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プロゴルファーが壊れたスイングを治すための工程!?part2

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 間違えた練習をし過ぎて、スイングも体もバランスが壊れてしまった場合どうすればいいのでしょうか?
 
 悪くなってしまったスイングを、何も考えず、とりあえずボールを打ちながら修整することは危険です。
 もっとバランスが悪くなったり、悪い動きが固定されてしまうおそれがあります。

 前回の回でお話しした通り、わざとスイングの調子を崩すために、私はドライバーだけをウォーミングアップもしないで全力で沢山打って、スイングのバランスを壊して、体中も痛くなり最悪の状態になったわけですが、どこからどうやって治していくのか?具体的に書き記していこうと思います。

 では、スイングの調子が悪くなったときはどうすればいいのか?
 私が、まず最初にすることは、どのようにスイングのバランスが壊れているか?、体のどこが疲れているのか?をしっかりと把握することです。
 状況を把握していないのに、とりあえず普通に練習するということは絶対にしません。
 何故なら、練習することでもっとバランスが悪くなったり、体の怪我を悪化することは一番してはいけないからです。
 練習をして悪化するぐらいなら練習しないほうがましです。でもやっぱり練習をしないというわけにはいきません。

 私がスイングの調子が悪くなった時に、自分で大切にしていることは、スイングよりも、まずは体調を整えること。

 疲れや、怪我を治さずにスイングのどこが崩れたのかを分析することはできません。

 体中の骨格筋の数は約400個。

 ゴルフというスポーツが難しいのは、この400個の筋肉を、
飛距離を出すために使い、
柔らかく同じリズムで動くために使い、
パターやアプローチ等の小さな動きを精密に動かすために使うので、
全てのスポーツのなかで最も練習が複雑なのがゴルフなのです。パワフルだけではダメで、繊細な動きのほうが大切、それがゴルフ。

 ゴルフが上達するために練習をしたとしても、怪我をしていたり、体が疲れすぎていたりした中で、練習するとスイングフォームが歪んでしまいます。
 もちろん、ベストコンディションでいつも練習できるわけではないので、少しの怪我や、少しの疲れでも何か簡単な練習はしなくてはいけませんので、怪我をひどくしないような、フォームを崩さない程度の練習はしなくてはいけません。
 体が痛いから、体が疲れているから1週間何もしないというのは、ただの「おさぼりさん」になってしまいます。
 少しクラブを握ったり、アプローチや、パターの練習、ウォーキングなどほ軽い運動ができるのなら、したほうが上達にプラスになることは当たり前です。練習はしなくても、何かはしていなくてはいけません。


 余談ですが、怪我をしたときの練習と同じぐらいスイングを壊してしまうのが、ゴルフに必要のない筋肉をつけることです。
 必要のない筋肉をつけたり、関節の可動域が狭くなるムキムキになるトレーニングをしてしまうと、ゴルフの調子を崩してしまうことになります。
 間違えたトレーニングをして選手生命が途絶えてしまったプロゴルファーは数しれずで、とにかく筋肉をつければいいと思っている人は気をつけてください。
 400個の筋肉の中で、鍛えやすい大きな筋肉を5個、10個の筋肉を肥大させたとしても焼け石に水です。かえって柔らかい動きができなくなったり、アプローチやパターが下手になってしまいます。アプローチやパターが苦手な人は特に、筋肉を訳もなくつけることは悪循環になってしまいます。

 無闇矢鱈にドライバーを振って体が疲れたり、怪我をしてしまったのなら、400個の筋肉の中で、色々な筋肉が疲れていたり、怪我をしてしまっている訳ですが、体を休めることが一番です。
 そしてその休んでいる時の食べ物はもっと大切。

 タンパク質を多めに、バランス良く食事を取る。

体を休めて、バランスのいい食事を2、3日心がける。スポーツにおいて食事はひょっとすると一番大切なのかもしれません。バランスの良い食事をしていないから怪我をすると考えることもできてしまうからです。



そして、先に書いた通り、400個の筋肉のバランスが壊れないような軽い素振りや、アプローチの練習は休めている最中で行わなければいけません。

 私の場合は、時間があったので10キロぐらいの距離を大股で早足で歩いたり、部屋で軽い素振りをしながら、3日間練習はあえてしないようにして、体の回復を待つことにしました。400個の筋肉の中でどこが疲れているのかを全て自分では分かりませんので、ここは回復するしか待つしかありません。

