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ゴルフスイングで無駄なチカラが邪魔してしまう理由!?part3

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 ゴルフのスイングの基本とは一体何なんなのでしょうか?

 先にも説明した通り、スイングの基本が身に付いていなければ、必ず練習中に無駄なチカラが入って、せっかく良くなった調子を台無しにしてしまう。

 スイングの基本が身に付いていなければ、必ずスランプが波のように定期的にきてしまう。

 だから、最初にきちんとしたスイングの基本を身に付けなくては、練習の効率が全く違うことになり、1年後、3年後になると基本が身に付いているかどうかで上達のレベルが雲泥の差となるのです。

 では、ゴルフの基本とはどういうことなのか?

 極限までどこまでもスイングを追求していくなかで、絶対に出来ていないとスイングを追求出来なくなること。アドレス、グリップ、ボールの位置、打ち出すボールの方向、そしてスイングの根本的なイメージを、何よりも最優先で練習しなくてはいけないのが基本。

となります。

 分かりやすく言い直すと、

 基本を最初にきちんと覚えなければ、スイングの癖が強くなって、どれだけ練習してもその癖を固めていくだけになってしまいますよ。

と言うほうが分かりやすいかもしれませんね。

 言うのは簡単ですが、ゴルフを追求して研究していくなかで、最も奥が深いのが「スイングの基本」です。

 上級者になっても、プロゴルファーになっても基本を大切にしないと、スイングに無駄なチカラが入ってしまって、一瞬で調子が崩れ去ってしまうということは紛れもない事実なのです。

 何故、奥が深いのかをこれからきちんと説明していきます。

 ゴルフに限らず、スポーツは最初が肝心。

 一番初めに、正しい基本練習をきちんと練習するのか、自己流でなんとなくボールに当てられることを練習するのか、それを元にこれから先何年も練習していくことを考えてみると、どれだけ最初の練習が大切なのかが理解できます。

 とにかく、良くも悪くもの練習すればするほど、スイングフォームは練習しているスイングで固まってしまいます。

 結果として、スイングのリキみやすいか、チカラが抜けたリズミカルなスイングになるのかは、基本の形が出来ているか?で決まってしまうのです。


 ですから、上達が早い人は基本的なアドレス、グリップ、ボールの位置が、ある程度正しい人だけ。

 何故なら、リキみが無くなり、スイングが安定するためには大前提なことだから。

 これに関しては絶対なことです。

 自己流ゴルフで、基本的なアドレス、グリップ、ボールの位置を最初から自己流で正しく練習できる人は、果たしているのでしょうか?

 実は、実際にそういう人は稀に存在します。

 私がとても多くの人をレッスンしてきた経験でも、僅かにそういう人達はいました。

 短期間でいいスコアでプレーできるようになった、、

 でも、ある高いレベルからは全く上手くならなくて飽きてしまった。


 だから、レッスンを受けに来たけど何をすればいいんですか?

 と私の元に来た人は、大体、アドレス、グリップ、ボールの位置は必ず良いのです。

 でも、、そこからもっと上手くなるためには、もっとアドレス、グリップ、ボールの位置を良くする必要がある。基本的なことを改善してからでないと、スイングなんて調整できるわけありませんし、上手くはなりません。

 これはプロゴルファーだって同じこと。

 土台となるスタートがズレたまま練習すると、不安定なスイングになってしまいます。



 スイングを常に安定させて、スイングのリキみを取るためには、基本の形がきちんと出来ていないと取れないからです。

 じゃあ、どういうアドレス、グリップ、ボールの位置がいいか?

というと、、??

 それは人によって微妙に違います。

 ひとりひとりの骨格の特性、筋肉の付き方、関節の可動域の差、打ちたい球筋のイメージによって、アドレス、グリップ、ボールの位置は違ってきます。

 私のレッスンを受けに来る競技ゴルフ上級者やプロゴルファーは、そのズレを補正することを目的として来ているのですが、その人の骨格、筋肉、関節の可動域に応じて、スイングを修正していくのには、コーチとしてかなりの経験が必要となります。

 ゴルフのコーチングには経験、観察力、計画力が必要で、プロゴルファーとしての経験だけでは色々な人をコーチングすることはできません。

 コーチとしてアマチュアゴルフ上級者、プロゴルファーをコーチングするための勉強、研究は沢山してきました。

 未だに、超一流選手、一流選手、そうでない選手の違いも研究している現在ですが、本当にゴルフスイングのコーチングは難しいと、いつも思っています。

 当たり前ですが、超一流選手は基本から実践まで全てが美しい。

 でも、超一流選手は皆スイングのフォームが違う。

 全く同じスイングをしているプロゴルファーは誰もいませんね。

 これがゴルフの真実なのです。

 でも、プロゴルファー達のスイングは皆違うのに、それぞれの基本を必ず大切にしている。


 皆さんに知っていて欲しいのは、私が初心者をコーチングしていく時の過程です。

 その初心者をコーチングする時のことを理解すると、何故人によって基本の形が人によって違っていて、自分の基本の形を覚えると、リキまない効率的なスイングがいつでもできるようになります。

 どんなものなのかを簡単に説明してみますので、それを知れば今後、間違えた練習をしなくて済むようになるかもしれませんので、きちんと理解して頂けたらと思います。

→→つづく←←
2025年08月02日 12:53

ゴルフスイングで無駄なチカラが邪魔してしまう理由!?part2

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 ゴルフを練習していく中で、なんで必要の無いリキみが発生してしまうのか?

 そのリキみの原因を説明していくと、とても深い理由がいくつもあってチカラが入ってしまうことが理解していただけることになります。

 練習の際に無駄なチカラが入ってしまう理由の1つは、、

 それは基本の形ができていないから。

 それを言われてしまうと、やる気が無くなってしまうと思ってしまった人!

