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ゴルフのジレンマシリーズ:「腰を先にまわす」という表現のジレンマpart2

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  スイングのインパクトまでに前傾姿勢が起き上がると、起き上がることによって、右肘をの伸ばす動きがはいってしまいます。その右肘を伸ばさなければ当たらないという癖をつけると、ダウンスイングの起き上がりが治らなくなってしまいます。

 そういう理由から、スイング中にどんどんお尻を先に先に回してフィニッシュをとる前に、一度、スイング中のインパクトの形を理解しなくてはいけません。顔が地面に近づくように、骨盤の前傾を深くして、右肘が曲がったままインパクトの形を大げさにイメージする。このインパクトのイメージが分からないと、ダウンスイングの時に起き上がる悪い癖はとれません。

  フェアーウェイウッドやユーティリティが少し苦手という人は、かなりの確率でダウンスイングで起き上がっているといえます。

 そして、そのダウンスイングで起き上がった癖のまま、スイング中にお尻をどんどん先に回すと、油に水を注ぐような悪循環が発生してしまうのです。

 スイングを覚えていく順番を間違えると、どれだけ練習しても良くならなくなってしまいます。スイングを作っていくなかでは、このように順番を間違えてはいけない要素がたくさんあって、プロゴルファーでも間違った練習をするとスランプになる理由の1つがこれなのです。むやみにスイングバランスを考えないで、ドリルをしてしまうことは、ある意味怖いということを理解していなくてはいけません。

 具体的に、どのように、練習すればインパクトまで前傾姿勢を保てて、かつスイングスピードが速くなるのでしょうか?レッスンのなかでも時間をかけても理解してもらい、手を抜けない要素がこのテーマなのです。

ーーつづくーー


 
2019年05月28日 05:55

2019年全米プロゴルフ選手権 終了

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 2019年全米プロゴルフ選手権はブルックス ケプカ選手が圧勝しました。
 
  ちなみに、ゴルフのジレンマシリーズはこの後の回で続きを載せます。

 この大会ご開催されたコースはベスページ州立公園ブラックコースで行われ、とても有名なパブリックコースとして世の中に知れ渡っているコースです。世界大恐慌の際に景気回復策としてニューディール政策の1つとしてつくられたコースです。去年の全米オープンが開催された、シネコックヒルズゴルフカントリーと並んで、モンスターコースとしてとても有名です。

   ベスページ州立公園ゴルフクラブは、パブリックコースなので誰でも安くプレーできるので、いつも予約がいっぱいだそうです。ゴルフメジャー大会はパブリックコースで行われることが多く、アメリカ、イギリスのゴルフコースは、パブリックでもすごいコースがあるということで、とてもレベルがさまざまな面で高いことが分かりますね。
 

  ベスページ州立公園ゴルフクラブは、ホワイトコース、イエローコース、レッドコース、ブラックコースと4つあり、ブラックコースは、

 「警告:ブラックコースは極めて難しいコースなので上級者のみプレイすることをおススメします」
  という看板が掛けてある程難しいコースです。ドライバーをアイアンショットのようにピンポイントで狙う必要があり、アイアンショットで確実にグリーンをとらえないとボギーになるという、想像を越える難易度です。

 2019年の全米プロゴルフ選手権は、来年通りの重々しい雰囲気で少し玄人好みの大会なので、ゴルフが好きでないとずっと観ていられない、詫びさびがあるような大会です。毎年必ずテレビで放映されていますが、毎回欠かさずに観ている人はよほどのゴルフ通です。
 毎回、丸山茂樹さんの解説が、アメリカを生き抜いた経験を通して語られるので、とても勉強になりますね。

