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グリーン周りのアプローチは何で難しいの!?part7

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 私はゴルフコーチとしてアプローチやパターのレッスンがとても得意で自信を持っています。

 何故なら、ショートゲームに関しては、アプローチの技術や理論を教えることよりも感性を豊にするレッスンを大切にしているから。


 アプローチの状況によって、こういう時は、こんな振り幅で、ボールはここに落としてからこうやって転がっていくんですよ、と私がやってみせて、真似してもらって、どう違うのかを、手間を惜しまずに、焦らずに、きちんと相手に伝えていくことを数え切れないほどの人にレッスンしてきました。

 アプローチやパターの感性を豊にするためにはマンツーマンで肌で、体で感じて理解してもらうのが最も有効で理想的です。

 本やインターネットで感性を養うためのプログラム文章で人に伝えるとなると、途方もないプログラムの量になることでしょう、、

 歌や楽器が上手くなりたい人に本やインターネットで教えきれるのか?

 本やインターネットのレッスンでアプローチが上手くなれないのは、前にも言った通り、歌と楽器が上手くなるプロセスとアプローチが上手くなるプロセスが同じだから。

 もちろん、私はプロコーチなので、プロゴルファーにもアプローチのレッスンをします。

 プロゴルファーにどんなアプローチのレッスンをするのかを想像できますか?

 プロゴルファーは皆アプローチは上手い??

 いえいえ、プロゴルファーでもアプローチの上手さのレベルはあります。

 プロゴルファーは、プロゴルファーになってから世界中のコースをプレーしてアプローチの感性を磨いていかなくてはいけません。

 グリーンの硬さ、芝の種類と長さ、湿度、によってアプローチの距離感違いますし、プロゴルファーはそれに対応してどんなところからも2メーター以内に寄せなくてはいけない。

 そして一流選手たちはそのアプローチの感性がずば抜けています。

 成績を出し切れないプロゴルファーがいるとしたら、独りで練習していてもレベルアップは出来なくて、そういう一流選手達と一緒にプレーしてそういう感性を磨く必要があります。

 結局は、プロゴルファーになってもアマチュアゴルフと同じで、自分よりもレベルが高い人と練習して、試合を共にしないと感性を磨くことはできないのです。

 私はそういうアプローチの感性とは何なのかをコーチとして常日頃研究しています。

 アプローチが上手い人ってどんなふうになればいいの?

 それは、アプローチを柔らかく寄せられるようになること。

 柔らかく寄せる。

 人から見て柔らかいアプローチですねと言われるようようになるためには?

 どんな練習プログラムを作ればいい?

 そんな柔らかいアプローチになれるように工夫しなくては、アプローチはある段階からは全く上達しなくなる。

 アプローチが柔らかく寄せられるようになることこそが、上手くなるために必要な本当の現実の話し。

 柔らかい優しい歌を歌えるようになるには?

 演劇の台本を覚えて、観る人が感動して優しい気持ちになるようなセリフを喋るためには?

 どう練習すればいいのか?

 それとアプローチが上手くなることは全く同じということを理解して、それを養っていく。

 どんな所からも寄せられるアプローチが出来るようになった人は感性を養うことの重要性理解している人。

 私はゴルフコーチでもあり、アプローチを柔らかく寄せられるようにしていくゴルフの演出家でもあります。

 動きが硬いアプローチを柔らかくするためにどう演出しなくてはいけないのか?

 そのためのプログラムを作り、柔らかく寄せられるように指導していく。

 ただ、練習場でアプローチの打ち方で悩んで闇雲にボールを打ってもあるレベルからは上達はしません。

 本番コースで毎回違う距離感や、アプローチの落とし場所から転がる距離までの経験を沢山積まなくてはアプローチなんて上手くなっていきません。

 アプローチの巧さとは実戦経験と感性の豊かさを積み重ねていくこと。ある程度上手くなれば、ただ練習場でボールを打っていてもアプローチに関してはほとんど意味がないのです。

 コースになかなか行けないような人はアプローチの練習のメニューを余程工夫しなくては、アプローチのスキルは上がらない。

 いつまでたってもアプローチが寄せられないのなら、どうすればいい?

 ただ、同じ距離をひたすらアプローチした所で意味は有るのか?

 よく考えて、練習をしていかなければ時間と練習代がもったいない、、

 アプローチが上手くなるには、距離感の感性を表現できるようになること!アプローチをする寄る!というイメージが溢れていなければいけない。

 怖い、不安と思いながらゴルフをしているなら、それは怖さと不安を膨らませている。

 如何にその悪循環から抜け出せるような練習プログラムを練習できるのか?が大切です。

 この現実から目を逸らさないようにして練習するようにしてください。

 上級者やプロゴルファーまでもがアプローチのレッスンに来る理由が理解出来たのではないでしょうか?

 どれだけ上手くなっても、感性を磨く鍛錬は必要なのです。

 もし、ゴルフに関することや、アプローチやパターでお困りの際はいつでもご相談ください。吉田ゴルフスクールのホームページからいつでもお問い合わせできますので、一度、話しをしてみたい人はご連絡ください。

 ゴルフは本当に奥が深い。

 だから私はまだまだゴルフを研究して、豊な表現でゴルフを表してしていきたい。

 そのためにも私も感性をもっと磨いて、表現力を色々な分野のプロフェッショナルから学んでいく気持ちで一杯でいます。

 学ぶ気持ちを大切にする。

 それは良く生きるということ、、

 人生の中でまだ成長できることがあるなんて素敵なことです。

 そう思いませんか?
 