 ある程度回復した後にすること、それは、、、

→→つづく←←
2023年01月16日 06:20

プロゴルファーが壊れたスイングを治すための工程!?part1

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 年末年始に時間が少し空いたので、今回のブログのテーマのために、わざと自分のスイングのバランスを大きく壊してから治してみよう!?と思い、実践してみるこにしました。

 あえてスイングをめちゃくちゃな練習をすることによって、バラバラに壊してみて、スイングを治す過程を皆さんに書いてみるのも面白いと、なんとなく、ふと思いついただけのことですが、年末の夜に練習場に行って2時間休憩なしで全力でドライバーだけで400球以上打ち切って、汗だくになって、スイングと体の調子をメタメタに、、、

 その結果スイングのタイミングもリズムもバラバラ。

 体中が痛くなり、首も腰も歪んで最悪のコンディション。

 その状態からどうやって治すのか?

 普段、アマチュアゴルファーの皆さんが試行錯誤で練習しているなかで、やってはいけない無意味な間違えた練習だったり、怪我や慢性的な体の痛みを持っていたりする人が怪我を酷くしてしまう練習をしてしまっていたりをしないようにして欲しいと、
私の体を使って、そのことを実験してみました。

実は、今現在、10日程経過して、既にスイングも体も治し終わりました。
 やっぱり治すための修整の工程は少なくないというのが本当の話、です。
 少しプロゴルファー目線でスイングを修整しているので、
レベルが高くて難しい話しも含まれることになりますが、実際のスイング修整の過程を皆さんに説明していきます。

どうやって治したのか?興味のある人は読み進めてみてください。
2023年01月12日 17:57

ゴルフが上達するための計画を立てることができていますか!?part3

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 ゴルフの上達の過程を、サッカー少年がプロサッカー選手になるまでの過程に例えてみます。

 公園で一人でサッカーボールを蹴っていても上手に上達はできないので、
少年サッカーチームに入って、コーチの練習メニューをチームメイトと楽しく取り組むことになります。

 そして、簡単な練習試合のような練習ができるまでにどれぐらいの期間が必要なのか?
 もちろん、その子供のやる気や練習量によって違ってきます。
コーチのコーチングの力量もあるでしょうし、親の送り迎えの手間をどれぐらいかけるかにもよります。

 そのサッカー少年のやる気と上達しているかが噛み合っているかどうかは、サッカー部や、サッカークラブにはいって、大きなサッカーの大会を経験してきたコーチにしか分かりません。

 だからこそコーチ選びはとても重要です。本当に実のある練習を継続しなくてはいけないですし、コーチの経験則こそが全てになります。

 サッカーが上達していくと、レベルの高い少年選手がいるクラブチームに編入しなくてはいけません。

何故なら、より頑張って練習していている選手が周りにいて、自分の所属する選手のレベルが高くなければ、成長のしようが無いからです。周りのレベルで上達スピードが決まるということは、スポーツの世界では当たり前です。

ここで問題なのが、本人のやる気と考え方です。

 楽しくて、気の合う友達がいれば強くないチームでもいい。だから、強いチームには行きたくない。
 この考え方は趣味として、人生を楽しむためとしては、大切な1つの考え方です。

 プロサッカー選手になりたくて夢を見ているのなら、強いチームに入らないとプロサッカー選手になるための可能性は限りなく無くなってしまう。
 この考え方は競争の原理でなので、勝ち負けをこだわるなら逃げることができない、向き合わなくてはいけない考え方です。

 いい練習をするためには、いいチームを指導するいいコーチにつかなくてはいけません。

どんどん成長していくうえで、どんどんレベルの高いチームに編入していく。
より質の高い練習、実力をつけていくということは、強い選手に揉まれて、いいコーチの練習メニューを毎日こなしていかなくてはいけません。
基礎体力?ドリブル?シュート?フリーキック?戦術を覚える?

そして、どれぐらいの練習をして、どれぐらい練習試合をすれば、
何年間でプロサッカー選手になれるのでしょうか?

 このことをゴルフの上達のプロセスに当てはめてみるとどうでしょうか?

 例えばの話なので、少し自分に当てはめて考えてみてください。

 私はサッカーは素人ですが、ゴルフに関してはプロなので、サッカーが上達するためにどれほどの手間がかかるのかは容易に想像はできます。
サッカーではなく、野球、テニス、陸上競技、バスケットボール、バレーボール、卓球など全てのスポーツで上達する過程がなんとなく想像できるのです。
なぜなら、ゴルフレッスンの仕事をしているうえで、他のスポーツでも同じだと思いながら、日々レッスンしているからです。

 あなたのゴルフの練習は、このプロサッカー選手を目指している小学生の例え話しでしたように、上達するためのプロセスが組めていますか?

