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レッスン生のHさん74歳にしてエイジシュート達成!?おめでとうございます!!

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 私のレッスンを長く受け続けて頂いておりますレッスン生Hさんが、2025年5月22日に74歳でスコア74でのプレーで、エイジシュートを中部国際ゴルフクラブにて達成されました。

 ゴルフレッスンを生業としているゴルフコーチとして、エージシュートを達成していただくということは最高の喜びであり、感極まるものが込み上げてきた感情になったことは言うまでもありません。

 2007年頃から現在に至るまでの約17年、私を信じて、私のレッスンを受け続けて頂いているのですが、上手くなることを諦めないそのメンタルの強さは、私のレッスンを受けている歳月の長さ、で皆様もご理解頂けるのではないでしょうか。

 はじめてHさんとお会いした当時はスコア90台で安定していました。

 そこから約17年かけてエイジシュートを成し遂げたわけですが、私とHさんは何をしてきたのか?

 その逸話を皆様にお話しさせて頂きます。

 Hさんがどんな方なのか?を言い表すと、、名調子で落ち着いていつも話す名俳優といった感じです。

 何かのドラマや映画のワンシーンで、そのストーリーの大切な場面で、何かのセリフを皆の心に届くような語り口で出演していたでしょ?と思わせるような味のある雰囲気を持っています。

 そして、エイジシュートを達成するぐらいの方ですから当たり前のことなのですが、強い信念をいつも抱いている。

 Hさんと私はゴルフの話しだけでなく、色々な世間話しや人生論を、17年間の間、本当に沢山お話しをしたと思います。

 この長い時間をかけてきた雑談もHさんのゴルフ上達に関係していて、ゴルフの深い所にある大切な要素を、こういう雑談で私はHさんにお伝えしてきました。

 その様々な会話の中から上達の糸口をつかんでいくHさんは豊かな感性を持っているということは間違いのないこと。

 なぜなら、結果として、事実としてエイジシュートを達成したのですから、、


 このブログを読み続けていただいている方には分かる通り、私は強烈に自分の世界観を持って、その自分の世界観を大切にゴルフの仕事を続けています。

 プロゴルファーやアマチュア競技ゴルフ上級者へコーチングするためには、どんなことにもびくともしない強い世界観を持たなくては、コーチングをし続けることはできません。

 そんな世界観を持った私に、負けないぐらいの世界観をHさんは持たれていて、世界観と世界観がぶつかり合う、、のではなく、お互いの世界観を尊重し合う形でレッスンを約17年進めさせて頂きました。

 というわけで、Hさんへのレッスンは言葉の選び方がとても難しく、Hさんの世界観に浸透していくような表現の言葉を選び続けることは、まさに前頭葉の脳細胞は全集中を強いられ、その経験が私のコーチとしてのレベルを長い時間をかけて引き上げて頂けたことは間違いのないことです。

 そんなHさんには、色々と心から感謝しています。

 では、実際にHさんにどんなレッスンをしてきたのか?というと?

 17年の月日をかけてきたので、一言では説明はできるものではありませんが、敢えてテーマを作るなら、
「超効率のスイングを一生かけて求めていく」
という感じです。

 今となっては、Hさんは仕事を完全にリタイヤされていて豊かな第2の人生を送られていますが、レッスンを受け始められた17年前はまだ仕事は現役で、お仕事をしながらのゴルフレッスン通いだったので、私のレッスンを受け始めてから10年はとてものんびりとレッスンを受けられていました。

 のんびりと17年レッスンを受けることの凄まじさ、、と言ったら、皆さん、、その月日を想像していただけたらその凄さが理解できるかと思います。しかも、今が一番ゴルフが上手くなっている、、

 そして、私とHさんとの最初の上達への道での関門が、、「夏バテ対策」だったのです。

 夏になると、「吉田コーチ!夏バテでチカラが入らないので、それなりのレッスンでお願いします。」

 と言われて、それをどうするかを2人て悩んでいたことが、今でもありありと私の頭の中で思い出されます。

 その「夏バテ」をどう克服していげばいいのか?

 それを悩みに悩み、ありとあらゆる工夫をこらし続けて気がつけば17年経っていたという感じで、17年は長いようであっという間でした。

 そして、その「夏バテ対策」など数々の工夫したことが、Hさんのエイジシュートに繋がったわけです。

 今でも、私とHさんのレッスンの会話の中で、あの「夏バテレッスン」を思い出してください、、という会話が時折出てきます。

 どれだけ夏バテで体力が奪われていても、パチンと芯には当てること!

 そういう芯に当たるドリルをとてもない時間をかけてHさんはやりきったというわけです。

 もちろん、アドレスのバランスや、ボールの前後左右の位置が正しくなければ、練習ドリルの意味は薄くなってしまいますので、私が常に17年間、そいうこと全てをチェックしながらコツコツやってきたのです。

 今となっては、芯に当てるための勘が体に染み付いて、ちょっとやそっとでは調子が悪くなったとしてもパチンと打てるようになった。

 基本が体に染み付いたということです。

 こういう時間をかけて正しい技術を体で覚えた人のことを「匠」と言いますが、Hさんはまさに「匠」の境地へとたどり着いたわけです。

 夏バテを克服することが、、エイジシュートに繋がったなんて、よく考えてみると面白い話しですよね。

 そして、もう一つHさんと私がいつも意識して取り組んできたこと。

 それは、メンタルのバランスを大切にすることです。

 Hさんと私との決まった合言葉があるのですが、その合言葉とは何か?

