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奥が深いゴルフクラブ選び!?part8

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 はい、最後にパターのことについて書いてみます。

 とかいいながらも、一番奥が深い気がする、パターのお話しです。

 昔、私が学生時代の頃、ミズノのツアースタイルパターを使っていましたがそのパターを使って練習していた時が、一番パターの練習量が多かったように思います。一日、2.3時間は練習していた気がします。遥か昔なので定かではありませんが、当時、試合で確実に78以下のスコアを出すために、死ぬ気でパターとアプローチを練習していました。
 絶対に、絶対になにがあってもダブルボギー以上を打たないようにするためですね。

 よく、アマチュアとプロゴルファーとの練習量、練習時間の差が多いのがパターといわれているのですが、
アマチュアの場合、
週に一回、1時間、10年間練習すると、
1時間✕4週間✕12ヶ月✕10年間=480時間

プロゴルファーの場合、
毎日、2時間、10年間練習すると、
2時間✕365日✕10年間=7300時間


 と、あまりにもパターの練習量が違うことが分かるかと思います。ラウンド数も違うので、その分を加味するともっと違うことになりますね。全くパターの練習をしないで、練習場で打ちっぱなしだけしている人は、、、上達するためには、この現実を知らなくてはいけません。

 遠回しに話をしましたが、私がなにを言いたいのか、分かりましたね、、

 パターをひっきりなしに替える人がいますが、できるだけオーソドックスなスタイルのパターで3パットしないまで、まずは練習しなくてはパターを替えても意味はありません。これは絶対です。

 どんなパターを使ったとしても、3パットするかどうかは関係ありません。ロングパットを確実に2メートル以内に寄せて、それを入れる。ロングパットの練習をたくさんすれば、本当なら3パットはあまりしなくなります。
 もし、ロングパットを3メートル以上寄せられなくて、3メートルのパットが入らないと言っている人は、パターを替えても全く意味はありません。

 レッスンの時にパターが入らないんですと言われることが多いのですが、ロングパットを寄せきれていないのに、寄せきれていない所からパターが入らないという人は、パターの練習量が足りないだけです、と、私はよく説明してきました。
 バーディーパットが、アプローチで寄せたパーパットが、入らないというのなら、パターって難しいですよね、と感嘆のため息をつきながら慰めるわけですが、ロングパットの練習量が足りないのは、喝!!となってしまうわけです。

 パターを替える前に、ゴルフ場に行くときは早く行って、ショットの練習はしなくていいので、最低で30分は練習してください。それを30回すればいいだけのことです。
 全然上手くなりません!と言っている人はロングパットの練習をしていないのでしたら最優先で、ロングパットの練習をするといいでしょう。確実にスコアに直結しますので、驚くほど結果に繋がること間違い無しです。

 そして、パターの練習をやり切った人は、3パットをあまりしない人は、、練習を頑張ったご褒美にパターを買うことを許可します!
 と、私に言われる筋合いもなく、買いたい人は勝手に買ってしまえ!と、仕事が、はかどるのでしたら、一番買いやすい価格帯のパターを買っても、私は見て見ぬフリをすることでしょう。

 ちなみに、私は軽く所有してコースに持っていったのは100本以上、試打を含めると1000本以上はパターを試してきました。

 やはり、ひつこいようですがロングパットを2メートル以内に寄せるためには、どんなパターでも関係ありませんが、、バーディーパットのほんの一筋、5ミリのぶれがあるかないかということであれば、パターは合う合わないは確実にあります。

 皆さん、よく通販や、ネット販売でパターを買う人がいますが、私はそれはオススメしません。

 なぜなら、同じモデルで、全く一緒のパターでもほんの一筋の差があり、0.1ミリの誤差でも合う合わないがあるというのが、パターの世界なのです。

 絶対に試打して、ボールを転がしてみてから買う。これは鉄則です。

 実は、、白状すると、今、私はパターを買おうとしてしまっている!状況なのです!
 今年は、なんか調子が良くて、なんかバーディーパットが後1.2個欲しいな、、と練習ではなく、パターのせいにして、なんかいいパターないかなぁーと、レッスンしている人から頼まれたついでに試打したパターが!!良い!!良し!買うぞ!

 と、思いながらもすぐには買わない!それが私の流儀。一日、頭を冷やして、それでもそのパターのことに恋い焦がれてしまっているのなら、もう一度試打して買う、とするところなのですが、一生の不覚、取り置きしてもらうのを忘れ、誰か知らない方の元へ行ってしまったのでした。悔しい!!

 そして、違うお店に行って、同じモデルのパターを試打してみると、全然違うー!!良くない!!と、なってしまって、迷宮入りしてしまいそうなパターンに陥ってしまいました。それから、数店舗試打しにいっているのですが、やはり駄目です。悔しい!!

