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ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part5

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 スポーツをやってきた経験が無かったり、ずっと運動不足が祟って筋力が少なくなってしまった人が、ゴルフをどうしてもしたくて、上達したいと練習していくと、ブチ当たるのが傾斜地から全く打てない、、こと。

 ゴルフ経験の無い初心者の人にゴルフしようよ!ってゴルフを始めさせるのでしたら、全く運動経験の無く筋力が無いような人ほど、必ずプロゴルファーの個人レッスンを受けさせてください。何故なら傾斜地から打てるようになるまでに、途方も無い上達の過程があるからです。

 そういう人がゴルフの楽しさを知るということは、その人の人生の中ではとても有意義でしょうし、素晴らしいことです。

 ですが、アマチュアゴルファーの人が運動経験のない人を教えても、自己流で練習させても、とにかく本番のゴルフコースでは傾斜地から打てるようになるには、途方も無い時間がかかります。

 なので、面白くなくて辞めてしまうのです。

 自分の家族だったり、友達だったり、会社の関係の人でも、最初のコースである程度打てない経験をして、ゴルフって何が楽しいの?4時間、6時間の本番コースか苦痛でしかない、、と言っている人は周りにいませんか?

 私はそのようなゴルフが苦痛になってしまったけど、やっぱりゴルフをしたい、しなくてはいけない人を沢山レッスンしてきましたが、とても根気と時間がいるレッスンになるということを沢山経験してきています。とても労力がかかる作業です。

 そのような人をレッスンする場合は、必ずある程度の練習とトレーニングを3ヶ月はすることをお約束してから、レッスンを開始します。数回のレッスンだけではその人が練習する習慣や、傾斜地から速く振るための筋力は付きませんので、レッスンを受けたとしても、もったいないですから、必ずお約束をしてからのレッスンとなるのです。そして、ゴルフが楽しいとなれば大成功。

 楽しいだけでいいのならレッスンはそこまででいいのですが、何故か?レッスンに通いましけど、練習をたくさんしましたけど、ゴルフ場では全く打てなくて一度辞めてしまいました。という人がたくさんいます。

 その楽しくなくて辞めた理由は、傾斜地から打てないからなのです。

 逆に考えてみると、傾斜地から打てなくてはゴルフは面白くならないのですし、どれだけ練習場で頑張っても本番コースでは、練習場と傾斜地では全く別物です。

 そういう人にゴルフの楽しさを伝えるためには、、正しい練習の仕方の習慣をつけて、結果的に素振りをしたときにビュンと音がするようになれば、そこからは簡単。傾斜地から少し打てるようにしてあげたら、ゴルフの楽しさが深く分かるようになってきます。

 レッスンの内容を言うととても工程があるので簡単には説明しきれないのですが、最初は練習してどこの筋肉が筋肉痛になるのが正しいのか?という所からレッスンしなくてはいけません。運動経験が豊富な人は、筋肉痛にならなければ筋肉がつかないことは理解しているのですが、運動経験が無い人が筋肉痛になると、痛みにビックリして練習を辞めてしまうのです。正しい練習をして、筋肉痛になって、練習する。それを繰り返すことによって、傾斜地から速く振るための筋肉をつけていくのです。

 3ヶ月から半年かかるのですが、それだけ専門家のコーチでもそれぐらい時間がかかります。なので、運動経験の無い人にゴルフを始めさせようとするということは、誘う人が多大なる労力が必要だということは知っておいて下さい。

 はい、ここまでフラットな場所でも素振で速く振れない人が傾斜地で打てるようになるために大前提として大切なことの説明でしたが、
次から傾斜地でビュンと振れるけど安定して上手く打てない人のための説明をしていきたいと思います。

 傾斜地から速く振れない人は、説明してきたことを理解して、傾斜地から振れることを考えて練習しなければ、何も楽しくならないことを知らなくてはいけませんよ。継続して練習して、少し努力して、達成感を味わうモチベーションがなくてはゴルフの面白さは知り得ないのです。

 

 →→つづく←←

  
 
2022年06月25日 11:47

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part4

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 筋力があまりない人が、ゴルフ場の傾斜地でボールを打つ前に速く素振りを振れない場合はどうすればいいのでしょうか?

