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目標にフェースを合わせることの難しさ?!part2

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  プロゴルファーは、プロゴルファーになった後でも、スイングを修正していくこととは別に、この射撃や、アーチェリーや、弓道と同じように狙う訓練を平行して練習していきます。一流のプロゴルファーは、射撃の名手のようにわずかなフェースのズレも感じながら、プレーしているのです。

 アマチュアの人達は、スイングのせいなのか?フェースが目標に向けていなかったのか?を、ボールが、目標にいかない場合は、どちらが原因なのかを理解していかなくてはいけません。ナイスショットしたときでも、1度~2度ずれたら、1ピン、2ピン左右にずれてしまうことを肝に命じていてください。

 

 プロゴルファーに対してのレッスンでも、実戦で、このフェースを目標に合わせることの訓練は、ものすごい時間をかけて訓練していくことなのです。

 

 

 

  どれだけスイングを作り込んでも、結果に繋がらない人は、このようなことに意識を向けると、スイングのことを一時的に頭から離すことができます。

 初めてのゴルフ場、試合など緊張するラウンドの際は、このフェースが合わせることが上手になれば結果を出せるようになります。「結果オーライ」は偶然起こるものではなく、ちゃんとしたことを練習していれば、必然的に起こるものなのです。「運も実力のうち」といいますが、すべきことをしてこなければ、「運」はよくなりません。特に、ゴルフにおいては4時間のプレーの中でミスをしても続けなくてはいけないので、確率的、統計学的観点から考えたとして必然的に起こった、「結果オーライ」は、結果が良くなるために必要なことなのです。

 

 

  「本番に強い」人は、スイングに悩んでいても、プレッシャーを感じても結果を出せるのは、スイング作り以外に、今回のテーマのようなことを知っているからです。

 

 

  スイングを作るだけでなく、普段の練習を工夫することも上達の1つであるということは忘れないでください。

 

 

2019年02月25日 09:48

目標にフェースを合わせることの難しさ?!part1

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  様々な人に、コースレッスンをしていると、練習してきたことをコースで生かせるようにするのは難しいことだと感じながら、普段、コースレッスンをしています。コースで、できることを1人1人に対してレッスン内容を決めていかなくてはいけないので、普段の練習するメニューを作っていくのは1人1人違うということになります。

 

  ですが、どのようなレベルの人でも効果覿面な練習があります。目標に対してフェースをしっかりと合わせる練習です。レベルが上がれば上がるほど、傾斜の多い実戦の中でフェースを目標に合わせるのが難しいことを理解しなくてはいけません。なぜなら、自分の思い通りにスイングしたとしても、向いている方向が間違っていたら、正しいスイングができていても、できていないと勘違いしてしまうからです。

  また、スイングの調子が悪くても、フェースを目標に合わせることが上手で正しければ、良い意味で「結果オーライ」が生まれて、コースプレーの流れを作り出してくれるからです。

 

 

  一度、ゴルフクラブをゴルフグリップを先に向けて、ライフル銃のように、遠い目標に対して構えてみてください。スナイパーのように構えます。できましたら、150ヤード以上の目標物が標的です。分度器の1度、2度、3度分を、左右にずらしてみてください。

 どうでしょうか?150ヤード先、200ヤード先だと、左右に1度ずらすと目標に対して、3ヤード,5ヤードと狙いは、簡単に左右に動いてしまいます。遠い目標を狙うときに、この「1度」の意味の重さをしらなくてはスイングをどれだけ作り込んでいても、スイングが良くなってきているのか?ちゃんと目標をむけているのか?分かる訳もありません。

 実際に、コースレッスンの時に微妙にずれてしまっている人に、たとえ目標に飛んでいかなくても、「フェースの向いている方向に飛んでいましたよ」と私は伝えます。

 なぜ、打った後に伝えるのかというと、打つ前に向いている方向を言ってしまうと、スイングが固くなってしまって練習してきたことができなくなるからです。ですから、普段のラウンドの際に、いきなり人に、「凄い右向いてるよ」と言ってしまうと、その人は次のショットから自分のスイングを見失って散々な目にあってしまいます。アドバイスした人はアドバイスしたという責任もあるので気をつけてください。

