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ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part9

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 Cさんタイプの説明をするまえに、一生懸命にやっていた趣味などを、何で辞めてしまうのか?飽きてしまうのか?を考えてみようと思います。

 前回の回の質問を皆さんなりに考えてみていただいたでしょうか?

では、私の考えをお話ししていくことにします。


なんで辞めてしまったのか?飽きてしまったのか?

 それは上達が止まって楽しく無くなったから、
勝てなくなるから、
評価が上がらないから、
だからやる気が無くなって飽きてしまう。

では、それはなぜなのか?

 それは、結果的に合理的な理に適った技術を身につけられなかったから。

 では、何故合理的で理に適った技術を身につけられなかったのか?

 それは、正しい技術を身につけるための基礎という土台がきちんとしていなかったから。

 きちんとしたものに、きちんとしたことを重ねていかなければ、いつかは重ねても剥がれ落ちる時期がきてしまいます。

だから基礎って大切なのですね。

 年数が経てば経つほど、その基礎の質、覚えた基礎が理に適っているのかで、年数が経ってからもそこから上達するかどうか?、成長するのか?が決まってしまいます。
 あと、もう1つ大切なことがあるのですがこの話しを読み終えた時に理解出来ているはずです。
 もう1つ大切なこと?

もっと分かりやすく例えましょう。

 世界中からどんなチームを組んできても、どんな機材を持って来てもいいので、決められた同じ形のティッシュペーパーと同じぐらいの大きさの積み木を縦に積み上げていく大会があったとしまします。

優勝償金は100億円。大会の期間はまるまる1週間。

 積み上げて30秒キープできたところまでを記録とし、この後崩れても何度でもやり直しができるとします。

 もちろん1つ1つの積み木は精密に少しの歪みもない全て同じ形の立方体と仮定します。

 積み木を縦に積み上げる場所は、土、小石の荒れ地。もちろろん自然の大気の風も少し吹いている環境です。

 積み上げるための土台も自分達で整地して設置しなくてはいけません。土台の素材は木の板でも、鉄の板でもなんでも構いません。荒れ地の上に直接積み上げてももちろんオッケー。

では、どういういったチームが優勝するのでしょうか?


Aチーム
とにかく平坦そうな場所に木の板を置いて、何度も何度も体当たりで積み上げてくチーム。
崩れたらとにかくやり直すことを繰り返す。

きっとこのチームは一週間あるのにもかかわらず、最初の数時間で崩れてしまうパターンが決まってきて、数日経つと諦めてしまうことが予想されます。


Bチーム
ある程度きちんと水平器を使って土台を作って、時間をかけてゆっくり、ゆっくり丁寧に積み上げていくチーム。少し手先が器用で、体力、気力、集中力は人並み以上の人が集まったチームがこのBチーム。

きっとこのチームは一週間あるうちに、何回か積み木を崩して、何回目かに数日かけてかなり積み木を積み上げていくことになるでしょう。
でも、かなり積み上げたときに、ほんの僅かな風によって、あっーー!!くそーー!!バシャーーんと高く積んだ積み木が崩れ去ることが予想されます。


Cチーム
優勝償金100億を狙って、世界中からその道のエキスパートを集めてきたチーム。

構造計算する人、精密に水平を測る機械のスペシャリスト、世界中の世界遺産を何年も何年もかけて修復している職人の鏡のような積み上げ係りの職人。
そして、、、自然の風から積み木を防ぐための壁を即座に作り上げていくその道のプロ。

 きっとこのチームは、積み木を積み上げる前の土台作りに数日かけることでしょう。
 超精密に1ミクロンも違わない水平を測りだし、磨きに磨いた鏡のような鉄の板をその上に置くまでに時間をかける。

 そして、土台ができたら積み上げるプロが時間をかけて積み上げていく。
そして、そして、積み上げるのと同時に風を防ぐための周りの壁も作り上げていく。

 どこまでも積み上がる積み木は一週間経っても、積み上げている最中で時間終了となることも予想されます。

はい、どのチームが優勝するでしょう!?

ってC チームに決まってますよね。

こんなの当たり前です。


 では、これをAさんタイプ、Bさんタイプ、Cさんタイプに置き換えてみてください。

 その中でも、Cチームが土台を作るのに時間をかけたことが、ゴルフのなかでは基礎の練習。
経験豊富な職人が積み上げるのが、経験豊富なコーチがレッスンしていくということ。
 そして、何よりも風を避ける壁を作る作業が何よりも大切。
 その風を避けることが、ゴルフだと余計な情報やアドバイスを避けることと同じになるのです。
 この例えのなかの風というのは、余計な情報やアドバイスのことの例えだったのです。

 以外と、この風を避けることと同じである、余計な情報、アドバイスを避けることがきちんとできる人が少ないのが、ゴルフの世界。

 どれだけ丁寧に積み重ねても、手間ひまかけても、それを崩してしまうのが吹き荒れる風、そう、余計な情報やアドバイスなのです。

 凄く活躍していたプロゴルファーが、突如調子を崩すしてしまって、成績が低迷して、成績が戻らないケースはよく聞く話です。
その理由の多くが余計な情報と余計なアドバイス。

 私は、プロコーチとしてそのような、調子を壊してしまって戻らなくなってしまった一流選手に何が大切だったのか?と深く考えてきました。
 輝かしい未来が途端に陽炎のように消えてしまうという、とても残念でもったいない出来事が多く起こってきてしまいました。
 そういうことを考えた先に私の辿り着いたコタエは、その人その人の良いところ、いい癖を守ってあげることが一番大切だということ。
 余計な情報や、アドバイスを聞いてしまうと、自分の良いところ、直してはいけない良い癖のまでも、直そうとしてしまう。
 そういうときに、優しく諭すように、無理に変えないで、そのままいつも通り、自分らしく戦えばいいんだよと、語りかけることが一番大切なのではないかと思うのです。


それでは、話しをCさんタイプの説明に戻しますね。



→→つづく←←
2023年09月14日 07:57

ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part8

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 Aさんタイプ、Bさんタイプの人に対して、
Cさんタイプの人の説明をしてこうと思います。

 ゴルフを趣味として楽しむなら、Aさんタイプ、Bさんタイプでも十分に楽しめます。
 
 ですか、5年後、10年後になるとどのようになっていくのかは、多くのアマチュアゴルファーと、コーチとして向き合ってきた私からすると、どのタイミングで上達がしにくくなり、息切れしてしまうのかが想像できてしまうのです。
 
 厳しいこと言うよね、って思う人がいたら、
そんな人に質問したいと思います。

人生の中で、10年以上長く楽しんでいる趣味はありますか?

 どうです?一生懸命にやったスポーツや楽器、その他の趣味。ある程度やって、やりきって飽きてしまった、楽しくなくなったということが、人生の中での経験はありませんか?