 と、皆さん、試打してみてからでないと買ってはいけない理由が、分かっていただけたでしょうか?

 自分に合うパターというのは、本当に運、ミラクルな出会いがないと見つからないのです。

 一流のプロゴルファーが、中古ショップに行って試打するという話はよく聞く話ですが、プロモデルのパターをメーカーの人に作ってもらっても、なんか違うとなって、暇ができると中古ショップに行ってしまうことがあるわけです。ほんの一筋の差のために、全てのプロゴルファーが悩んでいる、それがパターの奥の深さなのです。

→→あと一回、つづく←←

 
2021年08月22日 04:44

奥が深いゴルフクラブ選び!?part7

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 ゴルフクラブのシャフトについて興味のある方は興味を持つ前に気をつけなければいけません。
 ゴルフクラブのシャフトは趣味性が強く、もはや禁断のゴルフクラブマニアの入口に入ろうとしてしまう段階の人になります。

 もう、カスタムシャフトに手を出してしまった人は、、、ご愁傷さまでございます。本当に自分にあったシャフトを見つけるまで終わりの無い旅路のまっ最中にいらっしゃるのですね。と言えるぐらい、カスタムシャフトは奥が深いのです。

 ちなみに、カスタムシャフトとというのは、ゴルフクラブを購入する時に、元々の純正のシャフトに対して、純正でないたくさんのシャフトメーカーから選んで、カスタムするための費用を支払ってつけてもらう、特注のシャフトという意味です。

 カスタムシャフト単体では、4万円前後するのですが、新品で購入するときに特注すればプラス2万円前後でつけられるので、上級者のほとんどはカスタムシャフトをつけて購入するケースが多いように思います。

 はい、では、皆さんカスタムシャフトというのは何種あるのでしょうか?

大手のシャフトメーカーさんを挙げてみると、
グラファイトデザイン、
フジクラコンポジット、
三菱ケミカル、
トゥールテンパー、
日本シャフト、
FSTジャパン、
が有名ですが、全てのシャフトメーカーを入れると何十社にもなってしまいます。

 そして、それぞれのシャフトメーカーさんは何十、何百類とモデルを出してきたので、確かではないのですが5000種以上のシャフトが世の中には存在しているのです。

 ちなみに私は、上に挙げた大手さんのシャフトをほとんど、ほぼ試打したことがあります。

 そして、、どのシャフトが好きなのか?と問われるなら、、敢えて言うと何十種類は挙がります。具体的に言うのは大人の事情で言えませんが、本当にカスタムシャフトというのは切りが無いぐらいの数があるのです。

 私は一応プロゴルファーですので、フェード、ドロー、高い球筋、低い球筋、スピン量の調整はできますので、それぞれのシャフトを試打する時に、色々な球筋を打ちながらテイスティングしてきました。

 ここで、カスタムシャフトの意味が2つに分かれることになります。

 1つは、もうたくさん練習してスイングも固まったし、自分の癖ででるミスをカバーしてくれるカスタムシャフトを選ぼうという選択。これは、練習も筋トレもあまりしないし、多少カスタムシャフトに甘えさせてもらって楽をしようとするときの考え方です。

 もう1つは、これからスイングも良くして、筋トレも少しはしていくつもり!練習しなければ少しキツイ難易度だけど、数年先を見越して上級者が可もなく不可もなく打てる癖のない万人向けのシャフトを選ぼうという選択。これは、競技ゴルフをしていく人むけの考え方です。

 どちらの選択も人それぞれで正解はありませんが、絶対にカスタムシャフトを選ぶ時にやってはいけないことがあります。
 
 それは、スイングの癖が大きくて、右や左に大きく曲がることをカスタムシャフトに助けて貰うことです。

 シャフトというのは、硬いものを選ぶと曲がりが少なくなります。
 ある程度経験を摘んで、自己流で楽しんでいて、突然スランプになってしまうと、カスタムシャフトで解決しようとする人がいますが、とてもそれは危険な行為です。

 なぜなら、シャフトに助けてもらいすぎると、本来、治さなくてはいけないスイングを、シャフトが助けてくれるので、悪い癖を固めます!ということになってしまうからです。

 本来、カスタムシャフトを選ぶというのはある程度何でも打てるけれども、自分の感性に合ったものを選ぶということが理想なのですが、
ひどいミスしかでなくて、スイングがとてもおかしいのに、それをカスタムシャフトで解決するのは、私はコーチとして賛成できません。

 ある程度ゴルフ場でラウンドをしていて、ある程度のまとまったスコアでプレーできていて、そこで初めてカスタムシャフトを試してみるということが一番いいのではないでしょうか?