練習試合をするために、練習のプログラムを組む。
練習試合が終わる。
練習試合の反省をする。
練習のプログラムを組み直す。
また、練習試合をする。
そして大きな大会に出る、、

私は選手として、コーチとして多くの経験をしてきました。
何百万球とボールを打って、たくさん試合も出て、トライアンドエラーを繰り返しました。

コーチになってからも、色々なプロゴルファーを観察、研究して、普通の選手と一流の選手の違いを細かく理解してきました。

そして、ようやく色々なゴルファーに対して、そのゴルファーの資質や目的に応じて、適切に練習を指導できるようになりました。

 本当に人それぞれの練習を決めて指導していくのは、信じられないほど色々な要素を考えながら指導していかなくては、成長させることはできません。

その人のやる気、練習量、ラウンド数、筋力、ゴルフに使える費用、そしてその人の忍耐力。
一番大切なのはどれぐらいスポーツを経験してきたのか?ゴルフはどのように取り組んできたのか?
すべてを考慮して、その人にあった練習のプログラムを組んでいかなくてはいけません。


 この練習をこの期間してもらって、その後にこの練習を併用して練習してもらう。身についてきたら、コースで3ラウンドから5ラウンドしてもらって、練習でしたことができているのか判断して、また別の練習を指示する。
 ある程度の実力がついてきたら、その人の目標によっては、トレーニングを入れる。どれだけ練習しても、慌てやすくて落ち込みやすい人にはメンタルコントロールも指導する。

 時には食事の栄養の取り方も替えてもらわないと、いけない場合もある。
プロゴルファーを目指す子供は食事が一番大切だし、エンジョイゴルファーになりたい大人の初心者なら、無駄なく的確に週一の練習でできることを指導する。

 どうでしょうか?

→→つづく←←

 



 
2022年12月24日 23:37

孤独な独りヘッドスピードチャレンジ!?番外編

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 ヘッドスピードチャレンジでヘッドスピードを上げてみたついでに、レッスンのお仕事の合間に少しボールを打ってみました。

 12月に練習場のレンジボールで75.9m/sのボールスピードの記録はいい感じ。

 ここ最近のクラブの性能は本当に進化していて、冬でもいい記録が出せるようになったことに感動です。

 ゴルフは先ずはスコアメークが大切ですが、飛ばしにはやっぱりロマンがありますね。

 ドライバーを飛ばすことは、ある意味1つの楽しい趣味なのだと私は思っています。

 あー、体中の筋肉が痛い、、

 でも楽しい(*´∀`*)
 
2022年12月14日 23:04

孤独な独りヘッドスピードチャレンジ!?その3

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 はい!ようやく目標達成!!

ヘッドスピード60.2m/sがようやくでました。

 最近、寒くなってきて、体が温まらなくなってきたので目標達成は無理かもしれないと諦めていたのですが、お尻の筋肉と腹筋をフルに使って、広背筋と肩の筋肉の伸張反射のバネで無理やりヘッドスピードを絞りだして、20分間全力素振り。

 汗だくになってきて、芯まで体が温まってきてギリギリ目標のヘッドスピードを出すことができました。
  
 来年の夏には更にヘッドスピードが大きく上げれそうなので、筋トレはコツコツと続けようと思っています。

 やっぱりヘッドスピードは足の筋肉とお尻の筋肉と腹筋の筋肉が最大限に使えないと出ませんね。

 私がヘッドスピードを上げて飛距離を出す練習をしている本当の目的は、、、

 飛べば飛ぶほど、コースで軽く楽に振れるからです。

 最終的には凄く余裕をもって、コントロールして300ヤード打てるようになれたら理想だと思っているのですが、皆さんも本当にコースで安定して大きく飛ばしたいのでしたら、
まずはヘッドスピードを上げることです。

 ヘッドスピードが出し切れていないのに、クラブを買い替えたとしても、自分のヘッドスピードに対して飛距離が出ているのに決まっていますので、飛距離は変わりません。

 もちろん、飛距離ではなく、タイミングが取りやすい、気持ちがいい、方向性が安定するという別の目的だとしたら、クラブを買い替える意味はありますので、そういう目的なら買い替えることはいいことです。

 でも、飛距離はヘッドスピードに比例しているなんて当たり前だということを忘れてはいけません。

 ヘッドスピードを出せる人は、どんなドライバーもある程度は飛ばせます。

 楽に飛ぶようになる!なんていうのは初心者の時期には、スイングが構築される過程ではありえるのですが、3年目からはありえないことなのです。

 ゴルフはスポーツなのですから、ドライバーを飛ばすということは、
速くボールを投げる!
速くボールを蹴る!
高くジャンプする!
速く走る!
ことと全く同じだということを理解しなくては、飛距離は大きくは変わりません。

