日本プロゴルフ協会公認・吉田ゴルフスクール|愛知県春日井市・小牧市

日本プロゴルフ協会ライセンスを取得したスペシャリストが質の高いゴルフ指導を行います

Grn

HOME ≫ ブログページ ≫

ブログページ

ドライバーの飛距離を出せる人と出せない人!?part3

big_1665190_202009152304219015161
 では、何故ある程度上達してきた時に、ドライバーの距離を出せる人と出せない人と分かれてしまうのでしょうか?

 ある意味、ミスショットしてもアプローチとパターが上手になればある程度のスコアメークができることが分かっただけでも、趣味としては素晴らしいことです。
 
 全く前に進まない、飛ばないミス、
チョロや、シャンクや、ど引っかけをしないで、とにかく前に進む。
 そしてパー4の3打目、パー5の4打目をきちんと乗せて2パット。
 これさえできたのならある程度はソコソコのスコアが出るようになります。
 チョロや、シャンクや、ど引っかけが数ヶ月間練習しても治らない人は、かなり重症なので直ぐにレッスンを受けることをおすすめします。

 
 全く良いスコアを出したことが無くて、ドライバーを真っ直ぐ飛ばす、フェアウェイウッドのミート率を上げる、アイアンでパーオンさせようと練習している人は、良いスコアが出る可能性はとても少なくなります。
 まずは、ミスをしても前に進んで、後はアプローチとパターを練習すること!
 3パットしてるのに、アプローチが寄っていないのに、、飛距離を出す練習をしている人は、きちんとコースの反省が出来ていないだけです。
 
 
 今回のテーマは、3パットはあまりしなくて、アプローチはまあまあなんとかできていて、スコアもまあまあ、まとめられている人に対してのテーマになります。
 さあ、飛距離を出せるようになればボギーをパーにできる。憧れのバーディを1ラウンドに3.4つ取れるようになりたい。
 でも、どれだけ練習しても飛距離が出せるようにならなくなってしまった。

 なぜなのでしょうか?


 それは、とても耳を塞ぎたくなるような、目を覆いたくなるようなことをしてしまってきたからです。

 安定させるためにやってきた練習ドリルが、安定はするのだけれども飛距離を出せなくしてしまうドリルだったから、、なのです。

 実は、これが本当にゴルフの練習の難しい要素で、自分にあった練習ドリルを選ぶことは至難の業です。

 パターとアプローチの練習をしなくて飛距離だけを練習するのは一番駄目!

 パターとアプローチをしっかりと練習して、飛距離を落として安定するドリルをすれば、ある程度スコアメークができるけど、結局何年か経つと飽きてしまうから、上級者になりたい人はこの方法では駄目。

 どうすればいいのか?

 それはとても単純。

 それは、アプローチパターと、ショット安定させるドリル、飛距離を出すためのドリルをバランス良くするしかないのです。

 プロゴルファーがプロゴルファーになってからコーチをつける理由の1つは、バランス良く練習することが一人ではできないから、コーチに練習内容のバランスを決めてもらうためなのです。

 小学生、中学生の子が一人で一生懸命勉強をしていても、偏った勉強の仕方をしてしまっていたとしたらどうしますか?いつも勉強しているけど、成績が出ない、、
 本当に成績を出させたい時は、やっぱり塾や家庭教師をつけますよね。
 それと同じです。

 ゴルフだけでなく、どんなことでもバランス良く事を進めていくことはセンスが必要です。1人でバランス良く練習できるようになるためには、たくさん失敗して、正しく反省して、あきらめないで練習する根性があって、初めてできるようになります。

 中級者、上級者になっていく過程で、飛距離を諦めてしまえば、ゴルフのスコアメークは本当に簡単にできるようになります。

  でも、最終的にゴルフがつまらなくなってしまうのなら、飛距離を伸ばす練習は少しは必要です。

 飛距離はスパイスと同じ、
   その心は、
無ければ無くても問題ないけど、無くては味気ないから。

 性格的に皆と楽しくゴルフのができたらそれでいいという人は、飛距離を諦めて練習すれば直ぐに目的は達成できます。

 でも、生涯の趣味として深くゴルフを味わいたいという人は、飛距離は飽きないために必要です。

 パターとアプローチと、ショットを安定性させるためのドリルに対して、どのように飛距離アップのドリルを取り入れるべきなのか?
 
 それを簡単に説明していこうと思います。


 アマチュア、プロゴルファーと説明は別になるのですが、プロゴルファーに対しての飛距離アップの取り入れ方を書き始めると、ブログPart100になってしまいそうなので、アマチュアの方への説明を進めていくことにしますね。

 プロゴルファーではない限り、そこまで、スイングなんて悩まなくても、バランスよく練習さえすればいいのに、パターとアプローチを実戦で練習しないで、練習場で飛距離アップのフルスイングばかり練習しているなんて、スコアに繋がらないし時間がもったいない。

 でも、飛距離アップの練習ドリルを少しだけ練習する、、

 できそうで、なかなかできない。

 バランス良くって何でも難しい、、ですよね。
 
 →→つづく←←


 



 
2022年08月02日 16:06

ドライバーの飛距離を出せる人と出せない人!?part2

63907ece41b86e827c5d374a365bd8fc5c77ac32_xlarge
 今回のテーマは結構奥が深いテーマなのかもしれません。
 ゴルフを長らく練習していって、スコアを良くしていくことと、飛距離を出せるようになることは、練習の方向性が違っていて、その違いをよく理解していかないと、
 アレ?思っていたのと違う楽しみ方になってしまった?と、なってしまうことになります。

