日本プロゴルフ協会公認・吉田ゴルフスクール|愛知県春日井市・小牧市

日本プロゴルフ協会ライセンスを取得したスペシャリストが質の高いゴルフ指導を行います

Grn

HOMEブログページ ≫ ブログ ≫

ブログページ

ゴルフのための筋肉トレーニングの難しさ!?part5

2017053116510933174
 
 元々、私はコーチとしてゴルフのトレーニングはどのようにすべきなのか?を、よく考えることがあるのですが、
ゴルフだけでなくてどのようなスポーツも、そのスポーツのプロの筋肉のつけ方をみることがとても大切だと考えています。

 陸上競技でも100メートルの選手になるのか、400メートルの選手になるのか、1500メートルの選手になるのか、フルマラソンの選手になるのか、トレーニング方法は全て違うわけです。その時に、その種目の第一人者の筋肉の付き方を観察すれば、間違えたトレーニングを防ぐことができるわけです。
 
 実は、、プロゴルファーでも飛距離重視型、バランス型、ショートゲーム重視型、と、
つける筋肉が違うのですが、、その話をするととても長くなるので深く話すことは今回はしません。

 ただ、アマチュアの方達は日本の女子プロゴルファーの体型と筋肉のつけ方を参考にすると、ゴルフのためのトレーニングの方法が理解しやすいのかもしれません。

 女性でも、バレーボール選手や、バスケットボール選手のように身長が高い人もいますし、様々な体型の人がいます。

 そのようななかで、身長がそこまで高くなく、ムキムキではない、どちらかというと柔らかい筋肉がついている選手が女子プロゴルファーでは多いということに注目してみるのです。もちろん、身長の高いプロゴルファーもいますが、身長がそこまで高くない人のほうが優位になっていることが女子プロゴルファーの身長のデータのなかでみてとれます。

 身長が高くない人がバレーボールの選手になれるのか?と考えたら分かりやすいですね。スポーツの特質によって有利な体型があるわけで、女子プロゴルファーはその逆なのです。


 なぜなのか?


 それは、ゴルフはまずアプローチとパターの技術が最優先で求められるので、体の大きな人は、小さくて、柔らかいリズミカルな動きをすることが大変だからです。
 
 もちろん、体の大きな人だって練習すれば誰だって上達はしますし、大きな人は飛距離はでるというメリットはあります。あくまでも女子プロゴルファーのプロゴルファーとしての競技としての資質ということであって、参考程度に聞いてください。

 そのようなプロゴルファーに求められる柔らかい動きを習得する際に、乱暴に筋肉トレーニングをしてしまうと、パターやアプローチの技術が壊れてしまうということを、これから話していくなかで、第一に理解していてください。

 実は、その柔らかい動き、柔らかい筋肉を残しながら、飛距離アップのための筋肉をつけるということが、どれほど大変なのか?どれほど手間がかかるのか?ということなのです。ゴルフに適した筋肉を作り上げるということは本当に時間がかかります。

 逆に、筋肉のストレッチのしすぎもよくありません。ストレッチをしすぎると、柔らかくなりすぎてスイングのバランスがおかしくなってしまいます。

 上達志向が強い人は、一度だけ、調子のいいときに、練習の前にストレッチを入念にしてみると分かります。
 ストレッチというのは、怪我の予防にはなるのですが、スイングフォームのバランスも壊してしまうので、よく練習の前に入念にストレッチをしてしてしまう人は、程々にしておかないと、せっかく調子がよくなってきたスイングを自分で壊してしまっている可能もあるので、気をつけてください。
 もちろん、少しはしたほうがいいのですが、し過ぎは駄目です。また、脚の太ももの裏とか、体側をギュンギュンに伸ばしてストレッチをする人がいますが、筋肉というのはリラックスして、上手にストレッチしないと逆効果なので、ギュンギュンにしてしまうのならしないほうがいいかもしれません。

 トレーニングを無茶苦茶にやって筋肉を計算しないでつけてしまうと、かえって駄目だということが、女子プロゴルファーの筋肉の付け方を見ると、理解がしやすいことが分かっていただけたでしょうか?

