パリオリンピック銅メダル獲得おめでとう!

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 2024年パリオリンピックゴルフ競技で松山英樹選手が念願の銅メダルを獲得しました。

 4日目の最終日、金メダルのスコッティシェフラー選手、銀メダルのフリートウッド選手、ジョンラーム選手、ローリマキロイ選手、ザンターシャウフェレ選手、トムキム選手と名だたるビッグネームの選手達の戦いが映像に流れたので、ここ最近のゴルフの試合の中でも歴史に残るような戦いだったのではないでしょうか?

 試合会場のゴルフナショナルは、2018年のライダーカップの試合会場でもあり、ベルサイユ宮殿の側のゴルフ場です。

 まわりに建物が無く、開けた土地なので、風が吹き始めるとコース全体に強く影響し、最高難易度のコースへと変貌します。

 ゴルフナショナルは池のあるリンクスコースなので、海外のリンクスコースを多く経験した者でしか決勝に残れないコース。なので、日本人としては松山英樹選手以外の選手にとっては、難しすぎるコースでした。

 ドライバーも池の横の狭いフェアウェイをピンポイントで狙わなくてはいけないくて、グリーン横にはいつも池がある。

 やはり、1流選手のなかで戦うためには、飛んで曲がらないドライバーと、常に1ピン以内を狙えるアイアンの精度が大前提。

 1流選手とそうでない選手を比較すると、体幹の強さ、スイングリズムのレベルの高さ、強烈なメンタルが全く違います。

特に体幹の筋力の強さ。

腕、脚の筋肉は柔らかく、体幹が強い体。

 このような体を作り上げるためには、普通のトレーニングだけでは無理です。

 骨格筋を単純に鍛えるのではなく、スイングのしやすさを残しながら、脳と筋肉の連携を鍛えていくファンクショナルトレーニングというジャンルのトレーニングをしなくては、1流選手のような体には成りません。

 私はコーチとしてこのファンクショナルトレーニングも勉強していて、単純に筋肉を付けるだけだとゴルフスイングが駄目になってしまうことを理解しています。

 今の時代は、脳と筋肉の連携を如何に強くしていくのか?というトレーニングをすることが大前提で、下手にいらない筋肉を付けるぐらいなら、簡単ないくつかのスクワットトレーニングと軽いジョギングをしたほうがゴルフに於いては、まだましだということが分かってきています。

 トレーニングをした後に、スイングがしにくい。もしそうであれば、そのトレーニングはゴルフには合っていないということになります。

 昔ながらの考えでいて、ゴルフの為にトレーニングを頑張っている人は、1流選手が滑らかにスイングをしていることは、多くの工夫がされているということを理解しなくてはいけません。

 今回の松山英樹選手の体のコンデショニングは究極的に仕上がっていました。練習だけなくコンデショニングに力を入れていたことが、今回の銅メダルに繋がったのだと私は感じました。本気でメダルを取りに来ていたということですね。

 今回の松山英樹選手の銅メダルは、未来の日本ゴルフにとってはかなり大きい功績といえるでしょう。

 松山英樹選手は、言葉に言い表せない強さをもっていて、スイングの美しさや、飛距離だけではない、何か違う要素を兼ね備えています。

 この言葉に言い表せない何かを、私はコーチして研究し、その研究を今後のゴルフレッスンに活かしていこうと思っています。

 軽やかで力強いリズム感。それを4日間続ける集中力と気力、、、人知を超える、超能力、、

 スイングを綺麗にとか、飛距離アップとかそんな単純なものでは無い要素。

 松山英樹選手、本当に、本当におめでとうございました!!

 あなたは日本人の誇りです!
2024年08月05日 06:54

最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part2

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 最近のゴルフクラブって何がいいんですか?

と、問われて私が答えるならどう答えるか?

 それは、今、使用しているクラブをどう思っていて、次に使うクラブに何を期待しているのか?を具体的に決めていないと答えられない。

というのが本当の本音です。

 これを決めなくて、クラブ選びを拘ってしまうと、、ほとんどが失敗してしまいます。

 最初のうちはクラブを買い換えることにワクワクして、どれがいいんだろと選ぶことがとても楽しいのですが、2つめ、3つめ、4つめとコースで試すうちに、選び疲れてきて、もうどれでもいいから自分にとって早く打ちやすいものが見つかってくれ!と嫌になってきてしまう。

何故?嫌になってくるのか?

