日本プロゴルフ協会公認・吉田ゴルフスクール|愛知県春日井市・小牧市

日本プロゴルフ協会ライセンスを取得したスペシャリストが質の高いゴルフ指導を行います

Grn

HOMEブログページ ≫ ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part7 ≫

ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part7

20211220_tiger_Charlie_woods_ap-650x433

 前回の回で、Aさん、Bさん、Cさんのそれぞれゴルフに取り組む姿勢のコメントを、書いてみましたが、どのタイプに当てはまりましたか?

 もちろん、ゴルフの楽しみ方には正解は無く、普段の生活のリフレッシュになっているのでしたら、趣味ゴルフとしてはそれが理想です。
 競技としてのゴルフでなければ、楽しさを味わえてることに勝るものはありません。ストレス発散のためのゴルフ!という目的も大アリのアリです。

 また、A、B、Cのどれにも当てはまらないDタイプの人だったとして、のんびりで、ゴルフによって皆とのコミュニケーションを楽しんでいる人は、それは素敵なことですが、急に上手くなりたい、スコアを良くしたいと思っても、上手くなりたいのでしたら努力は必ず必要になります。
 練習もせず、努力しないのにスコアが良くなる方法はありません。練習しないで楽しむだけのゴルフの人は、スコアを良くするゴルフは努力が必要なんだと必ず頭の中できっちりと分けるようにしてください。
 少し打ちやすくなった、少し飛ぶようになった、なら、ちょっとしたことでできますが、
そのことをパーやボギーに繋げるためには、やはり、練習とラウンドが必要です。

覚えたことを活かすということは、大変です。

 あなたの人生で、きっちりと勉強して覚えたコトはありますか?その覚えたことを活かしきる!ってできていますか?

それと同じことです。

話しを戻します。

 Aさん、Bさん、Cさんの体力は成人の平均的な体力と仮定します。

まず、それぞれの思いで3年練習したとします。

 最初の3年は、要領の良さや、体格の大きさ、性格によってゴルフの上達の差が出ます。
また、当たり前ですが練習場に行く回数によっても差が出ます。
せっかちな程、最初は!、、結果は出ます。最初は、、

 最初数年はAさん、Bさんタイプがスコアが良くなる傾向があり、
Aタイプのせっかちなうさぎさんと、
Bタイプのしたたかなうさぎさんと、
Cタイプの忍耐強くて聡明なカメさんなら、
せっかちなうさぎさんと、したたかなうさぎさんが最初は飛び抜けることになります。

 5年た経つと、Aさんタイプは急いで上手くなった分、固めていけないスイングの癖も固めてしまうことになるのでスコアが伸び悩む可能性がでてきます。
 自分がどういう癖があるのか?その癖の直し方は?と自己流練習で色々やってしまうと、直してはいけない良い癖まで直してしまって何が何だか分からなくなり、迷子になってしまうのです。
 Aさんタイプの人がレッスンに来ると、、、やはり基本からレッスンすることになります。そして、少し基本が理解できるとまたベストスコアの続きが見れるようになるのです。
 えっ!?基本からなんて、、と思ってしまった人はAさんタイプの可能がとても高いのかもしれません。
 本当の基本を理解させすれば中上級者まであっと言う間に上達できるのに、せっかちに思い立つまま、色々試してしまうと、良いもの悪いもの区別が分からなくなるのです。

 5年経ったBさんタイプは順調にスコアがよくなり、ゴルフに対して時間をかけて成長していくことを味わえていることは間違いなくできていて、確実なタイプです。
 
 自己流の趣味としては理想と言えるタイプで、練習して、コースに行って、反省して、分析して、練習する。結果に繋がることを優先もできて、そんな素晴らしいプロセスを踏めているなら成長は絶対にするに決まっていますよね。
自己流ゴルファーの鏡になるようなタイプです。

