一流選手のスイングをどのように学べばいいのか!?part1
私も選手からコーチになって、年を重ねているのに、飛距離が私自身伸びていくことに驚きをかくせません。別にどうでもいいことなのですが、私の中で、試合に出ていた時にはスコアを最重視していたのに対して、今は、あくまで個人的な趣味として飛距離アップを目指して楽しんでいます。
実際のところ、どうやって最近のクラブを使いこなすのかを研究していくためにも、研究として自分の飛距離アップをしている目的でもあります。
そして、現役の時にはありえなかった夢のような距離を、いとも簡単に越えている現在の私は、本当にゴルフクラブの技術が発達したと実感しています。
ところが、、このゴルフクラブの進化の恩恵を受けているのは、一流プロゴルファーだけで、アマチュアだけでなく日本のプロゴルファーも完全に使いこなせていないというのが現状なのです。なぜなら、日本人の平均身長、体重がそこまで変わらないような海外の選手が、第一線でたくさん戦っているのにもかかわらず、世界で戦っている日本人選手は、松山英樹選手と畑岡奈紗選手だです。世界のPGA選手の平均飛距離にたいして、ジャパンPGA選手の平均飛距離はあまりにも低いのです。
なぜなのか?なぜそういうことがおこってしまっているのか?今回はこの現状を評論していくなかで、日本のゴルフ界で育つ日本人選手がどうして、世界の一流選手になりえないのかを解説していきたいと思います。特に、これからプロゴルファーを目指す若者や、プロゴルファーになってから結果がでない選手は今回のテーマをしっかりと理解していただきたいと思います。
日本のゴルフの考えかたが、良くも悪くも昔ながらの考え方にいつまでも囚われてしまっていることを知れば、日本のゴルフそのものが改善されていくきっかけとなるでしょう。
けして体格や体力でなく、考え方、ゴルフ環境の問題であると気がつけば可能性は広がることは間違いありません。
日本のゴルフ界を多角的に説明していきたいと思います。
ーーつづくーー
2020年03月30日 05:37