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一流選手のスイングをどのように学べばいいのか!? part5

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 日本は戦後、高度成長を日本の独特の特質のなかで、成し得てきました。まずは、生活を豊かにすることが優先されて、経済を発展させるために工業製品を中心として、一生勤勉に働くことを前提に社会が構築されてきたわけです。

 1991年日本社会での経済バブル崩壊まで、心の余裕もなく、ただ、ただ働くことをしてきた日本人は、ゴルフを休日の娯楽として受け入れ、日本社会のなかでゴルフが独特の日本流のゴルフとして発展してきたのです。
 
 そもそも、ゴルフをはじめ世界に広まった西洋のスポーツ、ベースボール、サッカー、テニス、バスケットボールは、イギリスとアメリカの風土と、歴史のなかで生まれてきたスポーツです。なぜ、ゴルフとベースボールとサッカーとテニスとバスケットボールをピックアップしたのかというと、商業として、市場が大きくなり、それぞれの一流選手の年収が億を越える夢のあるスポーツだからです。

 
  日本では、柔道、剣道、合気道、弓道、空手、そして相撲が、日本の風土と共に育まれてきたのですが、元々、武道を足しなんできた日本人は、武道を通じて並外れた忍耐力を育んできました。その忍耐力は、西洋のスポーツにではなく、勤勉に我慢して仕事で働く忍耐力として生かしてきたのです。なので、世界経済としては、世界の中心にまで成り得たのですが、西洋のスポーツは今になってようやく活躍できる選手が、ほんの一握りいるだけです。

 西洋のスポーツと日本の武道との違いは?なにか分かりますか?

 西洋のスポーツは点数で勝ち負けが決まる要素が強く結果主義、そして柔らかいリズミカルな動きが求められる。日本の武道は己れと向き合い、忍耐してきた年数で風格がでるという世界で、堅い。

 武道の世界で育ってきた日本人は、西洋のスポーツの性質を理解しないで、練習をひたすらに忍耐して、無心で練習することをしてきてしまったのです。

 西洋のスポーツは、点数を得るために、結果主義なのに対して、武道は、まずは先生の言うことを絶対的に服従する。

 その堅いイメージで、西洋のスポーツであるゴルフを理解していっても、ゴルフの本質を理解しきれずに、一流選手として成長することは、育ちかたのなかでズレてきてしまったのです。


 けして、私は日本の武道がよくないと言っているわけではなく、ゴルフと気質が違い過ぎるということを言っていることに、ご理解ください。

 個人的には、子供に対しては、社会人になるまでの忍耐力をつけるのには、武道のほうが良い面があると思っています。ただ、ゴルフはゴルフの流儀があるわけです。

 ようやく今になって、グローバルな社会になってきた日本は、ゴルフはゴルフの世界や特質を深く理解して、ゴルフが上達するためには、忍耐だけではいけないことに気がついてきたのです。


 そして、日本のプロゴルファー達が、世界の舞台で戦ってきた後に、「日本人は体格やパワーが無い」と言い訳してきたことに対して、深く反省をして欲しいと強く主張します。そんなことを言われたら、これから成長する未来の日本のプロゴルファーが委縮して育つわけがなかったのです!

  けして、体格やバワーが足りないからではなく、成長していく過程のレベルが違うのだということを、分析していかなくてはいけなかったのです。そして、体格ではない、本当のゴルフスイングの技術を理解することもできなかったのは、このような背景があったからなのです。

  年功序列で、「師匠と弟子」、「先輩、後輩」、を大切にしてきた日本の社会が、日本の若者に対して軋轢を作り、才能の芽を摘むことになっていたことは、否めません。

 親やコーチが高圧的に、感情に任せて怒りながら子供に指導したり、プロゴルファーが威張りながら後輩にレッスンする風景をみると、成長することはできないと、今になって思います。