 私のレッスンに来る人の悩みは人それぞれで、悩みの種類はとても多く、スコアが良くならない、飛距離がでない、スイングが美しくならない、アプローチが怖い、ゴルフが楽しくない、、!?など、一生懸命練習して自分の目的に到達できない人が、どうにかして欲しいと、結果に繫がらない苦しみから解放してほしいという気持ちでレッスンに来る人ばかりです。

 そして、意外と多い悩みが、、スコアはそこそこまとめられるようになったのだけれども、飛ばそうと振っても、飛ばし方を見失ってしまった人達なのです。

 スコア90、スコア80、たまにスコア70代、と、アマチュアゴルファーとしては、そこそこ上達できたのに、結果的に今は楽しくない、、
 やっぱり飛距離の醍醐味を味わいたい、、

 でも、安定と引き換えに飛距離が出せなくなってしまった、、

 そういう悩みの人がベテランゴルファーにはとても多いというのは紛れもない事実なのです。

 ゴルフコーチとしては、まずはスコア。パーとボギーをしっかりと取れるように、バランス良く練習して欲しい。

 ダブルボギーよりも悪いスコアを叩くのに、飛距離とか、スイングが美しいとか、言っていてはゴルファー失格だ!と力説しても、結果的に飛距離が出せなくなってつまらなくなってしまっては、本末転倒となってしまいますよね。
 
 特に、初心者や中級者のゴルファーはあと3年、5年、10年とゴルフ歴を積み重ねていく末に、ゴルフが飽きてしまわないように、今回のテーマを知っておく必要があります。

 こういうテーマはゴルフだけの話しではないのかもしれませんね。

 たくさん頑張るためには、頑張る方向をしっかりと定めなくてはいけない。

 頑張ったあげく、こんなはずでばなかった、、

 辞めて、違うことを頑張り直そう、、

 頑張り始めの時に、誰かが教えてくれたら、頑張った時間のぶんだけの時間を別に使えたのに、、

意味のある頑張りを、誰だってしたい!!

でも、頑張ってみなければ分からない、、

 頑張る前に、頑張った先に何があるのかを予想することはとても大切です。

自分にとって価値のある頑張りを知りたい。

そう思ったことはありませんか?

 →→つづく←←
2022年07月23日 12:09

ドライバーの飛距離を出せる人と出せない人!?part1

19041918011981029.6
 タイトルではドライバーの飛距離と書きましたが、ドライバーに限らず、アイアンでもフェアウェイウッドでも同じことで、ショットしていつもより飛距離を出そうとして、出せる人と出せない人の差は何なのか!?を簡単に説明してみたいと思います。

 私がたくさん色々な人をレッスンしてきて思うこと。

 それは人それぞれ。

 筋力が有る、無い。

 他のスポーツ経験が有る、無い。

 普段練習をする人、しない人。

 コースラウンドの数が多い人、少ない人。

 やる気が、、、有る、無い。

 そして、目標が高い、低い。


 それによって、練習していく順番、方法、考え方、そして、練習の量を決めていきます。

それを、見誤ると、、上達は驚くほどしません。

 上達する人と、しない人は、上記のことを良く理解して、自分にあった方法で練習できたかどうかで決まってしまいます。

 ゴルフは難しいですし、ゴルフが上達するということは、人が成長するということと同じなのですから当たり前のことですよね。

 そんななか、
 スコア100切れた、
 スコア90切れた、
 ほとんど80代でプレーできるようになった、
と、人それぞれの練習方法の道を歩んできたゴルファーが成長していくなかで、
何故か?飛ばそうと思っても飛ばせない人と、飛ばそうと思ったら10ヤードか20ヤード飛ばせる人と、同じスコアでも違いが出てきてしまいます。

 何故なのでしょうか?

不思議ですね、、
→→つづく←←




 
2022年07月23日 06:14

ゴルフのジレンマシリーズ:スイング中に手の力を抜くことは万能なのか!?

20220630-00000008-alba-000-1-view
 
 久しぶりにゴルフのジレンマシリーズを書いていこうと思います。
 
 ジレンマとは、相反する2つの選択肢からどちらか一方を選ばなければいけず、かつそのどちらを選んでも不利益を被りかねない状態のこと。 
 簡単に言うと、悩んでいることの選択肢の2つどっちを選んでもパニックで訳が分かりません、ということ。ジレンマを解決するには、根本から解決しなくてはいけません。
 
 今回は練習している時に、手の力を抜くことは万能なのか!?ということを考えてみたいと思います。

 練習中に調子が良くて、何やっても当たる!!私はこのままスーパー上級者になれる!!と思った途端に、ドン、チョリンとミスが出てしまうと、
「やばい手の力が入ってしまった!直ぐに手の力を抜かなくては。さきっまでの調子は、きっと、まだ戻せる、、」
 と時すでに遅しで、絶好調は忘却の彼方へと吹き飛んでしまったことはありませんか?

 手の力が抜けて、調子よく打てていると、このまま手の力を抜き続ければ、未来永劫、生まれ変わってもナイスショットが打てると夢を見ます。

 ここで、ニワトリが先か?タマゴが先か?という話しになるのです。

 手の力が抜けているからスイングが安定しているのか?
 スイングが安定しているから結果的に手の力が抜けているのか?

