吉野彰 氏がノーベル化学賞を受賞されました。吉野氏がいなければ、リチウムイオン電池の開発は進まず、携帯電話、電気自動車などの発展は進んでなかったわけです。リチウム電池が長くもつことは、私達の生活のなかでどれだけ影響しているのかは、言わずもながな、ですね。
 吉野氏は、ノーベル化学賞を受賞するにあたって、会見でとても私達にとって為になる言葉を述べていました。
「柔と剛のバランスがとても大切」
この話は、ゴルフを上達する上でも、とても参考になる言葉で、ブログのテーマにしようと思ったのでした。
   柔というのは、何か大きな壁にぶち当たっても、「なんとかなるさ」という柔軟な思考。
   剛というのは、かたくなに諦めずに進み続ける頑固さ。
 「柔」だけだと話がすすまず、「剛」だけだとくじけてしまう。
 これは、ゴルフで練習していくうえで上達することの秘訣を、そのまま言い表してるのではないでしょうか?「柔」と「剛」のバランスが、ゴルフの上達には大切です。
 上手くいっていたのに、数回ラウンドでいいスコアがでなくたって「柔」の考えかたで乗りきって、
 日常生活が忙しいな、少しやる気が起こらないなと言うときでも、「剛」の考え方で進み続ける。
365日どんなことがあっても、楽しんで、諦めないということは凄い大変なことです。
 吉野氏は、こうもいっていました、「2年間10回の実験で1回上手くいけばいい」。
 みなさん、順調にきていて、上手くいかなくなったときに、めげていませんか?
 私は、いつもレッスンを進めていく上で、皆さんにこう言います。「1、2ラウンド悪くても、10ラウンドしたなかで上手くいっているのか?を大切にしています。少し悪いだけで、モチベーション下がっているようでは、上達の妨げなりますよ。」と。
  もちろん、普段、意味のある、いい練習をしていなければ、変化は起こりませんが、柔と剛のバランスが上手になるようになれたら、どれだけレベルアップするのかは計り知れません。
 もちろん、皆さんも、今までの人生のなかで、我慢して成し遂げたことや、現在頑張っている進行中のことはあるかと思います。
 ゴルフは、難しくて、中々上手くいかないものですが、皆さんも、柔と剛のバランスで乗りきってください。
 吉野氏は、「しぶこさん(渋野日向子さん)がメジャーを勝ったニュースも、(吉野氏が)ノーベル化学賞をが受賞できたことも、子供達の未来にいい影響があることに意味がある。」
と、言っていましたが、ノーベル化学賞受賞者の励みにもなるような、しぶこさんは本当に凄い選手ですね。ゴルフのメジャー大会を日本人が優勝するというのことは、ノーベル化学賞を受賞するぐらい価値があったのかもしれせん。
 
 
      
        2019年10月10日 16:10