 適切な、考え抜かれた、効率的なプログラムがなければ、努力は報われません。このことは、次回のブログでの日本での義務教育の話にも繋がります。
 
 俺が通用しなかったら、おまえは通用しない。俺が練習した時間は、お前も練習しろ。そのような気質をもった日本のプロゴルファー達は、元々、世界に通用するわけがないのです。

 ーーつづくーー

 

 
2020年04月18日 05:08

一流選手のスイングをどのように学べばいいのか!? part4

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 結論を先に言ってしまうと、今までの日本人プロゴルファー全てが、日本ではなくアメリカ、イギリスの環境で、一流コーチのもとで、育っていたとしたら、間違いなく数人は世界ランキングにはいることになります。

 なぜなら、アジア圏の国の選手がすでに活躍しているからです。ちなみに、松山英樹選手は50年に1人の天才なので例外とします。あくまでも、今の日本のプロゴルファー全体がアメリカ、イギリスで育ったなら、ということが今回のテーマとなります。

 日本のプロゴルフ50年の歴史を振り返ってみると、日本人でも世界で活躍できたのに、活躍できない、活躍させられない背景があったことは、否めません。

 日本人プロゴルファーが世界で通用できないのは、

1.戦後の高度成長期の日本社会の風潮と、日本人特有の考え方の問題

2,日本の義務教育制度の問題

3,日本のゴルフをする環境の問題

4,日本人プロゴルファーの社会人としてのマネージメント能力の欠如の問題


が挙げられます。1つ1つのテーマを考えてみると、日本人の体格でも活躍できることは間違いないのに、色々な言い訳をして日本社会が一流選手を育てられなかった背景の闇が浮き彫りになるのです。

1つ1つの問題を提議して、説明していきたいと思います。

ーーつづくーー



 
2020年04月18日 04:29

一流選手のスイングをどのように学べばいいのか!?part1

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   今日、最新技術のゴルフクラブとボール弾道測定器を余すとこなく使いこなして、結果に繋げることが、プロゴルファーの世界では大前提となってしまいました。


   私も選手からコーチになって、年を重ねているのに、飛距離が私自身伸びていくことに驚きをかくせません。別にどうでもいいことなのですが、私の中で、試合に出ていた時にはスコアを最重視していたのに対して、今は、あくまで個人的な趣味として飛距離アップを目指して楽しんでいます。

  実際のところ、どうやって最近のクラブを使いこなすのかを研究していくためにも、研究として自分の飛距離アップをしている目的でもあります。

  そして、現役の時にはありえなかった夢のような距離を、いとも簡単に越えている現在の私は、本当にゴルフクラブの技術が発達したと実感しています。


 ところが、、このゴルフクラブの進化の恩恵を受けているのは、一流プロゴルファーだけで、アマチュアだけでなく日本のプロゴルファーも完全に使いこなせていないというのが現状なのです。なぜなら、日本人の平均身長、体重がそこまで変わらないような海外の選手が、第一線でたくさん戦っているのにもかかわらず、世界で戦っている日本人選手は、松山英樹選手と畑岡奈紗選手だです。世界のPGA選手の平均飛距離にたいして、ジャパンPGA選手の平均飛距離はあまりにも低いのです。

 なぜなのか?なぜそういうことがおこってしまっているのか?今回はこの現状を評論していくなかで、日本のゴルフ界で育つ日本人選手がどうして、世界の一流選手になりえないのかを解説していきたいと思います。特に、これからプロゴルファーを目指す若者や、プロゴルファーになってから結果がでない選手は今回のテーマをしっかりと理解していただきたいと思います。

 日本のゴルフの考えかたが、良くも悪くも昔ながらの考え方にいつまでも囚われてしまっていることを知れば、日本のゴルフそのものが改善されていくきっかけとなるでしょう。

けして体格や体力でなく、考え方、ゴルフ環境の問題であると気がつけば可能性は広がることは間違いありません。


日本のゴルフ界を多角的に説明していきたいと思います。


 
ーーつづくーー


  
2020年03月30日 05:37

スイングのフォロースルーで悩むべきなのか?テークバックで悩むべきなのか?part4

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 ことわざの中で、「木を見て森を見ず」という言葉がありますね。

