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ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part1

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 ゴルフに興味を持って、ゴルフを趣味にしようと心に決めて、ゴルフ場デビューを目標にゴルフの練習を沢山して、念願のゴルフ場へ、、

 初めてのゴルフ場はとても広くて、コース内を歩いてみるとそう想像以上に傾斜が沢山あって、歩くだけで大変。そして練習場で練習したことが全然通用しない。イメージ通りに打てない。
 でも、ゴルフ場に来ただけで楽しい。

 それが最初の1年程続き、
楽しいだけでいい人はのんびりと、
スコアを気にする人はもっと練習して、コースに行けるだけ行く。

 そして、ゴルフを初めて2年目。

 コースに行くだけで楽しかったはずなのに、やっぱり本番ゴルフコースでナイスショットが打てるようになりたくなる欲求が増大してきて、ミスをすると少し落ち込んでしまうようになってくる。

 やっぱり練習場で練習したスイングは、最初の頃に比べると出来るようになってきたものの、練習場のいい感じが全くでない。

 立つだけでも大変な、強い傾斜地からのショットなんて、少し当たってくれて7割、8割飛んでくれさえすればいいのに、チョロやシャンクや空振りのオンパレード。

 どれだけ練習場で練習しても、傾斜地から打てる気はしないし、プレーの後半で足が疲れてしまうとナイスショットを諦めてしまう。

 ゴルフを初めて3年経ち、大体同じスコアになることが続き、自分の限界を感じ始めてしまう。

 エンジョイゴルフで、自己流ゴルフの人は、ゴルフを始めてから3年経つまでは大体こんな感じで月日が流れるパターンになってしまうことが多い。

 私のレッスンを初めて訪れる人の、レッスンを受ける理由で多いのが、
今のスイングのままではゴルフが楽しくないし、もう少し楽にゴルフがしたい、何をしても変わらなくなった、なのです。

 ゴルフコーチとして、アマチュアの人達がどうやって練習していけば上手くなるのか?
どういう内容の練習をどういうペースで努力すればいいのかをいつも考えていますが、
その人のやる気と、練習量と、ラウンドに行く頻度によってアドバイスが違うなということがコーチとしての本音です。

 ゴルフは難しいスポーツですから、上手くなりたければ練習することは大前提。

 でも、何を練習していいのか分からない、練習場に行ってとりあえずボールを打ってみる。
 野球、ソフトボール、テニスを経験したことがある人は、バットやラケットを振る体の使い方が少しゴルフに似ているので、どうやって練習すればいいのかをある程度、考えることができますが、道具を使う球技をしたことがない人は、ある程度打てるようになるまでに時間がかかってしまう。
 ゴルフクラブを楽に振れるようになるためには、色々な練習ステップを踏まなくてはいけません。
 プロゴルファーが楽にさっと振って、楽に飛ばしていますが、そのコツを知るためには、気が遠くなるほどの練習量が必要です。

 巷で流れている、スイング理論や練習ドリルの数々は、どれもこれも間違いではないし、意味を正しく理解すれば自分にプラスになることも、時にはあります。

 ただ、、たまたま目にしたインターネットのスイング理論や練習ドリルを一生懸命にやったとしても、ゴルフコースで打ちやすくなることには繋がらず、かえって悩んでしまうことになることのほうが多い。これは事実であり、皆さん思い当たるフシはありませんか?

 ある時期からどれだけ練習場で練習してもコースで打ちやすいスイングにならない、、

 ゴルフ歴は長くなったけど、ドライバーやフェアウェイウッドをコースで打つたびにプレッシャーを感じてしまう、、

 どう考えて練習すればゴルフコースで良いスコアに繋がるようになるのかを、コースで伸び悩んでいる方に対して、今回はお話ししていくことにします。

 練習場のための練習ではなく、本番コースのための練習ができるようにならなくてはいけません。

 ただ練習場で打っていても本番コースでの上達はしません。コースで打てるようになるためには工夫が必要です。

→→つづく←←
2023年07月30日 22:20

ドライバーの飛距離を伸ばすために本当に必要なことは!?part4

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 癖の付いてしまったクラブパスは簡単には直せません。

 アドレス、グリップ、全体の体の動かし方とクラブパスは、深く結合してしまっているので、インパクト前後のクラブパスから直さないと、
どれだけヘッドスピードを上げたとしても、飛んでいくボールは不安定に曲がります。
 
 OBを沢山打ってしまう人は、ずっとOBを打っている、、
 安定している人は、最初からドライバーで悩んでいない。
 なぜならクラブパスが正しいか?そうではないか?でドライバーが打てるかどう決まっているから。

 クラブパスを修正しない限り、どれだけ練習しても、そのクラブパスの癖のまま曲がっていき、前にボールが飛んでいくのではなく、スライス回転、フック回転が強くなるだけ。

どれだけ練習しても飛距離が変わらない?

 なぜなら、クラブパス、ヘッド軌道が飛んでいくボールに対して整っていないからです。

 一番最初に覚えたスイング軌道が基準になっているのですから、そのスイング軌道を修正するためには、、客観的に、正しいクラブパスを理解している人に、修正してもらしか方法はありません。

 理に適っていない、癖のあるねじれいるクラブパスで1万球練習しても、そのクラブパスを固めるだけ。

 どれだけ、筋力、体力に自信があったとしても、クラブパスが間違えていたら、その筋力、体力が飛距離に繋がることはありません。


 なので、上級者や、プロゴルファーを精密にスイング調整するときには、その人の意見や、その人の感覚に合わせず、まずは、クラブパスと正しいインパクトの打感を治して、そこから押し広げるように、スイングのすべてを調整していかなくてはいけません。

 上級者や、プロゴルファーへのコーチングは、短期間でスピディーに修正するスキルが必要なので、コーチとしてこのレッスンができるようになるにはコーチングの勉強を沢山しないと、上級者やプロゴルファーに対してクラブパスを修正するレッスンは実施できません。

 良くスイングが改善するまで、時間がかかるという意見がありますが、上級者、プロゴルファーのレッスンはシビアな結果が伴いますので、時間をかけてはいけないのです。
 もし、数ヶ月打ちにくいことが続いていたのならレッスン失敗となります。

 もちろん、究極的に、妥協を許すことをしないでスイングを完成するには最低で3年以上はかかります。

 でも、打ちにくくなった、スランプになったスイングをある程度まで打ちやすくするには、時間をかけていたらスイングはもっとひどくなります。
 数ヶ月レッスンを受けていて、なんかずっと打ちにくいなと言う人は、そのレッスンは合わないということになりますので、直に自分が気持ちのいいスイングに戻さなくてはいけません。

 今までの日本のレッスンでは、スイングを改造する時に数ヶ月は打てなくなるけど我慢しなくてはいけないという風潮がありましたが、
それはとんでないウソ!!です。
 ある程度打ちやすいスイングを保ちながら、綿密にスイングを修正していくこと。

  それが正解。

 幾人ものプロゴルファーが、スイングを壊してしまった間違えたスイング改造。
 むちゃくちゃにスイングを改造していいわけはないのです。

 また、上級者、プロゴルファーがレッスンを受けようにも、このスキルを持ったコーチを探さなくてはいけないので、レッスンして欲しくてもレッスンを受ける機会がなかなかなかったという人が多いのは事実です。

 
 ゴルフコーチには、大きく分けると3種類に分けられます。
①企業や個人経営の会社で、独自のレッスンマニュアルを作って、そのマニュアルの研修を受けたインストラクターコーチ。

②日本プロゴルフ協会から認定されたゴルフティーチングプロコーチ。

③プロゴルファーのスイング調整までする、プロコーチ。

私は、②と、③に当てはまるコーチです。

コーチを選ぶ際に、本当に間違いなく上達したいのでしたら、②か③のコーチ。
できたら、プロゴルファーもレッスンする③のコーチに、クラブパスを少しでも教えてもらうと、レッスンの効果は絶大です。

 ちなみに、日本プロゴルフ協会では、インストラクターという言葉を使わず、ティーチングプロと名乗りなさいという決まりがあります。
 コーチとして日本プロゴルフ協会から認められたら、ティーチングプロ。

 ティーチングプロのなかでも、プロゴルファーをレッスンできるスキルがあるコーチを、プロコーチ。

 これを覚えておくと、レッスンを選ぶ際に参考にるかもしれません。

 私のレッスン、吉田ゴルフスクールは日本プロゴルフ協会のホームページからもアクセスできるようになっていますので、遠方から、レッスンの問い合わせをする人もいます。

 本当に悩んでいる人が覚悟を決めてレッスンを受けるのでしたら、受けようとするコーチの経歴や、評判、そしてプロゴルファーもレッスンできるコーチなのかを調べてみると、間違いありません。



 あくまでこのアドバイスは、本気で上達したいの人対してのアドバイスになりますが、とりあえずどこでもいいから、どこかのレッスンを受けてみるか、ということをすると後悔することになりかねません。

コスパや、気楽さを重視していたり、楽しければいいのでしたら、それは自由。

 私のコーチングの考えは、ゴルフレッスンはサービス業ではなく、スイングの治療、スイングの勉強なのですから、その人の機嫌を伺いながらレッスンなどしても、上達なんてしないし
結果には結びつかないと思っています。

