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ドライバーとアプローチはできるだけ練習場では練習しないほうがいい!?

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 ゴルフを初めて1年、2年の人は、ゴルフのスイングに慣れ親しむために、練習場での練習はとても大切ですし、しなくてはいけません。

 正しい構え方、正しいグリップ、そして基礎練習をしていれば、ある程度までは努力すれば誰でも上達はします。


 月日が経ち、コースにも慣れてきて、上達したいレベルが高い人はもっと練習するようになってきます。


 そのような状況のなかで、かなりのゴルファーがスコアメークをする上で悩むのがドライバーとアプローチ。

 悪くても、悪いなりにスコアが安定するためには、ドライバーとアプローチが要となってきます。

 ドライバーがOBにならずに、アプローチはとにかくグリーンに捉えられるほどの力量があれば、スコアメークはどうにかなってしまうものなのです。


 もちろん、本当に良いスコアを出したいなら、全ての要素が大切なので、
練習することはたくさんあるのですが、
ゴルフの調子が悪くなってしまった時に、ここまで以上のスコアは乱したくないと思っているのに、いつもより大きくスコアが悪くなってしまうのは、練習の取り組み方自体がズレてしまっている可能性が高いのです。


 レッスンに来る方は、来る理由は人それぞれで、初心者、中級者、上級者、プロゴルファーとレベルによって、レッスンに対しての要望が変化します。

 たくさんの要望があるなかで、かなり根が深く、レッスンに絶対に来なくてはいけない悩みが、
ドライバーとアプローチをたくさん練習しているのにコースでずっと自信がつかなくなってしまったという悩みなのです。

 こういう悩みの人達は、練習の負のスパイラルに陥っているので、大げさにいうと、スイングのレッスンというよりは、上手になるための練習の取り組みを方のカウンセリングをすると表現したほうが適切になります。


 ある程度のレベルまで上達したら、練習したことをコースで試して、練習している方向性が間違っていないのかを、実戦でトライアンドエラーしなくていけないのに、
練習場だけで悩み続けると、コースでは全く通用しない、練習場だけでしか打てないスイングになっていってしまうのです。


 ドライバーを実戦コースで練習すると、ティーアップしてからボールが目標まで飛んでいくまでに15秒〜30秒かかるのですが、一度打つと次のホールまで10分かかるので、1発の重さが、練習場とは別次元な程違うわけです。

 単純計算すると、ドライバーは18ホールのうち、パー3の4ホールを除いて14ホール打つ可能性があるので、30秒✕14ホール=420秒。420秒は7分ですから、そのなかで14球打って終わりになってしまいます。

 本当に正しい練習をしてきた人は10球〜20球の練習でも納得できるのですが、何球も練習したとしても不安な人は、頭の中がゴチャゴチャに散らかってしまっているのです。
 
 頭の中を整理して、正しく練習することは、練習の中に、コースで理解しなくてはいけないという規律がなくてはいけません。

 そんななかで、間違った練習、間違った理解でのスイング理論を練習場で何百球も打つ癖をつけてしまうと、本番コースでミスショットする度に、ミスへの恐怖心が、練習するほど膨らんでいってしまうのです。

 不安が練習しても無くならない人は、こういう悲しい現象が起こってしまっているのですが、こうなるとどれだけ練習しても解決することができなくなってしまいます。


 間違えたスイングの分析、間違えた練習方法が習慣化してしまうと、ピタっと、上達が止まってしまうのです。

 コースにあまりいかないで、練習場だけで、自己流で、レッスン書や、インターネットレッスンを参考に練習していくと、間違えたままで、間違えたスイングを固めていくことになります。

 アプローチも同じです。傾斜地、ラフ、色々な距離を、瞬間、瞬間のなかで状況判断して応用力を鍛えていかなくてはいけないのに、土と芝ではクラブが突き刺さってしまったり、悪いコンディションのライからは強く打ちすぎて、寄せなくてはいけないのに、目標より遥か遠くへ行ってしまうようになってしまいます。

