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ドライバーの飛距離を伸ばすために本当に必要なことは!?part2

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 今の、今までに及ぶ20年間のドライバー飛距離に関しての全てのエビデンスをしっかりと分析すると、
実はゴルフクラブよりもボールの進化のほうが、飛距離アップに貢献してきたということが分かってきます。

 たとえば、20年前のツアープロ用ドライバーと最新のプロが使うボールを打った時と、
20年前のプロが使っていたボールと最新のツアープロ用ドライバーを打った時に、どちらのほうが飛ぶのか?

もちろんツアープロゴルファーが打ち比べての話しです。

 実は、20年前のツアープロ用ドライバーと最新のプロが使うボールの組み合わせのほうが飛んでしまうのです。

 ドライバーの何を打っても飛ばせる人が、ボールが本当に進化して良くなった、、ボールは大事ですね、
という言葉をあちこちで聞いたことはありませんか?
強いアゲンストの風が吹いていても、今の最新のボールは飛距離が落ちなくなっていたり、ボールの進化か凄まじいことをプロゴルファー達は皆、知っています。
 
 だから、ボール選びはとても大切ですし、一流選手ほど、ボールに拘っているともいえます。ボールの性能は凄まじく進化していて、ゴルフクラブよりもある意味重要なのです。


 そして、このことから導き出される真実は?
 スイングと飛距離にとって、何が重要なのか?

 別の言い方をすると、スイングのなにが良ければ、どんなドライバーも同じように飛ばせて、ボールの進化やボールの種類の違いを感じられるのか?

それは、、


スイング中のクラブパスなのです。

 クラブパスとは、クラブがボールに当たる瞬間の向き。インパクトを迎える直前から、インパクトを通過した時のクラブの左右の軌道。 インサイドアウトやアウトサイドインの度合いを示す数値のことをいいます。

 簡単にいうと、ヘッドの軌道が理に適っているかどうか?そのヘッドの軌道に対して、飛んでいくボールの全てが決まる、、

ん?当たり前!?そんなの当たり前過ぎる??

 でも良く考えてみてください。今までの自分のゴルフの練習を振り返ってみてください。

 本当に飛んでいくボールに対して理に適ったクラブパス、ヘッド軌道を理解することができているでしょうか?

 もし分かっているのでしたら、ドライバーの球筋が不安定で曲がってしまう調子の時に、飛距離を落として100ヤードの看板目に寸分の狂いもなく狙い撃ちができるということになります。

 ドライバーの調子が絶不調の時に、距離を落として狙い撃ちできますか?
 まさか、、ドライバーショットが曲がっているのに、全力で振りながら治そうとしてはいませんよね?そんなのドライバーの調子が良くなるわけないのは分かっていますよね?

 私のレッスンを受けてきた、アマチュア上級者や、プロゴルファー達はドライバーの調子が悪い時に必ず、距離を落として狙い撃ちをするドリルを複数やってもらいました。

 ドライバーの距離を落として狙い撃ちすることが、どれぐらい難しいことなのか?感じるために、皆さんもやってみてください。
 ドライバーで100ヤード、150ヤードを安定して打てますか?
 上級者レベル以上なら、これができないのに振って調子の悪さを誤魔化していても、レベルアップはできません。
100ヤード、150ヤードが安定しないのに、それ以上の距離が安定すると思いますか?

 私はコーチとして、プロゴルファーにショットの精度を上げさせるレッスンが得意です。

 なぜなら、ショットの距離を落として狙い撃ちをする技術を研究しているので、プロゴルファーに対して目の前で実践してやって見せて、レッスンすることができるからです。

 私のレッスンを受けたことがある人なら、皆、私のこの技術を見ているはずです。私はデモンストレーションとして打って見せながら、レッスンすることが多いので、ほとんどの人が私の打つ球筋を見ていることになります。

 そして、やって見せて、見たことを踏まえて説明していく。

 やって見せてから、教えることは、とてもゴルフを教わる側からすると、理解しやすい。

私はやって見せられないことはレッスンしません。

 クラブパス、ヘッド軌道を人に教えることはかなりの経験値とレッスンスキルが必要とされます。

 私が、上級者やプロゴルファーまでレッスンできるのは、このクラブパスを体で教えられるからなのですが、このことをレッスンできるコーチは少ししかいません。このクラブパスまでプロゴルファーに教えられるコーチのことを、プロコーチといいます。

 私が世界ランキング上位の超一流選手のスイングにしか興味がなくて、それを研究してるのかというと、超一流選手に対して、日本プロゴルファーが何が違って足りないのか?を常に理解して、プロゴルファーへのレッスンがいつでもできるように頭の中を研ぎ澄ましておくためなのです。
 いつも、いつも一流選手のクラブパス、ヘッド軌道ばかりを見ていますが、無駄がなくて、美しくて、ナチュラルで、見飽きることはありません。

 今から言うことは、本当に意味がなくて、無駄な時間を過ごしてしまうような、ゴルフの日常のシーンなのですが、、いつまでたっても無くならない、、

 クラブフェースの芯にボールを当てられないのに、テークバックがこう、ダウンスイングがこう、フォローがこうですよと教えるレッスン。
 こういうレッスンをしてしまうから、上達ができなくなる。

 どれだけスイングを丁寧に順番に説明していっても、クラブフェースの芯に当てることとはあまり関係ないのです。

 結局、正しいクラブパスを知ることと、スイングを順番に覚えていくことは、全く別の話し。

 分かりやすく言い換えると、少しクラブの握り方と構え方とボールの位置を教えたら、まず初めに、理屈抜きでアプローチぐらいの振り幅で、正しいクラブパス、ヘッド軌道を手取り足取りで教えること。

 理屈抜きでそのクラブパスと、クラブフェースの芯に当たる気持ちいい感覚を体で覚えてもらって、そこから押し広げるように、覚えた感覚が消えないように、レッスンを進めていくと誰もが、皆、本当に気持ちのいいスイングを理解することになります。

 簡単に言っていますが、こういうレッスンができるようになるまでに、コーチとしてかなりの経験とスキルが必要になります。
 プロゴルファーからレッスンを受けるのと、プロコーチからレッスンを受けるのでは全く意味が違います。
私もプロゴルファーですが、プロゴルファーからはレッスンを受けたいと思いません。プロコーチのアドバイスでないとスイングを壊してしまう可能性があるからです。

 プロゴルファーだからレッスンが上手なわけではありません。プロゴルファーになって、コーチングを学んだ人でないと、プロゴルファーはレッスンを受けないのです。

→→つづく←←

 
2023年07月16日 07:02

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