 ちなみに私は、今年、個人的にコースで20種類以上のドライバーのカスタムシャフトを打ちましたが、好きな昔のモデルのほうがいいなと判断したので、昔のモデルに戻しています。私は、数ヤードしか違わないなら、コントロールしやすいほうを選ぶのですが、気に入ったシャフトを超えるものには、なかなか出会えません。

 カスタムシャフトの本当の本当の話をすると、プロゴルファー全員が皆違うカスタムシャフトを使っている。

 それが、答えであり真実です。

クラブヘッドとの相性、
スイングタイプとの相性、
個人的な好み、
使って結果が出た、
など人によって相性の良いシャフトなんて違うのです。

 少し前にブログの中で書きましたが、プロゴルファーを目指すジュニアや、本当にスーパー上級者になりたい人は、なるべくスタンダードなクラブを選んでもらって、パープレーが出るまでなるべく変えないようにしてもらいながら、数年間レッスンを進めていきます。

 当たり前ですが、スイングを良くしなくてはいけないのに、癖を助けてしまうクラブを使った時点で成長しなくなります。

 私の上級者へのレッスンでは、30年前の人は、30年前のクラブでパープレーを出していたのだから、ある程度の腕前になるまではクラブではなく、基礎練習です。が口癖なのです。

 もちろん、最新のクラブのほうが、気楽にエンジョイできるぐらい楽ですし、エンジョイゴルファーには楽で打ちやすいものを選んで欲しいと思っていますが、「ゴルフは良い練習」をすることが一番大切だということを忘れないでください。

 シャフトの話をまとめますね。

もし、あなたがカスタムシャフトを選びに試打しにいく時には、行く前に自分の目的を決めなくてはいけません。

もう練習はあまりしたくないからできるだけ楽なものにしよう。

 スイングをこれからもっと良くしたいから、できるだけ万人向けの癖の少ないものを選ぼう。今の使っているものは癖が強いモデルだから、スタンダードなものを選びに行こう。

と、自分のゴルフの楽しみ方、取り組み方を決めなくては試打しに行っても、選びようがありません。

 ゴルフショップや、シャフトメーカーの試打に行って、測定してくれるお店の人は今のあなたのスイングに対して一番合っているものを選ぼうとします。
ですが、スイングがおかしい時に合っているものを選んでしまうと、スイングが良くなった時にまた買い直しということになるのです。

 一流のプロゴルファー達は、ボールをコントロールして打ち分けられる中で、シャフトを選びます。飛ぶけど、自分の意志とは違う球筋がでるのならば、新しいモデルは選びません。松山英樹選手は10年以上同じシャフトを使用してきました。たまに他のシャフトを試してみるのですが戻ってしまう。全力でシャフトメーカーが松山英樹選手のために開発しているのに、松山英樹選手はなかなか変えようとはしない。その変えようとはしなかったシャフトは、ツアーAD DI8 TXなのですが、癖のない名作シャフトです。

 私のようなゴルフスイングコーチが、クラブシャフトのフィッティングをしたとするならば、シャフトを変える前にスイングを少し治してから、再度シャフトを選びましょう、と、アドバイスできるのですが、プロコーチでもない限りそんなことはできません。

 カスタムシャフトを使ってみたいという人は、少し楽で癖の少ないといわれているモデルを一番最初に使うことを、私はオススメします。そして、お店の人に、スイングも良くしていきたいので、ある程度のミスのデータが出ていても、癖の少ないシャフトならそれに決めますと、自分の口で言わなくてはいけませんよ。何も言わないと、今の癖のあるスイングに対して、シャフトを選ぼうとするでしょう。


 少し長くなってしまいましたが、シャフトの話はとりあえずここまでにします。もっと、書きたいことはありますが、我慢、我慢。

 奥が深いゴルフクラブ選びのブログは、いよいよ次回のパターの話しで一区切りにします。これからも、ちょこちょこゴルフクラブのことは書いていこうと思っていますが、スイングや練習方法やメンタルタフネスの話も書きたいので、パター選びのときの注意点を書いてひとまず休憩です。


 パターは100本以上は使いましたが、、うーん、やっぱり奥が深い、、

 どのプロゴルファーがどんなパターを使っているのか?調べたことはありますか?調べてみると、パター選びの本質が見えてきますよ。

→→あと少し、つづく←←


 
2021年08月14日 20:22

あなたの世界

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 最後まで自分のことを信じきれたのか?

 結果なんてどうでもいい

 何があっても最後までやりきることの意味を
    理解できたのか?

 そのことの大切さを勉強することができたのか?