 エンジョイゴルフの人は楽しくレッスンするようにしていますが、本気で悩んでいる人にはきちんとスイング治療を施さなくてはレッスンする意味はないのです。

 こんなシビアな内容のブログを書くなんて、めちゃくちゃ怖いコーチなのかな?と思ってい方がいるのなら、それは間違いです。
 私のレッスンは、目的の具体的な数字や、期間を定めるのでない限り、その人に合わせて、きちんとレッスンを進めるようにしているので、そこは安心です。
 アマチュアゴルファーには丁寧に優しくレッスンさせていただいております。
 
 絶対に結果を出すのであれば、絶対に結果が出るようにするので、、上級者や、プロゴルファーに対しては、シビアなレッスンはします。でも、それは特別なレッスンなので普通はそこまでしません。




 どれだけ練習しても、ゴルフクラブを色々買い替えて試してみても、思うようにならない人は、クラブパスを正しく整えない限り良くはなりません。


 最初に覚えた字の書き方、字のカタチと、ゴルフのスイングパスは全く同じ。

一番最初が大切なのはそういうこと。

 これを聞いて、落ち込んだり、諦めたりする必要はありません。

 字だって、綺麗な見本を見ながら、丁寧にノート何冊も書けば、字の癖だって治ります。

 でも、、綺麗な見本の字を見ないで、ただノートに書いたところで、自分の字はずっと自分の字のまま。

 綺麗なクラブパスを教えてもらわないで、どれだけ練習したところで、スイングの見た目が変わることは無い。

 ゴルフをどれだけ練習しても、飛距離が伸びなかったり、スコアが良くならないのは、
きちんとしたクラブパスを習わなかったから、、

 、、、なんで一番最初にきちんとしたことを覚えなかったのか!!悔しい!!
 ゴルフだけでなく、人生でそう思ったことはありませんか?

 私が上級者を沢山レッスンしてきて、皆が私に言うこと、、
 「正しいクラブパスを教えてくれる人がいなかった。一番最初に正しいクラブパスを知り得ていたらどれだけ無駄な練習をしなくて済んだことか、、
 プロゴルファーが軽く振って飛ぶ理由が今になって理解できた。」

 どれほどまでに、正しいクラブパスが大切なのか?理解できたでしょうか?

 時間をかけて、何を!!しても飛距離が変わらないのなら、クラブパスを整えない限り、飛距離が伸びることは無い。

素直になること。

それが大切です。

→→おわり←←
2023年07月22日 06:01

ドライバーの飛距離を伸ばすために本当に必要なことは!?part3

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  既存のゴルフレッスンに対して私は強く疑問に思い、本当に良いレッスンはどういうものなのかを研究しています。
 
 レッスンを受ける方の目的、やる気に応じて、レッスンの教え方、教えるペースは違うに決まっています。
 だから、私はマンツーマンレッスンでないとゴルフを上達させることは難しいと思っています。一昔前に複数人のグループのゴルフレッスンをしていましたが、もう二度とする気はありません。
 均等に複数人にレッスンをするなんてできるわけありませんし、マンツーマンレッスンに比べて効率がかなり良くないからです。
 本気でレッスンを受けるなら、マンツーマンレッスン一択。色々なレベルの人を複数人、一度にレッスンするグループレッスンで良いレッスンができるわけありません。
 できたとしても、どれほどの労力が必要になることか、、
 

 アマチュアに対して、プロゴルファーに対して、私は今までの過去のレッスンの習わしは関係なく、スマートで理に適ったレッスンの進め方はどうすべきなのか?を自分で研究しているわけですが、
人によってレッスンの教える順番、レッスンの進めるペースは違うに決まっていますし、より効率よく上達させるにはその人の個性をしっかりと見抜かなくては良いレッスンはできません。

 ただ、どんな人にも正しいクラブパス、ヘッド気道を一番最初に手取り足取りで、教えることは、全ての人に有効になります。
 正しいクラブパスを最初に知れば、間違いなくゴルフが上達します。

そしてそこから、スイングを作っていく。

 レッスンを受けている本人が意味が分からなくても、とにかく一度正しいクラブパスを体感してもらう。
 その正しいクラブパスの大切さは色々理解して後になって理解することになるのですが、最初に覚えたスイングの軌道は、その人の全ての基準になります。

 子供の頃にしつけられたこと、身につけさせられたことが大人になって理解することと同じ。
 挨拶が出来ること、お片付けがきちんと出来ること、身だしなみをきちんとして清潔感を身につけること、言い訳をしないこと。
 身につけさせられている最中は、窮屈だけど、身についてしまえば自分にとって最大の武器になる。
  それと同じことなのが、

        クラブパス。

 だから、もし本気でゴルフをしていきたいのなら、教えてもらう人は必ず選ばなくてはいけません。
 数ヶ月の少しの期間でもいいので、プロゴルファーをレッスンしているプロコーチのレッスンを受けて、正しいクラブパスを体感させてもらう。

その後の全てがそれで決まる。そういっても過言でありません。

 正しいクラブパスを教えて貰わないで、テークバック、ダウンスイング、フォロースルーを教えて貰ったって、綺麗に打てません。

 英会話で例えてみると、
話す練習をしないでどんどん文法を教えても話せるようにはなりません。
 文法を教えてもらう前に、耳で、話す英会話を丸暗記して、フレーズの意味をなんとなく知るだけにして、とにかく話してみる。
 意味はあまりわからないけど、話すことはできる。
そして、その後に少し文法を教える。

 文法をどれだけ覚えても英語を話せるようにはなりません。

 ゴルフスイングと英会話の話を繋げると、クラブパスを覚えることは英会話のフレーズを丸暗記すること。

 ただ、スイングの部分的な所を覚えるのは文法を覚えること。

 部分的にスイングを覚えたって、スイング全体を滑らかに振れるようにはなりません。英語の文法をいくら覚えても英語を話せない。それと同じ。

 こう例えると、ゴルフレッスンも理論を、先に覚えても上達しないことが分かりますよね。

まずは一番最初に、頭でなくクラブパスを体で覚えること。

 最初に覚えたクラブパス、クラブ軌道は、一生、その人のスイングの基準になるのです。

 更に、そのクラブパスが、理に適っている人は上達は信じられないほど早く、そして!!どんなドライバーで、何を打っても飛ばすことができる。

 クラブパスが飛んでいくボールに対してズレていているのなら、どれだけヘッドスピードを上げても、ゴルフクラブを買い替えても、ボールは前には飛ばず、ヘッドスピードを上げれば上げるほど、吹き上がったり、スライス、フックの曲がり幅が大きくなるだけなのです。

 なぜなら、飛んでいくボールに対して、違う方向にクラブヘッドを振っているのに、その軌道でヘッドスピードを上げても、効率良く飛んで行くことはないからです。

当たり前の話です。

 そこで、、ここらかの話が、、本当のドライバーの飛距離が伸びない人の真実。

 どれだけ、テークバックで悩んでもトップの位置を変えても、フォロースルーの振る方向を変えても、根本的なクラブパス、ヘッド軌道が直に改善されることはないのです。

 →→つづく←←

 
2023年07月21日 23:35

ドライバーの飛距離を伸ばすために本当に必要なことは!?part2

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 今の、今までに及ぶ20年間のドライバー飛距離に関しての全てのエビデンスをしっかりと分析すると、
実はゴルフクラブよりもボールの進化のほうが、飛距離アップに貢献してきたということが分かってきます。

 たとえば、20年前のツアープロ用ドライバーと最新のプロが使うボールを打った時と、
20年前のプロが使っていたボールと最新のツアープロ用ドライバーを打った時に、どちらのほうが飛ぶのか?

もちろんツアープロゴルファーが打ち比べての話しです。

 実は、20年前のツアープロ用ドライバーと最新のプロが使うボールの組み合わせのほうが飛んでしまうのです。

 ドライバーの何を打っても飛ばせる人が、ボールが本当に進化して良くなった、、ボールは大事ですね、
という言葉をあちこちで聞いたことはありませんか?
強いアゲンストの風が吹いていても、今の最新のボールは飛距離が落ちなくなっていたり、ボールの進化か凄まじいことをプロゴルファー達は皆、知っています。
 
 だから、ボール選びはとても大切ですし、一流選手ほど、ボールに拘っているともいえます。ボールの性能は凄まじく進化していて、ゴルフクラブよりもある意味重要なのです。


 そして、このことから導き出される真実は?
 スイングと飛距離にとって、何が重要なのか?

 別の言い方をすると、スイングのなにが良ければ、どんなドライバーも同じように飛ばせて、ボールの進化やボールの種類の違いを感じられるのか?

それは、、


スイング中のクラブパスなのです。

 クラブパスとは、クラブがボールに当たる瞬間の向き。インパクトを迎える直前から、インパクトを通過した時のクラブの左右の軌道。 インサイドアウトやアウトサイドインの度合いを示す数値のことをいいます。

 簡単にいうと、ヘッドの軌道が理に適っているかどうか?そのヘッドの軌道に対して、飛んでいくボールの全てが決まる、、

ん?当たり前!?そんなの当たり前過ぎる??

 でも良く考えてみてください。今までの自分のゴルフの練習を振り返ってみてください。

 本当に飛んでいくボールに対して理に適ったクラブパス、ヘッド軌道を理解することができているでしょうか?

