日本プロゴルフ協会公認・吉田ゴルフスクール|愛知県春日井市・小牧市

日本プロゴルフ協会ライセンスを取得したスペシャリストが質の高いゴルフ指導を行います

Grn

HOMEブログページ ≫ ブログ ≫

ブログページ

スイングのフォロースルーで悩むべきなのか?テークバックで悩むべきなのか?part2

2018080520140875719
 初めてレッスンにお越しいただいた人のなかで、私のおまかせでレッスンをして欲しいという人はいいのですが、「スイングのここが気になっている。」とレッスンのリクエストがある人に対しては、時として困ってしまうことがあります。なぜかというと、私の診断で修正したいところとポイントが違うことがあるからです。

  ですが、私はプロコーチなので、レッスンのリクエストに対しては、きちんと、丁寧にお応えするようにしています。本当の修正ポイントを改善しないとコースでは、打てるようにはならないのですが、レッスンを受ける方が納得してから、本当のレッスンの本題にはいらないと、受ける方に私の言葉は伝わらないからです。レッスンというのは、しっかりとコミュニケーションをとらないと、いいレッスンはできないというのが私の考えです。

 レッスンの際に、「テークバックの上げる方向が、、分からない、、」

実は、この質問をする人は、普段の練習が煮詰まってしまって、問題の根が深い人が多いのです。なぜ根が深いのか?

そして、そのときに、私がどのようにレッスンを進めていくのか?

レッスンというのは、先のことを見越して計算しながら進めていかなくてはいけないのですが、そのことを説明していきたいと思います。

ーーつづくーー
2020年03月15日 17:34

スイングのフォロースルーで悩むべきなのか?テークバックで悩むべきなのか?

AS20190809003405_comm
 ゴルフスイングを修正していく上で、どこから修正するのか?テークバックから修正していくのか、インパクト以降のフォロースルーから修正していくのか。

どちらから修正するのかが悩むところです。

私がレッスンのときにどのように考えてレッスンしているのか?簡単にお話をしてみたいと思います。

ゴルフスイングはテークバックから始まるので、テークバックからスイングを治そうと思ってしまいますが、人によって、状況によって、そうとは限らないということを知って欲しいなと思います。

 もちろん、スイングアドレス、ボールの位置が正しいことが大前提ですが、、順番にテークバックから治すんだと、決めてしまうとインパクト、フォロースルー、フィニッシュをバランスよく修正できなくなるかもしれません。

 あえて、テークバックではなく、フォロースルー側からレッスンをすすめるケースがあるのはなぜなのでしょうか?

ーーつづくーー
2020年03月12日 15:09

ゴルフをシンプルに楽しむためには!?part 2

o0510034014083305656
 ゴルフレッスンを上手に進めていくと、必ず、悩んでいた人は「楽になった。」とおっしゃいます。これは、当たり前の話であり、逆に今までに何故難しい内容の練習を続けてきたのか?を理解することになります。

 ゴルフというものはとても難しくて、悩んでしまうと、次になにをしていいのかが本当に分からなくなってしまいます。

  そこで、とりあえず当てずっぽうに、なにかの練習ドリルを試してしまうと、かえってひどくなってしまうのです。

  いつも私がブログに書くことなのですが、自己流でドリルを試してみるなら、何十、何百というドリルを試してみて、試してみる度に、どう上手くいったのか?どうできなかったのか?今の力量に必要なドリルだったのか?など、記録を残していかなくてはいけません。記録を残しておくと、先入観を持たずに、いつの日か再度チャレンジすることができるのですが、記録を残しておかないと、理解もできていないのに、このドリルは2度としない!となってしまうのです。

 ベテランのかた、上級者のかたにレッスンをしているときに、「その練習はしたことがある!」と言うのですが、ちゃんとレッスンを進めると、ドリルの意味を間違えていたことを知るのです。

 ゴルフのスイングを完成させるということは、スイングを実験して、失敗して、失敗の中から正解を導くということなのです。自己流でスイングをある程度まで完成させるということは、商品開発をして、製品にするということと全く同じなのです。


