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ヘッドスピードを上げなくても飛距離アップはできるのか!?part7

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 ヘッドスピードを上げるのではなく、ミート率やインパクト効率をあげるためにはどうすればいいのでしょうか?

 皆さんがゴルフの練習をしてきて、軽く振ってクラブフェースの芯に当たって同じインパクトの音がしていれば、力任せに打ったときよりも10ヤードから20ヤードぐらい少し飛距離が落ちるだけだということは分かっているのではないでしょうか?距離を10ヤードから20ヤード落としながら十分にコースではスコアメークができることは理解しているはずです。

 では、何故?軽く振って飛距離を落としてミート率を上げてゴルフ場で18ホールプレーしたほうが簡単に良いスコアがでるのに、このようにプレーしてみようと試みないのでしょうか?

 チャレンジしたことはありますか?

 出来ている人はかなりいいスコアを出したことがある上級者のはずです。

 でもなかなか出来ない。

 何故ですか?なんで軽く振り続けられないのですか?18ホール楽にプレーできるのに、、


 それは、コースでのラウンド中にスイングの軸がぶれ始めると、その軸のブレがスイング軌道を不安定にするので芯に当たらなくなります。芯に当たらなくなると飛距離が落ちてしまい、その落ちた飛距離をカバーするために振ってごまかすからです。

 そうです、振ってごまかす。

振ってごまかしてしまうと、本当の正しいスイングを見失ってしまい、挙句の果てに軽く打つことが全くできなくなる。練習すればするほど、、、

 調子がどれだけ悪くても、振ってごまかさないで、基礎からしっかりとミート率を上げる練習をするのが、女子プロゴルファー達なのです。

 基礎からミート率をちゃんと作り上げてから、それを保ちつつヘッドスピードをあげていく。

 そうすれば、意味のあるヘッドスピードになっていきます。

 力任せにビュン!!ガチャン、ボコンと打って調子の良いときだけ真っ直ぐ飛んだとしても、それで18ホールナイスショットなんてできるわけありません。
 調子が悪い時には、芯に当たらないから振ってごまかす癖を練習場でつけてしまう。
 そして軽く打って芯に当たれば飛ぶことを忘れていってしまう、、

  芯に当たらずに、スイングが安定していなくて、意味の無いヘッドスピードになってしまうと、負のスパイルに陥って、長いクラブ番手で軽く振れなくなってしまいます。

 その状態でたくさん練習してしまうと、その状態が固まってしまうので自分でスイングを治すことが出来なくなってしまい、ずっといいスコアが出なくなって、ゴルフに飽きてしまうのです。

 そういった状態になったゴルファーを、意味のあるヘッドスピードを出せるゴルファーに戻すために、計算された基礎練習ドリルを数ヶ月間してもらわなくては元には戻りません。

 スイングを修整し終えて、基礎を身に着け直すと、連発して軽く打った時に、パチン、パチンと綺麗な澄んだインパクト音になります。その澄んだインパクト音になれば修整が完了となるのですが、想像以上に計算された練習ドリルが必要で、そのドリルの順番も大切になります。

 私のレッスンしている競技ゴルフの上級者の方達は、ドライバーで150ヤードを正確に打つ練習を多くしてもらいます。それができないのに、飛距離アップしたいなんていうのは、競技ゴルフでいい成績なんて出るわけがありませんので、絶対に飛距離アップは基礎練習をしていなければしません。

 軽く振って当たらないのに、思い切り打って当たるわけありませんよね。

 振り切ったほうが安定するよ!という人は、普段練習していない人。当たるも八卦当たらぬも八卦で振り切ってたまたま当たれば飛んでいくから、振り切ったほうが安定すると思ってしまうのです。

 軽く振って芯に当たって楽に飛ぶほうがいいに決まっています。

 ゴルフ暦が数年経ったゴルファーが、基礎練習をきちんとしていなくて、同じリズムで同じインパクト音がしていないのに、ヘッドスピードを沢山上げる必要があるのでしょうか?

 きちんと基礎練習をして、ある程度自分の納得するスコアでプレーできて、そのスコアが変わらなくなったてマンネリを向かえた時に、初めてヘッドスピードの限界を超えるような激しい練習をする必要があるのではないでしょうか?

 ダブルボギーを打ってしまっているのに、コントロールできないぐらい全力で振り続けている人が、競技ゴルフの上級者に成れるのでしょうか?

 ボギーとパーだけでラウンドしている人が、そのボギーを1つでも減らすために、飛距離が必要となり、安定を犠牲にしてリスクを犯してでもヘッドスピードを上げていく。それが本当のヘッドスピードを上げるための理由。

 でも本当の本当は、、
ミート率を上げて、同じリズムでスイングする訓練を極限までやり切ると、ヘッドスピードが出なくても、信じられないほどの飛距離を手に入れられる。

 結局、女子プロゴルファー達のゆったりとしたスイングが 1つの答えなのではないでしょうか?

 時間をかけて、手間をかけて、作り上げたスイングが女子プロゴルファー達のスイングです。

 女子プロゴルファー達のレベルを越えて、7000ヤードのコースでアンダーパーでプレーするために270ヤード以上の飛距離が必要となる。
 それが全国大会で活躍するアマチュアゴルファー達の共通意識なのです。全国大会に出場できる人達は、ドライバーが無くてもパープレーでプレーしたことがある人達。

 200ヤード〜240ヤードの飛距離でアンダーパーでプレーできる可能性があることを、飛距離アップをする前にしっかりと理解する必要があると私はプロゴルファーとして強くアマチュアの皆さんに提唱していきたいと思っています。

 あくまで理想論ですがこのことはまぎれもない事実です。

 質の高い基礎練習をしていて、実用的なアプローチをマスターしていれば飛距離なんていうものはあってもなくてもいいのです。

 とかいいながらも、370ヤードを飛ばすための練習とトレーニングをしている私は、私にとって飛距離アップというものは、人生の中で何事にも代えがたい趣味であるということは、誰にも否定できない事実です。

 でも、何故私がそんな無謀な飛距離アップをしているのかというと、プロゴルファーとしてたくさんアンダーパーでプレーしてきて、安定するプレースタイルに少しマンネリを感じてきたからなのです。

 刺激が欲しい、、、

 でも、どれだけ飛距離アップをしたとしても、本当の本気のラウンドは飛距離ではなくコントロールのほうが大切だということは、プロゴルファーとして深く理解しています。

 やることをやって、ある程度のスコアを安定させて、その先にあるスーパー飛距離アップ。

興奮して震えるほど楽しい飛距離アップと、どこまでも冷静で平常心を徹底する競技ゴルフを行ったり来たりする。

 そんなことかできるようになれば、どれだけ楽しいことか?想像してみてください。

 意味のあるヘッドスピードでなければ、ヘッドスピードを上げる必要は無いということを今回のテーマの説明で理解していただけたでしょうか?

 

   意味の無いヘッドスピードだとしたら、、


→→おわり←←
2022年11月05日 23:43

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