 アプローチも間違えて練習してしまうと、ドライバーと同じようにひどくなってしまいます。

 もちろん、ある程度のスコアが安定していて、コースでの安心感はあるよ、という人は、そこから、上級者としてバリエーションを増やす練習をしてもよいのです。

 問題は、不安なのに、練習しても練習しても、ひどくなって、悪くなってしまう人達であって、このような人達は練習をする前に、練習の取り組み方を見直さないと、改善することはなくなってしまっているのです。

 正しく練習していくと、ドライバーとアプローチは練習場では少しだけ確認するだけで良くなっていくのですが、
それが分かるまでには練習場で練習したことをコースで理解するという習慣を上手につけていかなくてはいけないのです。


 もし、コースにいかずに、練習場でドライバーとアプローチを完成させるんだ!と考えてしまっている人がいたとしたら、

 ゴルフはそんなに単純なモノではない。


ということを、理解し直さなくてはいけません。


私は、上級者、プロゴルファーのレッスンもしているので、深く悩んでしまっている人は、一度私のカウンセリングを受けてみることを強くおすすめします。

間違えたまま練習していく事ほど、勿体の無いことは無いのです。


迷子になっているのに、そのまま歩き続けてしまうと、深い森の中に入っていくことになってしまいます。

 
2020年10月03日 04:49

正しく練習していますか!?

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 長くゴルフをしてきた人、一時的に勢いよくスコアがよくなったけど伸び悩んでいる人がレッスンを受けに来た時に、

よく、「ここから上達するには、たくさんの練習と時間がかかりますよね。」

と、私に言うのですが、決まって私が言い返す言葉が、

「本当に自分に必要な練習をすれば、数週間、数ヶ月で良くなります。今までの自分の練習をたくさんしても、今までとは変わりません。」

と説明するのですが、


良く考えてみていただきたいのが、当たり前だとは思いませんか?


ある程度練習をやっていると、必ずゴルフはスコアという数字になります。練習の内容が良ければスコアが良くなるし、練習の内容が悪ければ悪くなる。

当たり前ですよね。


そして、、、上達のための計画を立てないで、むやみやたらに練習して上手くなることは初心者を除いて、なかなかないことなのです。


 この練習をどれだけして、コースで試してみる。ある程度上手くいったら、次に違う練習をしてコースで試してみる。と、コースのための練習をできる人は、とっても良いスコアになるわけです。

 ここまでのレベルになるためには、自分に足りないものはコレ。次のレベルにいくために足りないものはコレ。自分を客観的に分析して、分析したものを練習に生かす。ゴルフだけでなく、他のスポーツでも同じですよね。

 ゴルフだけでなく、スポーツを一通り頑張ってきた人達なら当たり前の話しになりますが、例えば、

そのスポーツをどこまでも上達したいときには、どうするのかというと、そのスポーツが強い学校の監督の元に行って、その監督の指示する練習メーニューで3年間過ごさなければと思うはずです。逆に、なんとなく部活に入って、そんなに熱のない監督、コーチのもとで、3年間一生懸命練習したとしても、強い学校の練習とは、練習の質が違うので、3年間の後につく実力がハッキリとするわけです。現在日本のジュニアゴルフでは、強い学校が減っているので、海外留学するのがベスト、、なのですが、、

勉強でも、仕事でも同じなのは言うまでもありません。

なので、色々な分野である程度のレベルまで、監督、コーチ、先生のカリキュラムでたどり着いた人というのは、ゴルフを始める時に、レッスンを受けようとする人が多いわけです。


それを、ゴルフでは一人でなんとなく思いついた練習をしていけば、どこまで上達するのかは、その人の上達のための分析能力に委ねられるということは、当たり前の話です。

正しく分析するためには、練習したことがコースでてきているのか?試合でできるのか?を考えなくて、どうやって分析しなくてはいけません。練習場で、打てた、打てなかったと分析していても、傾斜地、深いラフで打てるのでしょうか?分析するためには、実戦でのデータが必要です。


