アプローチは何故は飛距離より多くを語られないのか?part5
今回は、アプローチの具体的な練習方法は説明しません。何故なら、先にも説明した通り、その人の腕前のレベル、骨格、やってきたスポーツ、練習量、ラウンド数に応じて、アドバイスが全く違うからです。
アプローチイップスで悩んでいるプロゴルファーが、ユーチューブの中でで色んな人から習っても結局解決しない。そんな内容のユーチューブがいくつかあることも事実。
プロゴルファーでも、アプローチの考え方、年齢からくる体調の変化、間違えた練習をしてしまうことでアプローチイップスになってしまう。
それを防ぐ、それを治すことがどれだけ難しいことなのかを、少し想像してみてください。
クラブを握り初めて最初の1年ぐらいはグリーンに乗せられるだけも良かったのが、アプローチを寄せるというとになると途端に複雑になる。
長くゴルフを楽しみたい人は、本当の本当はプロゴルファーへもアプローチのレッスンをしているプロに、アプローチをきちんと1年間アプローチを習うことが理想です。
アプローチというのは、フルスイングと綿密に繋がっているので、正しいアプローチを覚えるとフルスイングも良くなります。
ツアープロをレッスンするプロコーチが、調子が悪く成ったプロゴルファーに対してアプローチから修整することが多いという事実を、アマチュアの皆さんは知らなくてはいけません。
お手玉のようなリズム感が大切なアプローチ。そのリズムをレッスンすることが本当のアプローチのレッスンなのです。
アプローチで悩んでいてリズムを見失ってしまっている人は、お手玉のリズムを覚えることができなくなってしまっているのです。
理屈で、理論で、頭で覚えてしまうとアプローチは負のスパイルになってしまい、アプローチが怖くなる。
お手玉で例えると、3つのお手玉を3つ同時に動かすことが怖くなってしまう。それがアプローチが怖くなる原理と同じなのです。
体で、リズムで覚えるジュニアゴルファーはアプローチで全く悩まなくなる。何故なら、左脳の理屈で覚えるのではなく、右脳のイメージで覚えるからです。
そういうアプローチの本質を理解していただくために、今回のテーマを書いてみました。
どれだけ練習しても安心して寄せられない、アプローチのリズムを教えてもらったことがない人はいつでもご相談ください。
ですが、最低で半年から1年はレッスンの指導を受けないとリズムは身につかないことは予め理解してかなくてはいけません。
生きたアプローチをレッスンしないで、フルスイングのレッスンばかりレッスンしているゴルフレッスンがあるとするならば、プロゴルフ協会のプロコーチとして警鐘を鳴らさなくてはいけないと私は常々思っています。
スイングを教えたって、アプローチが良くならなければゴルフというゲームは成り立ちませし、
レッスンを受けて、アプローチで悩まないで、スイングだけの悩みが深くなってしまうなんてありえません。
そんな悩みの人がたくさん私に相談が来てしまう、今の日本のゴルフレッスン業界は闇に包まれてしまっています。
どこのレッスンを受けていいのか分からないからとりあえずどこかレッスンを受けてみるは、絶対に駄目です。合わないレッスンを受けてしまうと、それから先ずっと悩んでしまうことになります。
本気で上達したい人は、そのコーチがプロゴルファーや上級者へレッスンしているコーチかどうかを調べて、お試しレッスンを受けてみること。
それがレッスンを受けて失敗しない秘訣です。
本当の生きたアプローチをレッスンできるようにしてあげる。
それこそが、プロゴルファーをレッスンするプロコーチのスキルなのです。
→→おわり←←
2022年12月01日 07:53