上級者編part1:ゴルフがどのように上達していくのかの指標?!
女性は、レディースティーでの「90」を切るレベルからレギュラーティーでの「80」までです。
男性「72」女性「80」よりもいいスコアになると、いよいよ「セミプロ」のレベルとなります。
ちなみに、上記の説明通り、男性はバックティー、女性はレギュラーティーでプレーすることが前提となります。プロゴルファーと同じティーからプレーするのが上級者です。
名門ゴルフ倶楽部では、シングルプレーヤーにならないとバックティーではまわらさせてもらえません。
シングルプレーヤーというのは、ハンディキャップが「9」~「+4」をゴルフ倶楽部または、JGA(日本ゴルフ協会)から認定された人のことを言います。JGAから認定されたハンディキャップは20ラウンドのスコアから算出されるので、シングルハンディになりやすいのですが、ゴルフ倶楽部から認定されるハンディキャップは、ゴルフ倶楽部のなかの月例大会、または、クラブチャンピオンシップ、スクラッチ選手権、理事長杯の大きな倶楽部競技大会で「79」以上を数回出さなくてはいけません。
実は、ゴルフ倶楽部によってシングルプレーヤーに昇格する規定が違うため、名門のチャンピオンコースでシングルプレーヤーになるのはとても難易度が高くなります。また、半年で「79」以下を3回とか、3ヶ月のなかで「79」を2回など、判定基準も異なります。
なので、複数ゴルフ倶楽部の会員権を所有している人でも、このコースではシングルプレーヤーだけど、こっちはなれないといったことも起こりうるのです。(ちなみに、、ハンディキャップ「3」以上になると、更に審査が厳しくなります。もし、まわりに「3」以上の人がいたら、1000ラウンド以上は軽くこなしているはずです。)
このようにシングルプレーヤーになってから、上級者として、レベルが上がっていくということは、並大抵のことではできません。もともと、私の専門分野が競技ゴルフのコーチングなので、上級者以上のレベルのコーチングの難しさを、日々のレッスンのなかで感じています。もっとコーチングのスキルを勉強しなくてはいけないと、レッスンを受けていただいている人と向き合ってレッスンしているといつも思わされます。1人1人違うスイングタイプで、違う体格、違う性格。1人1人に、あった練習メニューを組んでいくということは本当に手間がかかります。
日々レッスンしているなかで、私自身が大切だと思うことを、上級者に対してどうしているのか?を述べていきます。どのような練習の頻度、取り組みかた、メンタル、または、上達するための環境が必要なのでしょうか?
どれだけ練習しても、どれだけラウンドしてもベストスコアが更新できなくなっている上級者は、今回の指標を理解することによって「壁」を破っていただけたらと思います。
ーーつづくーー
2019年07月13日 11:17