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2020年 全米プロゴルフ選手権 2日目!?

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 2020年全米プロゴルフ選手権2日目は、25才のリー ハオトン選手が首位となり、続いて1オーバーまでの有力選手が決勝進出となりました。世界では20才から25才で優勝争いをしているということに、日本のプロゴルフファー達は、悔しい気持ちを持たなくてはいけません。ちなみに、リー ハオトン選手は、ビリヤードが趣味です。

 例年通り、優勝スコアが13アンダーから20アンダーと予想できるため、明日の3日目に9アンダーまで伸ばせればどの選手も可能性がでてくることになります。

 松山選手は明日66の6アンダーでプレーできたら、ひょっとして優勝ができるかもしれません。

 1日目、2日目を終えてから、3日目にスコアを伸ばす、、、これが世界一流の証といえる所業なのですが、松山英樹選手が爆発できることを信じて観戦したいと思います。

 ケプカ選手は、本当にメジャーに強いですね。圧倒的な実力があるということ、それしかコメントできないぐらい、本当の天才ゴルファーです。

 キャメロンチャンプ選手が8位にいることも、ワクワクしますね。

 あと、今私のレッスンを受けている競技ゴルフをしている人達へメッセージです。一流選手たちが本当に大切な大きな大会になると、ドライバーの球筋が、曲がり幅の大きなフェードを打っていて、フェアーウェイの右に行くことが多いことを意識して観戦してください。テレビでは球筋が線で見ることができますが、そのフェードのカーブの軌跡を記憶しておいてください。今のドライバーは、フェードの方が相性がいいということを理解しなくては、本当のレベルアップは望めません。

 
2020年08月08日 12:31

2020年 全米プロゴルフ選手権 1日目!?

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 2020年全米プロゴルフ選手権初日は、ジョンソン デイ選手が首位となりました。コースコンディションはラフが長く、風も強く、本来なら全体的にスコアが悪くなってもよい雰囲気だったのに、今年に入ってから試合数が少なく、疲れが無く、全選手の体力、気力が充実していて、ベストコンディションで挑みやすかったので予想以上に皆のスコアが良かったと推測できます。

 まだ、明日の2日目でトータル3アンダー、4アンダーの選手までは優勝する可能性が多いので、明日どれぐらいスコアが伸ばせるのか注目です。正直、どの選手も調子がいいので決勝に残る選手を予想するのは難しいと思います。

 デシャンボー選手が、7番ホールでドライバーのシャフトを折ってしまったのですが、8番ホールがパー3だったので、ドライバーが必要が無く、9番ホールのティーショットに替えのドライバーが間にあって、運がよかったデシャンボー選手。ドライバーは、ロッカーの中にいつもストックがあるそうです。

 今試合、ケプカ選手は今シーズンから使用していた、キャロウェイのマーベリックトリプルダイヤモンド ドライバーから、昨シーズンまで使用していたテーラーメイドのM5ドライバー  ディアマナD+リミテッド70tx に戻したことが、ゴルフ好きな人には興味が湧くトピックスですね。

 やっぱり世界中のプロゴルファー10万人のなかから選ばれた157人の天才の集まり、メジャートーナメントは、普通の試合とはわけが違います。

​​​​​​4日間​寝不足が続きそうです、、、

 
2020年08月07日 17:08

2020年 全米プロゴルフ選手権 まもなく開催!?

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 2020年度のメジャー大会は、コロナウィルスの影響で、全米プロゴルフ選手権以外は、マスターズ、全米オープンゴルフ、全英オープンゴルフは延期となりマスターズは来季に、全米オープン、全英オープンは予定は未定となっています。

 今回の全米プロゴルフ選手権は、無観客で行われることが決定されており、別の近くのゴルフ場でPCR検査を選手、キャディ、ゴルフコーチに実施して、指定された宿泊施設で隔離された常態で大会が進行していくようです。


