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ヘッドスピードを上げなくても飛距離アップはできるのか!?part7

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 ヘッドスピードを上げるのではなく、ミート率やインパクト効率をあげるためにはどうすればいいのでしょうか?

 皆さんがゴルフの練習をしてきて、軽く振ってクラブフェースの芯に当たって同じインパクトの音がしていれば、力任せに打ったときよりも10ヤードから20ヤードぐらい少し飛距離が落ちるだけだということは分かっているのではないでしょうか?距離を10ヤードから20ヤード落としながら十分にコースではスコアメークができることは理解しているはずです。

 では、何故?軽く振って飛距離を落としてミート率を上げてゴルフ場で18ホールプレーしたほうが簡単に良いスコアがでるのに、このようにプレーしてみようと試みないのでしょうか?

 チャレンジしたことはありますか?

 出来ている人はかなりいいスコアを出したことがある上級者のはずです。

 でもなかなか出来ない。

 何故ですか?なんで軽く振り続けられないのですか?18ホール楽にプレーできるのに、、


 それは、コースでのラウンド中にスイングの軸がぶれ始めると、その軸のブレがスイング軌道を不安定にするので芯に当たらなくなります。芯に当たらなくなると飛距離が落ちてしまい、その落ちた飛距離をカバーするために振ってごまかすからです。

 そうです、振ってごまかす。

振ってごまかしてしまうと、本当の正しいスイングを見失ってしまい、挙句の果てに軽く打つことが全くできなくなる。練習すればするほど、、、

 調子がどれだけ悪くても、振ってごまかさないで、基礎からしっかりとミート率を上げる練習をするのが、女子プロゴルファー達なのです。

 基礎からミート率をちゃんと作り上げてから、それを保ちつつヘッドスピードをあげていく。

 そうすれば、意味のあるヘッドスピードになっていきます。

 力任せにビュン!!ガチャン、ボコンと打って調子の良いときだけ真っ直ぐ飛んだとしても、それで18ホールナイスショットなんてできるわけありません。
 調子が悪い時には、芯に当たらないから振ってごまかす癖を練習場でつけてしまう。
 そして軽く打って芯に当たれば飛ぶことを忘れていってしまう、、

  芯に当たらずに、スイングが安定していなくて、意味の無いヘッドスピードになってしまうと、負のスパイルに陥って、長いクラブ番手で軽く振れなくなってしまいます。

 その状態でたくさん練習してしまうと、その状態が固まってしまうので自分でスイングを治すことが出来なくなってしまい、ずっといいスコアが出なくなって、ゴルフに飽きてしまうのです。

 そういった状態になったゴルファーを、意味のあるヘッドスピードを出せるゴルファーに戻すために、計算された基礎練習ドリルを数ヶ月間してもらわなくては元には戻りません。

 スイングを修整し終えて、基礎を身に着け直すと、連発して軽く打った時に、パチン、パチンと綺麗な澄んだインパクト音になります。その澄んだインパクト音になれば修整が完了となるのですが、想像以上に計算された練習ドリルが必要で、そのドリルの順番も大切になります。

 私のレッスンしている競技ゴルフの上級者の方達は、ドライバーで150ヤードを正確に打つ練習を多くしてもらいます。それができないのに、飛距離アップしたいなんていうのは、競技ゴルフでいい成績なんて出るわけがありませんので、絶対に飛距離アップは基礎練習をしていなければしません。

 軽く振って当たらないのに、思い切り打って当たるわけありませんよね。

 振り切ったほうが安定するよ!という人は、普段練習していない人。当たるも八卦当たらぬも八卦で振り切ってたまたま当たれば飛んでいくから、振り切ったほうが安定すると思ってしまうのです。

 軽く振って芯に当たって楽に飛ぶほうがいいに決まっています。

 ゴルフ暦が数年経ったゴルファーが、基礎練習をきちんとしていなくて、同じリズムで同じインパクト音がしていないのに、ヘッドスピードを沢山上げる必要があるのでしょうか?

 きちんと基礎練習をして、ある程度自分の納得するスコアでプレーできて、そのスコアが変わらなくなったてマンネリを向かえた時に、初めてヘッドスピードの限界を超えるような激しい練習をする必要があるのではないでしょうか?

 ダブルボギーを打ってしまっているのに、コントロールできないぐらい全力で振り続けている人が、競技ゴルフの上級者に成れるのでしょうか?

 ボギーとパーだけでラウンドしている人が、そのボギーを1つでも減らすために、飛距離が必要となり、安定を犠牲にしてリスクを犯してでもヘッドスピードを上げていく。それが本当のヘッドスピードを上げるための理由。

 でも本当の本当は、、
ミート率を上げて、同じリズムでスイングする訓練を極限までやり切ると、ヘッドスピードが出なくても、信じられないほどの飛距離を手に入れられる。

 結局、女子プロゴルファー達のゆったりとしたスイングが 1つの答えなのではないでしょうか?

 時間をかけて、手間をかけて、作り上げたスイングが女子プロゴルファー達のスイングです。

 女子プロゴルファー達のレベルを越えて、7000ヤードのコースでアンダーパーでプレーするために270ヤード以上の飛距離が必要となる。
 それが全国大会で活躍するアマチュアゴルファー達の共通意識なのです。全国大会に出場できる人達は、ドライバーが無くてもパープレーでプレーしたことがある人達。

 200ヤード〜240ヤードの飛距離でアンダーパーでプレーできる可能性があることを、飛距離アップをする前にしっかりと理解する必要があると私はプロゴルファーとして強くアマチュアの皆さんに提唱していきたいと思っています。

 あくまで理想論ですがこのことはまぎれもない事実です。

 質の高い基礎練習をしていて、実用的なアプローチをマスターしていれば飛距離なんていうものはあってもなくてもいいのです。

 とかいいながらも、370ヤードを飛ばすための練習とトレーニングをしている私は、私にとって飛距離アップというものは、人生の中で何事にも代えがたい趣味であるということは、誰にも否定できない事実です。

 でも、何故私がそんな無謀な飛距離アップをしているのかというと、プロゴルファーとしてたくさんアンダーパーでプレーしてきて、安定するプレースタイルに少しマンネリを感じてきたからなのです。

 刺激が欲しい、、、

 でも、どれだけ飛距離アップをしたとしても、本当の本気のラウンドは飛距離ではなくコントロールのほうが大切だということは、プロゴルファーとして深く理解しています。

 やることをやって、ある程度のスコアを安定させて、その先にあるスーパー飛距離アップ。

興奮して震えるほど楽しい飛距離アップと、どこまでも冷静で平常心を徹底する競技ゴルフを行ったり来たりする。

 そんなことかできるようになれば、どれだけ楽しいことか?想像してみてください。

 意味のあるヘッドスピードでなければ、ヘッドスピードを上げる必要は無いということを今回のテーマの説明で理解していただけたでしょうか?

