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ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part8

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 色々な傾斜地からフェアウェイウッドを不安なくショットできますか?

 今回の傾斜地のテーマを要約すると、傾斜地からフェアウェイウッドをある程度打てているのかどうか?ということになります。

 たくさん私がレッスンしてきて、傾斜地の勾配が強いところから、フルショットの9割前後の飛距離を難なく打てている人は、上級者と言ってもいいのかもしれません。

 逆に、傾斜地から打てない人はアドレスとボールの位置が必ずズレています。必ずといっていいほどのことなので、アドレスとボールの位置を正さないと傾斜地からののショットの苦手意識は解決できないのです。

 たとえば、どれだけ経験豊富な上級者でも、プロゴルファーでも、苦手なタイプの傾斜地があるのですが、
 それをレッスンで傾斜地に対してこう構える、ボールの位置はここ、フェースの向きはこっち、顔の目線はこの角度で、と整えると、

 えっ!こんな感じなの?違和感あるけど、、

そして、そのままショットしてもらうと、スコーンと気持ち良く打てて、整えてもらった本人が言うことは、
 ずっと間違えて構えていた、こんなことは自分では気づけなかった、誰も指摘してくれなかった、なのです。

 よくよく考えてみると、最初からコースレッスンを受けていない限り、ゴルフ場の傾斜地からのショットなんていうのは、自分で試行錯誤の連続で、ある程度クラブを速く振って、クラブのヘッドスピードでごまかして何とか前に進んでいくしかないわけです。
 
 つま先下り、つま先上がり、左足下り、左足上がり、そして複合の斜めの傾斜地と、8方向もの傾向地があるわけですが、そのすべての傾斜地からある程度うてるようになるということは、本当に努力が必要です。

 ゴルフが大好きで、どんどん良いスコアを出したい本気のゴルファーは、まず飛距離アップではなくて、この8方向の傾斜地をなんとか克服しなくてはいけません。

 苦手な傾斜地にボールが来てしまうと、その瞬間にスコアを乱してしまう。苦手な傾斜地にその日来なければいいスコア、来てしまうと大叩きになってしまうのは悲しいことです。

 でも、どうしていいのかわからない!?

 今回のブログのテーマでは、ある程度、傾斜地のショットを克服するために大前提のことは説明してきましたが、どうしてもアドレスやボールの位置に癖がついてしまった人はどうしていいのかからなくなって途方に暮れているわけです。

 正しいことが、違和感を感じる。

 間違えていても、慣れてしまったことを続けてしまう。

 どうすればいいのでしょうか?

 それは、8方向の傾斜地に対して全て傾斜なりにアドレスして、クラブの位置を右でもなく左でもなく全てセンターに構えてそれに対してボールの位置を決める、というアドレスのルールを決めるしか自分の癖を修整する術はありません。

 予め決めたことを、全ての傾斜地でしっかりとこなしていくこと。

 実際は、傾斜地に対しての傾斜なりにアドレスする、傾斜に逆らって重力に対して垂直にアドレスする、この傾斜地はボールの位置は少し左、少し右と、スイングのタイプや、体格の違いによって色々とあります。なので、プロゴルファーでさえ、プロゴルファーになってからそういうことを日々のラウンドで探求していくのです。
 でも自分に合うことが、人にも合うかとうか分からないのが傾斜地からのショットなので、プロゴルファーだからといって、傾斜地からのショットのレッスンを人にできるかというとそうではないのです。

 なので、プロゴルファーや上級者へのラウンドレッスンができるコーチは、さまざまなタイプのケースを勉強しなくてはいけないので、プロゴルファーや上級者へラウンドレッスンをしているコーチがなかなかいない、それが現実です。

 インターネットでマンツーマンラウンドレッスンと調べてみてください。グループでのコースレッスンなんかに上級者の依頼がくるわけありませんよね。上級者へ傾斜地へのレッスンをできるコーチは本当に少ないのです。
 上級者へきめ細やかなアドバイスを、瞬時に適切にアドバイスをするためには、プロゴルファーでも本当に色々なことをコーチとして学び直さなくてはいけないのです。

 それを、もし自分で傾斜地から正しく練習して克服していくには、、

 マイルールをつくるしかないのです。

マイルール。聞いたことありますか?