 それは、、

「謙虚と感謝の気持ちを忘れない」

 何年もこの合言葉をお互いに言い合って来たことは、私にとっても多大なる恩恵を受けることになりましたし、Hさんにとってはスコアメークが上手になることに繋がったのです。

 長い月日のなかでメンタルを安定させるということは、いざ実践してみると簡単なことではありません。

 調子が良い時にに自分を戒めて、調子が悪い時は自分を客観的に見て踏みとどまる。

 この良い時と悪い時の波を穏やかに修めてくれる言葉が、「謙虚」と「感謝」を常に忘れないこと。

 Hさんへレッスンしている時に、調子が良くなりすぎているときは控えめに練習しましょう、、調子が悪い時は基礎練習に戻れば必ず良くなりますよ、、と17年間言い続けることによって、競技ゴルフでのメンタルのコントロールのやり方をHさんは理解したのです。

 いざ実戦の試合で良いスコアでプレーする結果を残す。

 ゴルフはやはりメンタルの安定が重要なスポーツです。

 言うのは簡単ですが、実際に試合でスコアを良くすることはなかなかできることではありません。

 調子が悪い時でも、ボールをある程度前に飛ばせられていたらショートゲームでカバーできるんだよ、、

 調子が良すぎる時に、調子に乗って振りすぎると、振りすぎた罰としてスイングのバランスが壊れるんだよ、、

 こういうメンタルを、何十ラウンド、何百ラウンドして養っていくのが、ゴルフのメンタルを養うということなのですが、本当に理解するには身を持って経験していくほかありません。

 自分の人生を振り返ってみてください。

 あの時に、「謙虚」と「感謝」の気持ちを大切にしていれば、、あんなことにならなかったのに、、

ということは自分の中でありませんか?

 分かってはいるのに、人には必要のない欲ばりな欲がありそれが人生を狂わしてしまう、その報いをうけることを業といいます。

 「因果応報」とは良い行いをすれば良い結果が、悪い行いをすれば悪い結果が、長い時間をかけて巡りに巡って自分に返ってくるということ。

 Hさんと私は、この世のなかの「因果応報」の仕組みを理解しようと、お互いに「謙虚」と「感謝」という言葉を言い合ってきたのですが、それが本当に本当に素晴らしいことだったと、Hさんはエイジシュートをもって私に教えてくれたのです。

 ゴルフの調子が良すぎる時は控えめに、ゴルフの調子が悪すぎる時は基本に戻る。

 皆さんこれをできますか?

 ゴルフを続けると良いことが有る。

 それは、1つはゴルフは運動なので健康になるということ。

 そして、もう一つはメンタルが安定しないとスコアメークなんて全くできないことが分かり、「謙虚」と「感謝」の大切さをスコアという数字を持って常に自分を戒めてくれること。


 74歳になっても成長できるということを、身を持って教えくれたHさんに対して私は本当に深く尊敬しています。

 言わずもながな、、パターとアプローチのレッスンは17年間のなかで、エイジシュートを達成するまでに、どれほどしたのか?ということは、皆さん分かっていることですよね。

 私はHさんに17年間、基本練習とメンタルの安定とショートゲームをレッスンし続けました。

 そして、この場を借りて、私は敢えて、、敢えてHさんに言いたいことがあります。

 まだまだHさんはゴルフを上手くなれます。

 プロゴルファーの世界を研究している私には、Hさんのゴルフをまだまだ研ぎ澄まさせることができる自信を大きく持っています。

 より楽に、より楽しむために、さらにゴルフを磨いていく気持ちを強く持って頂きたい。

 ショートゲームも、もっともっと上手く成れます、、

 そして、数え切れないほどのエイジシュートをこれからも積み重ねていきましょう。


 最後に更に皆様を驚かせる偉業をHさんがしたことをご報告して、結びの言葉とさせて頂きます。


 2025年6月12日中部国際ゴルフクラブでのグランドシニア杯、、にて、、
「スコア73」でスコア74からベストスコア更新されました。そして、エイジシュート2回目達成!!

 どうでしょうか?

   Hさん!!さすがです!!

          粋ですね!!
2025年07月07日 16:43

2024年秋から2025年に発売されたドライバーのどのモデルが評価されているのか?part5

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 コブラのDSアダプトシリーズは実際にコースで試してみるとどうだったのか?

 私は先にDSアダプト Xを購入してから、その後にDSアダプトMAX Kを買い直しているのですが、その理由は?