 どうでしょうか?

私が手の力をレッスンで抜いてくださいと言う時は、、
おっとと、危ない!!いきなり話のオチを言うところでした!オチは最後と決まっていますので、後に言うことにします。

 では、クラブを握ったことのない真っ白で純粋な心清らかな初心者に、
ゴルフクラブを渡して、アドレスとグリップの握り方を完璧に教えて、
「後はとにかく手の力を抜いて、たくさん練習してください。」

 と、半年間自己流で練習させたらどうなるのでしょうか?

 私はこの答えを知っています。

どうなるかというと、体の体幹の回転を使わずに、手の力を抜いて、手打ちでポコンと打つようになってしまいます。

 そうです、自己流初心者のほとんどの人がゴルフを辞めてしまうのは、本当の基礎を知らないので、手も痛いし、ボールは飛ばないし、お金もかかるし、何が楽しいの?こんなもんやるか!と、ゴルフの醍醐味を知らずに挫折していくのです。

 やはり、手の力をいくら抜いていたとしても、ゴルフ初心者が綺麗なスイングになることはありません。
 字を覚えるときに、綺麗な字を最初に丁寧に覚えないと綺麗な字にならないのと同じことですね。字の書き順だけ教えても、綺麗な字にはなりません。やっぱり、落ち着いて丁寧に綺麗な字を真似させて、頭に、体に覚えさせるしか方法はありません。

 手の力を抜かなくても、正しいアドレス、正しいグリップの握り方、正しい股関節を使った体幹の体の回しかた、正しい体幹の回転に対して、正しい腕の位置、クラブの軌道を身につけたら、手の力は抜けます。

 オチを言ってしまいましたね。

 手の力を抜いても、アドレス、グリップ、体幹の回転、腕の位置、クラブの軌道が間違えていたら、手の力を抜く意味はありません。

 何故、調子が悪くなると手の力を抜かなくては!と思ってしまうかというと、調子が良かった時に、手の力が抜けていたことだけを覚えているからなのですね。
 本来なら、全体のバランスが良くなって色々なバランスが整っているから、結果的に手の力が抜けていたのに、全体のバランスが崩れてしまってから手の力を抜いても、全体のバランスを整えなくては手の力は抜けません。

 調子が良いときというのは、無意識に全体が整って入るときと言い換えてもいいのかもしれませんね。

 逆に、手の力が抜けていれば、全体が整っているというバローメーターにはなるかもしれませんが、手の力を抜きさえすれば万能ですよ、とはならないのです。

 コーチの私は腕とかクラブとか、どうやって動かしているの?って考えてスイングはしていません。

 アドレスとグリップは完璧にして、脚と、股関節と骨盤と体幹をしっかりと使って、適当に打っているだけです。ドラコンで飛ばすときは、ギュウギュウに握って振り回しますし、コースでパーをとるだけなら適当にバシッと手の力を抜いて打っています。
 なぜなら、脚と体幹の基礎が出来ていれば、手の力が入っているかどうかは、どうでもいいからです。
 試合で良い結果を出すとなると話は別ですが、楽しくプレーするだけなら、手やクラブの動かしたなんてどうでもいいと、私は思っています。

 とかいいながらも、最初にきちんと基礎を守ってたくさん練習したからこそ、こういうことが言えるのかもしれませんね。500万球以上練習してきましたから、、
 ある程度の上級者ゴルファーでも、癖が少しあるタイプの人が手の力を抜いて練習していたって、
アドレス、グリップ、体幹の回転、腕、クラブの癖が治ることはありません。
 今のスイングの癖を固めるだけです。でも、その癖で満足しているのならもちろん固めることはいいことです。

 結局、スイングを綺麗にしたいなら、綺麗なスイングを理解している人に、添削してもらいながらでないと、いくら手の力を抜いたって癖は癖のまま。

 だから、プロゴルファーも一人では癖を治せないからコーチングをしてもらうんです。

 字だって、字の綺麗な人に添削をしてもらわないと綺麗になりませんよね。


 癖を愛し、自己流を極める!!という人は手の力を抜くことは良いこと!!

 綺麗なスイングになりたい人は、きちんとした基礎を学ぶこと!!

 手の力を抜けばオールオッケーということにはならないことが理解できたでしょうか?

 ただ例外の人がいます。

 それは、きちんと基礎を学んで、きちんとスイングを理解して覚えて、そのスイングのリズムやタイミングを全て同じにする、どんな時でも、寝起きでも、仕事の後でも、嫌なことがあっても、宝くじが当たっても、いつも同じスイングにするという、スイングマスターならば、手の力を抜くということは究極の練習になります。

 でも全てが完璧だということは、スコアが常に70代でパーばっかりの人。

 そんな完璧な人があなたのまわりにいるのでしたら、手の力を抜くにはどうすればいいんですか?と聞いてみてください。

 きっと、「色々あるよね。ゴルフって奥が深すぎるよね、ヒトコトでは無理だよね」って言われるかもしれませんね。

 ゴルフに限らず、何事も基礎をしっかりと身につけるって、なんというか、時間がかかるというか、面倒くさ、、
いや、素晴らしいことですね。

 ということで、練習しているときに、手の力を抜けば全て済むわけではございません、ということでした。

 やっぱり、最初に基礎を、、

→→おわり←←

 