 不安や体調の悪さや運の悪さが
   あなたを邪魔をするかもしれない

 最後の最後は信じきれる勇気があるかどうか?

   だけ、、、

 また挑戦するときには

 最後まで信じきれるような
   本当の練習をたくさんしてから
     挑戦すればいいだけのこと

 最後まで信じきれないのなら
   信じきれるような練習ができていなかった
     だけのこと

 何度でもやり直せばいい


 失敗もしないで
   あなたにとって最高の
    理想的な練習方法を
      見つけられるとでも
       思いますか?

 失敗をすることもしないで
  自分の殻に閉じこもっているのなら
   まずは成長するための失敗ができるような
    環境を最優先でつくらなくては
     何も始まりません
     
 

 失敗もしないで
  自己流で100万回練習して
   何の意味があるのでしょうか?
 
 価値のあるものを見つけるということは
  そんなに甘いものではありませんよ

 たくさん失敗して
  目標を達成できた人は
   自分よりもっと失敗して努力している人が
    世の中にたくさんいて
     
 自分よりももっと
  いい経験をしているということを
   知ることになるのです


 

 
2021年08月07日 09:30

奥が深いゴルフクラブ選び!?part6

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 ゴルフクラブを購入する時に、シャフトの種類を気にするか?しないのか?

 実は、アマチュアの人でシャフトを気にする人は気をつけなくてはいけません。

 何故なのか?はこれから説明していくのですが本当にシャフトをこだわるということは、奥が深いのです。

 ゴルフクラブに興味の無い人にシャフトについて説明しておきます。
 ゴルフクラブというのは、ボールを打つ部分のヘッド、ヘッドについている棒の部分をシャフト、持つゴムの部分をグリップの3つで構成されています。
 そんなの知ってるでしょ?と思う人がいるかと思いますが、本当に興味のない人は本当にゴルフクラブには興味が無く、クラブの知識が無くて、ラウンドは年間50ラウンド以上をこなしている人は以外と多いのです。ゴルフクラブに全く興味は無いままゴルフというスポーツを純粋に楽しんでいる感覚です。以外と、プロゴルファーでもゴルフクラブには興味が無く競技としてのゴルフを頑張って来ただけというプロゴルファーも以外と多いのです。打ちやすければ何でもいい、、、というゴルフクラブに淡白なタイプのゴルファーも、私のレッスンをうけている人に事実として、たくさんいます。
 
 分かりやすくいうと、体育の授業の時にテニスとか、卓球とか、ゴルフをするときに、先生が用意した古い道具で授業を受けませんでしたか?その時に最新モデルのピカピカでないと授業はしたくないという人はいないと思います。純粋にスポーツそのものを味わうということに道具に新しいも古いもないからです。
 逆に、やったことないスポーツを楽しむときに、スーパー上級者のカリカリチューンナップモデルを初心者の人が使うと、全くそのスポーツの味わい深い要素を知ることはなく、つまらないとなることでしょう。


 私がゴルフのコーチをこなしていく日々のなかで、
初心者の人が、「私はゴルフをやったことが無いのですが、知り合いにこのクラブを貰いましたのでこのクラブでレッスンを受けたいと思います」
と言って、何故か、カリカリチューニングモデルのヤバイ上級者モデルを持ってきてしまうことがあります。
 私は、心の中で、
 誰がこんなヤバい上級者モデルをこの人に与えたんだ!こんな、ヤバい上級者モデルでレッスンしていったら、この人はいつまでも上手に打てなくて、ゴルフを辞めてしまうだろう、、、と思いながら、
 打ちやすくてずっと使えるモデルを予算に応じて買い替えてもらうことにしています。はっきりいって、ある程度の腕前になるまでは、15年前の打ちやすい激安中古のほうが、カリカリ上級者モデルより、マシなのです。

 ゴルフクラブ選びで大切なのがシャフトの種類になります。ゴルフクラブのシャフトの種類があまりにもハードだと全く打てないのです。難し過ぎないシャフト選びが初心者は何よりも大切になります。
 
 ある程度の腕前になると、ミーハーなタイプのゴルファーは、カスタムするシャフトに手を出し始めてしまうことになります。

 カスタムシャフトに手を出してしまうと、とても長いシャフト選びの旅へ、旅立つことになるのです。

 カスタムシャフトに手を出す前に、まず肝に銘じていただきたいのが、18ホールを全部ボギー以上のスコアでプレーできて、スコア90切りを、
たまにはできるようになるまでは、カスタムシャフトをしたとしてもあまり意味はないかもしれません。
 はっきり言うと、やっぱりスイングの基礎練習をしたり、アプローチとパターとバンカーを上手に練習できたら、どんどんある程度までのベストスコアは更新できることでしょう。

