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スイングのジレンマシリーズ:スイングのなかで下半身が大切なのが分かっているのに、下半身のテーマを練習していると軸が起き上がったり、ぶれてしまうと感じてしまうのは何故!?par2

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 ゴルフスイングを作るなかで、下半身の動きを考えるということは、とても複雑です。

 ほとんどのゴルファーが下半身の動きを考えても、考えているなかで頓挫してしまいます。

 先に、何故スイングのなかでの下半身の動きが難しいのか?ズバリ説明しておきます。


 何故?

 それは、1.4秒で終わってしまうスイングのなかで、骨盤を前傾しながら、そのなかで体重の移動を複雑にしなくてはいけないから。というのが、このテーマ答えになります。


 こんな説明されても困りますよね。

 スイングというのは、テークバックからトップオブスイングで1.1秒、ダウンスイングからフィニッシュまで0,3秒で構成されています。

 こんな一瞬のなかで、骨盤を前傾させてながら複雑な下半身の動きを考えてみたとしても、滑かなスイングのために練習していたことが、逆にぎこちないスイングを作ることになってしまい、悪循環になってしまうのです。


 ゴルフのスイングが難しいのは、他のスポーツが得意な人でも、骨盤を前傾しながらスイングをすることなんてしたことがない動きだからです。

 骨盤を前傾してスイングすると下半身を止めてしまい使えない、下半身を動かすと骨盤が起き上がる。そこで、前傾しながら下半身の動きを考えようとすると、考え過ぎてしまった間違えて覚えてしまう。


 では、どうすればいいのでしょうか?


そこで、いつもの恒例の質問返しを皆さんにします。

「皆さんは歩いたり、走ったり、ジャンプすることができます。その時に、どのように下半身を使っていますか?どのように体重移動をしていて、そのときに足首、膝、股関節をどのような角度で下半身を使っていますか?歩いたり、走ったり、ジャンプすることを、分かりやすく言葉にして説明してください。」


 どうでしょうか?説明できますか?

 では、別の質問をします。

「どのように、歩いたり、走ったり、ジャンプできるようになりましたか?覚えていますか?」

 皆さんの答えは、体で無意識に覚えた。というのが答えなのではないでしょうか。


 ということは、、、そうなのです。先に言葉で覚えようとすることじたいが間違いなのですね。

 ある程度ゴルフを楽しめるようになるまでに、下半身の動きは、体で覚えてしまうことがとても大切なのです。それをレクチャーするためには、レッスン書を書いて読ませても、動きを止めて教えても駄目なのです。たくさんレッスン書を読んでいても、ほとんどのアマチュアゴルファーが下半身の動きを間違えて覚えてしまい、本当の自然な下半身の動きを見失ってしまっています。


 私が初心者のゴルファーにスイングのなかで下半身の動きをレッスンする時は、言葉にしないで、歩くのを教えるように、無意識に覚えていけるように、レッスンを構成していきます。ある程度、無意識で覚えて楽しめるようになったら、その後にスイングのなかで下半身の動きの奥の深さを伝えるのです。

 私のレッスンを初心者から受けたことがある人は無意識に出できるようになっているので、どのようにレッスンを受けたのか覚えていないかもしれません。まるで、どのように歩けるようになったのか憶えていないかのように、、です。

 私のようなプロゴルファーとして経験を積んで、コーチングを学んで、研究して初めて人にスイングの下半身の動きをレクチャーできるようなります。


 日常生活のなかで、歩いたり、走ったり、ジャンプできるようになった後で、もっと効率よくなるように訓練していくのが、陸上競技なのです。

 ゴルフスイングの下半身を効率よく使えるようにするということは、歩いたり、走ったり、ジャンプしたりするとを効率よくすることと同じなのです。

 陸上競技をしたことがある人で、より効率的に、歩くこと、走ること、ジャンプすることを、人にレッスンできる人はいますか?そうとう競技と向き合って、記録を何度も更新して、試合で勝ち抜いてきた人でないと、上手にレッスンすることは難しいのではないでしょうか?