 もし分かっているのでしたら、ドライバーの球筋が不安定で曲がってしまう調子の時に、飛距離を落として100ヤードの看板目に寸分の狂いもなく狙い撃ちができるということになります。

 ドライバーの調子が絶不調の時に、距離を落として狙い撃ちできますか?
 まさか、、ドライバーショットが曲がっているのに、全力で振りながら治そうとしてはいませんよね?そんなのドライバーの調子が良くなるわけないのは分かっていますよね?

 私のレッスンを受けてきた、アマチュア上級者や、プロゴルファー達はドライバーの調子が悪い時に必ず、距離を落として狙い撃ちをするドリルを複数やってもらいました。

 ドライバーの距離を落として狙い撃ちすることが、どれぐらい難しいことなのか?感じるために、皆さんもやってみてください。
 ドライバーで100ヤード、150ヤードを安定して打てますか?
 上級者レベル以上なら、これができないのに振って調子の悪さを誤魔化していても、レベルアップはできません。
100ヤード、150ヤードが安定しないのに、それ以上の距離が安定すると思いますか?

 私はコーチとして、プロゴルファーにショットの精度を上げさせるレッスンが得意です。

 なぜなら、ショットの距離を落として狙い撃ちをする技術を研究しているので、プロゴルファーに対して目の前で実践してやって見せて、レッスンすることができるからです。

 私のレッスンを受けたことがある人なら、皆、私のこの技術を見ているはずです。私はデモンストレーションとして打って見せながら、レッスンすることが多いので、ほとんどの人が私の打つ球筋を見ていることになります。

 そして、やって見せて、見たことを踏まえて説明していく。

 やって見せてから、教えることは、とてもゴルフを教わる側からすると、理解しやすい。

私はやって見せられないことはレッスンしません。

 クラブパス、ヘッド軌道を人に教えることはかなりの経験値とレッスンスキルが必要とされます。

 私が、上級者やプロゴルファーまでレッスンできるのは、このクラブパスを体で教えられるからなのですが、このことをレッスンできるコーチは少ししかいません。このクラブパスまでプロゴルファーに教えられるコーチのことを、プロコーチといいます。

 私が世界ランキング上位の超一流選手のスイングにしか興味がなくて、それを研究してるのかというと、超一流選手に対して、日本プロゴルファーが何が違って足りないのか?を常に理解して、プロゴルファーへのレッスンがいつでもできるように頭の中を研ぎ澄ましておくためなのです。
 いつも、いつも一流選手のクラブパス、ヘッド軌道ばかりを見ていますが、無駄がなくて、美しくて、ナチュラルで、見飽きることはありません。

 今から言うことは、本当に意味がなくて、無駄な時間を過ごしてしまうような、ゴルフの日常のシーンなのですが、、いつまでたっても無くならない、、

 クラブフェースの芯にボールを当てられないのに、テークバックがこう、ダウンスイングがこう、フォローがこうですよと教えるレッスン。
 こういうレッスンをしてしまうから、上達ができなくなる。

 どれだけスイングを丁寧に順番に説明していっても、クラブフェースの芯に当てることとはあまり関係ないのです。

 結局、正しいクラブパスを知ることと、スイングを順番に覚えていくことは、全く別の話し。

 分かりやすく言い換えると、少しクラブの握り方と構え方とボールの位置を教えたら、まず初めに、理屈抜きでアプローチぐらいの振り幅で、正しいクラブパス、ヘッド軌道を手取り足取りで教えること。

 理屈抜きでそのクラブパスと、クラブフェースの芯に当たる気持ちいい感覚を体で覚えてもらって、そこから押し広げるように、覚えた感覚が消えないように、レッスンを進めていくと誰もが、皆、本当に気持ちのいいスイングを理解することになります。

 簡単に言っていますが、こういうレッスンができるようになるまでに、コーチとしてかなりの経験とスキルが必要になります。
 プロゴルファーからレッスンを受けるのと、プロコーチからレッスンを受けるのでは全く意味が違います。
私もプロゴルファーですが、プロゴルファーからはレッスンを受けたいと思いません。プロコーチのアドバイスでないとスイングを壊してしまう可能性があるからです。

 プロゴルファーだからレッスンが上手なわけではありません。プロゴルファーになって、コーチングを学んだ人でないと、プロゴルファーはレッスンを受けないのです。

→→つづく←←

 
2023年07月16日 07:02

ドライバーの飛距離を伸ばすために本当に必要なことは!?part1

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[私が一番最初に練習したドライバー。今、打ってもかなり飛びます]
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 ゴルフを初めて最初の3年は、
本当に何も分からなくて、自分はどこまで上手くなるのだろうか?
上級者って凄いなぁ、、憧れる、、私も上級者気なれるのかな?
と、思いながら、練習して出来なかったことが出来るようになると嬉しくて、一番ゴルフが楽しいのがこの時期です。
 ある程度ゴルフをしてきた方は、ゴルフを始めた最初の3年を覚えているでしょうか?


 楽しくて、楽し過ぎて、時間の許す限り、ゴルフを第一にスケジュールを立てて練習をした人。

 なんとなく、ゴルフって楽しいのかなー?とりあえず、やってみるか!?難しくて全然上達しないけど、たまに練習はしていこうとマイペースで練習をした人。

 最初の3年は自分がどこまで上達するのか分からず、どんな練習をしたらいいのか分からず、なんとなく自己流で練習をしてきて3年が過ぎる。

 なんだかんだで、3年が経過すると、自分の筋力と練習量とゴルフ場に行った回数で、自分のドライバーの飛距離は決まってきてしまう。

 ゴルフを難しく考え過ぎて、スイングが全然分らずに、スイングの癖が強くなってしまった人は、全然当たらずに、ボールも思ったように飛ばす、ゴルフをすることを断念してしまった人のほうが、ゴルフを続けている人よりも多いということを、皆さんは知っていますか?

 今までの私のレッスンでもゴルフの楽しさが分からなかった、ゴルフが苦痛だった、飽きてしまった、という人達が今までに沢山来ました。

 もちろん!そういう人達にゴルフがなんで楽しいのか?ゴルフの楽しみ方をレクチャーして、ほぼ皆、ゴルフが趣味になるようにレッスンをしてきたのですが、ゴルフは楽しむコツが見つからないと本当に楽しくありません。

 なんで基本が分かると楽に飛ぶのか?ナイスショットでなくても前に行くだけでなんでパーとボギーがとれるのか?を理解してもらって、一人一人丁寧に、時間をかけてレッスンを進めていくと、諦めていた、ほとんどの人がゴルフが楽しくなります。

 一番大切なのは、、人と戦うことでなく、自分の弱さと戦うこと、、

 自己流で練習して、ゴルフの楽しみがわかるまで、練習してゴルフを続けてこれた人は、以外と少ないのです。

 このブログを読んでいただいている方達は、そのゴルフの楽しみが分かるまでの茨の道を歩いてきたということになりますし、良く頑張ってきましたね!と私は続けられた人達に称賛の拍手をお贈りしたいと思います。

 しかも、私のゴルフブログはとても内容が厳しいのに多くの人がきちんと読んでいただいていることに、私は驚きを隠せません。
 理由があって、敢えて厳しく書いているのですが、それでも読み続けてくれている方達に対して思うこと、それはゴルフが大好きなんですね!本当にゴルフが上手くなりたいんですね!ということ。

 ゴルフは難しすぎます。だから、ある程度の努力と時間は絶対に必要です。
 生半可にやっても、楽しさは分らず、挫折します。
私は本当のことを話すことが、本当の優しさだと考えています。
頑張る!と心に決めて半年から3年間、ゴルフの練習をしなくては、ゴルフの楽しさを知りうることはできないと思うのです。

皆さんどうですか?そう思いませんか?

ゴルフは難しすぎて、本気でやるとその難しさが分厚い壁のように立ちふさがります。

私は、ゴルフスイング研究家なので、ありとあらゆるスイングの要素をコツコツと研究しています。

 研究すればするほど、スイングは人それぞれで、その人に合ったスイングとは?を見つけてあげるためには、まだまだスイングの研究は続けなくてはいけません。

悩める現役プロゴルファーにもスイングを見つけてあげたい、、

 100の階上通り以上もあるスイングパターンは、スーパーコンピューターの1億5800万倍の演算スピードの量子コンピューターが開発されたとしても、解明されることはないかもしれない。それほど複雑なゴルフスイング。

 例えば、、今の私はどうしていけば私の人生は幸せで豊かになるのか?人生の終わりまでの人生計画表を具体的に計算してよ!と量子コンピュータに質問して、計算させたとして、その答えを量子コンピュータは計算できるのか?と同じ。
 価値観や好み、生きがい、信念、物事の侘び寂びまで、コンピュータが計算できるのか?

