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たくさん練習してはいけない人、してもいい人!?part4

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たくさん練習したほうがいい人はどんな人なのでしょうか?


 それは、ゴルフを始めて間もない人と、練習が上手くいっていて結果に繋がっている人です。

 この2つのケースを説明します。

 やっぱり、ゴルフを始めたばかりの人は、ゴルフの基礎を少しはレッスンを受けて、そこから、男性はスコア100を切るぐらいまで、女性はスコア110を切るぐらいまでは練習すればするほど、上達する実感を誰でも感じられます。おおよそ10ラウンドから30ラウンドで達成できることでしょう。

 ただし、あまりにも自己流すぎて、スイングの基礎を抑えないで、むちゃくちゃに練習してしまった人はゴルフの楽しさを知らずに辞めてしまうことになります。最初は絶対にレッスンを受けることをおすすめします。

 
 また、練習の取り組み方が上手で、スコアに繋げられている人はたくさん練習してもいい人です。

 えっ!そんなこと当たり前でしょ、と思う人はこれから私のいうことを聞いてから、考えてみてください。

 スコアに繋げられている人は、ショット、アプローチ、パター、バンカー、傾斜地からのショット、メンタルコントロールの練習をバランスよく練習できている人です。

 コースに行かないで、練習場だけでバランスよく練習することはできるのでしょうか?

 バランスよく練習できるということは、時にはコースで悔しい思いをして、上級者が楽にプレーしているのを肌で感じて、初めてできるようになるのです。

練習場で少し曲がった、少し距離が落ちたとフルスイングばかり練習していても、結局は、アプローチ、パター、バンカー、傾斜地からのショット、メンタルコントロールを練習しなくては目標となるスコアにたどり着くことはできないことでしょう。

 パー3では2打目から、
 パー4では3打目から、
 パー5で4打目から、
そこから上手になれば、ある程度のスコアなんて簡単に出すことができます。

 こんなこと当たり前なのに、それでもフルスイングばかり練習して、スイングで悩んでしまっている人は、よく考え直さなくてはいけません。

 自分のなかで最低限スコアがまとめられている人は、上級者になるために、フルスイングで悩んでもいいと思います。スコアがボロボロなのに、フルスイングだけ悩んでいるということは、練習内容がおかしくなっているのです。

 

 ちゃんと練習を深く考えられる人は、限られた時間のなかでフルスイングで悩んでいるぶんだけ、アプローチも、パターも、バンカーも、傾斜地からのショットも、同じぶんだけ練習しなくてはいけないと、計画が立てられている人です。

 プロゴルファーでも、プロテストに合格してから一人前になるまでに、気が遠くなるなるほどの練習をするわけですから。

 プロテストに合格したあとに、どんな練習をしていいのか分からないプロゴルファーがたくさんいるほどです。

 それなのに、アマチュアゴルファーは勉強をしながら、仕事をしながら、家の用事をしながら、バランス良く練習しなくてはいけないのに、フルスイングのことばかり考えているなんて、あるレベルから上達するわけないのです。


 →→つづく←←
2020年08月14日 21:43

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