 色々な状況や、色々なアクシデントに対して、長いスパンのなかで、たった1つでも取り返しのつかないほどひどいことがおこらないための、プロフェッショナルの思考のテクニックです。

 マイルールを絶対的に決めておかないと、色々なアクシデントに対してパニックになってしまって、長いスパンで精神が壊れてしまうのです。

 警察官や、医療機関など、マニュアルがあるのは、マニュアルがなければ様々な状況で対応仕切ることができないからですよね。ルールは大切です。

 人には精神、心がありますので、それを体調を整えて常に最善に全てのことを深く思考して、対処していくことは、なかなかできることではありません。
 一人ひとりの判断に任せていたとしたら、何千、何万というアクシデントのなかで、いつかは必ず取り返しのつかないほどひどいことが起こってしまいます。

 マイルールというのは、どんなジャンルのプロフェッショナルにとって必要不可欠な基礎中の基礎の思考方法と言っても過言ではありません。

 あなたの周りに、プロフェッショナルだなという人がいたとするならば、その人はありとあらゆる状況に飲み込まれないためのマイルールを、ビシッ!!っと持っているはずです。頼りになる人、それがプロフェッショナル。

 逆に、プロフェッショナルになるためには、幾重ものトラブルや、挫折を味わって、それに対してマイルールを形成していかなくてはいけないのです。
 
 私も、レッスンのプロフェッショナルとして、沢山挫折してきました。上手にレッスンできなくて、自分を責めて、どうすればいいのかを膨大な時間を費やして反省もしてきました。
 それでも、傾斜地からのコースレッスンをすることに対して、今でも、難しい!!と感じているわけです。
 
 だからこそ、練習量の少ないアマチュアゴルファーがゴルフ場の傾斜地を克服していくためには、
どんな傾斜に対しても予めマイルールを決めるしか、正しく対処することは不可能だということを知っていて欲しいのです。
 

 普段の練習場の練習で、様々な傾斜地を思い浮かべて、正しくアドレスする、正しいボールの位置を決めることを、訓練しておくのです。打つまでのルーティンが大切なのも、傾斜地のから間違えてアドレスしないためのテクニックなのですが、そのルーティンをしっかりと決めるのです。

 先程も説明したように、本当はこの傾斜地からはこう、この傾斜地はこうだと微妙に違うところは確かにあるのですが、第三者の目も借りなくて、独りよがりに考えてみて、間違えてしまっているのに、たまたまナイスショットをしてしまったとしたら、最悪です。なにがいいのかわからなくなるからです。
 間違えているのに、たまたまナイスショットになったことを信じてしまうなんて、その人のゴルフ人生は茨の道です。
 マイルールさえあれば、その最悪なケースを防げるのです。


 傾斜地から全く打てない、どれだけ練習しても、苦手な傾斜地にくると憂鬱になってしまうという人は、全ての傾斜地に共通するようなマイルールを決めること、
傾斜地なりにアドレスする、
クラブを真ん中に構えることで、
なにが正しいのかを改めなくては、悪い癖を正しくするきっかけは生まれないということを理解していただけたらと思います。

 傾斜地から打てるかどうかではなく、傾斜地からピンフラッグにボールを狙うともなると、更に複雑な話しになってしまうので、今回は割愛することにします。

 傾斜地から悩んでいるのに、飛距離アップや、流行りの理論を試すなんてしている人はいませんか?
 自分の納得できるスコアがでるまで、本当はどんな練習をして、どのように考えていかなくてはいけないのかを、切実に考えなくては結果に繋がることなんて絶対にありませんよね。

 私も飛距離アップや、スイング改造は取り組んでいますが、スコアメークをしっかりとできていてるなかで、スコアメークだけでは飽きてしまうので、趣味として、飽きないようにしているだけです。
 
 ダブルボギー以上を毎回打ってしまっているのに、傾斜地を克服しようとしないゴルファーは、自分の為の、自分にあったマイルールを見つけられるように、正しい練習、正しい時間の過ごし方を見つめ直して欲しいと、私は思います。

 はい、これで傾斜地からのテーマはこれで終わりになります。

 ゴルフ場は傾斜地だらけなのに、傾斜地を普段練習できない日々の環境。
 
 ゴルフが上達するということは、余程の工夫をしなくてはいけないわけですが、ゴルフを正しく練習していくということは本当に難しいことですね。
 
 間違えたことは、間違えたまま。

 間違えていることは結果にならない。

 間違えていることを1000時間練習しても、、

手間がかかっても、正しいことをコツコツと取り組むことが大切ですね。

 ただ闇雲に努力しても、正しくなければ、せっかくの努力が報われないのです。

 
 正しいことを努力するためには?


→→おわり←←

 

 

 
 
2022年07月07日 06:42

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part7

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 普段、練習場では普通に打てるのに、傾斜地から打てない人の共通点は?

 それは、傾斜地から上手に打つためのアドレスとボールの位置が大きく間違えてしまっている。これが現実です。

 逆に傾斜地からのショットは、スイングうんぬんは関係なく、アドレスとボールの位置さえ正しければ大きなミスは出にくくなります。それなのに、アドレス、ボールの位置を正そうとしない。
 どれだけスイングのことで悩んだとしてもアドレスとボールの位置を間違えてしまっているので、絶対的に打てるようにはなりません。

 そして、このことで厄介な要素は、間違えて覚えてしまったアドレスやボール位置に対して、正しいアドレスやボール位置をレッスンすると、違和感を感じてしまうことなのです。