レッスンを受けなくても、ものすごく上達することができたという人は、正しく分析をする能力が高いということになります。


もし、いつかは凄い良いスコアでまわれる上級者になりたいと思っている人は、次の4つのどれかを選ばなくてはいけません。もちろん中級者でなく、凄い上級者でのお話ですよ。

1.正しい練習を正しいタイミングでレクチャーできるプロゴルファーコーチのレッスンを受ける。

2.バープレーをたまに出してしまう、スーパー上級者と定期的にラウンドする。

3.年間ゴルフを100ラウンド以上する。

4.天才的な分析能力がある人に限り、レッスン書や、インターネットを駆使して、正しく練習していく。


 いつも言うようですが、ゴルフをマイペースで楽しんでいる人はその楽しみ方をそのまま続けることがベストです。あくまでも上達したいのに、できない人のテーマが今回のテーマになりますので、勘違いしないで読んでくださいね。

 


 この練習を、これだけすれば、これぐらい上達する。


その計算ができるのが、いい監督、いいコーチなわけですね。


それができるまでに、様々なケースを経験して初めていいコーチができるのです。


あなたにとって、あなた自身が良いコーチで、的確に練習のメニューを作り出すことができるのでしたら、自己流でも上達することでしょう。



 伸び悩んでしまっていて、上達しないことが悔しい人は、今回のテーマを受け入れなくてはいけません。

むやみやたらに、ただひたすらに打ちっばなしをしても、あなたのスコアを維持するだけになるのです。

あなたの練習の結果は、既にあなたのスコアとして算出されているわけです。


厳しいことを今回は書きましたが、上級者、プロになるためには計算された練習が必要なことは、当たり前なことなのです。

ただひたすらに練習すれば上達すると考えている人は、分析することのほうが凄く大変だということに気がついていないのかもしれません。






 
2020年09月29日 15:06

ゴルフが上達するために必要なプロセス!?

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 私がゴルフを始めてから今に至るまでに、どのようなことが、上達するために必要なことなのかを、まだまだ考え続けています。

 自分が上達してきたプロセスと、私がコーチになってから、私のレッスンを受けられる人へのレッスンのプロセスは全く同じではありません。

 なぜなら、私は最初から毎日でもゴルフがラウンドできる環境のなかで、恵まれた環境で練習できたことで、コーチに言われたことをコース実戦で試しながら、コースで、できなかったことを毎日練習することができたからです。

 それに対して、アマチュアの皆さんは仕事や、家の用事をしながら、限られた時間のなかで上達しなくてはいけません。

 私は、コースで、パター、アプローチ、バンカー、傾斜地、そして、ショットをバランスよく練習したので、スコアメークはかなり効率よく覚えることができました。

 ほとんどのアマチュアの皆さんは、練習場でフルスイングをメインに練習してしまうので、偏った練習になりがちになってしまいます。

 これはあまり言うと傲慢で、良く思われないと思っているので公には言わないようにしていたのですが、今回のテーマでは敢えて言います。

 私はゴルフを始めて11ヶ月目で笹戸カントリーのバックティーで、73のスコアを出すことができました。ですが、毎日ラウンドできて、コーチをつけていたので、普通から考えたら年間150ラウンド〜200ラウンドすることができたなら、達成することはできるのです。もちろん、親、コーチ、そして良きライバル立ちのおかげなのは言うまでもありません。

 73のスコアがでるまでに、普通とは違うプロセスだったことは、やはりコースでゴルフを考え続けたということでした。正直に言うと、私はスイングを綺麗にしたいとか、飛距離を飛ばしたいとは思わないタイプでした。