 学生の時にやっていた部活のスポーツや楽器や絵画、演劇、啓蒙活動。ゲームが好きならゲーム、読書でも構いません。成人してから始めた趣味でもオッケーです。10年以上楽しめていることは?ありますか?

どうでしょうか?

 長く楽しむって、なかなかできることではありませんよね。

 今になって、その頑張ってきたこと、やってきたことを、なんで辞めてしまったのか?飽きてしまったのか?を考えてみてください。

 このことを解決しなければ、その辞めてしまったこと、飽きてしまったことと、
ゴルフが同じになってしまうのではないでしょうか?

解決しないと、ゴルフもいつかは飽きてしまう???

 ん!?あっ!!Cさんタイプの説明をする前に少しの間、皆さんに、皆さんなりにこのことを考えてもらうことにしましょう。

そうしましょう。

コタエは1つではありません。

少しだけでいいのでこのことについて考えてみてください。

なんで辞めてしまったのか?なんで飽きてしまったのか?

せっかく頑張ったのに、、趣味として楽しみ続けたら良かったのに、、

→→つづく←←
2023年09月09日 22:45

ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part7

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 前回の回で、Aさん、Bさん、Cさんのそれぞれゴルフに取り組む姿勢のコメントを、書いてみましたが、どのタイプに当てはまりましたか?

 もちろん、ゴルフの楽しみ方には正解は無く、普段の生活のリフレッシュになっているのでしたら、趣味ゴルフとしてはそれが理想です。
 競技としてのゴルフでなければ、楽しさを味わえてることに勝るものはありません。ストレス発散のためのゴルフ!という目的も大アリのアリです。

 また、A、B、Cのどれにも当てはまらないDタイプの人だったとして、のんびりで、ゴルフによって皆とのコミュニケーションを楽しんでいる人は、それは素敵なことですが、急に上手くなりたい、スコアを良くしたいと思っても、上手くなりたいのでしたら努力は必ず必要になります。
 練習もせず、努力しないのにスコアが良くなる方法はありません。練習しないで楽しむだけのゴルフの人は、スコアを良くするゴルフは努力が必要なんだと必ず頭の中できっちりと分けるようにしてください。
 少し打ちやすくなった、少し飛ぶようになった、なら、ちょっとしたことでできますが、
そのことをパーやボギーに繋げるためには、やはり、練習とラウンドが必要です。

覚えたことを活かすということは、大変です。

 あなたの人生で、きっちりと勉強して覚えたコトはありますか?その覚えたことを活かしきる!ってできていますか?

それと同じことです。

話しを戻します。

 Aさん、Bさん、Cさんの体力は成人の平均的な体力と仮定します。

まず、それぞれの思いで3年練習したとします。

 最初の3年は、要領の良さや、体格の大きさ、性格によってゴルフの上達の差が出ます。
また、当たり前ですが練習場に行く回数によっても差が出ます。
せっかちな程、最初は!、、結果は出ます。最初は、、

 最初数年はAさん、Bさんタイプがスコアが良くなる傾向があり、
Aタイプのせっかちなうさぎさんと、
Bタイプのしたたかなうさぎさんと、
Cタイプの忍耐強くて聡明なカメさんなら、
せっかちなうさぎさんと、したたかなうさぎさんが最初は飛び抜けることになります。

 5年た経つと、Aさんタイプは急いで上手くなった分、固めていけないスイングの癖も固めてしまうことになるのでスコアが伸び悩む可能性がでてきます。
 自分がどういう癖があるのか?その癖の直し方は?と自己流練習で色々やってしまうと、直してはいけない良い癖まで直してしまって何が何だか分からなくなり、迷子になってしまうのです。
 Aさんタイプの人がレッスンに来ると、、、やはり基本からレッスンすることになります。そして、少し基本が理解できるとまたベストスコアの続きが見れるようになるのです。
 えっ!?基本からなんて、、と思ってしまった人はAさんタイプの可能がとても高いのかもしれません。
 本当の基本を理解させすれば中上級者まであっと言う間に上達できるのに、せっかちに思い立つまま、色々試してしまうと、良いもの悪いもの区別が分からなくなるのです。

 5年経ったBさんタイプは順調にスコアがよくなり、ゴルフに対して時間をかけて成長していくことを味わえていることは間違いなくできていて、確実なタイプです。
 
 自己流の趣味としては理想と言えるタイプで、練習して、コースに行って、反省して、分析して、練習する。結果に繋がることを優先もできて、そんな素晴らしいプロセスを踏めているなら成長は絶対にするに決まっていますよね。
自己流ゴルファーの鏡になるようなタイプです。

 ただ、Bさんタイプの人が本気の競技ゴルフを始めるとなると、、プロゴルファーみたいに上手い人がゴルフ大会上位にからず何人か居て、その超上級者に憧れを抱くようになります。
 Bさんタイプのようにきちんとマメに練習できていれば、ゴルフを始めて5年、10年経つとかなり上手く成ることは容易に想像できます。
 皆からは「上手いですね」と褒められるようにも成り、趣味としての目的を成就します。が、、、ある一定数のBさんタイプの人は、やはり超上級者への憧れが強くなって、自分も更に登りつめたい気持ちが強くなり、練習量をとにかく増やすことで、憧れの超上級を目指そうとします。
 いいペースで自分に合った練習ができていたのに、無闇矢鱈に無計画で練習してしまうと、自分には合わない間違えた練習をしてしまってせっかく自分のペースで楽しめていたゴルフを崩してしまうケースがとても多いのです。

 ある程度上達してきて、あるレベルから的確な改善点を見つけるということは、かなり難しくなります。

 あるレベルからは、自分に合ったこと、合っていないことを見極めないと、せっかく培ってきた自分なりの自分にあった技術が、合っていない練習をすることよって、スゥーッと消えて無くなるのです。

 一流プロゴルファーでも、合っていない練習をしてしまって自分のスイングを見失って成績が出なくることがあるのは、ゴルフトーナメントを見続けている人には理解できるのではないでしょうか?



 私のレッスン経験の中では、競技ゴルフを本気になって迷子になったBさんタイプのゴルファーがレッスンに訪れる頻度は多く、真剣に悩んで、どうにも解決できなくて、レッスンを受ける決意をするわけです。

 ゴルフを自己流でやってきた習慣がついていて、そこから人の話を聞いて修整するということは、本当に覚悟が必要となります。

 どうでしょうか?素直な人と、頑固な人。頑固な人がレッスンに来ることがあるでしょうか?