 ここでも2つのケースに分かれることになります。

 フラットな場所では少しはビュッと振れる人。

 フラットな場所でも風斬り音がしない人。

 筋力に自信が無くても、全身を上手に使えばビュッと風斬り音をさせることは可能です。スイングは連動性を深く理解してたくさん練習すれば、ボールを遠くに飛ばすことは必ずできます。

 でも、フラットな場所では速く振れるのに、傾斜地では全く振れない人は、今練習してる内容や、練習ドリルに捕らわれてしまっている可能性があります。
 ゴルフのスイング、練習というのは、今までに私がブログでもさんざん説明してきたように、あるレベルからは間違えたことをすると逆にスコアが悪くなってしまいます。
 スイングを難しく考えすぎてしまって、傾斜地から速く振るためのアドレスの仕方や、クラブの振り抜き方等のクラブ軌道を考える余裕が無くなってしまっているのです。
 
 海外のアマチュアゴルファーが上手な人が多いのは、とにかくゴルフ場のプレー代が安くてたくさんプレーするからなのですが、日本人はとにかく練習場でスイングを作りすぎてしまう。
 日本人の方で、海外に住んでいた時はいいスコアでプレーしていたのに、日本に戻ってくると、途端にスコアが悪くなる。それは傾斜地から振る回数が減ってしまうからなのです。
 プレー代が安いか、高いか?
 プレー数が多いか、少ないか?
ゴルフ場に行く回数で傾斜地のスキルのレベルが決まる。良く考えてみると当たり前のことなのですが、練習場で頑張れば傾斜地から打てるようになると思ってしまうのが、運の尽き、、

 ゴルフを始めてスコア110から90までの人達は、練習場よりも如何に傾斜地から素振りできるか?練習できるのか?ということが大切です。

 フラットな場所では速く振れるのに、傾斜地から振れない人はとにかくゴルフ場に行くこと!が大切です。最低で月に2回コースに行って、打つ前や、前の組みのプレーを待っている時に、とにかく疲れるぐらい傾斜地で素振りする。それたけでかなり上達することでしょう。

 素振りは疲れる?そんなことを言っている人は上達はしません。
上手くなるには少しの努力は必要に決まっていますよね。

 ゴルフ場へ行くには時間や費用がかかります。でもそれがゴルフです。ゴルフが好きなら如何にゴルフ場へ行くことができるように工夫をするのか?
 忙しい?金欠?
ゴルフが大好きなら、それをなんとかすること。それができなければ、、、

 はい、では、フラットな場所でも、とにかく素振りの音がしない人はどうすればいいのでしょうか?

 →→つづく←←
2022年06月22日 20:30

2022年全米オープン 終了!?

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 風が吹き荒れる寒い中、2022年全米オープンゴルフはマシュー フィッツパトリック選手が接戦のなか優勝しました。
 強風の中、風の向きがパットに強く影響を与え、そのうねったグリーンと風の両方を読み切ることが出来た、マシュー選手の実力は本物だということを証明されたのでした。

 体重65キロ身長175センチのマシュー選手は本当にゴルフが上手い!という言葉につきますね。マシュー選手を見ていると、ゴルフは体格より筋力より、同じリズムで振るということが一番大事だということを教えてくれます。体格が小さいからという言い訳はリズムを磨けば関係ないということです。よくプロゴルフの世界でショット、アプローチ、パター、コースマネージメント、メンタルタフネスを全てひっくるめてゴルフが上手いと表現するのですが、ゴルフが上手いというのは最高褒め言葉です。バランスよく練習して結果に繋げていくということは、本当にマメにコツコツと練習しなくてはいけないのですが、そんなことはなかなかできることではありませんよね。
 一般の人で例えるなら、朝早起きしてジョギングをして、朝食にサラダをたくさん食べて、仕事へ出勤して、お昼休みに素振りを30分、仕事が終わったらトレーニングジムで60分間トレーニングして、その後に練習場へ。そして、ご飯を食べてお風呂に入ったらパター練習を20分、寝る前にストレッチを40分。それを8ヶ月間。休みなし。
 一流選手の生活を例えるとそんなイメージです。

 結局は信念と忍耐力と意地がどれだけあるのか?