 物凄い練習をしていて、自己流で、よほどスイングの癖が強く、ゴルフ歴が5年立ってもドライバーショットがひん曲がるタイプの人は、その癖をカバーするためにカスタムシャフトに助けてもっているかもしれません。

 ですが、どんな種類のシャフトでもある程度は打てて、その中から選ぶというのが、本当は理想だと私は思っています。あくまで私は!です。趣味としてどのように楽しむのかは自由ですから、打ちこなせなくても試してみるのは誰にも咎めることはできません。

 でも、練習してもしてもひん曲がってOBが止まらないのなら、ゴルフクラブてはなくて、スイングを修正したほうがいいと考えるのがスマートだとは思いませんか?

 2.3本シャフトを買うお金で、十分私のレッスンを受けたら、、根本的に原因を治してしまうのに、、
あっ!すみません。レッスンの営業をするつもりは無かったのですが、私のビジネス魂がついつい出てしまいました。お金の使い道は、日本国憲法で自由だということが保障されています。

 カスタムシャフトを苦労して選んだぞー!とやっとのことで選んだとしても、スイングが上達するとまた再び長いシャフト選びの旅が始まる、、ある程度はしっかりとしたスイングになってからでないと、中学生の制服のように、成長と共に買い替えることになります。

 次に、私がカスタムシャフトを何百本とコースで試してきて、結局はカスタムシャフトってどうなの?というインプレッションを語ってみたいと思います。

 カスタムシャフトって怖い、、
でもミーハーな人にはたまらない、、中毒になる、、
カスタムシャフトってお金がかかる、、

→→とりあえず、つづく←←
 

 
2021年08月03日 16:28

奥が深いゴルフクラブ選び!?part5

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はい、では奥が深いゴルフクラブ選びの続きを書いてまいります。

ドライバー、フェアーウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウエッジ、パターと、どのジャンルを書きましょうか?

うーん、どれも書き始めると長くなるし、、、

とりあえず、ドライバーから書きましょう、、、


 ところで、皆さんのヘッドスピードはどれぐらいですか?

測ったことが無いという人は、ドライバーを変える前にヘッドスピードを測りましょう、、

ただしゴルフ場で測らなくてはいけません。

持ち運びできる簡易ヘッドスピード計があるので、皆さん一度はコースで測ってみてください。

1番ホールと終わりの方のホールのヘッドスピードを測ってみると、ほとんどの人が現実逃避したくなるようなヘッドスピードがでるかもしれません。

私がコースレッスンを日々しているなかで、よほどの訓練をしていない限り、練習場で絶好調のスイングをコースでできることはアマチュアの人ではほとんどありません。もしできるのでしたら、パープレーを出したことがある人でしょう。

芝生の上で、傾斜の上で、プレッシャーがあるなかで思った通りのスイングをするのには、たくさんの計算された練習をしなくては無理なのです。たくさんラウンドして、上級者になればそのことが分かってくることでしょう。

練習場で絶好調の時のヘッドスピードと、コースのヘッドスピードを測って、その差があまり無い人は自分にとって少しハードなスペックのドライバーを選んでも大丈夫です。

ですが、ある程度練習してきて、ゴルフの経験も積んで、練習場では凄い球筋がブシューンって出ているのに、コースでは引っかけのミス、プッシュスライスのミスが出るという人は、コースでヘッドスピードがかなり少なくなっている可能性があります。


スイングが良くない、、スイングを改造することもできますが、今回は、クラブの話ですから、クラブでなんとかするということで書いていきます。


おおよそですが、コースでの
ヘッドスピードが30m/sの人は140ヤード。
ヘッドスピードが35m/sの人は180ヤード。
ヘッドスピードが40m/sの人は220ヤード。
ヘッドスピードが45m/sの人は260ヤード。
ヘッドスピードが50m/sの人は300ヤード、、、

コースでのヘッドスピードだということを忘れずに理解してくださいね。

本当にコースでの自分の飛距離を把握している人は上達が早くなります。

コースでコントロールするスイングで、男性は43m/s以上、女性は36m/s以上のヘッドスピードがあれば素晴らしいデータとなります。

方向性を考えずにバカ振りすればヘッドスピードはでますが、スコアメークできないバカ振りでの計測は駄目です。

逆に飛ばない飛ばないと言っている人程、練習場とコースでの飛距離の差を理解していない、、
いや、現実から逃げている人なのかもしれません。

新しくドライバーを選ぶ時には、コースで調子がいい時のヘッドスピードを測ってみてそのヘッドスピードに対して探すというのが理想です。

ドライバーを買うまえに、簡易ヘッドスピード計を買うことをオススメします。

コースでヘッドスピードを測るとほとんどの人が落ち込むことでしょう。ですが、自分に合わないドライバーを買ってしまうことよりはマシなのではないでしょうか?