実は、来るケースがあるのです。

 何故なら、絶対に達成したい!!という目的を頑固に立てたからこそ、本当に本気で結果に向き合ってきていて、数年スコアが良くならないのなら、頑固な自分を押し殺しても、背に腹は代えられないという気持ちで、あえて素直になる改心をしてからレッスンに来るのです。

 どれほどまでに、悩めば改心ができるのか?
本当にゴルフが好きだからこその話しです。

 それほどまでに、ゴルフは難しく、ゴルフには魅力があるということですね。

 だからこそ、私はそういう覚悟をしてレッスンに来ていることは重々承知して理解しているので、レッスンで一番初めにお会いした人には良く悩みを聞いて、どんな練習をしてきたのか、どんな頻度でラウンドに行っていたのか、によって練習のプログラムを組み直すのです。

とてもデリケートな作業になります。

 伸び悩むということは、練習の内容が偏ってしまっているわけですから、良い所は無くならない程度に練習してもらって、ウィークポイントを解決するドリルをするという、専門家による練習プログラムをその人の練習量に対して組み直します。

 俗に言う、「改めて素直になることの難しさ」は皆さんも日時生活のなかで理解していることでしょう。

 本当に心から成長したいのなら人の話を聞く素直さが無くてはなにも理解できませんよね。

 でも、人にはエゴがあって、アイデンティティがある。

 意味があるように成長するということは、エゴとアイデンティティとどう向き合うのか?ということと言い換えることもできますよね。

 自己流で頑張ってきた人がレッスンに来て思うことが、「一番初めに、きちんとした基礎を習うべきだった、、でも最初からそれを理解してやる勇気が無かった。最初から本当の基礎を知っていたらどれほど楽だったことか、、」ということなのです。

 ということで、Cさんタイプの人の話しは次の回でお話しします。最初はAさんタイプ、Bさんタイプの人に負けていたのに、Cさんタイプの人が5年経つと、、

10年後に誰が上達することになるのか?もう分かりましたね。

→→つづく←←
2023年09月02日 12:54

ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part6

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 ゴルフが本当に上手くりたいのでしたら、まずは目標スコアを安定させることが最優先に練習していかなくてはいけません。

 スイングを良くしたい、

 綺麗なスイングを作りたい、

という目的だけだとスコアは全く安定しません。

  何故ならどれだけスイングを良くしても、本番コースでは、ほとんど思う通りにはなりませんから、思う通りにいかない中でどうやってスコアメークをするかどうかを学ぶことのほうが、スイングを作るより先に覚える必要があるからです。

  ミスは絶対にするという前提で、アプローチとパターでリカバリーしてパーとボギーをとる。

  スイングというものは複雑で、上級者でも、プロゴルファーでも完成はしません。この世の中でスイングを完成させているプロゴルファーはいない。それほどまでにスイングというものは複雑で難しいのです。

  その完成しないなかで、今はこのあたりで折り合いをつけておく。そして、その折り合いをつけたスイングで少しはスコアメークをしておかないと、どんなスイングが実戦で打ちやすいのかが、ずっと分からなくなってしまいます。

  悩んでスイングを作り上げている最中に折り合いをつけてスコアメークをすることと、
スイングを完成させることを優先して、こだわりすぎて結果に繋げることができないことの違いが分かる人は、結果に繋げられる人。

  ゴルフだけでなく、仕事でも勉強でも結果に繋げることは同じ。
 
 上手く行かないなかで何かのかたちにしていく。

 理想ばかり言って、結果に繋げられない人は、結果に繋げるための色々な要素の折り合いがつけられない。

 スコアメークができないゴルファーは、とりあえずスイングを綺麗にしておけばいい、とりあえず何かの練習ドリルをしておけばいい、と実戦に繋げるための努力や工夫を怠ってしまっていてスコアにならないのです。
ただ、練習場に通っていたらいつかはスコアが良くなるだろうなんて考えでは、折り合いや工夫をしないかぎりコースでは打ちやすくなることはないのです。

 英語は喋れないけど、もっと単語と文法を覚えたらいつかはしゃべられるようになるだろう、、、どうですか?単語と文法だけを覚えて上手く話せるようになりますか?
英語を喋るための練習と、文法を覚えるのはどう違いますか?
 
 それと、実戦のためのスイングを作るのは、全く同じなのです。
  
 ただ練習場に沢山行きさえすれば上手くなるという考え方と、学校に行って英文法を6年間しっかり覚えたら喋られると考えるのは同じ。
実戦のためのトレーニングは、別にしていかなくては実戦で役に立つ実力はつかないのです。

 完成はしてないけどスコアメークはできる折り合いをつけたスイングと、
理想を求めた究極のスイングと違う2つのスイングを同時に作っていくのが、
プロゴルファーの世界なのですが、スイングの折り合いを作れず、究極のスイングを求めすぎると、プロゴルファーでも成績がガタ落ちになるのです。

 今までに、結果が出なくなってしまったプロゴルファー達は、上手くいないなかでも結果を残せるような折り合いをつけたスイングと、
自分にとっての妥協しない究極のスイングが混合してしまい、スコアの折り合いをつけられなくなってしまったのです。
 だから、一人で練習するより、冷静な判断をするコーチをつけたほうが結果的に対して折り合いがつけられるので、スポーツ選手として息が長くなるわけです。

結果を出しながら、改善する。結果を出しながら究極を求める。


 一人だけで沢山練習している時に気をつけ無くてはいけないのが、コースではできないような難しいスイングの練習をしないこと、
飛距離ばかり気にして実戦のための練習をする習慣が無くならないようにすること、
と言ったように練習場のための練習場だけでしか出来ないスイングを練習しないようにすることです。

 私は、ダブルボギー以上はほとんど打たない。結構パーはとれる。ボギーを減らすためにショット力を上げなくてはいけない!というレベルの人は、今回のテーマのお話しは聞かなくても、自分できちんと練習できて来た人です。
バランスよく練習しなくては、こういう事はなかなか言えることではありません。

 そうでない人は、今の練習を続けていても今のまま。実戦のためのトレーニングはまた別でやらないといけない。

 練習の内容を余程工夫しなくては、スコアという数字は変化しません。

 スコアの良し悪しは、練習の内容の点数と置き換えて考えてみること。

 単調な練習では点数が悪くなり、バランス良く練習すると点数が良くなる。

 勉強や仕事の効率を上げるのも同じこと。バランスが大切。


 スコアが良くないなら、練習のバランスが良くないということだから、スコアが良くなることから逆算して練習すること。

 スコアが良くなることを切実に考えているのなら、難しいスイングの技術なんて後回しになるはず。

 スコアが良くなることから逆算して練習するのと、コースに行ってみなければ打てるかどうか分からない練習するのと、
何が違うのか?どのように練習の内容が変わるのか?