→→おわり←←
2025年04月13日 14:41

グリーン周りのアプローチは何で難しいの!?part6

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 ある程度アプローチの基本を学んだ人が、毎日、練習場だけでアプローチを練習している人と、毎日、ゴルフ場をプレーしている人と、1年後はどちらの方がアプローチは上手くなるのか?

 答えを言う前にほとんどの人が分かっていたと思います。

 毎日ゴルフ場をプレーしている人をのほうが上手くなるに決まっていますよね。

 でも何で毎日ゴルフ場をしている人の方が、上手くなるのか具体的に考えみて欲しい。

 良く考えてみると、ゴルフ場でのグリーン周りのアプローチは、18ホールしか無いのですから多くてアプローチをするのは18回ぐらいなので、18球だけの練習をするだけになります。

 〘プロゴルファーの場合は、バーディを取らなくてはいけないので、パー3の1打目、パー4の2打目、パー5の3打目もアプローチとして考えるのですが、それはまた別の話し、、今回はこのことについては割愛します、、〙

  18球までしか毎日打たないゴルフ場場のほうが、毎日150球アプローチの練習をするよりも上手くなってしまうのは何故?

 それを考えられない人はアプローチは上手くなりません。

 毎日のように練習場でアプローチをした経験がある人は分かると思いますが、あるレベルからは練習場ではアプローチは上手くならないようになります。

 その理由は、アプローチというのは毎回、寄せる距離は違いますし、打つ所の傾斜や、上り下り、芝の長さの違い、芝が濡れている乾いている、グリーンの硬さの違いなどで、アプローチの振り幅を変えなくてはいけないからです。

 簡単に言うと状況判断をして、それに対して振り幅を修正する能力を鍛えなくてはいけないということになります。

 そういう能力を鍛えていくことが、アプローチでは大切になりますし、私のゴルフコーチとしての仕事でもあります。

 だから、アプローチのレッスンをするならできればゴルフ場のコースでレッスンしたい、、それが私のコーチとしての本音。

 何故ならば、状況判断ができるようにレッスンして、それに対してアプローチの振り幅を修正するレッスンをしなくてはいけないからです。

 良く考えてみてください。

 どれだけアプローチの打ち方の技術で悩んでいてそのことが理解できたとしても、結局、本番コースでアプローチの振り幅やボールの転がっていくスピードの感覚を覚えるのは全く別だということ。

 アプローチが上手くなるということは、そういうことだと深く理解しなくてはいけません。

 ゴルフコースでのアプローチの振り幅がむちゃくちゃになっていて、打つ前の素振りのイメージからアプローチが寄る感じがしないケースが多い。

 だから、練習場でもアプローチの打ち方の基本技術を教えることはもちろんしますが、それだけではアプローチは完全には寄せられません。

 状況によってどんな振り幅で、どんなタッチで、どんなボールの転がり方をするのか?を修正しなくてはアプローチは寄せられないのです。

 この話を聞いてから、じゃあもっと練習場でアプローチの練習をひたすらにする!と思って頑張っとしても、コースで状況判断をして、それに対しての振り幅を適切に感性を出して寄せられるようになる努力をしなくては、あるレベルからはアプローチの練習にならないのです。

 感性が働かなくなるアプローチを練習場で固めてはいけません。

 良く私が例える話しとして、英語を話せるようなることと、アプローチが寄せられるように成ることは同じと皆に言っています。

 英語の単語と文法をいっぱい勉強して6年間覚えたとしても、英語を話す練習をしなくては英語は話せるようにはなりませんよね?

 アプローチも技術やバリエーションを覚えても、コースで毎回違う状況になる実戦での練習をたくさんしなくては寄るようにはなりせん。

 英会話というのは予測が立てられないなかで臨機応変に自分の知識の中で意思を表現するということ。

 アプローチもどんな距離が残って、どんな状態の芝で、グリーンが硬いのか柔らかいのか変化がある中で、それらに対して臨機応変に自分の意思に基づいてイメージしてアプローチの振り幅を決めなくてはいけない。

 英会話が上達することとアプローチが上達することは全く同じ。


 ゴルフ場を毎日ゴルフ場をプレーするということは英会話の練習をするということ。

 練習場で毎日練習するということは、英単語と文法を覚えるということ。

 どちらが実戦的な実力がつくのかは明白ですね。

 こういうことを深く理解して、アプローチの練習をしていかなくてはアプローチは上達できません。

 何故、グリーン周りのアプローチが難しいのか?理解できましたか?

 次回はこのアプローチのテーマのまとめをして終わりにしたいと思います。

→→つづく←←
2025年04月08日 16:40

グリーン周りのアプローチは何で難しいの!?part4

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 私がゴルフをしてきて、ゴルフをレッスンするようになって、アプローチに於いて意味を間違えると最も危険な表現だと思う言葉があります。

 アプローチ技術、アプローチレッスンにでの深い闇のある言葉、、


 それは、「ダウンブローで打て」という表現です。

 ダウンブローに打つとは、ダウンスイングでのクラブがボールに当たる時の角度を鋭角にして入れるという表現です。

 分かりやすく言うと、クラブが上から下に動いている最中にボールを打ちなさいということ。

 この表現が多くのアプローチイップスのゴルファーを作り上げてきたと、私は強く思っています。

どうですか?

 ミスをしたらもっとダウンブローで打たなくちゃ!?って思って練習してませんか?