 きちんと最後まで読見終える勇気を持ってください。

 間違えた練習を続けてしまうということは、意味のない沢山の時間を過ごすことになるわけですから、受け入れるものは受け入れなくては成長できません。

 間違えたことを何年も頑張るなんて本当に時間がもったいないと思いませんか?

 頑張るのなら意味があることを頑張らなくてはいけない。

 私はゴルフコーチとして、自己流で上手くなれない人は基本だけは絶対に基本を教えてもらったほうが、最終的には練習代もかからなくなって、時間も節約できることを多くのレッスンをしてきた経験から知っています。

 基本を大切にする人は、最後は徳をするということは、あなたの人生に経験から理解しているはずです。

 話しを元に戻します。

 基本の形をきちんと覚えていない状況で、沢山練習するとどうなるのでしょうか?

 よく考えてみると、良くない癖を固めてしまうだけで、ある程度クラブのヘッドをボールに当てることはできるようになったとしても、元の基本ができていないと綺麗にボールが安定して飛んでいくことはまずありません。

 ゴルフの基本の形は本当に大切です。

 基本の形がきちんと覚えられたら、スイング中の体のリキみは段々無くなっていき、練習していて楽に芯に当てられるようになるので、練習がとても楽しくなります。

 逆に基本の形ができていないのに、楽に軽く打てるようになる可能性があるのか?

とよく考えてみると、それは無理だと気がつくはずです。

 ある程度きちんと基本を身につけてから、練習しないと、悪い癖がついてしまい、沢山練習しても楽に打てるようにはならなくなってしまいます。


 そもそもゴルフスイングの基本の形とはなんなのでしょうか?

 このゴルフの基本とは?

 意外とこの基本とはなに?

 がゴルフ界においてベールに包まれた不思議で難解なテーマだったのです。

 インターネットでゴルフの基本を調べようとしても、人によって言ってることが全然違う。

 何を信じればいいの?皆の言ってることを全部やろうとしても、やることがありすぎて出来そうにない、、


 この皆違うことを言っている、ゴルフの基本について私がきちんと整理してお話ししていくことにします。

 私はプロゴルファーとして、コーチとして、ゴルフにおいては、ほとんどのことを自分で試してきましたし、人にもその人に合わせてレッスンをしてきました。

 人によってゴルフの基本をレッスンすると、その人によって話すレッスンの内容が違うのは当たり前。

 それはなぜ?なのか?

 とても深くて大切な話しをしていきますので、是非とも最後まで読んでいただけたらと思います。

→→つづく←←
2025年07月25日 23:25

君の道の歩き方 ヒビノスゴシカタ 

main~3

     限界の先へ

  余計なことは考える必要はない

  その先の世界は
    また違う景色が広がっている

   なんで不安になる必要が
       ある?

   なんで自分には関係ない
    人の言うことを気にするの?

   自分のことは
    自分でやってきたんだろ?

    自分のやってきたことを
     自分の可能性を
       信じることに
        集中しなさい

    信じるチカラを
     信じ切れたとき
      そのチカラの凄さを
       君はまだ
        理解できていない

    この世界は
     人の信じるチカラで
      出来ている
      ということを
     君はまだ
       理解できていない

      君を助けてくれている
       システムや
         メディカル
         アートや
          ミュージックは
        強く自分を
         信じきれた
         人達の
        信じるチカラで
       作り上げられてきた
        ということを、、
         深く理解しなさい

    君の可能性は
     まだまだ
      遥か彼方に
       存在していて

        自分を信じきることのみが
         そこへ到達することが
           できる

          そう
       信じるチカラとは
       片道キップのようなもの

      余計なことは考えなくていい

       自分を
        信じるチカラを
        信じて
       信じることを
        全うしなさい

       信じるチカラ
        片道キップを
      絶対に落とさないように
         強く
          強く
          握りしめて

      誰もたどり着けなかった
        世界に
         君が乗り込んで

       その素敵な世界を
           皆へ
        招待してあげなさい

       君に大切なことを
       もう一つ教えて
            あげよう

        この世界は
          ココロで
         成り立っている

       だから
        人のココロを
           大切に
           大切に
        するようにしなさい



          このことを
        知っておかないと
         君の人生は
           薄っぺらい
         陽炎のような
         ものになってしまうから
           よく
           よく
         理解しておきなさい


         君は君の
          ココロで
           物事を
          見て
           君のココロの
           あり方で
          色んなことを
         推し量ろうとする
             だろ?

         皆も同じ

       人は人のココロで
         君を見ている

        ココロ
          と
          ココロ

       この世界は
        ただそれだけ


       一生懸命に
     何かを頑張れば
        皆のココロが
       応援してくれるし

       中途半端に
    自分のことだけ大切にして
    自分のためだけのことで
     胡散臭い
     駆け引きを
      人のココロに
       してしまうと

     ココロで出来た世界では
        簡単に
      全て見抜かれてしまって
        挙句の果てには
       手に入れたはずずモノが
        成し遂げたと思ったことが
        価値の無いもの
        と成ってしまう
         ことを深く
         理解しなさい

         一人ひとり
           皆
         一生懸命に
          生きていて
           その
          一つ一つの
          ココロは
         皆繋がっている

         だから
          人の
          ココロを
          大切にしなさい

        人のココロに
          いつも優しく
           接しなさい

      君の握りしめている
        片道キップ

        君は君の目的地へと
         自分を信じて
         信じるチカラを
        全てとして
          進むだけ

     余計なことは
           考えるな

       いつか必ず分かる

      目的地へたどり着くこと
     が大切なことではなかったと

       その道のりで
         触れ合う
         ココロ
           と
           ココロが

    君の  
     世界の全てを
      作り上げていたという
             ことを

        君が向かう世界は
      一人では
         たどり着けない理由が
        理解できただろか?

      正直者は馬鹿を見る?