それは買い替える費用がとてもかかるからです。

 それで、そこそこ打ちやすいものが見つかれば、妥協してそれに落ち着こうとなり、本当の本当は前使っていたクラブほうが打ちやすかったのに、せっかくお金をかけたのだから前のクラブに戻れない、、

 実際に、クラブ選びの費用に一切の妥協をしないで糸目をつけずに選んでみると、、驚くほど費用がかかることになります。

 最新クラブを手当たり次第に選んで打ってみて、本当に心から打ちやすいものを選ぶとなると、ロフト選び、シャフト選びも関係してきて、物凄い数のクラブを試さないといけなくなる。

 だから、今の時代はクラブフィッティングというシステムが出来上がっているわけですが、
そのクラブフィッティングも完璧なシステムではありません。

 何故完璧なシステムでないのか?と言えるのかというと、冒頭でお話しした、

 [今、使用しているクラブをどう思っていて、次に使うクラブに何を期待しているのか?]

ということが、選ぶ本人に無ければ決めきれないからです。

何故?決めきれないのか?というと、、、

最近のどのメーカーも、そこそこ良いからです。

 そこそこ良いけど、飛び抜けて良いものは中々見つからない、、

だから、選びきれない、、、

 その証拠に、ユーチューブでクラブの試打を沢山しているチャンネルの人達の中でもでも、飛び抜けてこのクラブが良い!!って言ってる人はほとんどいません。

 クラブの試打を沢山しているユーチューブといえば、しだるTVの石井良介さん。

 その石井良介さんでも、日本の中でほぼ全てのクラブを打っているのに、これだ!と決めきれずに複数ドライバーを所有している始末。

 それでもって、クラブを選んだ後に、カスタムシャフト選びもユーチューブのチャンネル外でコツコツ続けているようです。
 クラブの製作されるにあたっての性能の個体差もあるとチャンネル内で発言もしている、、個体差まで気にして選ぶとなると、、、

 トラックマンの飛距離を見ていても飛距離は変わらないし、飛距離以外の要素で選ぶ時代になって来ているのですが、その話しはまた後で、、




 だから、きちんとした買い換えるためのコンセプトが無ければ、選ぶ方も選ばれる方も、どれもそこそこ良いからグダグダになって、何となくデータが良かったものをおすすめしますとなるのです。

これが、本当のゴルフクラブ界の現実なのです。

 この現実をあまりに公に話してしまうと、新製品の購買意欲が湧かなくなるので、マーケット戦略的にメーカー内ではこの現実をベールに包んでしまっている。

 消費者がいないと経済は回りませんから、これは仕方の無い話しです。

で、これがプロゴルファーの場合どうなるのか?というと、

先ずは自分の打ちたいイメージ通りの球筋に打てるのか?

 凄い飛ぶけど、凄い打感がいいけど、たまに自分の想定してないミスが突調子に出ることが無いか?

 構えたときのクラブヘッドの感じが好きか?
(ゴルフ業界ではこのことを顔がいい!と表現します)

 ということを、試打室だけでは分からないため、実践のゴルフコースで試してテストするのです。

 テストして駄目なら、なんの躊躇もなく元のクラブに戻す。

仕事がゴルフでない限り、こんなこと出来ませんよね。

買ってしまったら使いたい!それが人情。

 でも良くなければ元に戻すのがプロゴルファーのクラブ選びの鉄則。

 だから、アマチュアゴルファーは、きちんと買い換える目的のコンセプトを持たずにクラブを安易に買うと痛い目に合うのです。

 分かりやすく例えるならば、松山英樹選手がダンロップのスリクソンと契約しているなかで、数年前まではドライバーは違うメーカーをずっと試していたということが、如何にクラブ選びが難しいのか?ということを物語っています。

 今平周吾選手なんかは、2015年に発売されたヤマハRMX116ドライバーを約8年間替えませんでした。8年間、ヤマハのメーカーの人が全力で提供してきたにもかかわらず、、です。

