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ゴルフ上級者はどのようなことで悩んでいるのか!?part7

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 なんで上級者になっても調子の波が良くなったり、悪くなることが続くのか?

 1つ目の理由は基礎練習が足りないことでした。基礎練習は上手くなればなる程、その必要性を理解していかないとスイングのバランスを保つことはできません。
 基礎練習の大切さを知らない人は遠回りをしてしまいます。

 そして2つ目の理由が、身体的なコンディショニングがきちんとできていないからなのですが、アマチュアゴルファーの皆さんはゴルフが仕事ではなありませんし、普段忙しい日々を過ごしているのになにをすればいいのでしょうか?

順に説明していきます。

 まず初めに、、プロゴルファーの世界では体がゴルフスイングをしやすい体になっているかどうか?それで試合の成績が決まります。

プロ同士が戦う。

 技術うんぬんとかではなくそれ以前に大切なこと。
それは戦うための体をつくるためにトレーニングをする、食事をとる、睡眠をとることをしっかりと一年間継続することです。
 当たり前ですが、戦う体が無くてはプロの戦い土俵に上がることはできません。

プロ野球では?
プロサッカーでは?
プロバスケでは?
プロバレーでは?
プロテニスでは?
プロ卓球では?
オリンピック陸上では?

どうでしょうか?戦うための体を維持することなんて大前提です。

プロのレベルの身体能力を維持することはとても大変です。

ゴルフでなく他のスポーツで例えると当たり前と思えるのに、
なぜ?ゴルフだけこの身体的な問題が霧に包まれてしまっているのでしょうか?

 ゴルフのためのコンディショニングというものを的確に説明してもらったことって今まででありますか?

 なんでゴルフだけ身体のコンディショニングすることがあまり表立って言われないのか?

 その理由は大人の事情であって、ゴルフというスポーツが特殊すぎるからなのです。


→→つづく←←
2023年05月12日 06:00

ゴルフ上級者はどのようなことで悩んでいるのか!?part6

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 なんで、ゴルフ上級者になってからも、たくさん練習することによって、コースで打ちやすくなった感覚が、途端に無くなってしまうのか?
 
 波のように調子が良くなることと、悪くなることが交互にきてしまう。
 
 なぜなのかというと、理由は技術的な要因と身体的な要因の2つがあります。
 
 1つ目の技術的な要因は、基礎的な所がまだきちんと出来ていないから。
 
 上級者と言われる人でも、基本練習がプロゴルファーに対してしっかりとやりきれていない。
 普段の練習のなかで基礎練習の時間が足りないと言ったほうが分かりやすいかもしれませんね。
 
 ん?上級者なのに?
 
 と思うかもしれませんが、上手く成れば成るほど基礎練習の大切さを理解するようになります。
 
 スイングの調子はすぐに乱れます。
 
 例えるなら、ゴルフスイングといのは、音がズレやすい弦楽器のようなものです。
 
 弦楽器は調律をしなくては、美しい音楽を奏でることができません。
 
 スイングも弦楽器と同じで、基礎練習という調律をしなくては18ホール、気持ちいいインパクトの音を奏でることはできません。

 18ホール、真芯で捉え続けられたことはありますか?

 もしあるのでしたら、余程基礎練習をしている人でしょうね。
 
 
 私は上級者もたくさんレッスンしているコーチです。
 
 上級者にもレベルがあって、基礎的な動きを見れば、上級者のレベルでも、どれぐらいのレベルなのかを見抜いてしまいます。
 
 平日スコアスコア80、平均スコア76、平均スコア72のゴルファー。
 ちょっと基本練習をやってもらうと、直ぐにレベルを見抜いてしまいます。
 基本のなかでの滑らかさや、リズムがレベルに応じて全然違うのです。
 さりげない動きのなかに、上質なものがあるかどうか?私は一流プロゴルファーとそうでないプロゴルファーの違いを研究し続けてるので、いとも簡単に見抜いてしまいます。
 
 上手い人は皆上手く見えてしまっている人は、上達がしにくい。
 上手い人にも必ずレベルがある。そのレベルの違いが理解できるから、自分に足りないものが分かるのです。
 
 それを理解しているからこそ、私は、かなりの上級者でもプロゴルファーでも自信を持ってレッスンすることができます。
 
 今は調子が良くても、基礎的な所にほんの少しのも癖が、一ミリでも癖があると、疲れたり、試合が近づいてくると、癖が広がって調子を崩すことになる、、と、上級者になればなるほど知るのです。
 
 トーナメントプレーヤーでも絶好調はなかなか維持できるものではありません。たまに高調が3.4試合続くプロもいますが稀です。
 少しでもリキんだり、疲れると癖がバーっと出てくるのです。
 そこで、基礎練習というスイングの調律が必要になるのです。
 
 そこで調律をするのが、プロコーチの役割。
 2つ、3つ、6つとチェックポイントを抑えながら元に戻す。
 超高難度立体パズル。
プロゴルファーのスイングを調整するのはこの言葉を使うとピンとくるなと私は思っています。
 
 本当に上級者の中でも、上位にいる上級者達はこの調子を保つことに長けています。
 
 調子が良くなってくると、フルスイングの練習を控えて、基礎練習を多めにして、本番コースに備えることができる。
 
 フルスイングばかりしてしまうと、本番コースに行く前に、スイングを壊してしまうことを、経験の中で知っているからです。
 
 調子がいいから、どんどん振ってしまう人は、経験が足りない人。
 
 ラウンド数や、試合数をこなして、調子を本番まで整える術を理解するのです。
 
 ラウンド数や、試合数が足りない人は?
 
 試合経験豊富な人からアドバイスをもらって、戒めてもらって、お稽古をつけてもらうしか方法はありません。
 
 そして、基礎練習の大切さをできるだけ早く理解することが大切です。
 
 私のレッスンでは、上級者の人ほど、プロゴルファーへのレッスンでも、基礎練習のドリルをたくさんさせるのです。
 
 基礎練習なんて退屈だ!基礎練習は初心者のするものだ!といっている人は、上級者になるための器を作ることができない。
 
 レッスンでも応用の技術ばかり聞いてくる人、流行りの最新理論を聞いてくる人に限って、ラウンド数が足りない人だったり、試合経験が無かったりします。

 もちろん、興味があるのですから、基礎が出来ていなくても応用のことを、私は説明はすることにしています。ですが、説明したところで、基礎が確率していないのに応用の技術なんて身につく訳ありません。

 砂の上に家を建てようとしますか?
 