 ケプカ選手の独走状態で迎えた4日目、ダスティンジョンソン選手が猛追してとても最後までハラハラする展開となり、見応えは十分でした。

  この2人のスイングは「ボウガン」タイプのスイングで、丸山茂樹さんもこれからはこのスイングが主流となると言っていましたが、私もコーチとして研究しているスイングです。弓矢を放つように、シンプルにボールを飛ばすので、習得するとどんな難コースでも関係なくバーディがとれるようになります。丸山茂樹さんは、手打ちのようでパワーがないとできないと解説していましたが、それに対しては私は違う意見を持っています。手打ちではなく、体の大きな筋肉を使いかたがキーポイントで、ブログでも少し説明はしてきました。
 ちゃんと体の使い方、クラブの使い方を分析すると誰でも「ボウガン」タイプのスイングは体感することができます。日本人にはできない、と言ってしまったら夢はないですよね。私は、このように海外の選手は特別だと考えるのは日本ゴルフ界の悪い風習だといつも思います。日本人選手でもできるし、スイングの学びかたが違うということを、日本人プロゴルファー達は気づかなくてはいけません。


 また、ブログでも、レッスンでもこういう一流選手のスイングを解説して、取り入れられる要素をどんどん書いていくつもりですが、私には関係無いと思わないで、興味をもって皆さんに見て欲しいです。


  ケプカ選手は、今回の4日間は本当に「パーフェクトヒューマン」でしたね。人間はここまで凄いことができるんだ!と驚かされました、、、彼はサイボーグなのでしょうか、、?
2019年05月20日 10:06

ゴルフのジレンマシリーズ:「腰を先にまわす」という表現のジレンマ

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 ゴルフの練習をある程度していると、必ず「腰を先にまわす」というアドバイスを聞くことになります。この「腰を先にまわす」という表現は、とても危ない表現だということを理解していないと、ユーティリティやフェアウェイウッドが打てなくなってしまいます。

 飛距離が欲しいときや、スイングが弱々しい雰囲気の時についつい「腰を先にまわす」と考えてしまいますが、安直に腰を意識するとダフったり、トップして全く飛ばなくなってしまいます。

 なぜかというと、「腰を先にまわす」ことはスイング中の前傾姿勢を起き上がらせる副作用があるからです。起き上がるとゴルフクラブのヘッドが届かなくて、急に肘を伸ばしてダフる。肘を伸ばさなければトップする。と、ミスショットを誘発してしまうのが、スイング中の起き上がりです。

 そもそも、腰というのは「背中の真ん中から下の部分」であって、よく「腰のクビレ」と言われるところが腰です。「腰を先にまわす」という表現よりも、「お尻を先にまわす」という表現でなくてはいけません。もしくは、「骨盤を先にまわす」ことがそもそも正しい表現です。「腰を先にまわす」という曖昧な表現をするからこそ、どう回していいのかわからなくなるのです。

 ですが、実際にインパクトの際には、上体よりもお尻は先に回っていないと、分厚いインパクトの打感は感じられないですし、カッコいいスイングにはなりません。

、、、でもお尻を先にまわすと起き上がる、、というジレンマ。いったいどう考えたらこのジレンマは解決するのでしょうか?

 レッスンでもいきなり「腰を先に回しなさい」と乱暴に言ったとしたら、大半の人は起き上がってしまうことでしょう。


_ーーつづくーー


 
2019年05月16日 06:55

スイングのテークバックを間違えると、、距離が伸びない!? part5

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 では、スイングをテークバックも含めて、正しく覚えるためにどのようなコーチを選ぶとよいのでしょうか?

 コーチを選ぶときには、スイングを実戦してくれたり、鏡をみながら手取り足取り本当に正しいスイングフォームを作ってくれるコーチでなくてはいけません。上級者で上手でも、プロゴルファーでも全員がいいレッスンが出来るわけではなく、いいコーチングをするのには勉強が必要となります。
 どのような経験をしてきたのか?どのような人をどのようにレッスンして結果を出したのか?を知った上でコーチを選ばなくては、確実に上達はしません。

  私の所へレッスンに来る方で、たくさんのコーチについたけど結果が出なかったという人は少なくありません。なので、とても遠いとこからでもレッスンに通っていただいている方達は、途方もなく努力をしてきた人達といえます。ゴルフでない他のスポーツを頑張ってきてゴルフは初心者の人もコーチによって成績が決まることを実感してきているので、コーチをしっかりと選びます。間違ったことをしたくない!と強く思うタイプの人は、コーチを探すことに必死になるのです。もちろん、どんなスポーツでもコーチと選手は相性もあるので、コーチを選ぶのはとても根気が必要です。
 
