2021 全英オープン 3日目!?
ルイ ウーストヘイゼン選手が首位をキープ、コリン モリカワ選手、ジョーダン スピース選手、ジョン ラーム選手が追い上げてきている面白い展開となりました。
3日目は風が凪になっていて、ドライバーの調子が良く曲がらなかった選手達がそのままスコアを伸ばしていくという、ドライバーしだいの環境だったと言えます。
全英オープンのラフというのは、ラフに入った瞬間に運に左右されるので、打つ本人でさえもどうなるのか分かりません。
ルイ ウーストヘイゼン選手の曲がらないドライバーショットは、世界中の全てのプロゴルファーと比べて、一番の武器ということが、今年の全てのメジャーで証明されたことになります。
ルイ ウーストヘイゼン選手の平均飛距離は296ヤードの96位なのですが、平均320ヤードを飛ばす選手達より結果を出すということは、ドライバーの飛距離がテクノロジーで数ヤード伸びていることより、真っ直ぐ飛ばすことのほうが大切だということを物語っているわけです。自分にとって相性が良く、コントロールできるドライバーが見つかると、プロゴルファーは変えたくないという理由が、ルイ ウーストヘイゼン選手を見ていると理解できるのではないでしょうか?
ゴルフメーカーも飛距離だけでなく、人間工学に基づいた感性に訴えかけるようなコンセプトをもって、クラブを開発して欲しいものです。数ヤード飛距離が伸びますと歌っても、急にコントロールを失うようなドライバーは必要ありません。
あっ!奥の深いゴルフクラブ選びのテーマの話を少し話してしまいました、、
最終日、
ルイ ウーストヘイゼン選手派の人、
コリン モリカワ選手派の人、
ジョーダンスピース派の人、
はドキドキしながら観戦することになります。
ドライバーの精度、アイアンのパーオン率、アプローチのセンス、パターの集中力が高いレベルで求められる全英オープン。日本人選手達が全てにおいてレベルが足りないということを、毎年知らしめられる大会、それが全英オープンなのです。
2021年07月18日 06:04