 もしそう信じて練習しているのであれば、、芝が枯れて薄くなっている時、雨で芝が濡れている時、体が疲れている時に、アプローチでクラブが地面に刺さってしまって、アプローチが怖くなっているはずです。

 ダウンブローを信じすぎて練習を続けていると、チャックリ病になってしまう可能性がとても高くなります。

 チャックリ病とは、ダウンスイングからインパクトにかけて、クラブが地面に刺さってボールに当たらなくなる病気。打ったボールが目標へ進まなくなる。

 このチャックリ病になってしまうと、ほとんどの人がグリーン周りからのアプローチが怖くなってしまい、治そうと思っても治らなくなる怖い病気です。

 、、そもそも、別にダウンブローで治さなくてもいいのに、ダウンブローアプローチを打たないといけないと思ってしまうのか?

 それは、たまにアプローチでボールの手前をダフったり、直接ボールに当たりすぎてトップしてミスをした際に、もっと鋭角に、上からクラブを入れたらミスは解決すると思ってしまうから、、

 そのクラブ軌道を鋭角にしてミスを治そうとすることがとても危ない。

 何故ならアプローチのミスはダウンブローにすることで、一時的に対処療法として治りますが、ダウンブローが強すぎるとインパクトが優しく打てなくなり、アプローチの距離感がむちゃくちゃになってしまう。

 そして、ダフる度にもっとダウンブローに、鋭角にとなって、クラブが地面に突き刺さるようになってしまうのです。

 これがチャックリ病の始まりになってしまい、チャックリ病が怖くて競技ゴルフができなくなってしまう。

 そういう、チャックリ病で苦しんできた競技ゴルファーを私は沢山レッスンで治してきました。

 上級者になってからのチャックリ病になってしまう人はかなり多いのです。何故なら、もっと上手くなるためにもっと練習をするようになる。

 そして、間違えたアプローチ練習をしてしまう、、

 良く考えてみてください。

 アプローチのミスを治すための解決方法は、ダウンブローで上から打つだけなのでしょうか?

 いいえ、ダウンブロー以外の方法で、もっと沢山の解決方法は沢山あります。

 例えば、

 アドレスやボールの位置を見直す。

 軸とクラブヘッド関係性を大切にして綺麗な往復軌道で振れるようにイメージし直す。

 体とクラブの全体の動きをバランスよくリズミカルになるように練習して固い動きにならないように訓練する。

 トレーニングで身体の歪みを修正して滑らかに体が動くようにする。

 等、アプローチのミスを治すためには、沢山の解決があります。

 それなのに、もっとダウンブローで打つ!と練習してしまうと、優しいリズムでアプローチが打てなくなり、ダウンブローに打ち続けることでインパクト時に頭が目標方向に突っ込む癖ができてしまい、さらにダウンブローが強くなって、さらに地面に突き刺さるようになってしまうのです。

 ダウンブローばかりを練習して柔らかいアプローチで寄せられるようにはならない、、


 だから、私はダウンブローに打ちなさいというレッスンが好きではありません。

 アプローチが得意になって、スピンを多めにかけるときに、たまにはダウンブローで打つ時もあるよね、という感じでレッスンでダウンブローという言葉を使う時はあります。

 ミスをしたからもっとダウンブローに!なんてレッスンしたら、チャックリ病への道を歩ませてしまうだけですから、ダウンブローという言葉を私はレッスンで使いたくはないのです。

 ちなみに私がレッスンをしてきた初心者の方やジュニアゴルファーでチャックリ病になる人はひとりもいません。

 上手くアプローチのレッスンを進めていくと、ダフったり、トップしたりするミスが全く怖く無くなって、アプローチの距離感や振り幅のことだけを考えられるようになり、悩むことは無くなります。

 もちろん、アプローチを全部寄せてワンパットが出来るレベルになるには、それなりの経験が必要ですし沢山の練習が必要です。

 でも、その経験を積んでいく過程のなかでチャックリ病になってしまうと、アプローチが怖い!しか頭では考えられなくなるので、如何にチャックリ病になることが怖いかが分かりますよね。

 ダウンブローで打つ!という練習ドリルはチャックリ病をかなりの確率で誘発してしまう危険性があることを、深く理解しておく必要があります。

 私も時と場合によってはダウンブローで打つことはしますが、必要な時以外は普通に楽に寄せるアプローチをするようにしています。何故なら、クラブが地面に刺さってしまう癖をなるべくつけたくないからです。

 では次にアプローチが上手くなるために本当に必要なことは何なのか?を話して行きたいと思います。

→→つづく←←
2025年03月30日 08:02

真の上級者になるために必要なこと!?part9

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 真の上級者達の平常心を養う練習とはどんな練習なのか?

 どんな時もいつも同じスイングリズムで打つ練習とは?

 皆さんはいつもどのような練習をしていますか?

◇スイングを良くしようとスイングを修正している。

♢とにかく芯に当ててナイスショットを打とうと必死。

 もし良いスコアでプレーしたことがない人が、ずっとこういう練習ばかりをしているのなら、本番コースでは18ホールで安定することは無いでしょう。

 何故なら、本番コースでは緊張と興奮で交感神経と副交感神経のバランスが変わるので、どれだけ理想を求めたスイングを練習したとしても、その練習の感覚で振れることはまずありません。もし同じ感覚で振れるならとっくにパープレーでプレー出来ているはずです。

 沢山練習しても本番コースで打ちやすくならない!

 ならどうする?