 

 
2022年07月20日 12:10

2022年 全英オープン 最終日

20220718-00000001-alba-000-2-view

 2022年の全英オープンゴルフはパターの名手キャメロン スミス選手が優勝しました。

 3メーターから5メーターのパットを落ち着いて楽に入れてしまうキャメロン スミス選手は感性がとても豊かで、パターが上手なことがゴルフにおいては一番有利だということを今回の全英オープンゴルフの優勝で教えてくれました。

 アマチュアの皆さんもいかにプロゴルファーというのは、ロングパットが上手なのか?ロングパットというのはこれほどまでに研ぎ澄ますことができるということを学んで、もっとロングパットの練習をすれば良いスコアになることを理解していただけたらと思います。

 プロゴルファーとアマチュアゴルファーとの練習量が一番違うのはロングパットの練習量なのですが、ロングパットの練習方法はゴルフ場で練習するしかないので、ラウンド数を多くできない人は、早くゴルフ場に行くようにして20分は練習するといいでしょう。
 パターの練習量が少ないのに、スイングで悩んでいるのは如何に馬鹿らしいことなのか?それに気づかせてくれるのが全英オープンゴルフなのですね。

 パターというのはタッチが全てで、言葉に表せないような柔らかいタッチというのは、一流の演奏奏者が楽器を奏でることと同じです。
 パターは楽器。楽器の音をどのように奏でるのか?と考えられるようになればパターの名手になれることでしょう。

 私のラウンドレッスンを受けたことがある人は、如何に柔らかくパターを打つことが大切なのかは、実感しているはずです。

 マキロイ選手を応援してした人はとても多かったでしょうし、私もそうでした。マキロイ選手はとてもスイングが綺麗で、飛ばすことにかけては群を抜いていますが、やはり彼に足りないのはパターをねじ込むための何か?なのです。
 その何か?を見つけることは人間の人智を超えたことで、最後の最後は感性が豊かか?その感性を豊かにするためにはと考えると、普段の心がけとプライベートの過ごし方から関係しているのだと、私は考えています。

 風のないセントアンドリュースを観戦できたことは、ある意味貴重でしたね。
 そして日本プロゴルファー達が如何に、ショット、アプローチ、パターのレベルが足りないのかを思い知らされ、結局は難しい世界中のゴルフコースで揉まれないとその差は埋まりないことを知らしめられました。
 日本のコースは難しいといっても、やはり世界の難コースと比べて単調で、やはりパーが取りやすい。
 それを補うために日本のジュニアゴルファー達は、7000ヤードのコースをドライバーを使わず、クラブを半分にしてプレーして、パープレーでまわれるような練習をしなくてはいけません。日本のコースは簡単すぎるのです。

 私がメジャー大会を観戦するたびに思うことは、日本のゴルフのレベルの低さをどうしたら改善できるのか?なのですが、それを解決するためには一筋縄では行かない所業となることを私は知っています。
 世界の一流選手はすごいね、と私は簡単にコーチとして思いたくありません。
 
 どうしたら世界のレベルに追いつけるのか?

 これからもそのことを諦めずに研究しつづける覚悟は私には既にあるのです。

 絶対にコーチとして諦めはしません。

 スイング理論だけではない何か?

 ゴルフは五感をフルに鍛えあげなくてはいけないスポーツだということを、それをどのように育むのかを、そのためのプログラムを考え続ける、それが私の仕事なのです。

 いい練習をすること。

 それが全てです。

 

 
 



 
2022年07月18日 02:35

全英オープン 2022年150回アニバーサリーイヤー 本日開催

standrews-golf-2-1280x720 (1)
 2022 7/14 本日、スコットランドのセントアンドリュース オールドコースにて全英オープンゴルフが開催されます。

 日本時間18:20にトップの組がスタートとなる予定です。

 セントアンドリュース オールドコースは1552年に開場され、ゴルフの歴史とともに存在してきた最古のゴルフコースです。プロゴルファーにとっては聖地のような場所で、一度はプレーしてみたいと思うようなコースです。

 セントアンドリュースのフェアウェイはめちゃくちゃに硬く、フェアウェイとグリーンの境目があまりなかったりするので、ピンから100ヤードあっても風が強ければパターで転がす選手もいます。
 日本人選手達がいつもセントアンドリュースでいいスコアがでないのは、強風でアプローチの距離感が合わないというのに、さらにカチカチのグリーンの転がりも計算しなくてはいけないので、全くピンに寄せることができないからです。
 スイングが良いとか、飛距離が出るというのは全く関係なく、セントアンドリュースという未知の応用問題を、経験してきたこと全てを振り絞って解いていくという感じと言えば分かりやすいでしょうか?
 海沿いの爆風のゴルフ場でプレーしたことがない人は、海の側のゴルフ場で風の強い日にプレーしてみてください。初見では全く歯が立たないことを経験することになるのですが、セントアンドリュースはそれが7300ヤードあり、フェアウェイとグリーンがカチカチと想像してみると、どれだけ難しい状況なのかを少し理解できるかもしれません。

 今回、日本人は松山英樹選手、金谷拓実選手、今平周吾選手、桂川有人選手、比嘉一貴選手、中島啓太選手、そして星野陸也選手が他の選手のキャンセル待ちのウェイティングで出場待ちをしています。

 星野陸也選手は出られるかどうか分からないのに、何百万円も経費を使って飛行機に乗るなんて、どれだけゴルフに命を燃やしているのですか?と応援したくなってしまいます。出場できない場合は、観戦してから帰ってくるみたいなので、星野陸也選手、出場できるといいですね。

 昨年全英オープン優勝のコリンモリカワ選手か連覇できるかどうか? 
 タイガーウッズ選手が予選を通過できるかどうか?
 松山英樹選手が優勝できるかもしれない!?