 レッスンをしているときに、何か1つのことに囚われて、スイングのリズムが無くなって固くなってしまったときや、気にしなくてもいいようなミスをしたときに、自分のすべきドリルを見失わないようにして欲しい時に、この「木を見て森を見ず」という言葉を使ってレッスンします。

 テークバック、トップオブスイング、ダウンスイングの修正をするときに、全体のバランスを無視して、ひたすら修正しようとすると、、本当なら楽に打てるスイングにするはずが、何度練習しても良くなる兆しが全くなくなるのです。

 まさに、「木を見て森を見ず」になってしまうのです。


  本当に初心者で全くスイングのことがわからない人には、サーっと短期間で一通りレッスンしなくては理解できないので、スイングのリズムや躍動感を後回しにしてレッスンすることはありますが、
ある程度コースに行けるレベルになったのなら、ずっと何か1つのことに囚われてしまって、モヤモヤすることが続いていては、ダメなのです。コースで思い通りに打てるようにはなりません。

 テークバック、トップオブスイング、ダウンスイングでずっと悩んでしまっている人は、スイングの全体像を考えられなくなってしまっています。「木」ではなく、「森」を見なくては、コースで作り上げたスイングに納得することはないでしょう。

 スイングのなかでのリズムの構成としての目安として、アドレスからトップオブスイングまで、「1.1秒」。トップオブスイングからフィニッシュまでは「0.3秒」です。

 インターネットで好きなプロゴルファーの練習風景を検索してみてください。例えば、「タイガーウッズ練習風景」とか、「松山英樹練習風景」と検索するのです。その動画を観るときに、「イーチ」「ニッ」っと声を出してして、何度もスイングのテンポを感じてみると分かると思います。一時停止したり、スローモーションで観てはダメですよ!そして、プロゴルファーのスイングに対してパッパと早く感じてしまう人は、自分のスイングがリズムとテンポが悪くなってしまっているということに気がついて欲しいのです。

 そういう理由で、長い間「テークバックバック」「トップオブスイング」「ダウンスイング」で悩んでしまっている人には、体幹の使い方をクラブを握らせないでフィニッシュまでレクチャーしたり、クラブを握らせてインパクトからフィニッシュまで、おおよそに、どこに振っていくのか?フェースの管理のしかたを先にレクチャーして、スイングの全体像を理解してもらうのです。

 スイングの一部にこだわることをレッスンを受けている人に一時的に辞めさせて、スイングの全体像をボヤーっと理解してもらう。正に、木ではなく森を見させるわけです。レッスンを続けるなかで、木を見ようとするので、森を見続けて!!とアドバイスし続けると、数週間でスイングのリズムが戻ってきます。頑固に木を見ようとする人にたしては、森を見ようとするまで、ひたすらレッスンを続けることもあります。

 そして、スイングの全体像である「森」が少し理解できたときに、全体のスイングのコンセプトができたときに、そこからテークバック、トップオブスイング、ダウンスイングをレッスンし始めるのです。

 仕事では、企画や、商品のコンセプトを最初に会議すること。勉強では、いつまでに、このペースで問題集をこなしていくことをスケジュールに決めること。そして、ゴルフでは、全体のスイングのイメージを漠然とでも知ることで、たくさんのスイングの要素を焦らずに、1つ1つ取り組むことができるのです。



 まずは、全体像を漠然とでも決めないと、企画、商品開発、勉強は頓挫してしまいますよね。コンセプトがなければいけないということが、「森」を見るということなのですね。



 私が、テークバックからレッスンをしないこともあるという理由がお分かりいただけたでしょうか?

