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たくさん練習してはいけない人、してもいい人!?part2

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 たくさん練習してはいけない人。

 それは、たくさん練習していても、変化がない人。


よく考えてみてください。


たくさん練習して、上達している実感がない、、、
それは、練習のやり方が自分にあっていないからに決まっているからです。

目安として、本当に上手に練習していけば、
男の人ならスコア85、
女の人ならスコア95、
までは最低限上達はします。

えっ!そんな簡単に出るわけない!と思う人は、ゴルフには、ショット、アプローチ、パター、バンカー、傾斜地、メンタルコントロールと、練習することはたくさんあります。それを、バランスよく練習すると結果に繋がることを実感できていないからです。

限られた時間のなかで、バランスよく練習できないで、独りよがりな、根拠のない練習を自分で続けていて、結果がでないと言っている人は、落ち着いて考え直さなくてはいけません。

間違えた練習をするぐらいなら、コースに行けるだけ行ったほうがましです。ある上級のレベルにたどり着くまでは、コースのほうが、スイングよりも、アプローチとパターと傾斜地からのショットを余儀なくされるので、スコアメークをするためには最高の練習となります。
もちろん、練習場で効率的な練習ができるのなら、練習は大切です。

間違ったことを、必死で何年も練習することは、何年後かの自分に対して、可愛そうなことをしていると気がつかなくてはいけません。


そんな一生懸命練習していても、上達が止まった人達はどうすればいいのでしょうか?

→→つづく←←
2020年08月13日 07:41

たくさん練習してはいけない人、してもいい人!?part1

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 本気で練習して、本気で上達したい人。

 マイペースでゆっくり人と比べないで楽しみながら上達したい人。

 楽しくコミュニケーションを取ることが目的で、スコアは気にしない人。

 と、ゴルフには、それぞれの楽しみかたがあります。

 そんななかで、ある時期から上達が止まってしまった人に忠告するのが今回のテーマです。
 

 もちろん、始めて間もない初心者の方は、とにかく慣れるまで練習しなくてはいけません。

 目安としては、30ラウンドするまでは、練習すればするほど、ラウンドにいけば行くほど上達します。それ以上の経験になると、ちゃんとした練習をしなくては上達が止まってしまうケースがあるわけです。

 ただ、練習場に行って自分で考えた練習をしていても、1ヶ月以上変化がない場合は要注意です。

 練習には、ショット、アプローチ、パター、バンカー、傾斜地地からのショット、コースマネージメント、メンタルコントロールなど、いくつもの項目があります。

 そんななかで、やみくもに練習していても上達しなくなった人は今回のブログのテーマはとても大切なテーマです。

→→つづく←←
 
2020年08月12日 07:43

2020年 全米プロゴルフ選手権 3日目!?

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 2020年全米プロゴルフ選手権3日目は、ピンポジションが難しかったので想定よりスコアが伸びませんでした。そんななかで、どれだけ難しくても順位をまくってくるのが、ダスティン ジョンソン選手。ショットがはまってくると、どれだけ難しいセッティングでもバーディーを量産してくるので面白い選手ですね。ダスティン ジョン選手は、去年の11月に膝の手術をしてそれが功を奏しました。

 最終日は、10アンダーから16アンダーが優勝スコアとして予想されますので、4アンダーの松山英樹選手も首の皮一枚繋がった状況での最終日となります。

 毎年観戦している人にとっては、
ダスティンジョンソン、
キャメロンチャンプ、
コリンモリカワ、
ポールケーシー、
ブルックスケプカ、
ブライソンデシャンボー、
トニーフィナウ、
ジョンソンデイ、
トミーフリートウッド、
ジャスティンローズ、
マシューウルフ、
サンダーシャウフェレ、
どの選手もファンが沢山ついている一流選手が優勝圏内にいます。

私にとっては、どの選手が優勝しても納得なのですが、ポールケーシー、トニーフィナウ、そしてキャメロンチャンプが優勝したとなると、今後の世界ランキングの勢力図が変わってくるので、それも面白い!と思っています。

 最終日、楽しみです!
2020年08月09日 11:43

2020年 全米プロゴルフ選手権 2日目!?