 例えるならば、、「命に関わるような手術をしなくてはいけない」「痛みが取れなくて原因が分からない」となれば、経験豊富で実績のある先生を探すのと一緒なのかもしれません。そのような状況ならば、どれだけ遠くても関係ありません。別に、ゴルフスイングは別に命とは関係ありませんが、本気でゴルフに取り組む人は、ゴルフは人生そのものであって、ゴルフの調子が悪いとご飯も美味しくなくなって、全てがつまらなくなってしまうぐらいの人もいます。本当の自分のスイングを見つけることができるまで頑張る、、、そう思い、夢見ながら、難解な立体パズルのようなゴルフスイングに途方にくれるのです。


 私自身もコーチですから、どんな、ゴルフの悩みにも対応できるようなレッスンをしたい!と強く思いながら、私ももっと勉強し続けます。

 上手にできた人、でなかった人、全て受け入れて、日々反省です。どのようにレッスンを表現して、どのように理解してもらうのか?その人の性格も把握して、的確に技術を伝授する。自己満足にならず、相手に満足してもらうこと。
 
 私にとっては、ゴルフに限らず、人に教えることが上手な人が全て見習う勉強の対象です。

 技術や強靭なメンタルをレッスンするということは、教える側にもモチベーションが必要となります。

 慢心することなく、謙虚でいられるような、聡明な考え方になる。自分の物差しでなく、ありとあらゆる観点から、圧倒的な客観力を磨く。

 大剣豪であった柳生宗矩の、「いっさいのことを、平常の心でいられる人を、達人という」。

 この言葉の意味を深く理解したい、そう思う毎日です。
2019年05月07日 12:03

スイングのテークバックを間違えると、、距離が伸びない!?part4

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 本当に正しいテークバックを作ることが難しいもう1つの理由は、テークバックしてトップオブスイングまでに、フェースの向きがひっくり返るからです。以前に「フェースのディレクションチェンジ」の説明をしたことがありますが、このことがとても複雑な要素となります。テークバックでは、フェースが下を向いていて、トップオブスイングでは、フェースが上を向いている。そのフェースがひっくり返ることが、フェースのディレクションチェンジです。
 この、「フェースのディレクションチェンジ」がないとスイングに遠心力が発生しないので、飛距離がでないのです。軽く振っていても飛距離が出る上級者やプロゴルファーは、正しいテークバックからダウンスイングで上手に遠心力を感じてスイングできているのです。
 そして、フェースの向きがひっくり返るポイントを鏡で見ながら、自分で作ることができなくては、どれだけ練習しても、すぐにスランプになってしまうことになります。特に、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティなどの長いクラブは、このフェースのディレクションチェンジが間違えてしまうと、苦手になってしまいます。逆に、正しくテークバックからダウンスイングを覚えことができたなら、あまり練習しなくてもある程度は安定してしまうというのが現実なのです。私のブログのバックナンバーで「フェースのディレクションチェンジ」のテーマを見ていただくと、難解な言葉の羅列になっています。本気で説明すると、誰も読みたくないような難しいお話になってしまうわけです。本当のスイングのテークバックがほとんどの人が分からない理由が、いくつもの複雑な要素が、実際にあるからなのです。
 ドライバーが苦手な人は、どれだけ練習しても苦手で、ドライバーが好きな人はあまりドライバーを練習しないということが起こってしまうのです。
 どれだけ練習をしても、間違えて覚えてしまうとスイングが成就ことはありません。なので、よく頑張って上級者になると、最初にレッスンを受けておけばよかった、、と思ってしまうのです。自己流で上級者になるためには、信じられないほどのドライアンドエラーを繰り返し、打てなくなっても諦めずに練習しなくてはいけません。そこで、いいコーチについて最初に習っておけば、何分の1、何十分の1の練習量で済んだのにと、途方もない努力をしてきたことに後悔してしまうのです。

ーーつづくーー
 

  