 5ヤード10ヤードぐらいならミート率を上げたら伸びますが、20ヤード以上飛ばしたいならヘッドスピードを上げるしか方法はありません。

 飛距離に関してだけで言うと、ユーチューブの試打する動画を色々見てみると、その人のヘッドスピードで飛距離が決まってしまっています。このドライバーだけ20ヤード飛ぶ!!っていうことはありません。もっと言うと、、クラブの芯に当たった時に、、飛んでいるだけ??とも言えてしまいます。
 ツアープレーヤーの場合芯に全て当てられるので、どれで打っても距離は一緒。でも自分の好みやフィーリングがあるので、飛距離よりもそっちの方を大切にしている。
 試打のユーチューブを見るとそれがまぎれもない真実です。

 あくまで飛距離だけのことを考えるとこういう考えになりますが、飛ばない飛ばないと言っている人がいるとすれば、飛ばすということは疲れるということを忘れているのかもしれませんね。

 野球をしていた人は速く投げるには?
 サッカーをしていた人は速く蹴るには?
 陸上をしていた人は速く走るためには?
 テニスをしていた人は、、

 ゴルフはスポーツだということを深く理解して、正しく疲れて、その先にヘッドスピードが上がり、飛距離がでる。

 もし、なにをやっても速く振れないという人は私のレッスンに来てください。
 正しい筋肉の使いかたを覚えて、正しく疲れるように成ることができたら、飛距離は伸びます。

 ヘッドスピードが上がって、飛ぶようになったとしたら、こんなに疲れるの?でも気持ちいいね!と思うことが、想像できますか?

 想像できなければ、飛距離は変わらない。

 ゴルフはスポーツなのですから当たり前ですね。

 ちなみに、スコアは飛距離ではなくアプローチとパターが決め手です。
 飛距離を伸ばしてスコアを良くするということは、ある程度スコアが安定している人の話しです。

 でも、飛距離アップをしないと趣味としてゴルフが飽きてしまう。

 飽きないようにするのは大切ですから、飛距離アップはモチベーションの維持のためには必要だと私は思います。

 というか、ゴルフが飽きないために私はヘッドスピードを上げているということを、皆さんに見て欲しかったので、こんな馬鹿げたヘッドスピードチャレンジをしてみたのですが、馬鹿げていても楽しければそれでいいとは思いませんか?

→オワリ←

 

 
2022年12月02日 03:27

孤独な独りヘッドスピードチャレンジ!?その2

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 ヘッドスピードを出すための筋力がモリモリついてきたので、怪我をしないようにヘッドスピードチャレンジ開始!

 ある順番を経て、段階的に体中の筋肉を温めていき、ヘッドスピードを上げていきます。

 ヘッドスピードを上げていくのは全速力で走るのと同じなので、汗だくになってしまうため必ず着換えは必須。

 爆速素振りで、振り始めて5分。

59.8m/s !!

 おっ!あと0.2の数字。いけちゃうでしょ!と思った途端、そこから尻窄みの数字に。

 そんなに甘くないよ、もう少し苦しみなさい、苦しみの先にある達成感は何言にも代えがたいのですよ、とゴルフの神様が私にメッセージを伝えてきているのでしょうか?

 とても辛いし、こんな馬鹿なことしたくなくなってきてしまいましたが、一度決めたらやり遂げるのが私の性分。

 面倒くさい、、ではなく、目標まで続けることにします。

 筋肉をもっとモリモリつけてから再チャレンジ!!なんで!こんなことを言ってしまったのでしょうか!!



 
2022年11月23日 06:40

孤独な独りヘッドスピードチャレンジ!?

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 最近、レッスンの日々が続いているなかで、気がついてみると体中の筋肉が痩せてきた、、、ので、筋肉を付け直すついでに、ヘッドスピードの限界にチャレンジしてみることにしました。
 
 筋肉が痩せているのに、体重が変わらない!!どういうことだ!!
 ラーメン大盛り肉増々を食べていたら、どんどん体がなまっていく、、、
 全てのカロリーを爆発させて、
ヘッドスピード60m/sを越してみようかなと思います。
 夏に調子が良くて59m/sなので、出来ないような気がするのですが、出来ないと言われると、出来るまでやるのが、私の性格なのでやります。
 
 冬にヘッドスピードを上げることをするということは、クレイジーな作戦ですが、なんとなくやる気が出てきたのでやることにしました。

 まずは、股割りストレッチをしながら、お尻と太ももと腹筋を鍛えて太くして、スボンのサイズを1サイズ上げて、
 その後に広背筋と左肩と胸の筋肉をモリモリ付けて、
 握力を80Kgまで戻す!!