 ゴルフに限らず、人生の中で緊張するといつも通りに出来なくなる経験はしてきているはず。緊張しても出来ることを練習しなくてはいけないのに、何故か緊張したら出来なくなるのに理想を追い求めたくなる。

 何で?スイングを良くしたり、芯に当てることの練習をするなんて当たり前じゃないの?と思った人は要注意です。

 もちろん既に、沢山良いスコアでプレーしたことがある人は、理想を求めてスイング改造をしても問題ありませんし、理想は持たなくてはいけません。

 上級者になると一番難しいことはモチベーションを保つこと。なので理想が無くては逆に駄目です。

 ただ、いつまでたっても良いスコアが出ない人はこの後に紹介する練習をしなくてはいけません。練習というよりメンタルコントロールの訓練というべき内容ですが、とても大切な練習です。

その練習はどうやってするのか?

それは、ミスショットに点数をつける練習です。

 本当は私の競技ゴルフレッスンの企業秘密なのですが特別に少しだけレクチャーさせて頂きます。

 ミスショットに点数をつける目的は、ナイスショットを打とうとしないメンタルを養うためです。

ナイスショットを打とうとしない?

そもそもナイスショットを目指すのが練習じゃないの?



 どういうことかと言うと、はなからナイスショットはしないという前提から、どうやってミスショットでゲームを進めていこうか、という発想なのですが、これは真の上級者達は皆出来ています。

 出来なければ調子が良くない時に良いスコアなんて出る訳ありません。

 調子が悪い時にスコア70台でプレーするということは、ナイスショットが無い状況でコースマネージメントを徹底するということ。

 ミスショットが出ても動じずに、淡々とパーを拾っていく。そのためのメンタルタフネス的な練習ドリルをご紹介します。



 ここではこの練習ドリルを分かりやすく点数ではなく、
◯マル △サンカク ☓バツで表すことにします。

 点数でつけたい人は、この話を理解出来て応用できるなら、自分なりの点数にして練習してください。

 では、最初にドライバーの練習で説明していくことにします。

ここで一切技術的なことは考えてはいけません。

 もし技術的なスイング修正をしたいなら、この練習、メンタルトレーニングと混同しては絶対にいけません。

 なぜなら、今現状のスイングで出来ることを訓練する練習なので、技術的なことを考えてしまうと感情のコントロールができなくなり意味がないからです。

少し体を温めるぐらいの素振りをしてください。

 そして、コースのティショットをイメージして、コースでいつも行っているルーティンがあるならそのルーティンを同じようにして打つこと。

 ルーティンがない人はコースをイメージするだけで大丈夫です。

 ボールを打ち始めるにあたって、ナイスショットを打つ意識ではなく、ミスショットの採点をします。

 チョロやドひっかけ、ドスライスでのOBになるようなものはバツ。

 ナイスショットではないけどOBにならずに、そこそこのショットならサンカク。少しぐらい曲がっても、芯に当たらなくてもオッケー。

 ナイスショットで芯に当たって気持ちいいショットはマル。

 そして、一番大切なのはサンカクだと言い聞かせて練習する。


 実はこのサンカクを打ち続ける意識がメンタルコントロールに繋がるのです。

バツは論外ですが、マルも駄目。

ナイスショットが何で駄目なのか?

 それは本番コースではマルのショットなんて、相当な経験を積まなくては意識的にできるわけないからです。

 本当の真の上級者達はこのことを多くのラウンドから理解し、実践し、絶不調の中で良いスコアを沢山出すことができます。

 サンカクを打ち続ける意識が確率を生み、サンカクを大切にすることで欲をコントロールすることができるのです。

 本気で上手く成りたい人は、この練習ドリルを3ヶ月間すること。と言うよりもしなければ真の上級者に成ることは絶対に有りません。

 ゴルフ場のラウンドも出来るだけ行って、本番コースでサンカクを打ち続けてみると何故か良いスコアでプレーできるようになる。

 皆さんのラウンド経験の中で、ナイスショットが無いのに良いスコアだった事はありませんか?

 調子が悪かったのに何でこんなに良いスコア何だろう?

 その理由がこの紹介した練習ドリルで深く理解できるようになります。

 いやいや理解出来なくては真の上級者には成れないのです。

いつでもナイスショットを打てるのか?

 1年間ベストコンディションでプレーすることができるのか?

よく考えてみてください。

出来ますか?

出来ないならどうする?

サンカクを敢えて打つ練習を戦略的にする。

人生の中で理解することは難しいこと。

 それは、人生のなかで控えめで無理をしないで淡々と信念を持って行動を続けていくことが結果的に大きな成果を生むということ。

 付け焼き刃で突貫的で焦っている中での練習では直に剥がれてしまうメッキを身に着けようとしているだけになることも理解できますよね。

 でも何故か?ゴルフの練習ではコースで出来ないような難しくて理想が高い練習をしてしまって、コースでは直に練習で身につけたメッキが剥がれてしまう。

 ゴルフに限らずどんな道々のプロフェッショナルは、たくさん練習したこと、訓練したこと以外、実戦の場では絶対にしません。

 何故なら自分が訓練して理解している想定の範囲内のことなら大きな損失にならず、長期的に必ず成功に導くからです。

 サンカクを練習で打ち続けるというのは、プロフェッショナルの基礎中の基礎とも言える練習。

 スイングを綺麗にしたい、飛距離アップを沢山したい、、

その気持ちは誰よりも良く理解します。

 何故なら毎日、毎日私は色々なゴルフで悩んでいる人をレッスンしているからです。

でも良く考えてみてください。

 ずっとゴルフをしてきて、スイングを綺麗にしたい!飛距離アップをしたい!と頑張って来て、スコアメークがいつになっても出来ないなんて、、カッコ悪いと思いませんか?