 

   意味の無いヘッドスピードだとしたら、、


→→おわり←←
2022年11月05日 23:43

ヘッドスピードを上げなくても飛距離アップはできるのか!?part6

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  そもそも、ゴルフにおいて大切なことはなんなのでしょうか?
 楽しむこと!?というのはもちろん大切ですが、それは当たり前の大前提として、きちんと努力していくうえで大切なことは?

 それは、パーとバーディをとることです。

ゴルフを色々な人とプレーしていくなかで、本当の上級者は飛距離を飛ばすことより、同じリズムで精確に同じ球筋を何度も打てる人のことだと理解していくことになります。

 初心者のころは、バシューンとボールを飛ばしている人がいると、飛ばせることが上級者への道だと勘違いするのですが、どれだけ飛ばせていても、1発でも大きく球筋が曲がってしまうとスコアメークができないことを知るのです。一通りゴルフを理解するとスコアメークの難しさ、奥の深さに立ちすくんでしまう。

 私自身の経験として、プロゴルファーとして、コーチとして生きてきた立場からすると、パープレーまでは飛距離ではなく、基礎練習とアプローチとパターと体幹を強化するトレーニング、そしてコースマネージメントなんだと実感しています。

 たくさんパープレーを出せるようになってから、
バーディをとるために、プロゴルファーと戦うために安定した大きな飛距離を求めるように成ります。

 この安定した大きな飛距離。

 ここがポイントです。

 普段のラウンドでも試合でもスコアが安定しているなかで、飛距離アップをしていく。

 OBを連発するような飛距離アップは絶対にしません。一発でも大きく曲がるのなら、ドライバーなんていらないぐらい、、それがパープレーの世界です。

 分かりやすく言うと、
プロゴルファーになる前の研修生や、プロテストに受かったあとのプロゴルファーをレッスンしていく上で、どれだけ飛距離が飛んでいたとしても、コントロールされた意味のある飛距離でなくては駄目に決まっていますので、まずは基礎練習からやり直して、コントロールを磨きます。

 試合の成績が安定してきたら、そこから恐る恐る飛距離を上げていく作業に入る。それがプロコーチの本当の仕事なのです。

 基礎練習を中心にバランスよく練習させて、トレーニングも必要に応じてさせて、試合の成績をコントロールしながら、安全に飛距離アップをしていく。

 どれだけ大変なことなのか?想像してみてください。全てを把握して、結果を出していくことを。

 もっと言うと、体のコンディションで全て決まってしまうので、食生活や睡眠時間で体調を整えていることが大前提です。
 だらしないプロゴルファーの選手生命は一瞬で終わります。
 体調が整っていなくて、振ってしまうとスイングが乱れて、怪我をして、はい引退です、となってしまいます。

 活躍してから気が付かないうちに表舞台から居なくなってしまったプロゴルファーは数しれずです。
 
 プロゴルファーは、優勝するために飛距離アップをリスクを伴いながら練習していきます。プロゴルファーはバーディを取るために安定させながら飛距離アップをしていく。

 ここまで言うと、アマチュアの人達は飛距離アップを諦めなくてはいけないのか?となりますが、
そうではありません。

 もともと、自分の体格、筋力に対して自然と飛ばせる飛距離を出せていない人は、質の高い練習で飛距離を確実に伸ばすことができます。

 具体例としては、コースでの平均飛距離として、
体力に自身のない男性なら210ヤード、
体力に自身のない女性なら160ヤード、
平均的な体力の男性なら230ヤード、
平均的な体力の女性なら180ヤード、
体力に自信のある男性なら260ヤード、
体力に自信のたる女性なら210ヤード。

 この条件を満たしていない飛距離の人は、正しい練習をすれば必ずその飛距離までは飛ばせます。
けして馬鹿振りしての一発ではなく、余力を残してコントロールしての飛距離です。
 コースをよくプレーする人は、2打目で何番で打っているかどうか?そこから逆算したときのドライバーの飛距離です。

 260ヤード飛ばせているのなら、400ヤードの2打目は9番アイアンか、PWで打っているはずです。もし7番アイアン、6番アイアンを使っているのならそれはコースでは飛んでいないことになります。
 意外とコースでは飛んでいない、、、

 逆にこの飛距離を出せているのに、スコアが悪くてそれでも飛距離を求めているのなら、まずはスコア!!を良くすること!!
そして、条件を満たしている人の飛距離アップはクラブを替えることではなく、トレーニングをする以外方法はありません。
 トレーニングをしなくては、意味のあるコントロールされたヘッドスピードを出せないのです。
 プロゴルファー達は、闇雲に、コントロールし出来ていないヘッドスピードアップはしません。
 コントロールしながら、余裕を持ってヘッドスピードを上げるには、筋力を上げるしかないのです。
 
 私は、無理やり飛距離アップをすることを勧めていません。

 意味の無いヘッドスピードを身につけるぐらいなら、スイング効率を上げて楽に上記で提案した飛距離の目安を出せるようになるほうがゴルフは楽しいと思っています。

 そこで、女子プロゴルファー達の練習方法や、美しいスイングと球筋はどうやって創るのか?

 その方法を知ることが、今回のテーマの話の落ちとして最高だと思いませんか?