 ブリジストン契約の堀川未来夢選手も同じドライバーを4年間使い続けてきて、今年替えた!と話題になるも、2024年初戦で使っていたのは、キャロウェイ社のドライバー、、、パラダイムトリブルダイヤ。これにはとても驚きました。ブリジストンの看板を背負っている堀川未来夢選手も、選手としての成績は背に腹は代えられないわけです。


 慣れたクラブを替えるということは、これほどまでに難しいのに、何となく替えてみようとお店に寄って、どれがいいですか?とひょいと試打しても、選びきれる訳がありません。

 初心者のゴルファーや、何を試して打ってみても違いが分からない人は、先ずは評判のいい、口コミのいい中古のクラブを買って、違いが分かるレベルになってから、拘って選んでみるほうが賢いのかもしれません。

でも、、新しいモノが、、、ほしい、、

 という人の為に、ゴルフクラブを選ぶためのコツをお話ししていこうと思います。

 ただーし!本当はきちんと練習していて、ある程度は、少しはクラブヘッドの芯に当てられることが大前提ですが、今回はこのことは敢えて、、言わないことにします!

 基本が出来ていないの、、、んーーん、今回はこれは無し!


本当はきちんとスイングを、、


 駄目駄目、スイングの話しになると話しが逸れていくので我慢、我慢。

では、説明していきます。

→→つづく←←

 
2024年07月26日 06:44

たくさん練習しても思った通りのスイングにならないのは何故!?part10

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 ゴルフ練習場に来た時に、怪我をしていたり、酷く疲れていたり、体調が良くない場合どうすればいいのでしょうか?

辞めて帰る?

無理していつも通りに練習する?

そもそも体調が良くないなら練習をしない?

どうすればいいのか?

 せっかく練習できる時間があるのなら、やっぱり練習はしなくてはいけません。

 無理して体調が悪化するのは良くありませんが、全く練習しないというのは、逆に自分の弱さに負けているということなので、練習は何らかの形でしなくてはいけません。

 あっ、今日は疲れているからやめやめ。また来週。では、ただ練習しない人になるだけです。それでは上達しません。

 軽い運動をすることは、リフレッシュにもなりますし、かえって疲れも取れます。

 日々の生活の中で、軽い運動はしなくてはいけませんし、運動をしない人は健康ではいられません。

 逆に軽い運動を通り越して、ムキになって怪我を悪化させたり、スイングを壊してしまうのなら、練習よりも散歩だったり、トレーニングジムに行って軽い運動をしたほうがよっぽどマシです。

 練習をして悪化させるなんてありえません。練習というものは成長するためにするもの。

要は無理をして悪化させないことが大切なのです。

 ゴルフ練習場に来た時に、体調が良くない時場合はその体調に合わせた練習をしなくてはいけません。

これが本当に難しい。

 何故なら、練習場に来て練習をする!ということ自体、無理をしてでも頑張るぞ!という気持ちで、モチベーションで来ているからです。

 打ち始めると、だんだんムキになって軽く打ち続けようと思っても、チカラ任せのスイングになって、色々なものを壊していく。

そして、練習しないほうが良かったとなってしまう。

 頑張ろうとする気持ちが調子を壊すことになるなんて、考えてみたこともない。練習することは絶対に大事。練習が裏切ることなんて有るわけ無いと、練習を信じたとしても、、、

 間違えて練習したとするなら、練習に裏切られることでしょう。

 練習は大切。練習はしなくては上手くなりません。でも、チカラ任せのスイングで練習する意味は無い。


 ここで補足しておくと、アマチュアの皆さんは無理をする必要はありません。ゴルフで生活をしているわけではありませんし、無理をしなくたって上達などできるからです。でも、チカラ任せの練習は駄目!

 腰が痛い、膝が痛い、体が酷く疲れている時に、ムキになって練習して、怪我を悪化させたり、疲れを溜めてしまったりすることに意味があると思いますか?