 ですが、男子の一流選手達がムキムキの筋肉をつけているのではないか?と、疑問に思っている人もいると思います。

 その一流選手が筋肉をムキムキにしてもゴルフのスイングが壊れないということが、本当に奥が深くて、難しくて、日本の男子プロゴルファーが世界の一流なりたくて筋肉をつけようとしても、間違えてムキムキになってしまう。

 そのことについて少しお話しを進めていこうと思います。

 ゴルフは、飛距離アップとアプローチの柔らかさを混同しなくてはいけないので、筋肉トレーニングが非常に難しいのです。

→→つづく←←

 
  
2021年01月13日 07:16

2020年 終わりのご挨拶

20200324192626

 本年もレッスンにお越しいただきました方々へ、お礼と感謝のご挨拶をお伝えさせていただきます。

 
 今年は、忍耐の年でした。


 突然現れた新型コロナウィルスに皆、苛まれ、社会人としてのマナーとして、コミュニティーでのマスクと手洗いを徹底しなくてはならない日々を送ることになりました。


 自分よりも、人へ対しての健康と命。

 自分のための行動、活動と、人の命との天秤。

 命はかけがえのないものですから、その命を守るために日々の生活、仕事、趣味を制限していく努力。

 とても大変な決断を常に強いられることは、強いストレスと疲弊をもたらしました。


 そのような中で、逆に人が本当に生きていくうえで必要な事を深く考えさせられたことは、人類にとってはコロナウィルスが終息した後の世界へ、きっと大きな意味をもたらすことになったのではないでしょうか?

 生きていく為に必要なことは、生きるために必要な食べ物、体を温めるための必要最小限の被服、寝泊まりする場所、そして人と人との繋がり。
 
 人は一人では生きていけません。

 生活するために必要なものと、必要のない贅沢。


 人が贅沢をしなければ、経済がまわらずに、仕事が無くなって食べ物が食べられなくなる、、

 贅沢をするとコロナウィルスを拡めてしまう、、、


どうしょうもないジレンマのなかで、答えを絞り出す。



 贅沢をすれば医療機関、医療関係者に多大な負担をかけてしまう。


 贅沢をしなければ、経済の毛細血管の隅々までお金が巡らなくなる。

 そのなかで、日本の国は1つの答えを見つけ始めているのではないでしょうか?


 それは、1人1人が責任感を持って判断していくということができると1人1人にたいして信じること。


 ある経済学者が言っていたことが、私には1つの答えなのかと強く思いました。

 現実のコロナウィルスの実情と、そのデータを常に国民に見せ続ける。見せ続けたら、それにともないほとんどの人が性善説を実証するかのように、立派な行動をこなしていく。

 ごく一部の自分勝手に迷惑をかける人というのは数パーセントにしかすぎない、、

 人間というのは腹黒くて、ずる賢くて、自分かってというイメージが全く無いというと嘘になるこの社会に、人間の本当の温もりを感じられなくは無いということを、実感させられる。それが今年の私の感想です。


 元々、ゴルフをするということが贅沢なのかもしれないと心の中では、色々な事との比較で迷うこともありましたが、ゴルフで経済が巡るという要素もあることと、

 ゴルフをすることそのものが、
マナーを守り、
正直にスコアをつけて、
 ミスをしてもうろたえないで前へ進んでいかなくてはいけない、
というスポーツなので、自分の中に規律を作らなくてはいけないという意味ではまんざらでもない趣味だなと、
ゴルフの世界で生きている私にとっては、ゴルフを教える意義を無理やりでも見つけ出して、日々のレッスンを続けています。

勝ち負けの世界のプロゴルファー、
これからプロゴルファーを目指す者、
趣味として全力で楽しんでいる人、
楽しく気楽で十分な人、
これからゴルフを覚えたい人、
私は、それぞれの温度を見極めて、これからもずっと頭をフル回転しなが頑張っていく所存です。

 目標を達成した人には次の目標を定めて楽しんでもらう、
 目標が達成で来ていない人には誠実に向き合うレッスンを続ける、
 目標を立てられない人には自分の目標を見つけてもらえるようにヒントを与え続ける。


 そして、プロゴルファーには覚悟を決めて自分の力を振り絞って結果を出せるように厳しく訓練していく。


 来年も全力でレッスンをしていきますので、今後とも、吉田ゴルフスクールのレッスンをよろしくお願いいたします。

 

    公益社団法人 日本プロゴルフ協会 会員
                      吉田誠吾

  


 

 

 
2020年12月30日 07:23

ゴルフのための筋肉トレーニングの難しさ!?part2

WS0000016-300x229
 何故ゴルフの筋肉トレーニングは奥が深くて難しいのでしょうか?