  ですから、趣味として楽しむということは、完成しないなかで、どのレベルで楽しむのかということを謙虚に内観しなくてはいけません。

 いやいや、私はどこまでも追及するんだ!!という人は、タイガーウッズでも、スイングコーチ、パターコーチ、フィットネストレーナー、栄養管理士、メンタルトレーナー、タイムスケジューラーなどチームを組んでいて、大企業がチームを組んで商品を開発するということと同じぐらい、たくさんのことがあるんだ、と知ってのうえで、頑張らなくてはいけません。

 私はプロゴルファーまでレッスンをしていますが、プロゴルファーでもなにをしていいのか?分からなくなって相談に来るのです。

 もちろんアマチュアの方は、自己流を楽しむのも趣味として、とても楽しいことです。


 ですが、頑張るときに、間違えて頑張ってしまうと、苦しくて辛い趣味となることでしょう。


  「なんで、趣味なのに辛いの?」


  上級者の人が初めてレッスンに来たときに呟く言葉が、「辛い」。


 自分の楽しみ方のステージと、それに対して練習の内容を決める判断。

 ちぐはぐになってしまっていたら、私のレッスンにお越しいただいて、お話しだけでも来てみてください。


 あなたのやって来たこと、やりたいことを踏まえて、1人1人に的確なレッスンで、導くことをお約束します。
2020年03月03日 09:42

自分と向き合い続けるチカラ

84117306_776830499504243_343169006051096552_n
 自分の内面と向き合い続けるということは、すごく難しいことです。

 ゴルフが上達するということは、自分と向き合い続けるということです。

 上手くいっているときは、練習も楽しいですし、ゴルフをしたくてしょうがなくなる。

 上手くいってないとき、練習にマンネリしている時は、練習するかどうか悩む末に、練習から逃げ出したくなる。でも、練習しないとなにも始まらない、、と、逃げ出したい自分に戦うことになるわけです。

  ですが、、逃げ出したい気持ちを抑えて、無理やり練習していても、上手になるためのきっかけ「インスピレーション」が起こらず、ただボールを打ってるだけで、いたずらに時間だけが過ぎてしまう。

 私が、今まででどれぐらい練習してきたのか?省みたことがあって、そのときに算出した練習量が、練習してきたボール打球数は430万球以上。ゴルフ場のラウンド数は4000ラウンド以上でした。1日に2000球、11時間ぶっ通しで練習したこともありますし、1日2ラウンドを続ける日々もありました。

 思い出せば、思い出すほどゴルフしかしてないような気がします。これは幸せなことなのか?苦行だったのか?

 そして、それに対してよく考えることは、その練習量は本当に必要だったのか?今の自分のレベルに来るまでに、もっと効率よくできなかったのか?その「反省」と、「後悔」が、私自身の、自分との向き合うことの1つでした。自分のしてきた練習の3分の1、5分の1の練習量でも、効率よく練習すれば今の自分のレベルになれたのではないか?と「反省」と「後悔」をしているわけです。

 タイムスリップをして、20年前の昔の自分にレッスンをしにいきたい!そうすれば、今頃、マキロイと肩を並べてテレビに映っている、、かもしれません。というのは、私の妄想なのですが、実際に私はゴルフレッスンなら自信はあるのです!?

 どのように練習して、どのようにトレーニングをして、食事の取り方、そしてどのように、自分と向き合えばいいのか?効率よく過ごしたい。

 そしてそのなかでも、一番難しいことが、楽しむ気持ちを持ち続けることでした。

 皆さん、どうでしょうか?今までで、楽しんできたこと、好きになったことを、楽しみ続けて、好きで居続けられていますか?

 もし、飽きてしまったり、諦めてしまったことがあるというのは、自分との向き合いかたが上手ではなかったのかもしれませんね。

 飽きてしまった時に楽しくしてくる人が周りにいたり、悩んでいるとき上手に導いてくれる人が、その時にいたら!?どうだったのか?
 その楽しくしてくる人や、導いてくれる人が、自分と向き合っている時のもう一人の自分になるということ。それが、経験とともにできるようにならなくてはいけません。難しいことです。


 仕事を頑張って自分の地位を高めたり、お金を稼いだりすること。

 勉強を頑張って立派な学校に入って、立派な仕事につくこと。

 スポーツを頑張って、人から尊敬されたい。


自己実現の達成の欲求を満たそうとすることも悪くはありません。
私も、「人からきれいなスイングですね」と言われたら、木に登ってしまいますし、お金も嫌いではありません。

