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最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part8

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 ドライバーに関しての残りのブログは、コブラ社と日本メーカーのドライバーについてです。


♢コブラ社ドライバーについて興味がある人は他社メーカーに対して少ないのかもしれませんね。

 今年発売されたコブラ社のダークスピードを試打したことがある人はいますか?

 もし試打したことがあるのでしたら、かなりのゴルフギアに探究心がある方だと思います。

 デザインがまっ黒で格好よく、デザインだけなら全てのドライバーの中でダントツに格好いいと言う人が多かったのは事実です。

格好いいけど、買うとなると躊躇する。

何故か?

 それは、前回のモデルエアロジェットから今作ダークスピードに関しては、飛距離に全振りしてきたからです。

 方向性が良くするとか、トーナメントで優秀な成績を収めるためにとかでなく、世界ドラコンチャンピョンであるカイル バークシャー選手の意見をふんだんに取り入れ、飛ばしに関して追求してきたのが、ダークスピード。

 その結果、デザインが格好いいし、飛ぶかもしれないけど、芯を外してミスした時のリカバリーのことを考えたり、疲れていて体調が良くなくて振れない時のことを考えてみると、買う勇気が無い!という人が多かったのではないでしょうか?

確実に飛ぶドライバーなのに、買う人が限られてくる。

 一般的に求められる本当のドライバーの性能は飛距離だけではなく、ミスショットをある程度カバーしてくれながら、飛ぶドライバー。

 コブラ社の今作ダークスピードは、格好いいし、飛ぶ。でも、ミスに優しくないというイメージ。

 ダークスピードシリーズの中でも、ロースピンモデルのLSは、ドラコン競技専用と言っていいほどの尖った性能だったのは、世界ドラコンチャンピョンのカイル バークシャー選手のアドバイスが入ったからでしょう。

 逆に一般の人に対して使いこなせないという先入観が入ってしまいました。

 コブラ社の契約選手筆頭のリッキー  ファウラー選手の調子が上がらず、抜けたデシャンボー選手の次に入ってきたゲーリー ウッドランド選手が今年の始めに脳の手術をして一時戦線離脱したことで、今年のダークスピードは思いのほか売れないという事態に陥ってしまい、プロゴルファーの宣伝効果というのは想像よりも遥かに売り上げに影響するんだと痛感させられたコブラ社。

 コブラ社はもう一人、有名なプロゴルファーとの契約が決まれば、本当は素晴らしい性能なんだと一般ゴルファーに知らしめることができるはずです。

 ちなみに、前作エアロジェットシリーズは、当りの個体を探すとめちゃくちゃ打感が良く飛びますので、とてもお勧めです。中古でも物凄いお値打ちになっているので興味がある方は試打してみてください。以外と、、純正シャフトとの相性がよくて、ノーマル、MAX、LSの中ではノーマルがお勧めです。去年の私の最高飛距離355ヤードを出せたのもエアロジェットノーマルでした。

 コブラ社はもっと宣伝さえしっかりすれば、もっと皆に使ってもらえるのに、、といつも、いつも思います。

 コブラ社のドライバーもヘッドの個体差が大きいので、気になる人は中古ショップでたくさん試打してみてください。

 コブラ社のドライバーの当りの個体はとても打感が柔らかく、そうでないものは打感が硬く感じますので当たりか、そうでないかは直ぐに分かります。

 コブラ社の中古はコスパがいいので当たりヘッドを探せた人は超ラッキーな人です!

コブラ社の当たりの個体ドライバーは飛びますよ。

→→つづく←←
2024年08月29日 16:47

最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part7

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♢次はタイトリスト社のドライバーについてです。

 ここ最近のタイトリストのドライバーは円熟味を増して、総べての性能面において総合得点が高い素晴らしいドライバーです。

 2022年の9月に発売されたTSR2ドライバーは、色々なクラブ評論者に褒め称えられ、美しいデザインとヘッドの顔、座りの良さ、打感が見事に調和され、完璧なドライバーとして世の中のゴルファーに認定されています。

 でも?何故?タイトリストのドライバーはテーラーメイド社やキャロウェイ社やピン社のように、日本の全てのゴルファーに認知されにくいのでしょうか?

 それは、タイトリスト社のマーケティング戦略によるものなのです。

 ちなみにアメリカ本土のPGAツアー登録選手の中で一番使用率が高いドライバーは?知ってますか?

それは、タイトリスト社なのです。

知らなかった人は意外と多いのではないでしょうか?

 もちろん知っていた人もいるかとは思いますが、競技ゴルフをきちんと楽しんでいたり、ゴルフトーナメントツアーをいつも観戦しているような、本当に、三度の飯よりゴルフが大好きな人達なら分かっていたことかもしれません。

 日本の男子トーナメントでも、タイトリスト社はかなり使用されていているのですが、何故かクローズアップされない。

 こういうことから、クラブメーカー界のある構図がみてとれます。

それは宣伝広告の戦略です。

 テーラーメイド社とキャロウェイ社は新製品に対して、自社の資本金から莫大な宣伝広告費を当てています。

何故か?

 それは、テーラーメイド社とキャロウェイ社は、市場での売り上げナンバー1を目指して競っているからです。

 ここ数年、その競い合いが恒例化し、その競い合いがゴルフ市場を賑わせて経済を回しているので、もしテーラーメイド社とキャロウェイ社が売り上げ競争を辞めてしまったら、ゴルフ市場は見るも無惨に大きく衰退していくことでしょう。

 そしてテーラーメイド社とキャロウェイ社は、大きな売り上げの利益から超一流プロを契約選手を瀑台な契約金で囲って、それにより消費者への自社製品のクオリティを宣伝アピールし、更に売り上げを伸ばしていく、循環型の経営方針を継続しているのです。

 最近は、テーラーメイド社と契約している、マキロイ選手、シェフラー選手、コリン選手に対して、キャロウェイ社はジョン ラーム選手が契約選手として抜けることになり、勢力図の力関係が押されていましたが、ザンダー シャウフェレ選手が年間メジャー2勝を上げることによって盛り返してきています。

 全英オープン最中の爆風の中で正確無比にコントロールしたシャウフェレ選手のおかげで、キャロウェイ社は自社製品の性能の素晴らしさをアピールできました。あの爆風のなかでアンダーパーを出すなんて、、信じられませんね。

 それに対して、タイトリスト社は1935年に創業されてから過酷な競争を強いられるPGA選手達をサポートし続けてきて、その実績と経験によって確かな製品を作ってきました。

 新性能がこうだ!とか新しい素材がどうだ!とかよりも、私達のトーナメントで培われた実績と経験の安心が欲しいゴルファーはお買い求めくださいと、常に謳っているメーカーなのです。

 私のタイトリスト社に対して個人的な意見を言いますと、、

 もし私が現役選手として、試合に望むのならばきっとタイトリスト社を選ぶだろうと思っています。

何故か?