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 2020年全米プロゴルフ選手権2日目は、25才のリー ハオトン選手が首位となり、続いて1オーバーまでの有力選手が決勝進出となりました。世界では20才から25才で優勝争いをしているということに、日本のプロゴルフファー達は、悔しい気持ちを持たなくてはいけません。ちなみに、リー ハオトン選手は、ビリヤードが趣味です。

 例年通り、優勝スコアが13アンダーから20アンダーと予想できるため、明日の3日目に9アンダーまで伸ばせればどの選手も可能性がでてくることになります。

 松山選手は明日66の6アンダーでプレーできたら、ひょっとして優勝ができるかもしれません。

 1日目、2日目を終えてから、3日目にスコアを伸ばす、、、これが世界一流の証といえる所業なのですが、松山英樹選手が爆発できることを信じて観戦したいと思います。

 ケプカ選手は、本当にメジャーに強いですね。圧倒的な実力があるということ、それしかコメントできないぐらい、本当の天才ゴルファーです。

 キャメロンチャンプ選手が8位にいることも、ワクワクしますね。

 あと、今私のレッスンを受けている競技ゴルフをしている人達へメッセージです。一流選手たちが本当に大切な大きな大会になると、ドライバーの球筋が、曲がり幅の大きなフェードを打っていて、フェアーウェイの右に行くことが多いことを意識して観戦してください。テレビでは球筋が線で見ることができますが、そのフェードのカーブの軌跡を記憶しておいてください。今のドライバーは、フェードの方が相性がいいということを理解しなくては、本当のレベルアップは望めません。

 
2020年08月08日 12:31

2020年 全米プロゴルフ選手権 1日目!?

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 2020年全米プロゴルフ選手権初日は、ジョンソン デイ選手が首位となりました。コースコンディションはラフが長く、風も強く、本来なら全体的にスコアが悪くなってもよい雰囲気だったのに、今年に入ってから試合数が少なく、疲れが無く、全選手の体力、気力が充実していて、ベストコンディションで挑みやすかったので予想以上に皆のスコアが良かったと推測できます。

 まだ、明日の2日目でトータル3アンダー、4アンダーの選手までは優勝する可能性が多いので、明日どれぐらいスコアが伸ばせるのか注目です。正直、どの選手も調子がいいので決勝に残る選手を予想するのは難しいと思います。

 デシャンボー選手が、7番ホールでドライバーのシャフトを折ってしまったのですが、8番ホールがパー3だったので、ドライバーが必要が無く、9番ホールのティーショットに替えのドライバーが間にあって、運がよかったデシャンボー選手。ドライバーは、ロッカーの中にいつもストックがあるそうです。

 今試合、ケプカ選手は今シーズンから使用していた、キャロウェイのマーベリックトリプルダイヤモンド ドライバーから、昨シーズンまで使用していたテーラーメイドのM5ドライバー  ディアマナD+リミテッド70tx に戻したことが、ゴルフ好きな人には興味が湧くトピックスですね。

 やっぱり世界中のプロゴルファー10万人のなかから選ばれた157人の天才の集まり、メジャートーナメントは、普通の試合とはわけが違います。

​​​​​​4日間​寝不足が続きそうです、、、

 
2020年08月07日 17:08

上達の効率を高めるには!?

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 意味のある、有意義な、練習をしたい。



 でも、何をしていいのか分からずに、とりあえず練習する。



 ある程度までは上達するけど、あるところからは上達が停滞する。そんな時にどうすればいいのか?

 例えば、勉強や仕事ならどうしますか?勉強で成績が上がらない、仕事で業績が低迷する。


 今までの成績が上がらないこと、業績が上がらないことを、我慢して続ける。

とにかく我慢。


どうでしょうか?意味のないことを我慢していて成長するでしょうか?