正しいのに違和感を感じる。

どう思いますか?厄介ですよね。

 正しいことを間違ってると思っていて、間違えたことを正しいと思っている。それを自分でどうやって治せるというのでしょうか?
そして、そのことを何ラウンドも何十ラウンドと続けてしまう。

 間違ったまま、ラウンドしてしまうと間違えたことがそのまま固まってしまいます。傾斜地から苦手意識がついてしまうと本当に厄介なことになります。

 自分で練習していると結局、傾斜地でミスしたことへの改善しようとしないでフラットな打ちやすいところでのスイングばかりを練習してしまうのです。

 そういう違和感を私のレッスンでは受け入れてもらうことを進めていくのですが、傾斜地からのレッスンはコーチとしての腕が問われます。
 本人には違和感があることを説得して納得させて受け入れてもらわなくていけないからです。結局打ちやすくならなくてはいけませんので、コーチのレッスンの腕次第になってしまいます。


 上級者やプロゴルファーへのコースレッスンというのは、スイングよりも、まず正しくアドレスをしてきるのか?ボールの位置は正しいのか?
それを数センチ、数ミリの誤差を指摘して調整していく作業になります。アドレスが間違えているのに、スイングをレッスンすることはありません。

 プロゴルファーはアドレスの重要性は経験のなかで深く理解しているので、そういうことを見抜いてくれるコーチを選ぼうとします。

 プロコーチとして、プロゴルファーへアドレスのアドバイスをするためには、数多くの一流選手のアドレスを勉強して記憶する必要があります。体型やスイングによってアドレスは違いますから、皆に絶対にコレだ!!というアドレスはこの世の中にはありません。
 初心者にはある程度はアドレスの定形しているレッスンも通用しますが、上達してきて、あるレベルの時期からはスイングのタイプによってアドレスは人によって違ってきます。
それが傾斜地ともなると、、もっと複雑な話しになります。

 稲見萌寧選手はアドレスを完璧にすることを大切にしているとコメントをしています。一流選手がコーチをつける理由の1つが客観的にアドレスをチェックしてもらうことなのです。

 でも、よくよく考えてみてみると、何で傾斜地から苦手な人は間違えてアドレスして、ボールの位置もおかしな場所に置いてしまうのでしょうか?

それは、やはり自己流だからです。

 本当なら一番最初に傾斜地からの正しいアドレスとボールの位置を教えてもらわなくてはいけません。

 自己流の人は、なんとなく傾斜地で一番最初に打ったときのアドレスとボールの位置が基準になってしまっているので、
 その基準をしっかり直さないと苦手な傾斜地からは打てるようにはなりません。

 なので、ゴルフはコーチングを受けたり、綺麗な基礎を身に着けた上級者とゴルフをしない限り、必ずアドレスやボールの位置の癖はついてしまいますので、身近な人のゴルファーのレベルで最終的な自分のゴルフのレベルが決まると言えるのです。

 自己流である程度上手くなった後は、どんどん上手くなるということは、試合に出て格上のプレーヤーから常に学び続けるか、プロコーチのレッスンを受ける以外方法はありません。
 その証拠として、、あるレベルの時期からスコアが変わらなくなる。それは、自己流での限界がくるからです。


 最初が肝心要、、でもゴルフを楽しむということは上級者になることだけではありません。癖を楽しむのもゴルフの楽しみ方の1つなのは、間違いのないことです。
 自己流で頑張るのも、悩むのも、楽しいことの要素です。楽しいのでしたらオールOK。

でも、上手くなりたい。

傾斜から上手に打てるようになりたい!!

ベストスコアを大きく更新したい!!

 じゃあどうすれば、どうやって練習して、コースの傾斜からのショットを克服すればいいのでしょうか?

→→つづく←←


 
2022年07月04日 22:30

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part6

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 はい、ではいよいよゴルフ経験は積んできて、練習場ではある程度打てるし、ゴルフクラブの素振りも速く振れる。でも傾斜地から苦手な人の話に移ります。

 そんな傾斜地から打つのが苦手な人に対して、コースレッスンをしてきて思うこと。

  それは、

打つ前から間違えてしまっている、、、
 そして、傾斜地のための練習が上手にできていない。

 です。

 このことを、本当に今回書くかどうか悩んだのですが、こういうことを解決しないかぎり、練習場で練習していても仕方がないのではないか?と言えてしまうぐらいのことなので、書くことにしました。

 既に男性で7000ヤードのバックティーでスコア80、女性でレディースティーで85を切ったことがある上級者ゴルファーは、パーやバーディを取るべくショットの精度を上げるための練習場での練習は必要です。
毎日ゴルフクラブを触るぐらいでないと上級者のレベルを維持することはできません。

 もちろんそんな上級者でも苦手な傾斜地はあったりするのですが、苦手なりになんとかしています。そのことを解決するためにはその人のスイングのタイプによって違ってくるので、上級者への傾斜地からのレッスンはコーチとしての経験値がとても必要となります。