といったところが、今回の全英オープンの見どころですね。

 そして、タイガーウッズ選手が、リブゴルフへ行ってしまった若い選手達が、伝統のあるメジャーを経験できなくなることはとても残念なことだ、とコメントしていましたが、大きな賞金よりも、伝統や名誉のあることを選択することは、その選手にとってどのような意味があるのかを、どのように考えていくのか?を、今回の全英オープンゴルファーを観戦しながら、私は頭を整理してみたいと思っています。

 個人的に、オールラウンダーの今平周吾選手がどのようになるのか?地元マキロイ選手が奮起するのか?が気になるところですが、風が強くなるか、ならないかで全く違う状況になるので、風次第。

 今回で、メジャーの感想のブログは最後にすることにしました。感想を書いても、メジャーの感想だけが閲覧数が少なく、皆あんまり見てくれないので、そのぶん、違うテーマを書いていくことにしたほうがいいと感じたので、この全英オープンゴルフでメジャーの感想を書くことは最後にすることにしました。
 ドライバーの飛距離が、、
 最新理論は、、
とかのテーマだとものすごく反応がよくなるのですが、本来は幅広くゴルフを学ぶ意識が無くては、上手くなってきてから上達しなくなってしまいます。
色々なことに興味を持てる余裕があるかないか?きっとその余裕が上達するかしないか?の大切な要素なのかもしれません。
 もちろん、楽しいことも、酷しいこともバランスよく、これからもブログを書いていきますので、興味のある人は読んでください。

 私はゴルフマニアなので、これからもずっとメジャーを観戦していく所存ですが、いちゴルファーとして、メジャー観戦できなくては、ゴルフの真髄を知り得ることはないのになー、と強く思います。

 さて、今日から久しぶりのセントアンドリュースを堪能していきたいと思います!!
 
2022年07月14日 06:41

遺志の先へ

L3199820006129184
 何があってもいくつもの大志の流れを
   理解して
   逃げず戦い
   行動された


 完全には整わないこの世の営みを
  繊細な配意で舵取りをして
   皆を驚かせた

 絵に描いたような紳士

 熱意と品位を上手に身に纏い

 優しさのなかに鋭さもあった

人の目指すべき
歩んでいく道を
確かに1つのカタチとして
標された

あなたは尊敬する人

 この悲しさを
 生きるチカラにかえて
 あなたの遺志を受け継ぐ者は
 あまたの良き行いを
 しっかりと成し遂げることでしょう

 ただただ悲しい

  心を落ち着かせて
  気を取り直してみようとしても
  涙がこぼれてしまう

  魅力のある素敵なリーダーでした

 私達は美しい日本を守り続けることを約束します

 侍の国の侍達はあなたの遺志を受け止めて
 戦い続けます

   安らかにお眠りください







 
2022年07月09日 00:23

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part8

d20f4c41c0696040790bc8e8e7eb1615

 色々な傾斜地からフェアウェイウッドを不安なくショットできますか?

 今回の傾斜地のテーマを要約すると、傾斜地からフェアウェイウッドをある程度打てているのかどうか?ということになります。

 たくさん私がレッスンしてきて、傾斜地の勾配が強いところから、フルショットの9割前後の飛距離を難なく打てている人は、上級者と言ってもいいのかもしれません。

 逆に、傾斜地から打てない人はアドレスとボールの位置が必ずズレています。必ずといっていいほどのことなので、アドレスとボールの位置を正さないと傾斜地からののショットの苦手意識は解決できないのです。

 たとえば、どれだけ経験豊富な上級者でも、プロゴルファーでも、苦手なタイプの傾斜地があるのですが、
 それをレッスンで傾斜地に対してこう構える、ボールの位置はここ、フェースの向きはこっち、顔の目線はこの角度で、と整えると、

 えっ!こんな感じなの?違和感あるけど、、

そして、そのままショットしてもらうと、スコーンと気持ち良く打てて、整えてもらった本人が言うことは、
 ずっと間違えて構えていた、こんなことは自分では気づけなかった、誰も指摘してくれなかった、なのです。

 よくよく考えてみると、最初からコースレッスンを受けていない限り、ゴルフ場の傾斜地からのショットなんていうのは、自分で試行錯誤の連続で、ある程度クラブを速く振って、クラブのヘッドスピードでごまかして何とか前に進んでいくしかないわけです。
 
 つま先下り、つま先上がり、左足下り、左足上がり、そして複合の斜めの傾斜地と、8方向もの傾向地があるわけですが、そのすべての傾斜地からある程度うてるようになるということは、本当に努力が必要です。

 ゴルフが大好きで、どんどん良いスコアを出したい本気のゴルファーは、まず飛距離アップではなくて、この8方向の傾斜地をなんとか克服しなくてはいけません。

 苦手な傾斜地にボールが来てしまうと、その瞬間にスコアを乱してしまう。苦手な傾斜地にその日来なければいいスコア、来てしまうと大叩きになってしまうのは悲しいことです。

 でも、どうしていいのかわからない!?