 それは、クラブを選ぶことに時間と労力を使うより、自分の腕を磨くことに時間を使いたいからです。

 ハッキリいいますと、1年毎に新製品がでるテーラーメイド社とキャロウェイ社の製品は、いちゴルファーとして、いち消費者としてはとても楽しく、ワクワクしますし、ゴルフ市場の発展に置いては絶対に必要です。

が、その反面、契約選手側の立場としては辛いものがあります。

 1年かけてようやく馴染んで来たクラブなのに、次の新製品を使わなくてはいけないプレッシャーはかなりのストレスに成り得るのです。

 超一流選手は何億円という契約金を貰えるので、1年毎に替えるのは仕方のないことだと思います。

 もし替えたくなのであれば、契約をどこにもしないでフリーになればいいだけのこと。何故、契約をするのかというと莫大な契約金があるからです。

 でもそれは海外の超1流選手の話しであって、ほとんどの選手は契約金はそんなに大きくなく、クラブ用品の支給のみという契約選手ばかりです。

 慣れたクラブを使い続けて成績に繋げたい。これが選手達の本音。でも、契約メーカーにも貢献なくてはいけない。そのジレンマとの葛藤をどう考えるのかは、それぞれの選手の考え方のによります。

 あまりこのことを詳しく話すのは、色々な規定に反しますので辞めておきますが、最近になってメーカーサイト契約を結ばないフリーの選手が増えているのはこのためです。

 ゴルフクラブ選びの大変さ、そして選んでから馴染むまでの期間のことを考えると、慣れたものを3年から6年は最低でも使いたい。

それが大体の選手としての本音なのかもしれません。

 私のテーラーメイド社とキャロウェイ社に対しての意見として、自動車がマイナーチェンジとフルモデルチェンジするぐらい期間をゆったりと設けて、マイナーチェンジの場合はクラブを置いた時のフェース向きを変えず、デザインと僅かな調整のみにして、フルモデルチェンジの場合は大体的に設計を変えるということを、明確にして欲しいと思っています。

 新モデルの度にクラブの座りとフェースの向きが変わってしまうのだけは、選手としてかなり辛いものがあるということを忘れないで欲しいと願うばかりです。

 そのことを理解して、選手ファーストに向きあっているメーカーが、タイトリスト社。

 選手の感覚や好みを優先して、選手からあまり大きく変えないで欲しいと言う意見を誠実に守っているメーカー。

 クラブのデザインや、フェースの向きがタイトリスト社は独自の拘りがあって、2010年に発売された、910シリーズから今のモデルに至るまで本当にどのモデルも素晴らしい出来栄えです。

 その910シリーズのドライバーを私は今でも保有していて、球にドライビング計測してみるのですが芯に当たると300ヤード以上飛びますし、打感は最高です。芯を外すと今はクラブより20ヤードぐらい距离は落ちますが、それでも性能は十分です。

 ゴルフを始めるにあたってゴルフを本気で取り組みたい人は、あるレベルに到達するまでは2010年以降の中古のタイトリストで揃えるのも、とてもおすすめです。

 エンジョイの方はスコア90、本気の競技の方はスコア80を切るまでは最新クラブの性能とかはあまり関係ありません。たくさん練習して、たくさんゴルフ場に行って経験を積むなかで、10年前までの中古でも、最新モデルでも上達するスピードはそこまで変わりません。あるレベルから、上達しなくなった時に初めて、最新クラブの性能の恩恵を受けることができるのです。

 もし私が選手としてバリバリ活動しているのなら、練習やトレーニング、そして試合などやることが多く、きっとクラブ選びをしている余裕はありませんので、タイトリストを選ぶと思います。

 ここ最近のタイトリストのドライバーの良さはどんなもので、他社とどう違うのか?

 それは、ドライバーに飛距離を求めるのではなく、アイアンやフェアウェイウッドのようにコントロールして、ボールをコースに置きに行くスタイルの人に向いているのがタイトリストのドライバー。

 アイアンを操作するように、イメージ通りの球筋でドライバーを打ちたい人向け。

 タイトリストのドライバーを使っている人は、5ヤード10ヤードの飛距離アップより、如何にアイアンと同じで、自分のイメージ通りに飛んでくれるのかしか興味が無く、コースマネージメントに徹している人達ばかりです。

 こう打ちたい!と思う球筋を具現化してくれるので、タイトリストが好きな人はある程度ボールをコントロールできる人でないと、その良さは深く理解できないかもしれません。

 それに対して、テーラーメイド社、キャロウェイ社、ピン社は、そのドライバー独特の球筋がある程度決まっていて、その決まっている球筋にこちらが合わせるといった感じです。

 良くも悪くも、アイアンとドライバーの球筋の統一性が無く、ドライバー専用の球筋を科学的に追求している感じなので、どれだけデータが良くてもアイアンとは違う技術やスイングが多少なりとも求められます。

 でも、科学的にそれによって5ヤードから10ヤード飛ぶことになる。

 その5ヤードから10ヤードよりもアイアンとの統一性を求めるのなら、タイトリストになる。

 というふうに説明すると、タイトリストの良さが理解できるかもしれませんね。

 ちなみに2024年8月に発売される、タイトリストGTシリーズ。

 やはり、、今までのタイトリストのコンセプトから外れず、構えた感じは大きく変化は無し。フェースの色が白っぽくなり、フェースが見えやすく構えやすくなった感じで、ヘッドのフォルムはすこーし違うだけ。

 大きな変化は無いように見せて、打音、打感をソフトに変化させたり、今の時代に沿ってボールが飛んでいく弾道に対してスピンの最適化されていたりと、前作よりもデータ上は確実に進化させている所がさすがタイトリスト。渋い!
 