  もともと、じっくりと普段の練習で取り組まないと、「狙うということの練習」はスキルアップしないので、頼まれてもいないのに、急にラウンド中のアドレスの向いてる方向に対してのアドバイスは、控えたほうが良いのかもしれません。

 

ーーつづくーー

 

  

 

 

  

2019年02月22日 09:43

ゴルフのジレンマシリーズ:「ボディターン」の落とし穴 part2

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  勘違いしてはいけないのは、「ボディターン」はとても大切な考えのいうことです。ゴルフを覚え初めての時は、絶対に理解しなくてはいけません。ですが、息抜きする意味も込めて、応用として肘、手首、指を上手に使って「手打ち」と思っても、簡単にパチンと打球音をさせることは、スランプを早く治すことに繋がります。レッスンでは、上手に手首を使わせて、ドスン!というミスの音を一時的に無くすということは、とても大切なドリルなのです。「ボディターン」にこだわりすぎて、スイングのかたさが残ってしまうと、その人はずっと自信をつけることはできなくなるかもしれません。

 

 ここで、少し具体的な手首の使い方を説明したいと思います。今後、ちゃんと説明したいテーマなのですが、今回は簡単にご紹介します。

 

 *手のひらをひっくり返すようにクラブフェースを返す動き。

 

*手のひらと、手の甲側に手首を使い、魚の尾びれのように、クラブフェースを返さない動き。ワッグルをするときの動作。

 

と2通りの動きがあります。2つともドリルとしては手首に支点を作り左右対象の動きで行うのですが、目的によってこの2つの手首の動きは使い分けて練習します。

 

 少し前までは、手のひらを返すような動きばかりが主流でしたが、手のひらと甲側に折る動きを上手に取り入れるのが最近のスイングの傾向となります。この動きを上手に組み込んで説明するのが最新のスイング理論の1つでもあるのですが、手のひらを返す動きだけに囚われてしまっているプロゴルファー、コーチは海外の一流選手のスイングを正確に分析することはできません。

 

  

 

 後者の手首の使い方の方が、フェース面を上手に使えるので、進化したゴルフクラブには相性が良いのですが、いまだに手のひらを返す動きと、考え方が混ざってしまう人が多いのが実情です。

 どちらの手首の使い方が正しいのか?というわけではなく目的によって、使い分けて練習するのが手首の使い方なのです。今後、ちゃんとした内容で説明してみたいところですが、分かると、とても楽になるので、最新のクラブが使いこなせないと感じている人も一度レッスンにお越しください。

 

 

  話を戻しますが、「ボディターン」で練習していても、体が思うように使えない、動かせない場合は、腕の使い方を工夫することでミート率をあげることができます。「ボディターン」は完璧な考え方だというわけでなく、落とし穴もあるということを、皆さん、知っておいてくださいね。

 

  「手打ち」が嫌だから、「ボディターン」だけ!と練習していても、間違えた動きを固めていては楽に打てるようにはならないのです。

 

  去年、タイガーウッズが復活優勝を成し遂げた時に、「僕には手の感覚が残っていた、、」とコメントしていました。ゴルフスイングにおいて、匠の世界が、手首の使い方の中にあることがお分かりいただけたでしょうか?

  

2019年02月12日 10:53

ゴルフのジレンマシリーズ:「ボディターン」の落とし穴 part1

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ゴルフスイングを覚える際に、「ボディターン」という要素があります。軸を意識して、体幹を上手に回転することなのですが、この「ボディターン」という言葉はにもジレンマの要素が潜んでいます。

 

 