 今回のブログのテーマでは、ある程度、傾斜地のショットを克服するために大前提のことは説明してきましたが、どうしてもアドレスやボールの位置に癖がついてしまった人はどうしていいのかからなくなって途方に暮れているわけです。

 正しいことが、違和感を感じる。

 間違えていても、慣れてしまったことを続けてしまう。

 どうすればいいのでしょうか?

 それは、8方向の傾斜地に対して全て傾斜なりにアドレスして、クラブの位置を右でもなく左でもなく全てセンターに構えてそれに対してボールの位置を決める、というアドレスのルールを決めるしか自分の癖を修整する術はありません。

 予め決めたことを、全ての傾斜地でしっかりとこなしていくこと。

 実際は、傾斜地に対しての傾斜なりにアドレスする、傾斜に逆らって重力に対して垂直にアドレスする、この傾斜地はボールの位置は少し左、少し右と、スイングのタイプや、体格の違いによって色々とあります。なので、プロゴルファーでさえ、プロゴルファーになってからそういうことを日々のラウンドで探求していくのです。
 でも自分に合うことが、人にも合うかとうか分からないのが傾斜地からのショットなので、プロゴルファーだからといって、傾斜地からのショットのレッスンを人にできるかというとそうではないのです。

 なので、プロゴルファーや上級者へのラウンドレッスンができるコーチは、さまざまなタイプのケースを勉強しなくてはいけないので、プロゴルファーや上級者へラウンドレッスンをしているコーチがなかなかいない、それが現実です。

 インターネットでマンツーマンラウンドレッスンと調べてみてください。グループでのコースレッスンなんかに上級者の依頼がくるわけありませんよね。上級者へ傾斜地へのレッスンをできるコーチは本当に少ないのです。
 上級者へきめ細やかなアドバイスを、瞬時に適切にアドバイスをするためには、プロゴルファーでも本当に色々なことをコーチとして学び直さなくてはいけないのです。

 それを、もし自分で傾斜地から正しく練習して克服していくには、、

 マイルールをつくるしかないのです。

マイルール。聞いたことありますか?

 色々な状況や、色々なアクシデントに対して、長いスパンのなかで、たった1つでも取り返しのつかないほどひどいことがおこらないための、プロフェッショナルの思考のテクニックです。

 マイルールを絶対的に決めておかないと、色々なアクシデントに対してパニックになってしまって、長いスパンで精神が壊れてしまうのです。

 警察官や、医療機関など、マニュアルがあるのは、マニュアルがなければ様々な状況で対応仕切ることができないからですよね。ルールは大切です。

 人には精神、心がありますので、それを体調を整えて常に最善に全てのことを深く思考して、対処していくことは、なかなかできることではありません。
 一人ひとりの判断に任せていたとしたら、何千、何万というアクシデントのなかで、いつかは必ず取り返しのつかないほどひどいことが起こってしまいます。

 マイルールというのは、どんなジャンルのプロフェッショナルにとって必要不可欠な基礎中の基礎の思考方法と言っても過言ではありません。

 あなたの周りに、プロフェッショナルだなという人がいたとするならば、その人はありとあらゆる状況に飲み込まれないためのマイルールを、ビシッ!!っと持っているはずです。頼りになる人、それがプロフェッショナル。

 逆に、プロフェッショナルになるためには、幾重ものトラブルや、挫折を味わって、それに対してマイルールを形成していかなくてはいけないのです。
 
 私も、レッスンのプロフェッショナルとして、沢山挫折してきました。上手にレッスンできなくて、自分を責めて、どうすればいいのかを膨大な時間を費やして反省もしてきました。
 それでも、傾斜地からのコースレッスンをすることに対して、今でも、難しい!!と感じているわけです。
 
 だからこそ、練習量の少ないアマチュアゴルファーがゴルフ場の傾斜地を克服していくためには、
どんな傾斜に対しても予めマイルールを決めるしか、正しく対処することは不可能だということを知っていて欲しいのです。
 

 普段の練習場の練習で、様々な傾斜地を思い浮かべて、正しくアドレスする、正しいボールの位置を決めることを、訓練しておくのです。打つまでのルーティンが大切なのも、傾斜地のから間違えてアドレスしないためのテクニックなのですが、そのルーティンをしっかりと決めるのです。

 先程も説明したように、本当はこの傾斜地からはこう、この傾斜地はこうだと微妙に違うところは確かにあるのですが、第三者の目も借りなくて、独りよがりに考えてみて、間違えてしまっているのに、たまたまナイスショットをしてしまったとしたら、最悪です。なにがいいのかわからなくなるからです。
 間違えているのに、たまたまナイスショットになったことを信じてしまうなんて、その人のゴルフ人生は茨の道です。
 マイルールさえあれば、その最悪なケースを防げるのです。


 傾斜地から全く打てない、どれだけ練習しても、苦手な傾斜地にくると憂鬱になってしまうという人は、全ての傾斜地に共通するようなマイルールを決めること、
傾斜地なりにアドレスする、
クラブを真ん中に構えることで、
なにが正しいのかを改めなくては、悪い癖を正しくするきっかけは生まれないということを理解していただけたらと思います。