 290ヤード飛ばせる男性、230ヤード飛ばせる女性のゴルフ事情。
一発OBで即退場。
最悪の感情、その症状、燃え尽きた明日のジョウみたく、破り捨てた上級者への果し状。

 はい、ではしっかりと説明を続けていくことにします。
2022年11月01日 05:58

ヘッドスピードを上げなくても飛距離アップはできるのか!?part5

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 飛んでいくボールとスイング軌道が基礎からきちんと噛み合わさって作られていて、そこからヘッドスピードを上げないと、意味のあるヘッドスピードにはなりません。

下半身のフットワークから作り出した巨大なエネルギーを使ってヘッドスピードを上げていかなくては、ヘッドスピードに比例してボールは飛んでいかないですし、
 また、ボールは飛ばせるけど18ホールをコントロールすることができないのなら、そのヘッドスピードは意味が無いヘッドスピードとなってしまう。


  そうです、、ヘッドスピードには、意味のあるヘッドスピードと、意味のないヘッドスピードがある。

 

 この現実に、そろそろ私達、全てのゴルファー達が気がついて、受け入れなくてはいけないと強く思うようになってきました。

 この意味のあるヘッドスピードと、意味のないヘッドスピードについてあまり触れられて来なかったのは、、ヘッドスピードが速い人がドライバーを多く買い換えるという実情があったからです。
 「私はヘッドスピードがあるから、新しいモデルのドライバーにするともっと飛ぶかもしれないよね。だから試してみたいから買ってくよ」
それに対して、
「私はヘッドスピードが無いから何を打っても変わらない気がする。スイングがよくなるまでクラブの購入は保留にします」

どうでしょうか?なんかこういうゴルフクラブの市場の構図があるということが、言われてみるとそうだなと思う人もいるのではないでしょうか?

 そんななかで、「ヘッドスピードがあっても、あなたのヘッドスピードは、意味の無いヘッドスピードだから、新しいドライバーに変えてもコースでは飛ばないですよ」って販売員は言えるわけありませんよね。もしそう言っていたのなら、売上げは少なくなって、お店は潰れてしまいます。

 例えば、服屋さんの店員さんがお客さんに「お金は用意してあるからこの服をちょうだい」と言われて、「いくらお金があっても似合っていないし着こなしてない。そんな服どこに着ていくのですか?」と言う、服屋さんの店員さんはいるのでしょうか?

 でも、服のデザイナーがその場所にいたとしたら、そのきつい爆弾発言をしたとしても、ある意味では通用します。デザイナーはきちんとしたコンセプトを持っているので、コンセプトに合わないのなら違うと言えるからです。
 私のテザインした服に似合うように、トレーニングや食生活を改善する努力をして欲しい。
 ファッションショーでは、デザイナーのイメージに似合う人を選んで服を着せて、服のお披露目をするのですから。

 私はプロコーチであり、スイングのデザイナーなので、あえて意味のあるヘッドスピードと、意味の無いヘッドスピードがあるということを、プロコーチの立場で唱えていかないといけないと思っています。

 ゴルフクラブを作っていく側の人間
             VS
 スイングを作っていく側の人間


ゴルフクラブを作っている側は、スイングに合わせてゴルフクラブを選べばいいと言う。

 スイングを作っていく側は、スイングがある程度できていなければゴルフクラブは選べないと言う。

 もちろんそんな白黒ハッキリとつけられるものではありません。なぜなら、アマチュアゴルファーは練習量もトレーニング量も少ないので、理想ばかりを言っていても、つまらないからです。
  アマチュアゴルファーはゴルフは趣味だから、どう楽しもうと自由です。

 でも、私はスイングを作る側の人間なので、ある程度きちんとスイングを作っていなくて、そこまで努力していないのに、ゴルフクラブを替えても仕方がないとスイングコーチの立場としては言ってもいいのです。
 

 もちろん、ゴルフクラブを変えたら凄く良くなったという人も多くいます。でも、よくよく観てみるとそういう人達は、とても練習して努力している人達です。
 そういう人達でもやっぱり、プロゴルファーの球筋に憧れている。自分のスイングが好きでは無い、、
 自分のスイングでクラブの性能を100%引き出すことはできないことへ、悔しさを覚える。

 また、凄く昔のクラブを使っていたり、あまりにも自分の力量とかけ離れているクラブセッティングであるなら、今すぐにでも変えるべきです。自分にあったクラブで練習しなくては上達はしませんので、そこの初期投資はケチってはいけません。

 ヘッドスピードが上がらない!!ヘッドスピードを上げたら飛距離がでる!!と思って練習していたとしても、
 きちんとした、意味のあるヘッドスピードを身に着けていかなければ、意味は無いということを深く知っておく必要があります。

 ヘッドスピードは飛距離を伸ばしていく上では絶対ではない。

 それよりも大切なもの。

それがミート率と、、インパクト後にボールがフェースに当たっている時間なのですが、、

その話を進めていくことにします。

何故、女子プロゴルファーがヘッドスピードが速く無くても飛ぶのか?その理由を説明していきます。


→→つづく←←
2022年10月24日 04:20

ヘッドスピードを上げなくても飛距離アップはできるのか!?part4

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 コースでも、
打ち慣れない練習場でも、
自分のスイングが出来なくて、振りづらいスイングを固めてしまったゴルファーが、、コースで振りやすいスイングになるために必要なことは、、、

なかなかできることではありませんが、、

 飛んでいく球とスイングの軌道とスイング中のフェースの向きをある程度噛み合わせることが必要です。

 簡単に言っていますが、全てが噛み合っていればスイングなんて悩みませんし、どんなゴルフクラブだって打ててしまえます。一言で言うと癖をニュートラルに戻すこと。

 逆に言うと、飛んでいく球とスイングの軌道とスイング中のフェースの向きが整っていないのに、どれだけ練習して、たくさんヘッドスピードが出せるようになったとしても、練習に比例して、ヘッドスピードに比例してボールは飛んでいかないのです。

 当たり前ですね。

 本当の本当は、一番最初に基礎からきちんと飛んでいくボールと軌道を噛み合わせて、少しずつ、少しずつ押し広げて行くようにスイングを大きくして、効率よくボールを飛ばすことを身に着けなければ、必ずスイングには良くない癖がついていきます。

 いきなりガチャン!!バキーンっと力任せに打ってしまうと、飛んでいくボールとスイング軌道とスイン中のフェースの向きがムチャクチャになっても飛んで行ってしまう。飛んでいくからなんとなくそのスイングを固める。

 なんとなく飛んでいくから、そのまま練習していく。そして、そのスイングが自分の感覚の基準となり、ある距離から振っても振ってもボールが綺麗に飛んでいかない。

 何故なら、なんとなく固めたスイングであって、飛んで行くボールとスイング軌道がズレてしまっているからです。


 打ちにくい癖がついたスイングは、結局は、理にかなったスイング軌道をある程度作り直す必要があります。

合理的で理にかなった練習を時間をかけて練習することが必要です。
やはり、このテーマの最初に説明したことですが、質の高い基礎練習からのやり直ししかありません。

 ありませんと言い切れるぐらい、スイングの基礎である、下半身、股関節、骨盤の動きから修整して、体幹の回転を正しくしてから、そこからスイング軌道を修整しないと、コースで振りやすくなることはないのです。