本当に世界で戦い続けるということは激烈なモチベーションが無くてはいけないということですね。

 もちろん、ゴルフだけでなくお仕事でも、第一線で戦っている人達は同じだと私は思うのですが、レベルの高いことを続けるということは本当に凄いことです。プロフェッショナルとは戦うということ。

 それに比べて、松山英樹選手を除いた日本人選手達の予選落ちを観てどう思いますか?

 もちろん頑張っているのでしょうし、応援もしたい。

 でも、何かが足りない。

 その何かを日々の中で埋めていくということは、忙しくて余裕がない中でもあと1つ、2つ何かを踏ん張って頑張らなくてはいけないということになります。

 結果が出ないということは、結果を出すことをしていない。足りないということです。

 きっと、松山英樹選手以外の日本人プロゴルファー達は、一流選手の一日のスケジュールを1ヶ月間同じことをしたら、肉体も精神もボロボロになってしまうことでしょう。

 でもそれが当たり前になるように、地道に少しずつ何年もかけてこなしていく。そして、一人前になる。
 子供が大人になって自立することと同じ、丁稚奉公の若い子が仕事をきちんと覚えて暖簾分けしてもらえるまでと同じ。それを日本のプロゴルファー達はも世界の一流選手になるまで丁稚奉公に行かなくてはいけません。
 もっと分かりやすく言うと、松山英樹選手の練習量やトレーニングに比べて、他の日本のプロゴルファー達はどれぐらいなのか?というと分かりやすいですよね。やっぱり結果のでることをやっていなくて、全然足りないというイメージですよね。

 65キロで175センチのマシュー選手を見ていると、やっぱり修験者のごとくゴルフをしてきたと強く感じてしまいます。マシュー選手は、アマチュアの時に、全英、全米オープンでベストアマチュアになっていますし、深く深く経験をしてきています。全てを捧げてゴルフに集中してきた、その結果が今に繋がる。
 ボールを打つまでの間合い、気持ちの切り替え、集中力の持続、ラインや風の読み。どれをとってもゴルフが上手い!の一言につきます。

 実は、日本人選手のなかでゴルフか上手い選手が、、今平周吾選手なのですが、日本ツアーで戦うことを主にしているようで、今平周吾選手のような選手がもっと育って欲しいとコーチの視点として考えています。今平周吾選手、世界で戦いませんか?

 そして、
今回の最終日が終わった5位以上の順位の選手達は、そのまま世界ランキングのトップに居座り続けることを暗示しているようですね。リブゴルフに移行してしまった選手達の椅子を取り合うことになる2022年。
 今年から数年はPGAの戦国時代突入、といってもいいのかもしれません。
 入れ替わった選手の名前を覚えるのひと苦労。

 さてさて、誰と誰が根性入れて、成りがるのか?並の根性では跳ね返されてしまう世界の壁。

今年の残りはそういう観点でPGAを観戦していきたいと思います。

 それにしても、本当に全米オープンは毎年難しくて、見終わると、見ているこっちもヘトヘトになってしまいます。観ていて辛いのですが、なんかそれが楽しい、、
 
 松山英樹選手の最終日の猛チャージのナイスプレーは本当に彼の精神力がずば抜けていることを物語っていますよね。最後の最後は、理屈ではなく精神力!!言葉にはできないなにか?それを意地でも絞り出す精神力。
松山英樹選手、今年の残りの試合頑張ってください!!

 

 
2022年06月20日 13:30

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part3

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 ゴルフ場の傾斜地からショットする前に、ビュンと素振りの風斬り音をさせられない人はどうすればいいのか?
 ここで筋力がある程度あるのか?筋力がついていないのか?でさらに説明を分けたいと思います。

 このときにある程度の筋力があるのにビュンとさせられないのは、意識の問題だったり、練習の仕方の問題なので、今すぐにでも今取り組んでいる練習ドリルを中止して、ゴルフ場の傾斜地の対策を最優先に考えなくてはいけません。
 筋力があるのですから意識の持ち方だけで傾斜地から速く振ることはできるわけです。
 