 それに対して、傾斜地からチョロ、ひっかけ、シャンクをしてしまっているのに、最新理論のスイングだ、飛距離アップだ、と練習していても、傾斜地から大きなミスをした瞬間にその日は終了となってしまいます。ミスをした瞬間にグタグタになって、練習してきたことが吹っ飛ぶわけです。
 いつも傾斜地からダブルボギーよりも悪いスコアを打っているのに、次の日になるとケロっと忘れて練習場でフラットな場所でしか打てないスイングのことを練習してしまう。

 なぜ、ゴルフ場でしたミスの反省をしないのでしょうか?せっかく、自分のウィークポイントが見つかったのに。
 私なら、傾斜地からミスしたのなら、できるだけ早くゴルフ場の予約を入れて、そのミスした傾斜地からリベンジしなくては、練習場で普通のスイングを練習する気はおこりません。そのミスが悔しいのなら、それを解決するには同じ状況で打ちやすくならなくては、その悔しさのシコリはとれません。
私はプロになるまでは、スイングよりも、まずはミスしてもパーをとることを最優先にしてきました。

 ゴルフ場へなかなか行けないのなら、そのミスした傾斜地のことを思い浮かべて、あれやこれやと対策する練習をするべきです。
 でも、何故か?傾斜地からミスしているのに、傾斜地とは関係の無いスイング作りをしてしまっているのはどうしてなのでしょうか?

 それは、やはり本当の現実と向き合うことは忍耐力と精神力がいるので、自分の得意なやりやすいことを無意識にしてしまうからなのです。でも我慢して訓練されていなのなら人は楽な方へ流れていく。それが人の習性です。人は教育されて、訓練されて初めてウィークポイントと向き合う精神力を身につけるのです。
 ジュニアレッスンを私がしてきて、本当に大切だと思うことは自分の弱さと向き合うことを自分から進んで行えるようにすることです。
 ミスをすると、ミスのことに向き合わせると、最初はふてくされたり、泣いたりしますが、多くのコミュニケーションをとって忍耐力と精神力をつけさせるのです。
 ジュニアの子たちに傾斜地のミスと向き合わせるのは、、、膨大な時間が必要です。
 
 ゴルフだけでなく、勉強でも仕事でも、模擬試験や、試行したしたことのデータをもとに、できていないことを改善していかなくてはいけませんよね。

 その改善ポイントを見極められる人は、成長できますし、成長させられます。

 その改善ポイントが分からない場合はどうするのか?

 勉強なら先生の監修による問題集をする、仕事ならデータを俯瞰して観れる結果請負人の戦略で事を改めようとします。当たり前なことですよね。

 ゴルフも何年も経験してきているのに、スコアが良くならない人は、ゴルフ場でウィークポイントを練習で反省できていないだけなのです。

 スイングが良くなれば、飛距離が飛べば、アプローチの距離感を磨けば、とフラットな練習場で練習しても、結局は傾斜地から大きなミスをしている。
ミスをした瞬間に練習してきたことが吹き飛ぶ。

 いったいどうすればいいのでしょうか?

傾斜地と向き合えない、、

諦めるしかないのでしょうか?

→→つづく←←

 
2022年06月26日 16:18

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part5

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 スポーツをやってきた経験が無かったり、ずっと運動不足が祟って筋力が少なくなってしまった人が、ゴルフをどうしてもしたくて、上達したいと練習していくと、ブチ当たるのが傾斜地から全く打てない、、こと。

 ゴルフ経験の無い初心者の人にゴルフしようよ!ってゴルフを始めさせるのでしたら、全く運動経験の無く筋力が無いような人ほど、必ずプロゴルファーの個人レッスンを受けさせてください。何故なら傾斜地から打てるようになるまでに、途方も無い上達の過程があるからです。

 そういう人がゴルフの楽しさを知るということは、その人の人生の中ではとても有意義でしょうし、素晴らしいことです。

 ですが、アマチュアゴルファーの人が運動経験のない人を教えても、自己流で練習させても、とにかく本番のゴルフコースでは傾斜地から打てるようになるには、途方も無い時間がかかります。

 なので、面白くなくて辞めてしまうのです。

 自分の家族だったり、友達だったり、会社の関係の人でも、最初のコースである程度打てない経験をして、ゴルフって何が楽しいの?4時間、6時間の本番コースか苦痛でしかない、、と言っている人は周りにいませんか?