 本音で言うと、DSアダプト LSとXは、前作ダークスピードからの基本設計が同じなので、スピンがかなり抑えられため、当たると驚くほど飛びます。、、しかしやはり、少しでもスイングの調子が悪いと、クラブが助けてくれる感じが少なすぎて、気難しい感じは否めない。

 そこで、私が絶賛していたフューチャーフィット33を使い、フェースの角度を調整してみると、、明らかにボールの飛び方が変わるのは間違いないのですが、フェースの反発が強すぎるのと、低スピン過ぎて、変えたフェースの向きにそのまま滑るように飛んでいってしまう。

 結果として、フューチャーフィット33で調整するのがかなり大変でした、、

 33パターンもあるので、本当にスイングが安定している時で無いと沼にハマることになるのは間違いないということです。

 コブラ社としても、フューチャーフィット33はクラブフィッティングをするうえで、最後の最後に調整として使って欲しいと言っていた理由が良く分かりました。

 しかし、、ここからが重要なポイント。

 飛ばしに特化していないモデルにはとてもフューチャーフィット33はいいことが判明したのです!!

DSアダプトMAX K


 このモデルは凄い!

 寛容性もあり、飛距離もきちんと出る。

 そしてミスに強く、癖もなし。

 クラブ選びに疲れてしまったよ、どのドライバーも難しく感じてしまう、という人はこのDSアダプトMAX Kを是非試してみてください。楽で、打ってて気持ちよくて、安定するので、とても面白いドライバーです。

 そしてフューチャーフィット33の調整がやりやすいですし、本当に自分に合ったドライバーにカスタマイズしやすいと私は感じました。


 ただ、ボールの球筋を打ち分けたい人はこのDSアダプトMAX Kだと少し満足できない可能性がありますので、そいう方は以下のモデルがおすすめ。

テーラーメイド
Qi10ノーマル
Qi35LS(10.5度に限る)

キャロウェイ
パラダイムトリプルダイヤ
Aiスモークトリプルダイヤ
エリートトリプルダイヤ

ピン
G430MAX
G430LST
G440MAX
G440LST

タイトリスト
TSRシリーズ全てのモデル
GTシリーズ全てのモデル


ダンロップ
Mk2 LS
ZXi 5 LS
ZXi TR

といった感じでしょうか?

 このリストアップしたものに、自分に合うカスタムシャフトを見つけることができたら、それこそ確実に5年以上は気に入って使い続けることができますので、もしよければ参考にしてください。



 今回は、キャロウェイに関しましては多くを語らなかったのは、先にもお話しした通り、エリートシリーズの前々作パラダイムからAiフェースの性能が良すぎて、そこから先のモデルの性能差が分からないというのが本音です。

 パラダイムシリーズになってレベルが80から100に急に上がって、Aiスモークシリーズがレベル101、エリートシリーズが102に少しレベルアップしたみたいな感じと例えると分かりやすいかもしれませんね。

 私としましては、キャロウェイAiスモークシリーズが実績や今現在使っているプロゴルファー達のクラブセッティングを見ると、一番良いのかなぁと思っていますが、正直、どのモデルも打感やクラブのデザインの好みで選んでも全く問題ないという感じなのです。

 ゴルフクラブ選びは本当に難しい。

 その人のスイングの癖や体の骨格によって合う合わないが確実にある。

 私はこれからもゴルフギアオタクとして新製品を味わい続けますが、もうデータでは分からない領域までどのメーカーも進化してしまいました。

 データでは語れない要素を、メーカーは追究していけるのか?

 それを、私はこれからも観察し続けていきたいと思います。

 クラブの進化を感じることができるように、基礎練習を日々怠らず、スイングをきちんと安定させて、トレーニングもきちんと継続していかなくてはいけませんね。

 いつも言うように、本当は、、ゴルフクラブを味わう前に、きちんとしたスイングを身につけることが大切だということは言わずもながな、、

どれもいい!でもこれ特にが好き。

が正解!

 これしか打てない、あれは打てない、、はクラブ云々の前の話し、、

 スイングの基礎、本質を作り上げて、色々なクラブを試打する喜び、、

 この面白さといったら、地球上でのありとあらゆる娯楽の中でもトップクラスなほどのレベルな楽しさ、、

 もう私はゴルフクラブの虜で、ゴルフに魂を売ってしまった人間なのです。

 まだ打ったことの無いクラブはどこにある!

 さあ、ゴルフクラブメーカーさん、、私をどう驚かせてくれるのか今後も楽しみにしていますね。

 本当にいい究極のドライバー、、

 データがいいだけではなく、感覚に感性に訴えかけてくるドライバー、、

 技術を開発していく人は今の技術に満足してはいけない。

 まだまだ色々なアイディアが眠っている。

 未来というものは、夢と希望が無くては成り立たない。

 その夢と希望を買い続ける人達の中のひとり、、それがゴルフクラブオタクである私なのです。


→→おわり←←
2025年07月03日 18:52

2024年秋から2025年に発売されたドライバーのどのモデルが評価されているのか?part4

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 何故、テーラーメイド社の今年のQi35コアモデルがトーナメントプロ達に受け入れられにくくなっているのか?