 一昔前は筋肉トレーニングをするとゴルフスイングがおかしくなるから、筋肉は付け過ぎたら駄目と言われていた時期もありました。今ではスイングのシステムも変化して、それにともない、かなり筋肉をつけても大丈夫になり、一流選手たちは練習時間より、筋肉トレーニングの方が長くなってしまっています。


 ゴルフスイングの分析が進むとともに、ゴルフのトレーニングも進化していったということです。


 元々、ゴルフのスイングというのは、動かないボールを打つので、自分自身のスイングフォームによって左右されます。当たり前のことですが、自分のスイングを作り上げていく上で、ちゃんと計算しながら作ったかどうか、そのまま結果になってしまうともいえます。

 そんななかで、とても複雑な関節の動きの集合体であるスイングは、スイングをしている時の骨の動き、関節の可動域、を理解していないと完成することはありません。

 簡単に言うと、足首、膝、股関節、背骨、首の骨、肩甲骨、肩の関節、肘、手首、指の骨を、
  1.4秒のなかで計算して動きを把握しながら、スイングを作り上げていくのです。

 アマチュアの方のほとんどが、スイングフォームを完成させることができないのは、全ての骨の動きを知り、スイングをバランス良く作り上げることは、本当に本当に複雑な立体パズルを解くことと同じになります。1.4秒のなかで全ての骨の動きを把握することは、神の領域になるのてす。


そんな複雑な動きのなかで、筋肉トレーニングをする、、、

 せっかくバランスを理解してスイングの動きを理解し始めたのに、無計画な筋肉トレーニングをしてしまうと、スイングの感覚が吹き飛ぶのです。


 プロゴルファーでも無計画な筋肉トレーニングをしてしまうと、大スランプになって選手生命が終わってしまうことも良くある話しなのです。

 では、一体どうすればいいのでしょうか?

 私は現役バリバリの選手の時に、スイングの練習をしながら、筋肉トレーニングをしながら、筋肉のストレッチをしながら、パターとアプローチの練習もして、メンタルコントロールのトレーニングもして、、、誰か私を助けてください、わけが分からないです、時間がいくらあっても足りません、、、といつも思っていました。

 何も考えないで、ムキムキにするだけでいいならどれだけ楽なことか!?と良く思った程です。

 ゴルフをやったことが無くて、筋肉ムキムキの人がゴルフをするとどうなるのか?
 

 ビュッ!と素振りの音はさせられますが、複雑な骨の動きのバランスを感じられずに、深くスイングに悩むことになるのです。

 でも、筋肉をつけていかないといけない。


 どのように考えて、ゴルフのスイング作りと筋肉トレーニングをしていけば、理想なのか?


 少し前まで、誰も日本のなかでは明確に答えられる人はいなかったのです。

 丸山茂樹さんが現役を引退をして数年が経ったときに、鈴木イチローさんへのインタビューで、「ゴルフの筋肉トレーニングはどのようにすればいいのでしょうか?結局、私は筋肉トレーニングをするとスイングがおかしくなってしまっていたのですが、アドバイスをください、、」
どうでしょうか?アメリカで成功した丸山茂樹さんでさえ、ゴルフのためのトレーニングが分からなかったのです。

 この質問のイチローさんの答えは?

この答えは、このテーマの最後のまとめのときに書くことにします。

 少し皆さんも、ゴルフを筋肉トレーニングのことを考えてみて欲しいと思います。


 、、、気になりますね、、でも、考えてみてください。



→→つづく←←




 
2020年12月30日 05:57

ゴルフのための筋肉トレーニングの難しさ!?

5c8aed62852214b46cea6ae4cc531e21d051b0e2_large
 ゴルフが上手になるためには何が必要でしょうか?

  練習場の練習?

  ゴルフ場でプレー?

  メンタルコントロール?

  筋肉トレーニング?



  どれも大切な要素ですね。
 本当の上級者になるためにはどれもかかせません。


 ゴルフを楽しむことだけが目的の人は、今回のテーマはあまり関係のないテーマなのかもしれませんが、知っておくと、ひっとしたらレベルアップするきっかけになるかもしれません。

 
 ゴルフのトレーニングというと、どういうことが必要なのか?分かりますか?


 実は、ゴルフの為のトレーニングというのは、意外と深く解明されていないということはご存知でしょうか?