 とにかくパーをとる。ミスしても、計算高くても、何故パーがとれなかったのか?だけしか考えていませんでした。ショットの練習だけしていたって、パター、アプローチ、バンカー、傾斜地からの反省をしなくては、直ぐにボギー以上打ってしまいます。

 緊張する試合で、体が緊張したなかでパーを取る。最初の4年間はこのことしか考えていなかったように記憶しています。ちなみに、私はゴルフを始めて2ヶ月目で試合に出場しています。少し記憶が曖昧ですが、初めての試合は100前後のスコアだったような気がします。


 そして、73でまわれてから、そこからとても険しい道のりが待っていたのです。気が遠くなるなるほどの練習と試合をこなしていきました。


 そして、年月が立ち、コーチになって、アマチュアの皆さんのことをレッスンし始めるようになって思ったこと、、


 それは、コースに行く回数にたいして、練習場でスイングのことを考え過ぎているということです。

 コースでゴルフのことを考えるのと、練習場でゴルフのことを考えることを、1年間それぞれし続けるとどうなるのかを想像してみてください。

 本当なら、OBにならずにある程度前に飛ばして、パターとアプローチとパンカーと傾斜地からの失敗を反省していけばスコアメークができるのに、限られたコースラウンドのなかで、自分の失敗たことのなかで印象に残ったことから反省してしまいがちになってしまいます。

 ドライバーとかセカンドショットで激しくミスをしたことを練習しなくては!と思ってしまい、パター、アプローチ、バンカー、傾斜地からのミスの反省をバランス良く練習できないまま、練習場での練習を進めてしまう訳です。


 なので、レッスンというというのは、レッスンを受けられる人のリクエストに全て応えていくと実は結果に繋げることが難しくなります。

 なぜなら、してほしいレッスンと、しなくてはいけない練習が同じではないことが、ほとんどだからです。

 もちろん、対価をいただいて趣味としてレッスンにお越しいただいているので、リクエストには応えます。実は、そのリクエストに応えながら、水面下で別のレッスンも同時進行していかなくては、結果を出させることはできないのです。

 レッスンを受ける人の性格も考慮しながら、それぞれのレッスンを進めていく、、、

 自分がゴルフをして上達することよりも、遥かに難しい作業なのがゴルフレッスンでした。

 上達しないということは、上達するための練習ができていないということです。

 上達するためには、どうすればいいのか?

みなさん、良く、深く、本当に上達するために、聡明に考えて見てくださいね。


 自分のしたいことと、自分がしなくてはいけないことのギャップ。

 そのズレを広げないために、プロゴルファーもレッスンを受けているのです。


 もちろん、趣味として、飛距離アップ、スイングを美しくする、ことは私も賛成です。


 ですが、その前にしなくてはいけないことが山ほどあるのではないですか?

 そう思いませんか?


 本当に自分に必要な練習を的確にできているなら、スコアという結果に繋がっているということなのです。逆にスコアに繋がっていなければ、正しい練習ができていないということなのです。


 
2020年09月25日 05:30

ブライソンデシャンボーのスイングを研究していたら、、、!?

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レッスンの時間が少し空いたので、全米オープンゴルフの熱が覚めやらぬうちに、デシャンボー選手とウルフ選手の研究を自分の体で人体実験してたところ、、、

 急に思いもよらぬドライバー飛距離最高記録がでてしまいました。今までの記録より1ヤードだけ更新です。

キャリー304ヤード、ランを入れると344ヤード。

 計測したドライバーは45.25インチでした。


 地面反力を行うなかで、肩、背筋、腹筋、お尻、脚、全ての筋肉の伸長反射を理解して、手首、股関節、足首の向きを計算して合理的に使い、ボールの位置、アドレスの角度をミリ単位で調整し、ヘッドスピードを58m/sまで上げきる。