 傾斜地から打てるかどうかではなく、傾斜地からピンフラッグにボールを狙うともなると、更に複雑な話しになってしまうので、今回は割愛することにします。

 傾斜地から悩んでいるのに、飛距離アップや、流行りの理論を試すなんてしている人はいませんか?
 自分の納得できるスコアがでるまで、本当はどんな練習をして、どのように考えていかなくてはいけないのかを、切実に考えなくては結果に繋がることなんて絶対にありませんよね。

 私も飛距離アップや、スイング改造は取り組んでいますが、スコアメークをしっかりとできていてるなかで、スコアメークだけでは飽きてしまうので、趣味として、飽きないようにしているだけです。
 
 ダブルボギー以上を毎回打ってしまっているのに、傾斜地を克服しようとしないゴルファーは、自分の為の、自分にあったマイルールを見つけられるように、正しい練習、正しい時間の過ごし方を見つめ直して欲しいと、私は思います。

 はい、これで傾斜地からのテーマはこれで終わりになります。

 ゴルフ場は傾斜地だらけなのに、傾斜地を普段練習できない日々の環境。
 
 ゴルフが上達するということは、余程の工夫をしなくてはいけないわけですが、ゴルフを正しく練習していくということは本当に難しいことですね。
 
 間違えたことは、間違えたまま。

 間違えていることは結果にならない。

 間違えていることを1000時間練習しても、、

手間がかかっても、正しいことをコツコツと取り組むことが大切ですね。

 ただ闇雲に努力しても、正しくなければ、せっかくの努力が報われないのです。

 
 正しいことを努力するためには?


→→おわり←←

 

 

 
 
2022年07月07日 06:42

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part7

20140926202043

 普段、練習場では普通に打てるのに、傾斜地から打てない人の共通点は?

 それは、傾斜地から上手に打つためのアドレスとボールの位置が大きく間違えてしまっている。これが現実です。

 逆に傾斜地からのショットは、スイングうんぬんは関係なく、アドレスとボールの位置さえ正しければ大きなミスは出にくくなります。それなのに、アドレス、ボールの位置を正そうとしない。
 どれだけスイングのことで悩んだとしてもアドレスとボールの位置を間違えてしまっているので、絶対的に打てるようにはなりません。

 そして、このことで厄介な要素は、間違えて覚えてしまったアドレスやボール位置に対して、正しいアドレスやボール位置をレッスンすると、違和感を感じてしまうことなのです。

正しいのに違和感を感じる。

どう思いますか?厄介ですよね。

 正しいことを間違ってると思っていて、間違えたことを正しいと思っている。それを自分でどうやって治せるというのでしょうか?
そして、そのことを何ラウンドも何十ラウンドと続けてしまう。

 間違ったまま、ラウンドしてしまうと間違えたことがそのまま固まってしまいます。傾斜地から苦手意識がついてしまうと本当に厄介なことになります。

 自分で練習していると結局、傾斜地でミスしたことへの改善しようとしないでフラットな打ちやすいところでのスイングばかりを練習してしまうのです。

 そういう違和感を私のレッスンでは受け入れてもらうことを進めていくのですが、傾斜地からのレッスンはコーチとしての腕が問われます。
 本人には違和感があることを説得して納得させて受け入れてもらわなくていけないからです。結局打ちやすくならなくてはいけませんので、コーチのレッスンの腕次第になってしまいます。


 上級者やプロゴルファーへのコースレッスンというのは、スイングよりも、まず正しくアドレスをしてきるのか?ボールの位置は正しいのか?
それを数センチ、数ミリの誤差を指摘して調整していく作業になります。アドレスが間違えているのに、スイングをレッスンすることはありません。

 プロゴルファーはアドレスの重要性は経験のなかで深く理解しているので、そういうことを見抜いてくれるコーチを選ぼうとします。

 プロコーチとして、プロゴルファーへアドレスのアドバイスをするためには、数多くの一流選手のアドレスを勉強して記憶する必要があります。体型やスイングによってアドレスは違いますから、皆に絶対にコレだ!!というアドレスはこの世の中にはありません。
 初心者にはある程度はアドレスの定形しているレッスンも通用しますが、上達してきて、あるレベルの時期からはスイングのタイプによってアドレスは人によって違ってきます。
それが傾斜地ともなると、、もっと複雑な話しになります。

 稲見萌寧選手はアドレスを完璧にすることを大切にしているとコメントをしています。一流選手がコーチをつける理由の1つが客観的にアドレスをチェックしてもらうことなのです。

 でも、よくよく考えてみてみると、何で傾斜地から苦手な人は間違えてアドレスして、ボールの位置もおかしな場所に置いてしまうのでしょうか?

それは、やはり自己流だからです。

 本当なら一番最初に傾斜地からの正しいアドレスとボールの位置を教えてもらわなくてはいけません。

 自己流の人は、なんとなく傾斜地で一番最初に打ったときのアドレスとボールの位置が基準になってしまっているので、
 その基準をしっかり直さないと苦手な傾斜地からは打てるようにはなりません。

 なので、ゴルフはコーチングを受けたり、綺麗な基礎を身に着けた上級者とゴルフをしない限り、必ずアドレスやボールの位置の癖はついてしまいますので、身近な人のゴルファーのレベルで最終的な自分のゴルフのレベルが決まると言えるのです。

 自己流である程度上手くなった後は、どんどん上手くなるということは、試合に出て格上のプレーヤーから常に学び続けるか、プロコーチのレッスンを受ける以外方法はありません。
 その証拠として、、あるレベルの時期からスコアが変わらなくなる。それは、自己流での限界がくるからです。


 最初が肝心要、、でもゴルフを楽しむということは上級者になることだけではありません。癖を楽しむのもゴルフの楽しみ方の1つなのは、間違いのないことです。
 自己流で頑張るのも、悩むのも、楽しいことの要素です。楽しいのでしたらオールOK。

でも、上手くなりたい。

傾斜から上手に打てるようになりたい!!