 例えば、ゴルフ以外のスポーツを一生懸命やってきた人や、スポーツジムに通っている人に質問です。

 ゴルフに必要な筋肉に対して、どのようにトレーニングすればいいのでしょうか?

 具体的にトレーニングの種類を定めて、計画立てることはできますか?


 もしできるとするならば、それはスコアが良くなって、飛距離が伸びて、怪我をしにくい体になるということです。

 
 私自身も、選手としてもコーチとしても本当に筋肉トレーニングには悩んできたわけですが、コーチとして勉強していくなかで、今となって本当のゴルフのトレーニングが分かってきました。

 何故、今になって分かってきたのかというと、、、

 たくさんの経験を積んで、どこの筋肉がとのようにスイングに影響するのかを理解することができたからです。

 プロゴルファーのスイングを研究をしていくなかで、スイングのタイプによってどこの筋肉を使うのか?タイプによっても違いが分かるようになりました。

 私自身、自分でもドラコンをしてドライバーの飛距離を出して遊んでいるのも、どこの筋肉を使うのかを確認しているためです。


 あなたが野球をしてきたのであれば、人生をやり直せるとしたら、プロ野球選手になるために、どのように筋肉トレーニングを計画立てたらいいですか?

 陸上競技の短距離走で日本陸上選手権にでるためには?

 陸上競技の投てき種目では?

 陸上競技の長距離種目では?

 サッカーのプロになるためには?

 バスケのプロになるためには?

 バレーボールのプロになるためには?

 卓球のプロになるためには?



 どうでしょうか?スポーツの種目によってトレーニングのやり方、筋肉のつけ方はそれぞれです。


 ゴルフの初心者の人で筋肉モリモリの人でも、ゴルフに関係のないモリモリだと、上達が早まることはあまりありません。

 逆に、スポーツ経験が無くて筋肉がプニプニしている人のほうが、ゴルフに関係のないムキムキマッチョマンよりも上達してしまうことも実際に起こってしまうのです。

 ゴルフのトレーニングをするぞ!!といって、むやみやたらにスポーツジムに通っても、ゴルフが上達することに繋げることはとても難しい、、、

 練習場でたくさん練習しても間違えて練習してしまうと全く上達しないのと、間違えて筋肉トレーニングをするのは同じで、残念なことになってしまうわけです。

 プロゴルファーでも、間違えて筋肉トレーニングをしてしまってスランプになって引退してしまったという人は数しれず、、、

 ゴルフのトレーニングは意外と、最近まで深く解明されていなかったのです。


→→つづく←←


 


  
  
2020年12月28日 22:28

2020年全米女子オープンの総評!?

d_12582348
 2020年全米女子オープンは渋野日向子選手が大健闘の4位ということで終わりました。キム アリム選手が優勝したわけですが、相変わらず韓国選手の層の厚さを実感することとなったメジャー大会でした。


 この全米女子オープンが開催された、チャンピョンズGCは6731ヤードのパー71という本当に長いコースで開催されたのですが、男性の人からすると、7600ヤードのパー71でプレーしていると考えたら難しさの実感が湧くのではないでしょうか?女子プロゴルファーのドライバー飛距離が240ヤードに対して、男子プロゴルファーのドライバー飛距離は300ヤードなので、6731ヤードというのは、女子プロゴルファーには長すぎるわけです。

 また、今回グリーンの硬さが男子プロゴルファーの試合並みのセッティングだったので、ボールが止まらずにグリーからこぼれ落ちるシーンを何度も観ることになりました。

 ここまでグリーンが硬いと、ドローボールではなくフェードボールでないと、ボールを止めることはできません。

 女子プロゴルファーで、フェードボールで高い球筋を打つためには、やはり体格が必要なので、日本人女子プロゴルファーにとっては、質の高いフェードを打てるようにかるということが課題になってくると、私は思っています。質の高いフェードボールというのは、腹筋と背筋の強さがもの凄く必要とされるので、世界の一流選手の体格がないとなかなか打てる球筋ではありません。

 私が女子プロゴルファーをレッスンする際に、フェードをレッスンしていく際には、必ずトレーニングをしながらレッスンしていくことを大切にしているのですが、そのトレーニング内容はとても厳しいものとなります。腹筋が割れてしまうほどの量をこなしながら、フェードをレッスンしないと、試合では使い物にならないからです。

 今回の試合で、グリーンの左に池があったときに、皆右に大きく外していたのは、ドローを打つと池に入るからです。ものすごいロングパットを打たされていた選手達は、フェードをマスターしていないタイプの選手達だったということになります。