 それは、、球筋の操作が出来ない、、フェードとドローの打ち分けがしにくいのです。

 あまりに性能が高くなりすぎて、慣性モーメントを大きくして直進性が良くなり過ぎた結果、自分の思い描いた球筋とは違うかたちで、イメージとは違う球筋で安定してしまう。

 つまり、凄く安定はしているけど、この感じならこう飛んでいくよねというのとは違う球筋になる。その球筋がきちんと毎回出るからいいけど、なんとなく違和感がある。


 もっと分かりやすく言うと、アイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッドは色々な傾斜から打つので、色々な球筋を打てなくてはプロは使いません。

 フラットな傾斜のないところでめちゃくちゃ飛ばせる、飛び系のアイアンを、プロゴルファーが使わないのは、傾斜地からコントロールできないから。

 Qi35コアモデルはどちらかというと飛び系アイアンのような位置づけに寄せてしまったので、球筋をある程度はコントロールしたいプロゴルファーからは今回は保留にしますと答えを出されてしまったのです。

 私の印象としては、アイアンからフェアウェイウッドのイメージしている球筋でQi35コアモデルを打つと、自分のイメージとは全く違う球筋が、同じように安定して出てしまう。

 安定はしている。でもアイアンからの流れでティーショットが打てないのは少し違和感がある。

 また、ハードヒッターがQi35コアモデルに硬めのカスタムシャフトをつけて打つと、、少し捕まりが良すぎて左に引っかかる時がある、、

 マキロイもQi35コアモデルを使った試合は球筋がよく左に引っかかっていた、、

 トータルのバランスでいうと、前作Qi10ノーマルモデルのほうが素直で設計のバランスが上手かったということになります。

 新しくしようとして、何かを無理に変えていくことが必ずしも良い方向に行くとは限らない、、

 電化製品でも、車でも、服などのファッションも同じですよね。

 前のモデルのほうがいいよね、なんで変えちゃったんだろ、、って良くある話しです。

 ということで、私がテーラーメイドQi35シリーズの中で選ぶとするなら、Qi35LSになります。

 QI35LSは球筋を打ち分けるための操作性もいいですし、クラブヘッドの座りやフェースの見え方も抜群。10.5度を選べば誰でも打てますし、テーラーメイドが好きな人はとてもおすすめです。

 コリン モリカワ選手がQi35LSを選んだ理由が私には凄く理解できます。5年前のSIMドライバーから今に至るまでに、ようやく気に入ったモデルが見つかったと言っていたと彼は言っていましたが、打ってみたことが無い人は一度試してみる価値は大アリです。

 次はコブラのお話し。

 私が今年絶賛していたゴブラのDSアダプトはどうだったのか?

 本音で評価します。

→→つづく←←
2025年06月25日 08:19

2024年秋から2025年に発売されたドライバーのどのモデルが評価されているのか?part3

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 ピンのG440シリーズをコースで打ってみた感想としては、今の所、ドライバーの打ちやすさを現段階でギリギリまで追求できているのはピンG440だなと思えるぐらい、優しくて性能がいい。

 もし、このドライバーを使って上手く打てないのなら、、もうそれはクラブのせいではなく、スイングの基本が出来ていません!打てないのはクラブのせいではありせん、と言ってしまってもいいぐらい、打ちやすい。

 今年、来年のトーナメントでG440シリーズのドライバーで沢山のトーナメント優勝者が出ることは間違い無いと予想できてしまうぐらい良いドライバー。

 私はシリーズの中でも、G440MAXの9度のヘッド形状が好みだったのでこのモデルを購入しましたが、色々なカスタムシャフトをつけて楽しんでいます。

とにかく楽、、

楽過ぎて、怖い、、

 少しミスしてもドライバーが助けてくれる反面、裏を返して言うとミスしたことが分からなくなる、、スイングのズレを気がつけなまま時が経つということになる、、

 ゴルフコーチとして、これほどまでに怖いことはありません、、

 あまりにミスを補正されてしまうと、スイングの悪い所が分からなくなる、、

 なので、私はG440MAXに合うカスタムシャフトをフィッティングで見つけられたら、体が疲れていたり、気分転換で楽にゴルフをしていく時にG440MAXを使うだけにしてエースドライバーのQi10ドライバーに戻そう、、と自分で決めました。

 やはり、去年のテーラーメイドQi10ノーマルドライバーが私にとっては、色々な意味で気に入っています。アイアンのように良いスイングの時は飛んで、スイングが良くない時は少し飛ばないほうが、長い目で見たら自分のスイングにはプラスになるなと思うからです。

 第一線で戦うプロゴルファー達のアイアンは、何で凄く飛ぶキャビティアイアンを使わないのか?スペックがしっかりとしていて、ミスの時はミスだと直ぐに分かるものを使うのか?