 
2019年05月05日 23:26

スイングのテークバックを間違えると、、距離が伸びない!?part3

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 プロゴルファーのテークバックからダウンスイングを鏡を見ながら真似してみてください。自分のスイングと違和感が無ければ、真の上級者といっても過言ではありません。もちろん、正しい構えのバランス、正しいグリップの握りかたができていることが前提なのですが、それが今回のテーマのポイントの1つとなります。

 元々、正しい構え、正しいグリップを理解することはとても大切なことですが、レッスンの時に強引に直してしまうことはありません。少しずつ、丁寧に、慎重に直さなければ全く打てなくなり、自信を無くしてしまうことになります。
 何故なら、「構え」と「グリップ」は、それぞれのスイングの癖と、綿密に結合しているので、スイングを直しながら、「構え」と「グリップ」を直していかないと、違和感が強くなりすぎて打てなくなってしまうのです。

 レッスンがとても難しいのは、「スイング」も「構え」も「グリップ」を短期間で、「打ちやすい!」「いいインパクトの音になる!」「距離がでた!」「前より、筋肉の使い方が具体的に感じられるようになった!」などを実感させながら、勢いで直していかないといけない所なのです。

  2ヶ月以上打ちにくかったり、モヤモヤするような修正は、もともと間違えて覚えてしまっている可能性が強いわけですね。昔から日本では、「スイングを直すのは我慢が必要で、半年、1年は我慢」という風潮があったりしますが、それはレッスンのノウハウが確立していないことの表れで時代遅れの考え方です。プロゴルファーでさえも勘違いして、間違ったことを続けてしまい調子が戻らなくなることも、現実として起こっているのです。強かった選手が輝きを失うのは、間違った我慢してしまい、元にも戻せなくなるからです。

 鏡でプロゴルファースイングを真似できないこの1つは、最初から間違えているので、間違えた所から急に正しいテークバックをすることはできないというのが理由です。


 よく考えてみると、変則的な構えから美しいスイングになることはありえませんよね。骨格、筋肉のつきかたも、関係はありますが、自分にとって理想なスイングを求めるうえでは、諦めてはいけません。打ちやすくて、安心感のあるようなスイングに、誰でも修正は可能です。

  ですが、急に本人が納得しないで、強引にスイング動画を撮りながら、こうなってるから、こうなおして!!とレッスンしたところで、拒絶反応が出てしまい打てなくなるだけなのです。急に動画を撮って、これが証拠だから直しなさい!というレッスンをしてしまっているコーチがいるのなら、レッスンとして成り立ってはいないので、レッスンのやり方を考え直す必要があります。本当にいいレッスンというのは、本人に打ちやすい!と言わせなくてはいけないので、様々な観点、知識、コミュニケーションがいることを、コーチとして自覚してください。


 難しい問題を、「家族や、友人を説得して納得してもらう」ことと同じぐらい、スイングの修正を納得してもらうことは難しいということなのです。説得するのが面倒くさいから、コミュニケーションをとらないということは怠慢なだけなのです。

次に、もう1つの鏡を見ながらプロゴルファーのテークバックからダウンスイングを真似することが難しい理由を説明したいと思います。


ーーつづくーー
 
2019年04月29日 06:53

スイングのテークバックを間違えると、、距離が伸びない!?part2

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 ゴルフスイングのなかで、とっても難しい「テークバック」。

 なぜ、正しいテークバックはどれだけ練習しても理解できないのでしょうか?

 敢えて詳しく書くことを、ブログでしなかった理由が今回のテーマで理解していただけると思います。どれだけ練習しても、「テークバック」で悩んでしまうのは、、やはりしっかりとしたスイングコンセプトが無くてはいけません。


 
 上級者の方をレッスンしているときに、鏡の前に立ってもらって、鏡を見ながら、「あなたの理想とするテークバックからインパクトまでを、ゆっくり、スローモーションで私に見せてください。」と、私が言ったとします。そして、実際にボールを打つときと寸分の狂いもなく同じようにできる人は、、全くいません。もし、いるとしたらとんでもないレベルのゴルファーといえます。

  ゆっくり鏡を見ながらスイングを作ることができないのは、テークバックから間違えてしまうからなのですが、その理由を知るとスイングが恐ろしいほど難しい要素をもっていることが分かります。ちなみに、体の固さは関係ありません。固ければ固いなりに正しいスイングフォームがあるからです。