 ただ、Bさんタイプの人が本気の競技ゴルフを始めるとなると、、プロゴルファーみたいに上手い人がゴルフ大会上位にからず何人か居て、その超上級者に憧れを抱くようになります。
 Bさんタイプのようにきちんとマメに練習できていれば、ゴルフを始めて5年、10年経つとかなり上手く成ることは容易に想像できます。
 皆からは「上手いですね」と褒められるようにも成り、趣味としての目的を成就します。が、、、ある一定数のBさんタイプの人は、やはり超上級者への憧れが強くなって、自分も更に登りつめたい気持ちが強くなり、練習量をとにかく増やすことで、憧れの超上級を目指そうとします。
 いいペースで自分に合った練習ができていたのに、無闇矢鱈に無計画で練習してしまうと、自分には合わない間違えた練習をしてしまってせっかく自分のペースで楽しめていたゴルフを崩してしまうケースがとても多いのです。

 ある程度上達してきて、あるレベルから的確な改善点を見つけるということは、かなり難しくなります。

 あるレベルからは、自分に合ったこと、合っていないことを見極めないと、せっかく培ってきた自分なりの自分にあった技術が、合っていない練習をすることよって、スゥーッと消えて無くなるのです。

 一流プロゴルファーでも、合っていない練習をしてしまって自分のスイングを見失って成績が出なくることがあるのは、ゴルフトーナメントを見続けている人には理解できるのではないでしょうか?



 私のレッスン経験の中では、競技ゴルフを本気になって迷子になったBさんタイプのゴルファーがレッスンに訪れる頻度は多く、真剣に悩んで、どうにも解決できなくて、レッスンを受ける決意をするわけです。

 ゴルフを自己流でやってきた習慣がついていて、そこから人の話を聞いて修整するということは、本当に覚悟が必要となります。

 どうでしょうか?素直な人と、頑固な人。頑固な人がレッスンに来ることがあるでしょうか?

実は、来るケースがあるのです。

 何故なら、絶対に達成したい!!という目的を頑固に立てたからこそ、本当に本気で結果に向き合ってきていて、数年スコアが良くならないのなら、頑固な自分を押し殺しても、背に腹は代えられないという気持ちで、あえて素直になる改心をしてからレッスンに来るのです。

 どれほどまでに、悩めば改心ができるのか?
本当にゴルフが好きだからこその話しです。

 それほどまでに、ゴルフは難しく、ゴルフには魅力があるということですね。

 だからこそ、私はそういう覚悟をしてレッスンに来ていることは重々承知して理解しているので、レッスンで一番初めにお会いした人には良く悩みを聞いて、どんな練習をしてきたのか、どんな頻度でラウンドに行っていたのか、によって練習のプログラムを組み直すのです。

とてもデリケートな作業になります。

 伸び悩むということは、練習の内容が偏ってしまっているわけですから、良い所は無くならない程度に練習してもらって、ウィークポイントを解決するドリルをするという、専門家による練習プログラムをその人の練習量に対して組み直します。

 俗に言う、「改めて素直になることの難しさ」は皆さんも日時生活のなかで理解していることでしょう。

 本当に心から成長したいのなら人の話を聞く素直さが無くてはなにも理解できませんよね。

 でも、人にはエゴがあって、アイデンティティがある。

 意味があるように成長するということは、エゴとアイデンティティとどう向き合うのか?ということと言い換えることもできますよね。

 自己流で頑張ってきた人がレッスンに来て思うことが、「一番初めに、きちんとした基礎を習うべきだった、、でも最初からそれを理解してやる勇気が無かった。最初から本当の基礎を知っていたらどれほど楽だったことか、、」ということなのです。

 ということで、Cさんタイプの人の話しは次の回でお話しします。最初はAさんタイプ、Bさんタイプの人に負けていたのに、Cさんタイプの人が5年経つと、、

10年後に誰が上達することになるのか?もう分かりましたね。

→→つづく←←
2023年09月02日 12:54

日本プロゴルフ協会公認 吉田ゴルフスクール

ご予約はお問い合わせホームから

春日井王子ガーデン・東海地区校

奥の深いゴルフのはなし

モバイルサイト

吉田ゴルフスクールスマホサイトQRコード

吉田ゴルフスクールモバイルサイトへはこちらのQRコードからどうぞ!