2024年秋から2025年に発売されたドライバーのどのモデルが評価されているのか?part4

それは、、球筋の操作が出来ない、、フェードとドローの打ち分けがしにくいのです。
あまりに性能が高くなりすぎて、慣性モーメントを大きくして直進性が良くなり過ぎた結果、自分の思い描いた球筋とは違うかたちで、イメージとは違う球筋で安定してしまう。
つまり、凄く安定はしているけど、この感じならこう飛んでいくよねというのとは違う球筋になる。その球筋がきちんと毎回出るからいいけど、なんとなく違和感がある。
もっと分かりやすく言うと、アイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッドは色々な傾斜から打つので、色々な球筋を打てなくてはプロは使いません。
フラットな傾斜のないところでめちゃくちゃ飛ばせる、飛び系のアイアンを、プロゴルファーが使わないのは、傾斜地からコントロールできないから。
Qi35コアモデルはどちらかというと飛び系アイアンのような位置づけに寄せてしまったので、球筋をある程度はコントロールしたいプロゴルファーからは今回は保留にしますと答えを出されてしまったのです。
私の印象としては、アイアンからフェアウェイウッドのイメージしている球筋でQi35コアモデルを打つと、自分のイメージとは全く違う球筋が、同じように安定して出てしまう。
安定はしている。でもアイアンからの流れでティーショットが打てないのは少し違和感がある。
また、ハードヒッターがQi35コアモデルに硬めのカスタムシャフトをつけて打つと、、少し捕まりが良すぎて左に引っかかる時がある、、
マキロイもQi35コアモデルを使った試合は球筋がよく左に引っかかっていた、、
トータルのバランスでいうと、前作Qi10ノーマルモデルのほうが素直で設計のバランスが上手かったということになります。
新しくしようとして、何かを無理に変えていくことが必ずしも良い方向に行くとは限らない、、
電化製品でも、車でも、服などのファッションも同じですよね。
前のモデルのほうがいいよね、なんで変えちゃったんだろ、、って良くある話しです。
ということで、私がテーラーメイドQi35シリーズの中で選ぶとするなら、Qi35LSになります。
QI35LSは球筋を打ち分けるための操作性もいいですし、クラブヘッドの座りやフェースの見え方も抜群。10.5度を選べば誰でも打てますし、テーラーメイドが好きな人はとてもおすすめです。
コリン モリカワ選手がQi35LSを選んだ理由が私には凄く理解できます。5年前のSIMドライバーから今に至るまでに、ようやく気に入ったモデルが見つかったと言っていたと彼は言っていましたが、打ってみたことが無い人は一度試してみる価値は大アリです。
次はコブラのお話し。
私が今年絶賛していたゴブラのDSアダプトはどうだったのか?
本音で評価します。
→→つづく←←
2025年06月25日 08:19