スイングのフォロースルーで悩むべきなのか?テークバックで悩むべきなのか?part3
なぜなら、、テークバックを修正したとしても、スイングのフォロースルーとのバランスが壊れてしまうからです。
わかりやすく言うと、スイングというのは1.4秒で終わってしまいます。1.4秒というのが現実なのです。ゴルフクラブの先に筆を付けて、一筆書きで、サッ!っと、1.4秒で空間に円を書くイメージ。もっと簡単に言うと、紙に円を描くときに、サッ!っとマルを描く感じと言えば分かりやすいでしょうか?そのときに、丁寧にゆっくりスピードを出さないで円を描くのは、かえって難しいですよね。サッ!っと描いてしまったほうが、慣れていない人は綺麗な円が描けます。
テークバックで悩んでしまっている人は、サッ!っと振ってしまえば、スイングを考え過ぎないで、ある程度打ててしまうということを見失ってしまっていることが多いのです。
ですが、自己流で考えていくと、結局、「まずはテークバックからしっかり考えよう!」と、安直に思ってしまうため、一筆描きでスイングを振るというイメージが消えてしまっているのです。
ゴルフスイングというのは、アドレス、テークバック、トップオブスイング、ダウンスイング、インパクト、フォロースルー、フィニッシュで構成されていて、それぞれが、バランスをとって成り立っているのに、全体のバランスを考えないで、強引に修正しても振りにくくなるわけです。
ひどく打てなくなっている人で、「テークバックバック」「トップオブスイング」で悩んでしまっている人は、スイングの全体のバランスを考えられなくなっている可能性が高いわけです。それでは、どれだけ練習しても成就することはありません。
ーーつづくーー
2020年03月19日 17:09