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中級者編part1:ゴルフがどのように上達していくのかの指標?!

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 今回から、中級者の上達の指標を説明していきます。ほとんどの人が、立ち止まってしまうレベルがこの中級者レベルです。男性は80をきるまで、女性は90をきるまでを、中級者とします。考えかたや、状況によっては中級者というのは、漠然としているので、敢えて、中級者の定義として、このレベルとします。

 もし、自己流で、中級者を乗り越えて、上級者まで辿り着けるとするならば、ラウンド数を多くした勢い(月に4回以上プレー)で達成するか、とても長い期間を得て悩み抜いたあげくに達成するかのどちらか?!になります。なぜならば、バランスよく練習できずに、良くない癖が強くなると、その癖から起こる、ミスの確率は驚くほど正確に、ミスを誘発します。逆に言えることは、ミスがでるということは、スイング技術が利にかなっていないということになります。

 18ラウンドするなかで、「緊張」「傾斜地からのショット、アプローチ」「疲労」が、必ずといってもいいほど、ダブルボギー以上になってしまうミスは、悪いスイングの癖と相まって、確率通りに出るようになっているからです。振り返ってみると、全部ナイスショットというのは、なかなか無いというのが、現実なのです。

  どのような練習頻度で、どのような練習をすれば、どれぐらいの期間で上級者になれるのでしょうか?

 実は、練習場の練習よりも、コースラウンドの回数のほうが、100を切ってからは重要になります。「傾斜地からのショット」、「アプローチ、パターの距離感」はコースでしか、上達が難しいからです。傾斜地に立った瞬間、練習場でやっていることが、真っ白になってしまうことが、多々あります。
 たとえば、レッスンで、ラウンドをあまりしない人に本番に強くするためには、考え抜いて計算されたドリルを的確な量、期間で、複数することにより、本番で結果が出せるようになります。本番コースの経験が少なくては、そのような計算された練習をすることは不可能です。

 中級者レベルの指標として、「1年~5年」のなかで上級者になるための目標を達成するには、
月に1回のプレーする場合、練習場に週に2、3回。

月に2.3回プレーする場合、練習場に週に1回。

毎週プレーする場合、練習場に月に1.2回。

が、上級者になるという目標を、達成する目安の条件となります。もし、この条件を満たせないのであれば、そのぶん上級者になるための期間は長くなると考えてください。

 あくまで、目安の指標なので、この条件を満たすことができないなら、
*自宅で素振りする。(5分間)
*1日に30分、頭のなかで、自分の練習課題を思い出す。
ことで、補うことができます。とにかく、頭の中からすっかりゴルフのことを忘れてしまう時間を少しでも無くすことがポイントです。

 上達には、多少の努力が必要なのは当たり前です。今回は、あくまで上達したい!という人のためのテーマなので、今現在楽しめている人は、様々な楽しみ方がある訳ですから、楽しみ方を変える必要はないと思います。

 レベルが上がれば上がるほど、利にかなった効率のいいことをしなくては壁は破れません。よほど経験を積んで失敗のなかから学ぶか、いい経験を積んできた人に習うか、どちらかです。人に習う時には、その人がどのような経験をしてきたのか見抜かなくてはいけませんが、それを選ぶのは自分自身です。私のレッスンに来る人で、たくさんのコーチからレッスンを受けてきた人が、変化を求めてレッスンにくる人は少なくありません。そのような人に対しては、その人がどのような努力をしてきたのか考えると、上達できない苦しみから、解き放たれてほしい!と強く思いますし、全身全霊でレッスンをしなくてはレッスンに満足していただけることは難しいのです。
 
 結果につながるように、練習していくには、あるレベルから本当に難しくなります。


  次に、中級者編での、練習のポイントを説明していきたいと思います。

ーーつづくーー



 
2019年07月02日 06:56

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