 競技ゴルフをしていくうえで、ドライバーにもこのようなアイアンと同じシビアな要素があったほうが、長い目で見るとスキルが上がったり、大きなスランプになることを防ぐことができるという一面もあるのです。

 先日、38歳で優勝した申ジエ選手が、同じことを語っていたことは興味深いことですね。

 凄く良いショットをしたら凄く感じが良い、良くないショットをしたら、その良くないということをやんわりと教えてくれるぐらいの感じ、、


 シェフラー選手とマキロイ選手がQi10ドライバーを気に入っている意味が私にはとても良く分かります。

 そういう意味で、アイアンやユーティリティのようなシンプルさを持ち合わせているドライバーが今後のゴルフクラブメーカーは求められることになるのだと私は予想しているのですが、飛距離とスピン量のバランスを追究していくことは容易ではありません。

 スピンを減らして飛距離を追究しすぎると不安定になり、スピンを増やして方向性を安定させると飛ばない。

 ちなみに、私はピンのG440MAXの顔が好みだったのでこっちを選びましたが、G440LST の方がロースピンになるので飛距離性能はG440MAXより上です。約5ヤードぐらい飛びます。

 私はせっかくピンを選ぶのなら、寛容性と安定感を選んだほうがいいと思いますので、どちらかというとG440MAXをおすすめします。

 次に、テーラーメイドQi35シリーズはどういう評価になっているのかをお話していきます。

 シェフラー選手もマキロイ選手もネリーコルダ選手も前作Qi10を気に入って変えなかった、、

 マキロイ選手がQi10ドライバーの反発係数測定で使えなくなってしまって、Qi35コアドライバーをテストして使い始めているけども、、どうもしっくりこない。

 結局、今年6月の全米オープンを見ると、マキロイ選手はQi10を使っていた、、


 それはどういう理由で何故なのでしょうか?

→→つづく←←
2025年06月21日 06:21

2024年秋から2025年に発売されたドライバーのどのモデルが評価されているのか?part2

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 実際にコースで使ってみて、2024年秋から2025年に発売されたドライバーの中で総合的な評価が高いドライバーは?

 それは、、ピンG440シリーズ全てのドライバーと、先に説明したタイトリストGTシリーズ。

 ピン以外のメーカーのドライバーも、もちろん良い所は沢山ありました。

が、しかし、、2023年、2024年に発売された、

テーラーメイド
Qi10ノーマル

キャロウェイ
パラダイムトリプルダイヤ
パラダイムAiスモークトリプルダイヤ
パラダイムAiスモークトリプルダイヤMAX

のモデル達が良すぎた、、というのが今現在のトーナメントツアープロ達の使用モデルを広く見てみると明らかになっています。

 分かりやすく言うと、性能がそこまで変わらないという感じなら、慣れてきた前のモデルを使いたい、というプロゴルファーが多いのです。

 マキロイ選手はテーラーメイドQi10ドライバーでグランドスラムを達成しましたし、シェフラー選手も同じQi10を現在使用しています。

 そしてマキロイ選手のQI10がフェースの反発係数の検査に引っかかり、Qi35モデルを試しているものの、ドライバーの調整がうまくいかず、ここ数年で一番ドライバーが良くない調子になっています。

 キャロウェイの看板選手であるザンダー  シャフリー選手はエリートトリプルダイヤに変えたものの、去年にメジャー2勝を上げたAiスモークトリプルダイヤの成績を残りの試合で越すことができるのか?が注目されすし、世界ランキング7位のセップ ストラカ選手はAiスモークトリプルダイヤのままです。

 日本男子ツアーランキングの上位ランカーのドライバーを見てみると、、キャロウェイAiスモークシリーズとタイトリストGTシリーズ、タイトリストTSRシリーズの選手ばかり、、

 私の過去のブログで、もし私が試合の結果を優先的に重視してゴルフをするならタイトリストを選ぶことになる、と書いたことがありましたが、その理由はドライバーを選ぶ労力が必要無いからです。

 タイトリストのドライバーは、飛ぶ、飛ばないということよりも、アイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッドの流れを大切にしているので、コースマネージメントをすることを主にするなら、絶対的に間違いの無い性能を誇っています。

 それに対して他のメーカーは、それに対して何か性能の味付けをしようとして、飛びはするものの、何かドライバーとしてのバランスを壊してしまっている感じが否めないものが多い。

 プロゴルファーが選ぶドライバーというのは、試合で信用できる性能のバランスが良いものだけ。

 一応、今年発売されのほとんどのモデルを試打しましたし、できる限りコースで試してみました。

 そんな中で、皆さんにおすすめできて、コースで打ちやすかったモデルは、、

それは、
ピン
G440MAXとG440LST

テーラーメイド
Qi35 LS (10.5度のみ)

コブラ
DSアダプト MAX-K

になります。

 ちなみにキャロウェイのパラダイムシリーズ、Aiスモークシリーズ、エリートシリーズは好きな人は好きで、正直どれもいい。

 どれもいいけど好みで選んでいいぐらい、性能が高すぎて違いが分からない、、というのが本音。このことは後から話しますね。

 ピンG440から順にお話ししていきたいと思います。



→→つづく←←
2025年06月18日 17:15

2024年秋から2025年に発売されたドライバーのどのモデルが評価されているのか?part1

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 2025年も上半期の半分が過ぎようとしてきる現在、最近発売されたドライバーは結局何が実際に評価されているのかを、今回はお話ししていこうと思います。

 今年の始めに色々とクラブを評論して、それからずっと、ああでもないこうでもないと新製品を色々と試し続けて来ました。

 私がどうやってゴルフクラブの評価をするのかというと、先ずは自分が打って試してみて、後はゴルフトーナメントで上位に来る選手のクラブセッティングを調べてみることをします。