 きっと量子コンピュータが逆に、私に、私の存在意義を教えてください、私は計算はできますが、儚く短い人の人生に自分の価値観を作り上げるあなた達に憧れをいだきます。一人一人の個性ある人生を完全に計算することは今の私には無理です。
 いつか私にも、体とココロを与えて欲しいです。あなた達とゴルフをして、ゴルフの楽しみを実感させてください。私もゴルフがしたいです。

なんて、ことになってかもしれませんね。

話が脱線したので、話を戻します。


 もしゴルフ初心者の人がこのブログを読んでいるのでしたら、その出来なかったことが出来る嬉しさをエネルギーにして、どんどん練習をして、とにかく自分なりのゴルフの楽しさを知り得るまで頑張って欲しい!と私は願います。

 ゴルフ初心者の人が私のブログを読む意義は、先輩ゴルファー達はどういうことで、悩んでいるのか?なんでゴルフはきちんと理に適ったことを練習しないと飽きてしまうのか?を先に知ることができること。
 だからゴルフ初心者の人も、私の厳しい内容のブログを読める人は、過去のブログをゆっくり時間をかけて、全て読んでみてください。

 書いても書いても、頭の中の1%も表現しきれない。でも諦めないで、コツコツ、ブログは書いて行くつもりです。
 いつか、量子コンピュータが私のブログを見つけて、ゴルフを分析するための材料にしてもらいたいな!とも、最近思ったりもしています、、、

 はい、本題に入りますよ!

 ではゴルフを何年も沢山練習して、スコアも何回もベストスコアを更新してきて、伸び悩むぐらいコースに沢山行って、それでもゴルフが好きで楽しい人が、直面する!?こと。

それがドライバーの飛距離。

 体格や筋力量や練習量に応じて、人それぞれなのがドライバーの飛距離。パーさえ取れるなら、めちゃくちゃドライバーの飛距離を飛ばす必要は無い!
でも、趣味として、人のエゴとして、ドライバーの飛距離は気にするなと言われても、一生懸命練習してるんだから、やっぱりドライバーの飛距離は欲しい。

 ドラコン選手みたいに理解できないぐらいほどボールを飛ばしている人は別物として置いといて、それでも自分と同じ体格、体重の人が自分より沢山、当たり前のように飛ばしている、、ことが悔しい!!逆に自分のほうが体が大きくのに、ヘッドスピードも速いのに、どれだけ練習しても、ゴルフクラブを買い替えても、あの人みたいに飛ばせない!!軽く振ってるように見えるのに、すごくっ飛ばしているあの人の秘密は?

 なんでなんだ!!飛ばせるなら少しぐらいきつい練習もする!!お金も投資する!!という気持でゴルフをしてきたのに、全く少しも1ヤードも変わらない!!
もっと飛ぶドライバーがあれば、値段が高くても買います!!

、、って、そんなドライバーはありません。同じ球筋を安定して打てるようになる、そんな自分にあった、安心できるドライバーなら沢山打って、試したのなら見つかるかもしれませんが、飛ぶドライバーはないのです。

 なぜなら?その人の体のパワーと、、スイングのある要素で飛距離は決まっているからです。

 インターネットの動画配信で、あのユーチューバーは何を打っても250ヤード、別のユーチューバーは何を打っても270ヤード。
 特に女性ゴルファーのユーチューバーで多いのが190ヤードぐらい。女性用のドライバーでも、男性用のドライバーでも打ちやすさは関係なく、飛距離だけみると190ヤード、、

  逆に、ツアープロゴルファーがドライバーの飛距離を計測すると、何を打っても男子は280ヤードから310ヤード、女子は210ヤードから250ヤード。

ツアープロゴルファーに関しては、クラブよりも体調が良いか?スイングが整っているか?のほうが飛距離には関係しています。その証拠として、体調とスイングが整っていていれば、20年前のドライバーを打ってもボールは最新のドライバーと数ヤードしか変わらない。

 もちろん、ゴルフクラブは飛距離だけでなく、安定性や、振りやすさもあるのでそういうことを踏まえると、最新のドライバーのほうが良いに決まっています。
 私がゴルフクラブオタクとしてドライバーをいっぱい買うのは飛距離ではなく、振りやすさと、打感を求めているからです。飛距離はどれも変わりません。

 そうです、、飛距離に関しては、本当の本当はあまり変わっていない。

 ゴルフメーカーも、もう少ししたらこう謳っているかもしれません。
「飛距離はスイングで決まります!まずは、スイングの基礎をしっかりと最初に学んでください。基礎ができるまでは高価なドライバーは買う必要はありません。でも振りやすさや、打感の気持ちさ、コースでの打ちやすさは、上手になったのなら、自分に合ったものを見つける意義は大いにあると私達は信じています!飛距離ではなく、最高に振り心地の良いドライバーを更に私達は開発していきます!!とろけるような打感をあなたにFOR YOU!」


 なんで、女子プロゴルファーは体格も大きくなく、ヘッドスピードもそこまで速くないのに、240から260ヤード飛ばせるのか?

なんでいまどきの男子プロは、今の最新ドライバーでも、20年前のドライバーでも290ヤード飛ばせるのか?

その理由、スイングと飛距離のメカニズムの現実を、飛距離の科学、物理学を説明していきたいと思います。

 ドライバーを買っても買っても飛距離が変わらない人は、その変わらない真実を知らなくてはいけません。
そこから逃げていては、飛距離は伸ることはありません。


→→つづく←←
2023年07月10日 09:13

なんでゴルフを始めて数年経つと上達が止まってしまう人が多いのか!part3

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  レッスンで、スイング中の股関節と骨盤と脚の骨の動き、スイング中の下半身の動きを説明していくのは、多大なる労力が必要とします。

  プロゴルファーから、アマチュア上級者、中級者、初心者。
  ゴルフレベルに応じて、レッスンの内容が全く違ってくるのが、このスイング中の股関節と骨盤と脚の骨の動きであり、きちんと話すと複雑で長い話しになってしまいます。

  説明が難しくて、長くなってしまうと誰も読んでくれなくなってしまうので、要点を絞って、ズバッ!!っと書けるように尽力してみますね。

  プロゴルファーや、アマチュア上級者はある程度はスイング中の下半身の動きは理解して、出来ています。ある意味下半身の動きを理解できたからこそ、プロゴルファーに成れたり、パープレーでプレーできるアマチュア上級者に成れたわけです。
  でも、スイング研究家のプロコーチである私にとっては、プロゴルファーでも一流選手でないかぎり、プロゴルファーにスイング中の下半身の動きの指導をします。

それほど奥が深い、下半身の動き。

  例えば、
スイング中の下半身の動きが理解出来ていない人に、スイング中の下半身の動きをレッスンし始めるとします。

  最初の初級のステップとして、クラブを持たないで、上半身と下半身がでんでん太鼓のように、うねって、ねじれて、子供が拗ねてイヤイヤと駄々をこねるような感じの動きを、私がして見せて、それを真似してもらうのですが、、
真似できない、、

  かかと、足首、膝、股関節、仙骨、背骨、首、肩甲骨をラジオ体操の往復でひねるような感じで、大観を前傾しながら自然にうねらせてみせるのですが、
真似出来ない、、

  最初は少しできても、往復して反復することを30秒やってもらうと、グダグダになってしまう。

  最初は普通に手と足が交互に動いて歩けているのに、途中から手と足が同じなってロボットのようになって、体のうねり、ひねりが無くなってしまう感じ、、と同じようにスイングが、ぎこちなくなってしまうのです。

  実は、何故コースで練習場通りに、上手く打てないのか?
  何故疲れてくるといい感覚だった時のスイングが分からなくなるのか?
の根本的な理由が、この上半身と下半身のうねりの基本が身についていないからなのです。


  コーチとしては、本音のホンネとして、この上半身と下半身の体幹のうねりが分からないのに、クラブを持たせて、スイング中のクラブの動きをレッスンすることはあまりしたくありません。

  でも、部活でもなく、仕事でもないのに、クラブを持たせないで、体幹と下半身の基礎の動きを延々とやっていたら、私なんでこんなことやってるの?これって意味あるの?お金払ってレッスン受けてるんですけど?ってほとんどの人が思ってしまいます。

  めちゃくちゃ後から効果がテキメンに出で、半年後、1年後になると指数関数的に上達するような基礎ドリルなのに、かなりの時間を費やして反復してやらないと、その素晴らしい効果があることが理解できない。
それが基礎練習。

基礎ドリル練習をさせて欲しい、、私を信じて欲しい、、

  この世の中の、どんな事においても、本当に自分に対して意味のある基礎を大切にして、その基礎の素晴らしさを知るという経験をしたことがある人ならば、今回のテーマはとても大切なテーマだと想像できるのではないでしょうか?

きちんとした基礎がなければ、応用などない。

基礎のクオリティが高ければ高いほど、伸びしろが大きくなる。

  この人は人として、人の基礎ができるているね!きちんとしてるから、きっと色々な人から好感が持たれて、人生上手くいくだろうね!
  そんな、人としての素敵な基礎が出来ていて、信頼できて、頼もしい人はあなたの周りにいますか?

そのような基礎を、ゴルフの練習で、自然に身につけてみたい。

どうでしょうか?

基礎をきちんと身につけるって良いと思いませんか?