 私自身あまり動画を撮ることはお勧めしていないのですが、動画を撮りたい人は、まずは、正面と後方から鏡でみて、好きなプロゴルファーのスイング連続写真を何度も何度も繰り返し真似をしてください。寸分の狂いもなくです。体が固い人でも、体が動く範囲のなかで真似はできます。

  ここで、気づくことは、ゆっくりで鏡を見ながら立体的に体、腕、クラブ、フェースの向きを、プロゴルファーと同じようにするのは、信じられないほど難しいのです。
 風景を写真のように写実するかのごとく、書道のお手本を見ながら全く同じように書き写すように、体全体でスイングをコピーする。その作業を試みないで、動画を撮ったところで意味はありません。分析のしようがないからです。

 そして、テークバックからダウンスイングを理解するために、絶対に間違えてはいけないこと!それは、テークバックのためにテークバックをするわけでなく、コースで上手に打てるようになるために、ヘッドスピードをあげるために、繊細なタッチでアプローチするためにテークバックするということです。
 アマチュアの方のほとんど、プロゴルファーでさえも、テークバックのためのテークバックになってしまい、スイングのテークバックとダウンスイングでの切り返しで固くなるように練習してしまうのです。

 そこで、ブログのバックナンバーでも説明した「フェースのディレクションチェンジ」というフェースの複雑な動きを、ちゃんと理解しなくては一生、本当のスイングを理解することはできません。テークバックからダウンスイングにかけて、意味のあるように、腕、クラブ、フェースの向きをコントロールすることはプロゴルファーでさえも悩みどころとなります。

 実際のレッスンで、鏡を見ながら手取り足取り、テークバックとダウンを作ってあげると皆、「えっ!こんな感じなの!?」と言うのですが、鏡に映るスイングはプロゴルファーと同じスイングなので、違和感があっても、格好いいと思えれば直そうとする気持ちが湧き出てくるのです。そして、、じゃあ、私の手助け無しでチェックしてくださいというと、、???できないくなる、、なぜなのでしょうか?

ーーつづくーー
2019年04月20日 12:18

ーーお知らせーー 個人レッスンの時間帯の枠が少し空いてきました。

 吉田ゴルフスクールはゴールデンウィークの連休中もお休みなくレッスンを実施しております。
 
 
   個人レッスン、コースレッスンの時間帯の枠少し空きがでてきました。時間帯によっては、ご希望に添えなかったり、レッスンをお待ちいただいておりました方は、ご連絡お待ち申し上げております。

 定期的な曜日、時間帯で受けたい場合ご相談となります。

 ホームページのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。


  日本プロゴルフ協会所属
                    吉田誠吾
2019年04月20日 07:47

スイングのテークバックを間違えると、、距離が伸びない!?

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 マスターズが終わると、、あまりの技術と、パワーと、集中力のレベルの高さに圧倒されて、放心状態になってしまいます。毎年、マスターズロスになるわけです。私も、遊びで300ヤードを飛ばすことはできるのですが、緊張したなかで、難しいコースで飛ばせと言われても、、なかなかできることではありません。私は、176センチで体重が81キロで、ちょうど、セルヒオ ガルシアと同じ体格をしているのですが、ガルシアのような迫力のある球筋はなかなか打てません。ちなみにガルシアと私は同じ年です。ガルシアより、私のほうがお腹が出ているから飛ばないというわけではないのです。

 
 私自身、現在コーチ業に専念しているなかで、スイングがどんどん進化していくことを、自分の体で飛距離実験してもいるのですが、昔より遥かに飛ばせるようになっているのは事実です。そのなかでも、「テークバックの考え方」、スイングの切り返しの時のパワーの生み方が全く変わってきているのを、自分の体で実感して、レッスンにも生かしています。

 体格がよくても、どれだけ練習してもコースで飛ばない、、という人はスイングの癖の限界がきているワケですが、私がレッスンをたくさんこなしているなかでほとんどの人、99%以上の人がテークバックから間違えてしまっていることを痛感しています。本当に飛ばすためのテークバックとはどういうことなのでしょうか?