 クラブの上部クラウンがポリマー素材になっているため、その分余剰ウエイトを自由にウエイトコントロールできたので、今までと打ち味が大きく変わっています。ポリマー素材とは、いわゆる強化プラスチックのことですね。ポリマー素材というのは斬新な発想で、カーボンではないところがさすがタイトリスト社。

 ちなみに私は発売された3種類の中ではGT3ドライバーの試打計測値がかなりよく、自分の持っているエースドライバーと同じ飛距離がでました。



欲しい、、

→→つづく←←
2024年08月20日 16:49

最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part6

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♢次はPINGのドライバーについてです。

 このメーカーについては、人によってはとても意見が分かれるメーカーといえます。

 何故かと言うと、ピン社のドライバーの飛距離に関しては本当に300ヤード飛ばす飛ばし屋の人からすると、他のメーカーよりも少し飛ばないという意見があるからです。

 これは、公にはなっていませんがゴルフクラブメーカーに精通している人には有名な話しなのです。

 本当に300ヤード以上飛ばす人達には、インパクトの瞬間にヘッドの上部がグニャッと「たわむ」感覚があるのですが、最近のピンのドライバーはその飛ばし屋の人達からすると、「たわみ」過ぎて、後10から20ヤード飛ばせるはずなのに、飛ばしきれないという感じがあると言う人がたくさんいます。なので、ピンの契約しているハードヒッターの選手はロフトを7度、8度と立てて使っているのですが、インパクトの時にヘッド上部がたわむとインパクトの瞬間にロフトが寝て、ロフトが増える現象を理解してロフトを立てているのです。

 ドラゴン大会では、ピンドライバーを使う人はほとんどおらず、テーラーメイド、キャロウェイ、コブラ、そして地クラブメーカーを使用していることから、ピンのドライバーは、スーパーハードヒッターからするとヘッドがたわみ過ぎてしまうことがドラコン大会のクラブメーカー使用率から分かります。

 ただ、これはスーパーハードヒッターの話であり、逆に言うと300ヤード前後までなら最高に良いドライバーですよ!ということになるのでスーパーハードヒッター以外には関係のない話しですよね。

 2年前の2022年11月に発売された、g430LST、g430MAXドライバー、今年発売されたG430 10K MAXドライバーに関しては、全て良いドライバーだと私は思います。

 ただ、打った時の打音が独特であることから、ヘッドの個体の差が激しく、多くのヘッドを試してその中から決めないといけないので、そのことを知らないとピンドライバーに満足することができないかもしれません。

 ピンのヘッドは、個体の製品の差によって驚くほど打感と打音が違うので私はg430シリーズのドライバーを3つコースで使ってみましたが、最後の当たりヘッドを見つけるまで、色々な中古ショップで沢山のピンドライバーを試打した経緯があります。

 何故、そこまでして当り個体のピンg430LSTドライバーを探したのかというと、楽で安心感があるからです。後、個体当たりヘッドで練習しているとめちゃくちゃ打感が気持ちいい。


 実践コースで、練習していない時でも、スイングの調子が良くない時でも、g430シリーズドライバーを使用すると気が楽です。

 テーラーメイド、キャロウェイ、コブラのメーカーに比べると、ここ一発のビックドライブロマン砲が出ない代わりに、いつも同じ球が簡単に出るというイメージなのが、ピンドライバーの良い所。

 逆に言うと、一発の飛距離が無くて、刺激が足りないと感じる人は物足りないかもしれません。

 なので、私は飛距離を楽しむ時は、テーラーメイド、キャロウェイ、コブラで、楽をしたい時はピンドライバー、超本気で試合に望むならタイトリストと言った感じでメーカーによってクラブをえらんでいます。


 ちなみにg430 10K MAXドライバーを一度使ってしまうと、これほどまでに曲がらないドライバーは今のところ他にはありませんので、飛距離を求める以外の理由では、他のドライバーに変えられなくなってしまいます。

 飛距離が出る出ないは別として、もしこのドライバーで曲がってしまうというのなら、、ご自身のスイングに問題があること決定です、と言わざるおえないほどの直進性を誇っている10K MAX。

 エンジョイゴルフで楽をしたい人、競技するで安定を求める人にはうってつけのドライバーです。

 ピン社のクラブが好きな人は、ピンドライバー以外のメーカーが少し難しいと感じていて、中々変えられないという人が多い気がします。

 個体差が大きい中で大当たりのヘッドを見つけられた人は、打感が気持ち良くて練習が楽しくて仕方ないはずです。

 次に発売されるモデルがどんなコンセプトになるのかとても楽しみです。

もし今後、ピン社が飛距離性能へ開発を全振りしたら、末恐ろしいドライバーが出来上がることになる予感がします。

 毎年、毎年新製品がどうのこうのと気にするのが好きではない人にとっては、ピン社の製品は2.3年毎にスローペースで発売されるので、そういう点でもおすすめなメーカーです。

→→つづく←←
2024年08月15日 08:51

最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part5

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♢今回はキャロウェイ社についてです。キャロウェイ社は、前作パラダイム、今年AIスモークパラダイムによって、ドライバーというものの可能性を深掘りすることが出来たメーカーだと私は思っています。

 というよりも、ドライバーとフェアウェイウッドに関しては、何年もずっと完成度が高く、フェアウェイウッドは2013年に発売されたX HOTシリーズ以降のモデルなら、今でも十分使える性能を誇っています。

 上田桃子選手はこのX HOTのフェアウェイウッドずっと使っていたことは有名ですね。

 ドライバーは、2019年に発売されたエピックフラッシュのモデルから飛距離に関しては今の現行モデルとほぼ飛距離は変わりません。エピックフラッシュのドライバーを私は所持していますが、今年のモデルと同じぐらい物凄く飛びます。飛距離だけに関しては、、です。

 フェースの反発係数が規制されてから、どのメーカーも飛距離に関しては、きちんとしたスイングでフェースの芯に当たるとほとんど飛距離は変わりません。これは事実です。

 ただ、同じ飛距離でも球筋の違いがあったり、ミスした時のミスの大きさが違っていたりと、確実にミスへの優しさに関しては年々寛容になってきていることは間違いありませんので、クラブを買い替える意味が有るか?無いか?については、余裕のある人は買い替える意味はあるというのが正しい見解なのかもしれません。これが、本当の私の意見です。



 キャロウェイ社の現行モデルである、今年発売されたAIスモークパラダイムに関しては、人工知能が計算したAIフェースの方向性の性能がとても高く、2024年の上半期が終わった時点でトーナメントで優勝者を多く輩出しています。

 世界中のトーナメント優勝者の結果だけでいうと、AIスモークパラダイムトリプルダイヤが2024上半期優勝者数 No.1ドライバーです。

 キャロウェイと契約しているザンダー・シャウフェレ選手が今年、全米プロゴルフ選手権と全英オープンを優勝したことで、性能の高さが凄いということを裏付けすることになりました。

