2020年全米オープンゴルフ 3日目!?
マシューウルフが首位をキープして、トータルアンダーパーが3人と予想通りの展開となりました。
世界中の一流選手が束になって挑んでも数人しかアンダーパーでまわれない。そんな異常な難易度のウインクドフットゴルフコース。
最終日は、マシューウルフ選手次第となりましたが、もしマシューウルフ選手が崩れたら2アンダー前後の優勝スコアになるでしょう。
パトリックリード選手が後半崩れましたが、きっとウインクドフットゴルフコースでなければ、今頃首位だのかもしれません。
とても高い球筋でグリーンを捉えたとしても、そこからコロコロボールが転がるぐらい硬いグリーン。どれぐらい難しいのか?を表現してみると、アマチュアのかなりの上級者が本気でやっても、9番アイアンから長いクラブはコーンとグリーン奥に弾かれるぐらいの難易度といえば分かりやすいでしょうか?最近の一流プロゴルファーは打った球筋の高さの最高点から、どれぐらいの角度で落ちるのかも普段の練習で計測しているのは、硬いグリーンでボールを止めるためなのです。
プロゴルファーになってから本当に難しいのは、飛距離を出しながら高い球筋を打つ技術なのですが、アマチュアの人が普通のコースでパープレーを出すためには全く関係のない世界です。日本人のプロゴルファーはその高い球筋を打つ技術が乏しく、松山英樹選手以外、結果をなかなか出せないのはそういう事情があるためです。
高い球筋を打つために、間違ったスイング改造をしてしまって第一線のレベルから脱落した日本人選手は数知れず。
ですが、いつも言うように体格が違うからと言い訳してきた日本人プロゴルファー達は、小柄な体格の海外の選手達が優勝していることを悔しがらなくてはいけません。
難しいコースで成長すること。そして、スイングのメカニズムをもっと深く研究すること。絶対に諦めてはいけません。
明日、皆で全力で松山英樹選手を応援しましょう!もし、ここで優勝できたのなら、、日本のゴルフ界の全てが変わることになります。
2020年09月20日 07:02