 それとスイングを教えるということは、同じなのですね。

  あなたの人生のなかで、もっと上手に歩いたり、走ったり、ジャンプできるようになるために、そのためのレッスン書を読んだことがありますか?本屋さんに陸上競技のレッスン書があったとしても、少しだけです。なぜ、ゴルフだけレッスン書がたくさんあるのか?それは、ゴルフの市場が大きくて儲かるからです。私のゴルフ人生のなかで、本当に分かりやすく、理にかななっている説明で、下半身の動きを書き記したレッスン書は見たことがありません。とても複雑なことを文章にするには、文章にするセンスが必要になります。

 ローリマキロイ選手が、スイングに悩んだことがないのは、無意識にできるように導かれたということです。無意識に覚えるまえに、レッスン書を読んでしまうと、、、無意識にできなくなるのですね。

 日本には、レッスン書がたくさんありますが、それは初心者、中級者にとっては悪害になってしまうことでもあるのです。

 最初は、体で無意識に覚えられるように、練習すること。それができないなら、やっぱりプロコーチのレッスンを受けることが一番なのだということが、今回のテーマで分かったのではないでしょうか?


 次の回で、私がどのようにスイングの下半身をレッスンしているのか?を少しだけ説明してみたいと思います。全部説明することは、たくさんありすぎて少しの説明ではできませんし、直接レッスンで、やってみせて、させてみせて、真似してもらって、コースでできるようにするには、とても労力が必要です。
 
 スイングのなかで下半身の動きを考えるということは、とても、とても奥が深いのです。

→→つづく←←




 
 

 
2020年08月27日 06:19

たくさん練習してはいけない人、してもいい人!?part5

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 時に、私に、「コーチ!気持ちのいいショットが打ちたいです!自分が納得できるスイングにならなくてはゴルフが面白くないので、コースには練習場で自分が納得してからしか行きたくありません。」という人が少なくないのが実情なのですが、どう思いますか?

やっぱりコースで全てナイスショットを打つことはできませんし、ナイスショットを打ってから、傾斜地からのアプローチでひどいミスをしたり、3パットをしてしまっている限り、納得のいくショットを打っても意味がありません。
 
 ショットが曲がって、距離が安定しないから、スコアが大叩きしてしまったという人はゴルフのことをまだ、分かっていない人です。

 どれだけショットが悪くても、ここまでのスコアは出せる、という人にならなくてはいけません。ショットが曲がってからも、リカバリーできるのに、それでもショットを真っ直ぐに打ちたいと思う人は、上級者やプロゴルファーとプレーして、スコアメークを勉強しなくてはいけません。

 練習場にいけば上手くなる。ゴルフ暦が経ってきてきたら、そんな単純なことではないのです。
 
  ピークアウト。一番調子の良いところを通り過ぎて、そこから下降線をたどることを、ピークアウトといいます。正しく練習をしないと、ほとんどの人がピークアウトになってしまいます。
 

  初心者のレベルからある程度までのレベルまでいくためには、コースでアプローチ、パター、バンカー、傾斜地からのショット、アプローチを、実戦で学ばなくてはいけません。

 それでも、フルスイングのショットが完璧になれば良いスコアがでる!と言い張る人は、ゴルフの難しさに打ち勝つことはできないことでしょう。一人だけで練習していても、自分よりも上手な人とプレーして学んで、試合に出て悔しい思いをして、敢えてプロゴルファーからレッスンを受けて基礎を学び直せる人には勝てっこありません。

 

 たくさん練習してもいい人というのは、色々大切なことがあることが分かっていて、プロゴルファーや、自分よりも上手な人達が、時間をかけてバランスよく練習してきたことを謙虚に受け入れて、1つ1つ腰を据えて練習できる人です。

 上には上がいることを謙虚に受け入れて、ゴルフができることじたいに感謝できていて、プロゴルファーでもスイングに悩んでいるということを理解しているアマチュアゴルファーは、きっとバランスよく、練習できているはずです。

 

 最後に上達が止まってしまった人に質問しますね。

❛1打目をプロゴルファーに打ってもらって、2打目から自分でプレーする。

❛1打目、2打目を自分で打って、3打目からプロゴルファーにプレーしてもらう。

どちらのほうがスコアが安定しますか?