 私はそのようなゴルフが苦痛になってしまったけど、やっぱりゴルフをしたい、しなくてはいけない人を沢山レッスンしてきましたが、とても根気と時間がいるレッスンになるということを沢山経験してきています。とても労力がかかる作業です。

 そのような人をレッスンする場合は、必ずある程度の練習とトレーニングを3ヶ月はすることをお約束してから、レッスンを開始します。数回のレッスンだけではその人が練習する習慣や、傾斜地から速く振るための筋力は付きませんので、レッスンを受けたとしても、もったいないですから、必ずお約束をしてからのレッスンとなるのです。そして、ゴルフが楽しいとなれば大成功。

 楽しいだけでいいのならレッスンはそこまででいいのですが、何故か?レッスンに通いましけど、練習をたくさんしましたけど、ゴルフ場では全く打てなくて一度辞めてしまいました。という人がたくさんいます。

 その楽しくなくて辞めた理由は、傾斜地から打てないからなのです。

 逆に考えてみると、傾斜地から打てなくてはゴルフは面白くならないのですし、どれだけ練習場で頑張っても本番コースでは、練習場と傾斜地では全く別物です。

 そういう人にゴルフの楽しさを伝えるためには、、正しい練習の仕方の習慣をつけて、結果的に素振りをしたときにビュンと音がするようになれば、そこからは簡単。傾斜地から少し打てるようにしてあげたら、ゴルフの楽しさが深く分かるようになってきます。

 レッスンの内容を言うととても工程があるので簡単には説明しきれないのですが、最初は練習してどこの筋肉が筋肉痛になるのが正しいのか?という所からレッスンしなくてはいけません。運動経験が豊富な人は、筋肉痛にならなければ筋肉がつかないことは理解しているのですが、運動経験が無い人が筋肉痛になると、痛みにビックリして練習を辞めてしまうのです。正しい練習をして、筋肉痛になって、練習する。それを繰り返すことによって、傾斜地から速く振るための筋肉をつけていくのです。

 3ヶ月から半年かかるのですが、それだけ専門家のコーチでもそれぐらい時間がかかります。なので、運動経験の無い人にゴルフを始めさせようとするということは、誘う人が多大なる労力が必要だということは知っておいて下さい。

 はい、ここまでフラットな場所でも素振で速く振れない人が傾斜地で打てるようになるために大前提として大切なことの説明でしたが、
次から傾斜地でビュンと振れるけど安定して上手く打てない人のための説明をしていきたいと思います。

 傾斜地から速く振れない人は、説明してきたことを理解して、傾斜地から振れることを考えて練習しなければ、何も楽しくならないことを知らなくてはいけませんよ。継続して練習して、少し努力して、達成感を味わうモチベーションがなくてはゴルフの面白さは知り得ないのです。

 

 →→つづく←←

  
 
2022年06月25日 11:47

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part4

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 筋力があまりない人が、ゴルフ場の傾斜地でボールを打つ前に速く素振りを振れない場合はどうすればいいのでしょうか?

 ここでも2つのケースに分かれることになります。

 フラットな場所では少しはビュッと振れる人。

 フラットな場所でも風斬り音がしない人。

 筋力に自信が無くても、全身を上手に使えばビュッと風斬り音をさせることは可能です。スイングは連動性を深く理解してたくさん練習すれば、ボールを遠くに飛ばすことは必ずできます。

 でも、フラットな場所では速く振れるのに、傾斜地では全く振れない人は、今練習してる内容や、練習ドリルに捕らわれてしまっている可能性があります。
 ゴルフのスイング、練習というのは、今までに私がブログでもさんざん説明してきたように、あるレベルからは間違えたことをすると逆にスコアが悪くなってしまいます。
 スイングを難しく考えすぎてしまって、傾斜地から速く振るためのアドレスの仕方や、クラブの振り抜き方等のクラブ軌道を考える余裕が無くなってしまっているのです。
 
 海外のアマチュアゴルファーが上手な人が多いのは、とにかくゴルフ場のプレー代が安くてたくさんプレーするからなのですが、日本人はとにかく練習場でスイングを作りすぎてしまう。
 日本人の方で、海外に住んでいた時はいいスコアでプレーしていたのに、日本に戻ってくると、途端にスコアが悪くなる。それは傾斜地から振る回数が減ってしまうからなのです。
 プレー代が安いか、高いか?
 プレー数が多いか、少ないか?
ゴルフ場に行く回数で傾斜地のスキルのレベルが決まる。良く考えてみると当たり前のことなのですが、練習場で頑張れば傾斜地から打てるようになると思ってしまうのが、運の尽き、、

 ゴルフを始めてスコア110から90までの人達は、練習場よりも如何に傾斜地から素振りできるか?練習できるのか?ということが大切です。

 フラットな場所では速く振れるのに、傾斜地から振れない人はとにかくゴルフ場に行くこと!が大切です。最低で月に2回コースに行って、打つ前や、前の組みのプレーを待っている時に、とにかく疲れるぐらい傾斜地で素振りする。それたけでかなり上達することでしょう。

 素振りは疲れる?そんなことを言っている人は上達はしません。
上手くなるには少しの努力は必要に決まっていますよね。

 ゴルフ場へ行くには時間や費用がかかります。でもそれがゴルフです。ゴルフが好きなら如何にゴルフ場へ行くことができるように工夫をするのか?
 忙しい?金欠?
ゴルフが大好きなら、それをなんとかすること。それができなければ、、、

 はい、では、フラットな場所でも、とにかく素振りの音がしない人はどうすればいいのでしょうか?