良く考えてみてください。

 無理やり練習して、無理やり調子を上げて、もっと腰が痛くなった、膝が痛くなった、疲れが余計に溜まったとしたら、なんのために練習をしたのか?ということになりますよね。

 練習して酷くなるということは、その練習は意味は無いということになる。

でも、練習はしなくては上手くならない。

 打ち始めるとチカラ任せのスイング練習を繰り返して、挙句の果てに無理も出来ないぐらいひどくなって、練習が出来なくなる。

 これは、実はプロゴルファーの世界でも起こっていて、頑張り方、頑張る方向を間違えて、頑張れば頑張るほど酷くなって引退となるケースもあり、とても難しい問題となります。

 間違えた方へ進んでいたとしても、やり切ろうとしてしまう。本来は、頑張り方を見直すしかないのに、引き下がることができなくなる。

 例えるならば、せっかく買ったものだから捨てられない。ずっと残しておこうとする。

 そして、散らかってしまう。

 買ったものでも使わないものであったり、自分に合わないのでしたら捨てる。その繰り返しをしているうちに、余計なものを買わなくなる。本当に必要なものだけを買えるようにならなくてはいけない。

 そのためには、必要でないもの、必要なものを見極めるセンスがいる。

 いらないものを捨てられない人と、合わない練習ドリルを止められない人。

どんどん散らかって片付けられなくなる、、

 せっかく練習してきたことなのだから、自分に合わない練習でもやり続ける?

その挙げ句、頭の中が散らかっていく、、


 やろうと決めたことを途中で撤退して、基礎に立ち返ることは時として大切です。合わなければ辞める。合わなければ捨てる。

 損切りの世界、そう「断捨離」。

 そもそも、合わないものを買わなければいいわけで、それと同じことで、練習内容も余計なことをしないで、慎重に決めていくことが大切。

 だから、自分の体調を見極めて、無理のない自分にとって必要な練習をしなくては、壊すし散らすしで、二重苦の負のスパイラルに陥ってしまうのです。

 ずっと片付けたままにできる人と、余計な練習をしない人は同じセンスが必要です。
 
 どうですか?実践できますか?

 きちんと片付けたままにすることできますか?

 忙しいから、疲れてるから、捨てられないから、、
 たまには散らかる?

 練習も頭の中を散らかさないようにするには同じことなのです。

 もし、練習場に来た時に体調が良くないのでしたら、軽い基礎練習をして、体調を悪化させないことが最優先となります。

 やはり、ここで質の高い基礎練習を知らなくてはいけないとなりますね。このことも、この私のブログで今までに書いてきたことです。
 読んだことがない人は、私のブログのバックナンバーを遡って是非とも読んでみてください。

 どんなスポーツでも、質の高い基礎練習というものは、競技レベルが上がれば上がるほど大切になってくるものです。

 質の高い基礎練習を知ることが出来たのなら上級者。

 そのためには多くの経験が必用となる。ゴルフではなく、あなたの仕事、やってきたスポーツや習い事で考えてみると分かるかと思います。

 体調が良くない時には、無理の無い、体調を悪化させ無い質の高い基礎練習しかしてはいけないからです。

 どんなジャンルの世界でも、そのジャンルを極めた者だけが知っている基礎の大切さ、凄さ。

 時間軸が長くなればなるほど、基礎のクオリティで成長するかどうかが決まる。基礎のクオリティが低ければ、成長は止まり、止まったところから、なだらかに実力落ちていく。

 結局、詰まる所、最後の最後は基礎のクオリティで全てが決まっているという事実、、、

この現実と向き合うことができるか?

なかなかできる人は限られてくる。

 私のレッスンに来できる競技ゴルフを真剣に取り組んでいる人で次のようなドリルを数週間してもらうことがあります。

 それはポールの距離を落としてコントロールする練習ドリルです。

 色々なことが身について来た時に、その色々なことが頭に落とし込むまで、距離を落として頭の中を整理するためにするドリルなのですが、これが、最初は皆、中々できない。

 例えば、ドライバーが230ヤード飛ばせる人でも、150ヤードまでの距離でこのドリルをしてください。次まで、ラウンド以外は絶対に150ヤード以上練習しないようにしてください。

 と言って150ヤードまでの練習ができる人はほとんどいません。

 次に会ってレッスンしていると、150ヤード以上無意識に飛ばしてしまっているのです。

 もちろんこんなドリルは数週間しかしないわけですが、ほとんどの人がその数週間さえも我慢できない。

 その我慢できないところに、2つ目の理由である体調によって、軽い練習にしたり、しっかり練習したりという、練習のメリハリのコントロールができない原因があると言えるのです。