 
 ある意味日常のなかで、マンネリに対して、刺激を求めてしまうと、応用の技術ばかり追求するようになってきます。
 
 でも、それは実戦のなかで応用技術なんてなかなかできないことを理解していないから、失敗の経験が足りなささすぎるからなのです。
 
 上級者になればなるほど、試合が近づいてくるとプレッシャーで調子を保つことが難しいことを知ります。
 
 そこで、上級者に対して、試合までの練習の運びを、練習の内容をレッスンするのが私の仕事の1つでもあるのです。
 
 なぜ上級者がレッスンを受けるのか?
 
 理解してきましたか?

 極稀に初心者の方でも、基礎練習をきちんとレッスンしてください、と自分からリクエストしてくるツワモノの方がいます。そのツワモノの方は、ゴルフでない他の世界を極めていて、何事も基礎ができていなくては努力が積み重ならないことを、他のことから学んできているからです。

 正直、基礎が身につくまで半年から1年は最低でもかかりますが、そのよう人は、それは当たり前ですよね。私の世界でも同じですから!と思ってきちんとレッスンに通おうとします。

 そういう人に対して、私は尊敬しますし、下手なレッスンはできないなと、身を引きしめてレッスンすることになるのです。

 余談ですが、私の生徒さん達には色々な世界のスベシャリストが来ています。
 ゴルフが上手い下手ではなく、何かを成し遂げたことがある人と同じ時間を過ごすことは、私の人生の中でもとても有意義な時間です。
 私も、もっと色々な世界を勉強したい。

 他の世界を知れば知るほど基本の大切さを理解できる。

 私はそう思って、プロゴルファーとしてスベシャリスト達に接しています。
 
 
 
 そして、、、
上級者が調子を保つことができない、もう一つの理由が身体的な理由です。
 
 筋力、柔軟性、骨格のバランス。
 
 この3つの要素を保つことができない。
 
 ある意味、プロゴルファーはこの3つが整っていなければ練習はしません。身体的に整っていないのに、その上でいいスイングなんてできるのか?
 
 でも、アマチュアゴルファーの人達は仕事や雑事で体を整えるなんて、なかなかできない。
 
 面倒くさい、、
 
 だから、体を整えないで、取り敢えず練習する、、
 
 だから、いいスイングが身につかない、、
 
どうすればいいのでしょうか?
 
 ある意味、プロゴルファーでも一流でなければ、絶対に乱れてしまっている身体的な理由。
 
 アマチュアの人達は限られた時間のなかで、体を整えるためにはなにをすればいいのでしょうか?
 
 レベルが上がれば上がるほど大切なこと。
それがコンディショニング。
 
 →→つづく←←
 
2023年05月07日 04:45

ゴルフ上級者はどのようなことで悩んでいるのか!?part5

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 せっかちで焦ったうさぎと聡明なカメ。
 
 うさぎになってしまってゴールができなくなってしまった人達を、結果にたどり着けるカメにするためには?
 
 結果を出すまでのプロセスを楽しむ考え方の習慣が着くまで、ひたすら、諦めずに説得して、理解してもらって、継続させる。
 
 それしか方法はありません。
 
 なぜそれしか方法がないかというと、ゴルフというのは上達するために膨大な数の練習の工程があるからです。
 
 そのプロセスを楽しもうとする気持ちがないと、その膨大な量に飲み込まれてしまいます。

 その世の中、気が遠くなるようなことをコツコツ、楽しんでプロセスを楽しめる者がゴールにたどり着けるようになっている。
 めんどくさくて、手っ取り早くて、即席のモノはすぐに消えて無くなる。
 皆さん今まで生きてきて、振り返ってみて、そう思いませんか?

 1年かけて紡いだペルシャのように、手間をかけたモノに価値はつくのです。
 
 上級者以上のレベルになると、
コースでできること、
練習場でしかできいこと、
を練習の中で整理していくのですが、正直に言うとコースで試しながらできることと、できないことを整理していかなくてはいけません。
 
 プロゴルファーは毎日のようにコースで練習するのでそれができるのですが、週に1.2回プレーしたとしても、コースできちんとでる感覚をみつけだすことは至難の業となります。
だから、上級者でもプロコーチのアドバイスを求めるためにレッスンに通う人が多いのです。
 
 余談ですが、上級者の人ほどあまり人に教えたがらない、教えないのは、自分がトライアンドエラーを繰り返してもまだ悩んでいるし、自分が教えても結局悩みの途中に誘い込むだけと知っているので、教えてと言っても、プロに習ったほうがいいよ、それが一番の近道で、結局得するからと言うのです。
 
 もし自分の周りに、頼んでもないのに教えようとする人がいたら、その人の経験とレベルをみるようにしてください。本当に上手になりたければ、相当量のラウンドを経験してきた人のアドバイスでなくてはいけません。
 
 
 話を戻します。
 
 上級者がトライアンドエラーを繰り返しているときの心の声を書いてみます。
 
 ◆練習していて打ちやすい感覚を見つけ出すことができた。
 
 ◆その感覚を次の日にも思い出せるようにしなくては!だからその感覚を忘れないように、常に明日まで感覚を忘れないようにしよう!
 
 ◆練習で、そのいい感覚が安定して出来るようになってきた!いい感じだ!
 
 ◆じゃあ、その感覚をコースで試そう!
 
 ◆コースで試したけど、、コースでは全然無理だった、、出来なかった、、
 少しでもプレッシャーや、傾斜や、疲労がくるとあの感覚はできない。
 
 ◆じゃあ、コースでできることをさらに深く研究しよう!練習場でできたことでも、コースでできるかどうかは分からない!
 なんで、練習場で出来て、コースで出来ないのか?
 その違いが分かるまで、自分を観察してみよう!!
 