 人工知能が作り出したAIフェースは、本気でスコアメークをしているゴルファーにとっては絶対的に有利とも言える性能です。

 今まで確実にOBになっていたようなミスショットが、コース内に残ってるという不思議な感じです。風が強い日でも、風の影響をあまり受けなくなるのもこのヘッドの強みといえます。

 ただ、アスリートモデルのトリプルダイヤモデルに関しては、アドレスした時のヘッドの座りが個性的でフェースが右を向いているように見えます。それに対して打ち出される球筋に慣れないといけないので、人によっては使いにくいと思うタイプもいることでしょう。

 私の予想では、来年以降から他社メーカーでも人工知能を使ったゴルフクラブ製品が数多く発売されると思いますが、キャロウェイ社のようにフェースだけというわけでなく、ヘッド全体の設計に対して人工知能を駆使していくことになるでしょうし、人工知能に与えるデータや目的によっては様々な結果になるでしょうから、各メーカーがどのようにしていくのかが楽しみです。

 今年になって、ブリジストン契約の堀川未来夢選手がキャロウェイの昨年モデルのパラダイムトリプルダイヤドライバーを使用していることにはとても驚きました。ドライバーに関してはずっとブリジストンのドライバーから替えなかった選手なので、悩みに悩んでキャロウェイを選んだというのはそれほどまでに良かったということなのでしょう。

 興味のある人はクラブの個体差が強い昨年モデルを中古で探してみるのも有りですね。

 もっとコスパがよく打ちやすいのが、一昨年モデルのローグstシリーズドライバー。クラブの座りがとても良く、本当にいい顔しています。

 AIスモークパラダイムシリーズは、全体的に低スピンで芯を外した時でも距離があまり落ちません。そういう特性が欲しいという人はうってつけのモデルとなります。

→→つづく←←
2024年08月09日 08:13

松山英樹選手パリオリンピック銅メダル獲得おめでとう!

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 2024年パリオリンピックゴルフ競技で松山英樹選手が念願の銅メダルを獲得しました。

 4日目の最終日、金メダルのスコッティシェフラー選手、銀メダルのフリートウッド選手、ジョンラーム選手、ローリマキロイ選手、ザンターシャウフェレ選手、トムキム選手と名だたるビッグネームの選手達の戦いが映像に流れたので、ここ最近のゴルフの試合の中でも歴史に残るような戦いだったのではないでしょうか?

 試合会場のゴルフナショナルは、2018年のライダーカップの試合会場でもあり、ベルサイユ宮殿の側のゴルフ場です。

 まわりに建物が無く、開けた土地なので、風が吹き始めるとコース全体に強く影響し、最高難易度のコースへと変貌します。

 ゴルフナショナルは池のあるリンクスコースなので、海外のリンクスコースを多く経験した者でしか決勝に残れないコース。なので、日本人としては松山英樹選手以外の選手にとっては、難しすぎるコースでした。

 ドライバーも池の横の狭いフェアウェイをピンポイントで狙わなくてはいけないくて、グリーン横にはいつも池がある。

 やはり、1流選手のなかで戦うためには、飛んで曲がらないドライバーと、常に1ピン以内を狙えるアイアンの精度が大前提。

 1流選手とそうでない選手を比較すると、体幹の強さ、スイングリズムのレベルの高さ、強烈なメンタルが全く違います。

特に体幹の筋力の強さ。

腕、脚の筋肉は柔らかく、体幹が強い体。

 このような体を作り上げるためには、普通のトレーニングだけでは無理です。

 骨格筋を単純に鍛えるのではなく、スイングのしやすさを残しながら、脳と筋肉の連携を鍛えていくファンクショナルトレーニングというジャンルのトレーニングをしなくては、1流選手のような体には成りません。

 私はコーチとしてこのファンクショナルトレーニングも勉強していて、単純に筋肉を付けるだけだとゴルフスイングが駄目になってしまうことを理解しています。

 今の時代は、脳と筋肉の連携を如何に強くしていくのか?というトレーニングをすることが大前提で、下手にいらない筋肉を付けるぐらいなら、簡単ないくつかのスクワットトレーニングと軽いジョギングをしたほうがゴルフに於いては、まだましだということが分かってきています。

 トレーニングをした後に、スイングがしにくい。もしそうであれば、そのトレーニングはゴルフには合っていないということになります。

 昔ながらの考えでいて、ゴルフの為にトレーニングを頑張っている人は、1流選手が滑らかにスイングをしていることは、多くの工夫がされているということを理解しなくてはいけません。

 今回の松山英樹選手の体のコンデショニングは究極的に仕上がっていました。練習だけなくコンデショニングに力を入れていたことが、今回の銅メダルに繋がったのだと私は感じました。本気でメダルを取りに来ていたということですね。

 今回の松山英樹選手の銅メダルは、未来の日本ゴルフにとってはかなり大きい功績といえるでしょう。

 松山英樹選手は、言葉に言い表せない強さをもっていて、スイングの美しさや、飛距離だけではない、何か違う要素を兼ね備えています。

 この言葉に言い表せない何かを、私はコーチして研究し、その研究を今後のゴルフレッスンに活かしていこうと思っています。

 軽やかで力強いリズム感。それを4日間続ける集中力と気力、、、人知を超える、超能力、、

 スイングを綺麗にとか、飛距離アップとかそんな単純なものでは無い要素。

 松山英樹選手、本当に、本当におめでとうございました!!

 あなたは日本人の誇りです!
2024年08月05日 06:54

最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part4

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 では、ここから先のお話しは本当にゴルフクラブが大好きだったり、今の使ってるクラブから買い替えたいけど、どうしても元に戻してしまう人にはとても楽しい話しになると思います。

 ゴルフなんて所詮腕前が良ければ何でも打てるよ、、やっぱり練習して腕前が先!と思う方は、今回のブログのテーマは読むのは休憩。

 確かにクラブより腕前が先、というのは私も賛成。

 普段、私が書いているブログを読んでいればそんなこと言わずもがなですね。

 でも趣味として、敢えてクラブに拘るというのも趣味なのですから、日々の活力になるというのなら、それはそれでいいではありませんか。

 一度知ってしまうと、中毒になってしまうゴルフクラブ選びのお話し、では進めて参ります。


 最近の各メーカーの私のイメージを簡単に話すことから、始めましょうか?