 人は自分のことだと理解できないことでも他の人のことだと客観的に、冷静に理解することがあります。
ある一説では、専門家やその道のエリートでも自分のことになると、チンパンジー並みの判断しかできなくなるという研究結果もあるそうです。自分に対して冷静に判断することは専門家でもなかなかできない。
だから、分からないことでも、別の例に例えると客観的になり分かりやすくなります。

 Aさん、Bさん、Cさんと分けて、特徴的なそれぞれの練習の考え方を分かりやすく書いてみます。
 最初は別の人だと思って読んでみて、後から自分がどれに当てはまるのか考えてみる。そうすると、自分のことを客観的に見つめられるようになるきっけになるかもしれません。


 Aさん
「オレは中途半端が嫌いで、やるからには極めたいタイプの性格をしてるんだよね。時間がかかってもいいから1から順番にきちんとスイングを作り上げていく覚悟はできている。例えスコアに直に繋がらなくても、綺麗なスイングでないとオレ、嫌だから、綺麗なスイングが出来上がるまではスコアはお預け。意外と、オレ忍耐力結構あるし、上手くなる気しかしない。人の可能性なんてインフィニティ。趣味なんだし、究極的に理想を求めるマインドがないとゴルフなんて飽きちゃうよ。
でも、月に1回しかゴルフには行けねえ。その分、練習は仕事の後とか、休みの日にいっぱいするから、絶対に上手くなること決定。めちゃくちゃ練習場には行ってる。早く綺麗なスイングになって、ドライバーも皆が驚くほどのビックドライブ実現したい。
ん?そういえばゴルフ初めてから3年経ってた。なんでコースだと練習してることが全くできないんだろ。不思議。でもオレは綺麗なスイングが再優先。この哲学、絶対に曲げねえ。もっと練習場でめちゃくちゃボール打てば、いつかはオレ覚醒して、光輝くと思う。」

Bさん
 「私は効率を求めるタイプ。無駄なことを頑張るのは好きではないので、結果に繋がることばかり練習したいと、日々、効率的に工夫をしています。無駄なことをしないためには、コースになるべく行って、出来なかったことをいっぱいメモして、その実戦での問題点の解決を再優先に取り組むようにしています。次のラウンドでスコアメークに繋がることが練習では大切。上達の効率を上げる為には小さなミスは後回しで、大きなミスをしたところだけ反省する。アマチュアは日々の生活のなかで練習時間は限られているしね。限られた時間のなかで実戦的な練習を続ける毎日。でも自己流だからスイングの癖が残る。いつかは綺麗なスイングをしてみたいなぁー。自己流には限界があるのだろうなぁー。」

Cさん
 「オイラは何をしても中途半端。体は丈夫で少しはチカラあるけど、どんくさいし、自分では何もできない。何か言われないと、自分からは何もしないタイプだから、1人で練習場で練習しても上手くなる自信は少しもない。覚えも悪いから、誰か教えてくれるゴルフの先生をきちんと見つけて、ゆっくり何年もかけてマイペースでやりきるつもり。オイラにはなにもとりえはないけど、決めたことは長く続けることならできるから、コツコツ先生の言われた通りにやる。言われたことはちゃんとやるから、できたら優しくて怒らないゴルフの先生がいいな、、、長く教えてもらうなら間違いの無いゴルフの先生を選ばないといけないから、まずは練習より先生探しを頑張ってみる。どうやって探すんだろ?オイラ、本当にゴルフ大好きだし、ゴルフしか楽しみないから、ゴルフに関してだけは言われたことはきちんとやる!と覚悟はしっかりとした。もし良いレッスンがあるなら、そこに投資してみよう。どうせなら、プロゴルファーや上級者も沢山教えてる先生にしてみようかな、、、」

 どうでしょうか?
この3人の3年後、5年後、10年後で誰が一番上手くなっていると思いますか?

→→つづく←←
2023年08月25日 07:16

ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part5

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  ゴルフというスポーツが何故難しいのか?

 それはどれだけ練習しても、ゴルフ場と練習場のスイングの感覚が違っていて、どれだけゴルフ場に行けるかが、効率良く上達するための大前提となるからです。

 ゴルフ場にいかなければ、本当の本当はスコアを良くする為の、本当にしなくてはいけない実戦のための練習ができない、
ゴルフ場にいかなければ練習の内容を濃くすることができない、、決められた時間の中で、練習ドリルの構成を組むことができない、、

 だから、、もし上級者になりたいのであれば、ゴルフコースにたくさん行って、
傾斜地やアプローチやパターのラインの読み、そして疲れてきた時にチカラを抜いてリズム良く軽く打つこと、
などゴルフコースでしか実感できないことを沢山経験することが、
なによりも上級者に成るための近道なのです。

 ゴルフコースにあまり行けていないのに、スイングばかり気にしてしまって、練習場でしかできないようなスイングを作ってしまって、コースではその練習場のスイングがいつまでたっても再現できない。

  なぜなのか?

 スイングさえ良くなれば、スコアが良くなる?

 いやいや、どれだけスイングを良くしたって、そのスイングが傾斜地から打てるようになる、
深いラフから打てるようになる、
雨で水が染み出ている地面から打てるようになる、
後半、体力が無くなって足が疲れていても打てるようになる、
ための本番コースの慣らしを沢山しなければ、練習場で作り上げたスイングの成果は出ないのです。

 でも、ゴルフコースになかなかいけないからこそ、時間が空いた時にやっぱりインターネットでスイングレッスンを見てしまう。

 そして、そのインターネットレッスンで見た流行りのスイングを練習してしまう。

 その後に、ゴルフ場に行くと驚く程コースで打ちにくいスイングに成ってしまっていて、調子が悪くなってしまって、練習する気力が削がれていく。

 本来、ゴルフというのはゴルフ場で楽しむことがゴルフの神髄です。自然の中でプレーできるから、ゴルフは楽しい。その本質を見失ってしまってはゴルフは上達できなくなってしまう。

 自然のなかで、4時間かけた18ホールの実戦コースで多くを感じ、学ばなければ、スコアメークはできるようにはならないのです。

 練習場でできる練習は、ゴルフ場での練習に比べたら微々たるものです。

 例外として、何千ラウンド、何百試合、とこなしたプレーヤーは、練習している最中に本番コースの色々なことを思い出せて、
練習場で練習しても内容を濃くすることが出来るので、話しは別ですが、色々なことをコースで経験するまではゴルフ場へは沢山行かなくてはいけません。