 正直に言いますと、一般の市場でどれだけ売れたのか?ということは私はあまり重要視しません。

 なぜなら、市場で売れる売れないというのはメーカーのマーケティング戦略によるところと、流行りが起こっているかということが大部分を占めるので、本当の真価を知ることはできないからです。

 去年のトーナメントで結果を出したドライバーを言うと、

テーラーメイド
Qi10ノーマル
Qi10MAX

キャロウェイ
パラダイムAiスモークトリプルダイヤ
パラダイムAiスモークトリプルダイヤMAX
パラダイムAiスモークMAX D

ピン
G430 LST
G430MAX 10K

タイトリスト
TSR2
TSR3

スリクソン
zx5 mk2
zx5 mk2LS

が実際にトーナメントで多くの結果を残しました。

 ゴルフクラブのトーナメントでの実績。実績を残すことほど、これほどまでに正しく評価ができる基準はありません。

 そして、今年の上半期はどうなっているのか?

 それは、、

タイトリスト
GT2
GT3

ピン
G440 MAX
G440 LST

テーラーメイド
Qi35 LS

キャロウェイ
エリート トリプルダイヤ

スリクソン
ZXi TR

 が今のところ今年上半期で実績を上げているクラブ。

 もっと細かくいうと色々なモデルもあげることができますが、1つ1つ説明してしまうととんでもない量の情報になってしまうので、ここでは大きな枠組みでの実績とします。

 そして、この中で総合評価ナンバー1は、、

 タイトリストGTシリーズドライバーです。


 えっ!意外と思った人は、、トーナメントを観戦していないから、、

 試合を見ていると、じわじわとタイトリストプロ使用率が増えていることは明らかです。

 最近はゴルフクラブメーカーから離れフリー契約で自由に使う選手達が多くなり、そのフリー契約選手達がこぞって使うクラブがタイトリストGTシリーズ。

 タイトリストGTシリーズの何がいいのか?

 一言で言うと、アイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッドの打ちやすさの流れがGTシリーズのドライバーにはしっかりとあるからです。

 最近のドライバーは飛距離のために基本設計がドライバーだけ少し変化をつけて開発されることが多い。

 データ上、飛距離を最大限にするノウハウが企業間のなかでデータが蓄積されてきて、計測値はどのドライバーも良くなっています。

 それに対して、GTシリーズドライバーは、アイアンやフェアウェイウッドのようにコントロールすることを主に設計されているので、フェアウェイウッドのような打ちやすさがきちんとあるのがGTシリーズの良さ。

 最近のほとんどのドライバーはデータ上の性能がかなり上がって性能技術の飽和状態にきてしまいました。データ上では、、どれも同じ、、

 どのドライバーを打っても、自分に合ったスペックにすれば飛距離は大体同じになってしまうので、それ以外で何が大切になってくるのかということが求められるようになってきてきるのです。

 その求められていることが、コースでの安心感、信頼感があるか?です。

 凄い飛ぶけど、スイングが乱れると行っちゃけいない方向にも凄い飛ぶ、、はあまり意味はないよね、、ということ。

 試打データは良いけど、本番コースでは自分のイメージした球筋にならない。今、いい感覚で打てたのに、何で?今の球筋になるの、、?

っていうのはコースでは使えない。

 今年も私は沢山の新作ドライバーをコースで試しました。

 どれもそこそこ良い。

 その中で良かったドライバーは、、

→→つづく←←
2025年06月14日 20:17

ゴルフの上達のためには素振りが大切なんて当たり前!?part6

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 今回の反省素振りが大切だということの要点をまとめてみると、、

 コースへ行って、次のコースに行くまでの間に数回ちょっと練習に行くぐらいなら、毎日素振りをしてコースの反省点を忘れないようにしたほうが確実に上達していくということ。

 要するに、いかに自分にとって大切な課題や反省点をコースからコースまでの間に繋げることができるのか?が一番大切なのです。

 だから次のコースに行くまでちょっとしか練習場に行けないなら、毎日10分でも反省素振りをしたほうが全然いい。

 例えば、ある歌の歌詞を覚えて2週間後に何も見ずに歌ってください、というなら次のどちらが上手に歌えると思いますか?