よく考えて、ただ打ってるだけの練習にならないように、気をつけて練習するようにしてください。

皆さんが「たくさん練習してもいい人」に、成れるように、私は切に願っています。



プロゴルファーは、フルスイングの調子が良いときはたくさん練習して、フルスイングの調子が悪い時には、調子が悪い原因が分かるまでフルスイングは少ししか練習しません。そのぶん、アプローチや、パターや、バンカーや、メンタルコントロールの勉強に時間を費やします。この意味が分かるようになれば、本当の真の上級者になれることでしょう。


 ちなみに、見出しの写真は星野陸也選手のシーズン中の一日のスケジュールです。最低でも1年の中で、8ヶ月間は週に6日、このスケジュールなのです。プロゴルファーがこれだけやっていて、アマチュアゴルファーは、これの、何分の1の練習量になるのでしょうか?

 アマチュアの限られた時間での練習量のなかで、フルスイングだけ練習していることは馬鹿らしいことだとは思いませんか?


 
2020年08月15日 07:33

たくさん練習してはいけない人、してもいい人!?part4

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たくさん練習したほうがいい人はどんな人なのでしょうか?


 それは、ゴルフを始めて間もない人と、練習が上手くいっていて結果に繋がっている人です。

 この2つのケースを説明します。

 やっぱり、ゴルフを始めたばかりの人は、ゴルフの基礎を少しはレッスンを受けて、そこから、男性はスコア100を切るぐらいまで、女性はスコア110を切るぐらいまでは練習すればするほど、上達する実感を誰でも感じられます。おおよそ10ラウンドから30ラウンドで達成できることでしょう。

 ただし、あまりにも自己流すぎて、スイングの基礎を抑えないで、むちゃくちゃに練習してしまった人はゴルフの楽しさを知らずに辞めてしまうことになります。最初は絶対にレッスンを受けることをおすすめします。

 
 また、練習の取り組み方が上手で、スコアに繋げられている人はたくさん練習してもいい人です。

 えっ!そんなこと当たり前でしょ、と思う人はこれから私のいうことを聞いてから、考えてみてください。

 スコアに繋げられている人は、ショット、アプローチ、パター、バンカー、傾斜地からのショット、メンタルコントロールの練習をバランスよく練習できている人です。

 コースに行かないで、練習場だけでバランスよく練習することはできるのでしょうか?

 バランスよく練習できるということは、時にはコースで悔しい思いをして、上級者が楽にプレーしているのを肌で感じて、初めてできるようになるのです。

練習場で少し曲がった、少し距離が落ちたとフルスイングばかり練習していても、結局は、アプローチ、パター、バンカー、傾斜地からのショット、メンタルコントロールを練習しなくては目標となるスコアにたどり着くことはできないことでしょう。

 パー3では2打目から、
 パー4では3打目から、
 パー5で4打目から、
そこから上手になれば、ある程度のスコアなんて簡単に出すことができます。

 こんなこと当たり前なのに、それでもフルスイングばかり練習して、スイングで悩んでしまっている人は、よく考え直さなくてはいけません。

 自分のなかで最低限スコアがまとめられている人は、上級者になるために、フルスイングで悩んでもいいと思います。スコアがボロボロなのに、フルスイングだけ悩んでいるということは、練習内容がおかしくなっているのです。

 

 ちゃんと練習を深く考えられる人は、限られた時間のなかでフルスイングで悩んでいるぶんだけ、アプローチも、パターも、バンカーも、傾斜地からのショットも、同じぶんだけ練習しなくてはいけないと、計画が立てられている人です。

 プロゴルファーでも、プロテストに合格してから一人前になるまでに、気が遠くなるなるほどの練習をするわけですから。

 プロテストに合格したあとに、どんな練習をしていいのか分からないプロゴルファーがたくさんいるほどです。

 それなのに、アマチュアゴルファーは勉強をしながら、仕事をしながら、家の用事をしながら、バランス良く練習しなくてはいけないのに、フルスイングのことばかり考えているなんて、あるレベルから上達するわけないのです。


 →→つづく←←
2020年08月14日 21:43

たくさん練習してはいけない人、してもいい人!?part3

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 ゴルフを始めて、30ラウンド以上はしていて、ある程度練習していて、目標としていた現実的なスコアが出ず、1ヶ月以上、スイングに不安があったり、練習がつまらなくなっていたら、そのまま練習してしまうとスイングのスランプになることは確実です。