 ですが、そんなことよりも大切なこと。自分と向き合って、「楽しみ」や「トキメキ」を忘れないために、どのように考えて工夫するのか?のほうが大切なことなのでは?と私は考えます。

 どれだけお金を持っていても、どれだけ高い地位についたとしても、最後の最後は自分と死ぬまで向きあわなくてはいけないのです。自分とちゃんと向き合えて、自分に正直に、自分のことが好きになれる努力をできた人は、人生の最後はどれだけ幸せなことだろうと想像すると、何が大切なのかが分かってくる気がします。「お金持ちだから幸せとは限らない?!」といわれたりするのは、自分の内面と向き合う努力と、お金を稼ぐ努力は、全く別だということなのかもしれません。


 どんな時でも楽しむチカラ、どんな時でも逃げずに向き合うチカラ。

頑張っていても、楽しめていないのでしたら?最後はどうなってしまうのか?は目に見えていますね。


 


  私の母は、頑固で、バカ正直で、欲がなく、そんな母に対して、「なにが面白くて生きてるのか?」と若僧の自分は思っていました。ですが、あることをきっかけとして見方が変わったのです。
  愛犬が危篤状態になった時に、主治医の獣医さんが「もうどちらにしろ、長くはないので、このままにしましょう。手術も保険がきかないのでとても掛かってしまいます。」と母に言ったときに、母が、「苦しんでいるので、できるかぎりのことをしてください。手術をしてください。」と、
手術が終わり、3日後に愛犬は天国にいってしまいました。

 頑固で、人の話を聞かない母と思っていたのが、本当は、本当に大切なことと向き合っている人で、なんのためらいもなく手術を選んだことを、私は誇りに思うのです。

 目先の欲に眩んで、ずる賢い私。母のようにバカ正直になれるように、自分ともっと向き合わなくてはと、反省の毎日です。

 そんな母は、質素に、頑固に、今もひっそりと楽しそうに生活しています。



 


 

 




 

 

 


 


 

 
2020年02月10日 05:33

練習ドリルに溺れてしまう日本人ゴルファー?!part2

20180920s00043000380000p_thum
 上手に成りたくて、練習をしなくては!と練習を頑張る。

 最初の何年かは、練習すればするほど、スイングの奥の深さが分かってきて楽しくなる。

 自己流で上達できる限界のレベルまで到達すると、スコアが伸び悩んでくる。

 そこで、自分なりに、自分にとって必要な練習ドリルをインターネットや、ゴルフレッスン雑誌で見つけて試してみる。

 試せば試すほど、スイングが複雑になってくる。




 ある程度ゴルフ愛好歴が長くて、レッスンにお越しいただく方は、本当にたくさんの練習をしてきた人ばかりです。皆、たくさんのドリルを試してきた。色々な人からアドバイスを言われてきた。と、最初の一言でおっしゃるのですが、ゴルフが大好きなのに、苦しいということが起こってしまっていることに、私は日本のゴルフ界での情報雑誌や、インターネットゴルフレッスンに対して、物申す!といつも思っています。


 ゴルフが上達するために本当に必要な練習とは?!

 一度試してきたドリルが合わなかった?のではなく、ドリルの意味を間違えているとしたら?どうでしょうか?

 一度試してみたドリルでも、私のゴルフレッスンで改めてレクチャーしていくと、「こういうふうに感じるんだ!」と仰る方ばかりです。

 ここの筋肉を使うんだ。

 ここに体重を乗せるんだ。

 ここにゴルフクラブを動かすんだ。



本当にドリルを試してみて、正しくできているのかは、常に疑うことは大切です。大切なことなのに、大切でないと思ってしまったら、、そこから先はどこまでも間違えてしまいます。


 目安としましては、1ヶ月試してみて難しいと思うような練習ドリルは、意味が分かっていないことの可能が大きいのです。

 本当に意味が分かれば、打ちやすくなるものですし、安心感を感じるものです。


 ローリーマキロイが、一度もゴルフスイングで悩んだことがない?!と自分で公言しています。また、変則スイングで有名な、チェ ホソンは、ゴルフを始めてから、2年弱でプロゴルファーになってしまいました。

 こういう事実にたいして、天才だからと言って話を片付けてしまっていいのでしょうか?