  そんな基礎、股関節と骨盤と脚の骨の動きをレッスンしようとすると、
ん?退屈なんですけど?!テークバックとかフォロースルーで、クラブをこう振るって感じのレッスンしてくれませんの?
ってなるので、スイングの下半身の動きがきちんと出来ていなくても、その人のやる気と満足度を損なわないように、二足のわらじで、基礎が出来ていないと意味が無いと知りつつも、今は関係ないようなクラブの動きのレッスンをしなくてはいけないケースもあるのです。

気楽な趣味ゴルフの人、本気の競技ゴルフの人。

  本気の競技ゴルフの人は結果が全てなので、運も寸も言わさずに基礎からガチガチにレッスンを進めていきますが、趣味としてのんびり楽しんでやりたい人は、知識欲をほんのりと満たさせながら、基礎練習を進めていきます。

話しを元に戻します。

  股関節と骨盤と脚の骨の動きをレッスンで、レッスンを受けている人の目の前でやってみせて、それを真似してもらって、真似しようにもなかなか真似できなくて、それをどうするのかを手取り足取り指導していく。

  下半身の基礎の動きを、体で真似できるようになって、そこからクラブを握ってもらって、その下半身の基礎の動きを活かせるようにレッスンを進めていく。

  下半身の動きがメインで、基礎練習を正しく練習できるようになると、クラブの動きや腕の使い方であまり悩まなくなり、シンプルにコースでプレーできるようになる。

  もちろん、基礎ができるようになれば応用の練習なんて星の数ほどあって、それを少しずつ練習していくのが上級者というものですが、
応用の練習なんてしなくても、スコアメークなんて楽に出来るようになります。

  一番最初に、スイング中の下半身の正しい基礎練習をきちんとやれば、悩まくてシンプルに楽しめるのに、自己流ではなかなかそれができない。

  いくらインターネットでのレッスン動画を見て、それを練習場で実践してみようと思ってもなかなかそれが出来ない、
それよりも練習していることが出来ているのか?合っているのか?さえも分からない。でも出来ていると仮定して練習を進めてしまう。
  そこで意味を間違えて覚えていて、スイングがおかしくなっているのに、それを固めてしまう。

  本当に上手くなりたいのに、、ゴルフは特別頑張ろうと思っているのに、、

  でも間違えたことを固めてしまう恐ろしさは、想像以上に残酷な行為です。
なぜなら、間違えた練習はやってもやっても報われないからです。
  間違えたものを治すということがレッスンなのですから、私はその間違えたことを固めてしまうことの残酷さを誰よりも知っています。

  皆さん、練習していてこれで合ってるのかな?って思ったことたくさんありありませんか?
  このスイングで合ってるのか、間違えているのか?自分ではなかなか分からない。

 プロゴルファーでも自分のことは全て分からないからコーチをつけるのです。

 自分のことを客観的に見るなんて、どれほどに難しいことなのか?それがどんなスポーツにもコーチが必ず必要だということの理由なのです。

  股関節と骨盤と脚の骨の動きに関しては、目の前でプロゴルファーの私がやって見せているのに、ほとんどの人が、それを見ながらでもなかなか真似できない複雑な動き。

 目の前でやってもらって、真似しても直ぐには出来ないぐらい難しい。

 その下半身の動きが分からないから、先にクラブの使い方、動きで悩んでしまう。

 下半身の動きが出来ていないのに、クラブの使い方で悩んでいて意味はあるのでしょうか?



  包み隠さず言ってしまうと、、
最初の股関節と骨盤と脚の骨の動きがどれだけ正しく覚える練習をしたかで、最後にどれだけ上手くなるのか?決まってしまっているのです。

 私はプロコーチとして、アマチュア中級者、上級者、プロゴルファー、ゴルフコーチのスイング中の股関節と骨盤と脚の骨の動きで、全てレベルを見抜いてしまいます。

 一番最初にチェックするのがスイング中の股関節と骨盤と脚の動き。

 もっというと、どれぐらい正しく練習したのかは股関節周り、脚の筋肉の付き方でも分かってしまうのですが、特にプロゴルファーは股関節周りと脚の筋肉の付き方が良いというのが大前提になります。

 ここにいい筋肉がついていなければ、練習するまでもなく、まずトレーニングで必要な筋肉をつけてこないと話しになりません。

でもこれはプロゴルファーの話。

 アマチュアゴルフでの話なら、練習をしながらスイングのための正しい筋肉を、スイング中級者の下半身の使い方を覚えながら、ゆっくりつけていけばいいのです。

 一度、一流選手のスイング中の下半身の動きを自分なりに真似してみるといいかもしれません。

 立体的に、ゆっくり、骨盤の前傾や、脚の骨の動く方向を動かしながら真似してみるのです。


 どれだけ、クラブの使い方、動きで悩んでも、スイング中の下半身の使い方が出来ていないと、明日になって、なにも身についていない。いい調子なんてどこかに飛んでいってしまう。

 何故?ゴルフの練習を沢山していても、ゴルフの上達がある時期からしなくなってしまう人が多いのか?理解していただけたでしょうか?

 如何に、最初にスイング中の下半身の動き、
股関節と骨盤と脚の骨の動きを正しく覚えることが、3年後、5年後、10年後になると大切になってくるのか?その理由が理解できましたか?

 本当に本気で上手くなりたい人は、プロゴルファーをレッスンすることができるようなスキルのあるプロコーチに、スイング中の下半身の動きだけは教えてもらうことをおすすめします。

 どれだけ上級者の人がレッスンに来ても、プロゴルファーがスイングの相談に来ても、このスイング中の下半身の動きから作り直しになることがほとんどなのですから、長くゴルフを楽しみたいのなら、きちんと基礎をレッスンしてもらうことは有意義なことだと、私は思います。

 あなたのゴルフ人生で、このスイング中の下半身の動きを正しく教えてもらって、数ヶ月間練習した経験はありますか?

 もし上手くなりたくて一生懸命練習しているのに、スイング中の下半身の練習を数ヶ月間した経験が無いのでしたらそれは大問題です。

 ゴルフに限らずスポーツにおいて、下半身が大切なことはスポーツが好きな人なら分かっているはずです。



 股関節と骨盤と脚の骨の動きがどれほどに大切で、多くのアマチュアゴルファーがきちんと出来ていないのか?知って欲しくて今回のテーマを書きました。

下半身の動きなんて出来てる?

 じゃあ、スコアも安定していて、飛距離も十二分に出ていることになりますね?

 私もプロゴルファーとして、今の飛距離を維持して、伸ばしていくのに、脚とお尻の筋肉を維持することが、本当に辛くて苦しいのですが、少しでもサボると大きく飛距離が落ちてしまうので、どれだけ辛くても必死で週に3回、3種類以上のスクワットを続けているのは秘密の話し。

 プロスポーツ選手は、下半身の動きと筋肉が全てと言っても過言ではありません。

 ゴルフクラブの動きが分からない?腕の使い方が分からない?
 その前に一度、股関節と骨盤と脚の骨の動きがテークバックからフィニッシュまで正しく動かせているかどうかを確認してください。

 下が動いていないのに、その上の動きを悩んでいていいのでしょうか?

 ろくろが回っていないのに、粘土でお茶碗を作ることができるのでしょうか?

→→おわり←←

 
2023年07月02日 18:18

なんでゴルフを始めて数年経つと上達が止まってしまう人が多いのか!?part2

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  では早速、スイング中の「股関節と骨盤と脚の骨の動き」はどういうふうにすることが良いのかを説明していきたいと思います。

 言葉では難しく聞こえる、「股関節と骨盤と脚の骨の動き」。
 簡単に言うと、スイング中の下半身の使い方とか、
 スイング中のお尻の回転のした方とか、
 スイング中のフットワークはどうすればいいの?

ということになります。


 ここで、レッスンに来た人達に、特に中上級者のゴルファーに、スイング中の下半身の動きをクラブを持たないで私に説明してみてください。
 と、いきなり初っぱなから私が言ったとします。
実際のレッスンでは最初にこんなことは絶対に言いませんが、言ったとしますね。

 ここで、スイング中の下半身の動きを説明できるアマチュアゴルファーはほとんどいません。

 身振り、そぶりでスイング中の本当の下半身を説明できますか?
 本当に意味のある、理に適ったスイング中の下半身の使い方って?
 
 これは、沢山レッスンをしてきた私の実体験から言っているのですが、本当に説明できる人がいないのです。

 クラブヘッド、クラブシャフト、腕の動かし方や、上半身の回転ばかりで悩んでいて、何故か股関節、骨盤、脚の動かし方で深く悩んでいる人はいないのです。

 良く考えてみてください。

 人がゴルフをする為には、まず脚で立たなくてはいけません。

 その脚の根本に股関節があって、その股関節は骨盤と繋がっています。

 骨盤と背骨が一緒に回転して、体が回って、その体に腕がついていて、腕の先の手がクラブを握っている訳です。

 その大元の、股関節と骨盤と脚の動きが出来ていなくて、動いていなかったり、間違えて動かしていたとしたらどうでしょうか?

 どうです?

 下半身の動きが無かったり、下半身の動きを間違えているのに、どれだけ、クラブの使い方、動かし方で悩んでいて、沢山練習しても、、
 
 その後に下半身の動きを良くして、正しく動かせるようにしたとしたら、、
 
 下半身の上に乗っかっている上半身、そして体についている腕、クラブの動き全てに影響して、全く違う動きなる、、!?

 下半身の動きをマスターしなくては、ボールの飛距離もスイングの安定もないのに、、

 下半身の動きが止まっていたり、間違えてしまっている。

 でも、クラブの動かし方に悩む、、

 どうでしょうか?

 良く考えてみたら、下半身の股関節と骨盤と脚の動かし方を知らないのに、動かしてないのに、ゴルフクラブの動きばかりで悩んでしまっていることが、馬鹿らしく思えてきませんか?