 本番のコースでは、「森」を見ようとしくては実力を発揮できることはないのです。
 

 あなたのゴルフの練習量で、あなたのゴルフをしていく時間の中で、いつかゴルフのスイングが完成するイメージが湧きますか?適切な練習で、適切なスケジュールでゴルフをしていかないと、完成することは夢物語となるでしょう。

 完成しないなかで「侘び寂び」を楽しむこと。それもまた1つの楽しみかもしれませんが、、
2020年03月25日 16:44

スイングのフォロースルーで悩むべきなのか?テークバックで悩むべきなのか?part3

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 なぜ「テークバックの上げ方」で悩んでいる方の悩みが根深い問題なのか?また、スイングのトップオブスイングで悩んでいる方も同じです。

 なぜなら、、テークバックを修正したとしても、スイングのフォロースルーとのバランスが壊れてしまうからです。

 わかりやすく言うと、スイングというのは1.4秒で終わってしまいます。1.4秒というのが現実なのです。ゴルフクラブの先に筆を付けて、一筆書きで、サッ!っと、1.4秒で空間に円を書くイメージ。もっと簡単に言うと、紙に円を描くときに、サッ!っとマルを描く感じと言えば分かりやすいでしょうか?そのときに、丁寧にゆっくりスピードを出さないで円を描くのは、かえって難しいですよね。サッ!っと描いてしまったほうが、慣れていない人は綺麗な円が描けます。

 テークバックで悩んでしまっている人は、サッ!っと振ってしまえば、スイングを考え過ぎないで、ある程度打ててしまうということを見失ってしまっていることが多いのです。

 ですが、自己流で考えていくと、結局、「まずはテークバックからしっかり考えよう!」と、安直に思ってしまうため、一筆描きでスイングを振るというイメージが消えてしまっているのです。

 
 ゴルフスイングというのは、アドレス、テークバック、トップオブスイング、ダウンスイング、インパクト、フォロースルー、フィニッシュで構成されていて、それぞれが、バランスをとって成り立っているのに、全体のバランスを考えないで、強引に修正しても振りにくくなるわけです。

 ひどく打てなくなっている人で、「テークバックバック」「トップオブスイング」で悩んでしまっている人は、スイングの全体のバランスを考えられなくなっている可能性が高いわけです。それでは、どれだけ練習しても成就することはありません。

ーーつづくーー
2020年03月19日 17:09

スイングのフォロースルーで悩むべきなのか?テークバックで悩むべきなのか?part2

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 初めてレッスンにお越しいただいた人のなかで、私のおまかせでレッスンをして欲しいという人はいいのですが、「スイングのここが気になっている。」とレッスンのリクエストがある人に対しては、時として困ってしまうことがあります。なぜかというと、私の診断で修正したいところとポイントが違うことがあるからです。

  ですが、私はプロコーチなので、レッスンのリクエストに対しては、きちんと、丁寧にお応えするようにしています。本当の修正ポイントを改善しないとコースでは、打てるようにはならないのですが、レッスンを受ける方が納得してから、本当のレッスンの本題にはいらないと、受ける方に私の言葉は伝わらないからです。レッスンというのは、しっかりとコミュニケーションをとらないと、いいレッスンはできないというのが私の考えです。

 レッスンの際に、「テークバックの上げる方向が、、分からない、、」

実は、この質問をする人は、普段の練習が煮詰まってしまって、問題の根が深い人が多いのです。なぜ根が深いのか?

そして、そのときに、私がどのようにレッスンを進めていくのか?

レッスンというのは、先のことを見越して計算しながら進めていかなくてはいけないのですが、そのことを説明していきたいと思います。

ーーつづくーー
2020年03月15日 17:34

スイングのフォロースルーで悩むべきなのか?テークバックで悩むべきなのか?