 今大会が行われるゴルフ場は、TPCハーデングパークゴルフクラブは、サンフランシスコ市内にあるコースで、パブリックコースとなります。
パブリックコースとは市営コースという意味なのですが、市営にもかかわらずプレー料金が高く、全米のなかでもベスペースゴルフクラブに並ぶ有名なコースで知られています。数々のPGAツアートーナメントが開催されたこともあり、私も断片的にコースレイアウトを覚えているのですが、微妙なコースアンジューレーションがいやらしいコースだったことを記憶しています。サイプレスという種類の木々が特徴的なチャンピオンコースです。

 去年の覇者ブルックス ケプカ選手が連覇できるのか?というところが見処となるのですが、今年は試合数が少なく、正直、誰が優勝するのかが予想が立てにくい状況です。

 最近では、世界ランキングも安定してきており、戦国時代で入れ替わっていた時期が終わり、定番の有名選手がベテランになってきていて、テレビ観戦していても応援したくなる好きな選手が増えました。

 ジョン ラーム、
 ジャスティン トーマス、
 ローリ マキロイ、
 ブライソン デシャン ボー、
 パトリック リード、
 トミー フリートウッド、
 トニー フィナウ、
 タイガー ウッズ、
 リッキー ファウラー
 ジャスティン ローズ、
 ポール ケーシー、
 キャメロンチャンプ、
 松山英樹選手、

と、まだ名前を挙げられる程実力者が育っているので、明日からのメジャーは本当に楽しみです。


 個人的には、リッキーファウラー、ブルックス ケプカと、規格外の飛ばし屋のキャメロンチャンプを注目しているのですが、去年1人だけ異常にボールを飛ばしていたキャメロン チャンプが着々と世界ランキングを上げてきていることが、通好みのトピックスです。

 コロナウィルスの影響のなかで、敢えて開催される2020年全米プロゴルフ選手権。開催することを決めた運営サイドには、悶々としている日常生活のなか、楽しみを作っていただけて、心から感謝しています。きっと、大赤字での運営になってしまうことになるでしょうが、お金儲けだけではない運営サイドの心意気に拍手喝采です、

 大会の4日間全身全霊で観戦させていただきたいと思います🍀
 
2020年08月06日 05:56

上達の効率を高めるには!?

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 意味のある、有意義な、練習をしたい。



 でも、何をしていいのか分からずに、とりあえず練習する。



 ある程度までは上達するけど、あるところからは上達が停滞する。そんな時にどうすればいいのか?

 例えば、勉強や仕事ならどうしますか?勉強で成績が上がらない、仕事で業績が低迷する。


 今までの成績が上がらないこと、業績が上がらないことを、我慢して続ける。

とにかく我慢。


どうでしょうか?意味のないことを我慢していて成長するでしょうか?

私なら我慢しないで、とりあえずどのようにしていくのか?を計画し直します。もちろん、現状にとても満足していているのなら別ですが、、


計画し直す時に何を頼りに、考えていくのか?


その道々でいい経験をしてきた人を探し出して、意味のあったこと、無駄だったことを参考にして、自分の目標にあったように経験者からのアドバイスを組み換える。


 本当に感が良くて、頭が働く人なら、たくさんある情報のなかから、「この情報は今の私には関係ない。私はこれぐらいの方が、私の日常ペースにあっている。」と選択できるのですが、そんなことを全ての人ができるわけではありません。

 なぜなら、自分にとって価値のある情報を選ぶ時に、この情報を選ぶと1ヶ月後、半年後はこうなっていると、想像のシミュレーションができなくてはいけないからです。

 レベルの高いところまで勉強して身につけるには、限られた時間の中で、ペース配分をして記憶しなくてはいけません。いつまで、ここまで覚えて、次はここまでやる。レベルの高い所を目指すなら、集中を高めて濃縮して記憶していかなくてはいけません。

