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ツアートーナメント選手とドラコン選手の求めるスイングの違いpart2

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 ツアートーナメント選手の求めるドライバーの飛距離と、ドライビングコンテスト専門のドラコン選手の求める飛距離の違いって何なのか?

 もし、ドライバーが物凄い飛んでいるからといって、飛んでる人が皆上手く見えてしまう人は、今後の自分のゴルフでの成長が停滞するという、危険な状況だといえます。

 ドライバーが飛んでいる人は皆上手く見えてしまう人は今回のテーマを良く理解しなくてはいけません。

 飛距離の飛ばしにも色々あって、飛んでいるから絶対にいいとは限らないからです。

 ツアートーナメント選手とドラコン選手のドライバー飛距離の性質の違いを知れば、
きっと今後のドライバー練習の参考になることは間違いありません。

 ツアートーナメント選手のドライバーの飛距離はスコアを良くするためのものでなくてはいけません。

 3日間、4日間の試合のなかでOBを打つなんてもってのほかであって、きちんと安定してコントロールされた球筋でなくては飛距離アップする意味は、競技ゴルフにおいては全くありません。

 ツアートーナメント選手のドライバーショットの本質は、ショートアイアンと同じぐらいコントロールされていることです。

 普段の練習では、アプローチやパターの練習が優先で、その次にセカンドショットがピンに対して狙えていることが大前提として、余裕が有る中でドライバーの練習をすることになります。

 ショートアイアンのようにドライバーをコントロール出来ていなければ、ツアートーナメント選手は飛ばしにはいきません。
 OBを打ったら、2つバーディーを取りにいかなくてはいけませんし、フェアウェイにいかなければバーディーは取れなくなります。残り150ヤードの深いラフよりも、180ヤードのフェアウェイのほうが断然有利なのが競技ゴルフだからです。

 ツアートーナメント選手は、コースによっても違ってはきますが原則ドライバーを使わなくてもパープレーでプレーすることができます。

 あくまでもドライバーは安定していなくては、数日間の試合では使い物にならないので、安定してきることが前提として飛距離を出していけるのかがツアートーナメント選手のドライバーショットなのです。

 選手によってはドライバーの練習をしすぎると、ショートアイアンの精度が落ちてしまうので、ドライバーの練習はイメージを確認するだけであまり打たない選手もいるぐらいです。

 一流のプロゴルファーのドライバーショットは、アマチュアゴルファーの方の想像を超えるほど安定して精度が高く、アマチュアゴルファーの100ヤード以内のアプローチ感覚で常に打てなくてはいけません。

 私自身、私的な練習として、ドライバーの練習は、朝一番のティーショットでショートアイアンを打つぐらいの感覚でドライバーが打てる状態にしておくことを、日々の練習では気をつけています。

 なぜなら、プロゴルファーやプロゴルファーを目指すジュニアゴルファーに対してレッスンする際に、質の高いドライバーのレッスンをしなくてはいけないので、そういうレッスンをする時の為に自分で練習しておく必要があるからです。

 俗にいう、ボールを安全に置きに行くドライバーが打てること。

 弾き飛ばしてどこに飛んでいくのか分からないことに対して、計算された安全な球筋を打つことを、ボールを置きに行くと表現することがあります。

 ゴルフボールを手で目の前にポンとボールを置くイメージなぐらいシンプルに楽にドライバーが打てること。トーナメントプレーヤーは想像以上にドライバーを楽に安定して打っているということを、アマチュアの皆さんは理解しなくてはいけません。

 楽に打って男子プロは290ヤード?女子プロは250ヤード?

なんで?

 それは、日々の練習の中で、のミート率を上げる基礎練習、ゴルフクラブを超効率的に使う練習、同じテンポとリズムで打つ練習を、とても長い時間をかけてやってきているからです。

 春から秋の終わりにかけて、ツアートーナメント選手は約8ヶ月間前後の期間、試合を戦い続けるわけですが、フェアウェイを捉え続けながらパープレー以上を前提としてプレーしなくてはいけません。

 ドライバーショットがコントロールできなくなれば、第一線に居れなくなる。

 64から68のスコアを2日間、3日間連続で出さなくては試合の上位に行くことはできません。

 コントロールが大前提のなかで、5ヤードから10ヤードドライバーの飛距離を余計に出さなくては68以下のスコアは中々出ない。

 人知を超えた究極の精密な感覚の世界。それがツアートーナメント選手の世界であり、それを維持することは修験者の如く過酷です。


 コントロールが安定してるのを大前提として、ドライバーの飛距離出すことは、1年の中で、食事、トレーニング、練習プログラム、休養のとるタイミングを徹底することにより、それで初めてできることなのです。

 アンダーパーが連続で出なくなったら引退。スコアという結果を出し続けることはやはり過酷であり、想像を絶するほど日常生活のなかで節制による節制が求められます。

 そして世界の一流の集まるアメリカPGAトーナメントで戦い続けるのなら、さらに努力が必要です。

 ドライバーを精密にコントロールしながら、コントロールが大前提で飛距離を出す。

 それがトーナメントツアープロのドライバーとなります。

 トーナメントツアープロは、ドライビングコンテストのドラコン選手に対してどのように飛ばし方や、スイングの性質が違うのかは、ドラコン選手のお話しを少ししてから、その後に具体的にお話しすることとします。

 ドライビングコンテストのトラコン選手のドライバーショットは、トーナメント選手とどう違うのでしょうか?

説明を続けていきます。

→→つづく←←
2023年10月02日 03:33

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