♢テーラーメイドさんは世界一流のプロゴルファー達がこぞって使う、王道中の王道のメーカー。

 今年発売されたテーラーメイドさんのノーマルQI10と低スピンモデルQI10LSを選ぶ人は、スイングに自信のある人向け。スイングが良ければどこまでも飛んで行く無限の可能性を秘めていて、スポーツカーのような機敏さ、刺激を求める人にはうってつけ。

 本気でスイングを作り上げていきたい人や、スイングに自身がある人にはテーラーメイドのドライバーはとてもおすすめです。

 ちなみに、私は試打データを取ると、どのメーカーよりも飛ぶのが、このテーラーメイドノーマルのQI10ドライバーです。

 が、しかし!体が疲れていたり、スイングの調子が悪いと、その調子がそのまま結果になるので、私の中ではスイングの調子の鏡的な存在になっています。気難しいですが、個々に個体差あるなかで、いいヘッドの個体に出会えれば本気のゴルファーにとっては、鬼に金棒。

 ちなみにマキロイ選手、コリンモリカワ選手、シェフラー選手はノーマルのQI10ドライバーを使用していますが、このノーマルヘッドはかなりの個体差があります。もし、いい個体のヘッドに出会えたならスーパーラッキー。ちなみに私は、2つ入手してもいい個体に出会えなかったので、、運が無かったと思っています。なので、他のメーカーのドライバーも試してはいますが、テーラーメイドに関しては、今年一番最初に入手したQI10LSを使用しています。

 

 後、この話は、皆なかなかしないのですが、、基本、QI10シリーズドライバーは男子トーナメントプロの意見、好みが強く入っているので、しっかりとしたカスタムシャフトを選んで使わないと本当のヘッドの良さが味わえない、と私は感じています。

 QI10シリーズはやっぱりアスリートモデル。競技志向のゴルファーは、カスタムシャフトを使うのが前提です。

 純正の柔らかめのシャフトでは、ヘッドの良さを感じにくい、、でも、販売する時に一応純正シャフトも付けておこう、みたいに私は感じます。あくまでもこれは個人的な意見です。

 但し、、ドラコン用としては、、純正シャフトのフレックスRを敢えて使うのもありです。シャフトをムチのように使い切れれば恐ろしいほど飛ぶこともあります。でもやっぱり、シャフトが柔らかいと同じタイミングで打つのは難しい。


 QI10MAXドライバーは、きちんとカスタムシャフトを選ぶことができたら、めちゃくちゃ曲がらないドライバーへ変身します。

 飛距離に関してはスピンが多めに入り、至って普通の飛距離なので、曲がってしょうがない人は一度は試してみるといいかもしれません。

 このQI10 MAXドライバーがハマる人は、このドライバーから変えられなくなる可能性もあるぐらい良いドライバーです。

 とにかく曲がりません。このドライバーで曲がる人はスイングに難あり!と言い切れるほどの性能です。


 ちなみに、ヘッドの座り、顔はテーラーメイドさんがやっぱりNo1です。これは、プロゴルファーならどんな人でも同じ意見なはず。
でも、油断すると打ち出しが右に飛び出すのは何故!?

 スイングできちんとボールを芯に当てらて、意図的に球筋を捕まえられる人は、QI10シリーズドライバーおすすめです。

 タイガーウッズ選手、マキロイ選手、シェフラー選手が使用していることから、間違いなくキングオブメーカーといえるメーカーです。

 世界中のゴルファーがテーラーメイドに関心を持つのは、このビッグ3が使用しているからこそですね。

 ステルスからカーボンフェースを採用してきているテーラーメイド社ですが、カーボンフェースの軽さを活かしてまだまだこの先色々なヘッド設計が出来ることが、他社メーカーと別の道を行くことになるのでしょうか?

 2025年のテーラーメイドシャフト社、新製品楽しみです!


 
→→つづく←←


 
2024年08月04日 19:14

最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part3

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先ずは最近のドライバー選びについて。

これがまた難しい。

どのメーカーのドライバーもそこそこ良い!からです。

 その反面、自分がドンピシャに打ちやすいモノも中々見つからない。

 だから、前回説明した通り、今まで使っていたクラブにはこういう不満があって、次に求めるものはこう!とちゃんとしたコンセプトを持たなくては選び切ることはできません。

 最近のクラブは芯に当たると、試打のデータがどれもそこそこ良く、データだけで選ぶことさえも難しくなってきています。

 毎年、毎年、各メーカーが追いつき追い越せと、色々なメーカーの良いところを自社に取り入れているので、正直に言うと技術の飽和状態に来ています。

 技術は飽和状態になってはいるものの、やはりメーカーの特色はしっかりとありますし、同じスイングで、同じようリズム、タイミングで各メーカーのドライバーを打ってみると、球筋は各メーカー毎に違っています。

 自分の球筋の好みさえ有れば、コンセプトさえあれば、やはり好きなメーカーは自ずと決まってくるものなのです。

 今年も、私は全メーカーのクラブをほぼ打ちましたが、どれもそこそこ良い、、その中で自分の好みとなると、、数本に決まってしまいます。

 私の去年、今年のドライバーでは、テーラーメイド、タイトリスト、キャロウェイ、ブリジストンが好みでした。あくまでもこれは私の好みでお勧めしているわけではありません。人によって合う合わないは必ずあります。

 私は製品の個体差も感じて気にするタイプなので、ドライバーを買ったとしても、同じモデルのものをお店で見つけると試打してみて、個体差として自分が気に入れば前のを売って、気に入ったものを買い替えてしまいます。

 本当に拘りたいのなら個体差まで気にしなければ、究極のマイドライバーを見つけることはできません。

 こんなことまでするなんて、余程の拘りがなければできませんよね。個体差まで気にするのは、普通はお勧めしません。

 私は20年以上もクラブを拘ってきたので、今更、クラブ選びに妥協なんてできなくなってしまいまいました。ゴルフが仕事なので仕方のない話しなのですが、本当に自分に合うドライバーを探すのは大変です。

 だから、打ちやすいか?そうではないか?打ってて楽しいか?そうではない?に素直になって選び続けています。

クラブ選びは本当に奥が深い。

 そこで、中級者、上級者の方へのクラブ選びのアドバイスは後にして、
全くの初心者だったり、初めて買ったクラブで何年も練習していて他のクラブを打ったことが無い人が、これだけ沢山の製品の中から選び切るのはなかなかできることではありません。

 こういう人達に、次に買い替えるとしたら、クラブどんなことを求める?と聞いても答えられるのでしょうか?