 もちろん、回転の軸はとても大切です。スイングの回転が弱ければ、根本的にスイングを作ることはできません。ですが、「ボディターン 」ということに依頼心を持ちすぎて、スイングを壊してしまうという場合もありえるのです。なぜなら、「腕の力を抜きたい」「手打ちをしたくない」といっても、少なからずゴルフクラブを正しく振るには、肩、肘、手首、指と関節を曲げる要素があるからです。「手打ちをしたくない」といって、腕を棒のように体を回していては、スイングに柔らかさと、躍動感が無くなってしまいます。

 

  ゴルフの歴史の中でも、「ボディターン」という要素にこだわりすぎて、しなやかなスイングが消えてしまったプロゴルファーはたくさんいます。調子を落としてしまって、難しい長いコースで自分のゴルフができなくなってしまうのです。軸を意識したボディーターンと、腕をしなやかに使うというとをバランスよく習得するは簡単なことではないというこですね。

ーーつづくーー

 

 

  

  

2019年02月11日 17:21

スイングプレーンを動画で撮っても分析できない?!part2

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  スイング動画を撮って、正しい分析をして、自分にプラスになるようにするには、経験と知識が必要となります。レッスン依頼の理由として、スイング動画を自分で分析して、修正したらかえって打てなくなって、次になにをしていいのか分からなくなったという理由は少なくはありません。

 

  もともと、プロゴルファーでも体型、打ちたい球筋、スイングのシステムによって体の使い方、スイングプレーンは違います。よく、スイング動画を撮った後に、動画に線をひいてスイングプレーンを分析しようとしますがよほどの知識がないと分析はできませんし、体の動かしかたが間違っていたらスイングプレーンを分析する前の話となってしまいます。プロゴルファーでも様々なスイングプレーンであることが、雑誌の連続写真やインターネットのスイング動画で確認することができます。

 

  スイングプレーンは、ゴルフを初めてある程度練習すると、その人の体型や癖でほとんど固まって決まってしまいます。簡単にいうと、文字を書くときに、筆跡の癖ができるのと同じことだと言うと分かりやすいかもしれません。筆跡の癖は、訓練すると治すことはできますが、修練がいることは誰でも分かることです。スイングプレーンを治すということは、筆跡を治すことと似ています。

 

  また、スイングプレーンを分析する前に、体の動かしかた、足首、膝、股関節、肩甲骨、肩、手首の関節の可動域の動く量を見極めなくては、分析しようもありません。

  プロゴルファーのようなスイングができないのは、関節の可動域や筋力が関係しているからです。現実として、身の回りに息を飲むほど美しいスイングをしている人はなかなかいないはずです。

 

  ですが、、私はコーチとして、日本のプロゴルファーでも海外で活躍することが難しいというのが、「小手先の美しさ」を求めていることであるといつも思っています。

 海外の一流選手は癖が強くても躍動感溢れるスイングの持ち主ばかりです。自分の体型にあった、自分の振りやすい本当のスイングを見つけた人が、素敵な人であって、取って付けたようなスイングプレーンを身につけようとして、本来のスイングの躍動感が無くなっては本末転倒であると、プロゴルファーに対しても強く主張したいことが、今回のテーマです。

 

  世界最高のコーチの1人である「ハンク ヘイニー」が動画を撮りすぎていけないと言っている理由が少しでも理解していただけたでしょうか?

 

  一流選手でも、スイング改造が失敗し、成績が出なくなるということに、アマチュアゴルファーは謙虚にならなくてはいけません。

 そして、全てのゴルフのコーチも、綺麗なレッスン場所を用意して、立派な動画を撮る機材でスイングを撮ったとしてもレッスンの実力がなくては本当の良いレッスンはなかなかできません。

 ゴルフコーチもプロゴルファーのスイングを調子よくすることの大変さが分かっていなければ、本当のスイング分析ができる訳もないということは、身を律して受け入れなくてはいけません。常にゴルフスイングの勉強を怠ってはいけないということは、他の第一線でのお仕事でも同じことなのです。

 

  もし、病院に行った際に、「どうぞご自由に、レントゲン、MRIをお使いください。後は御自身で分析してくださいね。」といわれたらどうでしょうか?ゴルフのスイングを撮ることも全くの同じことだということに気づいてください。