 ある程度、我慢してサンカクのショットでスコアメークをして、結果を出して、カタチにしてから!それから!綺麗なスイングを作ったり、飛距離アップをすればいいとは思いませんか?

 頑張っているのに結果に繋げられないのは、結果に繋げるというとは少しの我慢が必要だということを再認識する以外方法はないのです。

 私がいつも上級者やプロフェッショナルに対して言うことは、結果に成らないということは結果に成ることをしていないだけ。結果に成るということは結果に繋がることが出来たということ。

 私の仕事はスイング理論をレッスンするだけではなく、スイングだけでない色々なことでゴルフの結果を出させること。

スイングの技術、理論はもちろん大切です。

 でも、スイング技術、理論を身につければ上手く成ると信じている人がいるとしたら、ゴルフはそんなに浅いものでは無いということを深く理解しなくてはいけません。

何故?上達にはメンタルの強さが必要なのか?

何故?

 最強のメンタルの持ち主というのは、いつでも何処でも謙虚な人のことを言う、、メンタルの強い人は謙虚さをきちんと実践できている人。

 人によって態度を変えているようならお話しになりませんし、それはニセモノの謙虚さ。

 いつでも何処でも裏表がない謙虚な人になる自身はありますか?

 サンカクをいつでも何処でも打ち続ける強靭なメンタルを身につけるためには、欲深い自分との戦いだということが分かりさえすれば、いつか真の上級者に成れる日が来るかもしれません。

あなたの周りにゴルフの真の上級者はいますか?

 真の上級者になるにはスイングを完成させるだけでは成ることができません。

心技体をバランスよく鍛えていく。

 練習しているときにカーっとなって感情的に成っているならば、、感情的に成った瞬間にその日の練習は終わってしまっている。

 本当に上手くなるということは、冷静と情熱の間に居続けるということなのです。

 マルでもなくバツでもなくサンカクを打ち続けるメンタルを養い続けること。

 ゴルフはそういう練習をしなければけして上手くなることはありません。

 絶対に、、

 私のレッスンには多くの真の上級者も来ていますが、今回の内容のテーマは完全に理解して実戦できている人達です。

 きっと、こんなこと当たり前だよねって思っているでしょう。

 何故ならいつも良いスコアでプレーしているからです。

 それでもレッスンに来ている理由は?

 その理由が想像できますか?

 その境地が理解できたなら、それこそ真の上級者と言えるでしょう。


→→おわり←←
2025年02月15日 07:30

真の上級者になるために必要なこと!?part8

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 ゴルフの練習で軽く振り続けられない理由は、ゴルフの練習をするために交感神経を優位にして興奮しなくてはいけないからです。

 練習でボールを打ち始める時に、いきなり運動をしなくてはいけません。

 本来ならゆっくりウォーミングアップをして体温を上げてから練習をするのが理想なのですが、練習前にきちんと2.30分ウォーミングアップをしている人なんてトーナメントプロでないかぎりなかなか居ません。

 そのいきなり打ち始める時に脳が交感神経を優位にして興奮してアドレナリンを出してしまう。

 一度アドレナリンが出ると、少しの体の痛みや疲れが飛んでいってしまうので練習中はクラブを振れるようになる。練習が終わって2.3時間するとズンと疲れがでるのは興奮状態が切れるからです。

 戦闘モードに突入して、興奮して打っていて、どこまで軽く振るのか?しっかり振るのか?分からなくる。

 興奮してるのに?軽く振らないといけない?

 そんな高度なことをゴルフの練習では求められるのですね。

 チカラを抜いて軽く振らないといけない、、でも脳と体は興奮してる。

 そんな禅マスターのような脳と体のコントロールができるようになるか、、?

 軽く振ってもある程度はボールが飛んでいく感覚を興奮を抑えながら、その感覚をひたすらに修験者の如く練習する。

 そして、どれほどまでに練習したとしても試合で緊張すると練習したことの半分もできない、、

それを何度も何度も繰り返していくのです。

 練習場で興奮したら、興奮したなりにぶん回す!って練習している人が、もし試合に出たら緊張や不安で全く自分のスイングができないことでしょう。

 普段の和やかなプライベートラウンドの1打目でも、緊張して興奮して感覚が可怪しくなってしまうのに、、

 だから真の上級者達は、練習場とプライベートラウンドと試合の違いを深く理解して、同じリズムで練習することを第一とするのです。

 この境地にたどり着くまで本当に修行を重ねるしかありません。ゴルフに於いてのメンタルコントロールとは興奮しているなかでリズミカルに軽く振ること。


何があっても平常心。

できますか?

 カーっと怒ったとしても、ドーンって落ち込んでも、人目にはいつもの普通に見せる。

これと、ゴルフでいつもどんな時もパーを取ることは、日常生活でメンタルを安定させて平常心でいることと全く同じことなんです。

 私もコーチとして、プロゴルファーとして、いつも平常心でいることの難しさにいつも立ち向かっています。

 何があっても平常心でいるためにはトラブルやアクシデントを想定しておくことが大切。

 色々な心情でコースマネージメントが出来るようになりたいのに、テクニカルな練習ばかりしていてコースマネージメントが出来るようになるのか?

 いつまでスイングで悩んでいて、いつコースマネージメントを理解し覚えられるのか?

 ある程度スイングが出来上がったら、スイングに一旦めどをつけて、コースマネージメントを覚えなくてはいけません。

 スコアが安定しているときにだけスイングを修正する、、

 スコアメークができていないのに延々とスイングを修正している人は悪循環に成ってしまっている。

 そう思いませんか?