 ◆やっとコースでもできるようになってきた。
 
 ◆色々なことを試してみたけど、実戦のコースでできることは限られていたな、、
 結局、練習場で練習してもコースでできるかどうかを試さないと、練習で見つけ出したいいと思っていた感覚は当てにならないな、、
 
 ◆本当にコースで打ちやすいスイングになるまで、たくさんのトライアンドエラーを繰り返す必要があることが分かった!
 
 ◆でも、もう大丈夫!コースで気持ち良く打てるようになってきたから、私は安泰だ!!
 
 ◆◆◆これから、コースを楽しむぞ!!
 
 
、、、そして、数ラウンドしていると、コースで打ちやすかった感覚が、スゥーっと消えて無くなるのです。
 
 この世の終わりのように絶望を感じてしまい、これだけのことを試しても、安定してコースで打てない、、
 
 たまにコースで打ちやすくなって、お決まりのように打ちにくくなることが波のようにサイクルで来てしまう。
 
 何故打ちにくくなるのか?
 
なんでなんだ!!!
 
 
 
  なんでなのか?を次回説明します。
 
→→つづく←←
 
2023年05月02日 07:37

ゴルフ上級者はどのようなことで悩んでいるのか!?part4

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 どうでしょうか?プロスポーツのプロ、プロゴルファーが成長するために必要なことをあなたなりに考えてみましたか?

 何が必要なのか?

 きっと、10人、人を集めて、プロゴルファーが成長するために必要なことは何か?を議論し合うと色々な意見が出てきます。
あなたの意見は?

 まずは体を整えること?トレーニングとか、食事とか、睡眠をきちんと見直すことが大切だ!!体が整っていなければ、いい練習はできないよ!

 限られた時間のなかで、バランスのいい練習ドリルを、時間区切って、たんたんと練習を続けることが大切なのかな?1つの練習ドリルをしていたって、コースでよくはならないから、総合的に練習しなくては、ゴルフのレベルは衰退していくのは目に見えている!

 自分より技術レベルの高い、自分よりいい経験をしてきている選手の元へ行って、一緒に練習してもらうこと、アドバイスをもらうことが大切に決まってる?
 結局、自分に足りないことが何かを知るためには、実戦を通じて格上の選手と練習しなくては成長は絶対にしない!


自分の良いところ、自分の体格、自分の性格にあったプレースタイルを見つけることが大切だ?頑張ろうにも、自分に合ったことを一生懸命頑張らないと意味はない。
 色々なスタイルがあることを認識して、自分にあっているか、いないかがとても大切だ。


と、人はそれぞれの意見があって、議論は尽きることがないのかもしれません。

では、あなたは何を考えたのでしょうか?

ちゃんと考えましたか?

そのあなたの考えたことは、、、

   全て正解です。

 そして、その考えたことを、あなたがすればいいだけのこと。

いや、それをしなくてはいけません。

もちろん、正解は1つではありません。

 ある意味、正解がたくさんあるからプロや上級者は途方に暮れるのです。
やることが有り過ぎる。

じゃあ、そんなこと私にはできない?
プロじゃないから?
趣味だから?
本気じゃないからそれは、無理?
第一、他にたくさんやることがあって時間が足りない?


 そう思った人は、ゴルフを直ぐに飽きてしまうことでしょう。

 どれだけ時間がかかっても、本当に正しくい、理にかなっている練習をしなくては、頑張る意味は半減します。

 頑張ること自体、意味が無いということはありませんが、間違えたことを頑張るということは、
間違えたことを頑張っても意味がない!
ということを理解するという、意味になってしまいます。

「間違えたこととはどれだけ頑張っても間違えたまま。
正しい努力をすれば、どこまでも成長する。
どうせ努力するなら正しい努力を。」

 私がレッスンをしているとレッスンを受けている皆に、口癖のように言う言葉です。

 間違えた練習を100万球してしまったら、最後は飽きるとは思いませんか?ただノープランで頑張るのは危険です。


 
 よく私はこのブログでも、レッスンの時でも、アマチュアもプロも技術の基本は同じで、基礎練習のやり方も同じです、と皆に話をします。
 どれだけ時間がかかるとしても、その時間がかかることをマイペースで楽しむこと、人は関係なく、趣味として、あなたの世界でやり続けることが大切。

 プロゴルファーも、体のケアも含めて、維持するだけでも、ものすごい手間がかかります。
 だから、ほとんどのプロゴルファーも、やることが有りすぎて、途方に暮れて、試合の成績が悪くなると首が回らなくなるのです。

 でも、これってゴルフだけでないですよね?

 大きな仕事を足し遂げること、難しい試験に合格すること、スポーツの上級者達と互角に競い合えるようになること。
どれも一歩一歩、上達するしかありません。

 それが、うさぎとカメで言うと、カメになれるのかなのです。
 もっと言うと、志の高い、したたかな、聡明な思考を持ったカメになること。

 うさぎになってしまった人は、最後の最後はやっぱり志の高いカメに負けます。

 カメになりたくても、せっかちになってしまった癖が、小手先の結果を直ぐに求めてしまう癖が取れない。気持ちの焦った、猪突猛進のうさぎになってしまう。なにも、計画なくただ練習するだけ、、

 そこで、生き急いで、うさぎになってしまった、迷えるうさぎの上級者達にコーチの私がなにをするのか?それは?

→→つづく←←
2023年04月29日 06:03

ゴルフ上級者はどのようなことで悩んでいるのか!?part3

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 伸び悩んだ、悩んでしまっている上級者達は何故、
上級者になってから伸び悩むのか?
 
 上級者になると絶対に100%悩むようになります。絶対です。
 
 何故かというと、プロゴルファーの技術に近いて来れば来るほど、プロゴルファーの高いレベルの技術精度を知ることになり、途方に暮れてしまうからです。
 プロゴルファーの精度を知れば知るほど、まだやることがあることに気がついてしまう。

 私はプロゴルファーにもアドバイスするプロコーチです。

 コーチにもたくさん種類があって、プロゴルファーまでアドバイスするコーチはコーチングの研究、勉強は、コーチングをしているうちは必要となります。プロゴルファーのスイングをさらに精度を上げて、磨いていくことをいつも考えているので、アマチュアゴルファーのスイングを見ると直ぐに基礎的なところがきちんと出来ているか気になってしまいます。
 基礎的なところがきちんと出来ていないのに、なんで応用的なことで悩んでいるの?と、レッスンの際に、悩んでる上級者に対して思うことは少なくありません。

 ゴルフスイングを良くするためには、将棋やチェスのように打つ手が無限にあり、複雑で、奥が深すぎます。

 
 はい、では、ゴルフだけでなく、どんなスポーツでも、プロスポーツの世界で成長するために大切なことは?
 
