ゴルフ上級者はどのようなことで悩んでいるのか!?part2
いったい上級者というのはどれぐらいのレベルで、どれぐらいのスコアでプレーできたら上級者なのでしょうか?
自分よりずっと上手い人は、みんな上級者?
そうではありませんね。
他のスポーツをしっかりとやってきた経験があって基礎体力があるから、あるレベルまで、あるスコアまであっという間に上達した人。
時間をかけて練習して、たくさんゴルフ場に行って、何年もかけて上手になった人。
子供の頃からプロゴルファーを目指してきて、たくさんジュニアの試合に出てかなり上達したけど、プロゴルファーに成ることを諦めて、趣味としてゴルフをするようになった人。
趣味としてエンジョイのなかで、楽しんで上手になった人と、競技ゴルフを前提として常にスコアを意識して緊張のスリルを感じながら上手になった人。
プロゴルファーはプロですので、プロゴルフファーのことを上級者とはいいません。でも、アマチュアとしての上級者の悩みと、プロゴルファーの悩みの本質は其処まで変わりませんし、ある意味同じです。
でも、プロゴルファーはパープレーでプレーしていることが大前提で、そこからバーディをとることがプロとして所業となります。
そういうことをさせるとなると、毎日ゴルフをすることが大前提のレベルなので、アマチュアの方とは別世界の話。
私の中で、アマチュア上級者というのは、チャンピョンコースのバッグティで、5ラウンドして1,2回は70代のスコアが自然に出るレベルとなります。
ちなみにチャンピョンコースというのは、7000ヤード前後のコースでプロゴルファーの試合を開催するにふさわしい難コースという意味で使用されています。
チャンピョンコースのバックティでいいスコアでプレーできているということは、上級者と認定できると、私は思います。
初めてのチャンピョンコースを普通に76前後ぐらいでプレーする、、、
430ヤードのパー4で、
210ヤードのパー3で、
パーを普通に取るということは、並の経験ではできません。
女性ゴルファーは、ゴルファー人口が少ないので、少ないことにたいして相対的に考えると80前後でプレーできたことがあれば、上級者と言ってもいいと思います。
女性の方にとって、今回のテーマはかなりハードに感じるかもしれませんが、参考にはなると思いますので、上達したい人は是非ご覧ください。
チャンピオンコースで、70代のスコアでプレーできるようになっても、それを維持することは本当に骨が折れるほど大変です。
ものすごく熱を入れてゴルフの練習をして、最初の何年間は楽しくてしょうがなくて、休みの日は全てゴルフをする。
できる限りの情熱と、できる限りの時間を割いてゴルフに没頭し、
できる限りの情熱と、できる限りの時間を割いてゴルフに没頭し、
上級者へと上り詰める。
が、しかし。目標のハンディキャップを達成したり、大きな大会で優勝したりすると、緊張の糸がプツンと切れて、いっぺんにモチベーションが下がることになる。
想像してみてください。
ゴルフでなく、何かに没頭して、その没頭したのものをやり切って、少し飽きが来てしまってやる気が無くなる。その飽きてしまった何かを続けることの難しさを。
もう一度、頭を整理して、心をリセットして、また没頭するマインドを作る。
今までの人生の中で、一度飽きてしまった、諦めてしまったことを、再び再燃して、頑張って立て直した経験はありますか?
何かの上級者になると、上級者で居続けるための悩みや、メンタルの持久力が必要になります。
ゴルフを始めて週に1.2回ゴルフに行き続けて、3年から10年ぐらいで上級者になり、やがて上達しなくなり、苦しくなったり、熱が冷めて飽きてしまったり、辞めてしまったりしてしまう。
そこで、私の元へ、苦しくなったり、ゴルフに飽きてしまったり、一度ゴルフを辞めてしまった上級者達が相談に来るのです。
「どうすればいいのですか?できる限りの努力はして、惜しみなくゴルフに費やしてきました。私より上手な人達は何故楽そうに打ててるのに、私は楽にならないのでしょうか?」
それに対して私はいつもレッスンで向き合っているのですが、途方もない無数の解決策の中から悩みを解決できるように、悩みにレッスンという処方していくのです。
上級者でも悩んでいるの?と思っている人は上級者には成ることが難しいかもしれません。上級者だからこそ悩み、悩むから練習する。
本気で練習して、目標に向き合っていたら悩むにきまっています。
エンジョイゴルフで悩んでいないよ、どうせら楽しくゴルフしようよ!という人は、それはそれで素敵なゴルフをしていると思います。でもそれは競技ゴルフをしていないからであって、競技ゴルフを本気ですると絶対に悩みます。
本気で練習して、目標に向き合っていたら悩むにきまっています。
エンジョイゴルフで悩んでいないよ、どうせら楽しくゴルフしようよ!という人は、それはそれで素敵なゴルフをしていると思います。でもそれは競技ゴルフをしていないからであって、競技ゴルフを本気ですると絶対に悩みます。
悩むこと自体は悪いことではありません。成長するためには悩みは必要です。
でも正しく悩まないと、膨大なストレスが溜まってしまう。
話を進めていくことにします。
→→つづく←←
2023年04月18日 16:34