 ゴルフはゲーム性の強いスポーツなのですから、コースマネージメントを知ったほうがかなりスコアが安定します。

 先にスイングをきちんと作りきりたい、、って思っている人は、結果を出すための段取りが全く出来ていない人、、

そういうことを練習場でどう練習するのか?

 最後にその練習方法を簡単にお教えして終わりにしたいと思います。

→→つづく←←


 
2025年02月11日 08:09

2025年コブラ新作ドライバー DS-ADAPT(アダプト)

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 2025年3月8日にコブラ社からDS-ADAPT(アダプト)が発売されます。

 ヘッドの種類は4種類。

DS-ADAPT LS飛距離重視型

DS-ADAPT X高次元超バランス型

DS-ADAPT K感性モーメント10K型

DS-ADAPT MAX-Dドローバイアス型

と恒例のラインナップに、新たに10Kを超えるタイプのヘッドが追加。

 ちなみにリッキ ファウラー選手はLSモデルとXモデルをテスト中だそうです。



 コブラ社のドライバーと言いえば、高初速を追求することと、振っている時のヘッドの空気抵抗を減らすエアロダイナミクスを極限まで追求することが常にコンセプトとして謳っているメーカーです。

 またコブラ社も他社と同じくAIのテクノロジーを使い、フェースの厚さを15カ所に分けて最適化する技術を使っているので、ミスヒットにも強いというのが売りです。

 それに加えて今回の一番の売りはスリーブ弾道調整システムのFUTURE  FIT 33。

これが凄い、、というか、私が求めていたもの。

何故凄いのか?

 それは、他社のスリーブ弾道調整はロフトを変えるとフェースの向きや、ライ角までも変わり、弾道調整したいけどフェースの見え方が変わるのが嫌だからスリーブでの調整はやめておこうとなっていたことか無くなったということなのです。

 スタンダードポジションを中心に33タイプに分けて360度の自由自在なフェースアングルを変更できるのですが、これは他社メーカーからすると寝耳に水、やられたーというぐらいの発想であり、なかなか合うドライバーが無い人にとっては希望の光となることでしょう。

 このアイディアは開発者がきっと切れ者の数学者か物理学者かの知能指数の高いエンジニアでないと思いつかないような発想で、ヘッドのデザインや打感が好きなら、どんな人でもフィッティングできてしまうという技術。

 私は個人的にクラブヘッドの個体の差を気にするタイプなので、フェースの向きが気になっても33タイプの中で調整してしまえることになります。

 時間をかけて、自分の合ったスリーブポジションを探す、、私はそんな作業が、、大好き。


 今年も多くのメーカーから新しいモデルが発売されますが、どのモデルもかなり完成度は高い。その中でも、今回のコブラ社新作DS-ADAPTは注目度はかなり高くなることでしょう。

 また、このDS-ADAPTも実戦コースで使用してみたら、他社のメーカーを含めてまとめてインプレッションしてみたいと思います。

 この時期になると、試打しすぎて体中の関節という関節が悲鳴をあげるというのが私の恒例になっていますが、去年からきちんと体を鍛えてケアしてきているのでなんとか、全メーカー全てのモデルをきちんと試打し終えることができそうです。



 あぁ、、ゴルフクラブを好きでいて、味わい尽くすというのも、気合いと意地がないとできないことです。

 そして、こういうことを20年以上もやってきている私は全く飽きることがありません。

 ゴルフの全てを追求したいきたい。

 それが私の生きる道、、私の人生なのです。
2025年01月19日 12:44

2025年ピン新作ドライバー G440

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 来月2月に2年半ぶりにピンが新作ドライバーを発売します。

 ピンは前作よりも良いモデルが開発されないと新作を発売しないというポリシーがあるので、テーラーメイド社、キャロウェイ社が必ず1年毎に発売するのに対して、いつ発売されるのか分かりません。

 でも、今回テーラーメイド社とキャロウェイ社と発売時期を重ねてきたのはかなりの自信の表れだといえますね。

 新作ドライバーの情報の開示とともに、ピン社のホームベージで性能を事細かに載せてありますので、気になる人はG440とインターネットで調べてみてください。

 ざっと性能面を言うと、今回は特に飛ばしに拘っているということ。

 これは過去のピン社のドライバーのことに精通している人なら驚くようなことなのですが、何故飛ばしに拘っていることが驚くことなのか?

 それはピン社はとても打ちやすく安心感があって曲がらない。その分少しだけ飛距離を何年も犠牲にしてきた開発経緯があるからです。

 他社のドライバーと何度も打ち比べてみると、5ヤードから15ヤードどうしても飛ばなかったものを、追いつかせたということなのです。

 ホーゼル、フェースの軽量化により、重心の位置を更に下げて最適化し曲がらない性能のままに飛距離アップを実現しました。

 全てのモデルでクラウン部分がカーボンパーツを採用されたことも低スピン化に貢献しています。

 いざ試打室で全モデルを打ってみると、、打感が重い、、ヘッドがインパクトに当たり負けしていない!最初の数球で試打データをみなくても飛ばせるクラブに変貌したことは明らかな新たな感触で理解することができました。

 何か足りない感覚があったものを充足できて、中身が詰まった重々しい打感になった。質が向上したという感じです。

 後、クラブの座りがとても良くなってるので構えやすい。これは人気がでるクラブの最重要ポイントなので、興味のある人は試打をしてみることをおすすめします。

 ただ、冷静に考えてみると、ルールで反発係数の規制が入っているのですから、特別飛ぶということでなく、他社が限界ギリギリまで飛距離を伸ばしてきたことに対して追いついたということ。

 でも打ちやすい、曲がらないというドライバーだったのに、飛距離が加わるということは、やっぱり開発のコンセプトとしては新しい風をゴルフ界に吹かせることは間違いないのないことでしょう。

 また、少ししてからテーラーメイド社、キャロウェイ社、ピン社、タイトリスト社の最新モデルの詳しいインプレッションを実戦コースでの使用を重ねてからしたいと思います。


 それぞれのメーカーの良さがあり、性能は大きく変わらなくなってきているなかで何が違うのか?