 

   ゴルフにはたくさんの要素があります。ゴルフはとても奥が深いこということに謙虚になれば、おのずと自分のゴルフが見つけられるはずです。

 

  もし、どうしても動画を撮りたいという人は、まず、鏡でゆっくり自分がどのようなスイングをしたいのか確認してください。鏡を見ながら、自分のしたいスイングが分からないのに動画を撮っても分析ができないのは当たり前ですね。プロゴルファーのスイングをゆっくりと真似するのはとても難しいですが、動画を撮るより先に、鏡で理想のイメージを作らなくては、自分のスイングと比較できないので分析はできません。そして、スイングプレーンよりも、体の動きを先に治すことも大切なことです。

 

  私はレッスンの際に、その人にあったスイングを、自分の目で鏡で見てもらいながら手取り足取りで作ることがあります。本人は違和感があっても、鏡でみる姿はプロゴルファーの連続写真でみるフォームなので受け入れることができるのです。格好いいと思うからこそ、治そう!という気持ちが起こる訳ですね。

 

    私も、もっとゴルフの勉強を続けて、もっと良いレッスンができるように精進したいと思っています。レッスンのご希望がある方、アマチュアゴルファーも、プロゴルファーも、いつでもお問い合わせお待ち申し上げております。

2019年02月04日 12:01

スイングプレーンを動画で撮っても分析できない?!

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 世界最高のゴルフコーチである、「ハンク ヘイニー」は、「なるべくスイングは動画に撮らないで作ったほうがいい」と言っています。ハンク ヘイニーというコーチはタイガー ウッズが一番強かった時のコーチとして有名です。何故、スイング動画をなるべく撮らないほうがいいのか?今回はその理由を述べていきたいと思います。

 

 スイング動画を撮る目的としては、スイングプレーンのチェック、スイング中の体の動きのチェック、ボールの打ち出す方向のチェック、インパクトゾーンのフェースの向きのチェックと目的は様々です。スイングプレーンというのは、「ベン ホーガン」が選手として全盛期を終えた頃に、自身のスイング理論を、

【モダンゴルフ(FiveLessons,Modern   fundamentals of Golf)】というレッスン書に書き記した時に作られた言葉です。スイング中のクラブの軌道のことで、軌道の残像がお皿のようなので「スイングプレーン」とし、ベンホーガンが作り上げた表現です。当時としては、画期的な概念だったということと、卓越した美しい文章で書き記されたことで、今でも、スイングプレーンという言葉がゴルフの世界では浸透しています。実は、この「スイングプレーン」は厳密に見直すと1枚のお皿のように単純な軌道ではなく、湾曲した花びらのように歪んでいることから、使われ方が、少しずつゴルフ界ではリニューアルされて今に至ります。いつか、このスイングプレーンの本質を説明したいと思いますが、とても難しいお話になるので今回は、なぜ動画をとっても意味がないのかの説明に徹することにします。

 

  スイング動画を撮るときに、この「スイングプレーン」という概念が、スイングを複雑にしてしまっていると共に、悩みのスパイラルを作り出す元凶となっていることを、現代のほとんどのゴルファーは気づいていないのです。「ハンク ヘイニー」がスイング動画を撮ることはあまりよくないと提唱する理由は、複雑なスイングプレーンを自己判断で分析しても、複雑すぎるためにかえって悩みを増やしてスイングを壊していくということを心配しているからなのです。ーーつづくーー

2019年01月28日 06:17

何故スイングにリズムが大切なのか?