私なら我慢しないで、とりあえずどのようにしていくのか?を計画し直します。もちろん、現状にとても満足していているのなら別ですが、、


計画し直す時に何を頼りに、考えていくのか?


その道々でいい経験をしてきた人を探し出して、意味のあったこと、無駄だったことを参考にして、自分の目標にあったように経験者からのアドバイスを組み換える。


 本当に感が良くて、頭が働く人なら、たくさんある情報のなかから、「この情報は今の私には関係ない。私はこれぐらいの方が、私の日常ペースにあっている。」と選択できるのですが、そんなことを全ての人ができるわけではありません。

 なぜなら、自分にとって価値のある情報を選ぶ時に、この情報を選ぶと1ヶ月後、半年後はこうなっていると、想像のシミュレーションができなくてはいけないからです。

 レベルの高いところまで勉強して身につけるには、限られた時間の中で、ペース配分をして記憶しなくてはいけません。いつまで、ここまで覚えて、次はここまでやる。レベルの高い所を目指すなら、集中を高めて濃縮して記憶していかなくてはいけません。

 計画もせず、どのように身に付いていくのか?シミュレーションせずに、なんとなく机に座って、なんとなく勉強する。なんとなく選んだ問題集を、なんとなく解き進める。

 ペース配分ができていないので、いろいろな分野をバランスよく勉強することができなくて、実力がつかない。


 もしくは、このことを会社経営で例えてみると、、、


 業績が上がらない。もしくは低迷する。

 そんな時に、経営者が、会社のシステムや、今後の見通し、1年先、3年先の経営のシナリオを熟考せずに、今までのマンネリした仕事を変えずに我慢して続ける。

 純利益は上がらずに、売上だけ伸ばそうとする。売上高総利益率が低いまま、経営を続けても、会社は成長しません。

 そんななか、自分はボケーっとして、部下や、社員に鞭を打って馬車馬のように働かせる。その場しのぎなだけで、なにも変えない。現状維持だけでいいと思っていては、経営は右肩下がり。時代の流れに取り残されてしまう。


 では、勉強でも会社経営でも効率を上げるには?どうすればいいですか?


 当たり前ですが、
上手くいっていっているケースを参考にする、
専門家に相談する、
圧倒的な膨大な時間を費やし、努力して、トライアンドエラーをして、試行錯誤する。

やはり、深く勉強し続けることは大前提です。


 気がつきましたか?ゴルフの練習も同じです。

 間違えたこと、意味のないことを我慢して続けていても、間違いなく成長はしません。


成長する人は、我慢をする前に、その我慢が本当に正しいのか?を熟考します。本当に感のいい人は、ビジョンが決まるまで練習すらしません。

とりあえず、我慢して続けてみよう。こんなことは時間がもったいないだけです。



 本当に意味のあることを探す、我慢すると決められるまで探す。この「探す」ことを面倒くさがって、なんとなく我慢して続ける。


 意味のない努力を我慢して続けるのに、探す努力は面倒くさくてしない。こんなバカなことして
は時間がもったいないだけです。


 本当にずっと続けて努力していきたいということは、最初が肝心です。

 計画して、シナリオを立てて、シミュレーションする。

 努力する時間がもったいなくならないように、しっかりと「探す」ことをしてください。

 本当の上級者のなかでも上級の人は、間違った練習をするぐらいなら練習を中断します。間違ったことを続けたら、間違ったことをまたもとに戻すことが面倒くさいからです。


 ゴルフの練習内容を決めるときに、その練習ドリルは本当に価値があるのか?
レッスンを受けると決めるまえに、レッスンをするコーチがどのような経験をしていて、どのように人を導いているのか?リサーチする。本当に、自分の貴重な時間を託してもいいのか?調べる。

