ゴルフの上達のためには素振りが大切なんて当たり前!?part6

コースへ行って、次のコースに行くまでの間に数回ちょっと練習に行くぐらいなら、毎日素振りをしてコースの反省点を忘れないようにしたほうが確実に上達していくということ。
要するに、いかに自分にとって大切な課題や反省点をコースからコースまでの間に繋げることができるのか?が一番大切なのです。
だから次のコースに行くまでちょっとしか練習場に行けないなら、毎日10分でも反省素振りをしたほうが全然いい。
例えば、ある歌の歌詞を覚えて2週間後に何も見ずに歌ってください、というなら次のどちらが上手に歌えると思いますか?
週に1回のペースで2回、60分だけ歌の練習をする。
毎日10分だけ2週間、歌の練習をする。
人の記憶メカニズムとしては毎日少しだけ練習したほうが確実に安定して覚えられることは当たり前のこと。
その歌の練習を毎日10分するのと、素振りを毎日10分するのは同じ。
コースで出来なかったことをどうすれ良かったのかを反省しながら素振りをする。
コースで良かったスイングを思い出して素振りをする。
それを10分だけ毎日する。
ある上達レベルまで辿り着くまでは、コースで出来なかったことを次のコースで出来るように繰り返えさなくてはいけない時期がある。
ただ練習場に行ってなんとなく打つけだけだと、コースで必要な感覚が薄れていって、「練習のための練習」になってしまう。
「練習のための練習」になってしまった瞬間に、次のコースに行ったとしても、また芝生の上に立った時に頭が真っ白になってしまう。
そうなるぐらいなら、ただ練習場に行くよりも、反省素振りをしたほうが遥かにマシです。
そして、その反省素振りを続けていると練習場では気が付けないような沢山のことに気がつくことが出来ます。
私は色々なコースを思い浮かべて素振りをするのが大好きです。
コーチという仕事をしていますので、練習場には毎日のように行きます。でも、必ずしも自分の為の練習をしてボールを毎日打ちたいとは思いません。
何故なら、コースの良い感覚が薄れてしまうからです。
コースの良い感覚を忘れないようにするためには、私はどちらかというと練習場でボールを打つことよりも、反省素振りの方を大切にしています。
今となっては、目的や意図がなければ、そんなに練習でボールを打ちません。
その反省素振りを続けて20年以上。
その効果の神通力といったら想像を絶する程です。
何故なら、コースで素振りを思い出すだけで安心に包まれるから。
コースで打つ前に普段の素振りを思い出す。
正しい素振りを何年も続けないとコースで素振りを思い出すことは出来ません。
素振りを思い出せばある程度なんとかなるようになったのはかなり楽です。
もちろん、ある上達レベルからでは素振りだけでは上達できなくなりますが、それは私のブログのバックナンバーに嫌と言うほど書いてきました。
今回は練習する時間が無いという方がメインのテーマですが、なんとなく練習場へ行っている人で、コースに行くと練習していることが真っ白になるなら一度練習場より素振りを多くしてみてください。
ほんの少しでもいいから、コースの反省素振りを5分でも毎日続けること。
◇コースをプレーして、このタイプの傾斜で大きなミスをした、、
◇次に同じタイプの傾斜から打つ時に、ナイスショットでなくていいから、せめてこれぐらいのショットを打ちたい。そのショットをイメージして素振りをする。
◆凄い軽く振って凄い気持ち良く飛んだショットがあった。
◆その時のショットを思い出して、リキまずに何度も素振りをする。
そして、次のコースではその素振りを思い出すだけ。
そうすると、どんな効果が出るのか?
下手に練習場でなんとなく練習するよりも、反復素振りのほうがコースでは鮮明に反省の課題を思い出すことができて、スキルアップしていく実感が湧くことでしょう。
日々が忙しい人が、たまになんとなく練習場に行って打つだけでは、コースで上手くなっていく感覚が薄れていってしまうだけ。
なんとなくたまに練習するぐらいなら、コースの反省を忘れないように毎日10分素振りのほうが遥かに上手くなる。
練習というのは、結果へ繋がるように練習しなくてはいけせまん。
ただなんとなく練習して、なんとなくスイング改造をしてしまうと、コースの実戦的な感覚が無くなってしまう。
実戦的な感覚が無くなるような練習をする癖をつけるぐらいなら、コースの感覚をずっと意識して素振りをして、コースに行くほうが遥かに上手くなります。
なんとなく練習していて上手くなるのか?
それは、自分のゴルフの歴史を見つめ直してみればわかること、、
努力は必ず報われる?
私はいつもコーチとして皆にこう言います。
「どんなに努力をしても、間違えた努力は残酷なほどに意味はない。ただ間違えた努力は、間違えた努力をしてはいけないということが分かるという意味では意味があるかもしれない。正しい努力をしないと時間と労力が本当に勿体ないのです。正しい努力をするための努力が出来るようになること。」
ゴルフ歴はとても長いのに、全く上達していないという人を私はとても沢山レッスンしてきました。
結果に、上達に繋がるように練習していくことは本当に難しいのです。
頑張るのなら、正しい努力を!
正しい努力をするためには??
どうする?!
→→おわり←←
2025年06月08日 06:40