 「ただ練習していれば、必ず上達する。」ということは、ゴルフを始めて3年経ってしまった人には当てはまらなくなってきます。

「努力は嘘をつかない。」この言葉を、私は信じていません。

 間違った努力は嘘をつきますし、裏切ります。どれだけ練習しても、間違えたことを1万球打っても、あるレベルから、上達はしません。どんどんひどくなって、収拾がつかなくなってレッスンに来る人は数知れず、だからです。

もちろん、正しく努力した者は、努力が報われることは間違いありません。


 間違えた努力をしたくない、無駄な練習をしたくないからこそ、一流のプロゴルファーもコーチをつけるのです。

では、上達しなくなってしまった人はどうすればいいのでしょうか?

 私が、現役で試合に出ていたときに一番怖かったこと。それは、上達しないことです。毎日練習して、ラウンドして、結果がでない。それを防ぐ為に私がしたことは、とにかくプロゴルファーの側にいること、自分より上手な人とプレーする、そしてコーチングを受けることです。

 私は、一人で黙々と練習して上達する自信はありませんでした。自分に才能があるとは思わなかったですし、才能がないならどうすればいいのか?上達が止まることが怖かったので、一人で練習していて間違えてしまわないように、常にプロの目線でチェックしてもらっていました。



 たくさん練習しても上達する実感がない人は、そこから一人で練習していても上達をすることが難しくなります。

例外として、信じられないほど練習をやりきれば、上達するかもしれません。毎日休まず練習して、癖を固めきる!!荒行ですね。


 まずは、今の気になってやっている練習を辞めて、冷静に自分を分析しなくてはいけません。

 正しく上達するために、分析するためには?


それは、
本当に上手な人とプレーしてもらう。

試合や、コンペにたくさん出て、実戦と向き合う。

信頼のおけるプロゴルファーコーチのレッスンを受ける。


これが本当の上達の近道です。


間違えて一人で10万球打っても、スランプはひどくなることでしょう。

そして、一番悪循環になってしまうのは、上級者でもない人のアドバイスを受けることです。上級者の定義としまして、バックティーで楽に70代のスコアでプレーできる人とします。

これは、本当に上手になりたい人は気をつけなくてはいけません。

その、アドバイスを受けた人のレベルまでで上達するのが十分な人は、アドバイスを受けてもいいと思います。でも、いつかは本当の上級者になりたいと少しでも思う人は、アドバイスを受ける人のレベルを見極めることも、自己責任です。


 安定したスコアにしたい人は、間違えた練習をたくさんしてはいけません。ゴルフには、アプローチも、パターも、バンカーも、傾斜地も、メンタルコントロールもあるのです。
 
 真っ直ぐに打てるようになりたいと思って、自分でスイングを修正したとしても、ゴルフ場での現場では、3打目からがスコアに直結していることは当たり前ですよね。

  ある程度のスコアが出なくなっていて、アプローチと、パターの練習のほうが、結果に繋がりるのに、なぜスイングをメインに、ずっと、悩んでいるのでしょうか?

  ゴルフ場にも行かないでスイングだけ悩んでしまっている人は、練習場でスイングを作り上げても、アプローチ、パター、バンカー、傾斜地からはまた別の練習をしなくてはいけないということに、気がつかなくてはいけません。



では、たくさん練習してもいい人は?

どのような状況の人なのでしょうか?


→→つづく←←


 
2020年08月13日 16:07

たくさん練習してはいけない人、してもいい人!?part2

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 たくさん練習してはいけない人。

 それは、たくさん練習していても、変化がない人。


よく考えてみてください。


たくさん練習して、上達している実感がない、、、
それは、練習のやり方が自分にあっていないからに決まっているからです。

目安として、本当に上手に練習していけば、
男の人ならスコア85、
女の人ならスコア95、
までは最低限上達はします。

えっ!そんな簡単に出るわけない!と思う人は、ゴルフには、ショット、アプローチ、パター、バンカー、傾斜地、メンタルコントロールと、練習することはたくさんあります。それを、バランスよく練習すると結果に繋がることを実感できていないからです。

限られた時間のなかで、バランスよく練習できないで、独りよがりな、根拠のない練習を自分で続けていて、結果がでないと言っている人は、落ち着いて考え直さなくてはいけません。