 そもそも本当の究極のクラブ選びは、色々なメーカーのクラブを打ってみて、芯に当たった時の感触を試してみること。そして、打っていて一番気持ち良いと思えるクラブを選ぶようにすること。


 でも、初心者の人はクラブの芯に当てて選ぶなんてできるわけありませんし、初心者でなくても試打で全部クラブの芯で打てる人は限られてきます。

 自信のある人でも、疲れてきた時にはクラブの芯に当たらなくなる人がほとんどです。


 なので、試打する際に自分のスイングがきちんと出来ていなくて、クラブの芯に当たらない場合は買い替えることを、一時中断することをおすすめします。

 前のクラブと、試打しているクラブの性能の差が分からないのに、買い替えるというのは得策ではありません。

 試打する時に、せめて何球かに一度芯に当てられるまでは、やはり練習を頑張ることが優先です。

 でも、どうしても買い替えたい!そういう人で、何度試打してもどれがいいのか分からないゴルファーへのアドバイスは、自分が振りやすい、打ってて気持ち良いクラブを選ぶことをおすすめします。

 私は数え切れないほどのクラブを何十年も試打してきましたが、練習していて振りやすくて、気持ちいいクラブに出会えると、練習するモチベーションが保てますし、上達のペースが早まることを経験してきました。

 そんなこと言われても、振りやすくて気持ちいいクラブなんて自分に分かるの?と思う方もいるかもしれませんが、ある程度きちんと練習していて、たまにパチンと芯に当てられる腕前でしたら、大抵は良いか、良くないのかは、分かるものです。

 中級者以上のレベルなら、試打をする際に、全力でなく余力を残して軽く試打することができれば、最初の1,2球で自分にあっているのか分かると言われています。

これは本当です。

 なんか振りやすい!なんか気持ちいいと思ったのなら、そのクラブで決まり。試打データを取る必要さえありません。生半可に試打データをとってしまうと、他のクラブでたまたまド芯に当たったデータのほうが良いので、そっちを店員さんに勧められてしまいます。

 中々芯に当てられない人は、データよりも自分の感覚を大切にすること。

 データはあくまでもデータ。感覚が気持ちいいというほうが、データよりも大切なのです。

 一流プロゴルファーが新製品のテストクラブを沢山打って、どれだけデータが良くても、データが良いクラブより気持ちいい感覚のドライバーを選ぶというのは事実であり、そういうものであると、アマチュアの皆さんは理解しておく必要があります。

 初心者の方や、クラブを買い替えて来なくて全くクラブに無頓着だった人は、データよりも、振りやすい、打感が気持ちいいものを選ぶことを、私はお勧めします。

 次は、いよいよ中級者、上級者及び、プロゴルファーのドライバー選びについてです。

 とてもマニアックな話しになっていきますが、できるだけ分かりやすく書いていきますので、興味がある人は読み進めてください。

→→つづく←←
2024年07月30日 18:51

最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part2

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 最近のゴルフクラブって何がいいんですか?

と、問われて私が答えるならどう答えるか?

 それは、今、使用しているクラブをどう思っていて、次に使うクラブに何を期待しているのか?を具体的に決めていないと答えられない。

というのが本当の本音です。

 これを決めなくて、クラブ選びを拘ってしまうと、、ほとんどが失敗してしまいます。

 最初のうちはクラブを買い換えることにワクワクして、どれがいいんだろと選ぶことがとても楽しいのですが、2つめ、3つめ、4つめとコースで試すうちに、選び疲れてきて、もうどれでもいいから自分にとって早く打ちやすいものが見つかってくれ!と嫌になってきてしまう。

何故?嫌になってくるのか?

それは買い替える費用がとてもかかるからです。

 それで、そこそこ打ちやすいものが見つかれば、妥協してそれに落ち着こうとなり、本当の本当は前使っていたクラブほうが打ちやすかったのに、せっかくお金をかけたのだから前のクラブに戻れない、、

 実際に、クラブ選びの費用に一切の妥協をしないで糸目をつけずに選んでみると、、驚くほど費用がかかることになります。

 最新クラブを手当たり次第に選んで打ってみて、本当に心から打ちやすいものを選ぶとなると、ロフト選び、シャフト選びも関係してきて、物凄い数のクラブを試さないといけなくなる。

 だから、今の時代はクラブフィッティングというシステムが出来上がっているわけですが、
そのクラブフィッティングも完璧なシステムではありません。

 何故完璧なシステムでないのか?と言えるのかというと、冒頭でお話しした、

 [今、使用しているクラブをどう思っていて、次に使うクラブに何を期待しているのか?]

ということが、選ぶ本人に無ければ決めきれないからです。

何故?決めきれないのか?というと、、、

最近のどのメーカーも、そこそこ良いからです。

 そこそこ良いけど、飛び抜けて良いものは中々見つからない、、

だから、選びきれない、、、

 その証拠に、ユーチューブでクラブの試打を沢山しているチャンネルの人達の中でもでも、飛び抜けてこのクラブが良い!!って言ってる人はほとんどいません。

 クラブの試打を沢山しているユーチューブといえば、しだるTVの石井良介さん。

 その石井良介さんでも、日本の中でほぼ全てのクラブを打っているのに、これだ!と決めきれずに複数ドライバーを所有している始末。

 それでもって、クラブを選んだ後に、カスタムシャフト選びもユーチューブのチャンネル外でコツコツ続けているようです。
 クラブの製作されるにあたっての性能の個体差もあるとチャンネル内で発言もしている、、個体差まで気にして選ぶとなると、、、

 トラックマンの飛距離を見ていても飛距離は変わらないし、飛距離以外の要素で選ぶ時代になって来ているのですが、その話しはまた後で、、




 だから、きちんとした買い換えるためのコンセプトが無ければ、選ぶ方も選ばれる方も、どれもそこそこ良いからグダグダになって、何となくデータが良かったものをおすすめしますとなるのです。

これが、本当のゴルフクラブ界の現実なのです。

 この現実をあまりに公に話してしまうと、新製品の購買意欲が湧かなくなるので、マーケット戦略的にメーカー内ではこの現実をベールに包んでしまっている。

 消費者がいないと経済は回りませんから、これは仕方の無い話しです。

で、これがプロゴルファーの場合どうなるのか?というと、

先ずは自分の打ちたいイメージ通りの球筋に打てるのか?

 凄い飛ぶけど、凄い打感がいいけど、たまに自分の想定してないミスが突調子に出ることが無いか?