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  タイトルの通り、何故スイングにリズムが大切なのか、、皆さんは具体的に理解していますか?度々、私のブログでもリズムの大切さは説明してきましたが、やはり、何度でも確認しておきたいテーマが「リズム」です。

  ここでは、音楽系統は得意ではない!?ということは関係はありません。誰でも、練習のなかでリズムの大切さはそれぞれのレベルに応じて理解ができるのが、ゴルフにおいてのリズムです。

 

 ゴルフのレッスンを文字で読んでも、本当に理解して実践できないのは「リズム」という要素がないと、ぎこちない動きになってしまうからです。音楽を習うときに、教科書の文字で演奏方法を学び美しい音楽を奏でることは無理です。やはり、生きた音を聴きながら、感性を磨くしかありません。また、私の祖母が日本舞踊を人に教えていたのですが、鏡をみながら生徒さんに手取り足取り、踊りを真似させていたのを幼少の思い出として頭に残っています。今、私がゴルフのスイングを鏡越しでスイングを生徒さんに真似していただくレッスンをする際に、祖母が日本舞踊を教えていたことを思い出します。結局、リズムをレクチャーするのは手取り足取りということなのだと、鏡越しでレッスンする度に思っている日々です。

 

  ブログでも、いつも言っているようにスイングというのは様々な要素で構築されていて、1箇所治れば全てうまくいくわけではありません。軸を大切に、力を入れる場所はしっかりと、力を脱力する場所は柔らかく、遠心力を常に感じて躍動感を失ってはいけません。何か新しい練習に取り組むときに「かたさ」を作ってしまうと、全て台無しになってしまいます。様々なスイングの要素を学ぶときに「かたさ」を作らないように、1つ1つに「リズム」を作っていく作業は、日本舞踊の躍りを最後まで、よどみなく滑らかに踊り続けなくてはいけないのと同じなのです。

 

 ゴルフレッスンのなかで、本当に大切で、難かしい作業が、「かたく」なってしまった動きをリズミカルにしていくことだということを理解していただけたら、スイングの本質が垣間見れるかと思います。

 

 左脳ではなく、右脳を使うこと!レッスン書ばかり読んでいても、スポーツというものは肌で感じなくては理解できないことばりです。

 

 

 ものすごく調子のよかった、一流プロゴルファーも結果がでなくなっているときは、、「かたいスイング」に見えてしまうのは、いかに調子を維持する時に「リズム」が必要だということを、私は常々感じています。

 

 悩みが続く人は、楽しい気持ちであえて考えず、柔らかいイメージで練習してくださいね。カチカチのスイングを作ってしまうと、ゴルフが難しくなってしまいますよ💦

 

 

2019年01月21日 22:10

自分にとって有意義なアドバイスを見極める?

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  よく「素直になって人の言うことを聞かないと成長しない」というようなことが言われます。また、自分のやり方で自分で成長していくと考えている人もいます。これを、ゴルフの上達するということにあてはめてみると、どういうことになるのか考えみたいと思います。 

 

  レッスンにお越しいただく人には、

①最初から正しい基本を身に付けて、遠回りしたくない人

②自己流に限界を感じた人

③他のレッスンを受けていたけど、成長の実感がないので新たなアドバイスが欲しい人

④自分なりに楽しめていたのに、人からアドバイスを受けてスランプになってしまった人

⑤とても順調にいっているけど、更なる飛躍をしたい人

と、理由は様々です。ここで問題なのが人からアドバイスを貰ったことがきっかけで調子が悪くなって、それを治すためにまたアドバイスを聞いてもっとひどくなる、負の連鎖が起こってしまうことです。時には、素直になって人のアドバイスを聞いてもみようかと思ったら、スランプの泥沼地獄にはまってしまうことがあります。

 

 何故、このようなことになってしまうというのかというと、、アドバイスを聞く時に、その人のアドバイスの価値を見極められないことで起こってしまうのです。本当に価値のあるアドバイスを言うということは、いい経験をしてこないとそうそう出来るものではありません。アドバイスのレベルを見極めないで、素直にアドバイスを聞いても、アドバイスのレベルに応じてどうなってしまうのかは、冷静に考えてみると火を見るより明らかです。

 

 私自身、頑固に生きていくことよりも、素直に人のアドバイスを聞いたほうがいいと思って過ごしてきました。ですが、アドバイスを聞くかどうかは、その人の「人と成り」を見て、どのような経験をしてきたのかを判断してから聞くようにしていました。慎重にアドバイスを吟味して、自分にプラスになるかどうかは、自己責任なのは言うまでもありませんね。