 計画もせず、どのように身に付いていくのか?シミュレーションせずに、なんとなく机に座って、なんとなく勉強する。なんとなく選んだ問題集を、なんとなく解き進める。

 ペース配分ができていないので、いろいろな分野をバランスよく勉強することができなくて、実力がつかない。


 もしくは、このことを会社経営で例えてみると、、、


 業績が上がらない。もしくは低迷する。

 そんな時に、経営者が、会社のシステムや、今後の見通し、1年先、3年先の経営のシナリオを熟考せずに、今までのマンネリした仕事を変えずに我慢して続ける。

 純利益は上がらずに、売上だけ伸ばそうとする。売上高総利益率が低いまま、経営を続けても、会社は成長しません。

 そんななか、自分はボケーっとして、部下や、社員に鞭を打って馬車馬のように働かせる。その場しのぎなだけで、なにも変えない。現状維持だけでいいと思っていては、経営は右肩下がり。時代の流れに取り残されてしまう。


 では、勉強でも会社経営でも効率を上げるには?どうすればいいですか?


 当たり前ですが、
上手くいっていっているケースを参考にする、
専門家に相談する、
圧倒的な膨大な時間を費やし、努力して、トライアンドエラーをして、試行錯誤する。

やはり、深く勉強し続けることは大前提です。


 気がつきましたか?ゴルフの練習も同じです。

 間違えたこと、意味のないことを我慢して続けていても、間違いなく成長はしません。


成長する人は、我慢をする前に、その我慢が本当に正しいのか?を熟考します。本当に感のいい人は、ビジョンが決まるまで練習すらしません。

とりあえず、我慢して続けてみよう。こんなことは時間がもったいないだけです。



 本当に意味のあることを探す、我慢すると決められるまで探す。この「探す」ことを面倒くさがって、なんとなく我慢して続ける。


 意味のない努力を我慢して続けるのに、探す努力は面倒くさくてしない。こんなバカなことして
は時間がもったいないだけです。


 本当にずっと続けて努力していきたいということは、最初が肝心です。

 計画して、シナリオを立てて、シミュレーションする。

 努力する時間がもったいなくならないように、しっかりと「探す」ことをしてください。

 本当の上級者のなかでも上級の人は、間違った練習をするぐらいなら練習を中断します。間違ったことを続けたら、間違ったことをまたもとに戻すことが面倒くさいからです。


 ゴルフの練習内容を決めるときに、その練習ドリルは本当に価値があるのか?
レッスンを受けると決めるまえに、レッスンをするコーチがどのような経験をしていて、どのように人を導いているのか?リサーチする。本当に、自分の貴重な時間を託してもいいのか?調べる。

この、探して、調べることを怠って、なんとなく練習してレッスン受ける。そして、なんとなく続ける、、


練習場の効率を上げるには、やると決めるまえの準備がとても大切なことは、言うまでもないことですね。


勉強でも、仕事でも、他のスポーツでも意味のあることをしてきた人には分かることです。

もし、成功体験を経験したことがない人のは、導いてもらう前に、よく調べる!ことです。
なんとなくやってみて探すのはダメですよ。探して、自分のなかで確信してからやるのが大切です。なんとなく見たもの、見つけたものをやってみるというのは、ギャンブルのようにリスクがともないます。

 もし、命に関わることや、本当に痛くて痛みが取れないようなときに、いいお医者さんを調べようとしませんか?それぐらい、調べてみてから、練習の方針を決めなくては、ほとんど努力が報われることはありません。

なんとなくしてみても、なんとなく終わる。今までの人生のなのなかで、なんとなく終わったことはありませんか?


私の仕事は、プロゴルファーや上級者や初心者に、効率のよい練習を、その人のモチベーションに合わせて、練習を組み換える仕事です。努力すればするほど、効率が悪いことにストレスを感じるようになって、レッスンに来る。私のレッスンに来る人は、本当にリサーチしてから来る人ばかりです。だからこそ、全力でレッスンをしなくてはいけないと、いつも自分を律しています。


 「風林火山」

はやきこと風の如く、
しずかなること林の如く、
しんりゃくすること火の如く、
動かざること山の如し。


この、動かざること山の如しができなくて、せかせかと行動してしまっていては、意味のあることを探すことはできません。

 動かずに、山のようにどっしりと、計画して、シナリオを立てて、シミュレーションをしないのに、風のように、林のように、火のように物事はすすまないのです。








 



 
2020年07月29日 06:54

スイングの新陳代謝!?