     そんなことを言う奴は
          偽物野郎

       本当の光り輝く
        自分のための
          自分にしか
            見えない
          素晴らしい世界

        その世界は
          正直者しか
       見れないということを

      君にはそっと教えておいたよ

       自分を信じるチカラ
          を握りしめて

       人のココロを
         常時
        自分よりも
          大切にしなさい

         君のたどり着く
            世界は
          君の思っている
             よりも
          遥かに素晴らしい
             世界だからね

        想像するだけで
         ワクワクするね

        このことを忘れないで
        考え過ぎないように
          毎日を楽しく
          過ごしなさい

        目を閉じると
       いつも人のココロが
        君を包み込んでくれている

        そのことに
       早く気がつけるように
       1人前に成れるように
           頑張りなさい


 
2025年07月21日 08:16

ゴルフスイングで無駄なチカラが邪魔してしまう理由!?part1

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 ゴルフの練習を頑張ってしているとゴルフの調子の波が必ずできます。

 何故、調子の波ができるのか?というとその理由は1つ、2つではなく、多くの原因が調子の波に関係しているわけですが、そのゴルフの調子をいつも安定させるにはどうすればいいのでしょう?


 まずは話しを分かりやすくするために、ゴルフの調子ではなく、日々の自分の体の調子を、365日ベストコンディションで保つことをするためには?と考えてみることにします。

 毎日、健やかで、楽しくて、心も安定している。

 皆、たくさんの時間をかけて人生を歩んできているわけですから、毎日、自分の体調をベストコンディションを保つためには何をすればいいのか?は実践出来ているかどうかは別として、何となく分かっているはずです、、

定期的に運動をする

バランスの良い食事をする

ストレスを発散するための時間を持つ

睡眠をきちんと7時間〜8時間とる

社会的に役に立てる何かを少しでもする


、、どうでしょうか?

 毎日こういうことを心掛けて過ごしていれば、ベストコンディションを保てるわけですが、きちんと実践できている人はどれぐはいいるのでしょうか?

 そんなこと言われたって、1日の中で色々とやることがあるからできない、、と言う人もいるかもしれません。

 ですが本当に色々とやることがあるからという理由で実践できないのでしょうか?

 どれだけ時間をかけてでもいいから、ゆっくりと自分の環境と生活習慣を変えていくことはできないのか?

 それをやろうとしないのは何でなのか?


 良くも悪くも1度ついてしまった生活の習慣を変えることは、かなりのモチベーションが無くてはできることではありません。


ちなみに、ゴルフの調子も、、

定期的に運動をする

バランスの良い食事をする

ストレスを発散するための時間を持つ

睡眠をきちんと7時間〜8時間とる

社会的に役に立てる何かを少しでもする

を続けていると、とても上達が早くなるのは間違いのない事実です。

 間違えた練習を毎日頑張るよりも、まずはこの習慣を続けることのほうが絶対にゴルフは上手くなります。

 心と体が整っていれば、スポーツの上達は早くなる。当たり前の話しですよね。
 
 睡眠不足で、イライラして、心に不安がある状態で練習していたっていいアイデアなんて湧きません。

 私自身が難しいのは睡眠時間を確保すること。

 練習した筋肉の動きを寝ている間に、脳が練習の動きを記憶することが判明しているので、睡眠時間を確保しないと練習したことを覚えられないのです、、

 睡眠時間が少ない人は、上達のスピードがかなりゆっくりになることは、日々の多くのレッスンの経験からも、私はその通りだなと深く感じています。

 メジャーリーガーの大谷翔平選手か沢山寝ることで有名ですが、大谷翔平選手の影響で全てのアスリート、有能なビジネスマン達が睡眠時間の重要性を認識して睡眠をきちと取るようになっているのは、睡眠の科学の発展からも、大谷翔平選手の大きな実績からも、いい習慣を見習おうとしているからです。

 今となっては、睡眠時間を確保できないのは、自分のスケジュールをコントロールできない人という考え方になってきている。

 睡眠時間が取れないぐらい忙しいんだよねと自慢する時代はとっくに終わってしまって、睡眠時間を7時間〜8時間取ることからスケジュールを決めなくてはいけないのが、コンデショニングの基本だということを理解し直さなくてはいけません。

 今、私はこの睡眠時間をきちんと取れるように、出来るだけ自分のスケジュールを組むように努力しています。

 人によっては、子供や介護しなくてはいけない家族のお世話などで睡眠不足が余儀なく解消出来ない方もお見えになると思いますが、それは最優先なことですし、仕方の無いことです。

 そういう人はお昼寝を20分〜30分、必ず朝起きてから15:00までの間にすると睡眠不足が少し解消します。

 睡眠不足は脳の老廃物が溜まってしまうので、出来るだけお昼寝で解消してあげることをおすすめします。お昼寝でも脳の老廃物は流れるという研究結果もあります。

 さて、本題に戻ります。

 ゴルフの調子を安定させるために、先程までに説明した生活習慣を実践したとします。

 準備は万端、さあ上手くなるための土台は作ったよ!練習を頑張るぞ!

 と始めたとしても、もう一つの問題が発生してしまいます。

 それは、練習していると少し調子が良くなってきた!

 やった!楽しいなぁ!

 と思っているのも束の間、集中力が切れたり、体が疲れてくると、無駄なチカラが入って打てなくなってしまう。

 それは何でなの?

 どれだけ健康な生活を送っている人でも、ゴルフのことを練習してゴルフスイングをある程度覚えなければゴルフはできません。

 ゴルフを簡単に楽しむだけでも、やはり、ある程度の努力は必要です。

 健全なる精神と体をもっていても、やはり練習しなくてはゴルフスイングは出来ないのは間違いないこと。

 練習していくうえで、健全なる精神と体をもっている人は上達は早い、、

 でも、健全なる精神と体を持っていても、間違えた練習をしていては上達はしない、、

 練習していると直ぐに無駄なチカラが入ってしまって上手く打てなくなる。

 何故?本当の上級者に成るまでに、無駄なチカラが練習の上達をいつも邪魔してしまうのか?