間違えた練習をするぐらいなら、コースに行けるだけ行ったほうがましです。ある上級のレベルにたどり着くまでは、コースのほうが、スイングよりも、アプローチとパターと傾斜地からのショットを余儀なくされるので、スコアメークをするためには最高の練習となります。
もちろん、練習場で効率的な練習ができるのなら、練習は大切です。

間違ったことを、必死で何年も練習することは、何年後かの自分に対して、可愛そうなことをしていると気がつかなくてはいけません。


そんな一生懸命練習していても、上達が止まった人達はどうすればいいのでしょうか?

→→つづく←←
2020年08月13日 07:41

たくさん練習してはいけない人、してもいい人!?part1

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 本気で練習して、本気で上達したい人。

 マイペースでゆっくり人と比べないで楽しみながら上達したい人。

 楽しくコミュニケーションを取ることが目的で、スコアは気にしない人。

 と、ゴルフには、それぞれの楽しみかたがあります。

 そんななかで、ある時期から上達が止まってしまった人に忠告するのが今回のテーマです。
 

 もちろん、始めて間もない初心者の方は、とにかく慣れるまで練習しなくてはいけません。

 目安としては、30ラウンドするまでは、練習すればするほど、ラウンドにいけば行くほど上達します。それ以上の経験になると、ちゃんとした練習をしなくては上達が止まってしまうケースがあるわけです。

 ただ、練習場に行って自分で考えた練習をしていても、1ヶ月以上変化がない場合は要注意です。

 練習には、ショット、アプローチ、パター、バンカー、傾斜地地からのショット、コースマネージメント、メンタルコントロールなど、いくつもの項目があります。

 そんななかで、やみくもに練習していても上達しなくなった人は今回のブログのテーマはとても大切なテーマです。

→→つづく←←
 
2020年08月12日 07:43

2020年 全米プロゴルフ選手権 3日目!?

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 2020年全米プロゴルフ選手権3日目は、ピンポジションが難しかったので想定よりスコアが伸びませんでした。そんななかで、どれだけ難しくても順位をまくってくるのが、ダスティン ジョンソン選手。ショットがはまってくると、どれだけ難しいセッティングでもバーディーを量産してくるので面白い選手ですね。ダスティン ジョン選手は、去年の11月に膝の手術をしてそれが功を奏しました。

 最終日は、10アンダーから16アンダーが優勝スコアとして予想されますので、4アンダーの松山英樹選手も首の皮一枚繋がった状況での最終日となります。

 毎年観戦している人にとっては、
ダスティンジョンソン、
キャメロンチャンプ、
コリンモリカワ、
ポールケーシー、
ブルックスケプカ、
ブライソンデシャンボー、
トニーフィナウ、
ジョンソンデイ、
トミーフリートウッド、
ジャスティンローズ、
マシューウルフ、
サンダーシャウフェレ、
どの選手もファンが沢山ついている一流選手が優勝圏内にいます。

私にとっては、どの選手が優勝しても納得なのですが、ポールケーシー、トニーフィナウ、そしてキャメロンチャンプが優勝したとなると、今後の世界ランキングの勢力図が変わってくるので、それも面白い!と思っています。

 最終日、楽しみです!
2020年08月09日 11:43

2020年 全米プロゴルフ選手権 2日目!?

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 2020年全米プロゴルフ選手権2日目は、25才のリー ハオトン選手が首位となり、続いて1オーバーまでの有力選手が決勝進出となりました。世界では20才から25才で優勝争いをしているということに、日本のプロゴルフファー達は、悔しい気持ちを持たなくてはいけません。ちなみに、リー ハオトン選手は、ビリヤードが趣味です。