 構えたときのクラブヘッドの感じが好きか?
(ゴルフ業界ではこのことを顔がいい!と表現します)

 ということを、試打室だけでは分からないため、実践のゴルフコースで試してテストするのです。

 テストして駄目なら、なんの躊躇もなく元のクラブに戻す。

仕事がゴルフでない限り、こんなこと出来ませんよね。

買ってしまったら使いたい!それが人情。

 でも良くなければ元に戻すのがプロゴルファーのクラブ選びの鉄則。

 だから、アマチュアゴルファーは、きちんと買い換える目的のコンセプトを持たずにクラブを安易に買うと痛い目に合うのです。

 分かりやすく例えるならば、松山英樹選手がダンロップのスリクソンと契約しているなかで、数年前まではドライバーは違うメーカーをずっと試していたということが、如何にクラブ選びが難しいのか?ということを物語っています。

 今平周吾選手なんかは、2015年に発売されたヤマハRMX116ドライバーを約8年間替えませんでした。8年間、ヤマハのメーカーの人が全力で提供してきたにもかかわらず、、です。

 ブリジストン契約の堀川未来夢選手も同じドライバーを4年間使い続けてきて、今年替えた!と話題になるも、2024年初戦で使っていたのは、キャロウェイ社のドライバー、、、パラダイムトリブルダイヤ。これにはとても驚きました。ブリジストンの看板を背負っている堀川未来夢選手も、選手としての成績は背に腹は代えられないわけです。


 慣れたクラブを替えるということは、これほどまでに難しいのに、何となく替えてみようとお店に寄って、どれがいいですか?とひょいと試打しても、選びきれる訳がありません。

 初心者のゴルファーや、何を試して打ってみても違いが分からない人は、先ずは評判のいい、口コミのいい中古のクラブを買って、違いが分かるレベルになってから、拘って選んでみるほうが賢いのかもしれません。

でも、、新しいモノが、、、ほしい、、

 という人の為に、ゴルフクラブを選ぶためのコツをお話ししていこうと思います。

 ただーし!本当はきちんと練習していて、ある程度は、少しはクラブヘッドの芯に当てられることが大前提ですが、今回はこのことは敢えて、、言わないことにします!

 基本が出来ていないの、、、んーーん、今回はこれは無し!


本当はきちんとスイングを、、


 駄目駄目、スイングの話しになると話しが逸れていくので我慢、我慢。

では、説明していきます。

→→つづく←←

 
2024年07月26日 06:44

最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part1

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 ここ最近は、ゴルフスイングについて色々なことを書いてきましたが、どうでしょうか?内容が厳しいと感じていたでしょうか?

 書いている本人、私は少しも厳しく書いているつもりは少しもありません。

 ゴルフが上達するための本当の事、現実を話すことをきちんと巷ではしてこなかったからこそ、皆がゴルフに悩んでしまっていると私は思うのです。

 ゴルフはスポーツであり、スポーツが上達することは難しいのは当たり前。

 ゴルフは難しいからこそ、理に適った基本を学んで、よほどの工夫をしなくては上達しない。

上達していく実感が出始めて、初めて楽しさが分かる。

 絶対に!絶対に上手くなるまで練習を続けるぞ!と覚悟を決めた人でないと、ゴルフの楽しさが分かるところまでたどり着けない。

 本当の事は本当の事。それを言わなくて都合のいいことばかりで、相手から良く思われるようにゴマすりのアドバイスをしたとて、それを聞いた人は実力かつかないまま、裸の王様に成り上がってしまうだけ。

 いいですねー!良くなりましたー!といっても、練習で復習する努力をしなければ忘れてしまいますし、調子が悪くなったら基本に戻る、なんて当たり前のこと。

 悩んでレッスンに来る人の多くが、ゴルフの情報が多すぎて何が何だか分からなくなったという人ばかり。

 しなくてはいけないことを継続して練習しなくてはいけないのに、我慢してやり続けなくてはいけないことなのに少し調子が悪くなるとスイングを変えて、また変えてと何が良いのか分からなくなる。

 そう思ってきちんと本当の、現実をきちんと書くことが私の役目だと思い、コツコツ書き続けてきました。私はゴルフが大好きだからです。

 でも、今回はコーヒーブレイクとして最新のゴルフクラブの話しだとか、それついて思うことを書いてみたいと思います。

 ただし、、これも、、私の本音。書きたいことを自由気ままに書いていきます。

 最近はどのメーカーのクラブも性能は良い!!だから好みです!自分で打ってみてきめてください。

 って言われても、全部のメーカーのクラブを打ってみるなんて、時間的に、体力的に、店員さんが見ているなかで、できる人はそんなにいません。

 もしドライバーだけでも全部打ってみるならば、3.4時間かかることでしょう。無理!!ヘッドのロフト違い、シャフトの種類も沢山ある、、

 ということで、私にもどんな内容になるのかは分かりませんが、最新クラブの思うところや、そのクラブの選び方などを書いていきます。

興味のある人は読みすすめてみてください。

→→つづく←←


 
2024年07月19日 08:13

ゴルフの練習で一番大切なこと!?part7

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  果たして、自分で練習していく中でどうやって練習していけば、自分にあったスイング、グリップ、アドレスを「探す」ことができるのでしょうか?

 ある程度練習して、ある程度自分のスタイル、感覚を探せた人は自然とやってきているかもしれません。

その方法は至ってシンプル。

それは、プロゴルファーのスイングを真似してみること。

 もし自分で練習して上手く成るには、真似する以外方法はありません。逆に真似ができなければ上手くなるわけありません。

 打つ前にこういう感じなのか!と理解していないのに、理解しないまま打っても癖を固めるだけです。

ただボールを打てば上手くなると思っている方は要注意。

 調子が良い時、したいことのイメージがしっかりとなければ、ボールをどれだけ打っても今現状のスイングを固めていくだけ。


 子供が赤ちゃんから成人になるまで、どうやって成長するのか?

 それは真似をして学んで、真似をしていくうえで成長をしていくわけです。

 そして、色々学んだ挙げ句にオリジナルを探し出だしたい!と思えるようになるのです。

 最初は、どんなプロゴルファーでも構いません。自分の好きなプロゴルファーを探して真似をしてみてください。

 そして、なるべく鏡を使って、鏡を見ながら真似をするのです。

 鏡がないのなら、スマホなどの機材で動画を撮ってもいいのですが出来たら鏡のほうが理想です。リアルタイムで自分のスイングを見てみるほうが、脳は活性化して感性が生まれます。

 機材で動画を取ると、見直すまでに自分のスイングに戻ってしまうので、余程のレベルでなければ鏡のほうがのほうがおすすめです。夜でしたら、家の窓ガラスでも構いません。

 はい、ではプロゴルファーのスイングを真似してみるとどうでしょうか?

 全然、違う、、最初は、真似どころの話しではなく、鏡を見た自分の姿が何かの新種のダンスなのか?と思えるほどゴルフのスイングを真似することは難しいのです。

そこで、どうするのか?