 そのことを今回はきちんとお話ししていこうと思います。

 体の無駄なリキみを取る、、

 練習を一生懸命していたとしても、無駄なリキみが入ってなかなか上達できない人がいるのは、なんでなのでしょうか?

→→つづく←←
2025年07月16日 18:21

レッスン生のHさん74歳にしてエイジシュート達成!?おめでとうございます!!

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 私のレッスンを長く受け続けて頂いておりますレッスン生Hさんが、2025年5月22日に74歳でスコア74でのプレーで、エイジシュートを中部国際ゴルフクラブにて達成されました。

 ゴルフレッスンを生業としているゴルフコーチとして、エージシュートを達成していただくということは最高の喜びであり、感極まるものが込み上げてきた感情になったことは言うまでもありません。

 2007年頃から現在に至るまでの約17年、私を信じて、私のレッスンを受け続けて頂いているのですが、上手くなることを諦めないそのメンタルの強さは、私のレッスンを受けている歳月の長さ、で皆様もご理解頂けるのではないでしょうか。

 はじめてHさんとお会いした当時はスコア90台で安定していました。

 そこから約17年かけてエイジシュートを成し遂げたわけですが、私とHさんは何をしてきたのか?

 その逸話を皆様にお話しさせて頂きます。

 Hさんがどんな方なのか?を言い表すと、、名調子で落ち着いていつも話す名俳優といった感じです。

 何かのドラマや映画のワンシーンで、そのストーリーの大切な場面で、何かのセリフを皆の心に届くような語り口で出演していたでしょ?と思わせるような味のある雰囲気を持っています。

 そして、エイジシュートを達成するぐらいの方ですから当たり前のことなのですが、強い信念をいつも抱いている。

 Hさんと私はゴルフの話しだけでなく、色々な世間話しや人生論を、17年間の間、本当に沢山お話しをしたと思います。

 この長い時間をかけてきた雑談もHさんのゴルフ上達に関係していて、ゴルフの深い所にある大切な要素を、こういう雑談で私はHさんにお伝えしてきました。

 その様々な会話の中から上達の糸口をつかんでいくHさんは豊かな感性を持っているということは間違いのないこと。

 なぜなら、結果として、事実としてエイジシュートを達成したのですから、、


 このブログを読み続けていただいている方には分かる通り、私は強烈に自分の世界観を持って、その自分の世界観を大切にゴルフの仕事を続けています。

 プロゴルファーやアマチュア競技ゴルフ上級者へコーチングするためには、どんなことにもびくともしない強い世界観を持たなくては、コーチングをし続けることはできません。

 そんな世界観を持った私に、負けないぐらいの世界観をHさんは持たれていて、世界観と世界観がぶつかり合う、、のではなく、お互いの世界観を尊重し合う形でレッスンを約17年進めさせて頂きました。

 というわけで、Hさんへのレッスンは言葉の選び方がとても難しく、Hさんの世界観に浸透していくような表現の言葉を選び続けることは、まさに前頭葉の脳細胞は全集中を強いられ、その経験が私のコーチとしてのレベルを長い時間をかけて引き上げて頂けたことは間違いのないことです。

 そんなHさんには、色々と心から感謝しています。

 では、実際にHさんにどんなレッスンをしてきたのか?というと?

 17年の月日をかけてきたので、一言では説明はできるものではありませんが、敢えてテーマを作るなら、
「超効率のスイングを一生かけて求めていく」
という感じです。

 今となっては、Hさんは仕事を完全にリタイヤされていて豊かな第2の人生を送られていますが、レッスンを受け始められた17年前はまだ仕事は現役で、お仕事をしながらのゴルフレッスン通いだったので、私のレッスンを受け始めてから10年はとてものんびりとレッスンを受けられていました。

 のんびりと17年レッスンを受けることの凄まじさ、、と言ったら、皆さん、、その月日を想像していただけたらその凄さが理解できるかと思います。しかも、今が一番ゴルフが上手くなっている、、

 そして、私とHさんとの最初の上達への道での関門が、、「夏バテ対策」だったのです。

 夏になると、「吉田コーチ!夏バテでチカラが入らないので、それなりのレッスンでお願いします。」

 と言われて、それをどうするかを2人て悩んでいたことが、今でもありありと私の頭の中で思い出されます。

 その「夏バテ」をどう克服していげばいいのか?

 それを悩みに悩み、ありとあらゆる工夫をこらし続けて気がつけば17年経っていたという感じで、17年は長いようであっという間でした。

 そして、その「夏バテ対策」など数々の工夫したことが、Hさんのエイジシュートに繋がったわけです。

 今でも、私とHさんのレッスンの会話の中で、あの「夏バテレッスン」を思い出してください、、という会話が時折出てきます。

 どれだけ夏バテで体力が奪われていても、パチンと芯には当てること!

 そういう芯に当たるドリルをとてもない時間をかけてHさんはやりきったというわけです。

 もちろん、アドレスのバランスや、ボールの前後左右の位置が正しくなければ、練習ドリルの意味は薄くなってしまいますので、私が常に17年間、そいうこと全てをチェックしながらコツコツやってきたのです。

 今となっては、芯に当てるための勘が体に染み付いて、ちょっとやそっとでは調子が悪くなったとしてもパチンと打てるようになった。

 基本が体に染み付いたということです。

 こういう時間をかけて正しい技術を体で覚えた人のことを「匠」と言いますが、Hさんはまさに「匠」の境地へとたどり着いたわけです。

 夏バテを克服することが、、エイジシュートに繋がったなんて、よく考えてみると面白い話しですよね。

 そして、もう一つHさんと私がいつも意識して取り組んできたこと。

 それは、メンタルのバランスを大切にすることです。

 Hさんと私との決まった合言葉があるのですが、その合言葉とは何か?

