正しく練習していますか!?
よく、「ここから上達するには、たくさんの練習と時間がかかりますよね。」
と、私に言うのですが、決まって私が言い返す言葉が、
「本当に自分に必要な練習をすれば、数週間、数ヶ月で良くなります。今までの自分の練習をたくさんしても、今までとは変わりません。」
と説明するのですが、
良く考えてみていただきたいのが、当たり前だとは思いませんか?
ある程度練習をやっていると、必ずゴルフはスコアという数字になります。練習の内容が良ければスコアが良くなるし、練習の内容が悪ければ悪くなる。
当たり前ですよね。
そして、、、上達のための計画を立てないで、むやみやたらに練習して上手くなることは初心者を除いて、なかなかないことなのです。
この練習をどれだけして、コースで試してみる。ある程度上手くいったら、次に違う練習をしてコースで試してみる。と、コースのための練習をできる人は、とっても良いスコアになるわけです。
ここまでのレベルになるためには、自分に足りないものはコレ。次のレベルにいくために足りないものはコレ。自分を客観的に分析して、分析したものを練習に生かす。ゴルフだけでなく、他のスポーツでも同じですよね。
ゴルフだけでなく、スポーツを一通り頑張ってきた人達なら当たり前の話しになりますが、例えば、
そのスポーツをどこまでも上達したいときには、どうするのかというと、そのスポーツが強い学校の監督の元に行って、その監督の指示する練習メーニューで3年間過ごさなければと思うはずです。逆に、なんとなく部活に入って、そんなに熱のない監督、コーチのもとで、3年間一生懸命練習したとしても、強い学校の練習とは、練習の質が違うので、3年間の後につく実力がハッキリとするわけです。現在日本のジュニアゴルフでは、強い学校が減っているので、海外留学するのがベスト、、なのですが、、
勉強でも、仕事でも同じなのは言うまでもありません。
なので、色々な分野である程度のレベルまで、監督、コーチ、先生のカリキュラムでたどり着いた人というのは、ゴルフを始める時に、レッスンを受けようとする人が多いわけです。
それを、ゴルフでは一人でなんとなく思いついた練習をしていけば、どこまで上達するのかは、その人の上達のための分析能力に委ねられるということは、当たり前の話です。
正しく分析するためには、練習したことがコースでてきているのか?試合でできるのか?を考えなくて、どうやって分析しなくてはいけません。練習場で、打てた、打てなかったと分析していても、傾斜地、深いラフで打てるのでしょうか?分析するためには、実戦でのデータが必要です。
レッスンを受けなくても、ものすごく上達することができたという人は、正しく分析をする能力が高いということになります。
もし、いつかは凄い良いスコアでまわれる上級者になりたいと思っている人は、次の4つのどれかを選ばなくてはいけません。もちろん中級者でなく、凄い上級者でのお話ですよ。
1.正しい練習を正しいタイミングでレクチャーできるプロゴルファーコーチのレッスンを受ける。
2.バープレーをたまに出してしまう、スーパー上級者と定期的にラウンドする。
3.年間ゴルフを100ラウンド以上する。
4.天才的な分析能力がある人に限り、レッスン書や、インターネットを駆使して、正しく練習していく。
いつも言うようですが、ゴルフをマイペースで楽しんでいる人はその楽しみ方をそのまま続けることがベストです。あくまでも上達したいのに、できない人のテーマが今回のテーマになりますので、勘違いしないで読んでくださいね。
この練習を、これだけすれば、これぐらい上達する。
その計算ができるのが、いい監督、いいコーチなわけですね。
それができるまでに、様々なケースを経験して初めていいコーチができるのです。
あなたにとって、あなた自身が良いコーチで、的確に練習のメニューを作り出すことができるのでしたら、自己流でも上達することでしょう。
伸び悩んでしまっていて、上達しないことが悔しい人は、今回のテーマを受け入れなくてはいけません。
むやみやたらに、ただひたすらに打ちっばなしをしても、あなたのスコアを維持するだけになるのです。
あなたの練習の結果は、既にあなたのスコアとして算出されているわけです。
厳しいことを今回は書きましたが、上級者、プロになるためには計算された練習が必要なことは、当たり前なことなのです。
ただひたすらに練習すれば上達すると考えている人は、分析することのほうが凄く大変だということに気がついていないのかもしれません。
2020年09月29日 15:06