 日本には他国に比べてゴルフ練習場が多く、ゴルフプレー代が高いので、都心部でなければ2000円以内で練習場に行くと1,2時間潰せてしまう。だから、ゴルフ場より練習場に行く習慣がついてしまう。
 ちなみに東京で少し多めに練習すると5千円、1万円はかかってしまうので、それなら郊外のゴルフ場に行こうかとなります。実は、そのほうが練習をより工夫して、無駄な練習が無くなるので私は、結果的に上手くなるなではないかと考えています。
 練習場は気分転換になったり、健康のためにはとても素晴らしい場所。私は練習場が大好きです。でも、練習場に行くことが目的になるのではなく、あくまでゴルフコースのために練習する場所という意識がないと、数年経った後の最後の最後はスコアが変わらなくなって、途方に暮れてしまうのです。

 そういう途方に暮れた人達がレッスンに訪れ、そういう人達を数え切れないほどレッスンしているから、こういう内容の話を書かなくてはいけないわけです。

 如何にゴルフ場に行ける環境を作れるか?その環境に応じて、楽しみ方、どれぐらい上達できるのかの目標を決めることができます。

 懐事情に余裕があるのでしたら、絶対的にゴルフ場へ行く回数と練習場に行く回数の比率は、ゴルフ場へ行く回数を増やさなくてはいけません。行けるのでしたら週に1回以上はゴルフに行きたい所。

 でも、時間的に、ゴルフに費やす費用が定められている人は、
年間にゴルフにいくら費やせるのかに対して、ゴルフ場へ行く回数と練習場に行く回数の比率を予め客観的に定める必要があります。

 そうすると、練習したことをゴルフ場で発揮して、練習したことをやりきれていないのに、ゴルフ場でできるかどうか分からないような練習をしなくなってきます。

 もちろん、そのゴルフファーの腕前のレベルによっても、行く回数の比率は違ってきます。

 初心者の人は練習場の比率は多めに。とにかく、ゴルフクラブを振ることになれること。

 半年以上、練習した人はゴルフ場を月に1.2回は入れる。どれだけ練習場で練習しても、本番コースでは全く感覚が違うので、ゴルフ場に行かなくてはなにも始まらない。

 ゴルフを初めて1年以上でスコアが変わらないなら、練習場よりゴルフ場の回数を増やす。傾斜地、アプローチ、パターのラインの読みを攻略しないと、その後のゴルフ人生はつまらないほど変わらなくなります。

 上手くなってきたら、ショット力がないとパーがとれないので練習場の回数を増やす。でもコースは必ず月に2.3回は行く。
 必ず!!コースで出来るような自分のレベルに合ったスイング練習を反復すること!!
 超上級者のためのスイング技術の練習はすべからず!!自分のレベル以上の技術練習をしたらスランプ間違いなし!?

 そして、私は楽しければいい、ゴルフ場の自然に触れられたらそれが幸せ、皆とゴルフ場に行けるだけで大満足!という人は、ゆっくり、ゆっくりマイペースで、その楽しんでいる世界感が壊れないようにゴーイングマイウェイをキープすること。けして、過度にスコアを求めないこと!

 練習しなくてはスコアは良くならない、それは当たり前。上手くなりたければ練習しなくてはいけないに決まっているのですから、練習しないでコースにたまに行くだけで楽しいという人は、それは素晴らしいことなので、上手くなりたいのでしたらゴルフ場と練習場の行く頻度を多くすること。

  、、、、といった感じで、ゴルフというスポーツはゴルフ場で上手くなるという本質を忘れないように、如何にゴルフ場にいける生活環境を作れるようにしていくことが大、大前提ということを、確認し直すことがとても大切です。

 そして、コースに行ったときの反省を絶対的に忘れないようにして、その反省を練習場でする。せっかく反省点が見つかったのに、練習場でその反省を忘れているようでは、問題外。反省点が覚えていられないのなら、メモしておくことは当たり前ですよね。

 そういう当たり前のことを、当たり前にできることが一番大切です。

 コースの反省の仕方は、レベルに応じて違いますが 、スコア80代前半までのレベルを目指すならボギーかパーを取れていたら少しのミスは反省する必要はなし。
 ダブルボギー以上を打ってしまうようなひどいミスをきっちりボギーになるように、謙虚に反省していけば、流行りの難しいスイング理論なんて練習する必要は全くないことが分かるはずです。

 すべきことを優先すること。コースで出来ることを優先しなくては上手くなるわけありません。

 とにかく、ダブルボギーよりも悪いスコアにならないラウンドを2.3ラウンド続けられるように練習する、したたかさ、謙虚さがありさえすれば、ゴルフはあるレベルまでは直に上達します。
 ダブルボギー、トリプルボギーを打ってしまっているのに、もっと凄いナイスショットを打つ!もっと距離を伸ばすと言っている人は、スコアメークはずっとできません。
傾斜地や体が疲れたらミスするけど、元気な最初のうちに、フラットな場所だけナイスショット打つぞ!!という人でしたら好きなように練習すればいいのです。

 ただ、もともと体力、筋力が無い人は、、まず始めにそれを解決するための練習をしてからです。ある程度、体力が無くてはボギー、パーは取れないので、そこは深く理解してください。ゴルフはスポーツです。少し高いは体力は必要です。

 そして、こういったことを全て踏まえて、
どうやって練習場で練習するのか?

 ゴルフ場で練習しなくてはいけないけど、毎日はゴルフ場に行けないことに対して、練習場で工夫すべきなのか?

 初心者、中級編、上級者、プロゴルファーと全てアドバイスが違いますし、全て話すことはブログではとても長くなるので、ある程度次の回で説明して、それでこのテーマを終えたいと思います。

 私は普段、試合に出ている人、パープレー以上でプレーしている人達にも、練習のメニューを組み立てる仕事をしているので、ブログではスイング理論ではないことを、敢えてワザと書き続けています。

 書こうと思ったら、スイングのあれやこれも、どれだけでも延々と書けますが、そんなこと書いて意味はあるのか?直接スイングを見て、そのスイングに対して練習ドリルのメニューを組まなければ、上達させることはできない、、
難しいスイング理論を書いたとしても、正しく理解してくれるのか?

 元々出来ているのに、出来ていないと勘違いして、出来ていることを壊してしまわないか?