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 ゴルフスイングを修正していく上で、どこから修正するのか?テークバックから修正していくのか、インパクト以降のフォロースルーから修正していくのか。

どちらから修正するのかが悩むところです。

私がレッスンのときにどのように考えてレッスンしているのか?簡単にお話をしてみたいと思います。

ゴルフスイングはテークバックから始まるので、テークバックからスイングを治そうと思ってしまいますが、人によって、状況によって、そうとは限らないということを知って欲しいなと思います。

 もちろん、スイングアドレス、ボールの位置が正しいことが大前提ですが、、順番にテークバックから治すんだと、決めてしまうとインパクト、フォロースルー、フィニッシュをバランスよく修正できなくなるかもしれません。

 あえて、テークバックではなく、フォロースルー側からレッスンをすすめるケースがあるのはなぜなのでしょうか?

ーーつづくーー
2020年03月12日 15:09

ゴルフをシンプルに楽しむためには!?part 2

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 ゴルフレッスンを上手に進めていくと、必ず、悩んでいた人は「楽になった。」とおっしゃいます。これは、当たり前の話であり、逆に今までに何故難しい内容の練習を続けてきたのか?を理解することになります。

 ゴルフというものはとても難しくて、悩んでしまうと、次になにをしていいのかが本当に分からなくなってしまいます。

  そこで、とりあえず当てずっぽうに、なにかの練習ドリルを試してしまうと、かえってひどくなってしまうのです。

  いつも私がブログに書くことなのですが、自己流でドリルを試してみるなら、何十、何百というドリルを試してみて、試してみる度に、どう上手くいったのか?どうできなかったのか?今の力量に必要なドリルだったのか?など、記録を残していかなくてはいけません。記録を残しておくと、先入観を持たずに、いつの日か再度チャレンジすることができるのですが、記録を残しておかないと、理解もできていないのに、このドリルは2度としない!となってしまうのです。

 ベテランのかた、上級者のかたにレッスンをしているときに、「その練習はしたことがある!」と言うのですが、ちゃんとレッスンを進めると、ドリルの意味を間違えていたことを知るのです。

 ゴルフのスイングを完成させるということは、スイングを実験して、失敗して、失敗の中から正解を導くということなのです。自己流でスイングをある程度まで完成させるということは、商品開発をして、製品にするということと全く同じなのです。


  ですから、趣味として楽しむということは、完成しないなかで、どのレベルで楽しむのかということを謙虚に内観しなくてはいけません。

 いやいや、私はどこまでも追及するんだ!!という人は、タイガーウッズでも、スイングコーチ、パターコーチ、フィットネストレーナー、栄養管理士、メンタルトレーナー、タイムスケジューラーなどチームを組んでいて、大企業がチームを組んで商品を開発するということと同じぐらい、たくさんのことがあるんだ、と知ってのうえで、頑張らなくてはいけません。

 私はプロゴルファーまでレッスンをしていますが、プロゴルファーでもなにをしていいのか?分からなくなって相談に来るのです。

 もちろんアマチュアの方は、自己流を楽しむのも趣味として、とても楽しいことです。


 ですが、頑張るときに、間違えて頑張ってしまうと、苦しくて辛い趣味となることでしょう。


  「なんで、趣味なのに辛いの?」


  上級者の人が初めてレッスンに来たときに呟く言葉が、「辛い」。


 自分の楽しみ方のステージと、それに対して練習の内容を決める判断。

 ちぐはぐになってしまっていたら、私のレッスンにお越しいただいて、お話しだけでも来てみてください。


 あなたのやって来たこと、やりたいことを踏まえて、1人1人に的確なレッスンで、導くことをお約束します。
2020年03月03日 09:42

自分と向き合い続けるチカラ

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 自分の内面と向き合い続けるということは、すごく難しいことです。

 ゴルフが上達するということは、自分と向き合い続けるということです。

 上手くいっているときは、練習も楽しいですし、ゴルフをしたくてしょうがなくなる。

 上手くいってないとき、練習にマンネリしている時は、練習するかどうか悩む末に、練習から逃げ出したくなる。でも、練習しないとなにも始まらない、、と、逃げ出したい自分に戦うことになるわけです。

  ですが、、逃げ出したい気持ちを抑えて、無理やり練習していても、上手になるためのきっかけ「インスピレーション」が起こらず、ただボールを打ってるだけで、いたずらに時間だけが過ぎてしまう。

 私が、今まででどれぐらい練習してきたのか?省みたことがあって、そのときに算出した練習量が、練習してきたボール打球数は430万球以上。ゴルフ場のラウンド数は4000ラウンド以上でした。1日に2000球、11時間ぶっ通しで練習したこともありますし、1日2ラウンドを続ける日々もありました。

 思い出せば、思い出すほどゴルフしかしてないような気がします。これは幸せなことなのか?苦行だったのか?