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 様々な人が、ゴルフを始めてから、たくさん練習して、ある程度悩みながら、それぞれ上達していく。

 人によって、練習の量や、ラウンドの回数、体力によって上達のスピードは違うのは、当たり前なのですが、、、ある時期から、全く、、、本当に全くスコアが伸びない、、、飛距離が伸びない、、、


 自分なりに工夫して、自分の悪いところを分析してみても、改善の兆しが一向にみられない。

 
 自己流で楽しみきろうと、時間をかけて楽しんできたゴルフだったのに、ギブアップ。

 私のところへヒントをもらいに、レッスンにお越しにくる人は、皆さん、真面目で努力家の人ばかりです。 ちなみに、練習していない人は、どうのこうのと言っているわけではありませんので、悪しからず、、自分が納得していてコースに出ていれば、別に、プロではなく趣味としては練習は程々で十分です。


 自分で練習していて、伸び悩む理由。

それは、、、練習の内容が良くないからです、、、


 誤解しないでくださいね。これからちゃんと説明しますので、最後まで読めば、私のいいたいことは分かりますので。


 普段、止まっているボールを、好きな時間だけ、自分のペースで、自分の決めた練習をしている。

 その結果が、スコアという数字になり、飛距離という数字になり、ヘッドスピードという数字になってしまいます。結局、普段の練習の内容は数字になって表れているのです。もちろん、趣味としては人と比べるものではありません。あくまでも自分の過去の数字のデータに対して意識しなくてはいけません。自分のスコア、自分の飛距離、自分のヘッドスピードに変化がないのは間違った練習をしているということです。プロゴルファーはもちろん「結果が全て」なので、競い合うのが当たり前なので別ですが。

 そして、その普段の練習の内容のなかで、やっている練習がワンパターンになりすぎて、「スイングの新陳代謝」がおこらなくなってしまうと、上達が止まってしまうのです。

 普段から、私は全てのゴルファーに提唱していることなのですが、一回の練習で、5個から10個は練習ドリルをバランス良くしてほしいと思っています。


 何故なら、スイングはたくさんの要素でなりたっているからです。



 ご自身の練習で、「これがなかなかできない。半年は悩んでいる、」と思っている人は、練習のドリルの数とバランスが良くないのです。


 もちろん、思いついたドリルをなりふり構わずに、やればいいものではありません。人によって違いますし、プロゴルファーだって、皆、練習の内容は違います。当たり前ですよね。

 それを、「私はこういう練習を普段しています。」とプロゴルファーが言っていることを、アマチュアの人達が真似する。これは一番やってほいけない、かなり危険な練習です。

 プロゴルファーでさえ、周りのプロゴルファーの話でなく、自分のことを深く分析しているコーチにレッスンを依頼するということは、人は人、自分は自分。と強く思っているからですよね。

 プロゴルファーが、他のプロゴルファーと練習していても、「あなたはそういうコンセプトでやっているのね。でも、私には私のコンセプトがあるから、あなたのスイングは参考にならないわ。」と、自分のための練習に励むわけです。

 たくさんの要素があるゴルフスイング。それを、くまなく新陳代謝させる。1箇所治したって、もっと別の所も治さなければ、スイングの新陳代謝が起こりません。


 せめて、自分にあった、自分のための、練習ドリルが5個以上はなくては上達はしなくなることでしょう。最初は3個のドリルでもオッケーです。ですが、あくまでも自分にあったドリルで、適当に雑誌や、インターネットで拾ってきたドリルをやればいいわけではありませんよ。

 なので、私の普段のレッスンは人それぞれ、皆、違うのです。してもらう、練習ドリルだって皆違います。

 手前味噌で、どうでもいい話ですが、先週、私の趣味である飛距離アップで新記録がでました。「333ヤード」という記録です。練習場のボールは1割程コースボールより飛びません。コースボールでなく、練習場でのボールで測定しているので、測定機では、少し補正しているのですが、かなり精密な飛距離測定機なので私は信頼して測定しています。