 スイングがどうのこうのと悩んでいたって、傾斜地に立ってしまうと速く振れないのなら、その悩みは後回しにしたほうがいいのかもしれません。練習場で悩んでいたことなんて全く関係なくなってしまうということに気がつかなくてはいけません。
 ある程度のスコアが出るまでは、ナイスショットしなくてもボールが前に行ってくれればいいのですから、練習場でスイングに悩んでいて傾斜地から振れないということは上達するための本質から大きくズレてしまっているのです。
 ミスでもボールが前に飛んでいけばスコアメークができることを先に覚えないと、本当の上級者にはなれません。コースマネージメントのブログを最近書きましたが、その内容を把握してから今回のテーマを見るといいかもしれませんね。
 どれだけ筋力があっても、練習場でスイングに悩んで練習していても、傾斜地から速くクラブを振るということは傾斜地で練習して慣れる以外方法はありません。
 初心者、中級者のゴルファーが練習場で練習していることがコースできなくて、スコアメークができないのは、傾斜地から打てなくて悪循環になっているから、ただそれだけなのです。

 本来ならコースに行って、できるだけ傾斜地で素振りをたくさんする機会を増やせばいいだけのことなのですが、コースになかなか行けない人は、練習場では片足で立って速く振ってみたり、ゴルフボールを足の裏に色々な置き方をして、ゴルフボールを踏みながら素振りをすれば、傾斜地から速く振るというコツがつかめることでしょう。
 どれだけフラットな所で練習していても、バランス感覚を鍛える練習ドリルをしなくては何も始まらないことが理解できてきます。
 工夫をしなくては傾斜地からはいつまで経っても打てるようにはならないのです。

 では、筋力がついていない人が傾斜地でビュンと音をさせるには、どうすればいいのでしょうか?

 私が普段の筋力のついていない人に対して、レッスンでどのようにしているのかを簡単に説明していきます。

 →→つづく←←
2022年06月18日 00:02

2022年全米オープン 本日開催

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 本日 日本時間で20:00から2022 年全米オープンゴルフが開催されます。

 全米オープンゴルフというのは、世界のゴルフの大会のなかで4代メジャーのなかの1つで、優勝者のスコアをできるだけ抑えるために、難易度を上げるメジャー大会です。毎年コースセッティングが難しすぎて選手の誰かがクレームを出すことで知られています。今年は風がとても強くなると予報が出ているので、忍耐力が試されることになることでしょう。
 今回開催されるコースはマサチューセッツ州 ザ カントリークラブにて開催されます。
 もともと競馬場だった土地を改修して1882年創設され 全米のなかでも最古のゴルフクラブなのですが、今回の全米オープンは4度目となります。
 27ホールのなかで7400ヤードになるように18ホールをピックアップして組み立てられて開催されます。メジャーとしては距離は長くないのですが、強風が吹く土地柄なのでかなりの難易度になることが予想されます。

 先週優勝したマキロイ選手が勢いのあるまま大会でどうなるのか?ということと、松山英樹選手が色々なアクシデントがあったことにより体を休められたことが、今大会ではどのように左右するのか?ということが注目ポイントですね。

 新リーグ「リブゴルフ」に移行してしまった、ダスティン ジョンソン選手、ルイ ウーストハイゼン選手、セルジオ ガルシア選手、フィル ミケルソン選手達は、PGAツアーから追放されましたが、
今回の全米オープンには出場するための資格があったために参加することになりました。
 私にとってはとても残念な出来事でしたが、これらの選手がどのようにプレーするのかも気になるところです。

 世界ランキングが入れ替わろうとしている状況のなかでは安定して結果を出し続けて、皆に名前を覚えてもらえるのか?が大切です。安定して結果を出すためには、迫力のある球筋が打てなくてはいけません。その迫力のある球筋を打てるのは世界ランキングの中でも30人程だと私は考えています。基礎体力が衰えてしまったり、怪我をしてしまったりして迫力のある球筋を打てなくなると、全く通用しなくなってしまうので、世界のトップに居座ることは容易ではありません。
 リブゴルフに移行してしまった選手達は、名誉よりも賞金を求めてしまった選手達なのですが、ある意味お金を稼ぐのがプロと考えるのなら、プロとしては仕方のない判断だったのかもしれません。人によって許せない、許容すると分かれるかもしれませんが、私はとにかく残念な気持ちが強かったというのが本音です。

 このような状況のなかで開催される、全米オープンゴルフ。複雑な心境のなかで観戦していきたいと思います。
 

 
2022年06月16日 06:48

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part2

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 ゴルフ場での傾斜地をどのように考えていくと、傾斜地からのショットを上手に解決できるのか?

