ゴルフのジレンマシリーズ:「腰を先にまわす」という表現のジレンマpart3
まず、骨盤が前傾することを深く理解するために基礎練習をする訳ですが、自分で骨盤から背骨が前傾しているということをイメージできまるまで、ハーフスイングで練習していくことになります。いわゆるスイングの下地を作るわけですね。下地を手を抜いてしまってはいいスイングができません。
骨盤から前傾していることがイメージできるようになってきたら、起き上がってもいいから速く振ります。とにかく、ビュンとクラブが風を切る大きな音がするようになるのが理想です。
そして、、、また、前傾姿勢を保つ基礎練習をする!
只これだけです、、。ですが、この練習を繰り返す時に、自己流でやっていると、どちらかの練習に偏ってしまうと、ゴルフスイングが分からなくなってしまいます。ある期間、ある練習量をこなしたら次へ、それを繰り返す。1つのことに囚われて、次のことができなくなる。覚えたことが崩れてしまうことが怖くて、違うドリルができなくなる。その悪循環にさいなまれると、上達をするサイクルが止まってしまうのです。
トレーニングをするときにトレーナーをつける意味、勉強で先生をつける意味、スポーツでコーチをつける意味は、どれも同じです。自分でやっていてはバランスよく勉強できない、練習できないからコーチをつける分けですね。「コーチ」とはもともと馬車という意味で、目的まで馬車に乗せていくという意味での「コーチ」なのですね。現状に立ちすくんでいるのを、馬車に乗せて目標を達成させるということは、的確なドリルをバランスよく正しい練習量で上達させるということと、同じです。
ーーつづくーー
2019年06月04日 06:39