 出来たとしても、出来たことを、また次の改善すべきテーマと繋げられるのか?
と日々、常にココロの中で思っているので、なかなかスイング技術理論のことは、ブログでは書かないのです。

 一人一人、やるべき練習、練習の取り組む濃さは違うに決まっていますし、直接お会いして、沢山お話ししてコミュニケーションを取って、目的、目標を定めて、そこで初めて、いいアドバイスができるわけです。
いい仕事をするには?と同じことですね。手間をかけたなり、工夫したなりです。

 でも、、今回のテーマのようなことは、全てのゴルファーの為になると私は思いますし、
沢山練習しても上達できないゴルファーは次回のブログの内容を理解して、自分なりに実戦に繋げられるような実のある練習ができるようになって欲しいと思います。

→→つづく←←

 
2023年08月18日 06:08

コタエ

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 結局
  答えなんて無いんだ

 答えなんて無いことが
       答えなんだ

  答えなんて人それぞれで

自分の答えは自分で探すしかないんだ


   一番ダメなコトは
     答えなんて無いから
      と決めつけて 
       答えを探すことを諦めるコト

     あーもう無理
         訳が分からない
              面倒くさい

    きっと探せないからこのままでいいや

         はダメダメの駄目


  答えは沢山ある?
     ワケではない

   見つけた答えの意味は難しい?
    のなら
     その答えは間違えなのかも

          私のコタエは
         透き通っていて
        スマートで
       あたたかくて
      柔かい

  
    私の
     私のための
      私なりの
       私には大切な
         そのコタエは


            昔見つけたコタエが
           自分の中に無作為に
          捨ててあったモノ



  ふとした瞬間に
   また拾い上げてみたら

     青く透き通っていて
     シンプルでスマートで
     ホッとするあたたかみがあって
     どんな衝撃も柔らかく流してくれる
     優れもの

    そう感じるモノだったんだと
   時間を経てから
  理解し直せて
     見つけることができた


 私の見つけたコタエは
  ココロの在り方で
   見え方が変わってしまう
      コタエだった
       
      18の頃の私には
     そのコタエを手にとっても
    それがコタエだは
   気が付かなった

 最初に見たときは
  重くて
   息苦しくて
  胸が締め付けられるよう
   偽善の如く
    きれいごとにしか見えなくて

  そんなことをコタエにしてしまったら
  ココロが疲れて仕方がない
       だから
      ポイって
      自分の中に捨ていた

    一度捨てていたものがコタエだった

    

  でもこれは
    私のコタエであって

     あなたのコタエではない

 まだ見つけていない新しいもの
   かもしれないし

  見つけたけだ捨ててしまったもの
     かもしれない

  もしコタエを見つけられていない人は
    探し出すコトを諦めないで
    

    私のように
     意外ともう自分の中にあったりして
      後は自分のココロの在り方を
     整えさえすれば
   見つかることもある

     常に相手の気持ちを想い
     自分の弱さに負けず
     ココロをときめかす努力を怠らず
   そして
     不安や恐怖と立ち向かい
     どんなことも受け入れること

  欲に負けて
    だらしなくて
     たまたま上手くいっている時に
      見つけたコタエなら

     そんなコタエなんて
      捨ててしまっていいよ

   努力しないで
   たまたま運が良かっただけで
   見つけたコタエなんて
   魅力なんてあるわけ無いし
       私はいらない

 もしコタエが見つからなかったとしても

  諦めずに見つけようとした
   そのココロが美しいことは

      誰にも否定することのない事実

  自分じゃなくて
   他の誰かが最後まで
   見つけようとしている人生を

        想像してみて

         愛おしくて
        素敵だと思わない?


   そう思うなら自分も探して見る
              価値は有る?無い?

     今の自分が嫌なら
      人生なんてつまらないなら
       ココロの暖かさを感じられないなら

    自分なりのコタエを見つければいいだけ

       自分のコタエは
           自分で見つける
  
      人からは貰うことはできない


       見つける自信が無い?

   なら一日だけ試してみて

     とにかく優しい気持ちでいること

       優しく優しくって
         念仏のように
           自分に言い聞かせてみて

         意味が無い分からないなら
        分からなくてもいいから

      優しく優しくって自分に言うだけ

      見えなかったことが
      見えるようになる

           かもしれない

          想像してみて

        世界中の皆が優しいのなら

          素敵だと思わない?

       この世は不平等で
         理不尽で
         痛くて
         辛い

     でも優しさがあれば
        人生は味わえる
     
     これの何が良いかって
      優しくなるか
       ならないかは
       人は関係なく
       自分で決められるというところ

        私のコタエは
         シンプルでしょ?

       優しくいるために
       私はもっと強くなりたい

       もっと私は頑張りたい

        イノチとココロを
        大切にするために
        私なりに見つけた
          
         優しい気持ち

 
2023年08月16日 00:53

ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part4

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 ゴルフを始めてから、ゴルフ場の傾斜地に対してどうやって向き合い、どうやって打てるようになるのかを向き合うことは最も大切な要素の1つです。

 ゴルフ場の色々な傾斜地から、スコアメークができるぐらいの平均点スイングが出来ていないのに、フラットな足場でスイングをあれやこれと悩んでしまっていることが、
如何にスムーズに上達する流れから踏み外してしまっているのかを理解し受け入れることが大切です。

 もし、傾斜地から大きなミスを頻繁にしているのに、飛距離アップの練習をしたとしても、18ホールの中のどこかで傾斜地にボールが来て、ミスした瞬間に飛距離アップをしたことはスコアとは関係なくなり、そこで試合終了。その日のラウンドはチーンと消化試合になってしまう。思い当たるフシはありませんか?
 
 過度な飛距離アップの練習は、やっぱりある程度ゴルフ場の傾斜地からそこそこ打てるようになってからでないと意味はあまり無いといえます。

 私もプロゴルファーをしてきて、ゴルフコーチもしてきて、ゴルフは自然と戦うサバイバルなスポーツだと痛感し、それに対して柔軟に、臨機応変になれることがスコアメークなんだなと勉強してきました。

 私のゴルフ人生を振り返ってみると、最初から本番のゴルフ場ばかりで練習できる恵まれた環境でした。

 ゴルフを始めて2ヶ月目から試合に出たので、スイングで悩む時間は無く、ただ、とにかくボールを前に進ませて、アプローチとパターを練習する意識しかありませんでした。
 スイングで悩んでいる時間があるなら、アプローチやパターを沢山練習して、コースでパーを取れることを先にしなくてはプロゴルファーには成れないと危機感を持って必死で練習していました。
 私は趣味でゴルフを始めたわけではく、プロゴルファーに成るためにゴルフを始めたので、
優先順位は、まずは結果だったのです。

 本当に毎日のようにラウンドをしていたので、始めたての頃は、ある傾斜地から大きなミスをしてダブルボギー以上のスコアになってしまったら、どうやってそこから、とにかくボールを飛ばせるのかしか頭には無くて、ミスをする苦手な傾斜地に行って、ブンブン音がする素振りをひたすらにしていた記憶があります。

 そして、ラウンドの時のケアレスミスの反省は必ずラウンドの後にしていました。
 ナイスショットをしたいとか、芯に当てたいとかでは無く、ミスをしてでも泥臭いパーをとるためには、どうすべきだったのか?ばかり考えていました。

 もちろん、基礎練習や体幹トレーニングはプロゴルファーを目指していたのですから、しっかりコーチの指導を受けてやっていたことは大前提で、流行りのスイング理論とか、誰々はこうやって打ってるとか参考にしていたら、かえって迷ってしまい、実戦に弱くなると思っていたので、ひたすらにコースの反省をし続けていました。

 今思い返してみると、スイングを綺麗にしたいとか、飛距離アップをしたいとかを思うようになったのは、確実にグリーン周りまで泥臭く飛ばせるようになって、スコアも80前後でまわれるようになってからだったと記憶に残っています。

 そのようにして膨大なラウンド数年をこなしてプロゴルファーになった私にとって、コーチになってからアマチュアの方達の少ないラウンド数で、どのように工夫したらスコアメークができるようになるのか?
 コーチとして本当に悩んで悩んで、ケース バイ ケースの解決法をずっと模索してきました。

 上手くならないんです、、傾斜地から打てないんです、、でもラウンドはそんなに多くいけません。

どうすればいいのか?どう工夫をしなくていけないのか?

