2021 全英オープン 最終目!?
最終日にスコアを伸ばす爆発力を持つものが世界を制する。それができて初めて世界一流と認められる。
コリン モリカワ選手は、日系アメリカ人の父と、中国系アメリカ人の母を持つハーフの血筋です。アジア人の体格で迫力のあるプレーを見せつけるコリン モリカワ選手に、日本人である我々は何を学ぶべきなのか?
私はゴルフコーチで、色々な人を色々な目的でレッスンを日々していますが、1つだけ皆に共通して言えることは、その人の骨格、筋力、柔軟性のなかで、その人ができる躍動感を引き出していく。それが、レッスンを人にしていく中での、共通点なのです。
松山英樹選手、畑岡奈紗選手を除いた全ての日本人プロゴルファーと、今回優勝したコリン モリカワ選手との躍動感の違いを、色々な観点から分析して、
日本人プロゴルファー達には何が足りたないのかということを、コーチである私は何を分析して学んで、それをゴルフレッスンに生かしていくということを、プロゴルファー達にアウトプットしていかなくてはいけない、そういうことを、コリン モリカワ選手の優勝で強く思ったところです。
歩き方の躍動感?
自由な発想のコースマネージメントの訓練?
鋭い眼光?
シンプルで無駄のない機能的なスイング?
何故!?日本人プロゴルファー達は、日本でゴルフを学ぶと、コリン モリカワ選手のように成れなくて、全てにおいて今ひとつになるのか?
これは、前にブログでも書いたように、教育のプログラムが、日本はレベルが低く、独創的な表現力やインスピレーションを掻き立てるような授業が行われていないからです。
ゴルフだけでなく、学校の授業や、様々なスポーツで才能を伸ばすためのプログラムが乏しい。海外には、学年の飛び級制度がありますが、日本にはありません。ダラダラと成長させて、才能の芽を摘んでしまっている。そんな中で、メジャーの一流選たちと躍動感で張り合えるプロゴルファーが生まれるわけがありません。
数々の才能のあるプロゴルファーを骨抜きにしてしまう日本の組織、日本の構造。松山英樹選手、畑岡奈紗選手の他にも、数人はメジャーで優勝争いをする選手がいなくてはいけないのに、日本にいると駄目にしてしまう。
皆さんも、コリン モリカワ選手の迫力、集中力、独創力を目の当たりにしましたよね。ゴルフだけでなく、全ての分野で人に躍動感をもたせるようにするためには、どうすればいいのでしょうか?
ゴルフが上手くならないと言っている人は、自分の練習のなかに、躍動感をつくるための工夫があるのか省みてみるといいでしょう。
人にはどうのこうの言っているのに、自分には躍動感が無い、、そんな人が他の人にアドバイスなんてしていいのでしょうか?
コリン モリカワ選手の優勝を見て、日本人である我々は何をしている!もっと見習わなくては!と、勝手に思って、独りよがりな意見を述べてみました。
躍動感を作り出す!そんなレッスンがしたい!と思う今日このごろです。
2021年07月19日 03:14