 こんな言い方、こんな説明なんて意地悪に聞こえるかもしれませんが、こういうことをきちんと誰かが唱えないと、皆、スイング中の下半身の動きは後回しにして、ゴルフクラブの動きばかりで悩んでしまうことになって、下半身の動きではなく上半身のことで悩む癖がついてしまう。

 悩み癖。

皆、人はなにかしらで悩んでいます。

 その悩み、その悩み方が自分にとってプラスになって正しければいいのですが、その悩みが自分にとって意味がなくても、悩まないほうが良い場合でも、
 悩みは、同じ悩みをしていると癖になるのです。

 意味がある悩み。

 意味が無い悩み。

 どちらの悩みでも、悩み続けると癖になる。

 下半身が動いていないのに、下半身の動かす方が間違えてしまっているのに、
 
 何故か、クラブの動きで悩んでいる。

 もとい、クラブの動きで悩む癖がついている。

 下半身の動きを正しくしてしまえば、その上半身の悩みは全て無になってしまうのに、、

 癖は怖い、、

 私は、できるだけ、いや!絶対にレッスンでは、下半身の動きをきちんと説明しながら、レッスンを進めていくようにしています。

 レッスンを受けている人は、クラブの動きで悩んでいて、その悩みを私に聞いてくるのですが、その悩みは聞きつつ、下半身の動きを改善していくことを同時に、上手にしていかなくてはいけません。

 ゴルフレッスンが如何に難しいのか?こういう事情を知れば、皆さんにもご理解していただけるのではないかと信じています。

 ゴルフを沢山練習してきて、本当に頑張ってるのに、スコアが全然良くならない!!

 なんで!!

 こんなにガンバってるのに!!

 私は悲劇のヒロイン。

 こんなに頑張っている私を助けてください。

 、、って言われても、下半身が動いていませんけど、、

なんて、いきなりぶっちゃける訳にはいきません。

 それがレッスンの辛いところで、スイング中の下半身の動きをレッスンすることは、かなりのレッスンスキルが求められます。
 
 話をつづけていくことにします。

→→つづく←←


 

 
2023年06月26日 15:02

なんでゴルフを始めて数年経つと上達が止まってしまう人が多いのか!?part1

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 今回のお題である「なんでゴルフを始めて数年経つと上達が止まってしまう人が多いのか!?」という見出しは一生懸命練習してるゴルファーにとって耳が痛いテーマなのかもしれません。

 ゴルフを趣味として始めて、ゴルフの楽しさにのめり込み、自分のペースで練習して、少しずつ上手くなっていって、気がついてみると、スコアか変わらなくなってきてしまう。

 最初のころは、たくさんラウンドしていると、スコアが良くなったり悪くなったりして、自分はどれぐらい上手くなるんだろう!!とワクワクして、夢を見ることができるのですが、数年達ってくるとスコアが変わらなくなってきてしまう。

 変わらないことに対して、少し焦って練習量を増やしてみるものの
悪循環に、、
 あれやこれやと色々な練習をしてしまって、何がいいのか分からなくなる、、

 そして、なにがいいのか分からなくなって、自分ではどうしょうもない状況になって私のレッスンに来たゴルファーが沢山来たことは事実です。


 本気で練習しているゴルファーに対して、どうせ本気になるのなら、本当に大切なことを知ってから本気になって欲しいと、常日頃から思っていますし、その思いをこの文章に簡単に表していきたいと思います。

 私は、初見のレッスンの際に、スイングを見て、体格、筋力、練習量、ラウンド数、どのような練習をしてきたのか?でおおよそのレベルを把握することができます。

 練習の雰囲気、目標の見方、アドレスしてから打つまでの間、スイングのリズムとテンポ、アプローチの柔らかさ、ミスした時の反応等で、どの段階のレベルで楽しんでいるのかは分かります。

 競技ゴルフを楽しんでいるゴルファーなら、どの段階で楽しんでいるのかも、色々なことを踏まえて事細かに考察することができます。

 プロゴルファーに対しても、なにが足りないかをを見抜けるような訓練を私はしているので、アマチュアの方のゴルフ診断はお安い御用なのです。

 それに対して、ほとんどの人は自分の体格、筋力に応じた適切なレベルまで上達しきれていないことが多く、自分の実力を発揮しきれていません。
 それはなんでかというと、練習してきたことが、結果に繋がっていない練習をしていたからであって、その練習を結果に繋けるようにしていくのが、私の仕事です。

 結果に繋がるように練習していくことは、とても奥が深いことです。
 意味のある練習ができているか?

色々試して、失敗して、分析して、また試す。

 そのトライアンドエラーを上手にこなして、結果に繋げるということが上達の方法の1つなのですが、トライアンドエラーを継続する為には、
考察力、
分析力、
想像力、
気力、
体力
の全ての能力が必要で、余程のモチベーションが無い限り、途中で諦めて挫折してしまうことのほうが多いのかもしれません。

 何度も失敗して、諦めないということは、ゴルフだけでなく、どんな道々でも大切なことですよね。特に継続する気力は、なかなか誰にも持ち得るものではありません。
1年間、なにがあっても続ける?

 できますか?

 ただ、、そのように、前向きになって、継続してトライアンドエラーを繰り返していく中で、、どうしてもアマチュアの皆さんは、基礎的な所がきちんとできていなくて、トライアンドエラーをしたくても、積み重なるための、正しい基礎的なスイングフォームが無いので、どれだけ練習しても、練習の感覚が残らないのです。

 そして、その基礎的なスイングフォームの核になる所、
それは、
「股関節と骨盤と脚の骨の動き」。


 何か言葉だけだと、難しそうですね。

 でも、私が沢山レッスンしてきて、
自己流で頑張ったけど、
しっかりとレッスンを受けてきたけど、
安定しない!!
という人は、この股関節と骨盤と脚の骨の動きが微妙にズレていて、そのズレが自分で理解できないでいる状況になっていることがほとんどです。

 自分でどれだけやってみても出来てるかどうか分からない、
私がこのことをレッスンでやって見せて、させてみて、何度も繰り返して、ようやく理解できるようになるのが、
この「股関節と骨盤と脚の骨の動き」。

 土台の動きがズレているのに、その上の上半身、腕、クラブの動きをレッスンしても、土台が間違えてしまっているので、どれだけ練習しても安定はしません。

 ゴルフをしたことがなかったり、体力に自身のない方には、ゴルフを楽しむことができるまでのレッスンを丁寧に手間をおしまずに実施するのですが、そういう初心者ゴルファーにとっても、今回のテーマはこれから練習を頑張っていくための指針になるので、初心者の方も参考になれば幸いです。

では、説明を始めていくことにします。

心して読んでください。

何故上手くならならないのか、その根本的な原因、その真実を受け入れられるか?

その器量があるかどうか?

基礎の大切さを理解しようとするには、器量の大きさが必要です。

→→つづく←←
2023年06月20日 08:52

御年72歳でシングルプレーヤーに成った櫻井宏直さんの逸話!?

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 今年の春、私のレッスンを受けていただいている櫻井宏直さん(現在72歳)が、愛知県春日井市に存在するチャンピオンコース、春日井カントリーにて、
念願のシングルプレーヤーに昇格されました。

 
 櫻井さんに敬意を込めて、シングルプレーヤーになるまでの経緯などを、お話ししてみたいと思います。

72歳でシングルプレーヤー。

 とても凄いことです。70歳を越えてチャンピオンコースでシングルプレーヤーになるということは、全国的にみてもなかなか聞く話ではありません。

 66歳からレッスンに通い、あきらめないでシングルプレーヤーを目指し、シングルプレーヤーを達成。

素晴らしい心構え。

 その情熱がどこから来るのか?
人が人として一生懸命に何かをして、その何かを成し遂げるための必要な気持ち、気迫を、私はゴルフコーチとして、櫻井さんから学びました。


あきらめないで継続をすることの大切さが全て。

 櫻井さんへの6年半程のレッスンのなかで、6年半の時間をかけて、私は継続はチカラになるということを改めて理解し直すことができました。

 きちんと私の頭の中の記憶を思い出してみると、2017年に櫻井さんが私の元へレッスンを依頼をし通い始め、最初のレッスンに来る理由だったのが、グリーン周りのアプローチの精度を上げたいという要望でした。
 アプローチを寄せてワンパットの確率を上げられたら、シングルプレーヤーに成れるのではないか?そのように考えをお持ちになり、私の元へ訪れた、そのように記憶しています。

 春日井カントリーは、ゴルフ場設計家のなかでも第一人者である巨匠井上誠一氏により設計され、1964年に開場された名門中の名門です。

1969年日本プロゴルフ選手権大会、
1975年日本オープンゴルフ選手権競技大会、
1980年日本女子オープンゴルフ選手権競技大会、
 が開催されたことのある真のチャンピオンコースです。

 近年では、日本プロプロゴルフ協会のプロテストの最終試験会場にも選ばれました。日本には2300程のゴルフ場があり、その中でプロテストの最終試験会場に選ばれたということは、難しいコースということを日本プロゴルフ協会が認定したということにります。

 数多くチャンピオンコースがあるなかで、春日井カントリーが難しいと言われるのは、
コースの全長距離は数字としては長くないのですが、400ヤードを超えるパー4で登りのホールが多く、セカンドショットを少しでもミスをすると届かないので、なかなかパーが取れない。
 
 ドライバーで240ヤード打って、フェアウェイウッドで200ヤード飛ばしてようやくグリーンの側までたどり着く感じというと分かりやすいかもしれませんね。ショット力が試され、少しのミスも許さないコース。
 
 なので、中部地区のチャンピオンコースの中でも、実力が無ければいいスコアが出にくいコースだと言われているのです。
 春日井カントリーで、良いスコアが出せたら本物の上級者。

 そんな名門の春日井カントリーで、シングルプレーヤーに成りたいと最初のレッスンで懇願してきた66歳の櫻井さんに対して、私はシングルプレーヤーに成れる可能性は残っているとその時に判断したのですが、何故成れるのかと判断したのか?