 スクワットと握力グリップ70kgと懸垂運動をやりまくるしかない!!

 こんな感じで、ダラダラマイペースでやっていこうと思います。

 筋肉をしっかりとつけないでヘッドスピードをあげてしまうと、背骨が直に歪んで背中ギックリ腰になってしまうので、しっかりと筋肉をつけながらがヘッドスピードを上げるときのポイントです。

 今年は、コントロールを良くして安定させるのをテーマにしてアンダーパーのプレーが続いていたのですが、やっぱりたまには飛ばさないとつまらないですね。
 
 競技ゴルフでないのにずっとコントロールしていても、、つまらなーーい!!
 
 飛距離は活力、飛距離はエゴイズム、飛距離は単なる趣味!!ほっといていくれ!私はマンネリが大嫌い!なのです。

 できるかどうか分からないですが、やってみることにしました。

 スコアが安定していてもつまらないという人はヘッドスピード計を購入してやってみるのも、有りか?といえば、無し寄りの有りです!

 スコアが乱れている人は真似してはいけません!!まずはスコアメーク!!

 と、言っておかなくてはいけないのが私のコーチとしての立場ですが、やりたければ自己責任でどうぞ!!
 

 
2022年11月15日 06:07

ヘッドスピードを上げなくても飛距離アップはできるのか!?part7

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 ヘッドスピードを上げるのではなく、ミート率やインパクト効率をあげるためにはどうすればいいのでしょうか?

 皆さんがゴルフの練習をしてきて、軽く振ってクラブフェースの芯に当たって同じインパクトの音がしていれば、力任せに打ったときよりも10ヤードから20ヤードぐらい少し飛距離が落ちるだけだということは分かっているのではないでしょうか?距離を10ヤードから20ヤード落としながら十分にコースではスコアメークができることは理解しているはずです。

 では、何故?軽く振って飛距離を落としてミート率を上げてゴルフ場で18ホールプレーしたほうが簡単に良いスコアがでるのに、このようにプレーしてみようと試みないのでしょうか?

 チャレンジしたことはありますか?

 出来ている人はかなりいいスコアを出したことがある上級者のはずです。

 でもなかなか出来ない。

 何故ですか?なんで軽く振り続けられないのですか?18ホール楽にプレーできるのに、、


 それは、コースでのラウンド中にスイングの軸がぶれ始めると、その軸のブレがスイング軌道を不安定にするので芯に当たらなくなります。芯に当たらなくなると飛距離が落ちてしまい、その落ちた飛距離をカバーするために振ってごまかすからです。

 そうです、振ってごまかす。

振ってごまかしてしまうと、本当の正しいスイングを見失ってしまい、挙句の果てに軽く打つことが全くできなくなる。練習すればするほど、、、

 調子がどれだけ悪くても、振ってごまかさないで、基礎からしっかりとミート率を上げる練習をするのが、女子プロゴルファー達なのです。

 基礎からミート率をちゃんと作り上げてから、それを保ちつつヘッドスピードをあげていく。

 そうすれば、意味のあるヘッドスピードになっていきます。

 力任せにビュン!!ガチャン、ボコンと打って調子の良いときだけ真っ直ぐ飛んだとしても、それで18ホールナイスショットなんてできるわけありません。
 調子が悪い時には、芯に当たらないから振ってごまかす癖を練習場でつけてしまう。
 そして軽く打って芯に当たれば飛ぶことを忘れていってしまう、、

  芯に当たらずに、スイングが安定していなくて、意味の無いヘッドスピードになってしまうと、負のスパイルに陥って、長いクラブ番手で軽く振れなくなってしまいます。

 その状態でたくさん練習してしまうと、その状態が固まってしまうので自分でスイングを治すことが出来なくなってしまい、ずっといいスコアが出なくなって、ゴルフに飽きてしまうのです。

 そういった状態になったゴルファーを、意味のあるヘッドスピードを出せるゴルファーに戻すために、計算された基礎練習ドリルを数ヶ月間してもらわなくては元には戻りません。

 スイングを修整し終えて、基礎を身に着け直すと、連発して軽く打った時に、パチン、パチンと綺麗な澄んだインパクト音になります。その澄んだインパクト音になれば修整が完了となるのですが、想像以上に計算された練習ドリルが必要で、そのドリルの順番も大切になります。