 そして、それに対してよく考えることは、その練習量は本当に必要だったのか?今の自分のレベルに来るまでに、もっと効率よくできなかったのか?その「反省」と、「後悔」が、私自身の、自分との向き合うことの1つでした。自分のしてきた練習の3分の1、5分の1の練習量でも、効率よく練習すれば今の自分のレベルになれたのではないか?と「反省」と「後悔」をしているわけです。

 タイムスリップをして、20年前の昔の自分にレッスンをしにいきたい!そうすれば、今頃、マキロイと肩を並べてテレビに映っている、、かもしれません。というのは、私の妄想なのですが、実際に私はゴルフレッスンなら自信はあるのです!?

 どのように練習して、どのようにトレーニングをして、食事の取り方、そしてどのように、自分と向き合えばいいのか?効率よく過ごしたい。

 そしてそのなかでも、一番難しいことが、楽しむ気持ちを持ち続けることでした。

 皆さん、どうでしょうか?今までで、楽しんできたこと、好きになったことを、楽しみ続けて、好きで居続けられていますか?

 もし、飽きてしまったり、諦めてしまったことがあるというのは、自分との向き合いかたが上手ではなかったのかもしれませんね。

 飽きてしまった時に楽しくしてくる人が周りにいたり、悩んでいるとき上手に導いてくれる人が、その時にいたら!?どうだったのか?
 その楽しくしてくる人や、導いてくれる人が、自分と向き合っている時のもう一人の自分になるということ。それが、経験とともにできるようにならなくてはいけません。難しいことです。


 仕事を頑張って自分の地位を高めたり、お金を稼いだりすること。

 勉強を頑張って立派な学校に入って、立派な仕事につくこと。

 スポーツを頑張って、人から尊敬されたい。


自己実現の達成の欲求を満たそうとすることも悪くはありません。
私も、「人からきれいなスイングですね」と言われたら、木に登ってしまいますし、お金も嫌いではありません。

 ですが、そんなことよりも大切なこと。自分と向き合って、「楽しみ」や「トキメキ」を忘れないために、どのように考えて工夫するのか?のほうが大切なことなのでは?と私は考えます。

 どれだけお金を持っていても、どれだけ高い地位についたとしても、最後の最後は自分と死ぬまで向きあわなくてはいけないのです。自分とちゃんと向き合えて、自分に正直に、自分のことが好きになれる努力をできた人は、人生の最後はどれだけ幸せなことだろうと想像すると、何が大切なのかが分かってくる気がします。「お金持ちだから幸せとは限らない?!」といわれたりするのは、自分の内面と向き合う努力と、お金を稼ぐ努力は、全く別だということなのかもしれません。


 どんな時でも楽しむチカラ、どんな時でも逃げずに向き合うチカラ。

頑張っていても、楽しめていないのでしたら?最後はどうなってしまうのか?は目に見えていますね。


 


  私の母は、頑固で、バカ正直で、欲がなく、そんな母に対して、「なにが面白くて生きてるのか?」と若僧の自分は思っていました。ですが、あることをきっかけとして見方が変わったのです。
  愛犬が危篤状態になった時に、主治医の獣医さんが「もうどちらにしろ、長くはないので、このままにしましょう。手術も保険がきかないのでとても掛かってしまいます。」と母に言ったときに、母が、「苦しんでいるので、できるかぎりのことをしてください。手術をしてください。」と、
手術が終わり、3日後に愛犬は天国にいってしまいました。