 たまに趣味として、全力で飛距離を計測してみるのですが、全身で120%で振るので、計測したあとにスイングが崩壊します。バラバラになります。現役で試合に出ているときには、このようなことはしませんでしたし、試合のスコアのために練習していたので、引退した今となってはどこまでも飛ばしてやろうと、人体実験のごとく、ありとあらゆる飛距離アップを試しています。

 そして、バラバラになったスイングを修復するのに費やすドリルは20個以上。修復し治したら、また計測する。「頭がおかしいのか?」と思うほど、これを繰り返すのです。


  ですが、何度も何度もビルド&スクラップを繰り返していると、逆にスイングがおかしくなっても、いつでも治せると思えるので、全くノーストレスになってくるのです。もちろん、こんなことはアマチュアの人は真似してはいけません。たくさんのドリルを何千種類とやってきたからそこ、こんなバカげた飛距離アップを私は楽しんでいるのです。


 壊して、治して、繰り返す。気がついてみると、「スイングの新陳代謝」がおこっていて、スイングの隅々までリズミカルに振れていることに私は、スイングの奥の深さを、今になって深く理解し始めています。


 ビルド&スクラップ。トライ&エラー。七転び八起き。

 スイングの1つのことだけ練習していても、スイングの新陳代謝はおこらないのです。


 あと7ヤード。340ヤードまで私はスイングを壊して治してを繰り返すつもりです。

やっぱり、ゴルフの楽しみ方は無限大なのですね。
 
2020年07月14日 05:23

さぁ!真剣勝負!覚悟を決めろ!

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講談社「バガボンド」参照




 







  今まで頑張ってきた自分を信じなさい。


 決戦が終わるまで反省はしてはいけません。
自分のやってきたことを出しきりなさい。


 たとえ怖くて震えていても、立ち向かいなさい。恐怖は幻想にしか過ぎません。心のなかの平安を見失わないように。


 もし、緊張が大きくて逃げ出したくなったら、こう思いなさい。「練習が足りなかったから、緊張するんだ。」と。勝負の時が終わったら、また勝負の時がきたときに、緊張しなくなるまで練習し直せばいいだけです。今は、戦いなさい。



 戦うということは、覚悟するということです。覚悟をしきると、時に信じられないほどの力が発揮できることがあります。力を発揮しきるまでは、戦い続けなさい。



 あなたの力を私は誰よりも信じています。そんな私より、あなた自身が自分をもっと信じなさい。




 さあ、いざ尋常に勝負!


 駄目なら駄目でいい!戦い慣れるまで、戦いなさい。



ーーこれから勝負する者へーー

 
2020年07月13日 07:14

なぜプロゴルファーがレッスンを受けるのか!?

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 2020年度のアース モンダミン カップで渡辺彩香選手が5年ぶりの復活優勝を成し遂げました。彼女がこの優勝できなかった5年間、どれだけ苦しかったのかを考えると、本当にこの優勝は素晴らしい価値があるものだと理解できます。
 
 彼女はリオでのオリンピックでのゴルフから自分に足りないものをたくさん感じるようになり、、、それを、自分で思い付くまま、修正してしまいました。

 修正すればするほど、良かった時のゴルフが崩れていってしまい、自分では修復不可能になる。

 ある程度のレベルまで到達して、そこからさらに今までの良いところを残してレベルアップするということ。

 プロゴルファーでも、スイングのポイントを押さえてスイングを練習しないとスランプに陥ってしまうのですね。

  練習しているときに、自分が気がついた所を修正する、、、


 その気がついた所が、本当に今修正しなくてはいけないポイントなのか?そのことを深く吟味してから修正にとりかからないと、元には戻れなくなる怖さ。


 タイガーウッズも昨年6年ぶりに復活優勝したのですが、今現在のスイングコーチを探すまで、自分で自分のスイングの改善ポイントは探すことができなかったわけです。

 将棋でたとえると、1手間違えると取り返しがつかない。局面が進めば進むほど、1手の重さが重くなる。ゴルフスイングもレベルがあがれば、上がるほど修正するポイントの重さが重くなる。


 もっと分かりやすく私がレッスンで気をつけていることで、説明してみます。

 スイングというものは、たくさんの要素で成り立っています。

 そのたくさんある要素の1つ1つがとても大切です。逆に1つことを修正してしまうと残りの大切な要素とのバランスが壊れてしまう可能性が高いのです。

 例えばスイングに100個大切な要素があるとします。実際は、もっとたくさんありますが、、、

 そのなかで、1つの要素を改善しなくては!と自分で思ったとします。なんの根拠もなく、ただ気がついてしまった、、気がついてしまうと気になってしょうがない、、そこで残りの99個の要素を無視して修正してみる。そして、、どうなるか?