 ほとんどのアマチュア上級者でさえも、振った分だけボールが飛んでいく感覚が無い。スーっと伸びていくプロゴルファーの球筋に憧れている。多くの人をレッスンしてきた私はその上級者になっても悩んでいる人がいるという現実を嫌というほど見てきました。一番最初に、綺麗な基本を覚えていた良かったのに、、、と上級者になってから思うのです。

 ユーチューブの中で、最新モデルのクラブ試打動画をしているのを、色々見たことがある人は分かるかと思いますが、打つ人の力量で飛距離は決まっていて、シャフトとロフトのスペックが合っていれば、クラブによって大きくは飛距離が変わらない。その人のスイングで飛距離は決まっている。
 これは紛れもない事実です。

 別に同じクラブで打ち続けていたとしても、
上手く振れたとき、振れなかったとき、
芯に当たった、当たらなかった、
で飛距離が変わります。
 100発打ってみてその平均をとってみると、飛距離は結局はそこまで変わらない。数発だけでは分かりませんし、何ラウンドもして、スイングの調子が良いとき、悪いときを経験して初めて、そのクラブの真価が分かるのです。
 もちろん、打ちやすい、安定するという要素は別です。でも、飛距離はやっぱりスイングがきちんとできていなければ、クラブを替えても飛ぶようにはなりません。
 
 今年発売されたテーラーメイドのステルスプラスドライバー。
 めちゃくちゃいいクラブなのに、飛ばない、ボールが上がらないと言っている人が巷で多いことに対して一言、、 スイングの基礎が出来ていて、自分に合ったスペックをフィッティングすれば、信じられないほどの性能をステルスプラスには感じることができます。凄いドライバーです。
   
 良くないと言っている人がいたとしたら、マキロイはステルスプラスを使用して年間世界王者になったことを忘れてはいませんか?タイガーウッズ先生が惚れ込んでいるドライバーですよ?シェフラー選手はステルスプラスで人生成功していますよ?と言いたいです。
 癖の強いスイングではステルスプラスの良さを理解することはできません。
 私はテーラーメイドが大好きです。ステルスプラスのことを悪く言う人は、基礎からやり直しです。
 いつかはこういうドライバーの良さを分かってみたい。そう思うことがステルスプラスに対しては正しい評価となることをきちんと理解しておかなくてはいけません。


こういうことを言っても、私はプロコーチなので問題はありません。本当のことなのですから。

  本題に戻ります。

 コースで振りにくいスイングのまま、基礎がしっかりとできていないスイングのまま、練習場でヘッドスピードを上げたとしても、そのヘッドスピードはコースでは生かされることはなかなかありません。

 本来、普通は下半身のパワーからヘッドスピードを出す練習をしないと、ヘッドスピードは上がりにくいはずなのに、
スポーツ経験があったり、上半身の筋力が強いと、上半身や腕の力でヘッドスピードを上げてしまうと、そのヘッドスピードは意味のないヘッドスピードとなってしまうのです。

 意味の無いヘッドスピード。

 ヘッドスピードを上げても、中身のあるヘッドスピードでなくては意味は無いのです。

 →→つづく←←
2022年10月18日 06:58

ヘッドスピードを上げなくても飛距離アップはできるのか!?part3

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  練習場では自分の思う通りに、自分の理想の飛距離が出ていても、何故か本番コースでは飛ばない。

 何故なのか?

 その理由はいくつかあるのですが順に説明していまきます。

 練習場と本番コースで飛距離が違う理由の1つとして、練習場と本番コースのスイングが違っているからです。

 正確に言うと、本番コースではスイングが縮こまってしまうからと言ったほうが分かりやすいかもしれませんね。

 何故縮こまるのか?というとスイングの仕組みをきちんと理解しないで、普段の練習でただひたすらにボールを打ってしまっているからです。

 基礎練習を練習のなかに取り入れず、スイングの仕組みをきちんと理解しないでボールをひたすらに打っていても、何年か経つと練習場ではなんとなく打てるようになって、練習場ではボールを飛ばせるようになっていきます。

 そうやって練習した人は、本番コースだけでなく、いつもの練習場でない初めての練習場で練習しても違和感が出てしまって、いつものスイングができません。

 何故なら、自然な適正なスイング軌道から大きくズレてスイングを固めてしまっているので、景色や雰囲気が違うだけでいつものスイングができないからです。

 でもなんとなく打ててしまって、どのスイング軌道が正しいのか分かり得ないのでとにかく今のスイングを固めることになるのですが、いつまで経ってもコースで打ちやすくなることができなくて悩むことになる。そして、自己流で色々練習方法を試してもやっぱりコースでは打ちやすくならない。

 そして、ゴルフに疲れてしまう。

 最終手段として、ゴルフクラブを買い替えることで解決しようと試みることになるのですが、今のスイングに合ったゴルフクラブを探すためにゴルフショップにフィッティングに行くと、いつもの練習場とフィッティングする場所と同じスイングができない、、、ヘッドスピードもいつもより出ていない気がする、、、

 厳しいことを言ってしまいますが、クラブを購入するときに室内練習場で、試打をしたとしても、スイングが振りづらく、ヘッドスピードも出ていなくて、いつもと違うスイングになってしまって振りにくい人は、クラブのフィッティングのしようがありません。

 やはり、もう少しスイングを良くして、ある程度どんな場所でも自分のスイングができるぐらいのレベルまで、練習の努力はしなくてはクラブを替えても変わりません。
 
 いつもの行きつけの練習場の振りやすいスイングでフィッティングしないと本来は意味はありませんし、室内練習場で振りにくいということは、本番コースでも振りにくいということになるからです。
 室内練習場で振りにくい人は、行きつけの練習場で試打してするか?クラブ購入を保留にして、スイングを修整するか?のどちらかを選択しなくてはいけなくなります。

 私なら振りにくいスイングに対して合わせたクラブを買うのなら、そのお金でレッスンを受けたほうがよほどいいと思います。別に私がレッスンを生業としているから、こういうことを言っているわけではありません。私も色々なゴルフクラブを打つことは大好きですし、自分に合ったゴルフクラブを探すことは大切だと思っています。
 
 でも、振りにくいスイングで、スイングが調子の良いときのヘッドスピードが出ていないのに、クラブフィッティングして、なんの意味があるのでしょうか?そう思いませんか?