 石川遼選手は私もファンで、今でも応援しているのですが、高校1年生でトーナメントを優勝してから、マキロイ選手や、松山英樹選手と肩を並べていない理由は!?石川遼選手は、練習ドリルを自己判断で試しすぎていると、私は分析しています。石川遼選手は天才です。その天才が世界一流に届かないことそこが、日本のゴルフ界の反省すべきことなのです。ドリルをやり過ぎるような環境を、日本では促しすぎています。

 私は、コーチとしてもっとシンプルで分かりやすい、練習プログラムを模索しています。レッスンしていて楽になるような練習プログラムをもっと考え抜かなくていけないと、常に思っています。

 ゴルフは難しいことは間違いありませんが、練習しても変化がないということは話は別です。

 50年程の日本のゴルフ界での、ゴルフレッスンに対して疑問を持つことから、世界の一流を理解することになるということになるのです。

 物事を理解して、覚えて、覚えたことをアウトプットすることは、仕事も勉強もゴルフも同じです。

 努力することは大切ですが、結果に繋がらない努力ということに対しては、細心の注意を払わなくてはいけません。



 




 


 

 
2020年01月28日 16:53

練習ドリルに溺れてしまう日本人ゴルファー?!part1

2018090710082618582
 前回のブログで、覚えたことをアウトプットする、覚えたことを「生かす」ことの難しさを説明したのですが、日本のゴルフ界で、日本人ゴルファーは練習したことをアウトプットできているのか?ということを考えみたいと思います。

 私もゴルフを始めてから、何百、何千とゴルフ練習ドリルを試みてきました。とても効果があったものや、意味がなかったドリル、意味が分からなかったドリルと、練習の思い出がいっぱいです。

 もちろん、私がレッスンで、レッスンの際に用いるドリルは、私自身が理解できて、いいドリルだなと思った、練習ドリルなのですが、本当のドリルの意味を人に伝えることは、手間がかかりますし、難しいことです。

 日本では、ゴルフ情報雑誌がたくさんあり、インターネットでも気楽に閲覧できます。ゴルフは他のスポーツに比べて、市場の流れがあるので、ゴルフレッスンは、商売として人々の生業となっているからです。

 ですが、情報が溢れるなかで、情報から必要なことを選び出し、本当に理解して、アウトプットする。


 試してみたけどだめだった、、

 試したけど合わなかった、、

本当に、その練習ドリルを理解して判断してきたのか?


理解できていないのに、だめだった、、と思ってしまっていたとしたら、、違うドリルを試せば試すほど、、自信が無くなってしまう。


 このテーマについて、話していきたいと思います。


ーーつづくーー


  
2020年01月23日 17:40

覚えたことをアウトプットする力!?

0061
 何事も覚えたことを、生かすということは難しいことです。

 頭では分かったことを体で表現したり、なにかの形にするということはどういうことなのでしょうか?

 例えば、ゴルフの初心者でとても記憶力がいい人がいたとします。この世のレッスン書を全て丸暗記してスラスラと言えるようになったら?!

 どうでしょうか?

直ぐに上級者になれるでしょうか?


この問題を説明するということが、ゴルフスイングを覚えることの難しさを説明することになります。


 では、別の表現で例えてみます。

お手玉などのジャグリングとか、上級の手品のタネを教えて貰って直ぐにできるでしょうか?逆にジャグリングや、手品の解説したレッスン書があったとして読んで覚えたとしたらどうでしょうか?

やはり、練習して体で覚えないと、人に見せられるようにはならないと思います。

お手玉や手品も、ゴルフのスイングも、テンポよく流れるように覚えないと身につかないのです。


 私がゴルフのレッスンをするときには、お手玉や手品を上手にできるようにしてあげる気持ちと、同じ気持ちでゴルフレッスンしています。コツが分かるようにです。また、私自身でも覚えた技術を、手品と同じように、皆から凄いと言われるように、磨き続けています。磨いても磨いても、まだまだ磨けるのが技術なのです。