 私のレッスンしている競技ゴルフの上級者の方達は、ドライバーで150ヤードを正確に打つ練習を多くしてもらいます。それができないのに、飛距離アップしたいなんていうのは、競技ゴルフでいい成績なんて出るわけがありませんので、絶対に飛距離アップは基礎練習をしていなければしません。

 軽く振って当たらないのに、思い切り打って当たるわけありませんよね。

 振り切ったほうが安定するよ!という人は、普段練習していない人。当たるも八卦当たらぬも八卦で振り切ってたまたま当たれば飛んでいくから、振り切ったほうが安定すると思ってしまうのです。

 軽く振って芯に当たって楽に飛ぶほうがいいに決まっています。

 ゴルフ暦が数年経ったゴルファーが、基礎練習をきちんとしていなくて、同じリズムで同じインパクト音がしていないのに、ヘッドスピードを沢山上げる必要があるのでしょうか?

 きちんと基礎練習をして、ある程度自分の納得するスコアでプレーできて、そのスコアが変わらなくなったてマンネリを向かえた時に、初めてヘッドスピードの限界を超えるような激しい練習をする必要があるのではないでしょうか?

 ダブルボギーを打ってしまっているのに、コントロールできないぐらい全力で振り続けている人が、競技ゴルフの上級者に成れるのでしょうか?

 ボギーとパーだけでラウンドしている人が、そのボギーを1つでも減らすために、飛距離が必要となり、安定を犠牲にしてリスクを犯してでもヘッドスピードを上げていく。それが本当のヘッドスピードを上げるための理由。

 でも本当の本当は、、
ミート率を上げて、同じリズムでスイングする訓練を極限までやり切ると、ヘッドスピードが出なくても、信じられないほどの飛距離を手に入れられる。

 結局、女子プロゴルファー達のゆったりとしたスイングが 1つの答えなのではないでしょうか?

 時間をかけて、手間をかけて、作り上げたスイングが女子プロゴルファー達のスイングです。

 女子プロゴルファー達のレベルを越えて、7000ヤードのコースでアンダーパーでプレーするために270ヤード以上の飛距離が必要となる。
 それが全国大会で活躍するアマチュアゴルファー達の共通意識なのです。全国大会に出場できる人達は、ドライバーが無くてもパープレーでプレーしたことがある人達。

 200ヤード〜240ヤードの飛距離でアンダーパーでプレーできる可能性があることを、飛距離アップをする前にしっかりと理解する必要があると私はプロゴルファーとして強くアマチュアの皆さんに提唱していきたいと思っています。

 あくまで理想論ですがこのことはまぎれもない事実です。

 質の高い基礎練習をしていて、実用的なアプローチをマスターしていれば飛距離なんていうものはあってもなくてもいいのです。

 とかいいながらも、370ヤードを飛ばすための練習とトレーニングをしている私は、私にとって飛距離アップというものは、人生の中で何事にも代えがたい趣味であるということは、誰にも否定できない事実です。

 でも、何故私がそんな無謀な飛距離アップをしているのかというと、プロゴルファーとしてたくさんアンダーパーでプレーしてきて、安定するプレースタイルに少しマンネリを感じてきたからなのです。

 刺激が欲しい、、、

 でも、どれだけ飛距離アップをしたとしても、本当の本気のラウンドは飛距離ではなくコントロールのほうが大切だということは、プロゴルファーとして深く理解しています。

 やることをやって、ある程度のスコアを安定させて、その先にあるスーパー飛距離アップ。

興奮して震えるほど楽しい飛距離アップと、どこまでも冷静で平常心を徹底する競技ゴルフを行ったり来たりする。

 そんなことかできるようになれば、どれだけ楽しいことか?想像してみてください。

 意味のあるヘッドスピードでなければ、ヘッドスピードを上げる必要は無いということを今回のテーマの説明で理解していただけたでしょうか?

 

   意味の無いヘッドスピードだとしたら、、


→→おわり←←
2022年11月05日 23:43

ヘッドスピードを上げなくても飛距離アップはできるのか!?part3

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  練習場では自分の思う通りに、自分の理想の飛距離が出ていても、何故か本番コースでは飛ばない。

 何故なのか?