 軽く練習すると決めても、気がつくと思い切りクラブを振ってしまっている。何故かというと、実戦で役に立つ練習はどういうものか?それを知るためのトライアンドエラーを経験してきてないからです。

練習してゴルフ場で練習したことをやる。

その繰り返し。

 そして、ゴルフ場でできることを確実に練習できる人は短期間でいいスコアでプレーできることになります。

 信じられないかもしれませんが、全国区でみると1、2年でスコア80を切る人もいるのです。

 そういう人は、ゴルフコースのための練習方法を自分で確立するのが上手い人。

 悩みすぎないでOBにならずに前に進むだけ、あとはアプローチとパターとバンカーを練習するだけ。

 自分のスイングを綺麗にしたいとか全く無くて、スコアメークが上手い。

 余計なドリルは一切しない、、

 そういう人が私のレッスンに来たことはたくさんあります。

「ここまで上手くなれたけど、もう少し上手くしてもらえませんか?」

 そう言って、私のプロゴルファーとして、コーチとしての経験を買っていただいて、コーチとして仕事をさせてくれる。

 そういうゴルファーはとてもスマートでカッコいいですよね。

体調によって無理のない練習をするためには、

質の高い基礎練習を学んでいることと、

ゴルフ場のために練習をするマインドを持っていること。

が大切です。

 
   どうでしょうか?


これでこのテーマを終わりにしようと思いますが、今回のテーマは上達するためには、とても大切なことを説明してきました。

骨格なりのスイングにしかならないこと、
過度にスイングを自己分析しすぎないこと、
体調に合わせた正しい練習をすることを、
きちんと受け入れて理解してから日々のゴルフ練習を楽しんでください。


 プロゴルファーの場合は、、去年2023年の11月に書いた、プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?できちんと書いていますので、忘れてしまった人、まだ見ていない人は読み直してみるのもいいかもしれませんね。

 プロゴルファーの場合とアマチュアゴルファーの場合とでは、私はプロコーチとしてきちんと分けて考えていますので、もし私のレッスンを受けてみたいという人は、その点ではご安心ください。

 もし私のレッスンを受けたいという人は、きちんとレッスンを受ける気持ちのある人を、私はお待ちしております。

 このようなブログを書き続けている理由の一つとして、こういうコーチにレッスンを受けるかどうかの判断材料としていただくために、私の自己紹介の1つとして書いています。

 レッスンに通っていただく方には、私は一切の手を抜きませんし、その人の目的、目標に合わせて、最後どのように楽しむのか?を見据えて落とし所まできちんと最短で導きます。

 既に通って頂いている方達なら理解して頂いていることとは思いますが、1人1人に合わせて、無理のないペースできちんとレッスンを進めていきます。

 ですが、ゴルフは難しいスポーツです。練習はしないと上手くはなりません。

 そのことを理解して、きちんとレッスンを受けて、レッスンの復習練習ができる人でないとレッスンを受ける意味は薄くなってしまいます。

 プロゴルファーからアマチュアまでレッスンをしているプロコーチのレッスンを受けたい方は、一度ご相談ください。

皆様の上達を切に願っております。

→→おわり←←
2024年05月01日 06:58

素振りのヘッドスピード記録更新!?

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 皆さん、暖かい春ゴルフに向けて練習はしていますか?

 冬は寒くて振れないし、冬のゴルフ場はいいスコアが出にくいから、冬は練習控えめ、、というのも一つの考え。

 趣味で楽しくゴルフをしている人は、春と初夏と秋にゴルフをすることが、無理なく長くゴルフを楽しめるということは間違い無いこと。寒い冬は練習が控えめになっている人はエンジョイ派の人ならオッケー。

 競技ゴルフの人、上級者を目指している人、ゴルフを自分なりに極めたい!人は冬は基礎練習、基礎体力をつける時期。

 いきなり春ですよ、最高気温が20度を超えますよと天気予報で流れたとしても、きちんと基礎練習をしていないと、基礎が出来ていないスイングで、間違えたまま、春の暖かい気候にのぼせて振ってしまっても、一所懸命練習しても練習が終わる時にどうなっているのかは?目に見えていますよね?