 そもそも、
目指すスコア
自分の基礎体力
練習量

 によっても傾斜地からのショットの練習の仕方と考え方は変わってくるのですが、今回は傾斜地からしっかりと振れるのか?振れないのか?を1つ目の目安にして説明していこうと思います。

 もっと分かりやすく言うと、ゴルフ場で少し強めの傾斜地からショットをする前の素振りで、ビュンと風斬り音をさせて振れるのか?振れないのか?自分はどちらなのか?を思い出してみてください。

 よくよく考えてみると、傾斜地から打つ前の素振りがちゃんとできないのに、傾斜地から打てるわけはありませんよね。
 逆に素振りは速く振れる人への傾斜地からのショットをするアドバイスは別になりますので、傾斜地での素振りの速さで、速く振れる人と速く振れない人とで説明を分けていきます。

 もともと、プロゴルファーは傾斜地からのショットはグリーンにボールを乗せるだけでは駄目で、ピンにボールを差し込むようなショットを打てなくてはいけませんので、体幹トレーニングをたくさんしてフィジカルを先に鍛えなくてはいけません。プロゴルファーは何よりもフィジカルのコンディションで決まってしまうので、とても大変です。プロゴルファーは体が資本ということですね。
 
 また、アマチュア上級者の方でグリーンにはある程度乗せられるけど、コントロールしきれていないという人に対しては、今回のテーマでは物足りないかもしれません。
 そういうレベルの人は、スイングのタイプによって、つま先上がり、下がり。左足上がり、下がりのアドバイスは違っていきますので、別の機会で説明しますので、今回はご了承ください。


 では、傾斜地から素振りを速く振れない人から説明していきたいと思います。


 傾斜地から打てないのに、練習場でたくさん練習していてもゴルフ歴3年以上の人のベストスコアは伸びません。
 まずは、フラットなところでちゃんと打てないといけない?
 そんな実戦とはかけ離れた理想論を言っている人は何年経っても傾斜地からのミスは解決しないことでしょう。
 傾斜地からのショットがちゃんと打てるようになるということは、そんなに甘い話ではありません。
 そもそも、ゴルフはスポーツだということを忘れていませんか。

 本当に上達したい人は傾斜地からのショットと向き合う必要があるのに、ただ練習場で練習すれば傾斜地から打てるようになると思っている人は、今回のテーマをしっかりと見つめてください。
 
 →→つづく←←

 
2022年06月11日 22:45

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part1

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 プロゴルファーや競技ゴルフをたくさんこなしているアマチュア上級者ゴルファーでないかぎり、傾斜地を楽に上手にコントロールして打つことがなかなか出来きないのは何故なのでしょうか?

 いやいや、私は傾斜地からも打てているから大丈夫という人に質問です。

 強い左下がりの傾斜地から、5番ウッドを不安なく上手に打てますか?

 私のブログを読んいる人は、私がさんざん傾斜地から打てるようにならなくては、スコアが良くなることはないのに、練習場でスイングで悩んでいることは、悩み方、悩む順番が違うでしょ!と説いてきました。

 プロゴルファーを目指すジュニアゴルファーは、スコアが80を切れるようになってから、色々な種類の傾斜地からの練習をいかに工夫してやれるのか?ということと、アプローチ、パターが課題になっていくのですが、練習場で毎日練習していたって傾斜地からのショットは上手くなりません。

 
 練習場で一生懸命スイング作りを頑張る。

 本番コースで傾斜地からのショットで練習場で悩んでいるスイングが全く通用しなくて心が折れる。

 傾斜地から大きなミスをしてしまうと、その後のプレーがグダグダになる。

 後日、まるで何事もなかったかのように、傾斜地からとは関係のないスイング作りに取り組む。傾斜地にいくとできないスイングなのに、そのスイングを完成させようとする。せっかく、コースで自分のウィークポイントが見つかったのに、、、

 何故、自分のコースでのウィークポイントが浮き彫りになったのに、そのウィークポイントを改善しようとしないのか?
 強い傾斜地が来るたびにそこからのプレーがミスが出て、グダグダになってしまうのに、何でフラットな地面でないと打てないようなスイング作りだけを練習するのか?