 飛距離というのは、筋力だけでなく、様々な要素で成り立っているので、科学的に物理的に練習していかないと、決して伸びてはいきません。

 どれだけ他のスポーツで筋力をつけたとしても、ゴルフのスイングにあった体になって、ゴルフのスイングのリズム、躍動感を感じないと、飛距離は出せないのです。


 自分の体で飛距離の人体実験をしたことを、皆さんのレッスンに投入していくことになります。


 もともと何もしなくても、筋肉のバネの要素を理解して、遠心力、リズム、躍動感を感じる練習ドリルをバランス良くすれば、誰でも合理的に飛距離は伸びるのです。

 要するに、体でではなく頭の中が堅くなってしまっているのをどのようにほぐすのか?ということになります。


 スコアが大切なのは当たり前。

 そんななかで、飛距離アップを夢見ることは決して悪いことではありません。てすが、スコアがある程度良い、というのが大前提です。


 プロゴルファーでなければ、ゴルフの楽しみ方は人それぞれなのです。
2020年09月21日 20:16

全米オープンゴルフ 2020年 最終日 !?

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 どうでしょうか?皆さん。

  全米オープンゴルフの難しさを理解できましたか?

 毎年この難易度で開催されているのが全米オープンなのです。そのなかで、コース自体の難易度と相まって優勝スコアが決まるのです。

 このウインクドフットゴルフコースとシネコックヒルズゴルフコースが、ここまで難易度を上げられる程の難コースなのです。

 ブライソンデシャンボー選手を除いて、ほとんど選手がラフの長さと、グリーンの硬さにほんろうされたことは、見てとれたことと思います。

 優勝したブライソンデシャンボー選手の6アンダーは一人だけ飛び抜けていて、プロゴルフ協会のなかで物議をかもし出すことになるはずです。あまりに、パワーが技術力よりも優位になりすぎています。ラフでも320ヤード飛ばしてしまえば問題ない、、なんて見ていてきっと面白くなくなると思います。
 
 2位のマシューウルフ選手がトータルパープレーだったのですが、本来ならマシューウルフ選手のような集中力を保てた人が優勝するべきだと、プロゴルフ協会は今後考えることでしょう。

 もちろん、ブライソンデシャンボー選手は私は大好きですし、尋常ならぬ努力があったことは称賛されるべきです。


 本来なら、集中力と躍動感が最高潮まで引き上げた選手が全米オープンゴルフを制するのです、とコメントをしたかったところですが、ブライソンデシャンボーを見習って、皆さん筋肉トレーニングをしましょう!となってしまうわけにはいきません。

 やはり、ゴルフというのは、スイングのバランス、集中力の持続力、インスピレーション、そして、躍動感を作り出せるのかが大切なはずです。

 ブライソンデシャンボー選手は、とても頭がいいのでゴルフのルールと、ゴルフクラブの抜け穴を見つけて、ねじ伏せてしまっています。心の中で、私はブライソンデシャンボー選手は素晴らしい選手だとは強く思っています。



 あと、、解説のなかでマシューウルフ選手と、ブライソンデシャンボー選手のスイングのことについて、自由で決まり事がないということを言っていましたが、私はそうは思いません。

 必ず、スイングには仕組みがあって、ブライソンデシャンボー選手や、マシューウルフ選手のスイングの中にも理にかなった理論が存在します。

 実際にたくさんの仕組みのスイングが存在するようになったのですが、冷静に分類するとそこまでたくさんの種類のスイングがあるわけではありません。


 そういうことを、研究し続けていくのが私の仕事です。

 一流選手もアマチュアも、スイングの原理原則は同じだということを、絶対に見失ってはいけないのです。


 理にかなっているかどうか?それだけが全てなのです。
 

 

 

 
2020年09月21日 09:32

2020年全米オープンゴルフ 3日目!?

