なんでゴルフを始めて数年経つと上達が止まってしまう人が多いのか!?part2
では早速、スイング中の「股関節と骨盤と脚の骨の動き」はどういうふうにすることが良いのかを説明していきたいと思います。
言葉では難しく聞こえる、「股関節と骨盤と脚の骨の動き」。
簡単に言うと、スイング中の下半身の使い方とか、
スイング中のお尻の回転のした方とか、
スイング中のフットワークはどうすればいいの?
ということになります。
ここで、レッスンに来た人達に、特に中上級者のゴルファーに、スイング中の下半身の動きをクラブを持たないで私に説明してみてください。
と、いきなり初っぱなから私が言ったとします。
実際のレッスンでは最初にこんなことは絶対に言いませんが、言ったとしますね。
ここで、スイング中の下半身の動きを説明できるアマチュアゴルファーはほとんどいません。
身振り、そぶりでスイング中の本当の下半身を説明できますか?
本当に意味のある、理に適ったスイング中の下半身の使い方って?
これは、沢山レッスンをしてきた私の実体験から言っているのですが、本当に説明できる人がいないのです。
クラブヘッド、クラブシャフト、腕の動かし方や、上半身の回転ばかりで悩んでいて、何故か股関節、骨盤、脚の動かし方で深く悩んでいる人はいないのです。
良く考えてみてください。
人がゴルフをする為には、まず脚で立たなくてはいけません。
その脚の根本に股関節があって、その股関節は骨盤と繋がっています。
骨盤と背骨が一緒に回転して、体が回って、その体に腕がついていて、腕の先の手がクラブを握っている訳です。
その大元の、股関節と骨盤と脚の動きが出来ていなくて、動いていなかったり、間違えて動かしていたとしたらどうでしょうか?
どうです?
下半身の動きが無かったり、下半身の動きを間違えているのに、どれだけ、クラブの使い方、動かし方で悩んでいて、沢山練習しても、、
その後に下半身の動きを良くして、正しく動かせるようにしたとしたら、、
下半身の上に乗っかっている上半身、そして体についている腕、クラブの動き全てに影響して、全く違う動きなる、、!?
下半身の動きをマスターしなくては、ボールの飛距離もスイングの安定もないのに、、
下半身の動きが止まっていたり、間違えてしまっている。
でも、クラブの動かし方に悩む、、
どうでしょうか?
良く考えてみたら、下半身の股関節と骨盤と脚の動かし方を知らないのに、動かしてないのに、ゴルフクラブの動きばかりで悩んでしまっていることが、馬鹿らしく思えてきませんか?
こんな言い方、こんな説明なんて意地悪に聞こえるかもしれませんが、こういうことをきちんと誰かが唱えないと、皆、スイング中の下半身の動きは後回しにして、ゴルフクラブの動きばかりで悩んでしまうことになって、下半身の動きではなく上半身のことで悩む癖がついてしまう。
悩み癖。
皆、人はなにかしらで悩んでいます。
その悩み、その悩み方が自分にとってプラスになって正しければいいのですが、その悩みが自分にとって意味がなくても、悩まないほうが良い場合でも、
悩みは、同じ悩みをしていると癖になるのです。
意味がある悩み。
意味が無い悩み。
どちらの悩みでも、悩み続けると癖になる。
下半身が動いていないのに、下半身の動かす方が間違えてしまっているのに、
何故か、クラブの動きで悩んでいる。
もとい、クラブの動きで悩む癖がついている。
下半身の動きを正しくしてしまえば、その上半身の悩みは全て無になってしまうのに、、
癖は怖い、、
私は、できるだけ、いや!絶対にレッスンでは、下半身の動きをきちんと説明しながら、レッスンを進めていくようにしています。
レッスンを受けている人は、クラブの動きで悩んでいて、その悩みを私に聞いてくるのですが、その悩みは聞きつつ、下半身の動きを改善していくことを同時に、上手にしていかなくてはいけません。
ゴルフレッスンが如何に難しいのか?こういう事情を知れば、皆さんにもご理解していただけるのではないかと信じています。
ゴルフを沢山練習してきて、本当に頑張ってるのに、スコアが全然良くならない!!
なんで!!
こんなにガンバってるのに!!
私は悲劇のヒロイン。
こんなに頑張っている私を助けてください。
、、って言われても、下半身が動いていませんけど、、
なんて、いきなりぶっちゃける訳にはいきません。
それがレッスンの辛いところで、スイング中の下半身の動きをレッスンすることは、かなりのレッスンスキルが求められます。
話をつづけていくことにします。
→→つづく←←
2023年06月26日 15:02