 何なのでしょうか?
 
 少しの間、プロスポーツで成長するために何が大切なのか?あなたなりに考えてみてください。間違えても構いません。
とにかく考えてみてください。

 アマチュアだから分からないと言わないで、何でもいいので想像して考えてみるのです。

 プロゴルファーが伸び悩んでいる。ではなにが必要か?何をしなくてはいけないのか?

 
 
 少しでも考えてみて、あなたなりの意見をしっかりと作ってから、次のパート4を見るようにしてください。ながら読みしている人も、直ぐにパート4を見ないで考えから見てくださいね。
 
 
 
 
 
→→つづく←←
2023年04月22日 14:40

ゴルフ上級者はどのようなことで悩んでいるのか!?part2

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 上級者?
 
いったい上級者というのはどれぐらいのレベルで、どれぐらいのスコアでプレーできたら上級者なのでしょうか?
 
 自分よりずっと上手い人は、みんな上級者?
 
そうではありませんね。
 
 他のスポーツをしっかりとやってきた経験があって基礎体力があるから、あるレベルまで、あるスコアまであっという間に上達した人。
 
 時間をかけて練習して、たくさんゴルフ場に行って、何年もかけて上手になった人。
 
 子供の頃からプロゴルファーを目指してきて、たくさんジュニアの試合に出てかなり上達したけど、プロゴルファーに成ることを諦めて、趣味としてゴルフをするようになった人。
 
 趣味としてエンジョイのなかで、楽しんで上手になった人と、競技ゴルフを前提として常にスコアを意識して緊張のスリルを感じながら上手になった人。
 
 プロゴルファーはプロですので、プロゴルフファーのことを上級者とはいいません。でも、アマチュアとしての上級者の悩みと、プロゴルファーの悩みの本質は其処まで変わりませんし、ある意味同じです。
 
 でも、プロゴルファーはパープレーでプレーしていることが大前提で、そこからバーディをとることがプロとして所業となります。
 そういうことをさせるとなると、毎日ゴルフをすることが大前提のレベルなので、アマチュアの方とは別世界の話。
 
 私の中で、アマチュア上級者というのは、チャンピョンコースのバッグティで、5ラウンドして1,2回は70代のスコアが自然に出るレベルとなります。
 ちなみにチャンピョンコースというのは、7000ヤード前後のコースでプロゴルファーの試合を開催するにふさわしい難コースという意味で使用されています。
 チャンピョンコースのバックティでいいスコアでプレーできているということは、上級者と認定できると、私は思います。
 
 初めてのチャンピョンコースを普通に76前後ぐらいでプレーする、、、
 
 430ヤードのパー4で、
 210ヤードのパー3で、
パーを普通に取るということは、並の経験ではできません。
 
 女性ゴルファーは、ゴルファー人口が少ないので、少ないことにたいして相対的に考えると80前後でプレーできたことがあれば、上級者と言ってもいいと思います。
 女性の方にとって、今回のテーマはかなりハードに感じるかもしれませんが、参考にはなると思いますので、上達したい人は是非ご覧ください。
 
 チャンピオンコースで、70代のスコアでプレーできるようになっても、それを維持することは本当に骨が折れるほど大変です。
 
 ものすごく熱を入れてゴルフの練習をして、最初の何年間は楽しくてしょうがなくて、休みの日は全てゴルフをする。
 できる限りの情熱と、できる限りの時間を割いてゴルフに没頭し、
 上級者へと上り詰める。
 
 が、しかし。目標のハンディキャップを達成したり、大きな大会で優勝したりすると、緊張の糸がプツンと切れて、いっぺんにモチベーションが下がることになる。
 
 想像してみてください。
 ゴルフでなく、何かに没頭して、その没頭したのものをやり切って、少し飽きが来てしまってやる気が無くなる。その飽きてしまった何かを続けることの難しさを。
 
 もう一度、頭を整理して、心をリセットして、また没頭するマインドを作る。
 
 今までの人生の中で、一度飽きてしまった、諦めてしまったことを、再び再燃して、頑張って立て直した経験はありますか?
 
 何かの上級者になると、上級者で居続けるための悩みや、メンタルの持久力が必要になります。
 
 ゴルフを始めて週に1.2回ゴルフに行き続けて、3年から10年ぐらいで上級者になり、やがて上達しなくなり、苦しくなったり、熱が冷めて飽きてしまったり、辞めてしまったりしてしまう。
 
 そこで、私の元へ、苦しくなったり、ゴルフに飽きてしまったり、一度ゴルフを辞めてしまった上級者達が相談に来るのです。
 
 「どうすればいいのですか?できる限りの努力はして、惜しみなくゴルフに費やしてきました。私より上手な人達は何故楽そうに打ててるのに、私は楽にならないのでしょうか?」
 
 それに対して私はいつもレッスンで向き合っているのですが、途方もない無数の解決策の中から悩みを解決できるように、悩みにレッスンという処方していくのです。
 
 上級者でも悩んでいるの?と思っている人は上級者には成ることが難しいかもしれません。上級者だからこそ悩み、悩むから練習する。
 本気で練習して、目標に向き合っていたら悩むにきまっています。

 エンジョイゴルフで悩んでいないよ、どうせら楽しくゴルフしようよ!という人は、それはそれで素敵なゴルフをしていると思います。でもそれは競技ゴルフをしていないからであって、競技ゴルフを本気ですると絶対に悩みます。
 
 悩むこと自体は悪いことではありません。成長するためには悩みは必要です。
 
 でも正しく悩まないと、膨大なストレスが溜まってしまう。
 
 話を進めていくことにします。
 
 
 
 
→→つづく←←
 
2023年04月18日 16:34

ゴルフ上級者はどのようなことで悩んでいるのか!?part1

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  今回は、ゴルフの上級者になると、どういうことで悩むようになるのか?を話していきたいと思います。