 そもそも傾斜地から何故上手く打てないのか?

その打てない理由、要素、傾斜地の現実を今回のテーマとして説明していくことにします。

コースでの傾斜地で大きなミスを繰り返していませんか?

→→つづく←←
2022年06月04日 05:51

人生の上級者

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 夢を見ないで
   夢を描け

 調子に乗らずに
   調子を掴め

 怒らずに
   怒りをチカラに変えろ

 諦めて
   諦めるな

 待ちながら
   急げ

 優しくされずに 
  優しくしろ
  
 頼らずに
   信頼しろ

 遊ばずに
  遊び心を持て

 頑張らないで
  真面目に楽しめ


 泥まみれに汚れながら
  光り輝け

 
 誰も信じられない?
  生きるチカラを見失った?
   どうせなら楽な方がいい?

  せめて
   自分を信じれるように
    人を励ませるように
     自分を磨こうとする気持ちはないのか?

  私なんて?
   もう無理?
    憂鬱の負のスパイラル?
   

   

    ふざけるな!!

      ばかやろう!!

 せっかく生まれてきたのに

 自分はついてないから?
  
  もっと金持ちにの家に生まれたかった?

   ハリウッドスターに生まれたかった?


 この!おおばかやろう!!


     違うでしょ


 どんなことにも楽しみは見つけられるんだよ

     良く見てごらん

 大嫌いで辛くて逃げ出したいことがあっても

   視野を広くして

 落ち着いて よく落ち着いて

   見えてなかった良いところも見てごらん


 この世に人より足りなくて生まれてきた人の
 笑顔を見てごらん
  美味しそうにおにぎりを食べているのを  
    見てごらん
 真っ直ぐに見つめる透き通る目を見てごらん


 10億を持って生まれてきて
  10億のままな人より

 100で生まれてきて
   101を楽しむ人のほうが

 どれだけ生きることを理解しているのか?
     生きることを味わえているのか?
  良く考えてみて

 どんなことにでも楽しみを見つけられるなら
  ハリウッドスターになんかならなくても
   
   この世はハッピー

  せっかく生まれてきたんだから
   楽しいことを見つけてごらん

  どんなところでも
    どんな状況でも
  楽しみを見つけられるのなら
    人生の上級者

  



         



  


 

 

 
2022年05月27日 06:57

2022全米プロゴルフ選手権 最終日!?

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 2022年全米プロゴルフ選手権はジャスティン トーマス選手の優勝となりました。

 絶好調で波に乗っているウィル ザラトリス選手とプレーオフをして勝ち取ったことは、彼の実力が確かなものに変わったことを証明したということになります。

 このコースの難易度でアンダーパーでプレーするということは、信じられないほどのアイアンショットの精度が求められることになるのですが、ほとんどの選手がボギーをとってしまうなか、パーで凌ぐというのはありとあらゆる能力を限界まで引き出し続けなければいけない世界であり、想像を絶する忍耐の持久力が必要です。

 ただ大会の2日目の朝にグリーンを刈らなかったことによって、とても硬い地面にポヨポヨした長く伸びた芝が乗ってしまった状態だったので、どれだけいいショットを打ってもボールがトランポリンのようにボヨーンと弾かれてしまい、結果に運が左右してしまったということは、フェアではなくなってしまったということです。
メジャーという大切な大会で、このようなつまらないコースセッティングにしてしまったことは大会関係者は責任を問われることになるでしょう。

 松山英樹選手がショートアイアンで7メーターもピンからズレてしまっていたことは、松山英樹選手の調子が悪かったわけでなく、コースセッティングのせいです。

 完璧なナイスショットがボギーになってしまうのは見ていてもつまらないですし、皆、条件は一緒なんだから、と言えないぐらい、運が左右してしまうコースセッティングは本当に私は駄目だと思います。

 そんな最悪なコースセッティングのなか、ジャスティントーマス選手がピンにつけていたということは、どれだけ彼のショット力が凄いのかが分かりますね。
 ジャスティントーマス選手は、小学生から大学生までトップで居続けたエリート選手で、アメリカが育てたアメリカ国民から愛されている選手です。
 おじいさんとお父さんもプロゴルファーということも真のエリートだということになりますね。