 例年通り、優勝スコアが13アンダーから20アンダーと予想できるため、明日の3日目に9アンダーまで伸ばせればどの選手も可能性がでてくることになります。

 松山選手は明日66の6アンダーでプレーできたら、ひょっとして優勝ができるかもしれません。

 1日目、2日目を終えてから、3日目にスコアを伸ばす、、、これが世界一流の証といえる所業なのですが、松山英樹選手が爆発できることを信じて観戦したいと思います。

 ケプカ選手は、本当にメジャーに強いですね。圧倒的な実力があるということ、それしかコメントできないぐらい、本当の天才ゴルファーです。

 キャメロンチャンプ選手が8位にいることも、ワクワクしますね。

 あと、今私のレッスンを受けている競技ゴルフをしている人達へメッセージです。一流選手たちが本当に大切な大きな大会になると、ドライバーの球筋が、曲がり幅の大きなフェードを打っていて、フェアーウェイの右に行くことが多いことを意識して観戦してください。テレビでは球筋が線で見ることができますが、そのフェードのカーブの軌跡を記憶しておいてください。今のドライバーは、フェードの方が相性がいいということを理解しなくては、本当のレベルアップは望めません。

 
2020年08月08日 12:31

2020年 全米プロゴルフ選手権 1日目!?

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 2020年全米プロゴルフ選手権初日は、ジョンソン デイ選手が首位となりました。コースコンディションはラフが長く、風も強く、本来なら全体的にスコアが悪くなってもよい雰囲気だったのに、今年に入ってから試合数が少なく、疲れが無く、全選手の体力、気力が充実していて、ベストコンディションで挑みやすかったので予想以上に皆のスコアが良かったと推測できます。

 まだ、明日の2日目でトータル3アンダー、4アンダーの選手までは優勝する可能性が多いので、明日どれぐらいスコアが伸ばせるのか注目です。正直、どの選手も調子がいいので決勝に残る選手を予想するのは難しいと思います。

 デシャンボー選手が、7番ホールでドライバーのシャフトを折ってしまったのですが、8番ホールがパー3だったので、ドライバーが必要が無く、9番ホールのティーショットに替えのドライバーが間にあって、運がよかったデシャンボー選手。ドライバーは、ロッカーの中にいつもストックがあるそうです。

 今試合、ケプカ選手は今シーズンから使用していた、キャロウェイのマーベリックトリプルダイヤモンド ドライバーから、昨シーズンまで使用していたテーラーメイドのM5ドライバー  ディアマナD+リミテッド70tx に戻したことが、ゴルフ好きな人には興味が湧くトピックスですね。

 やっぱり世界中のプロゴルファー10万人のなかから選ばれた157人の天才の集まり、メジャートーナメントは、普通の試合とはわけが違います。

​​​​​​4日間​寝不足が続きそうです、、、

 
2020年08月07日 17:08

上達の効率を高めるには!?

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 意味のある、有意義な、練習をしたい。



 でも、何をしていいのか分からずに、とりあえず練習する。



 ある程度までは上達するけど、あるところからは上達が停滞する。そんな時にどうすればいいのか?

 例えば、勉強や仕事ならどうしますか?勉強で成績が上がらない、仕事で業績が低迷する。


 今までの成績が上がらないこと、業績が上がらないことを、我慢して続ける。

とにかく我慢。


どうでしょうか?意味のないことを我慢していて成長するでしょうか?

私なら我慢しないで、とりあえずどのようにしていくのか?を計画し直します。もちろん、現状にとても満足していているのなら別ですが、、


計画し直す時に何を頼りに、考えていくのか?


その道々でいい経験をしてきた人を探し出して、意味のあったこと、無駄だったことを参考にして、自分の目標にあったように経験者からのアドバイスを組み換える。


 本当に感が良くて、頭が働く人なら、たくさんある情報のなかから、「この情報は今の私には関係ない。私はこれぐらいの方が、私の日常ペースにあっている。」と選択できるのですが、そんなことを全ての人ができるわけではありません。

 なぜなら、自分にとって価値のある情報を選ぶ時に、この情報を選ぶと1ヶ月後、半年後はこうなっていると、想像のシミュレーションができなくてはいけないからです。

 レベルの高いところまで勉強して身につけるには、限られた時間の中で、ペース配分をして記憶しなくてはいけません。いつまで、ここまで覚えて、次はここまでやる。レベルの高い所を目指すなら、集中を高めて濃縮して記憶していかなくてはいけません。