 それは、、

「謙虚と感謝の気持ちを忘れない」

 何年もこの合言葉をお互いに言い合って来たことは、私にとっても多大なる恩恵を受けることになりましたし、Hさんにとってはスコアメークが上手になることに繋がったのです。

 長い月日のなかでメンタルを安定させるということは、いざ実践してみると簡単なことではありません。

 調子が良い時にに自分を戒めて、調子が悪い時は自分を客観的に見て踏みとどまる。

 この良い時と悪い時の波を穏やかに修めてくれる言葉が、「謙虚」と「感謝」を常に忘れないこと。

 Hさんへレッスンしている時に、調子が良くなりすぎているときは控えめに練習しましょう、、調子が悪い時は基礎練習に戻れば必ず良くなりますよ、、と17年間言い続けることによって、競技ゴルフでのメンタルのコントロールのやり方をHさんは理解したのです。

 いざ実戦の試合で良いスコアでプレーする結果を残す。

 ゴルフはやはりメンタルの安定が重要なスポーツです。

 言うのは簡単ですが、実際に試合でスコアを良くすることはなかなかできることではありません。

 調子が悪い時でも、ボールをある程度前に飛ばせられていたらショートゲームでカバーできるんだよ、、

 調子が良すぎる時に、調子に乗って振りすぎると、振りすぎた罰としてスイングのバランスが壊れるんだよ、、

 こういうメンタルを、何十ラウンド、何百ラウンドして養っていくのが、ゴルフのメンタルを養うということなのですが、本当に理解するには身を持って経験していくほかありません。

 自分の人生を振り返ってみてください。

 あの時に、「謙虚」と「感謝」の気持ちを大切にしていれば、、あんなことにならなかったのに、、

ということは自分の中でありませんか?

 分かってはいるのに、人には必要のない欲ばりな欲がありそれが人生を狂わしてしまう、その報いをうけることを業といいます。

 「因果応報」とは良い行いをすれば良い結果が、悪い行いをすれば悪い結果が、長い時間をかけて巡りに巡って自分に返ってくるということ。

 Hさんと私は、この世のなかの「因果応報」の仕組みを理解しようと、お互いに「謙虚」と「感謝」という言葉を言い合ってきたのですが、それが本当に本当に素晴らしいことだったと、Hさんはエイジシュートをもって私に教えてくれたのです。

 ゴルフの調子が良すぎる時は控えめに、ゴルフの調子が悪すぎる時は基本に戻る。

 皆さんこれをできますか?

 ゴルフを続けると良いことが有る。

 それは、1つはゴルフは運動なので健康になるということ。

 そして、もう一つはメンタルが安定しないとスコアメークなんて全くできないことが分かり、「謙虚」と「感謝」の大切さをスコアという数字を持って常に自分を戒めてくれること。


 74歳になっても成長できるということを、身を持って教えくれたHさんに対して私は本当に深く尊敬しています。

 言わずもながな、、パターとアプローチのレッスンは17年間のなかで、エイジシュートを達成するまでに、どれほどしたのか?ということは、皆さん分かっていることですよね。

 私はHさんに17年間、基本練習とメンタルの安定とショートゲームをレッスンし続けました。

 そして、この場を借りて、私は敢えて、、敢えてHさんに言いたいことがあります。

 まだまだHさんはゴルフを上手くなれます。

 プロゴルファーの世界を研究している私には、Hさんのゴルフをまだまだ研ぎ澄まさせることができる自信を大きく持っています。

 より楽に、より楽しむために、さらにゴルフを磨いていく気持ちを強く持って頂きたい。

 ショートゲームも、もっともっと上手く成れます、、

 そして、数え切れないほどのエイジシュートをこれからも積み重ねていきましょう。


 最後に更に皆様を驚かせる偉業をHさんがしたことをご報告して、結びの言葉とさせて頂きます。


 2025年6月12日中部国際ゴルフクラブでのグランドシニア杯、、にて、、
「スコア73」でスコア74からベストスコア更新されました。そして、エイジシュート2回目達成!!

 どうでしょうか?

   Hさん!!さすがです!!

          粋ですね!!
2025年07月07日 16:43

2024年秋から2025年に発売されたドライバーのどのモデルが評価されているのか?part5

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 コブラのDSアダプトシリーズは実際にコースで試してみるとどうだったのか?

 私は先にDSアダプト Xを購入してから、その後にDSアダプトMAX Kを買い直しているのですが、その理由は?

 本音で言うと、DSアダプト LSとXは、前作ダークスピードからの基本設計が同じなので、スピンがかなり抑えられため、当たると驚くほど飛びます。、、しかしやはり、少しでもスイングの調子が悪いと、クラブが助けてくれる感じが少なすぎて、気難しい感じは否めない。

 そこで、私が絶賛していたフューチャーフィット33を使い、フェースの角度を調整してみると、、明らかにボールの飛び方が変わるのは間違いないのですが、フェースの反発が強すぎるのと、低スピン過ぎて、変えたフェースの向きにそのまま滑るように飛んでいってしまう。

 結果として、フューチャーフィット33で調整するのがかなり大変でした、、

 33パターンもあるので、本当にスイングが安定している時で無いと沼にハマることになるのは間違いないということです。

 コブラ社としても、フューチャーフィット33はクラブフィッティングをするうえで、最後の最後に調整として使って欲しいと言っていた理由が良く分かりました。

 しかし、、ここからが重要なポイント。

 飛ばしに特化していないモデルにはとてもフューチャーフィット33はいいことが判明したのです!!

DSアダプトMAX K


 このモデルは凄い!