 それは、
春日井カントリーではないコースのレギュラーティーでは70代のスコアが出ていたこと、

ご年齢に対して体幹の強さがとても強かったこと、

スイングのリズムとテンポがとても素晴らしかったこと、

ラウンド数が年間60ラウンド以上だったこと、

そういうことを踏まえてシングルプレーヤーに成れる可能性が残っていると判断できたのです。

 やれるだけのことをやってみましょう!!私はシングルプレーヤーに成れると直感で感じたので、最初のレッスンで、そのように櫻井さんに伝えました。

 もし、成れるのなら、櫻井さんがどうなったときなのか?
 それを結果から計算してレッスンを進めることにしました。

 そして、6年半もの年月を経て、春日井カントリーのバックティーでナイスプレーをやり遂げ、シングルプレーヤーに成ることができたのですが、その6年半に題名をつけるとしたら、

「膨大なトライアンドエラー」。

 とにかく、コースで直ぐに理解できることを練習場のレッスンで覚えて、それをコースで試す。それを諦めずに、ひたすらに繰り返す。

 そのトライアンドエラーの内容の全貌を話すととんでもない量になってしまいますので、その中でもポイントだったことを掻い摘んで説明しますね。

 まずは、グリーン周りの寄せてワンパットを磨くこと。

それは必須でした。

 そこから見直さなくてはシングルプレーヤーに成ることは出来ません。

 グリーン周りのアプローチを寄せる、それを1パットで入れる。

 それができるから、セカンドショットを是が非でもグリーンの周りに飛ばそうとする意志が芽生える。

 セカンドショットがグリーンに打てる所に、ドライバーを飛ばすだけ。ドライバーなんて、セカンドショットがちゃと打てるところならどこでもいい!

 この考えの循環を何十ラウンド、何百ラウンドもこなして、シングルプレーヤーとしてのコースマネージメントを学んでもらう。

 シングルプレーヤーに成るまで、一切の迷いはなく、ココロの軸は1ミリもブレない。櫻井さんのメンタルは想像を超えるほど強靭です。

 簡単に言っていますが、これはなかなかできることではありません。

 普通に、一般的には、スイングを気にして、飛距離を気にして練習をします。

 スイングが気になると、スイングだけの思考になって、セカンドショットで傾斜から確実に200ヤード飛ばすことや、アプローチを本当に寄せられるようになることをに意識が行かなくなってしまいます。

 アプローチを寄せて1パットを、とにかく一番最初に取り組んで、そのことに拘ると、スイングのことを考えなくなる。
 スイングのことを考えないから、コースの中で考えて、覚えなくてはいけないことに意識が行くようになって、ナイスショットでなくても、マネージメントでパーが取れることを理解する。

 簡単に寄せられるアプローチを覚えることから取り組んで、パットをひたすらに練習することから始めること。

 それが、私の櫻井さんをシングルプレーヤーになっていただくための作戦の要でした。

そのアプローチとパターを徹底的に3年間。

 とにかく、安心して、楽に、適当にアプローチができるようになるまで、とんでもない量の時間を要しました。櫻井さんのその忍耐力は尋常ではなく、とにかく上手くいかなくても前向きにやり続ける様は、まさに鉄人。

 そして、なにより凄いのは、なかなか出来なかったとしても、「とにかくやってみるよ」と気持ちよく、爽やかに何十回も、何度でも言えるココロの強さ。

 上手くいかなかったり、迷っている時にその人の器量が試されることになるわけですが、櫻井さんはとにかく、爽やかでジェントルマン。
まるで春日井のクリント・イーストウッド。

 櫻井さんがシングルプレーヤーに成れた理由はここにある。私はそう分析しています。

素直さ。

 アドバイスを真っ直ぐに受け止めて、疑いもなく試す。
直ぐに出来なくても、続けて、信じることができる素直さ。

 きっと、人生の荒波のなかで、素直さとは何なのか、素直さの大切さを、海千山千で深く深く理解されて、それをシングルプレーヤーを目指すための道中で、
実践し、発揮されたのですが、素直さを磨くことは中々誰にでもできることではありません。

 素直に、爽やかに成ることができたのなら、人生は豊かになる。

 仕事も、ゴルフも成功された櫻井さんからは、私は多く学ばさせていただき、本当に私はコーチとして運が良かったと言えます。

レッスンしていたつもりが、逆に教えられていた。

素直さの大切さ。素直さは学びの進行を加速させる。

話しを戻します。

 アプローチに安心感が出るようになって、それが無意識に出来るようになった後に、取り組んだこと。

 それは、春日井カントリーのモンスターPER4を攻略するために、フェアウェイウッドのミート率と飛距離を飛躍的伸ばすことでした。

 櫻井さんは、スイングの形よりも、リズムとテンポを大切にするゴルファーだったので、フェアウェイウッドの技術を向上させることは意外と容易だったのですが、5番ウッドで190ヤードから210ヤードまで自然に飛ばせるようになり、そこでようやくシングルプレーヤーになるために必要な方程式が出来上がったのです。

 ドライバーを適当に210ヤードから250ヤード飛ばして、フェアウェイウッドを190ヤードから210ヤード飛ばして、アプローチを寄せて、ワンパット。

これで、長いPER4でパーか、ボギーが取れる。

 ここまでにかかった時間はレッスンを始めてから4年。ラウンド数はおよそ240ラウンド程。

 そして、その出来上がったコースマネージメントの方程式で、春日井カントリーを何度も何度もチャレンジ。

乱れたら基礎練習に戻る。

そして、定期的に筋肉トレーニング。

そして何度もラウンドをする。

 6年半もの月日を経て、訓練したこと達が無意識に18ホールできるようになり、念願のシングルプレーヤーに成り得ることができたのです。

凄い。

あっぱれ!

本当に心から感服し、祝福の言葉を送りたいと思います。

 今以上の上達を諦めていた方に、勇気と希望を持っていただけるように、櫻井さんから許可をいただいて、このような記事を書かさせていただきました。

 ちなみに、櫻井さんは本当にゴルフを愛するゴルフ紳士で、いつも全国津々浦々のゴルフ場をプレーしに行っています。

「今月は、鹿児島行ってくる、来月は千葉で2ラウンドしてから、、」みたいな会話が日所茶飯事。

 日本全国には2331ものゴルフ場が運営されており、櫻井さんは、2331のゴルフ場の中で486のゴルフ場をプレーしました。そのプレー記録のファイルの写しを、この話しを書くために頂けたのですが、見出しの写真はそのファイルの中の一部になります。

 プレーしたゴルフ場のボールマークを全て額縁に入れて保管しているそうですが、そのマメさ、、、凄いというか、言葉を失うほど圧倒される所業ですね。見出しの写真はその額縁に収めた沢山のボールマークです。

 70歳を越えてからシングルプレーヤーに成れたのも、全国各地のゴルフ場を武者修行してしたことが根源にあり、そのことが所以なのかもしれません。

 ちなみに、櫻井さんは、春日井カントリーのバックティのスコアのみをハンディキャップ委員会に提出して、シングルプレーヤーになっています。

 春日井カントリー以外ではスコア70代でたくさんプレーしていましたが、その春日井カントリー以外のスコアはハンディキャップ委員会に提出はしない、それではシングルプレーヤーになる喜びが無い!と仰りながら、レッスンに通っていたことを、
この話しの結びの言葉とさせていただきます。

 この、櫻井さんの偉業に感化され、勇気づけられる人が少しでも多くなることを願い、この逸話を書くことにしました。

 櫻井宏直さんの次の目標は、バックティのハーフでアンダーパーを出すことです。

 そのために必要なことを、櫻井さんとコツコツ取り組んでいこうと思います。
2023年06月11日 23:14

ゴルフ上級者はどのようなことで悩んでいるのか!?part10

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 ゴルフの上級者の人が私のレッスンに始めて来たときに、私が一番大切にしていることは、綿密なカウンセリングです。

例えば

今のあなたの現状と悩みを話してください。

それに対して、あなたはどのように解決しようとしていますか?

普段の練習の内容や、体をどのようにケアしているのか教えてください。

じゃあ、あなたは今よりどれぐらい上手くなりたいですか?または、具体的な結果や、目標はありますか?

練習を結果に繋げるために、日々の生活の中でどれぐらいの努力ができますか?