レッスンにお越しいただく方によっては、レッスン書をたくさん見てから来る人もいます。でも、できない、、


そういう人には、その人にできることをデモンストレーションでしてみせて、間違ってもいいから真似してもらって、それでも分からなければ具体的なアドバイスを分かりやすく言う。直ぐにはできないことが多いのですが、少しでもできるようになったことに自信を持ってもらう。


 例え、頭で分かったとしても、体で具現化しようとしたときに間違えてしまうと、運のつき。
ずっと間違えて覚えてしまいます。最初に正しいことを習うということは、上達の効率をあげることになります。


ゴルフのスイングだけでなく、どんなことでも理屈が分かっても、ちゃんとアウトプットできなければ分かったとはいえませんね。



 何年か前に、あるテレビ番組で、東京大学で哲学を講義している先生が、東大生に向かって言っていた言葉を思いだします。
「君たちはとても頭がいい。でも、君たちが書く講義のレポートはとてもつまらない、、」



  覚えても、上手に生かせなければもったいない話です。
2020年01月15日 11:29

ゴルフのジレンマシリーズ:「ゆっくりテークバックすると飛ばなくなる?!」part3

IMG_9245
 なぜ、スイングの調子が悪くなったときに」テークバックをゆっくり」にすると飛距離が落ちてしまうのでしょうか?

 その理由として、ある程度テンポよく、パッパとスイングをしないと、スイングの連動性が失われるからです。

 レッスンをしているときに、飛距離が出なくなってしまったら、向き合って、スイング素振りをお互いにするようにします。飛距離が出ないときは、スイングの素振りが弱くなってしまうので、ビュッ!!と音がしなくなっています。ビュッ!と音がする素振りを見せて、真似をしてもらうレッスンをすると、ゆっくりテークバックしていては速く素振りはできません。慌ただしく感じても、パッパと振らないとヘッドスピードは元に戻らないのです。

 スイングの調子が悪くなったときに、とりあえずテークバックを丁寧にしないと!と直ぐに考えてしまう人は、素振りが速く振れなくなっては意味がないということを理解してから、テークバックのチェックをするようにしてください。

 一流選手のスイングを真似すると、慌ただしい程にスイングのテンポが早い理由は、スイングの連動性が失われないようにするためです。

  時には、スイングの仕組みを理解するためにはゆっくり、スイングチェックをするときもあります。ですが、速く振れなくなるまで、ゆっくりチェックすることばかりしていると、スイングの躍動感が失くなり、スイングの連動性が無くなるのです。

 ゴルフスイングを深く理解していくときに、時にはゆっくり丁寧に、時には激しく躍動感を意識して!とバランスよく練習していかないと、スイングを完成させることはありえないことでしょう。

 タイガーウッズ選手も、渋野日向子選手も、スイングのコーチをつけているのは、バランスよく練習するためなのです。海外の選手が、長く第一線で選手を続けられる理由が、スランプにならないようなバランスのよい練習をしているからともいえます。

 日本では、プロコーチが少ないので、スランプになると、自分で調子を戻せずに、そのまま、プロトーナメントをドロップアウトしてしまうため選手寿命が海外の選手と比べると短いのです。日本の女子トーナメントプロの平均年齢が25歳というのは、あまりにも若すぎます。プロゴルファーも、上手に練習することが難しいことを物語るデータともいえますが、コーチとしての私の意見としては、スランプになったあとに的確な練習ドリルをすれば、長く選手として存在できると思います。

  スイングの調子が悪くなったときに、「早打ちになった」「丁寧にテークバックしないと」と直ぐに考えてしまう人は、スイングというものは連動性が無くなるとダメになるということを、理解していない可能があります。時には、荒々しく振らなくてはスイングは弱くなってしまうことでしょう。

 皆さん、上手に練習メニューを決められるように、日々の練習を頑張ってくださいね。





 
2020年01月09日 17:03

2020年 ご挨拶

221306
2020年  あけましておめでとうございます


  年が明けてゆっくりされている方、忙しくされている方。年始めの抱負はそれぞれ違うのかと思います。

 ふと、「抱負」と「目標」の言葉の意味の違いは?と気になって新年そうそう調べてしまいました。調べていると「夢」というキーワードも気になって、、、調べていると、大切なことがみえてきました。

あなたにとっての人生の「夢」はなんですか?

 「抱負」はなんですか?

 「目標」はなんですか、、?