 →→つづく←←
2022年06月22日 20:30

2022年全米オープン 終了!?

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 風が吹き荒れる寒い中、2022年全米オープンゴルフはマシュー フィッツパトリック選手が接戦のなか優勝しました。
 強風の中、風の向きがパットに強く影響を与え、そのうねったグリーンと風の両方を読み切ることが出来た、マシュー選手の実力は本物だということを証明されたのでした。

 体重65キロ身長175センチのマシュー選手は本当にゴルフが上手い!という言葉につきますね。マシュー選手を見ていると、ゴルフは体格より筋力より、同じリズムで振るということが一番大事だということを教えてくれます。体格が小さいからという言い訳はリズムを磨けば関係ないということです。よくプロゴルフの世界でショット、アプローチ、パター、コースマネージメント、メンタルタフネスを全てひっくるめてゴルフが上手いと表現するのですが、ゴルフが上手いというのは最高褒め言葉です。バランスよく練習して結果に繋げていくということは、本当にマメにコツコツと練習しなくてはいけないのですが、そんなことはなかなかできることではありませんよね。
 一般の人で例えるなら、朝早起きしてジョギングをして、朝食にサラダをたくさん食べて、仕事へ出勤して、お昼休みに素振りを30分、仕事が終わったらトレーニングジムで60分間トレーニングして、その後に練習場へ。そして、ご飯を食べてお風呂に入ったらパター練習を20分、寝る前にストレッチを40分。それを8ヶ月間。休みなし。
 一流選手の生活を例えるとそんなイメージです。

 結局は信念と忍耐力と意地がどれだけあるのか?

本当に世界で戦い続けるということは激烈なモチベーションが無くてはいけないということですね。

 もちろん、ゴルフだけでなくお仕事でも、第一線で戦っている人達は同じだと私は思うのですが、レベルの高いことを続けるということは本当に凄いことです。プロフェッショナルとは戦うということ。

 それに比べて、松山英樹選手を除いた日本人選手達の予選落ちを観てどう思いますか?

 もちろん頑張っているのでしょうし、応援もしたい。

 でも、何かが足りない。

 その何かを日々の中で埋めていくということは、忙しくて余裕がない中でもあと1つ、2つ何かを踏ん張って頑張らなくてはいけないということになります。

 結果が出ないということは、結果を出すことをしていない。足りないということです。

 きっと、松山英樹選手以外の日本人プロゴルファー達は、一流選手の一日のスケジュールを1ヶ月間同じことをしたら、肉体も精神もボロボロになってしまうことでしょう。

 でもそれが当たり前になるように、地道に少しずつ何年もかけてこなしていく。そして、一人前になる。
 子供が大人になって自立することと同じ、丁稚奉公の若い子が仕事をきちんと覚えて暖簾分けしてもらえるまでと同じ。それを日本のプロゴルファー達はも世界の一流選手になるまで丁稚奉公に行かなくてはいけません。
 もっと分かりやすく言うと、松山英樹選手の練習量やトレーニングに比べて、他の日本のプロゴルファー達はどれぐらいなのか?というと分かりやすいですよね。やっぱり結果のでることをやっていなくて、全然足りないというイメージですよね。

 65キロで175センチのマシュー選手を見ていると、やっぱり修験者のごとくゴルフをしてきたと強く感じてしまいます。マシュー選手は、アマチュアの時に、全英、全米オープンでベストアマチュアになっていますし、深く深く経験をしてきています。全てを捧げてゴルフに集中してきた、その結果が今に繋がる。
 ボールを打つまでの間合い、気持ちの切り替え、集中力の持続、ラインや風の読み。どれをとってもゴルフが上手い!の一言につきます。

 実は、日本人選手のなかでゴルフか上手い選手が、、今平周吾選手なのですが、日本ツアーで戦うことを主にしているようで、今平周吾選手のような選手がもっと育って欲しいとコーチの視点として考えています。今平周吾選手、世界で戦いませんか?

 そして、
今回の最終日が終わった5位以上の順位の選手達は、そのまま世界ランキングのトップに居座り続けることを暗示しているようですね。リブゴルフに移行してしまった選手達の椅子を取り合うことになる2022年。
 今年から数年はPGAの戦国時代突入、といってもいいのかもしれません。
 入れ替わった選手の名前を覚えるのひと苦労。

 さてさて、誰と誰が根性入れて、成りがるのか?並の根性では跳ね返されてしまう世界の壁。

今年の残りはそういう観点でPGAを観戦していきたいと思います。

 それにしても、本当に全米オープンは毎年難しくて、見終わると、見ているこっちもヘトヘトになってしまいます。観ていて辛いのですが、なんかそれが楽しい、、
 
 松山英樹選手の最終日の猛チャージのナイスプレーは本当に彼の精神力がずば抜けていることを物語っていますよね。最後の最後は、理屈ではなく精神力!!言葉にはできないなにか?それを意地でも絞り出す精神力。
松山英樹選手、今年の残りの試合頑張ってください!!