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2020年全米オープンゴルフ3日目。
マシューウルフが首位をキープして、トータルアンダーパーが3人と予想通りの展開となりました。

 世界中の一流選手が束になって挑んでも数人しかアンダーパーでまわれない。そんな異常な難易度のウインクドフットゴルフコース。

 最終日は、マシューウルフ選手次第となりましたが、もしマシューウルフ選手が崩れたら2アンダー前後の優勝スコアになるでしょう。

 パトリックリード選手が後半崩れましたが、きっとウインクドフットゴルフコースでなければ、今頃首位だのかもしれません。
 とても高い球筋でグリーンを捉えたとしても、そこからコロコロボールが転がるぐらい硬いグリーン。どれぐらい難しいのか?を表現してみると、アマチュアのかなりの上級者が本気でやっても、9番アイアンから長いクラブはコーンとグリーン奥に弾かれるぐらいの難易度といえば分かりやすいでしょうか?最近の一流プロゴルファーは打った球筋の高さの最高点から、どれぐらいの角度で落ちるのかも普段の練習で計測しているのは、硬いグリーンでボールを止めるためなのです。

 プロゴルファーになってから本当に難しいのは、飛距離を出しながら高い球筋を打つ技術なのですが、アマチュアの人が普通のコースでパープレーを出すためには全く関係のない世界です。日本人のプロゴルファーはその高い球筋を打つ技術が乏しく、松山英樹選手以外、結果をなかなか出せないのはそういう事情があるためです。

 高い球筋を打つために、間違ったスイング改造をしてしまって第一線のレベルから脱落した日本人選手は数知れず。

 ですが、いつも言うように体格が違うからと言い訳してきた日本人プロゴルファー達は、小柄な体格の海外の選手達が優勝していることを悔しがらなくてはいけません。

 難しいコースで成長すること。そして、スイングのメカニズムをもっと深く研究すること。絶対に諦めてはいけません。


 明日、皆で全力で松山英樹選手を応援しましょう!もし、ここで優勝できたのなら、、日本のゴルフ界の全てが変わることになります。
2020年09月20日 07:02

2020年全米オープンゴルフ 2日目!?

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 2020年全米オープン2日目、やはりグリーンが硬くなってきたので、トータルアンダーパーの選手が6人となり、いつもの全米オープンゴルフらしくなってきましたね。

 パトリックリード選手が首位、ブライソンデシャンボー選手が2位となっていますが、4日間のなかではまだまだ誰か優勝するのか検討もつきません。

 私の予想では、明日トータルアンダーパーの選手がさらに減り、優勝スコアが5オーバーから1アンダーになるのではないか?とみています。


 グリーンの色がどんどん茶色になっていき、カチカチになっていくと、ボールが跳ねてパーオンすることが運次第になっていくわけですが、パーオンしないなかでアプローチ合戦で誰か我慢比べで勝ち抜けるのでしょうか?

 もし、松山英樹選手が上位3位以内の成績になれば、これからどれだけの試練が降りかかったとしても、どんなことでも乗り越えられるようになることでしょう。これだけ難しいことは無いので、大きな実力をつけることになります。

 松山英樹選手の忍耐力が試される時です。
2020年09月19日 20:27

2020年全米オープンゴルフ 1日目!?

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 難コース、ウインクドフットゴルフコースにて2020年全米オープンの初日が終わりました。

 ジャスティントーマスが5アンダーで首位となり、以外にもアンダーパーでプレーできた選手が22名となり、主催者側からすると8オーバーで優勝するコンディションにするという計らいは、見事にうち崩された様子です。

 ですが、初日に3オーバー以上打ってしまった選手も多く、いつもの試合よりは難しいということが見て取れますね。

 ジャスティントーマス選手はこのコースのことを、「今までプレーした中で一番難しく、一番好きなコースの1つかもしれない。」とコメントしており、調子が良いのが最近続いているため、このコースを攻略できるのかどうか楽しみにして観戦したいと思います。

 ただ、いつもよりグリーンが硬くなかったので、皆、良いスコアが出せていますが、水を撒く量を減らしていってカチカチになっていくと、アンダーパーでプレーできる選手はほとんどいなくなることでしょう。