 今回の全米プロ選手権は、色々な意味で波乱万丈な大会になってしまいましたが、こんな難しいコースで、七色のショットを打ち分けている一流選手達は、数え切れないほどの技術の引き出しを持っています。それに比べて松山英樹選手以外の日本の選手達は、日本のコースだけでなく、世界の難コースを何十、何百と経験していかなくては、メジャーで戦うことはできないということですね。
 
 環境が一番大切で、環境が実力のレベルを決める。

 日本のプロゴルファー達は、世界の一流選手たちが難コースに、揉まれに揉まれて更に実力を磨いていくことにたいして、置いてきぼりになってしまっているのですが、このような問題を解決するにはどのようにすればいいのでしょうか?
  
 日本でメジャーに通用する選手を育てることは今のところ不可能です。 できるだけ若いうちに世界の難コースを沢山プレーしなくてはいけない。
 一人の力ではお金がかかりすぎてしまうので、普通はそんなことはサポートがなくては無理です。そんなサポートをするシステム制度ができなくては第二の松山英樹選手はそうそう誕生しないことでしょう。
 逆に松山英樹選手が活躍していることは本当に凄いことなのですが、後にも先にも、世界で戦うためのサポート制度がなくては、このような選手が日本で誕生することはないのかもしれません。

 コリン モリカワ選手のお父さんが、コリンがプロゴルファーになるまでに3億円かかったと言っているのは、世界の試合を転々と遠征することがいかにお金がかかるかということになります。

 私はメジャーの大会を観戦するたびに、日本の選手達の実力の低さに落ち込む気持ちを持ってしまうのですが、諦めてはいけない、少しでもなにか日本のゴルフ界が前に進むことをしなくてはと思ってしまいます。

 効率よく成長するためには何が必要なのか?

研究による研究が必要です。 

 諦めてはいけません。

 

 
2022年05月23日 21:19

スイングの癖を治すということはどれぐらい難しいことなのか!?part9

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 上級者がレッスンに来る、もう一つの理由は、何も不満はなく楽しめているのだけど、まだ上達したい意思があり、そのために何をしていけばいいのかという、今後の自分のゴルフコンセプトが欲しい人。

 こういう上級者は必ずいいスイングコーチだったり、プロゴルファーと沢山ラウンドしたことがあるような人達です。何かの理由があってレッスンを受けていたコーチの指導が受けられなくなったので、引き続きのレッスンを求めてレッスンに来ます。

 もともと自分のスイングやゴルフスタイルに満足しているので、たくさん話し込みをして、どのような練習をしてきたのかを聞いて、スイングをレッスンするというより、調子が悪くなるこのを防ぐことをしていくことになります。

 普段、多くのラウンドをしていますので、悪いイメージのラウンドが続いた時にレッスンに来てもらって、元のスイングに戻すことをしたり、体調が原因の場合は練習を控えてもらったりして、直ぐに調子が上がるようにレッスンをしたりします。

 せっかくレッスンに来ているのですから、スイングの改善はしていくことはするのですが、スイングの振りやすさ、気持ちよさ、安心感が無くならないように、レッスンを進めていくことも、コーチの腕が問われることになります。

 スイングの柔らかさ、目標へのエイミングの感覚を維持しながら、より飛距離アップをさせることは本当に難しいレッスンになります。本人のスイングの好み、タイミングもあるのでデリケートなレッスンをこなしていきます。
 
 ヘッドスピードを上げる場合は、体幹も鍛えてもらいます。ヘッドスピードを上げた時に体幹が弱いと、コースではOBを打つことになるからてす。

 
  
 というように。このように考えて私は初心者、中級者、上級者へレッスンしているのですが、レッスンを受ける人にとって何が打ちやすくなるのか?を大切にしています。

 自分の体のことを理解しないで、自分の練習量、トレーニング量に合わないような練習ドリルをたくさんしたとしても、スイングが綺麗になることは無い、
ということが理解していただけたでしょうか?