 

 
2022年06月20日 13:30

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part3

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 ゴルフ場の傾斜地からショットする前に、ビュンと素振りの風斬り音をさせられない人はどうすればいいのか?
 ここで筋力がある程度あるのか?筋力がついていないのか?でさらに説明を分けたいと思います。

 このときにある程度の筋力があるのにビュンとさせられないのは、意識の問題だったり、練習の仕方の問題なので、今すぐにでも今取り組んでいる練習ドリルを中止して、ゴルフ場の傾斜地の対策を最優先に考えなくてはいけません。
 筋力があるのですから意識の持ち方だけで傾斜地から速く振ることはできるわけです。
 
 スイングがどうのこうのと悩んでいたって、傾斜地に立ってしまうと速く振れないのなら、その悩みは後回しにしたほうがいいのかもしれません。練習場で悩んでいたことなんて全く関係なくなってしまうということに気がつかなくてはいけません。
 ある程度のスコアが出るまでは、ナイスショットしなくてもボールが前に行ってくれればいいのですから、練習場でスイングに悩んでいて傾斜地から振れないということは上達するための本質から大きくズレてしまっているのです。
 ミスでもボールが前に飛んでいけばスコアメークができることを先に覚えないと、本当の上級者にはなれません。コースマネージメントのブログを最近書きましたが、その内容を把握してから今回のテーマを見るといいかもしれませんね。
 どれだけ筋力があっても、練習場でスイングに悩んで練習していても、傾斜地から速くクラブを振るということは傾斜地で練習して慣れる以外方法はありません。
 初心者、中級者のゴルファーが練習場で練習していることがコースできなくて、スコアメークができないのは、傾斜地から打てなくて悪循環になっているから、ただそれだけなのです。

 本来ならコースに行って、できるだけ傾斜地で素振りをたくさんする機会を増やせばいいだけのことなのですが、コースになかなか行けない人は、練習場では片足で立って速く振ってみたり、ゴルフボールを足の裏に色々な置き方をして、ゴルフボールを踏みながら素振りをすれば、傾斜地から速く振るというコツがつかめることでしょう。
 どれだけフラットな所で練習していても、バランス感覚を鍛える練習ドリルをしなくては何も始まらないことが理解できてきます。
 工夫をしなくては傾斜地からはいつまで経っても打てるようにはならないのです。

 では、筋力がついていない人が傾斜地でビュンと音をさせるには、どうすればいいのでしょうか?

 私が普段の筋力のついていない人に対して、レッスンでどのようにしているのかを簡単に説明していきます。

 →→つづく←←
2022年06月18日 00:02

2022年全米オープン 本日開催

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 本日 日本時間で20:00から2022 年全米オープンゴルフが開催されます。

 全米オープンゴルフというのは、世界のゴルフの大会のなかで4代メジャーのなかの1つで、優勝者のスコアをできるだけ抑えるために、難易度を上げるメジャー大会です。毎年コースセッティングが難しすぎて選手の誰かがクレームを出すことで知られています。今年は風がとても強くなると予報が出ているので、忍耐力が試されることになることでしょう。
 今回開催されるコースはマサチューセッツ州 ザ カントリークラブにて開催されます。
 もともと競馬場だった土地を改修して1882年創設され 全米のなかでも最古のゴルフクラブなのですが、今回の全米オープンは4度目となります。
 27ホールのなかで7400ヤードになるように18ホールをピックアップして組み立てられて開催されます。メジャーとしては距離は長くないのですが、強風が吹く土地柄なのでかなりの難易度になることが予想されます。

 先週優勝したマキロイ選手が勢いのあるまま大会でどうなるのか?ということと、松山英樹選手が色々なアクシデントがあったことにより体を休められたことが、今大会ではどのように左右するのか?ということが注目ポイントですね。

 新リーグ「リブゴルフ」に移行してしまった、ダスティン ジョンソン選手、ルイ ウーストハイゼン選手、セルジオ ガルシア選手、フィル ミケルソン選手達は、PGAツアーから追放されましたが、
今回の全米オープンには出場するための資格があったために参加することになりました。
 私にとってはとても残念な出来事でしたが、これらの選手がどのようにプレーするのかも気になるところです。

 世界ランキングが入れ替わろうとしている状況のなかでは安定して結果を出し続けて、皆に名前を覚えてもらえるのか?が大切です。安定して結果を出すためには、迫力のある球筋が打てなくてはいけません。その迫力のある球筋を打てるのは世界ランキングの中でも30人程だと私は考えています。基礎体力が衰えてしまったり、怪我をしてしまったりして迫力のある球筋を打てなくなると、全く通用しなくなってしまうので、世界のトップに居座ることは容易ではありません。
 リブゴルフに移行してしまった選手達は、名誉よりも賞金を求めてしまった選手達なのですが、ある意味お金を稼ぐのがプロと考えるのなら、プロとしては仕方のない判断だったのかもしれません。人によって許せない、許容すると分かれるかもしれませんが、私はとにかく残念な気持ちが強かったというのが本音です。

 このような状況のなかで開催される、全米オープンゴルフ。複雑な心境のなかで観戦していきたいと思います。
 

 
2022年06月16日 06:48

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part2

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 ゴルフ場での傾斜地をどのように考えていくと、傾斜地からのショットを上手に解決できるのか?