と、なんか、学生のときに学校の先生が言ってたような気がすることを、今の自分が考えていることに、年を取ったな、、としみじみと感じさせられます。いつも私の頭の中ではこんなことを考えているわけです。

 例えば、私の「夢」は、誰もが分かりやすい美しい理論で、ゴルフスイングをまとめあげること。

 私の「抱負」は、プロ意識を持って、1年間、謙虚な気持ちと、感謝の気持ちを忘れずに、体調管理を徹底して、レッスンを受けていただいてる1人1人と向き合あえるようにすること。

 私の「目標」は、責任感を持ちながら、レッスンを受けていただいている、その人の「目標」を、別け隔てなく達成させること。


、、、です。


「夢」、「抱負」、「目標」というのは、言い換えると、長期的な目標、理想の目標、達成しなくてはいけない目標のこと、とそれぞれ言い換えることができますね。

 私は、普段、センスがあるかどうか?ということはできるだけ言わないようにしています。センスがあるとか言っている暇があるなら、具体的な実のあることをこなしさえすれば、センスなんていうものは養えるからです。


、、、ですが、この「夢」と「抱負」と「目標」が曖昧であったり、考えていなかったりすると、全力でレッスンしようにも、どこに全力になればいいのか戸惑ってしまいます。自分にとって、自分にあったことを決めることはセンスが必要です。

 結果がでない、成長しない、下手になると思ってしまう人がいるとしたら、この「夢」と「抱負」と「目標」がごっちゃになっている可能が大です。

 皆さんも、皆さんなりの「夢」と「抱負」と「目標」を考えてみることをおすすめします。

  特に、自分にとって、高すぎることなく、低すぎることのない「目標」を決めることができたなら、とても有意義な1年を過ごせることでしょう。その人にとって達成できるような目標というのは、他人には決められきれないことです。

 「夢」を語りながら、「抱負」を1年間心がけ、「目標」を具体的に達成する。





本年も一生懸命レッスンをさせていただきます。
本年もよろしくお願いいたします。

日本プロゴルフ協会所属  吉田誠吾

 
 
2020年01月02日 06:26

ゴルフのジレンマシリーズ:「ゆっくりテークバックすると飛ばなくなる?!part2」

5ebc164858c07b0506f6d840fca53cab07c9726e_large
 私も学生のゴルフ部だったころ、全力で練習して、もっとベストスコアを出したくて、飛距離も大きく飛ばしたい、、と、一生懸命になればなるほど、すぐにスランプになるという負のスパイラルに陥ってしまうことが多々ありました。およそ20年も前のことの話です。
  
 今では、はいこれをして、次はこれをして、その次はこれ、と順番を踏んで直ぐに治せるようななったのですが、何度も何度もスランプを克服してきたからこそ、順番を踏めるようになったわけです。
 その頃の時に沢山のゴルフスイング理論の中のジレンマを感じてきたのですが、当時、意味が分からなかったことが分かるようになったとき、こうやって説明してくれれば分かりやすかのに、と思ったことが今のレッスンに役立っていることは間違いありません。

 その時のジレンマのなかの1つに、ゆっくりスイングを作りたい。でも、飛ばなくなる。が、禅問答かのように悩ませるテーマだったのです。

 スランプになると、スイングがバラバラになったような気がきて、「ゆっくりテークバックする」ということを心がけなければと思うことがあるのですが、この、「ゆっくりテークバックする」ことが飛距離を落としてしまう原因にもなるのです。スイングを治すと、飛ばなくなる。これこそ、理論のジレンマです。

 でも、やっぱり、皆さんが独りで練習していてスイングが分からなくなるとテークからから!治すんだ!と丁寧にゆっくりから、スイングを治そうとしてしまいそうですよね。


  でも、ヘッドスピードが落ちてしまう、、。


 一体どうすればいいのでしょうか?



ーーつづくーー

 

 
2019年12月25日 08:31

日本プロゴルフ協会公認 吉田ゴルフスクール

ご予約はお問い合わせホームから

春日井王子ガーデン・東海地区校

奥の深いゴルフのはなし

モバイルサイト

吉田ゴルフスクールスマホサイトQRコード

吉田ゴルフスクールモバイルサイトへはこちらのQRコードからどうぞ!