 また、渋野日向子選手が優勝できなかった理由として、防寒対策と、スイング改造が上手くいっていないことが挙げられるというのが私の意見です。

 まず、、あの最終日の服装で気温3度のなかでプレーするなんて、ありえません。本人も寒くて飛ばなかったと言っていましたが、渋野日向子選手は、ビームスゴルフさんにコーディネイトを依頼しているので、ビームスゴルフさんはしっかりと今回のことを反省して、暖かくて動きやすい服を開発していただきたいと思います。

 私もビームスゴルフさんのデザインはとても好きなのですが、着心地がゴワゴワしているので、着たいのに着れないというのが個人的な感想です。プロゴルファーとしては、スイングしやすい服装というのが大前提となるのて、ビームスゴルフさんが世界一流の選手達に着てもらうためには、もっと努力が必要です。渋野選手が薄着をしていた理由はそこなのかな?と私は分析しています。

 あと、、、スイング改造が上手くいっていない理由として、渋野選手の今年のスイングはテークバックからトップオブスイングにかけて、フラットにしすぎて、トップが低すぎると私は思います。

 まるで、10年前流行った男性プロゴルファーのスイングのように見えるので、きっとスイングコーチが少し男性目線でスイングを調整しているのではないかと疑ってしまいます。

 去年の渋野日向子選手のスイングのほうが遥かに素晴らしく、いち早くその時のスイングに戻さなければ彼女は輝きを失ってしまうことになるかもしれません。

 女子プロゴルファーにあのようなテークバックをレッスンしてしまうと、フェードを打ちたいときに、右にすっぽ抜けてしまうことになるということに、青木コーチは早く気が付かなくてはいけません。あのスイングは、男性の筋力がないと完成しません。

 もちろん、アプローチとパターはバッチリなので、スイングを下手にイジらないで、彼女の振りやすいスイングに戻してあげなくてはいけないのです。

 あれほどまでに、アプローチが上手なのに、スイングが良く行ってない、、、本当にもったいないことです。

 3日目、4日目の結果が私の実力と彼女が言っていましたが、青木コーチと渋野日向子選手が早くこのことに気が付かないと、取り返しがつかないことになるということを私はゴルフコーチとして提唱します。

 彼女には、ジョン ラーム選手のコンパクトスイングではなく、やっぱりダスティンジョンソン選手のような高いトップのほうが自然なのではないでしょうか?

 渋野日向子選手が躍動感のあるスイングに戻ることを切に願っています。

 青木コーチ!早く気がついてください!!渋野選手の運命は青木コーチにかかっているのですよ!
2020年12月16日 01:15

ゴルフのジレンマシリーズ:「クラブを握るグリップを強く握ってもいい」というプロゴルフコーチが増えてきている!?part2

pga19052005030003-p1
  ゴルフの練習をしていて調子が悪いと、「何が原因で調子が悪い」のか自分では分からなくなる。

 同じようにボールを打っているはずなのに、何故か急に変な感触になってしまう。

 何故!?


 そうして、原因が分からなくなると皆さんお決まりのフレーズを言ってしまうのです。

 チカラが入ったからだ!


 力を抜けばだんだん打てるようになるから、グリップの握りを弱くして、肩の力を抜く。


 私はコーチとして、調子が悪いときにこのように解決することが好きではありません。

 私のレッスンを受けたことがある人は、私に言われたことがある人もいると思いますが、「チカラが入ったと言うことで、解決すると本当に改善しなくてはいけないことがみえなくなるので、安直にチカラが入ったと言わないように!」と、本当に修整しなくてはいけないところをレッスンしていくことになるのです。

 
 正確に言うと、チカラが入っても、チカラが入らなくても、どちらでも問題なくある程度はボールを打てるようになるには!?どうすればいいのかを考えたらいいのです。

 皆さん、私がこの後に、どのように話を進めていくのか想像できますか?


 ラウンドで調子が良かったのに、急に打てなくなった状況で、その後の練習の反省で

 グリップをギュ!

 脇をギュ!

と締めて練習していくとしたら、どうすればいいのですか?

 もちろん、そんなにギュと握らなくても、緩く握っても
、本当ならどちらでもいいのですが、チカラを抜けばいいと直ぐに思ってしまう人は、スイングのことを深く考えられなくなってしまっているのかもしれません。


 →→つづく←←

 
2020年12月01日 16:17

ゴルフのジレンマシリーズ:「クラブを握るグリップを強く握ってもいい」というプロゴルフコーチが増えてきている!?