 その理由はいくつかあるのですが順に説明していまきます。

 練習場と本番コースで飛距離が違う理由の1つとして、練習場と本番コースのスイングが違っているからです。

 正確に言うと、本番コースではスイングが縮こまってしまうからと言ったほうが分かりやすいかもしれませんね。

 何故縮こまるのか?というとスイングの仕組みをきちんと理解しないで、普段の練習でただひたすらにボールを打ってしまっているからです。

 基礎練習を練習のなかに取り入れず、スイングの仕組みをきちんと理解しないでボールをひたすらに打っていても、何年か経つと練習場ではなんとなく打てるようになって、練習場ではボールを飛ばせるようになっていきます。

 そうやって練習した人は、本番コースだけでなく、いつもの練習場でない初めての練習場で練習しても違和感が出てしまって、いつものスイングができません。

 何故なら、自然な適正なスイング軌道から大きくズレてスイングを固めてしまっているので、景色や雰囲気が違うだけでいつものスイングができないからです。

 でもなんとなく打ててしまって、どのスイング軌道が正しいのか分かり得ないのでとにかく今のスイングを固めることになるのですが、いつまで経ってもコースで打ちやすくなることができなくて悩むことになる。そして、自己流で色々練習方法を試してもやっぱりコースでは打ちやすくならない。

 そして、ゴルフに疲れてしまう。

 最終手段として、ゴルフクラブを買い替えることで解決しようと試みることになるのですが、今のスイングに合ったゴルフクラブを探すためにゴルフショップにフィッティングに行くと、いつもの練習場とフィッティングする場所と同じスイングができない、、、ヘッドスピードもいつもより出ていない気がする、、、

 厳しいことを言ってしまいますが、クラブを購入するときに室内練習場で、試打をしたとしても、スイングが振りづらく、ヘッドスピードも出ていなくて、いつもと違うスイングになってしまって振りにくい人は、クラブのフィッティングのしようがありません。

 やはり、もう少しスイングを良くして、ある程度どんな場所でも自分のスイングができるぐらいのレベルまで、練習の努力はしなくてはクラブを替えても変わりません。
 
 いつもの行きつけの練習場の振りやすいスイングでフィッティングしないと本来は意味はありませんし、室内練習場で振りにくいということは、本番コースでも振りにくいということになるからです。
 室内練習場で振りにくい人は、行きつけの練習場で試打してするか?クラブ購入を保留にして、スイングを修整するか?のどちらかを選択しなくてはいけなくなります。

 私なら振りにくいスイングに対して合わせたクラブを買うのなら、そのお金でレッスンを受けたほうがよほどいいと思います。別に私がレッスンを生業としているから、こういうことを言っているわけではありません。私も色々なゴルフクラブを打つことは大好きですし、自分に合ったゴルフクラブを探すことは大切だと思っています。
 
 でも、振りにくいスイングで、スイングが調子の良いときのヘッドスピードが出ていないのに、クラブフィッティングして、なんの意味があるのでしょうか?そう思いませんか?


 でも慣れた練習場以外ではヘッドスピードが出せない。

 ゴルフを楽しむために努力はしているのだけど、
コースで打ちやすくならない。

話を進めていきます。

 →→つづく←←
2022年10月15日 13:18

ゴルフのジレンマシリーズ:なんで調子がいい時に練習しすぎると調子が悪くなるのか?

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 ゴルフの絶好調がずっと続いたことはありますか?

 絶好調が続いていたのに、なぜその絶好調は終わってしまうのでしょうか?

 本当にゴルフのスイングは繊細で、壊れやすく、難しい。

 そう思いませんか?

 私の仕事は、スイングを見失ったゴルファーに対して、その人にとって打ちやすく、安心感があるスイングを再構築するスイングコーチです。

 もちろん、ゼロからの初心者もレッスンしますが、ゼロからレッスンして20工程から30工程以上を半年ぐらいかけると、とても綺麗なスイングになるのですが、正直に言うとゼロからレッスンしたほうが見た目のスイングの美しさはとても綺麗になります。

 なぜなら、癖がついていないからです。

 もし綺麗なスイングをしている人がいたとしたら、ほとんどが1人のスイングコーチのコンセプトに基づいて、計算されてスイングを作り上げられたということになります。先に先に、先読みをしながらスイングを作らないと、連動性があってリズミカルなスイングには成りえないからです。

 逆に言うと、自己流で練習してきたゴルファーは、傷だらけになりながら、手探りで、色々なことを試しながら上達してきています。

 試した練習ドリルが正しくできているのか?それも分からないで、とにかく試してみる、トライアンドエラーの世界。

 ある意味、それは諦めないで練習しきれて、ある程度上達できたのなら、とても凄いことで、1つの趣味としてはヤりきったことになります。

 ただ、ヤりきった挙句の果てに自分より上手い人に出会ってしまうと、もっと何かをしなくては、、と強く思って、何かをしたとたんにスイングが崩壊してしまう。

 何故なら、プラスマイナスプラスマイナスゼロと、色々な癖が絡みついて、身につけていたスイングは、独特のスイングバランスを構築しているからなのです。

 なので、私は新たにレッスンを受けようとする人に、ある程度自己流で上達してきたということは、治す所は1箇所ではなく、数か所になるので、中途半端にレッスンを受けるとひどいことになるから、生半可な気持ちでレッスンを受けるのはよしたほうがいいですよ、、と優しく、その人のプライドを傷つけないように、本当の本音のアドバイスをするようにしています。