 ということで私の現役時代の頃、 ゴルフの技術に関しては、プロゴルファーのアドバイスしか聞きませんでした。もしくは、試合にたくさん出て、上手な人を肌で感じることを最優先に過ごしてきました。

 

  プロゴルファーや、とてもいいスコアで回るようなアマチュアゴルファーは、あまり人にアドバイスはしないことのほうが多いのはご存じでしょうか?自分自身が様々な経験をしてきているからこそ、上達するのに手間がかかることを知っているので、自分から教えようとしないのです。私のようにレッスンに徹していないプロゴルファーが、皆レッスンをするわけではありません。プロ野球選手や、プロサッカー選手が、皆コーチになる訳ではないということと同じですね。

 

 ということで、普段、皆さんがゴルフを楽しめているのに、闇雲に突然アドバイスをされたときには、ちゃんとアドバイスを見極めてください。素直になるということは、なんでもかんでもそのまま人の言うことを聞くということではありません。

 

  私も普段レッスンしていて、その人に意味のあるレッスンをするということて関しては、とても慎重にレッスンしています。人それぞれのアドバイスをしていくということは、もっともっと勉強しなくてはいけないですし、画一的なレッスンをしていては沢山の人を満足させることなんてできないと自分を戒めて過ごしています。

 

  私が、こうしてブログを書き続けている理由の1つも、皆さんに私のレッスンを受けるかどうか見極めて貰うためです。

 

  アドバイスを聞くときには、その人がどのような経験をしてかたのか?どのような実績があるのか?どのように人を育てているのか?をしっかりと見極めてください。スランプになってしまうのは、それを聞いてしまった自分の自己責任ですよ!

 

ーーホームページの一番下からブログのバックナンバーも見れますので、興味のあるかたはご覧ください🙇ーー

 

 

2019年01月10日 13:10

背伸びしない、卑下しすぎない本当の「実力」

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  普段、私が大切にしている考えかたを、今回は皆さんにお伝えしてみようと思います。タイトルの通り、背伸びしない、卑下しすぎない本当の「実力」を、自分で誰よりも自分自信で理解するということです。これは、簡単のようで、なかなかできることではありません。

 

  私は、一生懸命でも、手を抜いても既に「実力」によって結果が決まっていると思っています。レッスンでも「諦めて、楽しんでください」と良く言うのですが、けして、いい加減になって言っている訳ではありません。  既に、ある   「実力」は変わらないのだから、焦るぐらいなら、諦めてリラックスしたほうが、「実力」が発揮できるということで、このように人に言うのです。逆に、実力者は、本当の大切な時でないと、人目を気にせずに手を抜くことができます。何故なら既にある「実力」に対して誰よりも自分で自分のことを理解しているからです。どれだけ手を抜いても、誰から卑下された言葉を言われても、自分の「実力」を信じることができて、初めて「実力者」といえるのです。

 

  素朴に、紳士に、人の言葉にうろたえないような勇気を持つ気持ちで、常に「実力」ということに向き合っていきたいと、私はいつも思っています。

 

  背伸びをしても、卑下しすぎても「実力」は変わらないのです。

 

  是非とも、自分のペースで、じっくりと楽しんでゴルフを楽しめるような人になってください。

 

          ーー亡き父に、尊敬を込めて誓う言葉ーー

 

 

2019年01月05日 08:31

新年 明けましておめでとうございます🙇

新年、明けましておめでとうございます。

 

 全てのことを一新して、新年を迎えられたことを謹んで慶び申し上げます。

 

 皆様方の私生活の充実と、皆様方のゴルフの楽しさが大きく膨らみ、成功されることを切に祈っております。

 

 ご自身にとって  人とは比べず 楽しくなるような目標を見つけられたら 素晴らしいことと存じ上げます。

 

公益社団法人日本プロゴルフ協会オフィシャル

 

吉田ゴルフスクール  吉田誠吾

 

2019年01月01日 19:36

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