オレは270ヤード飛ぶぜという人は、

  ズバリ!

チャンピョンコースの長いパー4 420ヤード以上のセカンドショットを何番アイアンで打っているのか?

8番アイアンで打てていれば、真のパワーヒッターです。

私はコーチとして、長いパー4の2打目を何番で打っているのか?しか参考にしません。長いパー4を攻略するために飛距離が必要だということを、本当に理解しているアマチュアの人はどれぐらいいるのでしょうか?

このブログに興味がある人はドライバーが大好きで、ドライバーと一緒に寝たいぐらいだ!という人達であるのは間違いないことでしょう。

少し背伸びして、重め、硬めのシャフトを選んでしまっている人は、いつもの慣れた練習場では打てているかもしれません。でも、自分の本当に必要な飛距離、コースでのヘッドスピードを受け入れて、自分のベストスコアに向かって愚直に、謙虚に、誠実にドライバーを選びなおしてみてもいいのかもしれません。

果たして、コースの1番ホールで自分のヘッドスピードはいくつなのでしょうか?現実を受けいれる覚悟はありますか?

どうしても、ハードスペックの誰も見たことのないようなヤバイやつ、打てるものなら打ってみろ!というものを打ちこなすことこそが、
生きがいです!という人は、、
私は嫌いではありません。
でも、
やっぱり、
少しはいいスコアを出してから、ドライバーをこだわっていただけないでしょうか?
お願い申し上げ奉り候、と懇願するしだいでございます。

ハードスペックを愛するものは、アプローチが下手くそ、、なんて私は言ってはいません!!

アプローチが上手くなれば、ドライバーなんて何でもいいなんて私は言ってはいない!

勝手に好きなドライバーを買ってしまえ!

と、もう一人の悪魔の私が言ってしまっているのです。皆さん趣味なのですから、お好きにどうぞ!

はい、では次のブログのテーマはシャフトです。
ドライバーが好きな人はカスタムシャフトのことが気になるのではないでしょうか?

いつかはカスタムシャフトをつけてみたい、
カスタムシャフトをつけてるけど正直、良さが分からないという人に次回、私なりのアドバイスをしてみたいと思います。

あー、なんかゴルフクラブのことを書いていくとやっぱり、もっと、たくさん書きたくて書ききれないもどかさがあります。

今回のブログも書きすぎないように気をつけているのに、この長さです。なんか、スイングとかメンタルのテーマのことを書きたくなってきました、、

でも、

→→とりあえず、つづく←←










 
2021年07月26日 21:41

難しくはない

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 難しい?

難しいことなんて、
 そうそう無いのに
  何で難しいって言うの?

よく考えてみたらいい

 難しいって思って
難しいことが解決できたこと
 今までどれだけありましたか?

  難しいって思ったが最後
 難しいが楽になることは 
そうそう無いのに、、、


 難しいって思うことは、
  難しいって思ってることが
   理解できていないだけ
     なんじゃないですか?

 すぐできたことは簡単で、
  できないことは難しい?

難しいって言えば、
 難しいって思えば、
  考えなくて
   工夫しなくて
    済むと思っているのですか?


   諦めたら終わり
    難しいは難しいまま
   
  そう簡単に
   できないからといって
    難しいって認めてはいけません

 やってもいないのに
  訓練もしていないのに
   難しい?
    やってもいないのに?

   まずはやってみたらいいのに




 
   ある人はこう言いました


どれだけ難しいことでも
 簡単なことの
  組み合わせてで出来ている


難しいって思うことは
 負けましたって
  言っているようで
   悔しい
    難しいって絶対に思わない、、

  難しくてもやってみる
   慣れるまで
     
      
  

    


でも本当に難しいコトは、、
 今まで無かったモノを
  作り出すこと
   オリジナルを生み出すこと


オリジナルを作り出したい!

 オリジナルを作り出すことを難しいなんて
  言いたくたない!!


   けして負けない
     絶対に諦めない

オリジナルでもないことを
 何度もやれば簡単になってしまうのに
  難しいなんて簡単に言うなんて
  
私は面倒くさがり屋なんです
  って言っているようなもの

こんなこと言われて悔しかったら
  難しい、なんてこと
   言わないで
    とにかく何度でもやってみればいい

あなたにはオリジナルなものが
 ありますか?

オリジナルでもないのに
 難しいなんて
  言ってはいけない
 
2021年07月19日 22:28

2021 全英オープン 最終目!?