 ゴルフをかなりやり込んで、たくさん上達しても、人間は満足しないもの。
 ゴルフだけではなく、皆さんが時間をかけてやってきた仕事やスポーツや勉強。
 やってもやっても上のレベルが居る。

 そのさらに上に居る人達に追い付きたくて更に努力する。

 でも万策尽きて、何をしていいのか分からない。

 そして、プロゴルファー兼、プロコーチでもある私の元へ、ゴルフアドバイスを求めに色々な上級者がやってきました。

 その上級者達へのアドバイスの具体的なことを言うと人それぞれのことばかりでとても多くなってしまいますが、個人のことを具体的にではなく、上級者全体的を見てみて、だいたい悩んでいるようなことはどのようなことなのか?を説明してみたいと思います。


ゴルフを始めたばかりという人も、

ゴルフ歴は長いけど上達が伸び悩んでいる人も、

上級者になることはできたけど悩んで入る方も、

今後、ゴルフの練習をしていく上で、練習の内容を見直すことができて良くなるきっかけになるかもしれませんし、間違えた練習をして無駄な時間を過ごさないようにするためにも、私の多くのレッスン経験を元に上級者の悩みを分かりやすく書いていこうと思います。

 初心者、中級者のゴルファーにとっては今後の練習の道標に、
上級者のゴルファーにとっては、私がどのように考えていて、どのようにレッスンで苦労しているのかを知っていただいて、私のレッスンを受けるかどうかの判断する材料にしてもらえたらと思います。

→→つづく←←
2023年04月12日 08:51

この世に特に飛ぶドライバーなんてあるのか!?part15

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 私がジュニアゴルファーや、プロの研修生、プロテストに受かった駆け出しのプロゴルファーを指導するときに、その子に合っていればゴルフクラブは替えさせません。モノを大切に使うことも教えたいからです。長く大切に使うことを知ることで、心も磨けます。
 プロゴルファーの世界は、まずは腕。上手くなればなんでも打てます。
 小学生低学年、小学生高学年、中学生、高校生と成長に合わせて4回ゴルフクラブを変えることになりますが、必要以上に変えることはスイング作りの妨げになってしまいます。

 慣れたクラブで、基礎練習をし続けるとパープレーでプレーできるようになります。

 逆に、スイングが出来ていなくて、その癖に合わせてクラブを買い替えすぎてしまっている人は、、スイングが治らない、、、
 スイングの癖に合わせすぎると、クラブに甘えてスイングが改善されない。練習が嫌いな人はそれでもいいですが、もし本当にクラブで解決しようとするなら莫大な費用がかかります、、

 だからこそ、できるだけ、打ちやすくて、世間一般で癖のないと謳われている中古の安いモデルで、きちんと打てるようになること。そして、たくさん練習してラウンドしてスコアが伸び悩んだら、憧れていたゴルフクラブに替える。これが理想。


 やはり、腕があれば何でも打てる。
打てるけど、極めるためのあとの数パーセントの要素をクラブでなんとかする。

 もちろん、新しいゴルフクラブを買うとやる気が出るから、やる気を出すために買うことは悪いことではありません。

 でも、そのお金で、レッスンを受けて、スイングを整える方に投資することのほうが、いいのではないか?そう思いませんか?
 私はスイングができていないのに、最新クラブの性能なんて分からないと思っていたので、プロになる前は、ゴルフクラブには興味は全くなく、いいスイングをしたいことしか頭にありませんでした。
 ある程度打ちやすければ、後は腕前。

 基本が身についていなくて、癖が強い。

 それならば、ゴルフクラブを買うのを数年我慢して、そのお金でどれだけのレッスンが受けられるのか、どれだけコースをプレーできるのか?それを考える。

 先のことを考えて、本当に上手くなりたいのなら、、

 スイングの基礎が身についてきて、どんなクラブでもある程度打てるようになって、自分の目標のいいスコアが出たら、ご褒美に自分にクラブを買う。


 巷のクラブ評論家、プロゴルファー達もスポンサーのしがらみや収入収益が関係ないのでしたら、慣れたゴルフクラブを替えることはなかなかしません。なぜなら、その慣れたクラブを探すために多大な労力と時間を費やしているからです。
 販売促進や、皆から注目してもらうために、無理に買い替えていく。買い替えると自分に収益があるからです。
買い替えても収益がないのに、慣れたものを替えることはしません。

 いつも新製品が出るたびに買ってしまって、調子が悪くなると買い替えるゴルファーがいるとして、そのお金の使い方をよく考えてみると、、どうでしょうか?

 上手くなるための費用対効果は、自分が上手くなるための自分への投資の仕方は?上手なのか?

 自分が会社だとして、会社への投資のした方として例えたら?

 まずは、安くて癖のない中古のクラブで練習する。できるだけラウンドをしてその反省を練習場でする。上手くならなければ、レッスンを受けて、客観的な意見をもらう。そして、ゴルフクラブを買うのを我慢して、どこかのゴルフ場会員権を買う。
 会員権を買うと、ラウンド代が安くなるから、行ける回数が増える。
 そして、そのぶん反省をしながら練習する。
ある程度上手くなってスコアが変わらなくなったら、、慣れているゴルフクラブを恐る恐る替えてみる。

 そんなふうにゴルフを楽しんでいる人がいたとして、そのことを会社に置き換えてみたとするならば、その会社の企業価値は高いとは思いませんか?
 上手に成長することに投資できている。そんな会社があったら、その会社の株を買いたいですよね。
それなら、自分がそんな会社になれるように、ゴルフをすればいいのです。

 たくさんゴルフクラブを買ったお金があれば、どこかのゴルフ場の会員権を買えた。買っていたら、もっとラウンドがいけていた。たくさんラウンドしてから、ゴルフクラブにこだわるようになった。
 そんなふうにゴルフを楽しんでいる人はカッコいい。

そう思いませんか?

もちろん、楽しみ方は自由です。

でも、本当に上手くなりたいのに、ゴルフクラブに投資ばかりしている人って、どう思います?