ベストスコアを大きく更新したい!!

 じゃあどうすれば、どうやって練習して、コースの傾斜からのショットを克服すればいいのでしょうか?

→→つづく←←


 
2022年07月04日 22:30

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part6

sddefault
 
 はい、ではいよいよゴルフ経験は積んできて、練習場ではある程度打てるし、ゴルフクラブの素振りも速く振れる。でも傾斜地から苦手な人の話に移ります。

 そんな傾斜地から打つのが苦手な人に対して、コースレッスンをしてきて思うこと。

  それは、

打つ前から間違えてしまっている、、、
 そして、傾斜地のための練習が上手にできていない。

 です。

 このことを、本当に今回書くかどうか悩んだのですが、こういうことを解決しないかぎり、練習場で練習していても仕方がないのではないか?と言えてしまうぐらいのことなので、書くことにしました。

 既に男性で7000ヤードのバックティーでスコア80、女性でレディースティーで85を切ったことがある上級者ゴルファーは、パーやバーディを取るべくショットの精度を上げるための練習場での練習は必要です。
毎日ゴルフクラブを触るぐらいでないと上級者のレベルを維持することはできません。

 もちろんそんな上級者でも苦手な傾斜地はあったりするのですが、苦手なりになんとかしています。そのことを解決するためにはその人のスイングのタイプによって違ってくるので、上級者への傾斜地からのレッスンはコーチとしての経験値がとても必要となります。

 それに対して、傾斜地からチョロ、ひっかけ、シャンクをしてしまっているのに、最新理論のスイングだ、飛距離アップだ、と練習していても、傾斜地から大きなミスをした瞬間にその日は終了となってしまいます。ミスをした瞬間にグタグタになって、練習してきたことが吹っ飛ぶわけです。
 いつも傾斜地からダブルボギーよりも悪いスコアを打っているのに、次の日になるとケロっと忘れて練習場でフラットな場所でしか打てないスイングのことを練習してしまう。

 なぜ、ゴルフ場でしたミスの反省をしないのでしょうか?せっかく、自分のウィークポイントが見つかったのに。
 私なら、傾斜地からミスしたのなら、できるだけ早くゴルフ場の予約を入れて、そのミスした傾斜地からリベンジしなくては、練習場で普通のスイングを練習する気はおこりません。そのミスが悔しいのなら、それを解決するには同じ状況で打ちやすくならなくては、その悔しさのシコリはとれません。
私はプロになるまでは、スイングよりも、まずはミスしてもパーをとることを最優先にしてきました。

 ゴルフ場へなかなか行けないのなら、そのミスした傾斜地のことを思い浮かべて、あれやこれやと対策する練習をするべきです。
 でも、何故か?傾斜地からミスしているのに、傾斜地とは関係の無いスイング作りをしてしまっているのはどうしてなのでしょうか?

 それは、やはり本当の現実と向き合うことは忍耐力と精神力がいるので、自分の得意なやりやすいことを無意識にしてしまうからなのです。でも我慢して訓練されていなのなら人は楽な方へ流れていく。それが人の習性です。人は教育されて、訓練されて初めてウィークポイントと向き合う精神力を身につけるのです。
 ジュニアレッスンを私がしてきて、本当に大切だと思うことは自分の弱さと向き合うことを自分から進んで行えるようにすることです。
 ミスをすると、ミスのことに向き合わせると、最初はふてくされたり、泣いたりしますが、多くのコミュニケーションをとって忍耐力と精神力をつけさせるのです。
 ジュニアの子たちに傾斜地のミスと向き合わせるのは、、、膨大な時間が必要です。
 
 ゴルフだけでなく、勉強でも仕事でも、模擬試験や、試行したしたことのデータをもとに、できていないことを改善していかなくてはいけませんよね。

 その改善ポイントを見極められる人は、成長できますし、成長させられます。

 その改善ポイントが分からない場合はどうするのか?

 勉強なら先生の監修による問題集をする、仕事ならデータを俯瞰して観れる結果請負人の戦略で事を改めようとします。当たり前なことですよね。

 ゴルフも何年も経験してきているのに、スコアが良くならない人は、ゴルフ場でウィークポイントを練習で反省できていないだけなのです。

 スイングが良くなれば、飛距離が飛べば、アプローチの距離感を磨けば、とフラットな練習場で練習しても、結局は傾斜地から大きなミスをしている。
ミスをした瞬間に練習してきたことが吹き飛ぶ。

 いったいどうすればいいのでしょうか?

傾斜地と向き合えない、、

諦めるしかないのでしょうか?

→→つづく←←

 
2022年06月26日 16:18

日本プロゴルフ協会公認 吉田ゴルフスクール

ご予約はお問い合わせホームから

春日井王子ガーデン・東海地区校

奥の深いゴルフのはなし

モバイルサイト

吉田ゴルフスクールスマホサイトQRコード

吉田ゴルフスクールモバイルサイトへはこちらのQRコードからどうぞ!