 アマチュアの皆さんは、全てをコースで試打することは難しく、試打をするための時間、体力もなかなか無いという方も多いかと思います。

例えて言うなら、、自動車。

 最近の自動車はどのメーカーも壊れにくく燃費もいい。

 でも、乗っていて楽しいか?利便性がいいか?満足感があるか?ということを人の口コミを沢山調べてから購入するのが自動車というもの。一度購入すると何年も乗らなくてはいけない、、

 ゴルフクラブのドライバーも自動車と同じ。

 でも、最近のゴルフクラブのインプレッションはどれもいいからお好みでお選びください、、って当たり障りのないものばかり。

 パンチがあって、切れのあるゴルフクラブのインプレッションが少なくなってきていると私は感じてきます。

 私も25年間以上も多くのクラブをコースで使用してきていますので、その経験をもとに2025年上半期のドライバーを少し辛口で、少し経ってからインプレッションしてみたいと思います。

 本当にドライバーの性能はとても良くなりました、、でも、その性能を詳しく理解して、打ちこなして、味わうためには、ゴルフスイングの技術が高くないとできません。毎回芯に当てられて、フェード、ドローを打ち分けられなくては本当のインプレッションなんてできません。

 私はゴルフコーチでもありプロゴルファーでもありますので、その観点でインプレッションしてみたいと思います。
2025年01月17日 07:36

真の上級者になるために必要なこと!?part4

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 真の上級者達は普段の日常でどのように考えて過ごしているのでしょうか?

 もちろん人それぞれの所もありますが、共通するようなことを私なりに説明していきたいと思います。

 真の上級者達は、いわゆるゴルフを趣味として一通りやり切った人達と言い換えることができます。

 紆余曲折を経て良いスコアが出るまで、上手な人達とひたすらゴルフ場でプレーし続ける。

 そんな経験からゴルフには人によって色々なタイプがいることを深く理解し、自分にあったスイング、ゴルフのプレースタイルを確立しています。

 そして、その自分のスイング、ゴルフのプレースタイルを見つけられたら本物の上級者になれるのです。

 いわゆるオリジナルの自分なりのゴルフを見つけられるか?

 なかなかゴルフが上達しないという人がいたら、その人は自分に合ったことを見つけられていないだけ。

 自分に合っていないことをどれだけ練習しても、楽しくないし上達しない。

 スイングもゴルフスタイルも色々なタイプがあるので、自分に合っていないことをどれだけ練習したとしても何も変化は起こりません。

 どうせ努力をするなら自分に合っていることを努力しなくてはいけない。

 これは人生において何事においても同じですよね。

 自分に合っているか?合っていないか?

 なんとなく見た無料のインターネットレッスンを何となく試してみる。

 すると今までの自分のスタイルのバランスが壊れてしまい、自分の気持ちいいスイングを忘れてしまう。

 試して駄目なら直ぐに戻せる人なら試してみてもいいとは思いますが、そもそも試して戻せる人なんてかなりの上級者しかできません。

 なので、真の上級者達はインターネットレッスンを全く見ない人ばかり。

 良くゴルフが上手なユーチューバーの人が、自分以外の他のゴルフユーチューブは全く見ないと言う人が多い、、

 おい!とツッコミを入れたくなってしまいますが、それが事実なのです。

 ちなみに私は敢えて見ます。そこまで見たくはないのですが、どういことが流行っていて、それによってどう悩む人がいるのかを先読みしてレッスンに備えておくためです。

 私がゴルフユーチューブレッスンを見ると、それはそうだけど、こう悩む可能性があるよねと専門的な観点で見るのですが、これは仕事なので仕方のないことです。

 本当の一流のコーチはユーチューブレッスンをしません。世界の名だたる一流プロゴルファーを教えてる現役コーチのユーチューブを検索してみてください。

なかなかないはずです。

 その人の体格、筋力、癖、モチベーションの高さに応じてレッスンの内容なんて違うのですから、本当に皆に良いレッスンなんてあるわけありません。

 基礎的な練習ドリルの種類だって、人によって違ってきます。基礎は基礎でも色々な基礎があります。

 同じことを教えたとしても感じ方が皆違うので、その反応をみながら教え方は変えなくてはいけません。

 話しを戻すと、だから真の上級者達は自分のスイング、ゴルフプレースタイルを守るために余計な情報を頭の中に入れようとはしないのです。

 できたら、良いスコアでプレーしている人達としのぎを削って自分のゴルフを磨くだけと思っている人ばかり。

 いやいや、でもある程度スイングが出来ていないと駄目でしょ?スイングを作り上げないと打てないんじゃないの?