 マスターズをみていると、誰もが、ドライバーが飛んで曲がらなくなっていることを確認しているはずです。なぜ、アマチュアの人はどれだけ頑張ってもそれが出来ないのでしょうか?けして、体力、体格が原因ではありません。やはり、正しいスイングなら、誰もが一流選手のスイングを垣間見ることは可能なのです。

ーーつづくーー
2019年04月16日 09:03

2019年マスターズ 最終日

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 とうとうタイガーウッズが、、14年ぶりにメジャー優勝しました。最終日はとても面白い展開で、16番ホールまでどうなるかわからない状況でした。全盛期のタイガーと違うのは、ドライバーで攻めることを抑えて、安全なフェードで我慢したことです。いつも思うことなのですが、マスターズに勝ちきる為には、5メーター以内のバーディーチャンスにつけられるか!なのですがよほどのショット力がないといけません。ドライバーで300ヤードのキャリーがでなければ勝負にならないということは、マスターズの凄さを物語っています。

 昨日の雨で、とても速くなるはずのグリーンが、普通のグリーンになったことで、経験のある選手達が読みすぎてしまって、かえってバーディーチャンスが減ってしまったことが、タイガーに勝機を与えたといえます。

 タイガーウッズはこの優勝をきっかけに、勝利数を増やすことでしょう。あと4,5年は現役でいけるはずです。あと、メジャー3勝で、ジャックニクラウスの18勝という記録と並びます。
 
 タイガーはケガの手術をしてから、2億円以上かけてリハビリをしたといわれていますが、今回の優勝賞金2億円で元が取れたことになりますね。ですが、もともとタイガーウッズは全盛期の時に1年で100億円を稼いだ時期もあったので、賞金よりも記録と名誉を求めて現役を続けているわけなのですね。


 一緒に回っていたトニーフィナウ選手は、タイガーウッズの優勝を観てゴルフを始めたということに、タイガーウッズがゴルフの世界でいかに凄い存在なのか分かります。


  それにしても、タイガーウッズのドライバーテイラーメイド「M5」が、、性能が凄く、このドライバーに出会えたことは、14年ぶりにメジャー優勝をしたことの要因の大部分であったはずです。こっそり、私も使ってみたいと思えるほどのドライバーです。

 
 コーチとしての私は、マスターズが終わった後も、どの選手がどのクラブを使用していたのか?最新の道具をどのようなスイングで使いこなしていたのか?を何回も見直して研究したいと思います。
 それにしても、進化し続けるスイングは、想像を越えるほど精密になり、簡素化しています。日本人プロゴルファーが、何故このような一流のスイングに成り得ないのかを、様々な観点から考察し続けなければならないと、メジャー大会を観るたびに痛感させられます。
 世界の一流になるためには18歳の時にトーナメントの試合で上位にくるぐらいでなければいけません。本当に世界で活躍したければ、高校生の頃から海外の7500ヤードのモンスターコースに慣れることが大前提となります。日本人が世界で活躍できないのは、難しいコースが日本に少ないからです。プロを目指す若者は、日本の7200ヤードを越えるコースでドライバーを使用しないで、アンダーパーで回れるようにならなくては話にならないことを、強く理解しておいてください。

  アマチュアの皆さんにも、最新のスイングを取り入れることはできます。もちろん、体力がなければできないこともありますが、参考にできる所がたくさんあると分かれば、ゴルフがいっそう楽しくなることは間違いありません。アマチュアはプロゴルファーとは違うと考えている人は、心がときめくこともなく、残念な考えかたです。

 最近増えてきた、ボウガンのように弓矢を弾くような打ち方は、皆さんにもできるので、よくよく研究して、たくさん練習して、身に付けようとするのも、また、モチベーションを高めることにつながると思います。

 様々な、システムのスイング形態をいつか、皆さんに分かりやすく説明しますね。自分にあったスイングを見極めるには、たくさんのスイング形態があることを理解しなくてはいけません。

 マスターズを観戦すると、どのスイングが一番いいのかいつも迷ってしまいますが、それを研究するのが私の一番の楽しみなのです。ゴルフはとても奥が深いですね。
 
2019年04月15日 03:27

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