 今回のゴルフメーカーテーマを書くことによって、これだけのメーカーがあって、アマチュアの人が全て試すことは不可能だと気がついて欲しかった。それが本当の私の気持ちでした。

 私が趣味として色々なゴルフクラブ打つことを楽しんでいるのは、競技ゴルフをやり切って、たくさんアンダーパーでプレーしてきて、ゴルフが飽きてしまわないように、ゴルフにずっと、ときめいていたいからです。
マンネリになりたくない、、、

いいスコアでまわれていない、上手くならない。

それに対して、上達のために投資するのはゴルフクラブなのでしょうか?


 パープレーでプレーしたこがある、アマチュアゴルファーを私はたくさん知っていますが、以外とゴルフクラブに無頓着です。たくさん練習して、せっかく慣れたのに何でクラブを替えるの?打ちやすければ、あとは腕を磨くだけじゃないの?
って思っている人ばかりです。

 そんな人は達は、めちゃくちゃラウンドに行って、試合の費用にも投資します。でも、ゴルフクラブは慣れた傷だらけのものを使っていることが多い。
ゴルフクラブは傷だらけでも、グリップはいつも新品に付け替える。ゴルフボール、ゴルフシューズにもこだわる。

 そんな人達のレッスンをしていて、新品のゴルフクラブを進めることはまずありません。
 あれどう?評判良いけど、替えたら自分にブラスになる?とは私に聞いてきますが、私は慣れたものを替えるなら、シャフトや個体差も含めて、選び出すのにすごい手間がかかるので、本気で替えたくなければ保留ですね。
とその人達にアドバイスしてしまいます。

 その横で私がいつも、クラブをとっかえひっかえ持ってきて、打っているのを見て、コーチはゴルフクラブ好きですね。でも仕事ですから仕方ないし、アマチュアはまずは腕を磨くことですよね。
と、思っているのかもしれません。

 そういう方達は順風満帆で、仕事が上手く行っている人達ばかりです。
 仕事への投資と同じように、自分がゴルフに上手くなるための投資の仕方も上手い。



、、、これで、今回のテーマを終わりにしたいと思います。

 新製品が出たって、今までのモデルのほうがあっているかもしれない。クラブを買ったからといって、シャフトやロフト違いのヘッドをコースに持って行って、そこから決めなくてはいけない。

 正直、スイングが安定していてヘッドスピードが速い人が打つと、最近のドライバーはどれも、数ヤードしか飛距離は変わらない。
 ルール上、フェースの反発力や、ボールの打ち出しのスピードは制限されているのですから、、、
 見出しの写真は、私が普通に打ったときの飛距離です。大体、シャフトが合っていれば、どのドライバーでも数ヤードしか違いがでません。ドラコン打ちをすれば別ですが、、

 本当は、飛距離や方向性のバランスが大切で、自分にとって気持ちよくて安定してるものを探し出すことが、究極のゴルフクラブ選びです。

 トーナメントプレーヤーがクラブを替える時に、飛距離のデータが良くても、自分のプレースタイル、球筋の好みと合わなければ替えないことのほうが多く、慣れたゴルフクラブは自分にとってプライスレスだということを、理解して、そこから試打をしていくことを知らなくてはいけません。

 無理にかえるなら、ゴルフクラブのグリップを新しくしたり、ゴルフシューズを新調したり、ゴルフウェアのセットアップを2つ.3つ買ったほうが、私はいいと思います。

 私がゴルフクラブを色々試すのは、私がプロゴルファーであり、ゴルフクラブオタクだからです。お仕事の一貫。


 でも、もっと自分に合った、感動するほど気持ちの良いゴルフクラブが、過去のモデルも含めてあるのではないか?と夢を見ているのです。
 別に新製品でなくても、今まで発売されたモデルで打ったこのない組み合わせなんてたくさんあるのですから、試さなくてはいけないクラブなんてまだまだ山のようにあります。

 でも、それは私がきちんと基礎練習をしてきて、スコアメークができるようになっているから楽しめること。

飛ばないのなら、筋トレや練習をしてヘッドスピードを上げること。

曲がるなら、きちんとスイングの癖を治すこと。

たくさん練習して、ある程度なんでも打てるようになったら、きちんと試打して悩みながら購入すること。

お金に余裕があるから?練習が嫌いだから?
それだからとりあえずゴルフクラブを買う?

そんなのゴルフクラブを替えて良くなると思いますか?

ゴルフクラブ選びにはロマンがある。でも、その前にやることやってから、ということです。

ゴルフの本質は、パーをとること。まずは、ゴルフ場のラウンドをたくさんして、反省しながら練習すること。

まずは腕前をあげること。

そのことを忘れないように皆さんなりのゴルフを楽しんでください。

→→おわり←←
2023年04月05日 05:28

この世に特に飛ぶドライバーなんてあるのか!?part14

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 どうでしょうか?
 簡単に主要なゴルフメーカーの特色などを書いてみましたが、本当にたくさんのメーカーがたくさんのモデルを過去に出していたということが理解できたのではないでしょうか?

 ちなみに私は、説明したクラブの他にもたくさん試打してきました。自腹で買ったり、貸してもらったり、レッスンのときにレッスンをしながら試打したものもたくさんあります。全て買ったわけではありませんが、もし自分で買ったと仮定すれば、気が遠くなるほど金額のゴルフクラブを試打してきました。

 一般アマチュアの方が、これだけの量を試すことはなかなかできるものではありません。
 そして、過去のモデルのゴルフクラブに遡ってまで試してみるとなると、膨大な時間と膨大な費用がかかってしまいます。

 そして、、何よりもまずは、ゴルフクラブの性能を試すためには、スイングの腕前を身に着けていなければ、試そうにも試せません。
癖の強いスイングでクラブの性能を感じて選べているかどうか?
 癖に合わせてクラブを選ぶ?
 いやいや、スイングをある程度良くしてからでないと、強い癖に合わせてゴルフクラブを選んでしまったら、そのスイングの癖を固めていくことになってしまいます。また、その癖に合わせたクラブ以外使えなくもなってしまいますね。

 私にはこれが合ってる、合ってない?打ちやすい打ちにくい?