 寛容性もあり、飛距離もきちんと出る。

 そしてミスに強く、癖もなし。

 クラブ選びに疲れてしまったよ、どのドライバーも難しく感じてしまう、という人はこのDSアダプトMAX Kを是非試してみてください。楽で、打ってて気持ちよくて、安定するので、とても面白いドライバーです。

 そしてフューチャーフィット33の調整がやりやすいですし、本当に自分に合ったドライバーにカスタマイズしやすいと私は感じました。


 ただ、ボールの球筋を打ち分けたい人はこのDSアダプトMAX Kだと少し満足できない可能性がありますので、そいう方は以下のモデルがおすすめ。

テーラーメイド
Qi10ノーマル
Qi35LS(10.5度に限る)

キャロウェイ
パラダイムトリプルダイヤ
Aiスモークトリプルダイヤ
エリートトリプルダイヤ

ピン
G430MAX
G430LST
G440MAX
G440LST

タイトリスト
TSRシリーズ全てのモデル
GTシリーズ全てのモデル


ダンロップ
Mk2 LS
ZXi 5 LS
ZXi TR

といった感じでしょうか?

 このリストアップしたものに、自分に合うカスタムシャフトを見つけることができたら、それこそ確実に5年以上は気に入って使い続けることができますので、もしよければ参考にしてください。



 今回は、キャロウェイに関しましては多くを語らなかったのは、先にもお話しした通り、エリートシリーズの前々作パラダイムからAiフェースの性能が良すぎて、そこから先のモデルの性能差が分からないというのが本音です。

 パラダイムシリーズになってレベルが80から100に急に上がって、Aiスモークシリーズがレベル101、エリートシリーズが102に少しレベルアップしたみたいな感じと例えると分かりやすいかもしれませんね。

 私としましては、キャロウェイAiスモークシリーズが実績や今現在使っているプロゴルファー達のクラブセッティングを見ると、一番良いのかなぁと思っていますが、正直、どのモデルも打感やクラブのデザインの好みで選んでも全く問題ないという感じなのです。

 ゴルフクラブ選びは本当に難しい。

 その人のスイングの癖や体の骨格によって合う合わないが確実にある。

 私はこれからもゴルフギアオタクとして新製品を味わい続けますが、もうデータでは分からない領域までどのメーカーも進化してしまいました。

 データでは語れない要素を、メーカーは追究していけるのか?

 それを、私はこれからも観察し続けていきたいと思います。

 クラブの進化を感じることができるように、基礎練習を日々怠らず、スイングをきちんと安定させて、トレーニングもきちんと継続していかなくてはいけませんね。

 いつも言うように、本当は、、ゴルフクラブを味わう前に、きちんとしたスイングを身につけることが大切だということは言わずもながな、、

どれもいい!でもこれ特にが好き。

が正解!

 これしか打てない、あれは打てない、、はクラブ云々の前の話し、、

 スイングの基礎、本質を作り上げて、色々なクラブを試打する喜び、、

 この面白さといったら、地球上でのありとあらゆる娯楽の中でもトップクラスなほどのレベルな楽しさ、、

 もう私はゴルフクラブの虜で、ゴルフに魂を売ってしまった人間なのです。

 まだ打ったことの無いクラブはどこにある!

 さあ、ゴルフクラブメーカーさん、、私をどう驚かせてくれるのか今後も楽しみにしていますね。

 本当にいい究極のドライバー、、

 データがいいだけではなく、感覚に感性に訴えかけてくるドライバー、、

 技術を開発していく人は今の技術に満足してはいけない。

 まだまだ色々なアイディアが眠っている。

 未来というものは、夢と希望が無くては成り立たない。

 その夢と希望を買い続ける人達の中のひとり、、それがゴルフクラブオタクである私なのです。


→→おわり←←
2025年07月03日 18:52

2024年秋から2025年に発売されたドライバーのどのモデルが評価されているのか?part4

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 何故、テーラーメイド社の今年のQi35コアモデルがトーナメントプロ達に受け入れられにくくなっているのか?

 それは、、球筋の操作が出来ない、、フェードとドローの打ち分けがしにくいのです。

 あまりに性能が高くなりすぎて、慣性モーメントを大きくして直進性が良くなり過ぎた結果、自分の思い描いた球筋とは違うかたちで、イメージとは違う球筋で安定してしまう。

 つまり、凄く安定はしているけど、この感じならこう飛んでいくよねというのとは違う球筋になる。その球筋がきちんと毎回出るからいいけど、なんとなく違和感がある。


 もっと分かりやすく言うと、アイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッドは色々な傾斜から打つので、色々な球筋を打てなくてはプロは使いません。

 フラットな傾斜のないところでめちゃくちゃ飛ばせる、飛び系のアイアンを、プロゴルファーが使わないのは、傾斜地からコントロールできないから。

 Qi35コアモデルはどちらかというと飛び系アイアンのような位置づけに寄せてしまったので、球筋をある程度はコントロールしたいプロゴルファーからは今回は保留にしますと答えを出されてしまったのです。

 私の印象としては、アイアンからフェアウェイウッドのイメージしている球筋でQi35コアモデルを打つと、自分のイメージとは全く違う球筋が、同じように安定して出てしまう。

 安定はしている。でもアイアンからの流れでティーショットが打てないのは少し違和感がある。

 また、ハードヒッターがQi35コアモデルに硬めのカスタムシャフトをつけて打つと、、少し捕まりが良すぎて左に引っかかる時がある、、

 マキロイもQi35コアモデルを使った試合は球筋がよく左に引っかかっていた、、

 トータルのバランスでいうと、前作Qi10ノーマルモデルのほうが素直で設計のバランスが上手かったということになります。

 新しくしようとして、何かを無理に変えていくことが必ずしも良い方向に行くとは限らない、、

 電化製品でも、車でも、服などのファッションも同じですよね。

 前のモデルのほうがいいよね、なんで変えちゃったんだろ、、って良くある話しです。

 ということで、私がテーラーメイドQi35シリーズの中で選ぶとするなら、Qi35LSになります。

 QI35LSは球筋を打ち分けるための操作性もいいですし、クラブヘッドの座りやフェースの見え方も抜群。10.5度を選べば誰でも打てますし、テーラーメイドが好きな人はとてもおすすめです。

 コリン モリカワ選手がQi35LSを選んだ理由が私には凄く理解できます。5年前のSIMドライバーから今に至るまでに、ようやく気に入ったモデルが見つかったと言っていたと彼は言っていましたが、打ってみたことが無い人は一度試してみる価値は大アリです。

 次はコブラのお話し。

 私が今年絶賛していたゴブラのDSアダプトはどうだったのか?