それは、諦めないで何度も何度も真似をし直すこと。

それしか方法はありません。

トライアンドエラー、繰り返し真似をするのです。

 ここで、本当の現実を、私の多くのレッスンの経験から話します。

 ある程度プロゴルファーのスイングの真似ができないのに、ボールを打ってはいけません!

 ゴルフをしたこともない初心者が、練習している風景を想像してみてください。

 自分がある程度どうやってスイングするのがイメージできなくて、ただクラブを渡されてボールを打つとどうなるのか?

 スイングの軸はなく、見るも無残な格好で、地面をボコンと打ち付けたり、空振りしてしまうだけで、綺麗に打てることはまずありません。

そして、その練習フォームが固まってしまうわけです。

そして、ゴルフを嫌いになってしまう、、

 だから、本当にゴルフをしたいけど、自分で練習していく自信が無い人は絶対に最初だけでもレッスンを受けなくてはいけない!と言われている理由は最初が肝心、最初が全てだからです。

 野球やソフトボールやテニスをしていれば、ゴルフの基本と似ているので、打てる人もいますが、綺麗なスイングって何?と99.9%の人が途方に暮れることでしょう。

 でも、ボールを打つ前に鏡を見てスイングのイメージトレーニングを1ヶ月していたらどうでしょうか?

 最初は打てることはほとんどありませんが、スイングのフォームは少しは良いはずです。

 そして、ここで「あいうえお」を覚えるの同じことで、最初の癖がずっと自分の癖となって残ります。

良くも悪くもこれが現実です。

「あいうえお」と同じなのです。

 でも、ここで鏡をみてどんどん真似が上手く成れる人は、綺麗なスイングになることができるのです。

 どんなことにおいても、真似ができるっていうことは、感性が無くては真似はできません。

 もし、自己流で綺麗なスイングを身に着けたい人はプロゴルファーの真似をするしか方法はありません。

 石川遼選手は、高校1年生でプロゴルファーのトーナメントで優勝しましたが、タイガーウッズ選手のスイングをひたすらに真似をしていたという逸話があります。石川遼選手は5年に1度現れる天才ですね。

話しを戻します。

 そして、数ヶ月、半年が過ぎた頃には、自分のスイングはある程度そこで決まります。

 体が硬い人は硬いなりに、筋力が無い人は無いなりのスイング成りますが、自分なりにプロゴルファーの真似をした人はある程度のスイングで打てるようになっているはずです。

そしてここからがポイントです。

 ここまで努力できた人は、なるべく素振りを多くして、ここからの練習ではなるべく自分のスイングを動画で撮らないようにします。

 え!なんで?動画でスイングを撮らないと良いかどうか分からないでしょ?

と思った人。

 そういう人はきっと、気持ちの良いスイングで、気持ちの良い練習が出来ていないはず。

何故?

 それは、前にも言った通りで、余程計算をされてフォームを作らないかぎり、ここからは骨格なりの自分のスイングにしかならないからです。

 動画をいくら撮ったって、骨格なり、関節の可動域なりのスイングにしかなりません。

 そうではないですか?ある時期からスイングは変わりませんよね?

じゃあどうすれば良いの?

 それは、パチンと良いインパクトをひたすらに練習で「探す」のです。

 そう!ゴルフクラブのスイートスポットを「探す」ことができれば、練習はとても楽しくなるはずです。

 周りの人で、スイングの癖が強いけど、パチン!っていいインパクト音をさせられる人いませんか?

 なんでそんなスイングで上手いんだろ?って思ってはいけません。

 自分の癖を良く知り、その癖を受け入れて、自分なりのパチンができている人は、スイング動画ばかり撮って気持ちの良いパチンができてない人より、ゴルフのレベルは上だということを、今までの私の話を聞いていれば分かってきたのではないでしょうか?

 プロゴルファーの世界では、とにかく癖があっても、インパクトの音を綺麗にパチンと出せることを、「当て感」といいます。

 この「当て感」を全力で探そうとする中で、初めて本当の意味のあるグリップとアドレスを身につけられるようになるのです。


 たくさん練習ているのに、パチンって音がしなければ良いグリップ、アドレスが出来ている訳ありませんよね。

 この「当て感」の世界はとても深く、未だに私も磨いてるのですが、色々なクラブでパチンと、そのクラブの音色を奏でてあげるようになるには、余程の練習が必要です。

 私のレッスンを受けていただいている方達は、私の「当て感」の話は重々承知していることでしょう。

 そして、私があまりスイング動画を撮らない理由も言わずもがなですね。

 パチンを大切にすれば、そこからあなたの世界は広がり、諦めていたゴルフの腕前をレベルアップすることが可能になるのです。


このテーマの話はここまでで終わりになります。


 グリップとアドレスそして、スイングは癖を理解しながら、パチンと「当て感」を大切にしなくては、探し出すことはできないということが理解できましたか?

 自己流で自分でやるのも良し!インパクトの「パチン」を見失った人、分からない人は、一度私のレッスンに来て、本来のインパクトを理解してみることをおすすめします。

 ただ、きちんと習う気持ちを作った人でないとレッスンは意味がありません。

 あとレッスンを受けた後に出来たら復習すること。

 復習し無い人は上手くなる訳ありませんよね。復習して初めて理解出来るようになるなです。

 練習場でなくても、お家でイメージするだけでも復習になります。

 上手くなりたい、きちんとしたことを理解したいという気持ちの人が来てほしいと、私は思っています。

 あるレベルまで、目的まで、落としどころを見据えて、きちんと計算してレッスンを進めていくので、自己流より何倍も早く上達させることは、プロコーチとして自信は大きく持っています。

 できる練習量、体格、筋力によりレッスンのプログラムは人それぞれです。

 ただ、、ゴルフの楽しみ方は人それぞれ。楽しければそれでいいのです。

 楽しい人はそのまま頑張って、自分のパチンを楽しんでください。

 パチンがいつまで経ってもできない人は、、そのままではいけません。

 このブログのテーマを良く理解して、間違えた練習をしないように気をつけてください。

 間違えたことをどれだけ練習しても間違えたままです。

 

はい、このテーマはこれで終わり、、

 あー、やっぱり、グリップとアドレスの話しになると途方もなく書き続けられることができます。

グリップとアドレスは難しいテーマです。

 また、いつか上級者、プロゴルファーに対してのグリップ、アドレスのことも書いてみたいとは思いますが、とても深く長い文章になってしまうことでしょう。

ゴルフって本当に奥が深いですね。

→→おわり←←
2024年07月10日 16:22

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