 でも慣れた練習場以外ではヘッドスピードが出せない。

 ゴルフを楽しむために努力はしているのだけど、
コースで打ちやすくならない。

話を進めていきます。

 →→つづく←←
2022年10月15日 13:18

ヘッドスピードを上げなくても飛距離アップはできるのか!?part2

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ヘッドスピードを上げなくても飛距離アップはできるのか?

  その答えは、
 できるけど手間がかかる。
 というのが私の考えです。


 まず、1流のプロゴルファーは別として、ゴルフクラブの性能を極限まで引き出せているゴルファーはいるのでしょうか?

 ということを、考えてみてください。

 活躍している女子プロゴルファー達がヘッドスピード40m/sから43m/sで飛距離をコースで230ヤード飛ばしでいることに対して、切実に考えてみたことはありますか?

 37m/sの人は、40m/sで230ヤード飛ばしすことに対して計算してみると、
212ヤード飛ばせる計算になります。

 逆に、ヘッドスピード43m/sがあってもコースでは、230ヤードは飛ばせないという人はどうなのでしょうか?スイングの効率が悪かったり、クラブの性能を使い切れていないということになりますね。

 実際、練習場ではなくコースで飛ばすことの難しさは、ゴルフをやればやるほど実感するようになります。

 スイングの効率や、クラブの性能を使い切れていないのに、闇雲にヘッドスピードを上げたとしても、効率の悪さを残したままになるので、ヘッドスピードを上げてもあまり飛距離は伸びません。

  私のレッスンを受けたことがある人は皆さん分かるかと思いますが、軽く振っているように見えても飛距離が出る打ち方があります。
 女子プロゴルフの試合を観てください。あの女子プロのスイングです。
 私は女子プロゴルファーに、軽く打って見せて説明しながらレッスンすることもしていますので、
私も軽く振って飛距離を出すことができます。

 女子プロだけではなく、アマチュアゴルファーのレッスン中に、レッスンを受けている本人のクラブで、本人と同じヘッドスピードでデモンストレーションで打ってみせるのですが、すーっとボールが伸びるように飛んでいくことに対して、ほとんどの人が不思議がります。

 本当は効率よく振れるようになれば、楽に振ってもボールは飛んでいくことを知らない人がとても多くいる。ほとんどの人が、その楽なスイングを知らない、、

 何故なのか?

 それはプロゴルファーが楽に飛ばせるのは、スイングの基礎の素養の質で飛ばすからです。私はプロゴルファーですから、基礎練習は沢山してきました。その質の高い基礎練習の積み重ねで、スイングの効率が上がり、クラブの性能を引き出すことができるようになったのです。

 その質の高い基礎練習を、私のレッスンでは重要視しています。というよりも、基礎練習がきちんとできていないのに応用なんてあるわけないのです。基礎から応用なんていうのは、ゴルフに限らずどんなことでも当たり前の話ですよね。

 クラブの性能を活かしきれていないゴルファーだったとしたら、 ヘッドスピードを上げなくても、基礎の素養を高めるだけで飛距離は確実に伸びます。
 
 その内容はレッスンで直接でないと説明しきれないので、ここではあまり話せませんが、脚の使い方、骨盤と股関節の使い方、体感の回転の仕方、そのその時にどのように体重が移動しているのか?
 をみっちりと、手取り足取り、打って見せて、真似してもらって、細かくニュアンスを補正して、数ヶ月練習してもらうと、如何に基礎練習が大切なのかを、インパクトの音、打感、ボールの飛び方の変化で理解していくことになるのです。

 下半身、骨盤、股関節の動かし方という基礎の素養を高めないと、どんな練習ドリルも意味は薄くなります。

 ある程度基礎の素養を高めて、軽く打っても飛ばせるようにならないと、応用のドリルなんて理解できるわけはありません。

 だから、誰かのユーチューブレッスンを見様見真似で練習してみてたとしても、基礎の素養が身についていなければ上達しないわけですね。
また、できているのかどうか?合っているのかも分からない。そして基礎練習もしていない。

こういうことに対して、どう思いますか?

 だからこそ、一番最初に覚えないといけないこと、一番手間をかけなくてはいけないこと、それが基礎の素養を高めること。

 ヘッドスピードを高めなくても飛距離が出すためには、基礎の素養を高める練習をすること。
 効率が上がって飛距離がでるようになります。

 私のレッスンの経験では、本当に努力して4ヶ月から1年は本当の基礎を理解するためにはかかると実感しています。
 上級者になっても結局は基礎の素養を見直すことから始める。それが本当の本当のレッスンなのだと私は思います。初心者もプロゴルファーも基礎は大切です。
 

 自己流で一生懸命練習してきた人が基礎の素養を高めるためにはどうすればいいのか?

 それは、基礎が身についていて楽にパープレーでプレーする上手なゴルファーといつも一緒に練習するか、プロコーチのレッスンを受けるしかありません。生きた動きを見て、肌で感じて、リアルタイムに理解していくこと。やっぱり、きちんとしたことをやらなければ、きちんとはなりませんよね。一度身についた癖を、独りで修整することは不可能です。癖がついたまま色々試していくことは本当に危険です。

 いやいや、癖を楽しみたいし、その癖の飛距離で私は楽しいんだ!という人はそれでいいと思います。でも、上達が止まってしまって、やっぱり上手くなりたいという人は自己流では駄目です。大切な基礎を磨かなくては上達するなんてあるわけないでのですから。

 ということで、ヘッドスピードを上げなくても飛距離が伸ばせるのか?ということに関しては、基礎の素養を高めることで可能だということは、理解できたでしょうか?

 では、練習場では飛ばせるけどゴルフ場に行くと飛ばなくなる人、ゴルフ場でヘッドスピードが出なくなってしまう人はどうすればいいのかを次にお話ししていくことにします。

 もっと筋トレして、もっとヘッドスピードをあげる?という単純な話しではありません。練習場では飛ばせるのに、ゴルフ場で飛ばせないのは、、

 何故なのでしょう?

 ゴルフクラブを買い替えてもゴルフ場にいくと結局飛距離が変わらない人はなにが足りないのでしょうか?


 
2022年10月09日 02:35

ヘッドスピードを上げなくても飛距離アップはできるのか!?part1

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 ゴルフで飛距離を出すためにはどうすればいいのか?