この、探して、調べることを怠って、なんとなく練習してレッスン受ける。そして、なんとなく続ける、、


練習場の効率を上げるには、やると決めるまえの準備がとても大切なことは、言うまでもないことですね。


勉強でも、仕事でも、他のスポーツでも意味のあることをしてきた人には分かることです。

もし、成功体験を経験したことがない人のは、導いてもらう前に、よく調べる!ことです。
なんとなくやってみて探すのはダメですよ。探して、自分のなかで確信してからやるのが大切です。なんとなく見たもの、見つけたものをやってみるというのは、ギャンブルのようにリスクがともないます。

 もし、命に関わることや、本当に痛くて痛みが取れないようなときに、いいお医者さんを調べようとしませんか?それぐらい、調べてみてから、練習の方針を決めなくては、ほとんど努力が報われることはありません。

なんとなくしてみても、なんとなく終わる。今までの人生のなのなかで、なんとなく終わったことはありませんか?


私の仕事は、プロゴルファーや上級者や初心者に、効率のよい練習を、その人のモチベーションに合わせて、練習を組み換える仕事です。努力すればするほど、効率が悪いことにストレスを感じるようになって、レッスンに来る。私のレッスンに来る人は、本当にリサーチしてから来る人ばかりです。だからこそ、全力でレッスンをしなくてはいけないと、いつも自分を律しています。


 「風林火山」

はやきこと風の如く、
しずかなること林の如く、
しんりゃくすること火の如く、
動かざること山の如し。


この、動かざること山の如しができなくて、せかせかと行動してしまっていては、意味のあることを探すことはできません。

 動かずに、山のようにどっしりと、計画して、シナリオを立てて、シミュレーションをしないのに、風のように、林のように、火のように物事はすすまないのです。








 



 
2020年07月29日 06:54

夢を見るチカラ

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 人が夢を見るときに、生きることへのチカラを得ることを知ることになります。


 この世のなかは、1人のために都合よく動いているわけではなく、ありとあらゆる全てのバランスのなかで形成されているわけです。

 少しでも調子に乗ってしまったり、冒険をしようとすると、世の中のバランスを保とうとするチカラにねじ伏せられてしまう。


 そういうことを身に染みて実感し続けると、人は「安定」「安全」「想定の範囲内」のなかで生活しようとします。


 しかたのないことです。



 そんななかで、夢を見ようとすることは難しく、夢を見ようとすると、自分の環境の周りの「安定」思考の人たちが、夢からから覚まそうと、ひっきりなしに現実の恐ろしさを語り始めるのです。


 わたしは、人へ夢を見るチャンスを与えることは、自分自身の生きる意味を、より色濃くすることへ繋がると思っています。


 とても長い目で時代を見ると、人が1000年前から夢を見続けた足跡は確かに残っていて、現状で満足する人達だけでは、何も生まれないということが理解できることは、この世のなかの事実の1つです。

 ただ夢を見るということは、節だらな欲を満たして現実から逃避するということではないわけです。夢を見続けることは、誰にもできることではありません。


 夢を見続けるには、夢を見ていない人よりも何倍も努力と苦労が伴います。そう、エネルギーがいるわけです。

 何故、人が人の夢を応援しようとするのか?応援してもらうためには?どうすればいい?

 「すごいな」、「頑張ってるな」、「そんなこと真似できない」


 そう思ってもらえるぐらい、夢を見続けることを頑張れば、人は応援したくなるものです。


 オスカー ワイルドの「我々は混沌としたドブの中にいる。でも、そこから星をようとする人がいる。」という言葉がわたしは大好きです。星を見ようとする人がいてくれるから、星を見ようとしない人は生きる活力を、星を見ている人から貰えるというこですね。



 これから何かにチャレンジしようとする人へ思うこと。


 チャレンジすることを応援してもらうことに足りるだけの、チャレンジしようとすることを理解してもらうだけの、説得力のある努力、立ち振舞い、そして実力を身につける。


 ただ、口先だけで夢を語っていては、薄っぺらい人間と見られるだけです。


 現実に生きるもの、夢を見るもの。

どちらも悪くありませんし、どちらも必要なのです。




全て満たされていて、何でも手に入る。なにも不安がない大富豪。

なにも知らなくて、これから冒険の地図を自分で描こうと、無我夢中で鼻水をたらしながら、目が輝いて夢を見ようとする者。


 1000年の歴史のなかで本当に価値のあるのはどちらなのでしょうか?