 私はプロコーチなので中途半端なレッスンはしません。

 スイングの1つのことだけ治したとしても、2つ3つのことで連動しているスイングを、かえって壊してしまうことになります。

 この連動性を損なわないで、スイングを修整するレッスン技術は最近の日本には存在しませんでした。

 その証拠、その事実としまして、今現在、日本のプロゴルファーで世界に通用する選手が数えるほどしかいない。何故なら、ずっと日本で言われてきたスイング技術のレッスンは連動性やリズムを壊してしまうことを平気で言われてきたからです。

 連動性やリズムを壊してしまうのに、こうしなさい!!と普通に言われて来たことに対して、私はとても残念で、悔しい気持ちを持っています。私もそのような中で現役の時は、スイングを作り上げてきたのですが、本当に私自身後悔しています。

 本場のアメリカで、イギリスで生きたスイングを身につけたかった。その悔しさで、今はプロコーチとして世界の1流選手を研究しなおしています。

 二度と今までのような、スイング理論で練習したくない。何故なら、連動性や、リズムがいつまで経っても良くならないからです。

 なんで調子がいいときに、新しいスイングテーマに取り組むと調子が悪くなるのか?

 それは、連動性や、リズムを壊してしまう要素があるのに、そのことを理解しないで練習してしまうからです。

 ある程度上手になってきたときには、スイングのなかに連動性や、リズムが身についてきている訳なので、そのことを深く理解していれば、新しいテーマの練習をすることには、最深の注意を払わなくてはいけません。

 いとも簡単にスイングは壊れてしまいます。

 また、1人のコーチにレッスンを受けている人は、絶対に他の人のアドバイスを聞いてはいけません。

 何故なのか?分かりますよね?

 コーチは、スイングの先を先を見ながら、計画を立てて、計算しながらスイングを作り上げているので、その最中に他のスイングコンセプトが入ってきてしまうと、計画が壊れてしまうからです。

 時折、レッスンを受けている方が、レッスンでスイングを作り上げている最中に、他の人にアドバイスを受けてしまったり、ユーチューブのレッスン動画を見てきたりすると、本当に困ってしまいます。

 私はきちんと、私のレッスンを受けるなら、私のコンセプトのレッスンが終わるまで、私を信じて、私にスイングを作り上げさせて欲しいと、本人に言うようにしています。
 せっかく、代金を支払ってレッスンを受けているのに、、スイングコンセプトを混ぜこぜにするなんてもったいなさすぎますよね。
 少なくとも3.4ヶ月はきちんとレッスンを受けないとレッスン代金がもったいない。私は多くのレッスンをしてきて強くココロからそう思っています。
スイングの連動性を作り出すことは容易ではありません。


 ということで、スイングの調子が良いときには、新しいテーマの練習をしてしまうことは、とても怖いことを説明してみましたが、理解していただけたでしょうか?

 プロゴルファーでも悩むスイング。

 連動性、リズムを改善していく練習というのは、上級者になればなるほど、難しいということを知ることになるのです。


 なんで、上級者やプロゴルファーもレッスンを受けるのか?

 その理由を考えてみたのなら、スイングが如何に複雑なのか?が分かるはずです。

 もし、人対して、スイングの調子がせっかくいいのに、なんの計画もなく押し付けがましいアドバイスをしてしまったことがかある人は、反省してなくてはいけません。
 押し付けがましい教え魔となっての人へのアドバイスは、絶対に許されない行為ということを認識しなくてはいけません。
 その人のスイングを傷つけて、壊してしまっているなんて、ある意味アドバイスの言葉の暴力と言っても言い過ぎではないことなのです。
もちろん、相手からアドバイスを頼まれたら問題ありませんが、、
 一度に色んな事を言われたら誰だって分からなくなってしまうのに、余計な事を言うのは良くありません。
 逆に、調子が良いときに、頼んでもいないのに人からアドバイスされたら嫌ではないですか?
 



 本当にゴルフは奥が深い。いつも私はそう思います。
 


 
2022年09月21日 05:43

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