 その人のゴルフの楽しみ方、練習量、筋力、経験によって、ゴルフクラブの選び方や、ゴルフクラブの好みは変わってきます。

 でも!あるレベル以上の腕前のゴルファーなら、どんなクラブでも、ここ最近での20年間市販されたゴルフクラブなら、いいスコアでプレーできてしまいます。
 あるプロゴルファーがユーチューブで、4年前のクラブと最新のモデルを打ち比べてみるとほとんど変わらなかったり、大昔のクラブでラウンドしてみてもパープレー近くでプレーしたりしている。
 そんななかで、過酷なトーナメントの難しいセッティングされたコースの場合に限り、自分に合ったものを探して、自分に合ったものを見つけられなくてはプロゴルファーは生き残れません。
 自分に合ったものを見つけられたプロゴルファーは安定して賞金を稼げるようになります。
ただ、それは過酷なゴルフトーナメントでの話。

 裏を返して言うと、プロゴルファーはプロゴルファーになるまでは、新しい古いとか関係なく、ある程度自分ににあってさえいれば、まずは練習と試合を繰り返して経験を積む。
 プロゴルファーの大半は、ゴルフクラブの知識に乏しく、打ちやすければいい、慣れているから変えたくないというプロゴルファーばかりです。
 中途半端にゴルフクラブを変えてしまうぐらいなら、慣れているもののほうが試合では結果がでます。
 だから、メーカーから支給されて、タダで新しいモデルのゴルフクラブが使えるのにもかかわらず、新しいものに変えることを嫌がるプロゴルファーがたくさんいます。
 もっと言うと、私クラブのこと全く知らないんですよね、、という一流選手は以外と多い。ある程度自分にクラブが合っていれば、後は腕だけと思い続けて練習してきた。だから、一流になれた。
 もしそういうプロがクラブを変えるなら、試打テストに継ぐテストを繰り返して、前のモデルより賞金が稼げるのか?を石橋を叩いて渡るかのごとく、慎重に試していくのです。よくなければ、新製品でも使いたくたい、、タダでも、、

 ぽんと買ってそのまま自分に合うことは、よほど運がよくなければ、なかなか合うクラブは見つかりません。

 スイングの調子がある程度整っている時に試打して、最初の3球で打ちやすくなければ、もうほとんど駄目です。
昔からこのことは言われていますが、これは私も間違いないことだ!と感じています。
 何か打ちやすい!!と最初の3球で分かってしまうのです。
 だから、試打もしないでインターネットで買うなんて、宝くじを買うようなものです。個体差もあるぐらいですから。もっというと、、ゴルフ場で芝の上で試打しなくては、、
 せっかく買ったから、打ちにくくても練習して打てるようになる!ではなく、素直に前のクラブに戻した方がいい場合もあります。
 せっかく買ったから、合ってなくても使おうとなるなら、なんで?もっと試打した時に、悩んで慎重に選ぶことをしなかったの?と私は思ってしまいます。選ぶのが面倒くさくなってきたから、えーい!買っちゃえ!は駄目です。
 変えるときは本当に試打する手間と費用がかかるものなのです。

 この例外として、自分の筋力や、練習量、目指すレベルに対して、かけ離れたほど、
重い、軽い、硬い、柔らかすぎる、
モデルのゴルフクラブを、最初に適当に選んでしまった人は、直ぐに買い替えなくてはいけません。
別に昔の中古でも、新品でも、どちらでもかまいませんので、合わなさすぎるのでしたらそのまま使っていてはダメです。

 最初のそこをケチってしまうと、たくさん練習しても練習したぶんだけ上達できませんし、かえって練習代がもったいなくなってしまう。

 何を買っていいのか分からない人は、ゴルフショップのお店のベテランの人に選んでもらうといいかもしれません。
 でも、1人にだけ選んでもらうのではなく複数人に選んでもらうことが大切。
そのなかで、親身になって選んでくれた人のものを使うといいでしょう。
 ある程度練習して、スイングがよくなるまではこれぐらいのクラブでいいよね。スイングが良くなったら買い替えるだろうから、これだね!
といった感じで言ってくれる人は信用できる店員さんです。

 ちなみに、私が私のレッスンに来ている人から、ゴルフクラブを選んで欲しいと言われると、予算とその人の練習量を元に、私の全ての経験から選んで、ご用意して、お渡ししています。どれだけ忙しくても、絶対にきちんと選びます。
 何年も買い替えなくていいようにきちんと選んであげること、それも私の仕事。
 レッスンだけでなく、そういうことも私は大切だと思っていて、きちんと選んであげた人は、打つのが楽しいから練習に行く回数が増えて、ほぼ皆上達していくことになります。
 たくさん練習して、ラウンドして、自分の目標を達成できたら、変えたい人は自分へのご褒美として替えたらいいのです。
 まずは、ゴルフクラブより腕を磨くこと、、、

→→次回このテーマのラスト←←
2023年03月29日 09:36

この世に特に飛ぶドライバーなんてあるのか!?part13

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 続いて、ホンマ。
 
 ホンマといえば、ツアーワールドというブランドで有名ですが、経営不振による事情で、去年から男子契約プロのほとんどが契約解消を迫られました。この出来事が、日本メーカーがいかに苦しい状況下に置かれていることが理解できるかと思います。

 ホンマは2005年民事再生法により経営破綻。ジャスダックから上場廃止され、暗黒の時期を5年間過ごすことになります。
2010年、中国ファンドのマーライオンホールディングスにホンマが買収されることになり、中国の会社になりました。このときのマーライオンホールディングスの役員がゴルフ好きでホンマのブランドに精通していたことが買収のきっかけと言われています。当時、ツアーワールドのブランドが立ち上げられたのは、経営する会社が変わったからなのです。

 2015年、2016年イ ボミ選手が名器ツアーワールドTW727 により賞金王になることで、一時ホンマは勢いを取り戻すことになりますが、やはりゴルフ界の市場縮小の打撃を受け、ホンマの製品開発に勢いが無くなってしまいました。

 中国の会社になってしまったということを知っている人は少いのではないでしょうか?