 本音で評価します。

→→つづく←←
2025年06月25日 08:19

2024年秋から2025年に発売されたドライバーのどのモデルが評価されているのか?part3

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 ピンのG440シリーズをコースで打ってみた感想としては、今の所、ドライバーの打ちやすさを現段階でギリギリまで追求できているのはピンG440だなと思えるぐらい、優しくて性能がいい。

 もし、このドライバーを使って上手く打てないのなら、、もうそれはクラブのせいではなく、スイングの基本が出来ていません!打てないのはクラブのせいではありせん、と言ってしまってもいいぐらい、打ちやすい。

 今年、来年のトーナメントでG440シリーズのドライバーで沢山のトーナメント優勝者が出ることは間違い無いと予想できてしまうぐらい良いドライバー。

 私はシリーズの中でも、G440MAXの9度のヘッド形状が好みだったのでこのモデルを購入しましたが、色々なカスタムシャフトをつけて楽しんでいます。

とにかく楽、、

楽過ぎて、怖い、、

 少しミスしてもドライバーが助けてくれる反面、裏を返して言うとミスしたことが分からなくなる、、スイングのズレを気がつけなまま時が経つということになる、、

 ゴルフコーチとして、これほどまでに怖いことはありません、、

 あまりにミスを補正されてしまうと、スイングの悪い所が分からなくなる、、

 なので、私はG440MAXに合うカスタムシャフトをフィッティングで見つけられたら、体が疲れていたり、気分転換で楽にゴルフをしていく時にG440MAXを使うだけにしてエースドライバーのQi10ドライバーに戻そう、、と自分で決めました。

 やはり、去年のテーラーメイドQi10ノーマルドライバーが私にとっては、色々な意味で気に入っています。アイアンのように良いスイングの時は飛んで、スイングが良くない時は少し飛ばないほうが、長い目で見たら自分のスイングにはプラスになるなと思うからです。

 第一線で戦うプロゴルファー達のアイアンは、何で凄く飛ぶキャビティアイアンを使わないのか?スペックがしっかりとしていて、ミスの時はミスだと直ぐに分かるものを使うのか?

 競技ゴルフをしていくうえで、ドライバーにもこのようなアイアンと同じシビアな要素があったほうが、長い目で見るとスキルが上がったり、大きなスランプになることを防ぐことができるという一面もあるのです。

 先日、38歳で優勝した申ジエ選手が、同じことを語っていたことは興味深いことですね。

 凄く良いショットをしたら凄く感じが良い、良くないショットをしたら、その良くないということをやんわりと教えてくれるぐらいの感じ、、


 シェフラー選手とマキロイ選手がQi10ドライバーを気に入っている意味が私にはとても良く分かります。

 そういう意味で、アイアンやユーティリティのようなシンプルさを持ち合わせているドライバーが今後のゴルフクラブメーカーは求められることになるのだと私は予想しているのですが、飛距離とスピン量のバランスを追究していくことは容易ではありません。

 スピンを減らして飛距離を追究しすぎると不安定になり、スピンを増やして方向性を安定させると飛ばない。

 ちなみに、私はピンのG440MAXの顔が好みだったのでこっちを選びましたが、G440LST の方がロースピンになるので飛距離性能はG440MAXより上です。約5ヤードぐらい飛びます。

 私はせっかくピンを選ぶのなら、寛容性と安定感を選んだほうがいいと思いますので、どちらかというとG440MAXをおすすめします。

 次に、テーラーメイドQi35シリーズはどういう評価になっているのかをお話していきます。

 シェフラー選手もマキロイ選手もネリーコルダ選手も前作Qi10を気に入って変えなかった、、

 マキロイ選手がQi10ドライバーの反発係数測定で使えなくなってしまって、Qi35コアドライバーをテストして使い始めているけども、、どうもしっくりこない。

 結局、今年6月の全米オープンを見ると、マキロイ選手はQi10を使っていた、、


 それはどういう理由で何故なのでしょうか?

→→つづく←←
2025年06月21日 06:21

2024年秋から2025年に発売されたドライバーのどのモデルが評価されているのか?part2

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 実際にコースで使ってみて、2024年秋から2025年に発売されたドライバーの中で総合的な評価が高いドライバーは?

 それは、、ピンG440シリーズ全てのドライバーと、先に説明したタイトリストGTシリーズ。

 ピン以外のメーカーのドライバーも、もちろん良い所は沢山ありました。

が、しかし、、2023年、2024年に発売された、

テーラーメイド
Qi10ノーマル

キャロウェイ
パラダイムトリプルダイヤ
パラダイムAiスモークトリプルダイヤ
パラダイムAiスモークトリプルダイヤMAX

のモデル達が良すぎた、、というのが今現在のトーナメントツアープロ達の使用モデルを広く見てみると明らかになっています。

 分かりやすく言うと、性能がそこまで変わらないという感じなら、慣れてきた前のモデルを使いたい、というプロゴルファーが多いのです。

 マキロイ選手はテーラーメイドQi10ドライバーでグランドスラムを達成しましたし、シェフラー選手も同じQi10を現在使用しています。

 そしてマキロイ選手のQI10がフェースの反発係数の検査に引っかかり、Qi35モデルを試しているものの、ドライバーの調整がうまくいかず、ここ数年で一番ドライバーが良くない調子になっています。