普通に練習場で練習していて解決すると思いますか?

練習して、コースに行って、練習してコースに行って、、、
 今の自分の練習が、コースのための切実な練習ができているんだと自身がありますか?

 コースのための実戦に通用する練習がしきれていないのに、流行りのスイング理論なんてやっていませんよね?

→→つづく←←
2023年08月13日 11:33

ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part3

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 コースで打ちやすいスイングになるためには、どのような傾斜地からも、無理なく振れるようなバランスのスイングにならなくてはいけません。

 18ホールのショットがコースで楽に打てて、練習場よりコースのほうがイメージ良く自然に振れるスイング。
上手に練習していくとそう思えるようになってきます。

 ある意味、本番コースでのスイングに不安があるということは普段の練習の取り組み方を見直す必要があります。

 何故、練習場で一生懸命に練習してもゴルフ場では練習したことが生かされないのか?

 それは何度も言っている傾斜地とフラットな地面とでは、スイングの感覚が違うからです。

 分かりやすくいうと、ゴルフ場での
つま先上がり、
つま先下がり、
左上がり、
左足下がり、
のそれぞれの傾斜地からスイングをするイメージを持ってみてください。

 コースでどうやって振っているのか?それぞれの傾斜地からどのようなスイングをしてるのか思い出せますか?

 フラットな足場でテークバック、ダウンスイング、フォロースルーを修正したとします。

 そのそれぞれの傾斜地に立って、その練習で取り組んでいる修正したスイングを実践してみると、、、体全体の傾きも違う、最初の体重のかかり方が違う、クラブを振るときのクラブに対しての重力のかかり方のベクトルも違う、、、

 フラットな足場で修正したスイングは、傾斜地に立つと、一瞬にしてイメージが吹き飛んでしまう。そして、振れなくなったり、ムチクチャなヘッド軌道になってムチクチャな方向に飛んでしまう。

 例えば、フラットな足場で作り込んだスイングは、つま先下がりの傾斜地で同じスイングをしても重力という真下に引っ張られるチカラが傾斜地の分、スイング中フラットな足場とは全く違います。

 フラットな足場だとこうだから、つま先下がりはこういう違う感じがする、つま先上がりではこう違う。傾斜地ではテークバックからフィニッシュまでのスイングの重力の影響の受け方が違うので、フラットな足場で作り込んだスイングを同じようにしてしまうと、間違いなく振りにくく、打ちにくく、気持ちよく振れません。

 どれだけフラットな足場でスイングを悩んだとしても、傾斜地ではフラットな足場とは重力のかかり方が違うのですから、同じスイングが出来るわけ無いのです。

 絶対にスロープレーになってはいけませんが、タイミングを見計らって、コースで強めの傾斜地からのスイングを一度動画で撮ってみるといいかもしれません。どれほどまでに、スイングが違うのか?傾斜地からのスイングの動画を見てしまうと、フラットな足場で悩んで来たことがバカらしくなってしまうと思います。

 プロゴルファーが傾斜地からサラッと打つことの凄さ、それができるまでにどれほどのラウンドをしたのかを、アマチュアの皆さんは想像してみてください。傾斜地からグリーンを捉え続けることの難しさといったら、半端ない難しさです。

 上級者になればなるほど、傾斜地からいっぱい素振りして、傾斜地からグリーンにボールを乗せるショットを打つことに関して、経験を積むことになるのですが、
それ故に上級者程、練習場よりも本番コースでスイングを考えることに重きを置いて練習をしている人が多いのです。

 別の言い方をすると、上級者がフラットな足場でスイングを悩んで作り込んだとしても、この作り込んだスイングを色んな傾斜地になじませるのは相当ラウンドがいるな、、と考えるわけです。

 コースで上手く打ててるスイングを修正するなんてどれだけ難しい、、ことなのか?


 だから、ゴルフ上級者の人がレッスンに来ると、

 「今、コースではスイングには納得はしてないけど何とかパーは取れています。吉田コーチのレッスンではスコアメークをしながらスイングの調整をしてもらうことはできますか?コースで打てなくてなるのが怖いので、今、自分は癖のあるスイングだと重々承知していますが、敢えて癖のあるまま試合に出ています。できれば、もう少し楽にラウンドがしたいです。」

ということを、言う上級者が多いのです。

 上級者へのレッスンをするためには、その上級者よりも更に深いゴルフ経験をしていないとできません。

 上級者へのレッスン、プロゴルファーへのレッスンはかなりの話込みをしなくてはいけません。

 だから、流行りのスイング理論なんかをレッスンするなんてあり得ない。流行りのスイング理論よりもしなくてはいけないことがあるのですから。

 その人にはその人なりのそれぞれの練習があるのです。

 では、週に1回ラウンドに行くことが難しい人や、どうしてもスイングで悩み過ぎる癖があって結果的に本番ラウンドで全く打てないループに入ってしまっている人など、どうしたらいいのでしょうか?

 コースで打ちやすいスイングに憧れる。凄く綺麗なスイングとか、凄いドライバーを飛ばすなんてとりあえずもういいから、とにかく気持ちのいいスイングをしたい。

 でも何をしても本番コースでどうしたらいいのか見失ってしまった。

 迷子になってしまった人への道標になるアドバイスをしていきたいと思います。


→→つづく←←
2023年08月08日 18:28

ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part2

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 そもそも、練習場で練習したスイングが、何故ゴルフ場でイメージ通りに打てなくて、なかなかできないのでしょうか?

