ゴルフのジレンマシリーズ:「クラブを握るグリップを強く握ってもいい」というプロゴルフコーチが増えてきている!?
ゴルフのグリップというのは、深く説明すると本当にデリケートで人それぞれの要素があるので、私はレッスンをするときには、その人の練習量と、モチベーションが高いかどうかで、グリップのレッスンの内容は変えるようにしています。
なぜなら、安直にグリップを変えてしまうと、スイングの全てに影響してしまうので、初心者でなければ、スイングのレッスンを進めていくのに合わせて、少しずつ改善していくのが、私は理想だと思っています。
何故、ゴルフのグリップがとてもデリケートなのか?
それは、スイングアドレスの姿勢によってグリップの握り方も影響を受けるので、アドレスと一緒にグリップも治していかなくては意味はないからです。
無理やりグリップを治してしまっても、元のスイングアドレスを変えないと、そのアドレスにあったグリップに必ず戻っていくのです。
今回は、そのゴルフグリップを考えていく上で、グリップをするときに優しく柔らかく握るのか?
強くしっかり握るのか?
どちらが正解なのかを、説明していきたいと思います。
昔は、優しく柔らかく握らなくてはいけない!!と、当たり前のように練習しきたのが、海外の一流ゴルフコーチが強く握っても問題ないと言う人が、実際に現れ始めていることに対して、皆さんはどのように頭を整理すればいいのか考えつきますか?
ゴルフ上級者の方で、「グリップなんて絶対に強く握ってはだめだろう」と言い切ってしまっている人は、要注意です。
時と、場合によって、グリップの握る強さというのは、人によって違う時代になっていることを知らないということは、井の中の蛙になってしまっているということを、今回のテーマで説明してきます。
→→つづく←←
2020年11月25日 05:47