 私の別の視点での見解では、やはり2006年で開催された時よりも、ドライバーのテクノロジーが進化してボールが曲がらなくなっていることがスコアに繋がっていることは間違いないと思います。

  あんなに狭いフェアウェイを捉えることができていて、とても深いラフに入っても、ラフに入った時点で、かなり飛んでいるので、2打目が短いクラブで打ててしまっています。
 2006年の時は、もっと2打目は長いクラブで打っていた記憶があるので、タイガーウッズ選手が言っていた、プロゴルファーだけ飛ばないボールでプレーするべきだという意見が、いつの日か現実になってしまうことでしょうね。

 硬くなっていくグリーンのなかで、難コースをどのように攻めていくのか?2日目からも楽しみです!
2020年09月18日 15:28

2020年全米オープンゴルフ 明日開催 !?

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 コロナウイルスの影響でにより、予定より3ヶ月遅れて、明日、全米オープンゴルフが開催されます。同じ、メジャートーナメントのマスターズは開催中止から、11月12日に延期して開催されることになりました。マスターズはまだ決まっていませんが、全米オープンゴルフは無観客で運営されます。

 今回全米オープンゴルフの開催されるコースは、ウインクドフットゴルフコースの西コースになります。世界の名コース100選にも選ばれていて、アメリカでも屈指の高級なゴルフクラブとしてと有名で、プレー代もとても高いことで知られています。
 7477ヤードのパー70というありえないほど長いコースです。コースのイメージとしては、ティーグラウンドに立つと500ヤード先にピンが見えていて、フェアウェイはとても狭く、ラフはかなり長いので、ドライバーを曲げでしまうと2打目が乗らなくなってしまうという難コースです。アンジュレーションもなく、ただただ真っ直ぐで、ピンがずっと見えてしまうのに、フェアウェイが狭いので、精神をすり減らされていきます。あまりに難しいのでいつも優勝スコアが、オーバーパーになってしまうほどです。4日間、忍耐力が問われる耐久戦になるので、誰か優勝するのか予想できません。

 ダスティンジョンソン選手、ジョンラーム選手、ジャスティントーマス選手、ローリーマキロイ選手が今年は主軸にトーナメントが戦われていますが、今回の全米オープンゴルフは、ベテラン勢がベテランの味をだして上位にくるのかもしれません。もしかすると、タイガーウッズ選手が優勝する可能も出てくるので、皆さん、要注意です。


 松山英樹選手も調子が上がっているので、松山英樹選手も優勝候補ですね。
 
 
2020年09月16日 05:11

平常心を養うためには!?

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 ゴルフを通じて、とても大切なことだと気づかされること。

 それが、「平常心」。

生きていれば、山あり谷ありがあって、浮き沈みがあって、そのなかで人は学びながら成長していくわけです。


価値観や、生まれてきた環境、体格、性格、そして運によってそれぞれの道を歩いていくのが人生。

そんななかで、生きることが上手になるために必要なことが、「平常心」であって、たくさんのことがあるなかで、上手く行くためにはセルフコントロールが必要不可欠だと気がついてくるわけです。

ゴルフはミスをしたあとに、気持ちを切り替えなくてはいけませんし、ナイスプレーをしたあとに、高ぶる気持ちを少し抑えなくては、同じリズムでスイングをすることはできません。それをプロゴルファーは3日間、4日間ボギーを打たないように平常心を養い続けるのです。


ゴルフだけでなくて、商売でも、人間関係でも、適切な流れを維持するということは、並大抵のことではありません。プロゴルファーのようなスポーツ選手でも、自分で決断していく経営者でも、開発をしていく技術者でも、どれだけ成功したとしても、平常心がなければ数年でその流れが途切れてしまうこととなるわけです。


調子に乗りすぎると、人1人というのはとても弱いものなので、ありとあらゆる事象に飲み込まれていき、その荒波に抗わず、上手に乗りこなしていくために、「平常心」は、必要なことと人は知るのです。