 頑固で、人の話を聞かない母と思っていたのが、本当は、本当に大切なことと向き合っている人で、なんのためらいもなく手術を選んだことを、私は誇りに思うのです。

 目先の欲に眩んで、ずる賢い私。母のようにバカ正直になれるように、自分ともっと向き合わなくてはと、反省の毎日です。

 そんな母は、質素に、頑固に、今もひっそりと楽しそうに生活しています。



 


 

 




 

 

 


 


 

 
2020年02月10日 05:33

練習ドリルに溺れてしまう日本人ゴルファー?!part2

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 上手に成りたくて、練習をしなくては!と練習を頑張る。

 最初の何年かは、練習すればするほど、スイングの奥の深さが分かってきて楽しくなる。

 自己流で上達できる限界のレベルまで到達すると、スコアが伸び悩んでくる。

 そこで、自分なりに、自分にとって必要な練習ドリルをインターネットや、ゴルフレッスン雑誌で見つけて試してみる。

 試せば試すほど、スイングが複雑になってくる。




 ある程度ゴルフ愛好歴が長くて、レッスンにお越しいただく方は、本当にたくさんの練習をしてきた人ばかりです。皆、たくさんのドリルを試してきた。色々な人からアドバイスを言われてきた。と、最初の一言でおっしゃるのですが、ゴルフが大好きなのに、苦しいということが起こってしまっていることに、私は日本のゴルフ界での情報雑誌や、インターネットゴルフレッスンに対して、物申す!といつも思っています。


 ゴルフが上達するために本当に必要な練習とは?!

 一度試してきたドリルが合わなかった?のではなく、ドリルの意味を間違えているとしたら?どうでしょうか?

 一度試してみたドリルでも、私のゴルフレッスンで改めてレクチャーしていくと、「こういうふうに感じるんだ!」と仰る方ばかりです。

 ここの筋肉を使うんだ。

 ここに体重を乗せるんだ。

 ここにゴルフクラブを動かすんだ。



本当にドリルを試してみて、正しくできているのかは、常に疑うことは大切です。大切なことなのに、大切でないと思ってしまったら、、そこから先はどこまでも間違えてしまいます。


 目安としましては、1ヶ月試してみて難しいと思うような練習ドリルは、意味が分かっていないことの可能が大きいのです。

 本当に意味が分かれば、打ちやすくなるものですし、安心感を感じるものです。


 ローリーマキロイが、一度もゴルフスイングで悩んだことがない?!と自分で公言しています。また、変則スイングで有名な、チェ ホソンは、ゴルフを始めてから、2年弱でプロゴルファーになってしまいました。

 こういう事実にたいして、天才だからと言って話を片付けてしまっていいのでしょうか?

 石川遼選手は私もファンで、今でも応援しているのですが、高校1年生でトーナメントを優勝してから、マキロイ選手や、松山英樹選手と肩を並べていない理由は!?石川遼選手は、練習ドリルを自己判断で試しすぎていると、私は分析しています。石川遼選手は天才です。その天才が世界一流に届かないことそこが、日本のゴルフ界の反省すべきことなのです。ドリルをやり過ぎるような環境を、日本では促しすぎています。

 私は、コーチとしてもっとシンプルで分かりやすい、練習プログラムを模索しています。レッスンしていて楽になるような練習プログラムをもっと考え抜かなくていけないと、常に思っています。

 ゴルフは難しいことは間違いありませんが、練習しても変化がないということは話は別です。

 50年程の日本のゴルフ界での、ゴルフレッスンに対して疑問を持つことから、世界の一流を理解することになるということになるのです。

 物事を理解して、覚えて、覚えたことをアウトプットすることは、仕事も勉強もゴルフも同じです。

 努力することは大切ですが、結果に繋がらない努力ということに対しては、細心の注意を払わなくてはいけません。



 




 


 

 
2020年01月28日 16:53

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