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 2021年全英オープン最終日、コリン モリカワ選手が大逆転により優勝となりました。

 最終日にスコアを伸ばす爆発力を持つものが世界を制する。それができて初めて世界一流と認められる。

 コリン モリカワ選手は、日系アメリカ人の父と、中国系アメリカ人の母を持つハーフの血筋です。アジア人の体格で迫力のあるプレーを見せつけるコリン モリカワ選手に、日本人である我々は何を学ぶべきなのか?

 私はゴルフコーチで、色々な人を色々な目的でレッスンを日々していますが、1つだけ皆に共通して言えることは、その人の骨格、筋力、柔軟性のなかで、その人ができる躍動感を引き出していく。それが、レッスンを人にしていく中での、共通点なのです。

 松山英樹選手、畑岡奈紗選手を除いた全ての日本人プロゴルファーと、今回優勝したコリン モリカワ選手との躍動感の違いを、色々な観点から分析して、
日本人プロゴルファー達には何が足りたないのかということを、コーチである私は何を分析して学んで、それをゴルフレッスンに生かしていくということを、プロゴルファー達にアウトプットしていかなくてはいけない、そういうことを、コリン モリカワ選手の優勝で強く思ったところです。

 歩き方の躍動感?

 自由な発想のコースマネージメントの訓練?

 鋭い眼光?

 シンプルで無駄のない機能的なスイング?


何故!?日本人プロゴルファー達は、日本でゴルフを学ぶと、コリン モリカワ選手のように成れなくて、全てにおいて今ひとつになるのか?

これは、前にブログでも書いたように、教育のプログラムが、日本はレベルが低く、独創的な表現力やインスピレーションを掻き立てるような授業が行われていないからです。

ゴルフだけでなく、学校の授業や、様々なスポーツで才能を伸ばすためのプログラムが乏しい。海外には、学年の飛び級制度がありますが、日本にはありません。ダラダラと成長させて、才能の芽を摘んでしまっている。そんな中で、メジャーの一流選たちと躍動感で張り合えるプロゴルファーが生まれるわけがありません。

数々の才能のあるプロゴルファーを骨抜きにしてしまう日本の組織、日本の構造。松山英樹選手、畑岡奈紗選手の他にも、数人はメジャーで優勝争いをする選手がいなくてはいけないのに、日本にいると駄目にしてしまう。

皆さんも、コリン モリカワ選手の迫力、集中力、独創力を目の当たりにしましたよね。ゴルフだけでなく、全ての分野で人に躍動感をもたせるようにするためには、どうすればいいのでしょうか?

ゴルフが上手くならないと言っている人は、自分の練習のなかに、躍動感をつくるための工夫があるのか省みてみるといいでしょう。

人にはどうのこうの言っているのに、自分には躍動感が無い、、そんな人が他の人にアドバイスなんてしていいのでしょうか?

コリン モリカワ選手の優勝を見て、日本人である我々は何をしている!もっと見習わなくては!と、勝手に思って、独りよがりな意見を述べてみました。

躍動感を作り出す!そんなレッスンがしたい!と思う今日このごろです。
2021年07月19日 03:14

2021 全英オープン 3日目!?

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 2021年全英オープン3日目が終了しました。

 ルイ ウーストヘイゼン選手が首位をキープ、コリン モリカワ選手、ジョーダン スピース選手、ジョン ラーム選手が追い上げてきている面白い展開となりました。

 3日目は風が凪になっていて、ドライバーの調子が良く曲がらなかった選手達がそのままスコアを伸ばしていくという、ドライバーしだいの環境だったと言えます。

 全英オープンのラフというのは、ラフに入った瞬間に運に左右されるので、打つ本人でさえもどうなるのか分かりません。

 ルイ ウーストヘイゼン選手の曲がらないドライバーショットは、世界中の全てのプロゴルファーと比べて、一番の武器ということが、今年の全てのメジャーで証明されたことになります。

 ルイ ウーストヘイゼン選手の平均飛距離は296ヤードの96位なのですが、平均320ヤードを飛ばす選手達より結果を出すということは、ドライバーの飛距離がテクノロジーで数ヤード伸びていることより、真っ直ぐ飛ばすことのほうが大切だということを物語っているわけです。自分にとって相性が良く、コントロールできるドライバーが見つかると、プロゴルファーは変えたくないという理由が、ルイ ウーストヘイゼン選手を見ていると理解できるのではないでしょうか?