 1つの要素は、別の要素と連動しているので、1つ修正すると、他のスイングの要素も修正しくてはいけないのです。


 今まで、皆さんがゴルフの練習をしてきて、気がついてしまったことを、なんのためらいもなく修正してきたことを思い出してみてください。とても、恐ろしいことだったということが分かりましたでしょうか?


 でも、やっぱり何かを練習して、何かを改善しなくては上達はできない。

 改善するポイントを間違えると、スランプになる。

 スランプになると、また違うポイントを探して修正する。




 プロゴルファーがコーチを雇う理由が、練習の負のスパイラルに陥らないようするためなのです。 ここを治すと、次にここに影響する。その影響したことは、次にここに影響して、、と計算しながらコーチに修正してもらう。

 もちろん、その教えてもらうコーチは、経験豊富で、先の先の手まで読めるコーチでなくてはいけません。

 プロゴルファーのほとんどが、自分が練習して気がついたことを直ぐに修正しようとは思わないのです。なぜなら、本当に修正しなくてはいけないのか?プロゴルファー本人でも分からないからなのです。


 プロゴルファーでもスランプになってしまう理由がお分かりいただけたでしょうか。


 練習しているときに、気がついたポイントがあったとしても直ぐには治してはいけません。元に戻せなくなることもあります。



 ここを治したら、ここに影響して。影響したところが、次に違う所に影響する。

 将棋のように、先の手を読みながら修正しなければ、一流プロゴルファーでも一手間違えると「詰み」になって投了となることを、アマチュアのみなさんも知らなくてはいけません。

 なぜ、あなたが今練習していることが、スイングのたくさんの要素があるなかで、何故その練習しているのか?バランスを考えて練習していなければ、その練習が報われる可能性は少ないのです。

 プロゴルファーや、上級者でもレッスンを受ける理由はがお分かりいただけましたか?

 「ゴルフが上手いのに、なんでレッスン受けるの?」と言っている人は要注意です。

 私がレッスンをたくさんの人にレッスンしているなかで、1人1人レッスンのポイントが違うなんて当たり前すぎることと思ってレッスンしています。

 まるで、将棋で次の一手を考えるかのように、レッスンを進めていかなくては、スイングが「詰み」になってしまうのです。
2020年07月02日 06:26

夢を見るチカラ

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 人が夢を見るときに、生きることへのチカラを得ることを知ることになります。


 この世のなかは、1人のために都合よく動いているわけではなく、ありとあらゆる全てのバランスのなかで形成されているわけです。

 少しでも調子に乗ってしまったり、冒険をしようとすると、世の中のバランスを保とうとするチカラにねじ伏せられてしまう。


 そういうことを身に染みて実感し続けると、人は「安定」「安全」「想定の範囲内」のなかで生活しようとします。


 しかたのないことです。



 そんななかで、夢を見ようとすることは難しく、夢を見ようとすると、自分の環境の周りの「安定」思考の人たちが、夢からから覚まそうと、ひっきりなしに現実の恐ろしさを語り始めるのです。


 わたしは、人へ夢を見るチャンスを与えることは、自分自身の生きる意味を、より色濃くすることへ繋がると思っています。


 とても長い目で時代を見ると、人が1000年前から夢を見続けた足跡は確かに残っていて、現状で満足する人達だけでは、何も生まれないということが理解できることは、この世のなかの事実の1つです。

 ただ夢を見るということは、節だらな欲を満たして現実から逃避するということではないわけです。夢を見続けることは、誰にもできることではありません。


 夢を見続けるには、夢を見ていない人よりも何倍も努力と苦労が伴います。そう、エネルギーがいるわけです。

 何故、人が人の夢を応援しようとするのか?応援してもらうためには?どうすればいい?