踏ん張って、頑張ることをあきらめないでというのが、私達の願いなのです。


 夢破れて夢から覚めたとしたら、夢を達成するだけのことをしなかっただけ。

 頑張ったけど駄目だった、、は本当はそうではなく、本当にすべきこと、すべき量が足りなかっただけなのです。結果になりうるだけの膨大な努力。有り余る程の過程。


 生半可な努力なだけで夢から覚めた者が、これから夢を見ようとする者を邪魔をすることは絶対に駄目なことです。


全てを前向きにとらえること。どんなことでも楽しみを見つけられるセンス。


夢を見るチカラ。

 

 



 ーー夢から覚めようとする冒険家達に捧ぐーー





 


 
2020年06月29日 04:48

教育論:人を育てる、導くということ!?part1

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 私の仕事はゴルフです。

ゴルフをどのように楽しむのか?

ゴルフをどのように練習するのか?

ゴルフでどのように練習の成果を発揮するのか?


 ゴルフのなかで人を導くことが私の仕事です。


   もちろん、その人の性格、その人のモチベーション、その人の目標によって導き方が違うのは当たり前です。

  性格を治すことはかなり難しいので、モチベーションの作り方、目標の設定のしかたは指導する事はできます。


 ここで、人を導くということに対して、私なりの考えを、今回のブログのテーマとさせていただきました。


  子供に対して親が育て導くときの「厳しさ」に対して気をつけなければいけないことがあり、
 会社の上司が部下に対して仕事を教えるときの「厳しさ」にもコツがあるわけです。


   ただ、「厳しく」して「叱る」ことをして、「説教」をしても意味はありません。


 教育熱心に相手を立派にしたい!という気持ちで、自分なりに考えて「厳しく」したとしても、ポイントを間違えると、かえってマイナスです。


 ただ、感情に任せて「怒って」「叱る」。このことが癖になってしまっている人がいたら、今回の私の意見を鑑みていただけたら幸いです。ただ「怒る」だけの日々になってしまっていたら、本当に負のスパイラルから抜け出せなくなることでしょう。


人を導くということは、とても労力が必要なことです。


ーーつづくーー



 
2020年06月21日 07:07

ゴルフのジレンマシリーズ:スイングを修正するときに「動かさない」の言葉は要注意?!part3

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 あなたが練習をしている時に、ミスをすると「頭が動いた!」「膝が伸びた!」「「ボールを見ていなかった!」と思うことはありませんか?
もしくは、人にこのようにアドバイスしたことはありませんか?

 もしミスをした時に、このように思ったらかなり危ないということを理解しなくてはいけません。

 何故なのか?


 スイング中の軸のブレを感じたときに、体のある部分を、「止める」「我慢する」「動かさない」という言葉を使って修正したとしますね。


 確かに「止めて」「我慢して」「動かさない」のであればスイングのブレは収まるかもしれません、、、

 ですが、ずっと「止めて」「我慢して」「動かさない」で練習したとしたら、、、「体の回転」が弱くなって、止まってしまいます。

 「体の回転」が弱くなると、飛びませんので、手を使って打つようになって、「手打ちスイング」が固まることになりますね。

 半年、一年、「止めて」「我慢して」「動かさない」で練習し続けたとしたら、、どうでしょうか?本当に必要な体の回転が無くなって、飛距離の出ない人になってしまうと思いませんか?