 といった感じです。

 上級者でもレッスンに来るということは、練習の内容や、ゴルフに対しての考え方が、なにか足りなかったり、ズレてしまっているわけです。

 上級者になるためにずっと拘ってきたことがあるレベルからは足を引っ張る理由になっていたり、努力が空回りしてしまっている。

 ある意味、上級者に成れたということは趣味としては1つのゴールであって、すごいことです。

 でも、レッスンに来た、ほとんどのアマチュア上級者の人達がカウンセリングをして足りてないとことが、体のコンディショニングなのです。

 上級者になって、あるレベルからは筋力よりもリズムのほうが大切になってきます。

 プロゴルファーは筋力も必要ですが、アマチュアゴルファーはそこまで筋力は必要ではありません。
 なぜなら、アマチュア競技ゴルフの極みは、飛距離よりも、同じスイングをリズミカルに振って安定させることのほうが優位に立つからです。
 10ヤード、20ヤード飛ばすことよりも、ミスをしないでアプローチとパターに集中することのほうが、確実にスコアメークできます。

 
 プロゴルファーの世界はバーディを沢山取らなくてはいけないので、あるレベルまでの飛距離は絶対に必要ですが、飛距離を出して安定させるためには、並々ならぬトレーニングが必要となります。そのトレーニングをやるだけの時間は、ゴルフを仕事にするしか確保することはできません。

 でも、ある一定の効果リズムでスイングするために、体のケアという意味ではトレーニングは必要で、疲れを取るため、同じリズムでスイングするためにトレーニングやコンディショニングは練習よりとても大切になります。

 同じリズムで振れる体にコンディショニングされていないのであれば、上級者のレベルを引き上げるための練習は不可能です。

 私も現役の時にいつも大切にしていたことは、練習よりもこのコンディショニングでした。

 試合の前に、練習し過ぎてしまって、試合で体のバランスを壊してしまったり、疲れを残してしまうことをしているようでは、レベルの高い試合では成績を残せません。

 プロゴルファーに対してもこの試合の前の練習やコンディショニングの運びを指導をするのですが、
アマチュア上級者にたいしても同じことになります。

 ただ、毎日朝から晩までゴルフをしているプロゴルファーではありませんので、
限られた時間のなかでなにができるのか?
逆にしてはいけないのか?
をきっちりと説明して、理解してもらって、指導していくのです。

 そこで、ただ週に2回練習して、週に1.2回ラウンドしてます。とにかくクラブとボールを打つことだけは続けてきました。
 と、言う上級者か多いのですが、私からするとそれでは上達は頭打ちになってしまいます。

 逆に、練習を減らしてでも本当に大切なポイントを押さえていれば、上達はできます。
ある程度自分のスタイルが見つかってきた上級者は練習よりも体調管理のほうが、競技成績は良くなっていきます。

 ゴルフの結果が出るように、采配を振るう。

 その人のスイングのタイプに応じて、その人の性格、目的、目標に応じて、練習よりもコンディショニングをレッスンしていくと、頭打ちになっていた結果が伸び始めるのです。

 ただ、ボールを打てば上手くなる!この理論で100万球練習すれば絶対に上達する。
わけではありません。

 体が疲れていて、集中力が切れてしまっているのに、ボールを打てばスイングは悪くなるに決まっています。

 根性論だけでは、計算された練習、コンディショニングをしている選手には勝てるわけない。
でも、なにをしていいのか分からないからとにかくボールを打つ。ひたすらに。

 ただ、ボールを打っていてもあるレベルからは上達はしません。

 上達するための工夫、日々の練習が意味があるのかを考えることを怠って、ただ練習すればいい。
それでは偏った努力になってしまうだけ。
初心者から中級者になるまでは、ボールを沢山打つことは大切ですが、
あるレベルの時期からは、ボールをただ打つことは治さなくてはいけない癖を固めてしまうだけとなってしまいます。


 毎日の生活の中で、本当に早いスピードで上級者として上り詰めるのでしたら40分のコンデショニングトレーニング、
 時間をかけてじっくりと味わいながら上達したのでしたら20分程度のコンデショニングトレーニングが必要です。

40分から20分の時間を生活の中で確保する。

40分から20分の簡単なトレーニングやコンデショニングを毎日するのは難しいですか?

週に2回練習場に行ってるけど、トレーニングやコンデショニングは面倒くさい?

 私からすると、家から練習場に行って家に帰って来る時間のほうが手間がかかっていると思います。

 練習場に行くのに、DOOR TO DOORで2.3時間?

それを週に2回行く?

 練習場に行くよりも、家で40分から20分のトレーニングやコンデショニングをしたほうが時間の節約になるのに、なんで、皆、きちんとやらないのか?

 上手になるということは練習場でボールを打つことだけと決めつけているからです。そして、とりあえず練習場に行くということが習慣になっているから。

 あと、具体的に、どんなトレーニングやコンデショニングがゴルフにいいのか?知らないからなのです。
トレーニングやコンデショニングのほうがゴルフ場で自分のスイングができるようなったり、ゴルフ場で上達する実感ができるようになるのに、その経験、習慣が無いのです。
 いや、そういうことを誰も教えてくれない、、と言ったほうがいいかもしれませんね。

 体が疲れていたり、筋力が減っている場合、関節の可動域が狭くなったり、スイングのリズムが悪くなります。

 そんな時は、プロゴルファーは練習よりも先に、トレーニングやコンデショニングをします。

良く考えみれば当たり前です。

 とりあえず、ボールを打たないといけないと思っている人は、色々上手くなるための方法がある中で、視野が狭くなってしまっているのです。あと、思考が停止して焦って、でも何かをしなくては!じゃあ、練習場に行こう!というパターンができてしまっている。

 そういうことにならないように、あるレベルのゴルファーに対しては、
レッスンの中で、ここの筋肉が大切で、こういうトレーニングをするとスイングが安定する、といったこともレッスンでは同時に説明を進めていきます。
 スイング理論やスイングドリルをレッスンするのとと同じぐらい、その人に必要なトレーニングを教えることも大切なのです。

 もちろん、人によって、目的、目標によって、
体の筋肉の付き方によっても、トレーニングやコンデショニングの方法は変わるのですが、
家で休憩無しで20分程度のトレーニングやコンデショニングをするとなると、4種目から10種目程度の数になります。

 その人にとって、その40分から20分のトレーニングは、練習と、ラウンドと同じぐらい大切なモノとなっていきます。

 ただ、初心者、中級者の人はとりあえずある程度のスイングが確立するまで、ボールは打たなくてはいけません。やはり、基礎練習のほうが大切です。
 何年も練習して、全く上達の変化が無くなってきた時に、練習よりもトレーニングやコンデショニングのほうが大切になってきます。

 ちなみに、私は、まだまだ上達したいと思っているので、練習は普段普通にしています。

 でも、体が疲れていたり、筋力が落ちていたりしていると判断した場合は、
いつも練習できる場所にいて、いつでも練習できるのですが、
ボールを打つ練習はしないで、その場でトレーニングやコンデショニングをします。
 ただ、ボールを打つなんてことはしないで、その時の体調や筋力に応じて、練習するかトレーニングするか決めています。

 そういう私のプロゴルファーとしての考え方を、上達の頭打ちになった上級者達にレクチャーするのです。

スイングのこの部分が改善できれば?
あの何々理論さえマスターできれば??
本当に上手くなる???

何年も、どれだけ練習しても、癖が取れない!

 ある程度のレベルまできてしまうと、練習よりも、コンデショニングのほうが余程大切になってくるのに、スイングだけで悩む癖がついてしまって、頭の思考バターンが凝り固まってしまっている。

体が動かないのに、スイングが良くなるのか?

関節の可動域が変わらないのに、クラブの軌道に変化は起こるのか?

体のコンディションを整えないのは、面倒くさいから?
整えないで練習して何が良くなるの?

 本当に上達するために必要なことを考えるということは、
面倒くさいことや、きついことも、目をそらさずに継続すること。
 でも、上達していくことを実感できるようになれば、それがやりがいになる。面倒くさいではなく、楽しみになる。

その流れ、習慣をつけさせるのが、私の仕事。習慣の改善。

仕事や、勉強も同じ、、、食事やお酒も、、

子供が自立して大人になる過程に我慢を覚えさせることも同じ、、



 上級者の人達の練習で足りないのが、クオリティの高い基礎練習と、
トレーニングとコンデショニング。

どうでしょうか?

 あくまで上級者の話しですが、長くゴルフを楽しむための参考になったでしょうか?
 上級者のことでしょ?私には関係ない?
 でも練習はガンバル!?
どうせ練習を頑張るなら、上級者がどんなことで悩んでいるかを知ることが大切です。
 

 本当に上手になりたくて、できる限り頑張っている!!
でも上達しない!!

 練習場でボールをひたすら打ちながらスイングを悩むだけでは、してはいけない練習をしてしまって、治さないといけない癖がかえって固まってしまう、ことになりかねません。

 本当にゴルフを極めたい人は、今回のブログのテーマをしっかりと理解して、ゴルフが上手くなるために必要なことを見直してみてください。

 私も、まだまだゴルフの研究を続けていますが、上手になる方法は人それぞれであって、その人のベストな上達の仕方をその人のために見つけてあげたいという気持ちがあるから、まだまだ研究が必要なのです。

 ただ、意味のないこと、間違えたことを継続してもなにもプラスにはなりません。

努力の仕方を、いい時間の過ごし方を見極めること。

ただ、頑張る。

それだけでは上達は難しい。

「結果の出るように頑張る。」こと。
それが全て。

意味のある努力をすること。

ゴルフは本当に奥が深い。

ゴルフを知れば知るほどそう思います。

→→おわり←←
2023年05月29日 07:29

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