 「すごいな」、「頑張ってるな」、「そんなこと真似できない」


 そう思ってもらえるぐらい、夢を見続けることを頑張れば、人は応援したくなるものです。


 オスカー ワイルドの「我々は混沌としたドブの中にいる。でも、そこから星をようとする人がいる。」という言葉がわたしは大好きです。星を見ようとする人がいてくれるから、星を見ようとしない人は生きる活力を、星を見ている人から貰えるというこですね。



 これから何かにチャレンジしようとする人へ思うこと。


 チャレンジすることを応援してもらうことに足りるだけの、チャレンジしようとすることを理解してもらうだけの、説得力のある努力、立ち振舞い、そして実力を身につける。


 ただ、口先だけで夢を語っていては、薄っぺらい人間と見られるだけです。


 現実に生きるもの、夢を見るもの。

どちらも悪くありませんし、どちらも必要なのです。




全て満たされていて、何でも手に入る。なにも不安がない大富豪。

なにも知らなくて、これから冒険の地図を自分で描こうと、無我夢中で鼻水をたらしながら、目が輝いて夢を見ようとする者。


 1000年の歴史のなかで本当に価値のあるのはどちらなのでしょうか?


踏ん張って、頑張ることをあきらめないでというのが、私達の願いなのです。


 夢破れて夢から覚めたとしたら、夢を達成するだけのことをしなかっただけ。

 頑張ったけど駄目だった、、は本当はそうではなく、本当にすべきこと、すべき量が足りなかっただけなのです。結果になりうるだけの膨大な努力。有り余る程の過程。


 生半可な努力なだけで夢から覚めた者が、これから夢を見ようとする者を邪魔をすることは絶対に駄目なことです。


全てを前向きにとらえること。どんなことでも楽しみを見つけられるセンス。


夢を見るチカラ。

 

 



 ーー夢から覚めようとする冒険家達に捧ぐーー





 


 
2020年06月29日 04:48

教育論:人を育てる、導くということ!?part2

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 上手に導く。


 とても難しいことです。


 なぜ?導くのか?いや、導きたいのか?


 それは、その導く対象にとって利益になるからです。上手に導かれたら、生活が、人生が豊かになる。そのように導く、、、




 ですが、1つ間違えると「厳しさ」が「暴力」になったり、「パワーハラスメント」となってしまうのが、導くときの厳しさの度具合なのです。


 よかれと思ってアドバイスしようとしたり、叱ったりしたとしても、相手が成長しなくては、それは、老婆心ということになってしまいます。


 特に、親が子供を感情の赴くままに怒ったり、経営者や、上司が、ミスを揚げ足をとるように叱責したり、スポーツのコーチが必要以上に厳しすぎる指導をしてしまう。それは、本当に相手にとってプラスになることなのでしょうか?

 結果的にその、怒られたり、叱られたり、指導された人が、成長して立派になったならそれは、それでいいことなのかもしれません。
 
 ですが、私自身、ヨットのプロフェッショナルだった父に、鉄拳制裁を浴びせられ続けられた日々を思いだすと、とても悲しく、とても複雑な心境になってしまいます。

 結果的、鉄のメンタルを作り上げられたことにはなるのですが、一歩間違えるととんでもない負のスパイラルに陥っていたのかもしれません。私がそうされたから、私も人にそうしたい、とは私は少しも思いません。なぜなら、私はとても辛かったからです。

 父は既に病気で亡くなってしまったのですが、亡くなる直前に、「感情にまかせて怒って、本当にすまなかった。後悔している。」と私に言ったときに、その夜、私は夜通し泣いたことを覚えています。何年もの鬱積が、信じられないほどの涙になったのです。今でも、無き父をとても尊敬しますし、お金のかかるゴルフをさせてくれて感謝もしています。ですが、厳しすぎた教育に対しての疑問は無いといったら嘘になります。


  私はいつも怒られる度にこう思っていました。

 怒られるのは仕方のないことなのかもしれない。でも、どうすればよかったのか?そして、具体的にどうしていけばいいのか?導いて欲しい!