06555b2e6c9ffd38f5fcdc1ee25c2ba7087b6e1d_xlarge
 ゴルフの練習をしているときに、ゴルフのグリップをどうすればいいのかを悩み始めると、グリップだけ凄く気になっしまう経験をしたことがある人は多いと思います。

 ゴルフのグリップというのは、深く説明すると本当にデリケートで人それぞれの要素があるので、私はレッスンをするときには、その人の練習量と、モチベーションが高いかどうかで、グリップのレッスンの内容は変えるようにしています。

 なぜなら、安直にグリップを変えてしまうと、スイングの全てに影響してしまうので、初心者でなければ、スイングのレッスンを進めていくのに合わせて、少しずつ改善していくのが、私は理想だと思っています。

 何故、ゴルフのグリップがとてもデリケートなのか?


 それは、スイングアドレスの姿勢によってグリップの握り方も影響を受けるので、アドレスと一緒にグリップも治していかなくては意味はないからです。

 無理やりグリップを治してしまっても、元のスイングアドレスを変えないと、そのアドレスにあったグリップに必ず戻っていくのです。


 今回は、そのゴルフグリップを考えていく上で、グリップをするときに優しく柔らかく握るのか?
 
 強くしっかり握るのか?

 どちらが正解なのかを、説明していきたいと思います。


 昔は、優しく柔らかく握らなくてはいけない!!と、当たり前のように練習しきたのが、海外の一流ゴルフコーチが強く握っても問題ないと言う人が、実際に現れ始めていることに対して、皆さんはどのように頭を整理すればいいのか考えつきますか?

 ゴルフ上級者の方で、「グリップなんて絶対に強く握ってはだめだろう」と言い切ってしまっている人は、要注意です。

 時と、場合によって、グリップの握る強さというのは、人によって違う時代になっていることを知らないということは、井の中の蛙になってしまっているということを、今回のテーマで説明してきます。

→→つづく←←



 
2020年11月25日 05:47

マスターズ2020年最終日!?

20200901_Dustin_Johnson_ap-650x433
 2020年マスターズ、マスターズレコード更新の20アンダーでダスティン ジョンソン選手が優勝となりました。

 アジア勢としてイム ソンジェ選手が15アンダーで初の2位となり、もともと日本のツアーでもプレーしていたので、日本のプロゴルファー達にとってもマスターズの優勝というものが身近に感じられることとなったのでした。

 ダスティン ジョンソン選手の安定したフェードボール、ドライバーがミスショットしたあとの100ヤード以内からのリカバリー、そしてロングパットを寄せる技術。
 
 大きな体格の人というのは、パワーがあっても、4日間体格が大きいぶん、動きを安定させるのは難しいはずなのに、ダスティン ジョンソン選手は、徹底した食事管理とフィジカルトレーナーを付けてのトレーニングで、信じられない程の節制をしていると言われています。
 
 普通なら1年でも続けるだけで困難なことを、ダスティン ジョンソン選手は何年も続けているので、「求道者」と言われています。賞金よりも、記録を作っていきたいと言っていることじたい、何か超越したものを感じます。

 私も、若いゴルファーをレッスンしているコーチとして、自分と向き合い続けることをどのように楽しむのか?どれだけ時間がかかっても、正しいことを何年も、何十年もコツコツやるメンタリティの大切さを、手間を惜しまずにレクチャーできるように、ダスティン ジョンソン選手からたくさんのことを学びたいと思います。

 人から良く見られたい、お金が欲しい、楽をしたい、ということを超越して、本当にゴルフが好きで、ゴルフができることじたいが何よりも幸せなんだと思えるということは、それなりの哲学を構築しなくては無理です。

 世界で1位になるということは、1位になることをしたということです。

 ゴルフだけてなく、他のスポーツでも、様々な業種の仕事でも、勉学でも、1位になるということは、1位になるために必要なことを考え、努力したということです。皆さんも自分に当てはめて、ダスティンジョンソン選手のように自分を磨くということを見習ってください。
 
 ただ努力するだけでは駄目です。意味のある努力をするためには!?結果に必ず繋がる努力とは!?
 