 と思っている人は、、本当にゴルフの本質を理解できていないのかもしれません。

 何故なら、スイングなんて作り上げるものではなくて、その人その人の骨格や脳神経の使い方の違いである程度決まっているものだからです。

 体が硬い、柔らかい。反射神経が速い、遅い。運動経験の量。それによってできることと、できないことと分かれます。

 それは仕方のないことです。

 これは事実ですし、それを受け入れることが大切。

 受け入れられたら、そこから自分に合ったスイングや自分のゴルフスタイルが見つかるようになります。

ゴルフを楽しむためには人と比べないで、自分のことを深く理解し、それに合ったことをすること。

→→つづく←←


 
2025年01月15日 07:35

2025年PGA開幕戦ザ ゼントリー 松山英樹選手優勝おめでとうございます!?

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 2025年の開幕戦で、松山英樹選手が35アンダーの新記録で優勝を果たしました。

 メジャーチャンピオンでもある2位のコリンモリカワ選手の猛追を押しのけての優勝だったので、この優勝は松山英樹選手にとっても、全世界のゴルファーにとっても、とても価値のあるものとなりました。

 この大会が開催された、カパルアゴルフプランテーションコースは全長7411ヤードパー73と比較的アメリカのコースとしては普通の距離のコースで、もともとはパイナップル畑だった丘陵地帯をそのまま生かした、のどかな雰囲気のコースです。全く池が無い分、フェアウェイが細かくうねってています。

 ちなみに一般プレー代は550ドル。結構、良い値段ですね。

 松山英樹選手は年末から風邪を引いて体調を崩していたので、優勝インタービュー中でもまだ喉が痛いと言っていました。プレー中は、あまり何も覚えていないと言うことで、どれほどまでに集中をしていたのかが想像できます。松山英樹選手の強さの秘密の1つは圧倒的な集中力の持続と言えますね。

 勝てる選手とそうでない選手の違いか集中力の持続のレベルの差。4日間、集中力を持続するということの過酷さは想像を絶する程の所業です。

 集中力といえば棋士の藤井聡太7冠ですね。この2人はどことなく強さの秘密が似ている感じがするのは集中力のレベルの高さだということは紛れもない事実です。集中力があるかないか、、

 そして、何もやりも話題になっているのが、松山英樹選手が使用していたパター。

 去年の年末クリスマスに4本のパターがスコッティキャメロン氏から渡されて、今回の大会の練習ラウンドで選んだのが009Mツアープロトタイプ センターシャフト。スコッティキャメロンのモデルに009と冠のついたモデルは有名なのですが、009とはスコッティキャメロン氏のカリフォルニア州カールスバッドにあるスタジオの郵便番号です。

 今年は松山英樹選手の影響でパターの真ん中についているセンターシャフトのパターが流行りそうな雰囲気ですが、スコッティキャメロンのセンターシャフトだと、、高額パターになるので、欲しいからと言ってなかなか手に入るものではありません、、

 興味のある人はスコッティキャメロン009とインターネットで調べてみてください。

 それにしても、スイングの調子がそこまで絶好調でないのに新記録が出でしまう松山英樹選手はやっぱり特別な何かを持っている選手ですよね。

 その何か?を説明できるようなコーチになるべく、今回のザ ゼントリーの試合を何回も見直して研究したいと思います。

松山英樹選手おめでとうございました!!
2025年01月07日 12:20

真の上級者になるために必要なこと!?part3

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 本当にゴルフが上手なゴルファーは日々どんなことを意識しているのでしょうか?


 それはゴルフの試合に向けて調子を合わせたり、先の目標に対していつも準備をしている。

 というのが本当の真実なのです。

 パープレーで沢山プレーできるレベルになれば練習しなくてもイメージトレーニングだけで良くなるのですが、そんなレベルの人は今回は別の話しなので割愛します。

 ゴルフの試合に出ていない人にはピンと来ない話しかもしれませんが、本当の上級者になるということは、上級者同士で戦って勝ち負けを楽しむということになります。

 ゴルフは趣味として上手く成りたい、自分の中で満足できるレベルまでに成りたいというのも素晴らしい素敵な趣味です。

 でも、ある程度上手くなると私はどれぐらいのレベルなのか?腕試しをしてみたいから試合にエントリーしてみようと思い始めることになります。

 それを楽しんでいる人達のことを競技ゴルファーと言います。

 ちなみに、ゴルフ場の会員になると出られる月例競技も立派な競技ゴルフですし、コミュニケーションなどのお付き合いではなく純粋にスコアだけを競いあうコンペであれば、それは競技ゴルフです。

 コンペティションとは「競技」という意味ですから、普段和気あいあいと集まるゴルフのこのをコンペというのは本当は間違いですね。そういうエンジョイゴルフは親睦ゴルフ会というべきものなのですが、何故かバブル絶頂期のゴルフでは親睦会のことをコンペと呼ぶようになってしまったのです。何故なのかは?謎の謎。


 私は普段のレッスンでは競技ゴルフをするのか?競技ゴルフをしないで上手くなりたいのか?をきちんと線引きをして、その人のゴルフの楽しみ方に合わせてレッスンをするようにしています。

 楽しんでゴルフをしていくのか?結果に凄くこだわるのか?

 ゴルフコーチとしてその線引きができなければ、良いコーチとは言えません。人それぞれのゴルフがあり、それはその人の自由です。

 そして、本当に良いスコアでプレーしている真の上級者達は、その競技ゴルフに向けて日々の生活を過ごしています。

 やはり、上級者になってから上級者のレベルを維持するということは努力以外の何ものでもないということなのです。

 仕事で忙しい中でも、陰ながら努力をしている真の上級者達。

 そんな中でどんな努力をしているのか?を具体的にお話ししていきますので、上手く成りたいけどどんな努力をしていけばいのか?分からない人は参考にできる事もあると思いますので、読み進めてみてください。

→→つづく←←
2025年01月07日 07:05

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