 ただ、叱るだけではだめです。叱ったあとに、具体的にどうするのか?を指導しなくてはだめなのです。具体的なことを言えないのに、叱ることは絶対にしてはいけません。もちろん、本当に人としてやってはいけないことをしたときは、私は強く叱るべきだとは思います。ですが、自分の感情に任せて怒ったらそれは、意味がありません。

 「勉強しなさい!練習しなさい!業績をあげなさい!」


具体的な指示が出せないのに、言うことはマイナスになってしまいます。

どのように、どのペースで、どれぐらい勉強させるのか?練習させるのか?仕事をさせるのか?


もっというと、人を指導する前に、まずは自分のやる姿を見せる。もしくは、自分で結果を出せた具体的な経験を理解してもらうことがとても大切です。

 自分ができなかったこと、やってみせれないことを人に強く言っても、相手には伝わりません。


 相手には厳しくして、自分は楽をしていたり、遊んでいては説得力は薄くなってしまいます。

 子供や、生徒や、部下に成長してほしければ、自分の頑張る姿を見てもらえばそれで済むのです。


 山本五十六さんの言葉、
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ。」

これこそ、人を育てるメソッドです。


 自分ができないこと、してないこと、を厳しくする前に、まずは自分です。自分を磨こうとする姿を、人が見れば、自ずと成長していることでしょう。


 もし、導きかたが分からない!?という人がいたら、無理に導く必要などなく、よく会話をするようにするのがおすすめです。言うことを聞かなくて困っているという人ほど、すぐに叱ることで解決しようとする傾向があります。時間をかけて会話をすることは、手間がかかりますが、手間をかけることを惜しんでは、人に伝えたいことは伝わりません。

 自分が成し得た経験則、自分がやってみせれることからの指導は問題は無し。

 自分ができなかったこと、やってみたこともないことを、自分の価値観で押し付けたり、むやみに意味もなく厳しくすることは問題あり。


 人を導くということは、心の底から相手を思いやる気持ちから導かなければ、相手を到着駅に導くことはできないのです。自分の都合で、自分のエゴイズムで、自分のために、相手を導く、叱るということは、どう思いますか?意味のあることだと思いますか?

ただ、ノープランなのに厳しくしていれば人は育つ。そんな馬鹿げたことをするぐらいなら、黙っていたほうがマシなのでは?と私は思います。

 







  
 
 


 


 
2020年06月21日 10:07

教育論:人を育てる、導くということ!?part1

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 私の仕事はゴルフです。

ゴルフをどのように楽しむのか?

ゴルフをどのように練習するのか?

ゴルフでどのように練習の成果を発揮するのか?


 ゴルフのなかで人を導くことが私の仕事です。


   もちろん、その人の性格、その人のモチベーション、その人の目標によって導き方が違うのは当たり前です。

  性格を治すことはかなり難しいので、モチベーションの作り方、目標の設定のしかたは指導する事はできます。


 ここで、人を導くということに対して、私なりの考えを、今回のブログのテーマとさせていただきました。


  子供に対して親が育て導くときの「厳しさ」に対して気をつけなければいけないことがあり、
 会社の上司が部下に対して仕事を教えるときの「厳しさ」にもコツがあるわけです。


   ただ、「厳しく」して「叱る」ことをして、「説教」をしても意味はありません。


 教育熱心に相手を立派にしたい!という気持ちで、自分なりに考えて「厳しく」したとしても、ポイントを間違えると、かえってマイナスです。


 ただ、感情に任せて「怒って」「叱る」。このことが癖になってしまっている人がいたら、今回の私の意見を鑑みていただけたら幸いです。ただ「怒る」だけの日々になってしまっていたら、本当に負のスパイラルから抜け出せなくなることでしょう。


人を導くということは、とても労力が必要なことです。


ーーつづくーー



 
2020年06月21日 07:07

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