 とりあえず何も考えずがむしゃらに努力するというのは誰にでもできますが、努力する方向を、努力する前に計画する努力を惜しんでは、努力する意味は無くなってしまいます。

 何も考えずに練習場でひたすらにボールを打つ、ただひたすらにコースをプレーする、むやみやたらにトレーニングをして筋肉をつけてみる。ノープランで頑張っても結果には繋がりません。

 努力する前に、、、計画する努力が本当に大変だということから逃げてはいけません。何も考えず、ただひたすらに努力してしまう人は、努力することを一旦止めて、正しく努力するための努力を惜しまないようにしてください。

 私はマスターズを見るたびに、マスターズにたどり着いた選手を見ると、この「正しい努力」の大切さをいつも知らしめさせられます。

 どんな道々でも、一流を学ぶということは、とても大切なことですね。
2020年11月16日 04:55

マスターズ2020年3日目!?

229932
 マスターズ3日目。

 ダスティン ジョンソン選手が本領発揮して、独壇場となりました。

 4日間のマスターズレコードがタイガーウッズ選手と、ジョーダンスピース選手の18アンダーだったのが、いとも簡単に更新されそうな流れになってしまいました。

 明日、ダスティン ジョンソン選手に勝てる可能性がある選手は、10アンダー以上の選手と予想されます。1日で6アンダーから8アンダーでプレーできた時に逆転の可能性があるかもしれません。

 ですが、これだけグリーンが柔らかくて、ボールが止まりやすい状況でベストレコードがでたとしても、賛否両論となることが予想されます。

 プロゴルファーの試合というのは、グリーンが硬くなっていないと、たくさんの選手が良いスコアが出てしまうので、今回強引に秋冬に大会を開催したということは本当に良かったのか?大会が終わっでから議論されることでしょう。個人的に、初夏のカチカチの高速グリーンでベストレコードを出して、初めて、マスターズの歴史に名前を刻めるのではないか?と思っています。

 また、今回、63歳のベルンハルト ランガー選手が頑張っています。7475ヤードを身長175センチ、72キロの63歳のジェントルマンが上位に食い込んでいることに驚きを隠せません。

 皆さんどうですが?膝が痛いと言いながら自分より年下の一流選手よりも頑張ってることに対して学ぶことがたくさんあるとは思いませんか?

 年のせいにしたり、体格のせいにしたり、コースが長いと言い訳して、スコアが良くなかったと言ってませんか?


 寡黙に結果を出し続けるベルンハルト ランガー選手は、プロゴルファーとしてだけでなく、人格者としての深みがいつも滲み出ています。

 ゴルフ界のクリントイーストウッドと言われているのも納得ですね。

 
 
2020年11月15日 20:28

マスターズ2020年2日目!?

236675
 1日目が日没でサスペンデッドになり、2日目は27ホールをプレーしなくてはならない選手もいたのですが、2日目もやはり日没でサスペンデッドになってしまいました。

 ダスティン ジョンソン選手がスコアを伸ばしてきたので、今回のマスターズの最有力優勝候補となり、いつもの顔ぶれが上位に来たというシチュエーションになってきました。

 パトロンの観戦もなく、美しい黄緑の芝もなく、硬くて速いグリーンもなく、やはりいつものマスターズではないので、観戦していてもマスターズというよりは、レギュラーツアーの普通のトーナメントのように見えてしまうのは、なんとも悲しいことです。

 普通なら超高速グリーンでボールの狙い場所を間違えるとボールが止まらなくてボギーになってしまうところが、ボールが止まってしまうので皆、良いスコアになってしまっているところが、マスターズらしからぬ所です。

 世界ランキング通りの、ショット力がある人達が、いつも通り結果を出して終わることでしょう。

 デシャンボー選手は結局スイングの調整が上手くいかなかったので、今回は18アンダーというオーガスタの最高スコアを誰が更新するのか?という見方で私は観戦していきたいと思います。

 マニアックな人は、今回はパトロン達が居ないのでコースの形状が分かりやすい為、1ホール、1ホール、コースの景色を覚えるチャンスです。
 毎年同じオーガスタで開催されるので、覚えてしまうと、とても気持ちを入れて観戦することができますよ。
2020年11月14日 14:05

日本プロゴルフ協会公認 吉田ゴルフスクール

ご予約はお問い合わせホームから

春日井王子ガーデン・東海地区校

奥の深いゴルフのはなし

モバイルサイト

吉田ゴルフスクールスマホサイトQRコード

吉田ゴルフスクールモバイルサイトへはこちらのQRコードからどうぞ!