 キャロウェイの看板選手であるザンダー  シャフリー選手はエリートトリプルダイヤに変えたものの、去年にメジャー2勝を上げたAiスモークトリプルダイヤの成績を残りの試合で越すことができるのか?が注目されすし、世界ランキング7位のセップ ストラカ選手はAiスモークトリプルダイヤのままです。

 日本男子ツアーランキングの上位ランカーのドライバーを見てみると、、キャロウェイAiスモークシリーズとタイトリストGTシリーズ、タイトリストTSRシリーズの選手ばかり、、

 私の過去のブログで、もし私が試合の結果を優先的に重視してゴルフをするならタイトリストを選ぶことになる、と書いたことがありましたが、その理由はドライバーを選ぶ労力が必要無いからです。

 タイトリストのドライバーは、飛ぶ、飛ばないということよりも、アイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッドの流れを大切にしているので、コースマネージメントをすることを主にするなら、絶対的に間違いの無い性能を誇っています。

 それに対して他のメーカーは、それに対して何か性能の味付けをしようとして、飛びはするものの、何かドライバーとしてのバランスを壊してしまっている感じが否めないものが多い。

 プロゴルファーが選ぶドライバーというのは、試合で信用できる性能のバランスが良いものだけ。

 一応、今年発売されのほとんどのモデルを試打しましたし、できる限りコースで試してみました。

 そんな中で、皆さんにおすすめできて、コースで打ちやすかったモデルは、、

それは、
ピン
G440MAXとG440LST

テーラーメイド
Qi35 LS (10.5度のみ)

コブラ
DSアダプト MAX-K

になります。

 ちなみにキャロウェイのパラダイムシリーズ、Aiスモークシリーズ、エリートシリーズは好きな人は好きで、正直どれもいい。

 どれもいいけど好みで選んでいいぐらい、性能が高すぎて違いが分からない、、というのが本音。このことは後から話しますね。

 ピンG440から順にお話ししていきたいと思います。



→→つづく←←
2025年06月18日 17:15

2024年秋から2025年に発売されたドライバーのどのモデルが評価されているのか?part1

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 2025年も上半期の半分が過ぎようとしてきる現在、最近発売されたドライバーは結局何が実際に評価されているのかを、今回はお話ししていこうと思います。

 今年の始めに色々とクラブを評論して、それからずっと、ああでもないこうでもないと新製品を色々と試し続けて来ました。

 私がどうやってゴルフクラブの評価をするのかというと、先ずは自分が打って試してみて、後はゴルフトーナメントで上位に来る選手のクラブセッティングを調べてみることをします。

 正直に言いますと、一般の市場でどれだけ売れたのか?ということは私はあまり重要視しません。

 なぜなら、市場で売れる売れないというのはメーカーのマーケティング戦略によるところと、流行りが起こっているかということが大部分を占めるので、本当の真価を知ることはできないからです。

 去年のトーナメントで結果を出したドライバーを言うと、

テーラーメイド
Qi10ノーマル
Qi10MAX

キャロウェイ
パラダイムAiスモークトリプルダイヤ
パラダイムAiスモークトリプルダイヤMAX
パラダイムAiスモークMAX D

ピン
G430 LST
G430MAX 10K

タイトリスト
TSR2
TSR3

スリクソン
zx5 mk2
zx5 mk2LS

が実際にトーナメントで多くの結果を残しました。

 ゴルフクラブのトーナメントでの実績。実績を残すことほど、これほどまでに正しく評価ができる基準はありません。

 そして、今年の上半期はどうなっているのか?

 それは、、

タイトリスト
GT2
GT3

ピン
G440 MAX
G440 LST

テーラーメイド
Qi35 LS

キャロウェイ
エリート トリプルダイヤ

スリクソン
ZXi TR

 が今のところ今年上半期で実績を上げているクラブ。

 もっと細かくいうと色々なモデルもあげることができますが、1つ1つ説明してしまうととんでもない量の情報になってしまうので、ここでは大きな枠組みでの実績とします。

 そして、この中で総合評価ナンバー1は、、

 タイトリストGTシリーズドライバーです。


 えっ!意外と思った人は、、トーナメントを観戦していないから、、

 試合を見ていると、じわじわとタイトリストプロ使用率が増えていることは明らかです。

 最近はゴルフクラブメーカーから離れフリー契約で自由に使う選手達が多くなり、そのフリー契約選手達がこぞって使うクラブがタイトリストGTシリーズ。

 タイトリストGTシリーズの何がいいのか?

 一言で言うと、アイアン、ユーティリティ、フェアウェイウッドの打ちやすさの流れがGTシリーズのドライバーにはしっかりとあるからです。

 最近のドライバーは飛距離のために基本設計がドライバーだけ少し変化をつけて開発されることが多い。

 データ上、飛距離を最大限にするノウハウが企業間のなかでデータが蓄積されてきて、計測値はどのドライバーも良くなっています。

 それに対して、GTシリーズドライバーは、アイアンやフェアウェイウッドのようにコントロールすることを主に設計されているので、フェアウェイウッドのような打ちやすさがきちんとあるのがGTシリーズの良さ。

 最近のほとんどのドライバーはデータ上の性能がかなり上がって性能技術の飽和状態にきてしまいました。データ上では、、どれも同じ、、

 どのドライバーを打っても、自分に合ったスペックにすれば飛距離は大体同じになってしまうので、それ以外で何が大切になってくるのかということが求められるようになってきてきるのです。

 その求められていることが、コースでの安心感、信頼感があるか?です。

 凄い飛ぶけど、スイングが乱れると行っちゃけいない方向にも凄い飛ぶ、、はあまり意味はないよね、、ということ。

 試打データは良いけど、本番コースでは自分のイメージした球筋にならない。今、いい感覚で打てたのに、何で?今の球筋になるの、、?

っていうのはコースでは使えない。

 今年も私は沢山の新作ドライバーをコースで試しました。

 どれもそこそこ良い。

 その中で良かったドライバーは、、

→→つづく←←
2025年06月14日 20:17

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