目標にフェースを合わせることの難しさ?!part2
プロゴルファーは、プロゴルファーになった後でも、スイングを修正していくこととは別に、この射撃や、アーチェリーや、弓道と同じように狙う訓練を平行して練習していきます。一流のプロゴルファーは、射撃の名手のようにわずかなフェースのズレも感じながら、プレーしているのです。
アマチュアの人達は、スイングのせいなのか?フェースが目標に向けていなかったのか?を、ボールが、目標にいかない場合は、どちらが原因なのかを理解していかなくてはいけません。ナイスショットしたときでも、1度~2度ずれたら、1ピン、2ピン左右にずれてしまうことを肝に命じていてください。
プロゴルファーに対してのレッスンでも、実戦で、このフェースを目標に合わせることの訓練は、ものすごい時間をかけて訓練していくことなのです。
どれだけスイングを作り込んでも、結果に繋がらない人は、このようなことに意識を向けると、スイングのことを一時的に頭から離すことができます。
初めてのゴルフ場、試合など緊張するラウンドの際は、このフェースが合わせることが上手になれば結果を出せるようになります。「結果オーライ」は偶然起こるものではなく、ちゃんとしたことを練習していれば、必然的に起こるものなのです。「運も実力のうち」といいますが、すべきことをしてこなければ、「運」はよくなりません。特に、ゴルフにおいては4時間のプレーの中でミスをしても続けなくてはいけないので、確率的、統計学的観点から考えたとして必然的に起こった、「結果オーライ」は、結果が良くなるために必要なことなのです。
「本番に強い」人は、スイングに悩んでいても、プレッシャーを感じても結果を出せるのは、スイング作り以外に、今回のテーマのようなことを知っているからです。
スイングを作るだけでなく、普段の練習を工夫することも上達の1つであるということは忘れないでください。