私は皆さんに強く提唱したいと思います。

 自分の体にあった、自然な、振りやすい、安心感のあるスイングが綺麗だと思えることが、一番大切だということに気がついて欲しい。
 私は色々なスイングを何千人と作り上げてきましたが、その人の骨格に、関節の可動域に、筋肉量に対して自然なスイングであれば、そのスイングが美しいのだと思います。

 皆さんが綺麗なスイングといっているスイングは、関節の可動域、体幹の強さがものすごく必要です。
 逆にやみくもに練習してしまうと、体を痛めてしまって、もっと関節の可動域が狭くなったり、筋肉のバランスも壊してしまうことも起きるのです。
プロゴルファーの世界はまずは体!
 体を作らなくてはプロゴルファーのスイングは維持できません。そのようなプロゴルファーのスイングになりたいのでしたら、トレーニングからとなってしまうことを受け入れてください。

 私はアマチュアゴルフにはアマチュアゴルフの侘び寂びがあり、アマチュアとして楽しくゴルフをすることが大切だと、コーチとしていつも考えています。

 自分の体をよく知り、謙虚になって、その体に自然なスイングをしている人を見ると、その人の心が美しいと思います。
 少し癖があったとしても、自分の体にあったスイングが綺麗だと思えるように練習しようとするマインドを構築すれば、どれだけのゴルファーが救われることか、、

 綺麗なスイングというのは価値観の問題です。自分の体に合わないスイングを求めてしまうと、上達の遠回りをしてしまうことを今回のテーマで理解できましたか?

ローリーマキロイのようなスイングを作りたい?

 それでしたら、一流のプロをコーチングしてるフィジカルトレーナーの所へ行って体を作り上げてからにしてください。汗と涙を流しながら、何百時間かけたら、、
 マキロイのスイングはマキロイの骨格、関節の可動域、筋肉量から作られているのです。

 そんなことをしなくても、あなたに合ったスイングを見つけようとすること、そのものが美しいということに気がつけば済む話ですよね。


 もし、2ヶ月間以上打ちにくい、安心感が無いとスイングに対して感じているのでしたら、その目指しているスイング、あなたのやっている練習ドリルは、あなたにとって合わないということです。

 どれだけ頑張ったとしても、間違ったことを頑張っても意味はありません。間違ったスイングで100万球練習しても間違えたスイングを固めることになります。

自分にとって振りやすいスイングが美しい。

 そんな考え方になれなければ、あなたは美しいスイングにはなれないことでしょう。

 ある程度のレベルになって、どれだけスイング動画を撮って、スイングを変えようとしても、骨格通りに振るだけで変化は起こりません。

骨格通りに振れているかどうかを動画で判断するには、プロの専門家でないとできないことです。

 タイガーウッズが最強だったころのコーチで、世界最高のコーチと謳われたハンク ヘイニーが、アマチュアゴルファーはなるべくスイング動画は取らないほうがいい、と言っていることは、今回のテーマを別の言い方で言っているのだと、私は解釈しています。
 アマチュアゴルファーが、2秒で終わってしまうスイングを、連動性を損なわずに分析することは不可能だということです。
 
 パソコンの中身を開けて、パソコンの中の1つ1つの部品の意味と性能を深く知っている人はパソコンの中身を開けてもいいのですが、ちゃんと専門的に勉強してきてない人が、パソコンを開けてしまうとパソコンを壊してしまうだけですね。
 パソコンの中身を開けて修理するのと、スイングを動画で分析してスイングを修理するのは、同じぐらいの、もしくはスイングのほうが緻密な知識を強いられるということを、アマチュアの皆さんは深く理解してください。
 まだ、私はスイングのことを勉強していますがスイングの連動性というのは本当に繊細で難しいと、勉強すればするほど感じています。

 アマチュアの上級者になれた人は、中身の仕組みなんて分からないけど、必要なことだけでやっていける人。上級者になれない人は、簡単でとても必要な機能を使いこなしてもいないのに、パカッと中身を開けていじくってしまう人。

 パソコンやスマホを壊れたら自分で修理できますか?

 自分に必要な機能を必要なぶんだけ使えたらそれでいいのではないですか?

 スイングの中身を、、、開けるなんて、、
 
 

 ハンク ヘイニーコーチは今は引退されていますが、私か尊敬しているコーチの1人で、とても素晴らしいコーチです。

→→おわり←←
2022年05月21日 05:51

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