私が、平常心を忘れないために、いつも思い出す小説があります。それが、芥川龍之介先生の「侏儒の言葉」のなかの、ある文章なのですが、少し紹介します。



『侏儒の祈り』

わたしはこの綵衣(さいい)を纏まとい、この筋斗(きんと)の戯を献じ、この太平を楽しんでいれば不足のない侏儒でございます。どうかわたしの願いをおかなえ下さいまし。
どうか一粒の米すらない程、貧乏にして下さいますな。どうか又熊掌(ゆうしょう)にさえ飽き足りる程、富裕にもして下さいますな。
どうか採桑の農婦すら嫌うようにして下さいますな。どうか又後宮の麗人さえ愛するようにもして下さいますな。
どうか菽麦(しゅくばく)すら弁ぜぬ程、愚昧(ぐまい)にして下さいますな。どうか又雲気さえ察する程、聡明にもして下さいますな。
とりわけどうか勇ましい英雄にして下さいますな。わたしは現に時とすると、攀よじ難い峯の頂を窮め、越え難い海の浪なみを渡り――云わば不可能を可能にする夢を見ることがございます。そう云う夢を見ている時程、空恐しいことはございません。わたしは竜と闘うように、この夢と闘うのに苦しんで居ります。どうか英雄とならぬように――英雄の志を起さぬように力のないわたしをお守り下さいまし。
わたしはこの春酒に酔い、この金鏤(きんる)の歌を誦しょうし、この好日を喜んでいれば不足のない侏儒でございます。
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 若い頃には、なんとも思わなかったこの芥川龍之介先生の文章が、たくさんボギーとバーディを取り続けて、流れを維持するということの難しさを知るたびに、私の頭の中で何回も何回も、歌を思い出すかのように無意識に流れ続けてきたのでした。


 調子乗らずに、調子に乗る。この世の中の不条理なアルゴリズムに、第六感も使って、全身全霊で生き抜くためには、才能と運だけでは成功し続けることは不可能だということを、私はゴルフを通じて深く知ることができました。

 ゴルフの試合だけでなく、コーチになってからも、何百、何千と、色々な人達の良くなるような流れを作り続けるレッスンという仕事でも、思考の柔軟性と、平常心を養うこととなったのです。


 上手くいっていていても、どれだけ落ち込んでいても、普通過ぎて退屈なときも、敢えて平常心の姿勢で立ち振る舞えるような人。そんな人がいたら、どれだけの経験を積んで、どけだけ思慮深いのか、と私は、身を引き締めるために、世の中に飲まれないように、見習う気持ちを忘れないようにしています。


 もし、人に対してイライラしたり、練習していてミスをしたときにカッとなったり、とてもいいことがあった次の日にやる気を失うことがあっても、、心を乱すことがあれば、それはまだ大人になりきれていない、未熟者ということです。


 これまでの地球には、1080億人の人が生まれてきて、そして、終わりを迎えたそうです。

 その1人1人がどう思って生きて、どう終わりを迎えたのが?それを想像するだけで奢り高ぶった、へっぽこな私自身は、大きな海の中にできた泡と同じだと、思い知らされ、またそれが私自身にとって、逆に謙虚に慢心しないで生き抜くためのチカラとなっています。



 ちょっと良いことがあっても、やる気が無くなってどうでもよくなっても、平常心でいること。

 それができるという人は、思慮深くて、頭のいい人なのだと、私は思います。

 芥川龍之介先生の侏儒の祈りの言葉。私がとても大切にしている言葉です。

 当時、今ほどの情報も娯楽もないなかで、これほどまでに艶があって、楽しさと、憂いと、鋭さを兼ね備えた言葉を紡ぎ出すことができたということに、吐き気がするほどの才能を感じると共に、
本当の天才とはなんなのかということ知らしめられますね。





 
2020年09月12日 04:17

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