 週に1回のペースで2回、60分だけ歌の練習をする。

 毎日10分だけ2週間、歌の練習をする。


 人の記憶メカニズムとしては毎日少しだけ練習したほうが確実に安定して覚えられることは当たり前のこと。

 その歌の練習を毎日10分するのと、素振りを毎日10分するのは同じ。

 コースで出来なかったことをどうすれ良かったのかを反省しながら素振りをする。

 コースで良かったスイングを思い出して素振りをする。

 それを10分だけ毎日する。


 ある上達レベルまで辿り着くまでは、コースで出来なかったことを次のコースで出来るように繰り返えさなくてはいけない時期がある。

 ただ練習場に行ってなんとなく打つけだけだと、コースで必要な感覚が薄れていって、「練習のための練習」になってしまう。

 「練習のための練習」になってしまった瞬間に、次のコースに行ったとしても、また芝生の上に立った時に頭が真っ白になってしまう。

 そうなるぐらいなら、ただ練習場に行くよりも、反省素振りをしたほうが遥かにマシです。

 そして、その反省素振りを続けていると練習場では気が付けないような沢山のことに気がつくことが出来ます。

 私は色々なコースを思い浮かべて素振りをするのが大好きです。

 コーチという仕事をしていますので、練習場には毎日のように行きます。でも、必ずしも自分の為の練習をしてボールを毎日打ちたいとは思いません。

 何故なら、コースの良い感覚が薄れてしまうからです。

 コースの良い感覚を忘れないようにするためには、私はどちらかというと練習場でボールを打つことよりも、反省素振りの方を大切にしています。

 今となっては、目的や意図がなければ、そんなに練習でボールを打ちません。


 その反省素振りを続けて20年以上。

 その効果の神通力といったら想像を絶する程です。

 何故なら、コースで素振りを思い出すだけで安心に包まれるから。

 コースで打つ前に普段の素振りを思い出す。

 正しい素振りを何年も続けないとコースで素振りを思い出すことは出来ません。

 素振りを思い出せばある程度なんとかなるようになったのはかなり楽です。

 もちろん、ある上達レベルからでは素振りだけでは上達できなくなりますが、それは私のブログのバックナンバーに嫌と言うほど書いてきました。

 今回は練習する時間が無いという方がメインのテーマですが、なんとなく練習場へ行っている人で、コースに行くと練習していることが真っ白になるなら一度練習場より素振りを多くしてみてください。

 ほんの少しでもいいから、コースの反省素振りを5分でも毎日続けること。

◇コースをプレーして、このタイプの傾斜で大きなミスをした、、

◇次に同じタイプの傾斜から打つ時に、ナイスショットでなくていいから、せめてこれぐらいのショットを打ちたい。そのショットをイメージして素振りをする。

◆凄い軽く振って凄い気持ち良く飛んだショットがあった。

◆その時のショットを思い出して、リキまずに何度も素振りをする。

 そして、次のコースではその素振りを思い出すだけ。

 そうすると、どんな効果が出るのか?

 下手に練習場でなんとなく練習するよりも、反復素振りのほうがコースでは鮮明に反省の課題を思い出すことができて、スキルアップしていく実感が湧くことでしょう。

 日々が忙しい人が、たまになんとなく練習場に行って打つだけでは、コースで上手くなっていく感覚が薄れていってしまうだけ。

 

 なんとなくたまに練習するぐらいなら、コースの反省を忘れないように毎日10分素振りのほうが遥かに上手くなる。

 練習というのは、結果へ繋がるように練習しなくてはいけせまん。

 ただなんとなく練習して、なんとなくスイング改造をしてしまうと、コースの実戦的な感覚が無くなってしまう。

 実戦的な感覚が無くなるような練習をする癖をつけるぐらいなら、コースの感覚をずっと意識して素振りをして、コースに行くほうが遥かに上手くなります。

 なんとなく練習していて上手くなるのか?

 それは、自分のゴルフの歴史を見つめ直してみればわかること、、

努力は必ず報われる?

私はいつもコーチとして皆にこう言います。

 「どんなに努力をしても、間違えた努力は残酷なほどに意味はない。ただ間違えた努力は、間違えた努力をしてはいけないということが分かるという意味では意味があるかもしれない。正しい努力をしないと時間と労力が本当に勿体ないのです。正しい努力をするための努力が出来るようになること。」

 ゴルフ歴はとても長いのに、全く上達していないという人を私はとても沢山レッスンしてきました。

 結果に、上達に繋がるように練習していくことは本当に難しいのです。


 頑張るのなら、正しい努力を!

 正しい努力をするためには??

  どうする?!

→→おわり←←

 
2025年06月08日 06:40

ゴルフの上達のためには素振りが大切なんて当たり前!?part5

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 毎日5分でも素振りはして欲しい。でもただ素振りをしていては効果は薄い、、

 何を意識しながら素振りをしたらいいのか?

 日々、忙しいなかで練習場に行けない人や、練習が好きではないからコースばかりに行く人にやって欲しいのが反省素振り。

 この反省素振りは、ただなんとなく練習場に行くよりもかなり効果があります。

 結局、ゴルフ場の本番で出来ることというのは、きちんと継続して理解して練習していることだけ。

 ちゃんとやったことしか本当に大事な本番では出来るわけありません。

 ただなんとなく練習していて、コースに行く度に頭が真っ白になるなら、その練習に費やした時間はほとんど意味はなく勿体ない。

 コースでちゃんと出来ることを練習しなければ、練習の意味は薄いと言えます。

 練習していないことは本番コースで確実に出来るわけないですし、練習していることを毎ショット思い出し続けて最後までプレーすることは意外と出来ません。

 競技ゴルフの世界では当たり前なのですが、練習したことをコースで思い出して、それをやり切ることが、実戦練習の基本です。

 そんなの当たり前でしょ?

と思った人に質問です。


 スタートホールのティショットや、大きなミスをしたあとのショット、お昼ご飯を食べた後のショット、後半疲れて集中力が切れた時のショット。

 こういうラウンドでも重要なタイミングの時に、必ずきちんと練習のことを、事細かに思い出せていますか?