 たくさんラウンドしていると、今よりもう少し飛ばしたい欲求が出てくるものです。

 飛距離はヘッドスピードを上げることが重要で、ヘッドスピードに応じてクラブ選びをしましょう、という考え方が浸透しているわけですが、果たしてこの考え方は本当に正しいのか?
 このテーマに関して、今回は考え直してみたいと思います。

 ヘッドスピードが全てなのか?そうではないのか?


 ゴルフが大好きで、たくさん練習してきて、自分の限界を知り始めたゴルファーが、突きつけられる現実。
 それがヘッドスピード。

 スポーツを楽しんできた筋力があるタイプのゴルファーはいとも簡単にヘッドスピードを出せるし、
インドア派で人生を送ってきた人はヘッドスピードの出し方かま分からないのでヘッドスピードが出る人に憧れる。

 しかし、、ヘッドスピードが出せたとしても、ゴルフクラブのフェースをコントロールしながらでないと、大きくボールを曲げるだけになるのだし、
単にヘッドスピードが速ければいいという問題ではないのが、ややこしく難しいところです。

 ゴルフクラブをコントロールしながら、ヘッドスピードを速くしていくことは、普通の練習ではなかなかできることではありません。色々とバランス良く、練習メニューを組みながらでないとスイングを壊してしまいます。

 また、初心者の最初からヘッドスピードを出せてしまう人は、ボールが曲ってしまう悩みと戦い続けなくてはいけなくなってしまいます。

 最初に基礎を覚えて、アプローチとパターのいろはを学んで、それから飛距離アップ。この上達の順番で練習しないと、上達はなかなかしません。
 最初からヘッドスピードが出せてしまう人は、OBを連発するゴルファーになるだけなので、ヘッドスピードが速くても曲がる悩みがつきまとうことになります。

 でも、ヘッドスピードが出せないゴルファーはどうやったらヘッドスピードが上がるのか?を逆に悩んでいる。

 どうやっても、たくさん色々とヘッドスピードを出す練習をしてもヘッドスピードが上がらない。

 ある程度はボールを気持ちよく飛ばしてみたい。

 飛ばすためにはヘッドスピードを上げることが一番大切なのか?

 本当に?ヘッドスピードは絶対的に距離には大切なのか?

 コーチとして、プロゴルファーとしてずっと考えてきたこの飛距離のことに関して書いてみたいと思います。

 ヘッドスピードを上げなくても飛ばすために何ができるのか?

 何ができるのでしょうか?

 →→つづく←←



 
2022年10月01日 22:41

ゴルフのジレンマシリーズ:なんで調子がいい時に練習しすぎると調子が悪くなるのか?

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 ゴルフの絶好調がずっと続いたことはありますか?

 絶好調が続いていたのに、なぜその絶好調は終わってしまうのでしょうか?

 本当にゴルフのスイングは繊細で、壊れやすく、難しい。

 そう思いませんか?

 私の仕事は、スイングを見失ったゴルファーに対して、その人にとって打ちやすく、安心感があるスイングを再構築するスイングコーチです。

 もちろん、ゼロからの初心者もレッスンしますが、ゼロからレッスンして20工程から30工程以上を半年ぐらいかけると、とても綺麗なスイングになるのですが、正直に言うとゼロからレッスンしたほうが見た目のスイングの美しさはとても綺麗になります。

 なぜなら、癖がついていないからです。

 もし綺麗なスイングをしている人がいたとしたら、ほとんどが1人のスイングコーチのコンセプトに基づいて、計算されてスイングを作り上げられたということになります。先に先に、先読みをしながらスイングを作らないと、連動性があってリズミカルなスイングには成りえないからです。

 逆に言うと、自己流で練習してきたゴルファーは、傷だらけになりながら、手探りで、色々なことを試しながら上達してきています。

 試した練習ドリルが正しくできているのか?それも分からないで、とにかく試してみる、トライアンドエラーの世界。

 ある意味、それは諦めないで練習しきれて、ある程度上達できたのなら、とても凄いことで、1つの趣味としてはヤりきったことになります。

 ただ、ヤりきった挙句の果てに自分より上手い人に出会ってしまうと、もっと何かをしなくては、、と強く思って、何かをしたとたんにスイングが崩壊してしまう。

 何故なら、プラスマイナスプラスマイナスゼロと、色々な癖が絡みついて、身につけていたスイングは、独特のスイングバランスを構築しているからなのです。

 なので、私は新たにレッスンを受けようとする人に、ある程度自己流で上達してきたということは、治す所は1箇所ではなく、数か所になるので、中途半端にレッスンを受けるとひどいことになるから、生半可な気持ちでレッスンを受けるのはよしたほうがいいですよ、、と優しく、その人のプライドを傷つけないように、本当の本音のアドバイスをするようにしています。

 私はプロコーチなので中途半端なレッスンはしません。

 スイングの1つのことだけ治したとしても、2つ3つのことで連動しているスイングを、かえって壊してしまうことになります。

 この連動性を損なわないで、スイングを修整するレッスン技術は最近の日本には存在しませんでした。

 その証拠、その事実としまして、今現在、日本のプロゴルファーで世界に通用する選手が数えるほどしかいない。何故なら、ずっと日本で言われてきたスイング技術のレッスンは連動性やリズムを壊してしまうことを平気で言われてきたからです。

 連動性やリズムを壊してしまうのに、こうしなさい!!と普通に言われて来たことに対して、私はとても残念で、悔しい気持ちを持っています。私もそのような中で現役の時は、スイングを作り上げてきたのですが、本当に私自身後悔しています。

 本場のアメリカで、イギリスで生きたスイングを身につけたかった。その悔しさで、今はプロコーチとして世界の1流選手を研究しなおしています。

 二度と今までのような、スイング理論で練習したくない。何故なら、連動性や、リズムがいつまで経っても良くならないからです。

 なんで調子がいいときに、新しいスイングテーマに取り組むと調子が悪くなるのか?

 それは、連動性や、リズムを壊してしまう要素があるのに、そのことを理解しないで練習してしまうからです。

 ある程度上手になってきたときには、スイングのなかに連動性や、リズムが身についてきている訳なので、そのことを深く理解していれば、新しいテーマの練習をすることには、最深の注意を払わなくてはいけません。

 いとも簡単にスイングは壊れてしまいます。

 また、1人のコーチにレッスンを受けている人は、絶対に他の人のアドバイスを聞いてはいけません。

 何故なのか?分かりますよね?