 ゴルフメーカーも飛距離だけでなく、人間工学に基づいた感性に訴えかけるようなコンセプトをもって、クラブを開発して欲しいものです。数ヤード飛距離が伸びますと歌っても、急にコントロールを失うようなドライバーは必要ありません。

 あっ!奥の深いゴルフクラブ選びのテーマの話を少し話してしまいました、、


 最終日、
ルイ ウーストヘイゼン選手派の人、
コリン モリカワ選手派の人、
ジョーダンスピース派の人、
はドキドキしながら観戦することになります。

ドライバーの精度、アイアンのパーオン率、アプローチのセンス、パターの集中力が高いレベルで求められる全英オープン。日本人選手達が全てにおいてレベルが足りないということを、毎年知らしめられる大会、それが全英オープンなのです。


 
2021年07月18日 06:04

2021 全英オープン 2日目!?

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 2021年全英オープン2日目が終了しました。

 やはり、鉄の男ルイ ウーストハイゼン選手が着々と伸ばし1位、2位にコリン モリカワ選手が上り詰めてきました。

 通な人なら、ジョーダン スピース選手がスランプから脱却して上位に来るようになったことを、密かに嬉しく思っている人もいるかと思います。きっと、世界ランキングの上位にくるようになるのは、時間の問題なのかもしれません。ジョーダンスピース選手のスイングは、アマチュアの人からすると体の使い方、クラブフェースの使い方が分かりやすいスイングをするので、スイング作りが好きな人が好む選手ですね。

 今年は総括的に見ると、ルイウーストハイゼン選手、コリン モリカワ選手、 ポール ケーシー選手の株が飛躍的に伸びた年と言える年といえます。

 松山秀樹選手のマスターズ優勝もセンセーショナルな出来事でしたが、プロ目線から見ると、あとメジャーを1勝しなくては真の実力者と言い切れないところがあります。全英オープンが終わったあとの松山秀樹選手がどうなるのか?も楽しみですが、今は、全英オープンをじっくり観戦しましょう。

 あと2日間、風が強く吹けば3アンダーぐらいの選手までが優勝圏内といえます。

 吹かなければ15アンダー前後の優勝となるのかもしれませんので、6アンダーまでの選手が優勝圏内です。

 誰が優勝するのでしょうか?



 
2021年07月17日 06:37

2021年全英オープン 1日目!?

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 2021年全英オープン1日目が終わり、ルイウ ーストヘイゼン選手がトップになりました。

 、、、今年のルイ ウーストヘイゼン選手は絶好調です。鉄のメンタルというか、、安定感が爆絶怒涛のスーパーS級モンスター選手認定です。

 メジャーで1位、2位に必ず名前をあげてくるなんてかっこよすぎです。丸山茂樹さんが「凄いというか、、どうなってるんでしょう?」と言葉を失ってしまうなか、青木功会長が「今、ゴルフが楽しいんだろうね、、」の一言。さすが青木功会長。言葉が重い、、、

 皆さん、楽しむことの大切さって大事ですね。ルイ ウーストヘイゼン先生に心の授業を是非ともしていただきたい、と思う今日このごろです。

 また、日本勢は苦戦中です。やはり、ポスト松山秀樹の金谷拓実選手が苦しみながら、成長してきていることが映像のなかから見て取れます。

 本当にゴルフがうまくなりたい!どんなことをしてでも!ということは、レベルの高い所に身を投げること、が一番大切です。スイングだけでなく、ありとあらゆること、
スイング、
メンタル、
フィジカル、
パター、アプローチ、
バンカー、
ラフ、
集中力の深さ、、
 普段なかなか上手くならないというアマチュアの方は、たまに競技ゴルフに出たり、とても上手なゴルファーとプレーして、自分の下手さを知らしめられることの勇気大切さを持たなくてはいけません。
ただ、練習していても本当に自分に足りないものは見つかるわけがありません。

 金谷拓実選手は、全米オープンの1ヶ月間、人生のなかで一番苦しくて辛かった、とコメントしていますが、それは成長するためにはとても大切なことです。逃げずに自分と向き合うことは、辛いですが、それを乗り越えた者が一人前になれる。これは、ゴルフだけではありませんよね。勉強でも、仕事でも同じです。ですが、1人だけでは無理です。色々な人の協力があっての、成長。そういう人達の協力への感謝の気持ち大切です。

 1回、プロゴルファーがメジャー遠征すると経費が500万円以上するわけですが、1人のプロゴルファーが一流になるための勉強料は高いのです。ゴルフが上手になるということはとても難しい。でも、とても楽しい。


 2日目、誰が決勝へ行くのでしょうか?

 ルイ ウーストヘイゼン選手がぶっちぎって伸ばしていく。そんな展開がかえって私にとっては理想的です。2位ばかりのルイ ウーストヘイゼン選手に勝たせてあげたい!今年のメジャーを全て観ている人は皆、こう思っているのではないでしょうか?

 
2021年07月16日 05:32

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