 毎年、毎年、春が来るたびに、気温が暖かくなるに連れてスコアが良くなる、飛距離も自然と出るという人は、正しくゴルフの練習を出来ている人とも言えますね。

 今からでも遅くない!春に向けて基礎練習をきっちりとすることがとても大切です。


 とは言いながらも、、今年の冬は、私、370ヤードを目指して練習している、いち草ドラコンゴルファーとして、ヘッドスピードを上げる練習を日々のレッスンの仕事の合間に、コツコツしているなかで、、念願のヘッドスピード60超えを達成できました。
 ボールを打った時のヘッドスピードではなく、あくまでも素振りだけのヘッドスピードなのですが、コツを掴んで61m/sがようやく出せるようになりました。

 色々なヘッドスピードの出し方の技術があるのですが、人によって体の使い方、筋肉の使う場所が違うので、安定してヘッドスピードを上げる方法は一言では説明できません。
 絶対に飛ぶようになるユーチューブレッスン!!ってありますか?試したことありますか?

 無いですよね、、

 実は、私からすると、その人の体格、筋力、スイングの癖、性格、やってきたスポーツ経験等、話し込みをしてその人のことを理解しなくては、ヘッドスピードを大きく上げることは出来ないと考えています。

 後は、ヘッドスピードを上げるための本格的な練習をすれば、数日は筋肉痛になりますし、体が痛くなったりしたらそのことのケアもしなくてはいけません。

 ヘッドスピードを上げて、飛距離アップをするということは、努力が必要ですし、その努力をサポートするのが飛距離アップのレッスンの本質なのです。

 楽に飛距離アップなんて、ある程度練習しているゴルファーであれば、そんな甘っちょろい話しなんてあるわけ無いのです。

 ゴルフはスポーツです。ヘッドスピードを上げるということは、スポーツを頑張る!ということ。

 飛距離アップを目的にゴルフクラブを買うのなら、その前にヘッドスピードを上げなくてはお金が勿体ない、、

 そう思いませんか?


 スコアメークはある程度の飛距離があれば、アプローチとパターとコースマネージメントでいくらでもできます。そっちのレッスンなら私は得意中の得意。おまかせください。
 
 ドラコンの練習をしてはいるものの、スコアメークをしなさいと言われれば、私はいつでもスコアメークはできます。何故なら、試合での経験が豊富に有るからです。

 ゴルフの本質はスコア!!それは絶対的なこと。

 でも、370ヤード飛ばしたことが無い、、レベルの高いドラコンのレッスンスキルも上げたい!!そのためにドラコンの技術も研究しているというのが、私が飛距離アップをまだしたいという理由の1つなのです。

  実は、昔、私のブログで書いたことがありますが、ドラコン競技はまずは、ヘッドスピードを上げる切ることが基本となります。

 ヘッドスピードが出せないのに、ボールを打っても仕方ないよねというのが、ドラコン競技の世界。

 だから、とにかく素振りを速く振れるようにする練習をするのです。

 これが、意外と難しい。

 ヘッドスピードの出し方は、アマチュアの皆さんが思っている以上に何通りもあります。

 その体の使い方、スイング技術、ドライバーの選び方の組み合わせ方は人それぞれであり、私はそのこともプロコーチとして研究しています。

 私が自分で、草ドラコン競技をしているのは、色々な人に飛ばしをレッスンする時に、飛ばしたい人の気持ちを忘れないためなのと、
飛ばしのレッスンのレベルを上げたいためにしているのです。


 ヘッドスピードの限界を超すためには、筋力だけでなく、ヘッドスピードを出すためのコツやアイディアが必用なのですが、それがとても奥が深い。

 ヘッドスピード64m/sが出るまで、素振りをしまくるぞぉーー!!と思う今日このごろでした、、

 でも、やっぱりゴルフはスコア。トータルバランスが大切なスポーツ。

 飛距離アップはスコアメークの手段の1つにしかすぎないことは、皆さん忘れないように、、してください。

 
 

 

 
2024年02月25日 17:09

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