 コーチは、スイングの先を先を見ながら、計画を立てて、計算しながらスイングを作り上げているので、その最中に他のスイングコンセプトが入ってきてしまうと、計画が壊れてしまうからです。

 時折、レッスンを受けている方が、レッスンでスイングを作り上げている最中に、他の人にアドバイスを受けてしまったり、ユーチューブのレッスン動画を見てきたりすると、本当に困ってしまいます。

 私はきちんと、私のレッスンを受けるなら、私のコンセプトのレッスンが終わるまで、私を信じて、私にスイングを作り上げさせて欲しいと、本人に言うようにしています。
 せっかく、代金を支払ってレッスンを受けているのに、、スイングコンセプトを混ぜこぜにするなんてもったいなさすぎますよね。
 少なくとも3.4ヶ月はきちんとレッスンを受けないとレッスン代金がもったいない。私は多くのレッスンをしてきて強くココロからそう思っています。
スイングの連動性を作り出すことは容易ではありません。


 ということで、スイングの調子が良いときには、新しいテーマの練習をしてしまうことは、とても怖いことを説明してみましたが、理解していただけたでしょうか?

 プロゴルファーでも悩むスイング。

 連動性、リズムを改善していく練習というのは、上級者になればなるほど、難しいということを知ることになるのです。


 なんで、上級者やプロゴルファーもレッスンを受けるのか?

 その理由を考えてみたのなら、スイングが如何に複雑なのか?が分かるはずです。

 もし、人対して、スイングの調子がせっかくいいのに、なんの計画もなく押し付けがましいアドバイスをしてしまったことがかある人は、反省してなくてはいけません。
 押し付けがましい教え魔となっての人へのアドバイスは、絶対に許されない行為ということを認識しなくてはいけません。
 その人のスイングを傷つけて、壊してしまっているなんて、ある意味アドバイスの言葉の暴力と言っても言い過ぎではないことなのです。
もちろん、相手からアドバイスを頼まれたら問題ありませんが、、
 一度に色んな事を言われたら誰だって分からなくなってしまうのに、余計な事を言うのは良くありません。
 逆に、調子が良いときに、頼んでもいないのに人からアドバイスされたら嫌ではないですか?
 



 本当にゴルフは奥が深い。いつも私はそう思います。
 


 
2022年09月21日 05:43

一縷の望み

vagabond1 (1)
                                             「バガボンド」参照 

 
 私には才能があるのだろうか?

 私には可能性が残されているのだろうか?

 私には私を表現しきることができるのだろうか?

 時折
  極稀に
   瞬間的に

 何かを閃いてみるものの
  記憶喪失
   あれはなんだったのか?

  とても凄いことを思いついた気がするのに

 夢から覚めたように
   大切なものを失ったような喪失感に
    苛まれることが
      あるような無いような、、、

 そんなことを繰り返す度に

  微かな残り香のように
   そのアイディアが
    激流の中に流れる小枝のように
     残存していることが
      あったのなら
       
           それは 奇跡

  残り香が消えないように
   小枝が流れ切る前に
    そのアイディアが無くならないように

  全てを捧げて
  記録する
   記憶する
    刻み込む

 
 才能とは
  可能性とは
   光り輝く誰も知らないアイディアは


 生きるチカラの全てを
   かけられる全ての手間を
     心躍る全てのインスピレーションを

 駆け引きも無く
  純粋に
   やりきった者が
    駆け抜けた者が

 手に入れることができる
   1つの奇跡

 信じられないほどの努力と 
   やりきれなかった時の大きなリスクと
    自分を信じきることができる勇気


 自分を変えたいのなら
  自分を信じられるようになりたいのなら
   自分のなかの自分を解き放ちたいのなら

 今のままでは
    今のまま


  自分を変えることができるのは自分

  自分を信じることができる自分

  自分を助けられるのは自分

 
   全力で自分ができることをしてみる

  ためらっていないで
         何かできることをしてみる

  
   何かを始めること

  それが才能を
      可能性を

  見つけるために必要なこと

   何かを始めることは

   あなたができる表現の1つ

    ということは誰にも否定することはできない

 
 あなたがあなたを信じられるのなら

  どれだけ満たされうるのか?


  可能性は誰にでもあることを

  あなたは理解しているのか?



  

 

  

   



    
   
  


 



 
      
    
    
    
  


 
2022年09月17日 20:24

ドライバーの距離を出せる人と出せない人!?part8

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 必ず、毎週ゴルフに行っている人の飛距離アップの練習をしてもいい条件は?なんなのでしょうか?

 毎週ゴルフ場に行っている人は、本番ゴルフ場で練習しているのですから、自分の課題が常に浮き彫りになって、自分の足りない所が分かるようになります。

 それに対して練習していれば本来は必ず上達していくことになるはずですが、もし上達していないのであれば、それはゴルフ場のプレーの分析ができていないことになります。

ここで3タイプに分かれることになります。

 ただ何も考えずに、ただひたすらにプレーしていて全くスコアが変わらないタイプ。

 ある程度分析できていて、自分の体力、骨格、目標にたいして、ポテンシャルを発揮しきれているが頭打ちになっているタイプ。

 データに基づいて練習できていて、これからまだ実力が伸びていくタイプ。

 毎週ラウンドしている人は、この3つのタイプのどれかに当てはまることになり、考え方もより多岐にわたり、複雑になっていきます。

 ゴルフを健康の運動と考えていてスコアを良くすることではなく、歩くことを目的としている人。

 大体自分のポテンシャルを発揮していて、自分の納得するスコアがでていてそれを維持することを楽しんでいる人。

 スコアをもっと良くしたくて沢山練習しているのに自分の目標スコアに対して全然達成できていない人。

 プロゴルファーのようにパープレーが出ていて、大きな大会にも出場していて、
自分の可能性を信じて、
自分の限界を超えるべく技術を正しく研鑽できている人。


 本来、ゴルフの楽しみ方や、上達していくスピードは人それぞれです。

 それに対して、正しく練習して、ゴルフ場をプレーしている人はどれぐらいいるのでしょうか?

 そして、そういうことに対して飛距離アップの練習をどのように取り入れて練習していくのか?