 ゴルフのスイングというものは、体の回転で遠心力を作り出して、その遠心力にボールを飛ばしてもらう要素が強いのに、体の回転を止めてはいけません。

 なので、自分流で練習してきた人をレッスンするときのお決まりが、

「あっ!ミスした!先生どこが動いてブレているんですか?」

 私「今はブレてもいいので体をとにかく回してください。ミスをしても回さなくては何も始まりません。」

「でも先生、回すとブレて当てる気がしないです。ちゃんとボールに当てたいんです!」

私「私を信じて、当たらなくても回してください、、」

「あっ!回すと当たらない、、」



いったい私はどうすればいいのでしょうか?


その答えは、「体を回しながら、スイングの軸を感じられるようにレッスンを進めていく」です。

そもそも「軸」というのは回転している棒、という意味が含まれています。止めては軸は生まれません。とにかく、回さないと軸は感じられるようにはなりません。


 ということは、「止める」「我慢する」「動かさない」と直ぐに早合点してしまう人は、スイングの軸を上手に感じられていない訳です。

 一度、回転を止めて固めてしまったスイングに、回転を甦らせるには、本当に労力が必要です。私は仕事として報酬を得てレッスンをするので忍耐してレッスンすることができますが、仕事でなければきっとケンカになってしまうかもしれません。人に教えていてイライラしてしまうことは、ありませんか?人に何かを教えるということは、忍耐なのです。イライラするぐらいなら教えないほうが得策です。


 スイングを覚えていくときに、体の回転が止まらずに、上手に色々教えていくということは、やはり専門家でなくてはなかなかできないのかもしれません。


 逆に、私がレッスンをしている時に、この部分を「止めて」スイングしてくださいということがあるのですが、、、「止めて」いるのにもかかわらず、「止めて」いるところ以外の全てが躍動感をもって動いて、体が強く回転できる!というレベルの人に「止める」という言葉を使います。

 何をレッスンしても、体の回転が弱くならないということは、本番コースで揉まれてきた上級者、といえます。


 「止める」「我慢する」「動かさない」と直ぐに練習していて言ってしまう人、気をつけて練習するようにしてくださいね。


ゴルフスイングを覚えるときに、言葉の意味合いのジレンマは本当に気をつけなくてはいけません。


これからもたくさんレンマシリーズを書いていくつもりですので、参考にしていただけたらと思います。
2020年06月13日 13:06

ゴルフのジレンマシリーズ:スイングを修正するときに「動かさない」の言葉は要注意?!part2

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 練習をしていて、良い音がしなくて鈍い音をさせながらボールが飛んでいく時、自分でスイングの軸がぶれていると感じた時に、スイングを修正しようとして、「ここが動いているから、体がぶれてしまうんだ」と考えてしまう。その時に、「止める」「我慢する」「動かさない」というキーワードを使ってしまうと、上手く打てるようになったとしても飛距離が落ちてしまうことがあるのです。


 レッスンをしているときによく、「上手く打てないのはどこが間違っているのですか?」と質問される時に、こういう言葉を選んで修正しないと、必ずスイングのジレンマが発生していまいます。

 ゴルフのスイングというものは、1.4秒のなかで必ず体の回転が起こっていなくてはいけません。もちろん、パターだけは精密な動きをするために、体の回転は必要ありませんので、パターに関しては今回のテーマは関係ありません。


 「止める」「我慢する」「動かない」という言葉を安直に使ってしまうと、必要な体の回転が弱くなってしまって飛ばなくなってしまうのです。体の回転も、「止める」「我慢する」「動かさない」。体の回転が止まっては、手打ちになってしまいます。

 では、どのようにしてスイングを修正しなくてはいけないのでしょうか?

 スイングはぶれているけど、体の回転は回わさないといけない。「止める」「我慢する」「動かさない」という言葉を使わないように修正するには?

 スイングを表現する言葉のニュアンスを選ばないと、明日の自分が間違ってスイングを覚えてしまうのです。

ーーつづくーー


 

 
2020年06月11日 06:27

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