 そもそも、
目指すスコア
自分の基礎体力
練習量

 によっても傾斜地からのショットの練習の仕方と考え方は変わってくるのですが、今回は傾斜地からしっかりと振れるのか?振れないのか?を1つ目の目安にして説明していこうと思います。

 もっと分かりやすく言うと、ゴルフ場で少し強めの傾斜地からショットをする前の素振りで、ビュンと風斬り音をさせて振れるのか?振れないのか?自分はどちらなのか?を思い出してみてください。

 よくよく考えてみると、傾斜地から打つ前の素振りがちゃんとできないのに、傾斜地から打てるわけはありませんよね。
 逆に素振りは速く振れる人への傾斜地からのショットをするアドバイスは別になりますので、傾斜地での素振りの速さで、速く振れる人と速く振れない人とで説明を分けていきます。

 もともと、プロゴルファーは傾斜地からのショットはグリーンにボールを乗せるだけでは駄目で、ピンにボールを差し込むようなショットを打てなくてはいけませんので、体幹トレーニングをたくさんしてフィジカルを先に鍛えなくてはいけません。プロゴルファーは何よりもフィジカルのコンディションで決まってしまうので、とても大変です。プロゴルファーは体が資本ということですね。
 
 また、アマチュア上級者の方でグリーンにはある程度乗せられるけど、コントロールしきれていないという人に対しては、今回のテーマでは物足りないかもしれません。
 そういうレベルの人は、スイングのタイプによって、つま先上がり、下がり。左足上がり、下がりのアドバイスは違っていきますので、別の機会で説明しますので、今回はご了承ください。


 では、傾斜地から素振りを速く振れない人から説明していきたいと思います。


 傾斜地から打てないのに、練習場でたくさん練習していてもゴルフ歴3年以上の人のベストスコアは伸びません。
 まずは、フラットなところでちゃんと打てないといけない?
 そんな実戦とはかけ離れた理想論を言っている人は何年経っても傾斜地からのミスは解決しないことでしょう。
 傾斜地からのショットがちゃんと打てるようになるということは、そんなに甘い話ではありません。
 そもそも、ゴルフはスポーツだということを忘れていませんか。

 本当に上達したい人は傾斜地からのショットと向き合う必要があるのに、ただ練習場で練習すれば傾斜地から打てるようになると思っている人は、今回のテーマをしっかりと見つめてください。
 
 →→つづく←←

 
2022年06月11日 22:45

ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part1

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 プロゴルファーや競技ゴルフをたくさんこなしているアマチュア上級者ゴルファーでないかぎり、傾斜地を楽に上手にコントロールして打つことがなかなか出来きないのは何故なのでしょうか?

 いやいや、私は傾斜地からも打てているから大丈夫という人に質問です。

 強い左下がりの傾斜地から、5番ウッドを不安なく上手に打てますか?

 私のブログを読んいる人は、私がさんざん傾斜地から打てるようにならなくては、スコアが良くなることはないのに、練習場でスイングで悩んでいることは、悩み方、悩む順番が違うでしょ!と説いてきました。

 プロゴルファーを目指すジュニアゴルファーは、スコアが80を切れるようになってから、色々な種類の傾斜地からの練習をいかに工夫してやれるのか?ということと、アプローチ、パターが課題になっていくのですが、練習場で毎日練習していたって傾斜地からのショットは上手くなりません。

 
 練習場で一生懸命スイング作りを頑張る。

 本番コースで傾斜地からのショットで練習場で悩んでいるスイングが全く通用しなくて心が折れる。

 傾斜地から大きなミスをしてしまうと、その後のプレーがグダグダになる。

 後日、まるで何事もなかったかのように、傾斜地からとは関係のないスイング作りに取り組む。傾斜地にいくとできないスイングなのに、そのスイングを完成させようとする。せっかく、コースで自分のウィークポイントが見つかったのに、、、

 何故、自分のコースでのウィークポイントが浮き彫りになったのに、そのウィークポイントを改善しようとしないのか?
 強い傾斜地が来るたびにそこからのプレーがミスが出て、グダグダになってしまうのに、何でフラットな地面でないと打てないようなスイング作りだけを練習するのか?

 そもそも傾斜地から何故上手く打てないのか?

その打てない理由、要素、傾斜地の現実を今回のテーマとして説明していくことにします。

コースでの傾斜地で大きなミスを繰り返していませんか?

→→つづく←←
2022年06月04日 05:51

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