 計画もせず、どのように身に付いていくのか?シミュレーションせずに、なんとなく机に座って、なんとなく勉強する。なんとなく選んだ問題集を、なんとなく解き進める。

 ペース配分ができていないので、いろいろな分野をバランスよく勉強することができなくて、実力がつかない。


 もしくは、このことを会社経営で例えてみると、、、


 業績が上がらない。もしくは低迷する。

 そんな時に、経営者が、会社のシステムや、今後の見通し、1年先、3年先の経営のシナリオを熟考せずに、今までのマンネリした仕事を変えずに我慢して続ける。

 純利益は上がらずに、売上だけ伸ばそうとする。売上高総利益率が低いまま、経営を続けても、会社は成長しません。

 そんななか、自分はボケーっとして、部下や、社員に鞭を打って馬車馬のように働かせる。その場しのぎなだけで、なにも変えない。現状維持だけでいいと思っていては、経営は右肩下がり。時代の流れに取り残されてしまう。


 では、勉強でも会社経営でも効率を上げるには?どうすればいいですか?


 当たり前ですが、
上手くいっていっているケースを参考にする、
専門家に相談する、
圧倒的な膨大な時間を費やし、努力して、トライアンドエラーをして、試行錯誤する。

やはり、深く勉強し続けることは大前提です。


 気がつきましたか?ゴルフの練習も同じです。

 間違えたこと、意味のないことを我慢して続けていても、間違いなく成長はしません。


成長する人は、我慢をする前に、その我慢が本当に正しいのか?を熟考します。本当に感のいい人は、ビジョンが決まるまで練習すらしません。

とりあえず、我慢して続けてみよう。こんなことは時間がもったいないだけです。



 本当に意味のあることを探す、我慢すると決められるまで探す。この「探す」ことを面倒くさがって、なんとなく我慢して続ける。


 意味のない努力を我慢して続けるのに、探す努力は面倒くさくてしない。こんなバカなことして
は時間がもったいないだけです。


 本当にずっと続けて努力していきたいということは、最初が肝心です。

 計画して、シナリオを立てて、シミュレーションする。

 努力する時間がもったいなくならないように、しっかりと「探す」ことをしてください。

 本当の上級者のなかでも上級の人は、間違った練習をするぐらいなら練習を中断します。間違ったことを続けたら、間違ったことをまたもとに戻すことが面倒くさいからです。


 ゴルフの練習内容を決めるときに、その練習ドリルは本当に価値があるのか?
レッスンを受けると決めるまえに、レッスンをするコーチがどのような経験をしていて、どのように人を導いているのか?リサーチする。本当に、自分の貴重な時間を託してもいいのか?調べる。

この、探して、調べることを怠って、なんとなく練習してレッスン受ける。そして、なんとなく続ける、、


練習場の効率を上げるには、やると決めるまえの準備がとても大切なことは、言うまでもないことですね。


勉強でも、仕事でも、他のスポーツでも意味のあることをしてきた人には分かることです。

もし、成功体験を経験したことがない人のは、導いてもらう前に、よく調べる!ことです。
なんとなくやってみて探すのはダメですよ。探して、自分のなかで確信してからやるのが大切です。なんとなく見たもの、見つけたものをやってみるというのは、ギャンブルのようにリスクがともないます。

 もし、命に関わることや、本当に痛くて痛みが取れないようなときに、いいお医者さんを調べようとしませんか?それぐらい、調べてみてから、練習の方針を決めなくては、ほとんど努力が報われることはありません。

なんとなくしてみても、なんとなく終わる。今までの人生のなのなかで、なんとなく終わったことはありませんか?


私の仕事は、プロゴルファーや上級者や初心者に、効率のよい練習を、その人のモチベーションに合わせて、練習を組み換える仕事です。努力すればするほど、効率が悪いことにストレスを感じるようになって、レッスンに来る。私のレッスンに来る人は、本当にリサーチしてから来る人ばかりです。だからこそ、全力でレッスンをしなくてはいけないと、いつも自分を律しています。


 「風林火山」

はやきこと風の如く、
しずかなること林の如く、
しんりゃくすること火の如く、
動かざること山の如し。


この、動かざること山の如しができなくて、せかせかと行動してしまっていては、意味のあることを探すことはできません。

 動かずに、山のようにどっしりと、計画して、シナリオを立てて、シミュレーションをしないのに、風のように、林のように、火のように物事はすすまないのです。








 



 
2020年07月29日 06:54

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