1.4秒の小宇宙🏌️
ゴルフのスイングというのはなかなか完成しません。何故なのでしょうか?でも私達はいつか本当にいいスイングに出会えて、練習しなくても楽にプレーができることを夢見ていろいろなことを試します。
でも、例えて言うなら私達の普段の生活で凄く体調がいい日もあれば、悪い日もあるのは当たり前ですね。生きていれば変化はあります。365日体調が絶好調というのはあり得ることなのでしょうか?それと、スイングの好調を保つことは似ています。悪い体調の時に、パーが取れるスイングを作るということは考えたことはありますか?プロゴルファーは一年間試合があります。体調が悪い時にも、予選を通過しなくてはいけません。では、どうすれば予選を通過できるようになるでしょうか?プロだからと考えないで、自分に当てはめて考えてみてください。基本を大切にすることや、よりシンプルに合理的にスイングを見つめ直すなど、より難しい状況になればなるほど堅実に実直に考える必要があります。
そして、テークバックからフィニッシュまで1.4秒しかないスイングのなかで、あれやこれやと試してみても、試した後で、また1.4秒ということと向き合えないと、自分の情報処理能力が追いつかなくなって、どんどん固くてリズムの良くないスイングが出来上がってしまいます。せっかちに、手当りしだいに受け売りの練習ドリルを試してしまう人は1.4秒のなかでなにができるのか常に謙虚になっていただけたら、本当に大切なものが見えてくると思います。1.4秒のなかの小宇宙にいつも私は胸がトキメキます。瞬間で終わるスイングに謙虚に向き合うほど、スイングを研ぎ澄ませば研ぎ澄ますほど基本が大切で、絶対的なものだと分かるはずです。
本当の基本の「凄み」を伝えられるようなレッスンが、私はできるようになりたい!です。どんな世界でも「基本」というものは常に光輝いています。