 コースで練習していることを思い出すって本当に中々出来ません。

 頭が真っ白になって、そこから思い出すって凄い集中力が必要です。


最後の18番ホールまで決められたことを、ミスしてもやり続ける集中力と信念は訓練しないと中々できることではありません。

 ほとんどの人が、練習してきたことではなく、その場の対処療法を優先してしまい、その対処療法が間違えてしまった瞬間にむちゃくちゃになって、調子がひどくなるのです。

 きちんと練習でやり続けたことでないと、本番コースで頭が真っ白になった後に、我に返って練習を思い出すことはできないのです。

 そこで大切なのは継続して決めた練習をし続けること。

 その練習は反省素振りでいいのです。

 何故なら、毎日気楽に出来て、沢山反復できますし、本当に忘れてはいけない自分の課題を忘れないからです。

 そしてこれからの話しがこのテーマの一番のポイント。

 何を考えながら素振りをするのか?がとても大切なのです。

 実は私はボールを打つことよりも素振りをとても大切にしています。

 そしてその素振りをする時には、コースの色々な場面をイメージして素振りするようにしています。

 何をイメージして素振りしてるかというと、、!!

◇コースでミスをした時の場面を思い出して、そのミスした時にどうすれば良かったのかを考えながら素振りをするだけ。

◇そして、その後にコースでのナイスショットをいくつか思い出してその時のイメージで素振りするだけ。

 この2つのことを思い出して素振りを5分するだけで、中途半端に練習するよりも上手くなるのです。

 このコースのことを反省しながらの素振りは、ただ練習場で練習するよりも、強烈な効果を発揮します。

 えっ!それだけなの?と思ったのなら、練習の本当の意味を理解できていないことになります。

 あるレベルに到達するまで、練習はコースの反省をし続けなければいけません。

 ただ、練習場に行って練習していると、コースの反省をするために行った時でも、その時に芯に当ててパチンと気持ち良い当たりを求めてしまい、コースの反省よりもその時に気持ちの良いショットだけを求めてしまうことがあります。

 練習ではなく興奮して打つだけになる。興奮して打ち続ける練習は練習ではありません。

 本来の練習の意味から脱線してしまうのです。

 このことを、良くない意味で「練習のための練習」になってしまっていると言うのですが、上達出来なくなった人は、「コースのための練習」ではなく「練習場のための練習」になってしまっているのです。

 本当にコースの反省が毎回出来ているのなら、あるレベルでは絶対に上手くなっていきます。

 コースに行って自分の反省点を見つけたとしても、「練習場のための練習」になって反省点を忘れてしまっては練習の意味はありません。

 その反省点を忘れないようにして毎日素振りをして次のコースに備えたほうが、よほど上達するためには意味があります。

 要するに良い練習とはコースとコースの繋ぎになっているということ。


 「練習場のための練習」になってしまうとコースとコースの繋ぎにはならないので、コースで上達していく上昇気流に乗れないのです。


 コースの反省点を思い出しながら、コースでのナイスショットを思い出しながら素振りをしたほうが、コースの反省点を忘れてしまうような練習をするよりも上達するに決まっているのです。

 でも心のどこかで、ボールを打たなければ上手くならないと思い込んでいるので、素振りの大切さを忘れてしまう。

 そして、素振りで上手く成れるのに素振りをしない日々が続くのです。

→→つづく←←
2025年05月29日 13:14

矢野仁貴君2025年度中部アマチュア選手権優勝!?

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 2025年中部アマチュア選手権を私のコーチング受けている矢野仁貴君(東北福祉大)が優勝することができました。

 開催コースは岐阜県多治見市のスプリングフィールドゴルフクラブ。

 4日間で、68、69、71、70 の10アンダーと4日間全てアンダーパーでプレー出来たので今回の優勝は色々な意味で矢野仁貴君には大きな意味を持つ優勝となりました。

 矢野仁貴君は、今年から東北福祉大学のゴルフ部に入部し、1年生から団体戦メンバーのレギュラーに選出され、大学春季団体戦で大学として過去最少スコアを出していた流れでの、中部アマチュア選手権優勝でした。

 ドライバーの飛距離は平均310ヤード前後、ショットメーカーで才能溢れるゴルファー。

 今現在、これから世界で戦うために必要なことを少しずつ学んでいる最中です。

 もしよければ、これからの矢野仁貴君を応援してください。

 私自身はコーチとして、矢野仁貴君のこれからを色々な面で全力でサポートしていく所存です。
2025年05月25日 06:53

ヒマラヤゴルフ大感謝祭!?

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 普段お世話になっていますヒマラヤゴルフさんが、6/2まで商品15%オフの大感謝祭を開催しています。

 元々、大きく値引きされたゴルフクラブには適用されませんが、ボール、ゴルフシューズ、ゴルフウェア、キャディバック等、この機会に購入するかどうか悩んでいた人は15%オフの大チャンス!?です。

 ヒマラヤのメンバー登録が必要ですが、そんなに手間がかかりませんので、お店に行く前に事前に登録しておくことをおすすめ致します。

 ヒマラヤゴルフ会員登録とネット検索していただけると登録できます。

 私もこの機会に消耗品をまとめ買いしたいと思います(⁠^⁠^⁠)





 
2025年05月20日 17:45

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