その理由はいくつかあります。


 練習場のスイングがゴルフ場で出来ない理由1つ目。

 それは、やはりゴルフ場の傾斜地は練習場とは違うから。

 そんなことは分かってる。でもまずはフラットな所できちんと打てるようになってからと思っている人。そういう人は傾斜地から気持ちよく打てるようにはなりません。

 傾斜地でないフラットな練習場のレッスンで良いスイングができるようにしたとしても、コースレッスンで傾斜地から打ってもらうと、練習場のスイングが傾斜地からそのまま気持ちよくできることはほとんどありません。

 皆さん、コースの傾斜地から打っている自分を思い出してください。

 ゴルフ場の傾斜地からのスイングを鮮明に思い出してみると、、

 どうでしょうか?練習場で悩んで取り組んでいることなんて関係なく、必死でなんとか当たりさえすればいいという感じで、頭の中は真っ白で打ってるだけ、にはなっていませんか?

 傾斜地に立つと、練習してきたことがすっ飛んでしまって、何か振りにくい。

 初心者の人をレッスンで傾斜地からある程度打てるようにするためには、練習場のレッスンだけでは打てるようにはなりません。

 できるだけ早めに、何度かコースに連れて行って、如何に傾斜地から振りにくいのか?傾斜地から振れるようになるためは、少しの体力と筋力が必要だということを、早い段階で知ってもらうことが重要です。

 一般的に、初心者は、まずはきちんと練習場で打てるようになってからコースにいく。
という考え方は私は間違いだと思います。

 どれだけ練習場で練習しても、傾斜地は傾斜地の経験が必要ですし、練習場で練習した時間が長ければ長いほど、傾斜地から打てなかったことへのダメージは大きくなる。
傾斜地から打てないことにびっくりして、その対策をフラットな練習場で練習したとしても、また傾斜地へ行くと無力なまでに打てない。

 だからこそ、早い段階でコースの傾斜地は別の練習が必要だということを認識させなることは、上達するためのプログラムとして絶対に必要。多くの人をレッスンしてきて私は確信をもってそう思います。

 そして、初心者ではない中級者、上級者ゴルファーはなおさらに、傾斜地からのスイングショットの練習を、最優先に行わなくてはいけません。

 では、中級者の、上級者の傾斜地からのショットに必要なことはどんなことなのでしょうか?


   あなたのスイング理論を説明してみてください。

 そしてそのスイング理論を色々な傾斜地から実践することができますか?

 できないのなら?何故?そのスイング理論に拘っているのですか?

 スコアメークができないスイング理論なんて後回しにすればいいのに、、

 でも、何をしていいのか分からないからとりあえず、なんとなく興味をもった理論で練習してる?

 ゴルフ場は傾斜地ばかりで、傾斜地から何とかしないといけないとは思いませんか?

 結局、スコアを大叩きしているのは傾斜地からのケアレスミス、、

 なのに、何故?傾斜地とは関係のない練習をしているのか?

 そういうことを、きちんと考えたことはありますか?

→→つづく←←


 
2023年08月04日 22:47

ゴルフ場で打ちやすいスイングに成りたい!?part1

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 ゴルフに興味を持って、ゴルフを趣味にしようと心に決めて、ゴルフ場デビューを目標にゴルフの練習を沢山して、念願のゴルフ場へ、、

 初めてのゴルフ場はとても広くて、コース内を歩いてみるとそう想像以上に傾斜が沢山あって、歩くだけで大変。そして練習場で練習したことが全然通用しない。イメージ通りに打てない。
 でも、ゴルフ場に来ただけで楽しい。

 それが最初の1年程続き、
楽しいだけでいい人はのんびりと、
スコアを気にする人はもっと練習して、コースに行けるだけ行く。

 そして、ゴルフを初めて2年目。

 コースに行くだけで楽しかったはずなのに、やっぱり本番ゴルフコースでナイスショットが打てるようになりたくなる欲求が増大してきて、ミスをすると少し落ち込んでしまうようになってくる。

 やっぱり練習場で練習したスイングは、最初の頃に比べると出来るようになってきたものの、練習場のいい感じが全くでない。

 立つだけでも大変な、強い傾斜地からのショットなんて、少し当たってくれて7割、8割飛んでくれさえすればいいのに、チョロやシャンクや空振りのオンパレード。

 どれだけ練習場で練習しても、傾斜地から打てる気はしないし、プレーの後半で足が疲れてしまうとナイスショットを諦めてしまう。

 ゴルフを初めて3年経ち、大体同じスコアになることが続き、自分の限界を感じ始めてしまう。

 エンジョイゴルフで、自己流ゴルフの人は、ゴルフを始めてから3年経つまでは大体こんな感じで月日が流れるパターンになってしまうことが多い。

 私のレッスンを初めて訪れる人の、レッスンを受ける理由で多いのが、
今のスイングのままではゴルフが楽しくないし、もう少し楽にゴルフがしたい、何をしても変わらなくなった、なのです。

 ゴルフコーチとして、アマチュアの人達がどうやって練習していけば上手くなるのか?
どういう内容の練習をどういうペースで努力すればいいのかをいつも考えていますが、
その人のやる気と、練習量と、ラウンドに行く頻度によってアドバイスが違うなということがコーチとしての本音です。

 ゴルフは難しいスポーツですから、上手くなりたければ練習することは大前提。

 でも、何を練習していいのか分からない、練習場に行ってとりあえずボールを打ってみる。
 野球、ソフトボール、テニスを経験したことがある人は、バットやラケットを振る体の使い方が少しゴルフに似ているので、どうやって練習すればいいのかをある程度、考えることができますが、道具を使う球技をしたことがない人は、ある程度打てるようになるまでに時間がかかってしまう。
 ゴルフクラブを楽に振れるようになるためには、色々な練習ステップを踏まなくてはいけません。
 プロゴルファーが楽にさっと振って、楽に飛ばしていますが、そのコツを知るためには、気が遠くなるほどの練習量が必要です。

 巷で流れている、スイング理論や練習ドリルの数々は、どれもこれも間違いではないし、意味を正しく理解すれば自分にプラスになることも、時にはあります。

 ただ、、たまたま目にしたインターネットのスイング理論や練習ドリルを一生懸命にやったとしても、ゴルフコースで打ちやすくなることには繋がらず、かえって悩んでしまうことになることのほうが多い。これは事実であり、皆さん思い当たるフシはありませんか?

 ある時期からどれだけ練習場で練習してもコースで打ちやすいスイングにならない、、

 ゴルフ歴は長くなったけど、ドライバーやフェアウェイウッドをコースで打つたびにプレッシャーを感じてしまう、、

 どう考えて練習すればゴルフコースで良いスコアに繋がるようになるのかを、コースで伸び悩んでいる方に対して、今回はお話ししていくことにします。

 練習場のための練習ではなく、本番コースのための練習ができるようにならなくてはいけません。

 ただ練習場で打っていても本番コースでの上達はしません。コースで打てるようになるためには工夫が必要です。

→→つづく←←
2023年07月30日 22:20

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