 ここで、このテーマの落ちを話すことにします。


 実は、飛距離アップをしたい!と強く言っている人はラウンド数が少ない人のほうが多く、
ラウンド数が多い人は、傾斜からの対処、アプローチを寄せたい、パターの実力を上げたい、メンタルを強くしたい、コースマネージメントを理解して確率を操れるようになりたい、
など、飛距離アップをしたいという人が少ないのです。

 なぜなら、毎週ラウンドしているので、飛距離アップをして大きく曲がるようなミスショットは絶対にしたくないに決まっていますし、パーが取れているのなら、飛距離ではなく、より確率の良い安定ショットを求めるからです。

 逆に、闇雲に飛距離アップをしたいと言っている人は、現実ではなく夢の中で練習してしまっているので、ビッグドライブが18ホール中14ホール全部してみたいと考えて練習してしまっています。
 14ホール全部ナイスショットすることは、、、無いのに、、、

 ゴルフは体を鍛え上げない限り、足が疲れてしまって後半にビッグドライブショットをすることはほぼ不可能なのに、
ラウンド数が少ないゴルファーほど、
練習場で、足が疲れてしまったら打てない、練習場でしか打てない飛距離アップの練習をしてしまっているのです。

 練習場で、良いスコアが出ていないのにドライバーばかり全力で練習している人はラウンド数が少ないんだろうな、と私は最初に思ってしまいます。

 なぜなら、毎週ラウンドしている人はラウンドでミスしたこと、ラウンドで良いスコアを出すために、多角的に練習しているからです。3パットしてしまったのなら、まずは3パットをしないための練習をする。アプローチが寄っていないのなら、フルショットなんかしないでアプローチの調整をする。
バンカーが出なかったらバンカーの練習をする。

 こういう当たり前のことができなくなるのはなぜなのしょうか?

 ゴルフ場は、
傾斜がある、打ってから次まで直ぐに打てない、アプローチがある、パターがある、バンカーがある。

 練習場は、フラットな所からひたすらに打つだけ。

 ゴルフ場で練習していればバランス良く練習できる。いや、結果的にバランス練習させられる。
 
 練習場では夢を見て偏った練習をしてしまう。

 これが数年続いたらどうなるのでしょうか?

 実力の差は大きくかけ離れることになります。

 私は良く学生の部活に例えることをしますが、強豪校の部活はバランス良く練習して、試合に向けて実のある時間を過ごす。
 指導者がいなくて放課後に自主練を3年間する部活の子は、試合に出たとしても訓練されている強豪校の子には勝てない。
 それと今私が話している、コースをたくさん行ってバランス良く練習している人、フラットな練習場だけで練習している人と、同じことになるとは思いませんか?

 強豪校の部活の子が試合でできないような練習をすることがあるのでしょうか?

 逆に、実力が出し切れていて、良くトレーニングして体のケアもできていて、試合でも成績が出ている。
 そういう状況、状態なら飛距離アップの練習はしても良いという感じになります。

 もともと私は、強豪校のゴルフ部の子達もコーチするコーチなので、そういう子達に飛距離アップの練習をさせるとするならば、細心の注意を払って、下手にならないように気をつけながらさせています。

 話をまとめると、毎週コースでプレーしているのなら、飛距離アップの練習をするかどうかなんていうのは、正しくスコアデータに対して分析できていれば自然と、必要なタイミングで、気をつけながら練習できていなければいけません。

 スコアが悪ければ、アプローチとパターを練習すればいいだけですし、
 もっと言うと、体のトレーニングをして体のバランスが良い状態を作れていなければ、飛距離アップの練習はスイングを壊してしまうだけですし、トレーニングをしていない人は、飛距離アップの練習で歪んでしまって怪我をするだけです。怪我を残したまま更に飛距離アップの練習をしてさらに歪める。この負のスパイラルになってしまっているゴルファーが如何に多いことか、、
 
 プロゴルファーはまずは体のコンディション。

 その後にスコアメーク。

 そして余裕があれば気をつけながら飛距離アップの練習をする。

  このことをアマチュアの皆さんは、深く理解しておく必要があります。

 このブログの題目である、飛距離を出せる人と出せない人というのは、実は言葉が足りないことに気がついた人はアッパレです。

 やることをやっていて結果が安定している人が、飛距離アップの練習をしたときに、飛距離を出せる人と出せない人と、いうのが正しい題目になるわけです。

 そして、この答えは?

 ラウンド数が多くて、バランス良く練習が出来ていて、スコアも安定しているのに飛距離が伸びないのならば、、、

 飛距離の筋肉がつくような練習やトレーニングを、日々の練習のなかで取り入れることができていないだけ、、ということになります。

 上級者でスコアが良くてレッスンに来る人は、飛距離アップをするための体作りをしていないで、アプローチとパターの練習をたくさんしてきた人がほとんどです。飛距離アップは別に興味は無いけど、コーチが必要だと言うのならば、あえてします。でも、スコアが悪くならないような飛距離アップの練習はさせないで欲しい。
 スコアが良い上級者のほとんどがこんな感じなのです。


 ラウンド数が少なくて、バランス良く練習が出来ていなくて、スコアが悪い。

 それなのに、飛距離アップの練習をひたすらにしているのなら、スコアが良くなることは無いのかもしれません。

 飛んで曲がらないドライバーショット。

やることをやって、段階を得て結果を出し、経験を積んで初めて、飛んで曲がらないドライバーショットにチャレンジすることになるのです。

毎週ラウンドしている人は、間違えた練習をしていればスコアが悪いだけなので、間違えている練習は直ぐに辞めて、コースで活きる練習を探そうとします。

そんななかで、飛距離アップの練習を取り組むことは、コースでの経験が多い人がほど気をつけながら練習することになります。

飛距離アップするということは、本当にとても難しいことだということを再確認していただきたい為に、今回のテーマを書いてみました。

ラウンド数、練習量、体力に応じて、気をつけて飛距離アップの練習をするようにしてください。

飛距離アップはハイリスクハイリターン。

この言葉の一言で説明することができる。

本当に上手に成りたいですか?

 質の高い練習ができるようにならなければ、上達はできないに決まっているとは思いませんか?

 あなたが普段の生活のなかで結果を求めてリスクの高いことをしようとするときにノープランでやりますか?

 先が見通せている中で、下準備をしっかりして、全身全霊で努力して初めて成功するかもしれないハイリスクなこと。それが飛距離アップ。

 楽して結果を出したい、楽して大儲けしたい。
そんなこと楽してできるのでしょうか?

 経験をある程度してきたゴルファーは、努力を相当しないと飛距離アップは成功しません。
 楽して飛距離アップなんてあるわけないのです。

 でも、飛距離がなくても上手になれる。

それがゴルフです。

それでも飛距離アップがしたいのなら、、、

 
→→おわり←←




 

 

 
2022年09月07日 06:36

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