 2010年以前、ホンマが倒産する前の山形県酒田市の酒田工場で作られた職人の手作業で作られたシャフトが高価で、1セット70万円というものがあったことが懐かしいものです。買収した中国ファンドもこの工場だけは、ホンマの象徴なので残すことに決定し、今でも酒田工場は存命しています。

 横浜ゴムのゴルフブランド、プロギア。

 プロギアといえば1984年からヘッドスピードを元にクラブのシャフトを決めることを常に提案してきたメーカー。
今では当たり前になっていることですが具体的にヘッドスピードでシャフトを区別することは昔は革新的なことでした。
 分かりやすくいうと、速く振れる人はこれ、速く振れない人はこれといったアバウトな感じで選んでいたのを、ヘッドスピードで選んでもらうということをしていたのはプロギアだけだったのです。ヘッドスピードを数字にすることも昔はしていませんでした。
 小平智選手、谷原秀人選手、矢野東選手がプロギアと契約をして、プロギアの販売促進をしてきたきたことで有名ですが、2020年からやはり、横浜ゴムもゴルフ部門を縮小し、契約選手をサポートすることが困難になり、メジャーな選手達が離れてしまいました。
ですが、2023年から谷原秀人選手がRS JUSTというブランドモデルに惹かれ、また再び戻って来ることになり、少し話題になっています。
 谷原秀人選手は去年、海外のトーナメント機構であるLIVゴルフを優先して、選手会長の立場をないがしろにしてしまい、バッシングを受けてしまいましたが、また成績を上げて名誉挽回をしてほしいものです。彼はいい性格をしているのに、少しぶっきら棒な所があります。第一線にいるうちに日本のゴルフ界のために一花咲かせてくれることを信じています。

 ちなみに、最近では、RS JUSTの3番ウッドがプロゴルファーのなかで人気があり、試してみる価値は多いにありそうです。私もコースで今度試してみるつもりです。

つづいて、マルマン。

 マルマンといえば、日本バブルに栄え、あの高級ブランドマジェスティが有名です。フルセットで揃えると100万以上します。
 高ければ高いほど買うタイプの人が、この世の中には少数派として存在していますので、一番高いのが一番いいんじゃない??それくださいな、と売れているブランドです。
 気をつけなくてはいけないのが、本来どこのメーカーも定価で最新モデルで揃えても55万円程で揃います。それに対して、今のご時世、割引は絶対にしますので新品で45万円程。それに対してとにかく一番高いがいいかもしれないから、100万円のマジェスティセットを買おうとする人は少し考えてから買うようにしてください。
もちろん、マジェスティというブランドを好きなら別ですが、私は過去のマジェスティの色々なモデルをたくさん打ったことがありますが、飛び抜けていいと思ったことはありません。
 たくさんのメーカーを説明してきましたが、高ければいいというわけではないことは、今回のテーマで、もう言わずもがなですね。

 マルマンさんに一言。過去にツアーコンダクターとかベリティみたいな、いい製品を作っていたのですからマジェスティだけに絞るのではなく、芹沢信雄プロが契約していたあの頃の情熱をまた取り戻して欲しい!私はそう願います。ツアーコンダクターはいいブランドでした!

 フォーティーン。

 フォーティーンのメーカーイメージは、今ではアイアンとウェッジのメーカーという印象が強くなってきましたね。
 2010年にアイアンの溝に規制が入ってからと、創設者竹林隆光さんがお亡くなりになった時に、売れ行きが少なくなっていきましたが、アイアンウェッジのファンはたくさんいますので、継続して新製品を出し続けるように私は応援します。

 1981年、フォーティーンはクラブデザイナーの故人竹林隆光さんにより立ち上げられました。フォーティーンといえば竹林さん。中空アイアンの設計と、長尺ドライバーは有利だと昔から主張していたのですが、今となっては当たり前になってしまいました。40年も前から中空アイアンと長尺ドライバーの構想を持っていたということは、先見の明があり、穏やかな人柄とは裏腹に、情熱を持ち得ていた人だと分かります。

 私は竹林さんに直接お会いしたことがあるのですが、上品なインテリタイプで、物静かな方でした。その当時、アマチュアエンジョイタイプの人には、ユーティリティより7番ウッドをすすめること、上級者を目指す人はユーティリティーがいいと言っていたことを鮮明に覚えています。素敵な人でした。

最後に、地クラブメーカー。

三浦技研、
エポン、
Jビーム、
Masuda goif、
エミリッドバハマ、
フソウドリーム、
カムイワークス、
ジャスティック、
グランプリ、
など日本各地に拠点を置く、量販店に製品が並ばない小規模メーカーのことを言います。地域に根ざしながら存続しているので、その土地のゴルフクラブということで地クラブと言われています。地酒というのと同じですね。

 量販モデルに対して、拘って作り上げているので、その拘りに共感した人は、その地クラブのファンになっている人もいます。

 今となっては、ドライバーは大手メーカーの研究技術が突出して進歩してしまったので、地クラブメーカーのドライバーは売れなくなってしまいました。でも、モデルによっては名作もあり、飛ぶ地クラブのドライバーはいくつか存在します。
 もともとアイアンの鍛造や研磨の製造技術が高い地クラブメーカーは、アイアンに関しての精度は天下一品なので、大手メーカーから製造委託を受けて作り上げてきたモデルも多数存在します。その技術を知る人にとっては喉から手が出るほど欲しいアイアンモデルもあり、大手メーカーから発売されているものの、製造は委託された地クラブメーカーだったりすると、とても売れます。

 三浦技研と、遠藤製作所のブランドであるエポンは、数々のアイアンの名作を作り上げてきたことで有名ですし、どんなアイアンが三浦技研や遠藤製作所で作られてきたのかを調べてみると面白いですよ。

 私が20年前、テーラーメイドのファイアーソールというブランドを使っていたのですが、それが三浦技研による製造だったことを覚えています。とても素晴らしく、そのアイアンで試合の成績が良くなったことから、三浦技研の技術の凄さを実感しました。そこから三浦技研のアイアンのファンになりました。三浦技研のモデルは5つ以上所有したことがありますが、当たり外れがなく、いいアイアンでした。
 タイトリストの鍛造モデルのアイアンは一時、遠藤製作所が製作していたこともあり、その時のモデルは素晴らしかったとはクラブマニアのなかでは有名です。

 
 はい、これでクラブメーカの説明終わり。長かったですね。
 説明できなかったゴルフクラブメーカーもたくさんありましたが、市場で主要なメーカーを私なりに説明してみました。

 次回、まとめのお話しにて、このテーマは終了です。私の本音の意見を書いて終わりにしたいと思います。

→→つづく←←
2023年03月25日 13:43

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